JP2003144833A - 除湿機 - Google Patents

除湿機

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で、臭気を拡散することが無い除
湿機を提供する。 【解決手段】 吸湿剤を有して除湿空気13と再生空気
15を通気可能に形成された吸湿器11と、除湿空気1
3で再生空気15を冷却するための凝縮器17と、再生
空気15を加熱する再生ヒータ16と、凝縮器17で凝
縮した水18を貯水する貯水タンク19と、除湿される
空気を送る吸湿ファン12と、再生空気15を送る再生
ファン14とを有する除湿機1において、前記吸湿器1
1は、吸湿剤を有するとともに脱臭剤を有し、空気中の
水分を吸着するとともに脱臭するものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、除湿機に関し、吸
湿剤で室内の空気中の水分を吸着し、ヒータにより再生
し、凝縮器で冷却し凝縮させた水分を回収することによ
って空気の除湿および乾燥を行う除湿機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、高湿状態の室内空気の除湿を行う
ために、一般に除湿機が多く使用されている。従来の除
湿機100は、例えば、図12に示すように、水分を吸
着するための吸湿剤と脱臭するための脱臭剤(図示省
略)を担持して除湿空気103と再生空気105を通気
可能に形成された吸湿器101と、除湿空気103で再
生空気105を冷却するための凝縮器107と、再生空
気105を加熱する再生ヒータ106と、凝縮器107
で凝縮した水を貯水する貯水タンク109と、除湿され
る空気を送る吸湿ファン102と、再生空気を送る再生
ファン104と、室内の湿度を検知する湿度センサ11
0とを有して成り、前記湿度センサ110により検知さ
れる除湿空気の湿度に応じて自動除湿運転を行うように
構成されている。
【0003】前記除湿機100内には、図12に示すよ
うに、空気入側100aに湿度センサ110が設けられ
るとともに凝縮器107が配設され、該凝縮器107の
空気出側100bに吸湿器101が配設されている。さ
らに、前記吸湿器101の空気出側には吸湿ファン10
2が設けられている。前記凝縮器107の下方には貯水
タンク109が配設され、該凝縮器107で凝縮された
水108を貯水するようにされている。
【0004】ここで、従来の除湿機による除湿作用につ
いて図面を参照して説明する。まず、吸湿器101は、
図12に示すように、吸湿器駆動用モータ(図示せず)
により矢印A方向に回転されている。また、湿度センサ
110により室内の湿度が検知され、その湿度が設定値
よりも高いと判断されたとき、吸湿乾燥径路では、吸湿
ファン102が動作されて、室内の除湿空気103が除
湿機100内部に導入される。
【0005】除湿機100内部に導入された除湿空気1
03は、凝縮器107の外側通路107aを通って凝縮
器107を冷却した後に吸湿器101に送られる。前記
吸湿器101に送られた除湿空気103は、該吸湿器1
01の吸湿部101aを通過する際に、空気中の水分が
吸湿器101の吸湿剤(図示せず)により吸着され、除
湿された乾燥空気103aとなって室内に放出される。
【0006】一方、再生径路では、再生空気105は再
生ファン104により再生ヒータ106に送られて加熱
され、高温状態の空気105aとなって吸湿器101の
再生部101bに送られる。
【0007】前記高温状態の空気105aは、吸湿剤を
加熱するとともに該吸湿剤に吸着されている水分を取出
して、高温高湿状態の空気105bとなって凝縮器10
7の他方通路107bに導入される。凝縮器107に導
入された高温高湿状態の空気105bは、凝縮器107
内を通過する際に露点以下に冷却されて空気中の水分が
凝縮されて水滴となって滴下し、低温状態の空気105
cとなって再生ファン104により再び循環される。滴
下した凝縮水108は、貯水タンク109に一時的に貯
水される。
【0008】次に、従来の除湿機による自動除湿の動作
について、図13のフローチャートを参照して説明す
る。除湿機100は、自動除湿運転において、湿度セン
サ110により検知される室内の湿度と除湿機100の
設定湿度との差により、除湿能力を「強」、「中」、
