JP3933343B2 - 空調装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、空調対象域を暖房並びに除湿することができる空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
空調対象域を暖房装置で暖房する場合、熱源として電熱を用いるものは、域内温度の上昇に伴う相対湿度の低下が見られるものの、域内の絶対湿度を低下させて空調対象域を減湿雰囲気にする機能まではなく、又、熱源として燃料を燃焼させるバーナを用いて、空調対象域へ燃焼ガスを供給するものでは、燃焼ガス中に含まれる水分で空調対象域が加湿傾向となる。
従って、空調対象域を暖房するのと並行して、室壁や窓ガラス等域内低温部での結露を防止したり、あるいは、衣類の乾燥を促進するなど、種々の目的で暖房と除湿の両方が望まれる場合がある。
【0003】
従来では、空調対象域を暖房並びに除湿する場合、暖房装置及び除湿装置の両方を設置する必要があった。
【0004】
従来の除湿装置には、図5に示すように、通気可能に構成された吸湿体2を、例えば、その周方向における一部が除湿対象空気の通流する除湿対象空気通流域Adに位置し、他部が再生用気体の通流する再生用気体通流域Arに位置する状態で、回転軸芯P周りに回転されるように設けていた。
又、空調対象域Rの空気を吸気口10から吸気して、除湿対象空気通流域Adを通過させた後、送気口11から空調対象域Rに送気する除湿用送風手段4と、再生用気体を加熱する加熱手段3の加熱作用域、再生用気体通流域Ar、再生用気体を冷却してその再生用気体に含まれる水分を凝縮させて分離する冷却手段Cの冷却作用域の順に通る循環経路Lで、再生用気体を循環させる循環用送風手段5を設けていた。
そして、冷却手段Cにて水分が分離されると共に加熱手段3にて加熱された高温低湿の再生用気体を、除湿対象空気通流域Adに通流させて、吸湿体2を脱湿再生していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来では、空調対象域を暖房並びに除湿する場合、暖房装置と除湿装置の両方が必要となり、利用者の経済的な負担が重い、広い設置スペースが必要となる等の問題があった。
又、除湿装置の運転中は、吸湿体を脱湿再生するために、常時、加熱手段3を加熱作動させる必要があり、吸湿体の脱湿再生のための消費エネルギーが多いという問題もあった。
【0006】
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、暖房及び除湿の両機能を備えると共に、吸湿体の脱湿再生のための消費エネルギーを低減し得る空調装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
〔請求項1記載の発明〕
請求項1に記載の特徴構成は、暖房用加熱手段により空調対象域を暖房する暖房部と、空調対象域を除湿する除湿部とが設けられ、
前記除湿部に、通気可能に構成された吸湿体が、その一部が除湿対象空気の通流する除湿領域となり、他部が再生用気体の通流する再生領域となり、且つ、各部が前記除湿領域と前記再生領域とに順次代わるように設けられ、並びに、
空調対象域から除湿対象空気を吸気して、前記吸湿体の除湿領域を通過させた後に空調対象域に送気する除湿用送風手段と、
前記再生用気体を加熱する再生用加熱手段の加熱作用域、前記再生領域、前記再生用気体を冷却してその再生用気体に含まれる水分を凝縮させて分離する冷却手段の冷却作用域の順に通る循環経路で、前記再生用気体を循環させる循環用送風手段とが設けられ、
前記再生用加熱手段が、前記暖房用加熱手段の生成熱を熱源とする暖房熱源利用加熱部を備えて構成されていることにある。
【0008】
請求項1に記載の特徴構成によれば、暖房部の暖房用加熱手段により、空調対象域を暖房することができる。
除湿部においては、吸湿体の各部が、除湿領域と再生領域とに順次代わりながら、除湿領域においては、通過する除湿対象空気中の水分を吸湿して除湿対象空気を除湿し、再生領域においては、冷却手段にて水分が分離されると共に再生用加熱手段にて加熱された高温低湿の再生用気体の通過により吸湿体が脱湿再生されることにより、空調対象域から吸気した除湿対象空気を除湿して空調対象域に送気することが継続して行われて、空調対象域が除湿される。
従って、空調対象域の暖房並びに除湿の両方を行うことができる。
又、再生用加熱手段は、暖房用加熱手段の生成熱を熱源とする暖房熱源利用加熱部を備えて構成してあるので、暖房用加熱手段の生成熱を用いて吸湿体を脱湿再生することができる。
従って、暖房及び除湿の両機能を備えると共に、吸湿体の脱湿再生のための消費エネルギーを低減し得る空調装置を提供することができるようになった。
【0009】
また、請求項1に記載の特徴構成は、前記再生用加熱手段が、前記暖房熱源利用加熱部とは別に、予備加熱部を備えて構成されていることにある。
【0010】
請求項1に記載の特徴構成によれば、暖房負荷が小さくなって、暖房熱源利用加熱部だけでは、吸湿体を適切に脱湿再生できる程度にまで再生用気体を加熱できないときは、予備加熱部を加熱作動させて、再生用気体を加熱することができるので、適切に吸湿体を脱湿再生することができる。
又、暖房が不要で除湿が必要なとき、例えば、時期的には梅雨期から夏期にかけては、予備加熱部を用いて吸湿体を脱湿再生することができるので、暖房を行わずに除湿のみを行うことができる。
