JP4591355B2 - 除湿空調システム - Google Patents

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Description

本発明は、デシカント空調機を基本とし、その空気加熱・冷却手段としてヒートポンプを備えた除湿空調システムに関する。
本発明に関わる除湿空調システムとしては、例えば下記特許文献1に記載の技術が挙げられる。本文献には、冷媒回路すなわちヒートポンプと吸放湿手段としてのデシカントロータを備え、除湿対象空気を前記ヒートポンプの放熱器で加熱し、この空気を前記デシカントロータの放湿領域で加湿し、この空気を前記ヒートポンプの吸熱器で冷却しさらに前記デシカントロータの吸湿領域において除湿する構成となっている。また本公知例では、ヒートポンプの冷媒は放熱器において超臨界圧力にて放熱を行い、冷媒には二酸化炭素を用いている。
また本発明で用いるヒートポンプサイクルに関する背景技術としては、下記特許文献2および非特許文献1が挙げられる。これら文献には、高圧冷媒の熱によって低圧冷媒が蒸発及び加熱を受けるようになっている付加的熱交換器、すなわち内部熱交換器を設置して能力の増大を図った超臨界蒸気圧縮サイクルが開示されている。
特開2005−34838 図1 特公平7−18602 第2図 NEDO平成13年度調査報告書51401011−0−1 二酸化炭素冷媒等を使用した応用機器に関する調査 p.105
上記特許文献1の従来技術では、一般的な空調に用いる除湿装置を対象にしているため、ヒートポンプで加熱する再生用空気に外気を用いている。ところが、低湿度、低露点環境が必要な場合には、デシカントロータにパージゾーンを設けたいわゆるパージ型デシカント除湿機が用いられ、この場合ヒートポンプで加熱する再生用空気には、ロータのパージすなわち冷却に用いた空気を用いるが、この空気は外気よりも温度が高いためにヒートポンプからの放熱が不十分となって冷却COPが低下し、消費電力が増大するという課題が生じる。
さらに上記特許文献1の従来技術では、外部から取り入れた空気をヒートポンプの放熱部を用いて加熱し、デシカントロータの再生を行っているが、外気条件の変動に対する配慮がされていないため、再生温度やそれに伴う給気の湿度が季節によって大きく変動すると共に、加熱量と冷却熱量の配分がヒートポンプサイクルによって決定するために、外気変動に対する対応が難しいという課題があった。また、再生用空気の加熱をヒートポンプの放熱部のみで行っているため、再生空気温度の上限が低く、除湿能力もこれに制限されるという課題があった。
さらに上記特許文献1の従来技術では、ヒートポンプの冷媒に地球温暖化係数の小さい二酸化炭素を用い、再生空気の加熱を超臨界圧力にて行うとしているが、二酸化炭素をヒートポンプの冷媒に用いて再生用空気の高温加熱を行う場合は、高温を得るために、圧縮機において冷媒を高圧に圧縮する必要が生じ、圧縮機の断熱効率や体積効率が低下して消費エネルギーやヒートポンプ装置の容量の増大を招くという課題があり、上記従来技術ではこの点に対する配慮がされていない。
なお上記特許文献2の従来技術では、圧縮比の低減によってもたらされる圧縮機の断熱効率の向上および消費エネルギーの低減、この効果に対して内部熱交換器の設置が大きな役割を果たす点については言及していない。
本発明の目的は、低露点環境用に用いるヒートポンプを用いたデシカント除湿システムの消費電力低減、外気変動に対する安定した給気の実現にある。また本発明の他の目的は、二酸化炭素などを冷媒とした放熱部の冷媒が超臨界圧力となるヒートポンプを空気の加熱および冷却に用いる場合に、圧縮機出口における冷媒圧力、圧縮比を低減して圧縮機の断熱効率を向上し、除湿空調システムの消費電力を低減することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る除湿空調システムは、再生空気の加熱および給気の冷却にヒートポンプを用いるとともに、このヒートポンプサイクルに、再生空気の加熱を行う放熱器に加えて、外部の冷却媒体によって高圧側の冷媒を冷却する放熱手段を設けたものである。