「弱」、「切」などに切換えるようにされている。
【0009】また、装置内の吸湿径路に設置される湿度
センサ110が室内の湿度を正確に検知できるように、
吸湿ファン102を動作させて湿度センサ110に除湿
空気13を通気する(待機運転)ようになっている。
【0010】前記除湿機100の動作は、図13に示す
ように、まず、S1で自動除湿運転が選択されると、S
2で除湿運転にはいる。そして、S3において湿度セン
サ110により室内の湿度が設定湿度になっているかど
うか検知される。
【0011】前記湿度センサ110により室内の湿度が
設定湿度に達していないと検知された場合は、S2に戻
り除湿運転が継続して行われる。一方、湿度センサ11
0により室内の湿度が設定湿度に達したと検知された場
合は、S4に進み送風動作となり除湿運転動作は待機状
態となる。
【0012】この時、室内の湿度を設定湿度に維持する
ために、再生ヒータ106への通電が止まり、除湿(再
生)動作を停止するようにされている。そして、S3に
戻り湿度センサ110による室内の湿度の検知動作が繰
り返される。
【0013】このようにして、従来の除湿機100で
は、室内の湿度を適正に保つために、湿度センサ110
によって室内の湿度を検知し、除湿運転の能力を例えば
「強」、「中」、「弱」、「切」などに切換えて自動除
湿運転が行われている。
【0014】また、除湿「切」運転(待機運転)におい
て、待機中も湿度センサ110により室内の湿度を正確
に検知させるために、吸湿ファン102を動作させて室
内の除湿空気を除湿機100内に導入しての湿度センサ
110に通気している。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
除湿機は、運転待機中に吸湿ファン102を動作する
と、吸湿器101へも通気されるため、吸湿器101が
家庭内の生活臭(臭気成分)を吸着・濃縮していた。す
なわち、再生ヒータ106には通電されないため吸湿器
101は再生されずに臭気の吸着動作が続けられ、臭い
は濃縮されていくという問題が生じていた。
【0016】例えば、室内の湿度が高くなる頻度が少な
い時期(秋から春など)や建物の構造などにより待機時
間が長かった後に、自動的に除湿運転に切換わったとき
や再運転したときの除湿動作により、吸湿器の温度が上
昇し、濃縮された臭気成分が再生され、吸湿器内を通気
している除湿空気に放出されて室内に拡散するという問
題が生じていた。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来の問
題点に鑑みてなされたものであり、簡単な構成で、臭気
を拡散することが無い除湿機を提供することを目的とす
るものである。
【0018】本発明は、除湿機に係り、吸湿剤を有して
除湿空気と再生空気を通気可能に形成された吸湿器と、
除湿空気で再生空気を冷却するための凝縮器と、再生空
気を加熱するヒータと、凝縮器で凝縮した水を貯水する
貯水タンクと、除湿される空気を送る吸湿ファンと、再
生空気を送る再生ファンとを有する除湿機において、前
記吸湿器は吸湿剤を有するとともに脱臭剤を有し、空気
中の水分を吸着するとともに脱臭することを特徴とする
ものである。
【0019】また、前記除湿機は、室内の湿度を検知す
る湿度センサを有し、検知した湿度に応じて自動除湿運
転するものであって、待機運転状態で、設定された時間
毎に、自動的に一定時間の間、除湿・再生動作を行うこ
とが好ましい。
【0020】また、前記除湿機は、臭気クリーニング運
転を行うためのスイッチを有することが好ましい。ま
た、前記臭気クリーニング運転は、自動的に停止する切
タイマー運転とすることが好ましい。また、前記臭気ク
リーニング運転は、連続除湿運転とすることが好まし
い。
【0021】また、前記除湿機は、室内の湿度を検知す
る湿度センサを有し、検知した湿度に応じて自動除湿運
転するものであって、自動除湿運転が「入」となった
時、吸湿器が1回転以上回転する時間の間、除湿運転を
行った後に自動除湿運転を行うことが好ましい。
【0022】また、前記除湿機は、室内の湿度を検知す
る湿度センサを有し、検知した湿度に応じて自動除湿運
転するものであって、自動除湿運転が「入」となった
時、設定時間の間、臭気クリーニング動作を行った後に