従って、暖房用加熱手段の生成熱を用いて吸湿体を脱湿再生するにしても、暖房負荷の大小にかかわらず適切に吸湿体を脱湿再生できて安定した除湿能力が得られ、しかも、暖房を行わずに除湿のみを行うことできるので、年間を通じて長期にわたって使用できるようになり、利用価値が一層高く、コストパフォーマンスに優れた空調装置を提供することができるようになった。
【0011】
また、請求項1に記載の特徴構成は、前記吸湿体の各部が、前記再生領域となった後、前記冷却手段にて冷却された再生用気体の通流する冷却領域を経由して、前記除湿領域に順次代わるように設けられ、
前記冷却手段が、再生用気体を液状冷却媒体と熱交換させて冷却するように構成され、
前記循環経路における前記冷却手段の冷却作用域から前記再生領域に至る部分が、前記暖房熱源利用加熱部及び前記予備用加熱部のうちの少なくとも前記暖房熱源利用加熱部の加熱作用域を通る暖房時用経路と、前記吸湿体の冷却領域、前記暖房熱源利用加熱部及び前記予備加熱部のうちの少なくとも前記予備加熱部の加熱作用域を順に通る余熱回収用経路とに分岐され、
前記再生用気体が前記暖房時用経路を通流する状態と、前記余熱回収用経路を通流する状態とに切り換える切り換え手段が設けられていることにある。
【0012】
請求項1に記載の特徴構成によれば、暖房と並行して除湿するときは、暖房用加熱手段を加熱作動させ、切換手段を再生用気体が暖房時用経路を通流する状態に切り換える。すると、再生用気体は、暖房熱源利用加熱部の加熱作用域、吸湿体の再生領域、冷却手段の冷却作用域の順に通る循環経路で循環通流して、暖房用加熱手段の生成熱を用いて吸湿体を脱湿再生するので、暖房と並行して、経済的に除湿することができる。
【0013】
除湿のみを行うときは、暖房用加熱手段の加熱作動を停止させ、予備加熱部を加熱作動させ、切換手段を再生用気体が余熱回収用経路を通流する状態に切り換える。すると、再生用気体は、予備加熱部の加熱作用域、吸湿体の再生領域、冷却手段の冷却作用域、吸湿体の冷却領域の順に通る循環経路で循環通流する。
従って、再生用気体は、予備加熱部で加熱されてから吸湿体の再生領域を通流して、吸湿体に再生用の熱を与えて吸湿体を脱湿再生し、更に、冷却手段で冷却されて水分が分離されてから、吸湿体の冷却領域を通過して、吸湿体から再生用の熱の余熱を吸熱する。
又、吸湿体の各部は、再生領域となった後、冷却手段の冷却領域を経由して除湿領域となるので、吸湿体の再生領域となった部分に与えられた再生用の熱は、その部分が除湿領域となる前の冷却領域のときに、再生用気体に吸熱される。
又、冷却手段は、吸湿体の再生領域を通過した再生用気体と液状冷却媒体とを熱交換させることにより、液状冷却媒体に、再生用気体の顕熱(吸湿体脱湿再生用の熱)及び再生用気体に含まれる水分の凝縮熱(除湿対象空気中の水分の凝縮熱に相当する)を吸熱させて、再生用気体を冷却し、再生用気体から水分を凝縮分離する。
【0014】
従って、吸湿体再生用の熱及び除湿対象空気中の水分の凝縮熱を液状冷却媒体に吸熱させること、及び、吸湿体の再生領域となった部分に与えられた再生用の熱を、その部分が除湿領域となる前の冷却領域のときに再生用気体に対して放熱させることの相乗効果により、除湿対象空気中の水分の凝縮熱及び吸湿体再生用の熱が空調対象域に放熱されるのを抑制することができるので、空調対象域内の温度上昇を抑制することができるようになった。特に、除湿が必要とされる梅雨期から夏期にかけては、空調対象域内の温度の上昇を抑制しながら除湿を行うことができるので、好適である。
又、予備加熱部によって再生用気体を通じて吸湿体に与えた再生用の熱の一部を、再生用気体が吸湿体の冷却領域を通流するときに、再生用気体に回収させるので、除湿のみを行う場合においても、吸湿体の脱湿再生のための消費エネルギーを低減することができるようになった。
【0015】
ちなみに、従来の除湿装置では、図5に示すように、冷却手段Cは、再生用気体を除湿対象空気通流域Adに通流させる除湿対象空気と熱交換させて冷却する気体−気体熱交換器27にて構成していた。再生用気体は、加熱手段の加熱作用域、吸湿体の再生領域、気体−気体熱交換器の順に通る循環経路で循環通流する。
従って、従来では、空調対象域から吸気した除湿対象空気と、吸湿体の再生領域を通過した高温高湿の再生用気体とを熱交換させて、除湿対象空気に、再生用気体の顕熱、及び、再生用気体に含まれる水分の凝縮熱を吸熱させて、再生用気体から水分を凝縮分離することになる。
又、高温低湿の再生用空気の通過により再生用の熱が与えられて脱湿再生された吸湿体の再生領域は、次に除湿領域に代わるので、吸湿体の除湿領域を通過する除湿対象空気は、除湿されるものの、吸湿体脱湿再生用の熱の余熱を吸熱することになる。
【0016】
従って、従来では、空調対象域に、除湿対象空気中の水分の凝縮熱及び吸湿体脱湿再生用の熱が放熱されることとなるので、空調対象域は除湿されるものの温度が上昇するという問題があった。特に、除湿が必要とされる梅雨期から夏期にかけては、空調対象域内の温度が上昇して不快な状態となるので、かかる問題が顕著となっていた。ちなみに、空調対象域内の温度は、少なくとも3〜5°C程度は上昇していた。
【0017】
〔請求項2記載の発明〕
請求項2に記載の特徴構成は、前記暖房用加熱手段が、燃料を燃焼させるバーナと、そのバーナの燃焼ガスを空調対象域に供給する暖房用送風手段を備えて構成されていることにある。
【0018】