本発明に係る除湿空調システムによれば、ヒートポンプを用いて再生空気を加熱するので、電気ヒータのみを用いて加熱した場合に対して消費電力が減少し、外部への放熱手段によりヒートポンプの冷却効率が上昇することにより、消費電力をさらに減少させることができる。
以下、本発明の一実施例について図面を用いて説明する。
図1、図2および図3を用いて実施例1を説明する。図1は本実施例に係る除湿空調システムの全体系統図である。図2は本実施例で用いるヒートポンプサイクルを温度−エンタルピー線図上に表した図である。図3は本実施例に係る除湿空調システムの消費エネルギーおよびその内訳を類似のシステムと比較したグラフである。
図1に示すように除湿空調システムは、デシカント除湿ロータ10、ヒートポンプ30、電気ヒータ70、冷凍機80およびこれらに処理空気およびデシカント再生空気を通風させるダクトおよびファンなどから構成されている。
除湿ロータ10は、処理空気の湿分を吸着して除湿を行う処理ゾーン11と、高温の再生空気でロータから湿分を脱着する再生ゾーン12と、再生ゾーンで温度上昇したロータを、処理空気の一部を分岐して冷却するパージゾーン13を順次回転することによって除湿を行う。なお除湿ロータ10には、シリカゲルやゼオライト等の除湿部材が保持される。
ヒートポンプ30は、冷媒ガスを超臨界状態まで圧縮して温度上昇させる圧縮機31と、圧縮機31で超臨界圧力に圧縮され高温となった冷媒を用いてロータ再生用空気95を加熱する空気加熱器32と、空気加熱器32で温度低下した冷媒を放熱用外気99でさらに冷却する外気放熱器33と、外気加熱器33から出た冷媒を超臨界状態から二相域に減圧する減圧弁34と、二相になった冷媒の冷媒液の蒸発などによって処理空気すなわち図示しない低露点室内からの還気94と導入した外気を冷却する空気冷却器35、36およびこれらを結ぶ冷媒配管37などから構成されている。
さらにダクトの各所には、ヒートポンプ30の容量制御を行うための温度センサ39と、電気ヒータ70の制御を行うためにロータ再生用空気95の温度を検出する温度センサ79と、冷凍機80の発停を含む運転制御を行うために冷凍機80に設けられた直膨式冷却コイル81を通過した後の導入外気91の温度を測定する温度センサ89が設けられている。
次に本実施例に係る除湿空調システムの基本的な動作について説明する。除湿空調システムでは、給気用として導入した外気91を最初に冷凍機80に設けられた直膨式冷却コイル81で予備冷却する。さらに、予備冷却された外気はヒートポンプ30の空気冷却器36で冷却された後、低露点室内からの還気94をヒートポンプの空気冷却器35で冷却した空気と合流する。この合流した空気は、一部が分岐してパージ空気92としてパージゾーン13に導かれ、残りは処理ゾーン11に導かれて湿度を下げた後、給気として図示しない低露点室に導かれる。
一方、パージ空気92は、パージゾーン13で除湿ロータ10を冷却する。これにより、パージ型デシカント除湿機の特徴としてよく知られているように、十分に冷却された領域のみから給気を行い、結果として非常に湿度の低い給気を得ることができる。除湿ロータ10を冷却して温度上昇したパージ空気92は、再循環再生空気96と合流して再生空気となり、さらにヒートポンプ30の空気加熱器32、電気ヒータ70で順次加熱された後に再生ゾーン12に導かれて再生すなわち除湿ロータ10からの水分の脱着除去を行う。
再生ゾーン12からの再生空気95は、上記のように一部が分岐して再循環再生空気96としてパージ空気92と合流し、残りは除湿ロータ10から除去した水分とともに排気97として機外に排出される。
次に、このときのヒートポンプ30の動作について図2を用いて説明する。本実施例ではヒートポンプ30の作動媒体として二酸化炭素を用いており、図2における記号A〜Fは図2に示した温度―エンタルピー線図上における冷媒の状態を示しており、曲線(細線)Hは飽和線を表している。