自動除湿運転を行うことが好ましい。
【0023】また、前記除湿機は、室内の湿度を検知す
る湿度センサを有し、検知した湿度に応じて自動除湿運
転するものであって、自動除湿運転中に、設定された時
間毎に自動的に一定時間の間、除湿・再生動作を行うこ
とが好ましい。
【0024】また、前記除湿機は、室内の湿度を検知す
る湿度センサを有し、検知した湿度に応じて自動除湿運
転するものであって、室内の湿度が設定の湿度以下の時
に、設定された最低の能力で除湿運転を続けることが好
ましい。
【0025】また、前記臭気クリーニング運転は、除湿
運転の能力切換え等で、強弱等の切換え動作をさせてい
るヒータ、吸湿ファン、再生ファンおよび吸湿器駆動用
モータのうちの少なくとも一部の通常動作の設定を変更
して、再生部の吸湿器温度が通常の運転温度より高くな
るようにすることが好ましい。
【0026】また、前記臭気クリーニング運転は、除湿
運転の能力切換え等で、強弱等の切換え動作をさせてい
るヒータ、吸湿ファン、再生ファンおよび吸湿器駆動用
モータのうちの少なくとも一部を臭気クリーニング専用
動作をするように設定して、再生部の吸湿器温度が通常
の運転温度より高くなるようにすることが好ましい。
【0027】また、臭気クリーニング専用動作で、一定
時間の間吸湿ファンの動作を止めることが好ましい。ま
た、臭気クリーニング専用動作で、一定時間の間吸湿器
の回転を通常運転より遅くすることが好ましい。
【0028】また、前記除湿機は、吸湿器を挟んで再生
ヒータの反対側の吸湿径路に脱臭ヒータを設置し、臭気
クリーニング動作時に、除湿・再生動作をすると同時に
前記脱臭ヒータに通電し、前記脱臭ヒータで加熱した除
湿空気を吸湿器の再生空気下流側から再生空気の流れと
逆方向に吸湿器に送気して、該吸湿器を温風加熱するこ
とが好ましい。
【0029】本発明によれば、以下のような作用が得ら
れる。すなわち、除湿機において、吸湿器に吸湿剤と脱
臭剤を担持して、吸湿剤が空気中の水分を吸着するとと
もに脱臭剤により臭気成分を酸化分解して脱臭すること
で室内の臭気の拡散を防止することができる。
【0030】また、室内の湿度を検知する湿度センサを
有し、検知した湿度に応じて自動除湿運転される除湿機
において、待機運転状態で、設定された時間毎に自動的
に一定時間の間、除湿・再生動作を行うことで臭気が吸
湿器に多量に吸着される前に、臭気クリーニングされ
て、少しずつ放散されるため、異常な臭気を感じない除
湿運転が可能である。
【0031】また、前記除湿機は、臭気クリーニング運
転を行うためのスイッチを有することで、ユーザーが任
意に臭気クリーニングを行うことができ、ユーザーの生
活や感覚に合せた臭気クリーニング運転を行うことがで
きる。また、前記臭気クリーニング運転は、自動的に停
止する切タイマー運転とすることで、切り忘れを防止す
ることができる。また、前記臭気クリーニング運転は、
連続除湿運転とすることで、複雑な回路や制御を必要と
することなく、除湿機の低コスト化を図ることができ
る。
【0032】また、自動除湿運転が「入」となった時、
吸湿器が1回転以上回転する時間の間、除湿運転を行っ
た後に自動除湿運転を行うことで、吸湿器の全面を脱臭
することができる。また、自動除湿運転が「入」となっ
た後、設定時間の間臭気クリーニング運転を行った後
に、自動除湿運転を行うことで、臭気が吸湿器に多量に
吸着される前に臭気クリーニングされ、少量ずつ放散さ
れるため、異常な臭気を感じない除湿運転が可能とな
る。
【0033】また、自動除湿運転中に、設定された時間
毎に自動的に一定時間の間、除湿・再生動作を行うこと
で、臭気が吸湿器に多量に吸着される前に臭気クリーニ
ングされて、少量ずつ放散されるため、異常な臭気を感
じない除湿運転が可能となる。
【0034】また、室内の湿度が設定湿度以下の状態の
時に、設定された最低の能力で除湿運転を続けること
で、常に再生運転となり臭気が吸湿器に吸着されず、臭
気の発生を防止することができる。
【0035】また、前記臭気クリーニング動作は、除湿
運転の能力切換え等で、強弱等の切換え動作をさせてい
るヒータ、吸湿ファン、再生ファンおよび吸湿器駆動用
モータのうちの少なくとも一部を、再生部の吸湿器温度
が通常の運転温度より高くなるように組み合わせること