バーナの燃焼ガス(通常は、燃焼ガスと空気との混合気)を空調対象域に供給して暖房する方式は、暖房において一般的に用いられる方式であるが、この方式では、燃焼ガス中には水分が含まれていて空調対象域が過湿傾向となるので、暖房と並行して除湿を可能とすることに対する要望が強い。
そこで、請求項2に記載の特徴構成によれば、バーナの燃焼ガスを空調対象域に供給して暖房する方式を用いて本発明を実施することにより、暖房及び除湿の両機能を備えると共に、吸湿体脱湿再生のための消費エネルギーが少なくて、市場の要求にマッチした空調装置を提供することができるようになった。
【0019】
〔請求項3記載の発明〕
請求項3に記載の特徴構成は、前記暖房熱源利用加熱部が、前記バーナの生成熱を伝導する熱伝導部を備えて、その熱伝導部の伝導熱を前記再生用気体に放熱するように構成されていることにある。
【0020】
請求項3に記載の特徴構成によれば、バーナの生成熱を熱伝導部を伝導させて再生用気体に放熱して、再生用気体を加熱するので、燃焼ガス中に含まれる水分が再生用気体に与えられることがない。
従って、バーナの燃焼ガスを空調対象域に供給して暖房するといった、一般的な暖房方式を採用しながらも、バーナの燃焼ガス中の水分が再生用気体に与えられて吸湿体の脱湿再生能力が低下する、延いては、除湿能力が低下するといった不具合を回避することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
〔参考実施形態〕
以下、図1及び図3に基づいて、本発明の参考の実施の形態を説明する。
図3に示すように、空調装置は、空調対象域R内に設置して、加熱気体を暖房用吹出し口29から吹出すことにより、空調対象域Rを暖房し、並びに、除湿用吸気口10から空調対象域Rの空気を吸気し、その吸気空気を除湿した後、除湿用吹出し口11から吹出すことにより、空調対象域Rを除湿する。
【0022】
図1に示すように、空調装置は、空調対象域Rを暖房する暖房部W、空調対象域Rを除湿する除湿部D、空調装置の各種制御を司る制御部6、及び、その制御部6に制御情報を指令する操作部30を、筐体1を用いて一体的に組み付けて構成してある。
【0023】
暖房部Wは、暖房部用筐体31内に、ガスバーナ32、ガスバーナ32の燃焼室33、ガスバーナ32の燃焼ガスの案内する燃焼ガス流路34、及び、燃焼用空気を筐体1に形成した燃焼用空気吸気口28から吸気してガスバーナ32に供給し並びにガスバーナ32の燃焼ガスを燃焼ガス流路34を通じて筐体1に形成した暖房用吹出し口29から吹出すように通風作用する暖房用送風機(暖房用送風手段に相当する)35を設けて構成してある。つまり暖房用加熱手段Hwは、ガスバーナ32と暖房用送風機35を備えて構成してある。
図中の38は、空調対象域R内の温度を検出する域内温度センサであり、39は、ガスバーナ32に燃料ガスを供給する燃料ガス供給路である。その燃料ガス供給路39には、ガスバーナ32への燃料ガス供給を断続する開閉弁Va、燃料ガス供給量を調節する比例弁Vcを設けてある。
【0024】
暖房部Wの作用について説明する。
暖房用送風機35を作動させると共に、ガスバーナ32を燃焼させると、ガスバーナ32の燃焼ガスと空気との混合気である加熱気体が暖房用吹出し口29から空調対象域Rに吹出されて、空調対象域Rが暖房される。
【0025】
除湿部Dは、筐体1の内部に、通気可能に構成した吸湿体としての除湿用ロータ2を、その周方向における一部が除湿対象空気の通流する除湿対象空気通流域Adに位置し、他部が再生用気体としての再生用空気が通流する再生用空気通流域Arに位置する状態で回転されるように設けてある。
又、筐体1の内部に、空調対象域Rから除湿対象空気を吸気して、除湿対象空気通流域Adを通過させて除湿した後、空調対象域Rに送気する除湿用送風機4(除湿用送風手段に相当する)と、再生用空気を加熱する再生用加熱部Hd(再生用加熱手段に相当する)の加熱作用域、再生用空気通流域Ar、再生用空気を冷却してその再生用空気に含まれる水分を凝縮させて分離する冷却部C(冷却手段に相当する)の冷却作用域の順に通る循環経路Lで再生用空気を循環させる循環用送風機5(循環用送風手段に相当する)等を設けてある。
【0026】
従って、除湿用ロータ2において、除湿対象空気通流域Ad内に位置する部分が除湿領域2dとなり、再生用空気通流域Ar内に位置する部分が再生領域2rとなり、除湿用ロータ2の各部が除湿領域2dと再生領域2rとに順次代わるようになっている。
【0027】
除湿用ロータ2は、回転軸芯P方向での通気が可能なハニカム状の基材に、吸湿剤(シリカゲルや塩化リチウム等)を保持して構成し、その除湿用ロータ2を、除湿対象空気通流域Ad及び再生用空気通流域Arに跨る状態で、モータ8によって回転軸芯P周りに回転駆動されるように設けてある。
【0028】
除湿対象空気が除湿用ロータ2を回転軸芯Pの方向に通過して通流する除湿対象空気通流域Ad、及び、再生用空気が除湿用ロータ2を回転軸芯Pの方向に通過して通流する再生用空気通流域Arを区画形成する通流域形成部材9を設けてある。
【0029】
筐体1に、空調対象域Rの空気を吸い込む除湿用吸気口10と、吸い込んだ空気を空調対象域Rに吹出す除湿用吹出し口11を形成し、筐体1の内部に、除湿用吸気口10から吸い込まれた空調対象域Rの空気を、除湿対象空気通流域Adを通過してから除湿用吹出し口11から空調対象域Rに吹出されるように案内する除湿用流路12を形成し、除湿用送風機4は、その除湿用流路12に通風作用するように設けてある。除湿用吹出し口11は、除湿空気を上方に吹出すように、筐体1に形成してある。
【0030】