圧縮機31で超臨界圧力に圧縮された冷媒は、温度上昇して状態Aとなり、空気加熱器32に導かれる。空気加熱器32では、冷媒が温度降下しながら再生空気97を加熱して状態Bとなり、外気放熱器33へ導かれる。外気放熱器33において、導入される放熱用外気99は空気加熱器32に流入する再生空気よりも温度が低いため、冷媒はさらに温度降下して状態Cとなる。その後、冷媒は膨張弁34に導かれて減圧し、冷媒液と冷媒蒸気からなる二相状態である状態Dとなって、空気冷却器35、36において、冷媒液の蒸発潜熱によって室内還気94、導入した外気91をそれぞれ冷却する。空気冷却器36内では全ての冷媒液が蒸発して飽和線上の状態Eとなり、さらに外気91との熱交換によって過熱蒸気の状態Fとなった後に、圧縮機31に吸引されて再び圧縮される。
なお、実際には各熱交換器内では圧力損失があるが、図2ではその影響を省略して状態A、B、Cを超臨界領域の等圧線上に示し、状態D、E、Fを二相域およびガス域の等圧線上に示している。
次に本実施例に係る除湿空調システムの運転制御について説明する。本実施例においてヒートポンプ30は、空気加熱器32において再生空気95が回収可能な最大熱量に基づいて能力および冷媒循環量の上限が設定されている。従って、外気温度が高い場合などには冷却能力が不足することが考えられ、これに備えて冷凍機80が設置されている。この冷凍機80は、冷凍機によって冷却された外気の温度を計測する温度センサ89の出力に基づいて制御される。
外気温度が高い場合には、温度センサ89によって計測される空気温度が略一定値となるように冷凍機80が制御される。この空気温度の値は、ヒートポンプ30が、空気加熱器32において再生空気95が回収可能な最大熱量を供給できるような運転状態における、ヒートポンプ30の冷却能力に対応して決められている。
外気温度が低い場合には、冷却負荷が小さくなり、ヒートポンプ30の冷却能力のみで外気91および室内還気94の冷却を十分賄えるため冷凍機80の運転を停止する。なおこの場合、ヒートポンプ30の運転を停止することは、空気加熱器32の加熱量がゼロとなって電気ヒータ70の消費電力が増大するため、好ましくない。本実施例では、温度センサ89で計測される空気温度が所定の値よりも低くなると冷凍機80の運転を停止し、この空気温度が再び上昇して前記所定の値に一定の動作隙間(ヒステリシス)を加えた値を上回ると冷凍機80の運転を再開する。
ヒートポンプ30は、空気冷却器35、36でそれぞれ冷却された室内還気94と外気91が混合した後の処理空気温度を計測する温度センサ39の出力に基づいて制御される。このとき、空気冷却器35の入口における室内還気94の温度はほぼ一定であり、空気冷却器36の入口における外気91の温度は上述のように冷凍機80によって一定温度以下に維持されているので、温度センサ39によって計測される処理空気の温度はヒートポンプ30の容量制御の範囲内でほぼ一定値に制御される。なお、この値は除湿空調システムから低露点室へ供給する給気の仕様から決定する。
外気温度が低く、冷凍機80が前記制御動作によって停止している状態では、上述のようにヒートポンプ30を容量制御することにより混合空気の温度をほぼ一定に維持するため、これに伴って、空気加熱器32における空気加熱量も変化する。この変化に対しては、電気ヒータ70から除湿ロータ10の再生ゾーン12へ向う再生空気の温度を検出する温度センサ79の出力に基づいて電気ヒータ70による加熱量を制御することにより、再生空気の温度を所定の値に維持して、処理ゾーン11における除湿能力を維持する。