で、吸湿器に吸着された臭気が多く放出され、短時間で
効果的に脱臭を行うことができる。
【0036】また、前記臭気クリーニング動作は、除湿
運転の能力切換え等で、強弱等の切換え動作をさせてい
るヒータ、吸湿ファン、再生ファンおよび吸湿器駆動用
モータのうちの少なくとも一部を臭気クリーニング専用
動作するように設定して、再生部の吸湿器温度が通常の
運転温度より高くなるようにしたことで、吸湿器に吸着
された臭気が多く放出され、短時間で効果的に脱臭を行
うことができる。
【0037】また、臭気クリーニング専用動作で、一定
時間の間吸湿ファンの動作を止めて除湿動作を行うこと
で、吸湿器に除湿空気が通気されないために吸湿器が冷
却されず、吸湿器全体の温度が上昇し、吸湿器に吸着さ
れた臭気が多く放出され、短時間で効果的に脱臭を行う
ことができる。
【0038】また、臭気クリーニング専用動作で、一定
時間の間吸湿器の回転を通常運転より遅くすることで加
熱時間が長くなり、高温の再生空気が吸湿器の深くまで
届き(吸湿器の温度が高くなる)、吸湿器に吸着された
臭気を多く放出され、短時間で効果的に脱臭を行うこと
ができる。
【0039】また、前記除湿機は、吸湿器を挟んで再生
ヒータの反対側の吸湿径路に脱臭ヒータを設置し、臭気
クリーニング動作において、再生動作をすると同時に前
記脱臭ヒータに通電し、前記脱臭ヒータで加熱した除湿
空気を吸湿器の再生空気下流側から再生空気の流れと逆
方向に吸湿器に送気して、該吸湿器を温風加熱すること
で、吸湿器が両面から脱臭され、短時間で効果的な脱臭
を行うことができる。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して詳細に説明する。図1は発明を実施する形
態の一例であって、本発明の実施形態に係る除湿機の主
要部の構成を示す構成図である。第1の実施形態に係る
除湿機1は、図1に示すように、水分を吸着するための
吸湿剤と脱臭するための吸湿剤を担持して除湿空気13
と再生空気15を通気可能にハニカム構造で形成された
吸湿器11と、除湿空気13で再生空気15を冷却する
ための凝縮器17と、再生空気15を加熱する再生ヒー
タ16と、凝縮器17で凝縮した水を貯水する貯水タン
ク19と、除湿される空気を送る吸湿ファン12と、再
生空気を送る再生ファン14と、室内の湿度を検知する
湿度センサ21とを有して成り、前記湿度センサ21に
より検知される除湿空気の湿度に応じて自動除湿運転を
行うように構成されている。
【0041】前記除湿機1は、図1に示すように、空気
入側1aに湿度センサ21が設けられるとともに凝縮器
17が配設され、該凝縮器17の空気出側1bに吸湿器
11が配設されている。前記吸湿器11の空気出側1b
には、20は乾燥空気13aの熱を再生空気15cに回
収するための熱交換器20が配設されている。前記熱交
換機20の空気出側1bには吸湿ファン12が設けられ
ている。
【0042】また、前記凝縮器17と吸湿器11との間
には、脱臭ヒータ23が配設されている。前記脱臭ヒー
タ23は、前記吸湿器11に送られる除湿空気13の一
部をバイパスして加熱してから該吸湿器11に送るよう
にしたものである。
【0043】前記凝縮器17の下方には貯水タンク19
が配設され、該凝縮器17で凝縮された水18を貯水す
るようにされている。
【0044】次に、除湿機1による除湿作用について、
図1を参照して説明する。まず、除湿機1が運転される
と、吸湿器11は吸湿器駆動用モータ(図示せず)によ
って矢印B方向に回転する。吸湿乾燥径路では、吸湿フ
ァン12が動作されて、除湿機1の空気入側1aより室
内の除湿空気13が除湿機1内部に導入される。
【0045】除湿機1内に導入された除湿空気13は、
凝縮器17の外側通路17aを通って凝縮器17を冷却
した後に吸湿器11に送られる。この時、除湿空気13
の一部は、バイパスして脱臭ヒータ23に送られ、加熱
されてから吸湿器11に送るようにされている。
【0046】前記吸湿器11に送られた除湿空気13
は、該吸湿器11の吸湿部11aを通過する際に空気中
の水分を吸湿器11の吸湿剤(図示せず)により吸着さ
れ、除湿した乾燥空気13aを室内に放出される。
【0047】一方、再生径路では、再生空気15は再生
ファン14により再生ヒータ16に送られて加熱され、