筐体1の内部に、再生用空気を、再生用加熱部Hdの加熱作用域、再生用空気通流域Ar、冷却部Cにおける冷却作用域を順に通る循環経路Lにて通流するように案内する循環用流路13を形成し、循環用送風機5は、その循環用流路13に通風作用するように設けてある。
【0031】
再生用加熱部Hdについて説明を加える。
再生用加熱部Hdは、再生用空気の循環経路Lにおける、冷却部Cの冷却作用域よりも下流側で、再生用空気通流域Arよりも上流側の位置において、循環用流路13を通流する再生用空気を加熱するように設けてある。
再生用加熱部Hdは、ガスバーナ32の生成熱を熱源とする加熱用熱交換器36(暖房熱源利用加熱部に相当する)と、電気ヒータ3(予備加熱部に相当する)とを備えて構成してある。尚、加熱用熱交換器36は、再生用空気の通流方向において、電気ヒータ3よりも上流側に設けてある。
又、加熱用熱交換器36の出口には、加熱用熱交換器36を通過した再生用空気の温度を検出する再生用空気温度センサ37を設けてある。
【0032】
加熱用熱交換器36は、再生用空気が内部を通流するように循環用流路13に接続したケーシング36aと、一端側がガスバーナ32の燃焼室33に接続されると共に燃焼ガス流路34内に位置し、他端側がケーシング36a内に位置して、多数のフィンfを備えた伝熱体(熱伝導部に相当する)36bとから構成してある。つまり、伝熱体36bの一端側を燃焼室33及び燃焼ガスにより加熱することにより、ガスバーナ32の生成熱を伝熱体36bの他端側に伝導させ、他端側でケーシング36a内を通流する再生用空気に対して放熱することにより、再生用空気を加熱する。
【0033】
冷却部Cについて説明を加える。
冷却部Cは、再生用空気を除湿対象空気通流域Adに通流させる除湿対象空気と熱交換させて冷却する気体−気体熱交換部23(以下、空冷式熱交換部と記載する場合がある)、及び、再生用空気を冷却水と熱交換させて冷却する気体−液体熱交換部7(以下、水冷式熱交換部と称する場合がある)を備えて、それら空冷式熱交換部23及び水冷式熱交換部7を用いて再生用空気を冷却するように構成しある。
更に、再生用空気から分離した凝縮水を冷却水として水冷式熱交換部7に供給する凝縮水ポンプ24を備えて構成してある。
【0034】
説明を加えると、冷却部Cは、空冷部形成用筐体41内に、空気供給ヘッダ42と水冷部形成用筐体43を、空気供給ヘッダ42が上方に位置する状態で上下方向に間隔を隔てて配設し、水冷部形成用筐体43内に、隔壁47により、貯水室44及び空気排出兼凝縮水貯留室45を上側から順に上下方向に並ぶ状態で区画形成し、並びに、複数の空気通流管46を、貯水室44を上下方向に貫通して、空気供給ヘッダ42及び空気排出室45夫々に連通接続して設けることにより、構成してある。
【0035】
そして、冷却部Cを、循環用流路13における再生用空気通流域Arから再生用加熱部Hdの加熱作用域に至る部分の途中に、空気供給ヘッダ42に循環用流路13の上流側が連通接続され、空気排出室45に循環用流路13の下流側が連通接続される状態で設けてある。
又、除湿用流路12における除湿対象空気通流域Adよりも上流側部分の途中に、空冷部形成用筐体41を接続して、除湿用流路12を通流する除湿対象空気が空冷部形成用筐体41を通流してから、除湿対象空気通流域Adに供給されるようにしてある。
従って、空冷部形成用筐体41及び空気通流管46により、空冷式熱交換部23を構成し、水冷部形成用筐体43及び空気通流管46により、水冷式熱交換部7を構成してある。
【0036】
空気排出兼凝縮水貯留室45に貯留されている凝縮水を冷却水として貯水室44に供給すべく、空気排出兼凝縮水貯留室45の下部と貯水室44の下部とを凝縮水供給路25にて接続し、その凝縮水供給路25に凝縮水ポンプ24を設けてある。
冷却水排出路15を、貯水室44内の冷却水としての凝縮水をオーバーフロー状態で排出すべく、貯水室44の上部に接続し、排水タンク19を、冷却水排出路15を通じて排出される凝縮水を受けて貯留するように設けてある。
又、空気排出兼凝縮水貯留室45に貯留される凝縮水の水位が設定水位になったことを検出する水位センサ26を設けてある。
【0037】
次に、除湿部Dの作用について説明する。
モータ8を作動させて除湿用ロータ2を回転させ、除湿用送風機4及び循環用送風機5を作動させる。
ちなみに、除湿用ロータ2の回転速度は、例えば、1回/3分間程度に設定する。
すると、除湿用送風機4の通風作用により、空調対象域Rの除湿対象空気が、吸気口10から吸気されて除湿対象空気通流域Ad内を通過し、そこを通過するときに、除湿対象空気に含まれる水分が、除湿対象空気通流域Ad内に位置する除湿用ロータ2に保持されている吸湿剤に吸湿されて除湿され、そのように除湿された除湿空気が、吹出し口11から空調対象域Rに吹出されて、空調対象域Rが除湿される。
【0038】
除湿用ロータ2において、除湿対象空気通流域Adに位置して吸湿した部分が、再生用空気通流域Arに移動すると、高温低湿の再生用空気の通過によって加熱されて、除湿用ロータ2に吸湿されていた水分が放出されて、除湿用ロータ2が脱湿再生される。
そして、除湿用ロータ2において脱湿再生された部分が、除湿対象空気通流域Adへ移動して、そこで除湿対象空気に除湿作用することになる。
【0039】
再生用空気は、循環用送風機5の通風作用により、再生用加熱部Hdの加熱作用域、再生用空気通流域Ar、冷却部Cにおける冷却作用域を順に通る循環経路Lにて循環する。