以上説明したように本実施例では、ヒートポンプサイクルの吸熱部すなわち蒸発器を処理空気の冷却源、放熱部を再生空気の加熱源として用いることにより、電気ヒータ70の負荷を低減するなどの作用によって消費エネルギーの低減を図っている。また、外気放熱器33を設けたことにより、冷媒である二酸化炭素がヒートポンプサイクルの放熱部で再生空気95を加熱して状態Bとなった後に、放熱用外気99でさらに放熱して状態Cまで温度低下する。すなわち、空気冷却器35,36における冷却能力が図2における状態D−状態F間のエンタルピー差であるQEとなっている。この冷却能力は外気放熱器33を用いない場合と比較すると、外気放熱器33を用いない場合には、冷媒が状態Bから減圧されて状態D’となり、冷却能力が状態D’−状態F間のエンタルピー差であるQE’となる。このため、外気放熱器33の設置によって単位冷媒流量当りの冷却能力が(QE−QE’)の分だけ増加し、圧縮機31に投入する電気エネルギーが低減されたことがわかる。あるいは、上記冷却能力の増加分によって予備冷却用の冷凍機80の冷却負荷が軽減されて、除湿空調システム全体の省エネルギーを図ることが可能となる。
また本実施例では、空気冷却器35、36で冷却された処理空気の温度に基づいてヒートポンプ30の容量制御を行うことにより、除湿ロータ10の処理ゾーン11に流入する空気の温度が安定して、結果として低露点空気の供給を安定して行うことが可能となる。
また本実施例では、電気ヒータ70を設置しているので、再生空気95をヒートポンプで加熱可能な最高温度以上に加熱することができる。これにより、ロータ再生時に除湿部材の湿分が少なくなるため、例えば−50℃などの低露点空気の供給が可能となる。さらに、この電気ヒータ70によって加熱された再生空気の温度を検出する温度センサ79を設け、この再生空気の温度が一定値となるように電気ヒータ70の加熱量を制御する。これにより、ヒートポンプ30の運転状態が変化した場合でも再生空気の温度を安定させて処理ゾーン11での除湿能力を確保し、上記低露点空気の供給を安定して行うことが可能となる。
また本実施例では、導入した外気91を冷却する冷凍機80を設置して、ヒートポンプ30による冷却能力の不足分を補う構成としている。このため、空気加熱器32での加熱量、すなわち再生空気95が温度上昇する際に回収可能な熱量に対応させてヒートポンプ30のサイクルの容量を設定することができる。従って、放熱部においてヒートポンプ30の加熱能力が過剰となることによるエネルギーの利用効率の低下を防止できる効果がある。
この効果について、図3を用いて説明する。図3は、本実施例に係る除湿空調システムにおける空気の加熱と冷却に要するエネルギーを他の方式と比較したものである。(1)〜(3)の各方式は以下のような構成である。構成(1)は除湿システムにおける再生空気の加熱を全て電気ヒータ70で行い、処理空気の冷却を全て冷凍機80で行い、ヒートポンプ30を用いない場合を表している。次に構成(2)は処理空気の冷却を全てヒートポンプ30の蒸発器で行い、再生空気の加熱はヒートポンプ30の放熱部と電気ヒータ70によって行い、冷凍機80は用いない場合である。
構成(3)は本実施例の構成であり、前述のように再生空気の加熱にヒートポンプ30と電気ヒータ70、処理空気の冷却にヒートポンプ30と冷凍機80を用いる場合である。なお、構成(2)で用いるヒートポンプには外気冷却器33が設置されていることを想定しており、本発明の範囲内である。
図3では、構成(1)における消費エネルギーの総和を100%として、各構成における消費エネルギーを要素機器ごとに分類して比較している。(1)と(2)の比較では、処理空気の冷却に要するエネルギーが(1)の冷凍機に対して(2)のヒートポンプが大幅に増加しているが、これは冷凍機80で用いている冷媒が代替フロン系の冷媒であるのに対して、ヒートポンプ30で用いている冷媒が理論成績係数の低い二酸化炭素であることによる。
しかしながら、(2)ではヒートポンプ30による再生空気の加熱を行っていることにより電気ヒータ70の消費エネルギーが図に示すように小さく、結果として(1)よりもエネルギー消費量が低減されている。このことは、冷凍機80を用いない場合でも、外気冷却器33を設けたヒートポンプ30の採用により省エネルギーが図られることを示している。