高温状態の空気15aとなって吸湿器11の再生部11
bに送られる。
【0048】前記高温状態の空気15aは、吸湿剤を加
熱して該吸湿剤に吸着されている水分を取出し、高温高
湿状態の空気15bとなって凝縮器17の他方通路17
bに導入される。前記凝縮器17に導入された高温高湿
状態の空気15bは、凝縮器17内を通過する際に露点
以下に冷却されて空気中の水分が凝縮されて水滴となっ
て滴下し、低温状態の空気15cとなって再生ファン1
4により再び循環される。滴下した凝縮水18は、貯水
タンク19に一時的に貯水される。
【0049】次に、除湿機1による脱臭動作について図
1を参照して説明する。まず、除湿機1が運転される
と、図1に示すように、吸湿器11は矢印B方向に回転
する。吸湿乾燥径路では、吸湿ファン12が動作され
て、除湿機1の空気入側1aより室内空気13が除湿機
1内部に導入される。
【0050】前記吸湿器11の吸湿部11aには、吸湿
ファン12により除湿空気13が通気され、吸湿器11
に担持されている吸湿剤(例えば、多孔質のゼオライ
ト)に水分および臭気成分が吸着される。
【0051】前記吸湿器11の再生部11bでは、再生
ヒータ16によって加熱された高温の再生空気15aに
より吸湿器11が加熱される。すると、吸湿器11の吸
湿剤に含まれる水分は離脱して再生空気15に含有さ
れ、高温高湿の再生空気15bとなって凝縮器17へ運
ばれる。
【0052】一方、臭気成分は、吸湿器11内において
高温の再生空気15aにより脱臭剤(例えば、白金族金
属)が活性化し、その触媒作用により酸化分解して無臭
成分となる。こうして、室内に臭気が放出されることな
く乾燥空気13aが送風されて除湿運転が行われる。
【0053】以上のように構成したので、第1の実施形
態によれば、除湿機による除湿運転時に室内に臭気の放
散を防止することができる。
【0054】次に、本発明の第2の実施形態を、図面を
参照して説明する。図2は、第2の実施形態に係る除湿
機の自動除湿運転の動作を示すフローチャートである。
第2の実施形態は、図1に示すように、水分を吸着する
ための吸湿剤と脱臭するための脱臭剤(図示省略)を担
持して除湿空気13と再生空気15を通気可能にハニカ
ム構造で形成された吸湿器11と、除湿空気13で再生
空気15を冷却するための凝縮器17と、再生空気15
を加熱する再生ヒータ16と、凝縮器17で凝縮した水
を貯水する貯水タンク19と、除湿される空気を送る吸
湿ファン12と、再生空気を送る再生ファン14と、室
内の湿度を検知する湿度センサ21とを有して成り、前
記湿度センサ21により検知される除湿空気の湿度に応
じて自動除湿運転を行うように構成された除湿機であっ
て、自動除湿運転に待機運転(送風運転)を備えたもの
である。
【0055】待機運転は、その待機運転動作内に自動臭
気クリーニング運転を有している。前記自動臭気クリー
ニング運転は、自動除湿運転中に室内の湿度が設定され
た湿度になって待機運転状態となったときに、設定され
た時間毎に自動的に一定時間の間除湿(再生)動作を行
うものである。
【0056】ここで、自動臭気クリーニング運転につい
て図2のフローチャートを参照して説明する。自動クリ
ーニング運転における脱臭動作は、図2に示すように、
自動除湿運転において、まず、S1で自動除湿運転が選
択されると、S2で除湿運転にはいる。そして、S3で
湿度センサ21により室内の湿度が設定湿度になってい
るかどうか検知される。
【0057】S3において、前記湿度センサ21により
室内の湿度が設定湿度に達していないと検知された場合
は、S2に戻り除湿運転が継続して行われる。
【0058】一方、S3において、湿度センサ21によ
り室内の湿度が設定湿度に達したと検知された場合は、
S4に進み脱臭タイマー1が動作を開始して、S5で送
風運転となる。そして、S3に戻り湿度センサ21によ
る室内の湿度の検知動作が繰り返られる。
【0059】S4において、脱臭タイマー1が設定時間
を経過すると送風動作は停止し、S6で脱臭タイマー2
が作動を開始し、S7で除湿動作(脱臭動作)が行われ
る。この時、送風動作時に吸湿器11に吸着された微量
の臭気は吸湿器11から放散され、乾燥空気13aによ
って室内に放出される。
【0060】S6において、脱臭タイマー2が設定時間
を経過すると除湿動作は停止し、S3に戻り湿度センサ