再生用空気通流域Arを通過して高湿となった再生用空気は、冷却部Cの空気通流管46を通流するときに、空冷部形成用筐体41を通流する除湿対象空気及び貯水室44内の冷却水により冷却され、再生用空気に含まれる水分が凝縮して分離される。冷却部Cにて冷却されて水分が分離された再生用空気は、再生用加熱部Hdにて加熱されて高温低湿状態となって再生用空気通流域Arを通流し、そこで、除湿用ロータ2に対して吸湿作用する。
【0040】
暖房部Wが運転中のときは、加熱用熱交換器36のみで再生用空気を所定の温度に加熱できるときは、電気ヒータ3は停止させ、暖房部Wの暖房負荷が小さくて、加熱用熱交換器36のみでは再生用空気を所定の温度にまで加熱できないときは、電気ヒータ3を加熱作動させて、加熱用熱交換器36と電気ヒータ3の協働で再生用空気を加熱する。暖房部Wが停止中のときは、電気ヒータ3を加熱作動させて、電気ヒータ3により再生用空気を加熱する。
【0041】
冷却部Cで再生用空気から分離された凝縮水は、空気通流管46を流下して、空気排出兼凝縮水貯留室45に貯留される。
そして、水位センサ26が空気排出兼凝縮水貯留室45内の凝縮水の水位が前記設定水位になったことを検出すると、凝縮水ポンプ24を作動させる。すると、空気排出兼凝縮水貯留室45内の凝縮水が貯水室44の下部から供給され、それに伴って、貯水室44内の高温の凝縮水がオーバーフロー状態で冷却水排出路15を通じて排出されるので、貯水室44内の冷却水としての凝縮水の温度が低下する。
【0042】
操作部30には、図示は省略するが、暖房運転を指令する暖房スイッチ、除湿運転を指令する除湿スイッチ、域内空気を攪拌するサーキュレーション運転を指令するサーキュレーションスイッチ、並びに、暖房の目標温度及び除湿の目標湿度等を設定する設定スイッチ等を備えてある。尚、暖房運転、除湿運転及びサーキュレーション運転夫々の単独運転に加えて、暖房運転と除湿運転の並行運転、及び、暖房運転とサーキュレーション運転の並行運転が可能になっている。
制御部6は、水位センサ26、再生用空気温度センサ37及び域内温度センサ38夫々の検出情報、及び、操作部30からの指令情報が入力され、並びに、電気ヒータ3、除湿用送風機4、循環用送風機5、モータ8、凝縮水ポンプ24、暖房用送風機35、開閉弁Va及び比例弁Vc夫々の作動を制御する。
【0043】
制御部6の制御作動について説明する。
暖房スイッチにより暖房運転が指令されると、暖房用送風機35を作動させ、開閉弁Vaを開弁し、図示しない点火プラグを作動させて、ガスバーナ32を燃焼させる。並びに、域内温度センサ38の検出温度が設定スイッチにて設定された暖房目標温度になるように比例弁Vcの開度を調節する。
【0044】
除湿スイッチにより除湿運転が指令されると、モータ8、除湿用送風機4及び循環用送風機5を作動させると共に、再生用空気温度センサ37の検出温度が設定温度以上に維持されるように電気ヒータ3の加熱作動を制御し、並びに、水位センサ26が前記設定水位になったことを検出すると、凝縮水ポンプ24を設定時間の間作動させる。
前記設定時間は適宜設定することができるが、例えば、空気排出室兼凝縮水貯留室45内の凝縮水の略全量を貯水室44に供給することができるような時間に設定する。
【0045】
つまり、暖房部Wが運転されていて、加熱用熱交換器36により再生用空気が前記設定温度以上に加熱されているときは、電気ヒータ3は停止させる。又、再生用空気温度センサ37の検出温度が前記設定温度より低いとき、即ち、暖房部Wが運転されているものの暖房負荷が小さくて、加熱用熱交換器36により再生用空気が前記設定温度以上に加熱されないとき、あるいは、暖房部Wが停止中のときは、再生用空気温度センサ37の検出温度が前記設定温度になるように電気ヒータ3の加熱量を制御する。
【0046】
サーキュレーションスイッチによりサーキュレーション運転が指令されると、除湿用送風機4を作動させる。
暖房運転と並行してサーキュレーション運転を実行すると、空調対象域Rから吸気された空気が除湿用吹出し口11から上方に吹出されて域内空気が攪拌されるので、域内温度分布を小さくすることができる。
【0047】
この空調装置では、空冷式熱交換部23と水冷式熱交換部7の協働により、再生用空気から効率良く水分を凝縮させて分離することができるので、除湿能力を一層向上することができる。
又、冷却水を補給する手間が省けるので、使い勝手が一層良くなる。
【0048】
〔本発明実施形態〕
以下、図2に基づいて、本発明の実施の形態を説明する。
本発明実施形態においては、除湿用ロータ2の回転方向において再生用空気通流域Arよりも下手側で除湿対象空気通流域Adよりも上手側の位置に、冷却部Cにて冷却された再生用空気の通流する冷却用空気通流域Acを設け、除湿用ロータ2は、除湿対象空気通流域Ad、再生用空気通流域Ar及び冷却用空気通流域Acに跨る状態で、モータ8によって回転軸芯P周りに回転駆動されるように設けてある。通流域形成部材9は、除湿用ロータ2の回転方向において、再生用空気通流域Arよりも下流側で除湿対象空気通流域Adよりも上流側に位置に、冷却用空気通流域Acを区画形成するように構成してある。
【0049】
除湿用ロータ2において、冷却用空気通流域Ac内に位置する部分が、冷却部Cにて冷却された再生用空気の通流により除湿用ロータ2が冷却される冷却領域2cとなり、除湿用ロータ2の各部が、再生領域2rとなった後、冷却領域2cを経由して除湿領域2dに順次代わるように構成してある。
【0050】