次に(2)と(3)の比較では、ヒートポンプ30の能力を、再生空気で回収可能な熱量に合わせて設定しているために冷凍機30の消費電力が減少し、そのかわりに不足となった処理空気の冷却熱量を補う冷凍機80の消費電力が発生している。なお電気ヒータ70は、いずれも再生空気をヒートポンプ30で加熱可能な最高温度からさらに高温に加熱する用途に用いられているために(2)と(3)での差異は生じていない。
全消費エネルギーの比較では、本実施例の構成である(3)が(2)に対してさらに減少している。これは、(2)においてヒートポンプ30の能力が冷却負荷に合わせて設定されているために加熱能力が過剰となり、そのエネルギーを外気に放出することによるロスと、空気冷却の一部を成績係数の高い冷凍機80によって行うことによる。なお、構成(3)で冷凍機80の冷却負荷を増加させ、ヒートポンプ30の容量を減少させた場合は、システムの構成が(1)に近づくために消費エネルギーは増加する。
さらに冷凍機80を設置したことにより、季節による外気冷却の負荷変動に対して、冷凍機80の容量制御で対応することができるため、ヒートポンプ30の負荷が安定し、空気加熱器32での加熱量が確保できるという利点がある。例えば外気温度が低く冷却負荷が小さい場合には、冷凍機80をオフにすることによって対応することができる。
また、冷凍機80の発停および容量制御を、冷却コイル81から空気冷却器36に向う外気91の温度の検出値(温度センサ89の検出値)に基づいて行い、外気冷却負荷のうち、ヒートポンプ30の最大能力を超える分のみを冷凍機80で賄うことにより、ヒートポンプ30の運転能力を最大限確保して空気加熱器32での加熱量を最大とし、電気ヒータ70の入力を低減することにより、図3に示される省エネルギー効果を発揮することが可能となる。
なお本実施例では、除湿システムで用いるデシカント除湿機をパージ型としているが、上記特許文献1に見られるようなパージゾーンを持たない標準型のデシカント除湿機としても、同様の効果が得られる。すなわち、ヒートポンプの放熱部を、特許文献1のように処理空気として導入した空気の加熱器のみとせず、冷却用の空気を導入して、処理空気を加熱した後の冷媒をさらに温度降下させるような外気放熱器を設置することによって、冷却能力の増大および装置全体の省エネルギーが図られる。
次に、本発明の他の実施例について、図4〜図7を用いて説明する。図4は本実施例に係る除湿空調システムの全体系統図、図5は本実施例で用いるヒートポンプサイクルを温度―エンタルピー線図上に表した図、図6は本実施例で用いる内部熱交換器の温度効率と本実施例に係る除湿空調システムの消費電力等の関係を表すグラフ、図7は本実施例に係る除湿空調システムの消費エネルギーおよびその内訳を図3で比較した3種類のシステムと比較したグラフである。それぞれの図において、図1の実施例と同一の構成要素に対しては、図1と同一の符号を付してある。なお以下の説明では、本実施例と図1の実施例との相違点に絞って説明を行う。
図4に示すように本実施例に係る除湿空調システムは、図1の実施例に対して冷凍機80およびこれに附属する冷却コイル81、温度センサ89を設けずに、ヒートポンプ30のサイクルに、外気放熱器33で冷却された超臨界状態の冷媒と、空気冷却器36で外気を冷却して冷媒蒸気となった冷媒との間で熱交換を行う内部熱交換器38が設ける構成としたものである。なお、減圧弁34は内部熱交換器38の下流側に設ける構成としている。
本実施例の除湿空調システムでは、給気用として導入した外気91は、直接空気冷却器36で冷却されて、空気冷却器35で冷却された室内還気94と合流した後、図1の実施例と同様に一部はパージ空気92となり、残りは除湿ロータ10で除湿されて給気93となる。パージ空気92および再生空気95の系統は図1の実施例と同様である。
本実施例におけるヒートポンプ30の動作を図5内の太線(4)で示す。記号P〜Wは、図2における記号A〜Fと同様に冷媒の状態を表している。圧縮機31で超臨界圧力に昇圧された冷媒は温度上昇して状態Pとなり、空気加熱器32、外気放熱器33を経て状態Rとなった後、内部熱交換器38において空気冷却器36から圧縮機31に向う冷媒蒸気に熱を与えて状態Sとなる。そして、膨張弁34を通って二相状態Tとなり、空気冷却器35、36内で飽和蒸気U、過熱蒸気Vとなった後に内部熱交換器38においてさらに加熱されて温度上昇して状態Wとなった後に圧縮機31の吸込側に吸引される。
