JP5060929B2 - ファンコンベクタ - Google Patents
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Description
また、本発明の他の目的は、除湿を効率良く安定して行うことができるファンコンベクタを提供することである。
前記除湿手段は、水分を吸収するための除湿剤が充填された除湿ロータと、前記除湿ロータからの高温多湿の気体を低温低湿の気体に再生するための再生用流路と、前記再生用流路における前記除湿ロータの上流側に配設された加熱手段と、前記再生用流路における前記除湿ロータの下流側に配設された凝縮器とを有し、前記除湿ロータは、所定方向に回動されて前記除湿剤によって水分を除湿する吸湿域及び吸着した水分を放出する再生域とを通して移動され、
前記吸入口には、第1の位置と第2の位置との間を移動自在に開閉部材が設けられ、前記第1の位置に位置するときには、前記開閉部材は前記吸入口の第1部分を開放し、前記第2の位置に位置するときには、前記開閉部材は前記吸入口の第2部分を開放し、
暖房運転時には、前記開閉部材が前記第1の位置に位置するとともに、前記熱源機及び前記ファン手段が作動され、前記熱源機からの温熱媒体が前記熱交換器を通して循環され、前記ファン手段によって前記吸入口の前記第1部分から吸入された空気は、前記空気通路を通して流れる間に前記熱交換器により加温され、
除湿運転時には、前記開閉部材が前記第2の位置に位置するとともに、前記除湿手段及び前記ファン手段が作動され、前記除湿手段の前記除湿ロータは、前記吸湿域及び前記再生域を通して移動され、前記再生用流路を通して前記再生域に流れる気体は前記加熱手段によって加熱され、また前記再生域からの気体は前記再生用流路を通して前記凝縮器に流れて気体中の水分が凝縮され、更に前記ファン手段によって前記吸入口の前記第2部分から吸入された空気は、前記熱交換器を通ることなく前記空気流路に流れ、前記吸湿域にて前記除湿ロータにより水分が吸湿されることを特徴とする。
また、本発明の請求項2に記載のファンコンベクタは、吸入口及び吹出口を有するコンベクタ本体と、前記コンベクタ本体内に設けられ、前記吸入口を通して吸入された空気を前記吹出口に導くための空気通路と、前記空気通路に設けられた熱交換器と、前記熱交換器に温熱媒体を供給するための熱源機と、前記吸入口を通して空気を吸入するためのファン手段と、前記空気通路を流れる空気中の水分を除去するための除湿手段と、を備えており、
前記除湿手段は、水分を吸収するための除湿剤が充填された除湿ロータと、前記除湿ロータからの高温多湿の気体を低温低湿の気体に再生するための再生用流路と、前記再生用流路における前記除湿ロータの上流側に配設された加熱手段と、前記再生用流路における前記除湿ロータの下流側に配設された凝縮器とを有し、前記除湿ロータは、所定方向に回動されて前記除湿剤によって水分を吸湿する吸湿域及び吸着した水分を放出する再生域とを通して移動され、
前記吸入口は、前記コンベクタ本体の第1部位に設けられた第1吸入口とその第2部位に設けられた第2吸入口から構成され、前記第1吸入口を通して吸入された空気は前記熱交換器を通って前記空気流路に流れ、前記第2吸入口を通して吸入された空気は前記熱交換器を通ることなく前記空気流路に流れ、
暖房運転時には、前記第1吸入口が開放されるとともに、前記熱源機及び前記ファン手段が作動され、前記熱源機からの温熱媒体が前記熱交換器を通して循環され、前記ファン手段によって前記第1吸入口から吸入された空気は、前記熱交換器及び前記空気通路を通して流れ、前記熱交換器を通して流れる間に加温され、
除湿運転時には、前記第2吸入口が開放されるとともに、前記除湿手段及び前記ファン手段が作動され、前記除湿手段の前記除湿ロータは、所定方向に回動されて前記吸湿域及び前記再生域を通して移動され、前記再生用流路を通して前記再生域に流れる気体は前記加熱手段によって加熱され、また前記再生域からの気体は前記再生用流路を通して前記凝縮器に流れて気体中の水分が凝縮され、更に前記ファン手段によって前記第2吸入口から吸入された空気は、前記熱交換器を通ることなく前記空気流路に流れ、前記吸湿域にて前記除湿ロータにより水分が吸湿されることを特徴とする。