21による室内の湿度を検知して、その湿度に従った動
作が繰り返される。
【0061】脱臭タイマー1の設定時間(吸湿器11の
臭気吸着時間)は、除湿動作(脱臭動作)を行い脱臭し
たときの臭気放出量が異常な量(不快な量)にならない
ように設定されている。また、脱臭タイマー2の設定時
間(吸湿器11の臭気再生時間)は、吸湿器11が臭気
を完全に放出する時間に設定されている。
【0062】以上のように構成したので、第2の実施形
態によれば、臭気が多量に吸着される前に臭気クリーニ
ング運転を行い、少量ずつ放散するようにして、異常な
臭気を感じない除湿運転を可能にすることができる。
【0063】次に、本発明の第3の実施形態を、図面を
参照して説明する。第3の実施形態は、図1に示すよう
に、水分を吸着するための吸湿剤と脱臭するための脱臭
剤(図示省略)を担持して除湿空気13と再生空気15
を通気可能にハニカム構造で形成された吸湿器11と、
除湿空気13で再生空気15を冷却するための凝縮器1
7と、再生空気15を加熱する再生ヒータ16と、凝縮
器17で凝縮した水を貯水する貯水タンク19と、除湿
される空気を送る吸湿ファン12と、再生空気を送る再
生ファン14と、室内の湿度を検知する湿度センサ21
とを有して成り、前記湿度センサ21により検知される
除湿空気の湿度に応じて自動除湿運転を行うように構成
された除湿機であって、臭気をクリーニングするための
スイッチ22を設けたものである。
【0064】以上のように構成したので、第3の実施形
態によれば、ユーザーが必要に応じてスイッチ22を押
すことにより、適宜に臭気のクリーニング運転をするこ
とが可能となり、室内の臭気濃度の変化や吸湿器11に
吸着される量の変化に対応した臭気クリーニング運転を
行うことができる。
【0065】次に、本発明の第4の実施形態を、図面を
参照して説明する。図3は、第4の実施形態に係る除湿
機の自動除湿運転の動作を示すフローチャートである。
第4の実施形態は、図1に示すように、水分を吸着する
ための吸湿剤と脱臭するための脱臭剤(図示省略)を担
持して除湿空気13と再生空気15を通気可能にハニカ
ム構造で形成された吸湿器11と、除湿空気13で再生
空気15を冷却するための凝縮器17と、再生空気15
を加熱する再生ヒータ16と、凝縮器17で凝縮した水
を貯水する貯水タンク19と、除湿される空気を送る吸
湿ファン12と、再生空気を送る再生ファン14と、室
内の湿度を検知する湿度センサ21とを有して成り、前
記湿度センサ21により検知される除湿空気の湿度に応
じて自動除湿運転を行うように構成された除湿機であっ
て、臭気をクリーニングするためのスイッチ22を設け
て、ユーザーがスイッチ22を押すことで、脱臭タイマ
ーが動作を始め、臭気のクリーニング運転を行い、設定
時間が経過すると臭気クリーニング運転が自動的に停止
するようにしたものである。
【0066】臭気クリーニング運転における脱臭動作
は、図3に示すように、自動除湿運転において、まず、
S1で臭気クリーニング運転が選択されると、S2で脱
臭タイマーが動作を開始して、S3で臭気クリーニング
動作が開始される。脱臭タイマーが設定時間となるとS
4において送風動作は停止する。
【0067】以上のように構成したので、第4の実施形
態によれば、臭気クリーニング運転の切り忘れを防止す
ることができる。
【0068】次に、本発明の第5の実施形態を、図面を
参照して説明する。図4は、第5の実施形態に係る除湿
機の自動除湿運転の動作を示すフローチャートである。
第5の実施形態は、図1に示すように、水分を吸着する
ための吸湿剤と脱臭するための脱臭剤(図示省略)を担
持して除湿空気13と再生空気15を通気可能にハニカ
ム構造で形成された吸湿器11と、除湿空気13で再生
空気15を冷却するための凝縮器17と、再生空気15
を加熱する再生ヒータ16と、凝縮器17で凝縮した水
を貯水する貯水タンク19と、除湿される空気を送る吸
湿ファン12と、再生空気を送る再生ファン14と、室
内の湿度を検知する湿度センサ21とを有して成り、前
記湿度センサ21により検知される除湿空気の湿度に応
じて自動除湿運転を行うように構成された除湿機であっ
て、臭気をクリーニングするためのクリーニング運転を
連続除湿運転としたものである。