本実施例におけるヒートポンプサイクルを、図5中に点線で示す図1の実施例のサイクルと比較すると、外気放熱器33で放熱した後の内部熱交換器38において冷媒が状態Rから状態Sに冷却されたことにより、空気冷却器35、36における単位冷媒量当りの冷却能力が図中に示すQEからQE”に増大している。この効果は、主に冷媒として二酸化炭素を用いた冷凍サイクルにおける内部熱交換による冷凍効果の増大として一般的に知られているものである。
さらに本実施例では、圧縮機31に導かれる冷媒蒸気が内部熱交換器38で加熱されて温度上昇している。ここで圧縮機の吐出圧力が図1の実施例と同じ場合は圧縮機の吐出温度が上昇するが、本実施例では圧縮機の吐出圧力を低く設定することにより、吐出温度を図1の実施例と同一としている。したがって、圧縮機31の圧縮比が図1の実施例と比較して小さくなっている。ここで、圧縮機の効率は一般的に圧縮比が小さいほうが良いため、本実施例では吐出圧力および圧力比の低下によって圧縮機の効率が上昇し、消費電力がさらに低減される。次にこれらの関係を、図6を用いて説明する。
図6は横軸を内部熱交換器38の温度効率ε、縦軸を消費電力および圧縮比の比率と圧縮比に伴って変化する圧縮機効率とし、圧縮機31の吐出温度を一定値としてこれらの関係を示したものである。温度効率ε=0の点は、図4において内部熱交換器38を設置しない場合、すなわち図3における(2)と同じ構成を表しており、ヒートポンプサイクルはT−h線図上において図1の実施例と同様、図2あるいは図5中に破線で示したサイクルとなる。本実施例におけるヒートポンプ30の内部熱交換器38は、定格運転時に横軸上に(4)で示す温度効率で動作するものである。
まず、前記冷凍効果の増大のみを考慮して、すなわち圧縮機効率は一定値として除湿空調システム全体の消費電力を算出した結果を細線で示す。内部熱交換器の温度効率が大きくなると、単位冷媒量あたりの冷却能力が増大する効果によって圧縮機の仕事が軽減されて、システム全体の消費電力が減少している。
次に、このときの圧縮比の変化を破線で示す。温度効率εが増加して圧縮機の入口温度が上昇したことに対して、吐出温度が一定となるように吐出圧力を決定した結果、吐出圧力と圧縮比が図6に示すように低下している。この圧縮比から圧縮機効率ηを導いた結果を図6に点線で示す。なお、圧縮比と圧縮機効率の関係は、例えば前記非特許文献1のp.106の式(5.1−4)等に示されている。図に示すように、圧縮機効率は内部熱交換器38の温度効率の増加とともに上昇している。
この圧縮機効率の上昇を考慮して除湿空調システム全体の消費電力を再計算した結果を図6に太線で示す。内部熱交換器38を設置したことにより圧縮機効率が上昇し、細線で示した冷却能力増大による消費電力低減効果に比較して、さらに消費電力が低減されている。本実施例の動作条件である(4)では、内部熱交換器なしの場合と比べて約15%の消費電力低減効果が得られている。
本実施例に係る除湿空調システムによる空気の加熱および冷却に要するエネルギーを図3で比較した3種類のシステムと比較すると図7のようになる。以上説明した消費電力の低減効果によって、図1の実施例に対してさらに消費電力が減少していることがわかる。
以上説明したように本実施例では、ヒートポンプ30に内部熱交換器38を追加したことにより、一般に知られている冷却能力の増大効果に加えて、圧縮比の低減による圧縮機効率の向上とこれに伴う消費電力の低減効果が得られている。すなわち、図1の実施例よりも低い圧縮機吐出圧および圧縮比でありながら、同等の圧縮機吐出温度が得られている点が本実施例の大きな特徴であり、ヒートポンプサイクルを除湿空調システムに適用した場合に生じる独特の効果である。