また、本発明の請求項3に記載のファンコンベクタは、吸入口及び吹出口を有するコンベクタ本体と、前記コンベクタ本体内に設けられ、前記吸入口を通して吸入された空気を前記吹出口に導くための空気通路と、前記空気通路に設けられた熱交換器と、前記熱交換器に温熱媒体を供給するための熱源機と、前記吸入口を通して空気を吸入するためのファン手段と、前記空気通路を流れる空気中の水分を除去するための除湿手段と、を備えており、
前記除湿手段は、水分を吸収するための除湿剤が充填された除湿ロータと、前記除湿ロータからの高温多湿の気体を低温低湿の気体に再生するための再生用流路と、前記再生用流路における前記除湿ロータの上流側に配設された加熱手段と、前記再生用流路における前記除湿ロータの下流側に配設された凝縮器とを有し、前記除湿ロータは、所定方向に回動されて前記除湿剤によって水分を吸湿する吸湿域及び吸着した水分を放出する再生域とを通して移動され、
更に、前記空気通路には、第1の状態と第2状態とに切換自在である切換部材が設けられ、前記切換部材は、前記第1の状態にあるときには前記空気流路を流れる空気を前記除湿ロータを通して前記吹出口に導き、前記第2の状態にあるときには前記空気流路を流れる空気を前記除湿ロータを通ることなく前記吹出口に導き、
暖房運転時には、前記切換部材が前記第2の状態に保持されるとともに、前記熱源機及び前記ファン手段が作動され、前記熱源機からの温熱媒体が前記熱交換器を通して循環され、前記ファン手段によって前記吸入口から吸入された空気は、前記除湿ロータを通ることなく前記熱交換器及び前記空気通路を通して流れ、前記熱交換器を通して流れる間に加温され、
除湿運転時には、前記切換部材が前記第1の状態に保持されるとともに、前記除湿手段及び前記ファン手段が作動され、前記除湿手段の前記除湿ロータは、所定方向に回動されて前記吸湿域及び前記再生域を通して移動され、前記再生用流路を通して前記再生域に流れる気体は前記加熱手段によって加熱され、また前記再生域からの気体は前記再生用流路を通して前記凝縮器に流れて気体中の水分が凝縮され、更に前記ファン手段によって前記吸入口から吸入された空気は、前記空気流路及び前記除湿ロータを通して流れ、前記吸湿域にて前記除湿ロータにより水分が吸湿されることを特徴とする。
前記熱源機は、熱媒体を加温するための燃焼バーナと、熱媒体を送給するための送給ポンプとを有し、前記燃焼バーナが作動したときには温熱媒体が前記熱交換器を通して循環され、前記燃焼バーナが非作動のときには冷熱媒体が前記熱交換器を通して循環され、
前記除湿手段は、水分を吸収するための除湿剤が充填された除湿ロータと、前記除湿ロータからの高温多湿の気体を低温低湿の気体に再生するための再生用流路と、前記再生用流路に配設された加熱手段と、を有し、前記再生用流路の特定部位は、前記熱交換器に関連して設けられ、前記除湿ロータは、所定方向に回動されて前記除湿剤によって水分を吸湿する吸湿域及び吸着した水分を放出する再生域を通して移動され、
暖房運転時には、前記熱源機の前記燃焼バーナ及び送給ポンプ並びに前記ファン手段が作動され、前記熱源機の前記燃焼バーナにより生成された温熱媒体が前記熱交換器を通して循環され、前記ファン手段によって前記吸入口から吸入された空気は、前記空気通路を通して流れる間に前記熱交換器により加温され、
除湿運転時には、前記熱源機の前記送給ポンプ、前記除湿手段及び前記ファン手段が作動され、前記熱源機からの冷熱媒体が前記熱交換器を通して循環され、前記除湿手段の前記除湿ロータは、所定方向に回動されて前記吸湿域及び前記再生域を通して移動され、前記再生用流路を通して前記再生域に流れる気体は前記加熱手段によって加熱され、また前記再生用流路を流れる前記再生域からの気体は、前記特定部位を流れる間に前記熱交換器を流れる冷熱媒体の冷熱を利用して凝縮され、更に前記ファン手段によって前記吸入口から吸入された空気は、前記空気流路及び前記除湿ロータを通して流れ、前記吸湿域にて前記除湿ロータにより水分が吸湿されることを特徴とする。