【0069】この除湿機の動作は、図4に示すように、
S1で臭気クリーニング運転が選択されると、S2で連
続除湿運転が開始される。以上のように構成したので、
第5の実施形態によれば、複雑な回路や制御を必要とす
ることなく、したがって、低コストで自動除湿運転と臭
気クリーニング運転を行うことができる。
【0070】次に、本発明の第6の実施形態を、図面を
参照して説明する。図5は、第6の実施形態に係る除湿
機の自動除湿運転の動作を示すフローチャートである。
第6の実施形態は、図1に示すように、水分を吸着する
ための吸湿剤と脱臭するための脱臭剤(図示省略)を担
持して除湿空気13と再生空気15を通気可能にハニカ
ム構造で形成された吸湿器11と、除湿空気13で再生
空気15を冷却するための凝縮器17と、再生空気15
を加熱する再生ヒータ16と、凝縮器17で凝縮した水
を貯水する貯水タンク19と、除湿される空気を送る吸
湿ファン12と、再生空気を送る再生ファン14と、室
内の湿度を検知する湿度センサ21とを有して成り、前
記湿度センサ21により検知される除湿空気の湿度に応
じて自動除湿運転を行うように構成された除湿機であっ
て、湿度センサ21によって室内の湿度を検知しなが
ら、除湿運転および送風運転を行うようにしたものであ
る。
【0071】この除湿機の動作は、図5に示すように、
自動除湿運転において、まず、S1で自動除湿運転が選
択されると臭気クリーニング動作にはいり、S2で脱臭
タイマーが動作を開始して、S3で除湿(再生)動作が
開始される。この時、吸湿器11が1回転以上回転しな
がら除湿動作が行われる。そして、脱臭タイマーが設定
時間となると、S4において自動除湿運転にはいり、湿
度センサ21により室内の湿度が設定湿度になっている
かどうか検知される。
【0072】S4において、前記湿度センサ21により
室内の湿度が設定湿度に達していると検知された場合
は、S5に進み送風運転が行われ待機状態となる。そし
て、S4に戻り湿度センサ21による室内の湿度の検知
動作が繰り返される。一方、S4において、前記湿度セ
ンサ21により室内の湿度が設定湿度に達していないと
検知された場合は、S6に進み除湿動作が開始される。
【0073】以上のように構成したので、第6の実施形
態によれば、自動除湿運転が「入」となった後に、吸湿
器11が1回転以上回転する時間は除湿(再生)動作を
行って自動除湿運転に入るようにしたので、吸湿器11
の全面を脱臭することができ、吸湿器11からの臭気の
もれを防ぎ、臭気の放出を防止できる。
【0074】次に、本発明の第7の実施形態を、図面を
参照して説明する。図6は、第7の実施形態に係る除湿
機の自動除湿運転の動作を示すフローチャートである。
第7の実施形態は、図1に示すように、水分を吸着する
ための吸湿剤と脱臭するための脱臭剤(図示省略)を担
持して除湿空気13と再生空気15を通気可能にハニカ
ム構造で形成された吸湿器11と、除湿空気13で再生
空気15を冷却するための凝縮器17と、再生空気15
を加熱する再生ヒータ16と、凝縮器17で凝縮した水
を貯水する貯水タンク19と、除湿される空気を送る吸
湿ファン12と、再生空気を送る再生ファン14と、室
内の湿度を検知する湿度センサ21とを有して成り、前
記湿度センサ21により検知される除湿空気の湿度に応
じて自動除湿運転を行うように構成された除湿機であっ
て、湿度センサ21によって室内の湿度を検知しなが
ら、除湿運転および送風運転を行うようにしたものであ
る。
【0075】この除湿機の動作は、図6に示すように、
自動除湿運転において、まず、S1で自動除湿運転が選
択されると臭気クリーニング動作にはいり、S2で脱臭
タイマーが動作を開始して、S3で臭気クリーニング動
作が開始される。脱臭タイマーが設定時間となると、S
4において自動除湿運転にはいり、湿度センサ21によ
り室内の湿度が設定湿度になっているかどうか検知され
る。
【0076】S4において、前記湿度センサ21により
室内の湿度が設定湿度に達していると検知された場合
は、S5に進み送風運転が行われ待機状態となる。そし
て、S4に戻り湿度センサ21による室内の湿度の検知
動作が繰り返される。一方、S4において、前記湿度セ
ンサ21により室内の湿度が設定湿度に達していないと
検知された場合は、S6に進み除湿動作が開始される。