なお本実施例では、冷凍機80を用いていないが、図1の実施例のような冷凍機80を用いた除湿空調システムのヒートポンプに対して内部熱交換器38を追加しても同様の効果が得られることは明白である。また本実施例のように冷凍機80を用いない場合には、システムが簡素化されるとともに、ヒートポンプ30の冷媒を二酸化炭素とすることによって、地球温暖化係数の高い代替フロン等の冷媒用いる必要がなくなり、消費エネルギーの低減効果と合わせて環境保全の点で極めて有利な除湿空調システムを得ることが可能となる。
以上示した各実施例においては、ヒートポンプ30の冷媒が空気加熱器32において超臨界圧力にて放熱を行っているので、再生空気95を高温に加熱することが可能となり、図3または図7における構成(1)と本発明の実施による(2)(3)(4)との比較に示されるように電気ヒータ70の消費電力が減少して除湿空調システム全体の省エネルギー効果が得られている。
さらに以上示した各実施例においては、ヒートポンプ30の冷媒として、臨界温度が31.1℃と比較的低い二酸化炭素を用いているので、サイクルの高圧側が容易に超臨界状態となり、上記超臨界での放熱による効果が得られる。また、二酸化炭素はよく知られているように地球温暖化係数が極めて小さいため、冷媒回収の必要がなく、環境問題に対応した除湿空調システムを得ることができる。
さらに以上示した各実施例においては、空気加熱器32を出た後の冷媒の冷却手段として外気放熱器33を設置し、放熱用外気99によって冷却する構成としたので、冷却水系統の設備が不要であるという利点がある。
一方、冷却水系統が予め整備された工場などに本システムを導入する際は、外気放熱器33の代わりに水冷式の冷媒冷却器を設置して、冷却水によって冷却する構成としても良い。この場合は、冷却水系統が必要となる代わりに、空冷式の外気放熱器33に比べて小さな伝熱面積で冷却することができるので、冷媒冷却器および除湿空調システムを小型化できるという利点がある。なお、この冷却水は河川水や海水であってもよいことは明白である。
本発明の一実施例に係る除湿空調システムの全体系統図。 図1の実施例におけるヒートポンプサイクルのT−h線図。 図1の実施例における除湿空調システムの消費エネルギーを示すグラフ。 本発明の他の実施例に係る除湿空調システムの全体系統図。 図4の実施例におけるヒートポンプサイクルのT−h線図。 図4の実施例における除湿空調システムの消費電力および圧縮機の圧縮比を、内部熱交換器の温度効率との関係で示したグラフ。 図4の実施例における除湿空調システムの消費エネルギーを示すグラフ。
符号の説明
10…除湿ロータ、11…処理ゾーン、12…再生ゾーン、13…パージゾーン、30…ヒートポンプ、31…圧縮機、32…空気加熱器、33…外気放熱器、34…膨張弁、35…室内還気用空気冷却器、36…外気処理用空気冷却器、37…冷媒配管、38…内部熱交換器、39…ヒートポンプ制御用温度センサ、70…電気ヒータ、79…電気ヒータ制御用温度センサ、80…冷凍機、81…直膨式冷却コイル、89…冷凍機制御用温度センサ、91…給気用外気、92…パージ空気、93…給気、95…再生空気、96…再循環再生空気、97…排気、99…放熱用外気、A〜F、P〜W…T−h線図上における冷媒の状態、H…飽和線、QE、QE’、QE” …冷却能力。

Claims (12)

  1. 処理空気の水分を吸収する処理ゾーン、この水分を高温の再生空気に放出する再生ゾーン、再生ゾーンで温度上昇して水分を放出した領域を冷却用空気で冷却するパージゾーンを備えた除湿ロータが回転することによって順次通過するパージ型デシカント除湿機と、吸熱部と放熱部を有するヒートポンプと、前記吸熱部を冷却源として前記処理空気を冷却する冷却器と、前記放熱部を加熱源として前記再生空気を再生ゾーン入口側で加熱する加熱器を有する除湿空調システムにおいて、