また、本発明の請求項2に記載のファンコンベクタによれば、空気通路を流れるに除湿手段を備えているので、ファンコンベクタに除湿機能を付与し、空気中に含まれる水分を除去することができる。また、暖房運転時には、第1吸入口が開放されるとともに、熱源機及びファン手段が作動される。従って、熱源機からの温熱媒体が熱交換器を通して循環され、ファン手段によって第1吸入口から吸入された空気は、熱交換器及び空気通路を通して流れ、熱交換器を通して流れる間に加温された空気が吹出口から吹き出して室内を暖房することができる。また、除湿運転時には、第2吸入口が開放されるとともに、除湿手段及びファン手段が作動される。従って、除湿手段の除湿ロータは、吸湿域及び再生域を通して移動され、再生用流路を通して再生域に流れる気体は加熱手段によって加熱され、また再生域からの気体は再生用流路を通して凝縮器に流れて気体中の水分が凝縮され、このようにして除湿ロータの凝縮剤の再生が行われる。更に、ファン手段によって第2吸入口から吸入された空気は、熱交換器を通ることなく空気流路に流れ、吸湿域にて除湿ロータにより水分が吸湿され、水分が除去された空気が吹出口から吹き出して室内を除湿することができる。
また、本発明の請求項3に記載のファンコンベクタによれば、空気通路を流れるに除湿手段を備えているので、ファンコンベクタに除湿機能を付与し、空気中に含まれる水分を除去することができる。また、暖房運転時には、切換部材が第2の状態に保持されるとともに、熱源機及びファン手段が作動される。従って、熱源機からの温熱媒体が熱交換器を通して循環され、ファン手段によって吸入口から吸入された空気は、除湿ロータを通ることなく熱交換器及び空気通路を通して流れ、熱交換器を通して流れる間に加温された空気が吹出口から吹き出して室内を暖房することができる。また、除湿運転時には、切換部材が第1の状態に保持されるとともに、除湿手段及びファン手段が作動される。従って、除湿手段の除湿ロータは、吸湿域及び再生域を通して移動され、再生用流路を通して再生域に流れる気体は加熱手段によって加熱され、また再生域からの気体は再生用流路を通して凝縮器に流れて気体中の水分が凝縮され、このようにして除湿ロータの凝縮剤の再生が行われる。更に、ファン手段によって吸入口から吸入された空気は、空気流路及び除湿ロータを通して流れ、吸湿域にて除湿ロータにより水分が吸湿された空気が吹出口から吹き出して室内を除湿することができる。
第1の実施形態
まず、図1を参照して、第1の実施形態のファンコンベクタについて説明する。図1は、第1の実施形態のファンコンベクタを簡略的に示す断面図である。
次に、図2を参照して、第2の実施形態のファンコンベクタについて説明する。図2は、第2の実施形態のファンコンベクタを簡略的に示す断面図である。この第2の実施形態のファンコンベクタでは、除湿手段及び熱源機などに改良が施されている。尚、以下の実施形態において、第1の実施形態と実質上同一の部材には同一の参照番号を付し、その説明を省略する。
次に、図3を参照して、第3の実施形態のファンコンベクタについて説明する。図3は、第3の実施形態のファンコンベクタにおけるコンベクタ本体を簡略的に示す断面図である。この第3の実施形態では、第1の実施形態のものと対比して、コンベクタ本体2B内を流れる空気の流れを切り換えるための切換部材が設けられている。
次いで、図4及び図5を参照して、第4の実施形態のファンコンベクタについて説明する。図4は、第4の実施形態のファンコンベクタにおける開閉部材を第1の位置に位置付けたときの状態を示す簡略断面図であり、図5は、図4のファンコンベクタにおける開閉部材を第2の位置に位置付けたときの状態を示す簡略断面図である。この第4の実施形態では、吸入口に開閉部材を設けて空気流路に吸入される空気の流れを切り換えている。
4,4C 吸入口
6,6C 吹出口
8,8B,8C 空気通路
10 ファン手段
16 熱源機
24,24A 除湿手段
26 除湿ロータ
28 再生用流路
30 凝縮器
32 加熱ヒータ(加熱手段)
34 吸湿域
36 再生域
72 切換部材
88 開閉部材
Claims (6)
- 吸入口及び吹出口を有するコンベクタ本体と、前記コンベクタ本体内に設けられ、前記吸入口を通して吸入された空気を前記吹出口に導くための空気通路と、前記空気通路に設けられた熱交換器と、前記熱交換器に温熱媒体を供給するための熱源機と、前記吸入口を通して空気を吸入するためのファン手段と、前記空気通路を流れる空気中の水分を除去するための除湿手段と、を備えており、
前記除湿手段は、水分を吸収するための除湿剤が充填された除湿ロータと、前記除湿ロータからの高温多湿の気体を低温低湿の気体に再生するための再生用流路と、前記再生用流路における前記除湿ロータの上流側に配設された加熱手段と、前記再生用流路における前記除湿ロータの下流側に配設された凝縮器とを有し、前記除湿ロータは、所定方向に回動されて前記除湿剤によって水分を除湿する吸湿域及び吸着した水分を放出する再生域とを通して移動され、