冷却用空気通流域Acを通過し、且つ、上流端が、冷却部Cの冷却作用域よりも下流側で加熱用熱交換器36の加熱作用域よりも上流側の部分で循環用流路13に接続され、下流端が、加熱用熱交換器36の加熱作用域よりも下流側で電気ヒータ3の加熱作用域よりも上流側の部分で循環用流路13に接続されるバイパス路13bを設けてある。循環用流路13とバイパス路13bとの上流側の接続部には、再生用空気がバイパス路13b側に流れる状態と、循環用流路13側に流れる状態とに切り換える三方弁Vtを設け、循環用流路13及びバイパス路13b夫々には、循環用流路13とバイパス路13bとの下流側の接続部において、一方から他方の上流側への再生用空気の逆流を防止する逆止弁Vdを設けてある。
循環用送風機5は、循環用流路13において冷却部Cの冷却作用域よりも下流側で三方弁Vtよりも上流側の位置に設けてある。
【0051】
従って、循環用流路13において、バイパス路13bにて迂回される部分、即ち、三方弁Vtの設置部分から加熱用熱交換器36の加熱作用域を経由して電気ヒータ3の加熱作用域に至るまでの部分が暖房時用経路Lwに相当し、三方弁Vtの設置部分からバイパス路13b及び電気ヒータ3の加熱作用域を経由して再生用空気通流域Arに至るまでの経路が余熱回収用経路Ldに相当する。又、三方弁Vtが、再生用空気が暖房時用経路Lwを通流する状態(以下、暖房用流路状態と記載する場合がある)と余熱回収用経路Ldを通流する状態(以下、余熱回収流路状態と記載する場合がある)とに切り換える切り換え手段として機能する。
【0052】
又、操作部30には、上記の参考実施形態において設けた各スイッチに加えて、図示は省略するが、除湿運転を単独で実行するときに、余熱回収運転を実行するか否かを切り換える余熱回収スイッチを設けてある。
制御部6は、三方弁Vtの作動も制御する。
【0053】
上記の点以外、即ち、暖房部W、冷却部C及び除湿用流路12等は、上記の参考実施形態と同様に構成してあるので説明を省略する。
【0054】
次に、除湿部Dの作用について説明する。
三方弁Vtを前記暖房用流路状態に切り換えると、上記の参考実施形態と同様に作用する。
三方弁Vtを前記余熱回収流路状態に切り換えると、再生用空気は、電気ヒータ3における加熱作用域、再生用空気通流域Ar、冷却部Cにおける冷却作用域、冷却用空気通流域Acを順に通る循環経路にて循環する。
従って、冷却部Cにて冷却されて水分が分離された再生用空気は、冷却用空気通流域Acを通流して、そこで除湿用ロータ2から脱湿再生用の熱の余熱を吸熱してから、更に、電気ヒータ3にて加熱されて高温低湿状態となって再生用空気通流域Arを通流し、そこで、除湿用ロータ2に対して吸湿作用する。
【0055】
除湿用ロータ2において、除湿対象空気通流域Adに位置して吸湿した部分が、再生用空気通流域Arに移動すると、高温低湿の再生用空気の通過によって加熱されて、除湿用ロータ2に吸湿されていた水分が放出されて、除湿用ロータ2が脱湿再生される。
除湿用ロータ2において、再生用空気通流域Arに位置して再生された部分は、昇温しているが、その部分は、次に冷却用空気通流域Acに移動することにより、冷却部Cでの冷却により除湿並びに降温された低温低湿の再生用空気が通過するので、冷却される。
そして、除湿用ロータ2において再生並びに冷却された部分が、除湿対象空気通流域Adへ移動して、そこで除湿対象空気に除湿作用することになる。
【0056】
従って、除湿用ロータ2脱湿再生用の熱及び除湿対象空気中の水分の凝縮熱を冷却水に吸熱させること、除湿用ロータ2の再生領域2rとなった部分に与えられた再生用の熱を、その部分が除湿領域2dになる前の冷却領域2cのときに再生用空気に対して放熱させることの相乗効果により、空調対象域R内の昇温を効果的に抑制することができる。
【0057】
制御部6の制御作動について説明する。
暖房運転が指令されると、参考実施形態と同様に制御する。
暖房運転の実行中に除湿運転が指令されたり、除湿運転の実行中に暖房運転が指令されたりして、除湿運転と暖房運転を並行して実行するときは、三方弁Vtを前記暖房流路状態に切り換え、その他は参考実施形態と同様に制御する。
従って、ガスバーナ32の生成熱を除湿用ロータ2の脱湿再生用の熱として利用して、除湿運転が実行される。
【0058】
除湿運転を単独で実行するときに、操作部30の余熱回収スイッチがオフのときは、三方弁Vtを前記暖房流路状態に切り換え、余熱回収スイッチがオンのときは、三方弁Vtを余熱回収流路状態に切り換え、その他は参考実施形態と同様に制御する。但し、余熱回収スイッチがオンのときは、電気ヒータ3は、再生用空気の温度が前記設定温度以上になるように予め設定した加熱量で加熱作動させる。
余熱回収スイッチがオフのときは、再生用空気は冷却用空気通流域Acを通流しないため、冷却用空気通流域Acでの除湿用ロータ2脱湿再生用の熱の余熱吸熱が実行されず、除湿用ロータ2脱湿再生用の熱の余熱が除湿空気によって空調対象域Rに放熱されるので、空調対象域Rが加温傾向になる。
余熱回収スイッチがオンのときは、再生用空気は冷却用空気通流域Acを通流するため、冷却用空気通流域Acにおいて除湿用ロータ2から脱湿再生用の熱の余熱が再生用空気により吸熱されるので、空調対象域Rへの除湿用ロータ2再生用の熱の放熱が抑制される。
従って、除湿運転を単独で行う場合、使用者は、余熱回収を実行して空調対象域Rの温度上昇を抑制するのか、あるいは、余熱回収を実行せずに空調対象域Rを加温傾向にするのかを適宜選択することができるので、一層快適な空調を実行することができる。