    前記ヒートポンプは、冷媒を圧縮して温度上昇させる圧縮機、該圧縮機の下流に設けられ、前記再生空気に前記冷媒の熱を放出する第1の放熱器、該第1の放熱器の下流に設けられ、外部冷却媒体に前記冷媒の熱を放出する第2の放熱器、該第2の放熱器の下流に設けられ、前記冷媒を減圧する膨張弁、該膨張弁の下流に設けられ、低露点室からの環気を冷却する第1の空気冷却器、該第1の空気冷却器の下流に設けられ、外気を冷却する第2の空気冷却器、および、該第2の空気冷却器と前記圧縮機を結ぶ冷媒配管で構成されていることを特徴とする除湿空調システム。
  2. 処理空気の水分を吸収する処理ゾーン、この水分を高温の再生空気に放出する再生ゾーンを備えた除湿ロータが回転することによって順次通過するデシカント除湿機と、吸熱部と放熱部を有するヒートポンプと、前記吸熱部を冷却源として前記処理空気を冷却する冷却器と、前記放熱部を加熱源として前記再生空気を再生ゾーン入口側で加熱する加熱器を有する除湿空調システムにおいて、
    前記ヒートポンプは、冷媒を圧縮して温度上昇させる圧縮機、該圧縮機の下流に設けられ、前記再生空気に前記冷媒の熱を放出する第1の放熱器、該第1の放熱器の下流に設けられ、外部冷却媒体に前記冷媒の熱を放出する第2の放熱器、該第2の放熱器の下流に設けられ、前記冷媒を減圧する膨張弁、該膨張弁の下流に設けられ、低露点室からの環気を冷却する第1の空気冷却器、該第1の空気冷却器の下流に設けられ、外気を冷却する第2の空気冷却器、および、該第2の空気冷却器と前記圧縮機を結ぶ冷媒配管で構成されていることを特徴とする除湿空調システム。
  3. 請求項1または2に記載の除湿空調システムにおいて、
    前記ヒートポンプは、前記第2の放熱器で放熱した冷媒と、前記吸熱部で吸熱した冷媒との間で熱交換を行う内部熱交換器を設けたことを特徴とする除湿空調システム。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の除湿空調システムにおいて、
    冷却器において冷却された前記処理空気の温度を検出して、前記ヒートポンプの容量制御を行う制御装置を設けたことを特徴とする除湿空調システム。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の除湿空調システムにおいて、
    前記再生空気を前記第1の放熱器において加熱した後にさらに加熱する再加熱手段を設け、この再加熱手段から前記デシカント除湿機の再生ゾーンに、再生空気を導く構成としたことを特徴とする除湿空調システム。
  6. 請求項5に記載の除湿空調システムにおいて、
    前記再加熱手段で加熱された再生空気の温度を検出して、この再加熱手段の加熱量を調節する制御装置を設けたことを特徴とする除湿空調システム。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載の除湿空調システムにおいて、
    前記処理空気を冷却する補助冷却手段を設けたことを特徴とする除湿空調システム。
  8. 請求項7に記載の除湿空調システムにおいて、
    前記補助冷却手段によって冷却された処理空気の温度を検出する温度センサを設け、この温度センサからの出力を用いて前記補助冷却手段の発停または容量制御を行う制御装置を設けたことを特徴とする除湿空調システム。
  9. 請求項1から8のいずれかに記載の除湿空調システムにおいて、
    前記外部冷却媒体が空気であることを特徴とする除湿空調システム。
  10. 請求項1から8のいずれかに記載の除湿空調システムにおいて、
    前記外部冷却媒体が冷却水であることを特徴とする除湿空調システム。
  11. 請求項1から10のいずれかに記載の除湿空調システムにおいて、
    前記ヒートポンプの冷媒が、前記放熱部において超臨界圧力にて放熱を行うことを特徴とする除湿空調システム。
  12. 請求項11に記載の除湿空調システムにおいて、
    前記ヒートポンプの冷媒が二酸化炭素であることを特徴とする除湿空調システム。
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