前記吸入口には、第1の位置と第2の位置との間を移動自在に開閉部材が設けられ、前記第1の位置に位置するときには、前記開閉部材は前記吸入口の第1部分を開放し、前記第2の位置に位置するときには、前記開閉部材は前記吸入口の第2部分を開放し、
暖房運転時には、前記開閉部材が前記第1の位置に位置するとともに、前記熱源機及び前記ファン手段が作動され、前記熱源機からの温熱媒体が前記熱交換器を通して循環され、前記ファン手段によって前記吸入口の前記第1部分から吸入された空気は、前記空気通路を通して流れる間に前記熱交換器により加温され、
除湿運転時には、前記開閉部材が前記第2の位置に位置するとともに、前記除湿手段及び前記ファン手段が作動され、前記除湿手段の前記除湿ロータは、前記吸湿域及び前記再生域を通して移動され、前記再生用流路を通して前記再生域に流れる気体は前記加熱手段によって加熱され、また前記再生域からの気体は前記再生用流路を通して前記凝縮器に流れて気体中の水分が凝縮され、更に前記ファン手段によって前記吸入口の前記第2部分から吸入された空気は、前記熱交換器を通ることなく前記空気流路に流れ、前記吸湿域にて前記除湿ロータにより水分が吸湿されることを特徴とするファンコンベクタ。 - 吸入口及び吹出口を有するコンベクタ本体と、前記コンベクタ本体内に設けられ、前記吸入口を通して吸入された空気を前記吹出口に導くための空気通路と、前記空気通路に設けられた熱交換器と、前記熱交換器に温熱媒体を供給するための熱源機と、前記吸入口を通して空気を吸入するためのファン手段と、前記空気通路を流れる空気中の水分を除去するための除湿手段と、を備えており、
前記除湿手段は、水分を吸収するための除湿剤が充填された除湿ロータと、前記除湿ロータからの高温多湿の気体を低温低湿の気体に再生するための再生用流路と、前記再生用流路における前記除湿ロータの上流側に配設された加熱手段と、前記再生用流路における前記除湿ロータの下流側に配設された凝縮器とを有し、前記除湿ロータは、所定方向に回動されて前記除湿剤によって水分を吸湿する吸湿域及び吸着した水分を放出する再生域とを通して移動され、
前記吸入口は、前記コンベクタ本体の第1部位に設けられた第1吸入口とその第2部位に設けられた第2吸入口から構成され、前記第1吸入口を通して吸入された空気は前記熱交換器を通って前記空気流路に流れ、前記第2吸入口を通して吸入された空気は前記熱交換器を通ることなく前記空気流路に流れ、
暖房運転時には、前記第1吸入口が開放されるとともに、前記熱源機及び前記ファン手段が作動され、前記熱源機からの温熱媒体が前記熱交換器を通して循環され、前記ファン手段によって前記第1吸入口から吸入された空気は、前記熱交換器及び前記空気通路を通して流れ、前記熱交換器を通して流れる間に加温され、
除湿運転時には、前記第2吸入口が開放されるとともに、前記除湿手段及び前記ファン手段が作動され、前記除湿手段の前記除湿ロータは、所定方向に回動されて前記吸湿域及び前記再生域を通して移動され、前記再生用流路を通して前記再生域に流れる気体は前記加熱手段によって加熱され、また前記再生域からの気体は前記再生用流路を通して前記凝縮器に流れて気体中の水分が凝縮され、更に前記ファン手段によって前記第2吸入口から吸入された空気は、前記熱交換器を通ることなく前記空気流路に流れ、前記吸湿域にて前記除湿ロータにより水分が吸湿されることを特徴とするファンコンベクタ。 - 吸入口及び吹出口を有するコンベクタ本体と、前記コンベクタ本体内に設けられ、前記吸入口を通して吸入された空気を前記吹出口に導くための空気通路と、前記空気通路に設けられた熱交換器と、前記熱交換器に温熱媒体を供給するための熱源機と、前記吸入口を通して空気を吸入するためのファン手段と、前記空気通路を流れる空気中の水分を除去するための除湿手段と、を備えており、
前記除湿手段は、水分を吸収するための除湿剤が充填された除湿ロータと、前記除湿ロータからの高温多湿の気体を低温低湿の気体に再生するための再生用流路と、前記再生用流路における前記除湿ロータの上流側に配設された加熱手段と、前記再生用流路における前記除湿ロータの下流側に配設された凝縮器とを有し、前記除湿ロータは、所定方向に回動されて前記除湿剤によって水分を吸湿する吸湿域及び吸着した水分を放出する再生域とを通して移動され、