【0059】
〔別実施形態〕
次に別実施形態を説明する。
(イ) 暖房熱源利用加熱部の具体構成は、上記の各実施形態において例示した加熱用熱交換器36に限定されるものではない。例えば、ガスバーナ32の燃焼ガスの一部を再生用空気に混合させて再生用空気を加熱する構成でも良い。
予備加熱部の具体構成は、上記の実施形態において例示した電気ヒータ3に限定されるものではない。例えば、ガスバーナでも良い。
【0060】
(ロ) 上記の参考実施形態において、暖房運転の単独運転が指令されたときは、除湿用送風機4も作動させる制御構成として、暖房運転を指令すると自動的にサーキュレーション運転が実行されるようにしても良い。
【0061】
(ハ) 上記の参考実施形態において、予備加熱部としての電気ヒータ3を省略することができるが、電気ヒータ3を設置する方が、暖房シーズン以外の時期でも除湿が行えるので好ましい。
【0062】
(ニ) 循環用流路13に対するバイパス路13bの下流端の接続箇所は、上記の本発明実施形態においては、加熱用熱交換器36の加熱作用域よりも下流側で電気ヒータ3の加熱作用域よりも上流側の部分としたが、これに代えて、加熱用熱交換器36の加熱作用域よりも上流側の部分にしても良い。
【0063】
(ホ) 吸湿体2を、その一部が除湿対象空気の通流する除湿領域2dとなり、他部が再生用気体の通流する再生領域2rとなり、且つ、各部が除湿領域2dと再生領域2rとに順次代わるように設けるための具体構成は、上記の実施形態において例示した構成に限定されるものではない。
例えば、吸湿体2を固定して設けるとともに、吸湿体2を2つ以上の領域に区分する。そして、除湿対象空気が通流する領域と再生用加熱部Hdにて加熱された再生用空気が通流する領域が同時に存在する状態で、ダンパ等により、各領域について、除湿対象空気と再生用加熱部Hdにて加熱された再生用空気とを順次通流させるように切り換える。つまり、除湿対象空気が通流する領域が除湿領域2dとなり、再生用加熱部Hdにて加熱された再生用空気が通流する領域が再生領域2rとなる。
【0064】
又、冷却領域2cを設ける場合は、吸湿体2を3つ以上の領域に区分する。そして、再生用加熱部Hdにて加熱された再生用空気が通流する領域と、冷却部Cにて冷却された再生用空気が通流する領域と、除湿対象空気が通流する領域とが同時に存在する状態で、ダンパ等により、各領域について、再生用加熱部Hdにて加熱された再生用空気、冷却部Cにて冷却された再生用空気、除湿対象空気を記載順に順次通流させるよう切り換える。つまり、再生用加熱部Hdにて加熱された再生用空気が通流する領域が再生領域2rとなり、冷却部Cにて冷却された再生用空気が通流する領域が冷却領域2cとなり、除湿対象空気が通流する領域が除湿領域2dとなる。
【0065】
(ヘ) 上記の各実施形態において、凝縮水を水冷式熱交換部7に冷却水として供給する構成を設ける場合について例示したが、これに代えて、凝縮水は排水するようにして、別途、冷却水を水冷式熱交換部7に供給する構成を設けてもよい。
又、排水タンク19を省略して、冷却水排出路15を通じて直接排水しても良い。
【0066】
(ト) 上記の参考実施形態において、水冷式熱交換部7を省略して、冷却部Cを、再生用空気を除湿対象空気通流域Adに通流させる除湿対象空気と熱交換させて冷却する空冷式熱交換部23のみで構成しても良い。
又、上記の本発明実施形態において、空冷式熱交換部23を省略して、冷却部Cを水冷式熱交換部7のみにて構成しても良い。
【0067】
(チ) 上記の各実施形態においては、空冷式熱交換部23及び水冷式熱交換部7を、空冷式熱交換部23が水冷式熱交換部7よりも上流側に位置する状態で循環用流路13に設ける場合について例示したが、図4に示すように、水冷式熱交換部7が空冷式熱交換部23よりも上流側に位置する状態で循環用流路13に設けてもよい。この場合は、上流側に位置する水冷式熱交換部7で先に、再生用空気を冷却するので、上記の各実施形態に比べて、除湿用ロータ2再生用の熱、及び、除湿体対象空気中の水分の凝縮熱が除湿対象空気に放熱されるのを抑制することができる。従って、空調対象域Rの昇温を一層抑制することができる。
【0068】
水冷式熱交換部7は、貯水室51と、その貯水室5を上下方向に貫通する状態で設けた複数の空気通流管52にて構成してある。
空冷式熱交換部23は、除湿対象空気を通流させる除湿対象空気通流室53と、その除湿対象空気通流室53を上下方向に貫通する状態で設けた複数の上流側空気通流管54と、その除湿対象空気通流室53を上下方向に貫通する状態で設けた複数の下流側空気通流管55にて構成してある。
【0069】
水冷式熱交換部7の空気通流管52の上端開口に連通する空気供給室56、水冷式熱交換部7の空気通流管52の下端開口と空冷式熱交換部23の上流側空気通流管54の下端開口とを連通すると共に凝縮水を貯留する凝縮水貯留室57、上流側空気通流管54の上端開口と下流側空気通流管55の上端開口とを連通する連通室58、下流側空気通流管55の下端開口に連通すると共に、凝縮水貯留室57の上方に位置して、底部に凝縮水貯留室57に連通する連通開口59aを備えた空気排出室59を設けてある。
図4中の50は、空気排出室59の連通開口59aを開閉するフロートであり、このフロート50は、空気排出室59の凝縮水の貯留量が所定量以下のときは、連通開口59aを閉じ、所定量を越えると浮いて連通開口59aを開くようになっていて、再生用空気が凝縮水貯留室57に流入するのを防止しながら、空気排出室59の凝縮水を凝縮水貯留室57へ移すように構成してある。