更に、前記空気通路には、第1の状態と第2状態とに切換自在である切換部材が設けられ、前記切換部材は、前記第1の状態にあるときには前記空気流路を流れる空気を前記除湿ロータを通して前記吹出口に導き、前記第2の状態にあるときには前記空気流路を流れる空気を前記除湿ロータを通ることなく前記吹出口に導き、
暖房運転時には、前記切換部材が前記第2の状態に保持されるとともに、前記熱源機及び前記ファン手段が作動され、前記熱源機からの温熱媒体が前記熱交換器を通して循環され、前記ファン手段によって前記吸入口から吸入された空気は、前記除湿ロータを通ることなく前記熱交換器及び前記空気通路を通して流れ、前記熱交換器を通して流れる間に加温され、
除湿運転時には、前記切換部材が前記第1の状態に保持されるとともに、前記除湿手段及び前記ファン手段が作動され、前記除湿手段の前記除湿ロータは、所定方向に回動されて前記吸湿域及び前記再生域を通して移動され、前記再生用流路を通して前記再生域に流れる気体は前記加熱手段によって加熱され、また前記再生域からの気体は前記再生用流路を通して前記凝縮器に流れて気体中の水分が凝縮され、更に前記ファン手段によって前記吸入口から吸入された空気は、前記空気流路及び前記除湿ロータを通して流れ、前記吸湿域にて前記除湿ロータにより水分が吸湿されることを特徴とするファンコンベクタ。 - 吸入口及び吹出口を有するコンベクタ本体と、前記コンベクタ本体内に設けられ、前記吸入口を通して吸入された空気を前記吹出口に導くための空気通路と、前記空気通路に設けられた熱交換器と、前記熱交換器に熱媒体を供給するための熱源機と、前記吸入口を通して空気を吸入するためのファン手段と、前記空気通路を流れる空気中の水分を除去するための除湿手段と、を備えており、
前記熱源機は、熱媒体を加温するための燃焼バーナと、熱媒体を送給するための送給ポンプとを有し、前記燃焼バーナが作動したときには温熱媒体が前記熱交換器を通して循環され、前記燃焼バーナが非作動のときには冷熱媒体が前記熱交換器を通して循環され、
前記除湿手段は、水分を吸収するための除湿剤が充填された除湿ロータと、前記除湿ロータからの高温多湿の気体を低温低湿の気体に再生するための再生用流路と、前記再生用流路に配設された加熱手段と、を有し、前記再生用流路の特定部位は、前記熱交換器に関連して設けられ、前記除湿ロータは、所定方向に回動されて前記除湿剤によって水分を吸湿する吸湿域及び吸着した水分を放出する再生域を通して移動され、
暖房運転時には、前記熱源機の前記燃焼バーナ及び送給ポンプ並びに前記ファン手段が作動され、前記熱源機の前記燃焼バーナにより生成された温熱媒体が前記熱交換器を通して循環され、前記ファン手段によって前記吸入口から吸入された空気は、前記空気通路を通して流れる間に前記熱交換器により加温され、
除湿運転時には、前記熱源機の前記送給ポンプ、前記除湿手段及び前記ファン手段が作動され、前記熱源機からの冷熱媒体が前記熱交換器を通して循環され、前記除湿手段の前記除湿ロータは、所定方向に回動されて前記吸湿域及び前記再生域を通して移動され、前記再生用流路を通して前記再生域に流れる気体は前記加熱手段によって加熱され、また前記再生用流路を流れる前記再生域からの気体は、前記特定部位を流れる間に前記熱交換器を流れる冷熱媒体の冷熱を利用して凝縮され、更に前記ファン手段によって前記吸入口から吸入された空気は、前記空気流路及び前記除湿ロータを通して流れ、前記吸湿域にて前記除湿ロータにより水分が吸湿されることを特徴とするファンコンベクタ。 - 前記再生用流路の前記特定部位には、水分を凝縮するための凝縮器が設けられ、前記再生用空気流路は、前記除湿ロータからの高温多湿の気体を前記凝縮器に導く第1再生流路と、前記凝縮器からの低温低湿の気体を前記除湿ロータに導く第2再生流路とを有し、前記加熱手段は第2再生流路に配設されており、前記凝縮器は、前記熱交換器を流れる冷熱媒体の冷熱を利用して冷却されることを特徴とする請求項4に記載のファンコンベクタ。
- 前記除湿手段の前記凝縮器は、前記コンベクタ本体の前記空気流路内であって、前記熱交換器と前記除湿ロータとの間に配設されていることを特徴とする請求項4に記載のファンコンベクタ。
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