【0070】
そして、循環用流路13の上流側を空気供給室56に接続し、循環用流路13の下流側を空気排出室59に接続して、再生用空気が、空気供給室56、水冷式熱交換部7の空気通流管52、凝縮水貯留室57、空冷式熱交換部23の上流側空気通流管54、連通室58、下流側空気通流管55、空気排出室59を順に通流するように構成してある。
又、除湿用流路12における除湿対象空気通流域Adよりも上流側部分の途中に、除湿用空気通流室53を接続して、除湿用流路12を通流する除湿対象空気が除湿用空気通流室53を通流してから、除湿対象空気通流域Adに供給されるようにしてある。
【0071】
凝縮水貯留室57の下部と貯水室51の下部とを凝縮水供給路25にて接続し、凝縮水貯留室57に貯留されている凝縮水を冷却水として水冷式熱交換部7に供給すべく、その凝縮水供給路25に凝縮水ポンプ24を設けてある。
冷却水排出路15は、貯水室51内の冷却水としての凝縮水をオーバーフロー状態で排出すべく、貯水室51の上部に接続してある。
又、凝縮水貯留室57に貯留される凝縮水の水位が設定水位になったことを検出する水位センサ26を設けてある。
【0072】
(リ) 暖房用加熱手段Hwの具体構成としては、上記の各実施形態において例示したガスバーナ32を備える構成に限定されるものではなく、灯油バーナなどの液体燃料バーナや、電気ヒータを備える構成でも良い。暖房熱源利用加熱部は、暖房用加熱手段Hwの具体構成に応じて、その暖房用加熱手段Hwの生成熱を熱源とするように構成することができる。
【0073】
(ヌ) 吸湿体の具体構成は、上記の実施形態において例示した構成に限定されるものではない。
例えば、通気可能な多孔状体を基材として、その多孔状体に吸湿剤を保持させる構成でも良い。
あるいは、吸湿剤そのものを、通気可能な多孔状に成形する構成としても良い。
吸湿剤は、空気中の水分を吸着するシリカゲル、活性アルミナ、合成ゼオライト、活性炭等の吸着剤、あるいは、空気中の水分を吸収する塩化リチウムや塩化カルシウム等の吸収剤を初め、吸湿性を有し、且つ、再生用気体による脱湿再生が可能なものであれば種々のものを採用することができる。
【0074】
(ル) 再生用気体としては、空気以外のものを使用しても良い。又、液状冷却媒体としては、水以外のものを使用しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 参考実施形態にかかる空調装置の全体構成を示すブロック図
【図2】 本発明実施形態にかかる空調装置の全体構成を示すブロック図
【図3】 空調装置の外観図
【図4】 別実施形態にかかる冷却部の構成を示す縦断面図
【図5】 従来の除湿装置の全体構成を示すブロック図
【符号の説明】
2 吸湿体
2c 冷却領域
2d 除湿領域
2r 再生領域
3 予備加熱部
4 除湿用送風手段
5 循環用送風手段
32 バーナ
35 暖房用送風手段
36 暖房熱源利用加熱部
36b 熱伝導部
C 冷却手段
D 除湿部
L 循環経路
Ld 余熱回収用経路
Lw 暖房時用経路
Hd 再生用加熱手段
Hw 暖房用加熱手段
R 空調対象域
Vt 切り換え手段
W 暖房部
Claims (3)
- 暖房用加熱手段により空調対象域を暖房する暖房部と、空調対象域を除湿する除湿部とが設けられ、
前記除湿部に、通気可能に構成された吸湿体が、その一部が除湿対象空気の通流する除湿領域となり、他部が再生用気体の通流する再生領域となり、且つ、各部が前記除湿領域と前記再生領域とに順次代わるように設けられ、並びに、
空調対象域から除湿対象空気を吸気して、前記吸湿体の除湿領域を通過させた後に空調対象域に送気する除湿用送風手段と、
前記再生用気体を加熱する再生用加熱手段の加熱作用域、前記再生領域、前記再生用気体を冷却してその再生用気体に含まれる水分を凝縮させて分離する冷却手段の冷却作用域の順に通る循環経路で、前記再生用気体を循環させる循環用送風手段とが設けられ、
前記再生用加熱手段が、前記暖房用加熱手段の生成熱を熱源とする暖房熱源利用加熱部を備えて構成され、
前記再生用加熱手段が、前記暖房熱源利用加熱部とは別に、予備加熱部を備えて構成され、
前記吸湿体の各部が、前記再生領域となった後、前記冷却手段にて冷却された再生用気体の通流する冷却領域を経由して、前記除湿領域に順次代わるように設けられ、
前記冷却手段が、再生用気体を液状冷却媒体と熱交換させて冷却するように構成され、
前記循環経路における前記冷却手段の冷却作用域から前記再生領域に至る部分が、前記暖房熱源利用加熱部及び前記予備用加熱部のうちの少なくとも前記暖房熱源利用加熱部の加熱作用域を通る暖房時用経路と、前記吸湿体の冷却領域、前記暖房熱源利用加熱部及び前記予備加熱部のうちの少なくとも前記予備加熱部の加熱作用域を順に通る余熱回収用経路とに分岐され、
前記再生用気体が前記暖房時用経路を通流する状態と、前記余熱回収用経路を通流する状態とに切り換える切り換え手段が設けられている空調装置。 - 前記暖房用加熱手段が、燃料を燃焼させるバーナと、そのバーナの燃焼ガスを空調対象域に供給する暖房用送風手段を備えて構成されている請求項1記載の空調装置。
- 前記暖房熱源利用加熱部が、前記バーナの生成熱を伝導する熱伝導部を備えて、その熱伝導部の伝導熱を前記再生用気体に放熱するように構成されている請求項2記載の空調装置。
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