【0077】以上のように構成したので、第7の実施形
態によれば、自動除湿運転が「入」となった後に、設定
時間だけ専用動作の臭気クリーニング動作を行った後に
自動除湿運転に入るようにしたので、臭気が吸湿器11
に多量に吸着される前に臭気クリーニングすることがで
きるので、臭気が少量ずつ放散されるため、異常な臭気
を感じない除湿運転を可能にすることができる。
【0078】次に、本発明の第8の実施形態を、図面を
参照して説明する。図7は、第8の実施形態に係る除湿
機の自動除湿運転の動作を示すフローチャートである。
第8の実施形態は、図1に示すように、水分を吸着する
ための吸湿剤と脱臭するための脱臭剤(図示省略)を担
持して除湿空気13と再生空気15を通気可能にハニカ
ム構造で形成された吸湿器11と、除湿空気13で再生
空気15を冷却するための凝縮器17と、再生空気15
を加熱する再生ヒータ16と、凝縮器17で凝縮した水
を貯水する貯水タンク19と、除湿される空気を送る吸
湿ファン12と、再生空気を送る再生ファン14と、室
内の湿度を検知する湿度センサ21とを有して成り、前
記湿度センサ21により検知される除湿空気の湿度に応
じて自動除湿運転を行うように構成された除湿機であっ
て、自動除湿運転中に設定された時間毎に、自動的に一
定時間の間、除湿(再生)動作を行うようにしたもので
ある。
【0079】この除湿機の動作は、図7に示すように、
自動除湿運転において、まず、S1で自動除湿運転が選
択されると、S2で除湿運転にはいる。そして、S3に
おいて脱臭タイマー1が動作を開始して、S4に進み湿
度センサ21により室内の湿度が設定湿度になっている
かどうか検知される。
【0080】S4において、前記湿度センサ21により
室内の湿度が設定湿度に達したと検知された場合は、S
5で送風運転となる。そして、S3に戻り脱臭タイマー
1の動作を検出する。
【0081】また、S4において、前記湿度センサ21
により室内の湿度が設定湿度に達していないと検知され
た場合は、S2に戻り除湿運転が継続して行われる。
【0082】一方、S3において脱臭タイマー1が設定
時間となると、S6に進み脱臭タイマー2が作動を開始
して、S7に進み除湿動作(脱臭動作)にはいる。この
時、送風動作時に吸湿器11に吸着された微量の臭気は
吸湿器11から放散され、乾燥空気13aによって室内
に放出される。
【0083】S6において、脱臭タイマー2が設定時間
となると除湿動作は停止して、S3に戻り脱臭タイマー
1が作動を開始して、湿度センサ21による室内に湿度
を検知しながら運転を継続して、脱臭タイマー1および
脱臭タイマー2による脱臭運転が繰り返される。
【0084】ここで、脱臭タイマー1の設定時間(吸湿
器11の臭気吸着時間)は、除湿動作(脱臭動作)を行
い脱臭したときの臭気放出量が異常な量(不快な量)に
ならないように設定されている。
【0085】また、脱臭タイマー2の設定時間(吸湿器
11の臭気再生時間)は、吸湿器11が臭気を完全に放
出する時間に設定されている。
【0086】上記のように構成したので、第8の実施形
態によれば、自動除湿運転中に、設定された時間毎に自
動的に一定時間の間除湿(再生)動作を行うことで、臭
気が吸湿器11に多量に吸着される前に、臭気クリーニ
ングされ、少量ずつ放散されるため、異常な臭気を感じ
ない除湿運転を可能にすることができる。
【0087】次に、本発明の第9の実施形態を、図面を
参照して説明する。図8は、第9の実施形態に係る除湿
機の自動除湿運転の動作を示すフローチャートである。
第9の実施形態は、図1に示すように、水分を吸着する
ための吸湿剤と脱臭するための脱臭剤(図示省略)を担
持して除湿空気13と再生空気15を通気可能にハニカ
ム構造で形成された吸湿器11と、除湿空気13で再生
空気15を冷却するための凝縮器17と、再生空気15
を加熱する再生ヒータ16と、凝縮器17で凝縮した水
を貯水する貯水タンク19と、除湿される空気を送る吸
湿ファン12と、再生空気を送る再生ファン14と、室
内の湿度を検知する湿度センサ21とを有して成り、前
記湿度センサ21により検知される除湿空気の湿度に応
じて自動除湿運転を行うように構成された除湿機であっ
て、室内の湿度が設置湿度以下となったときでも、最低
の能力で除湿運転を続けるようにしたものである。
【0088】この除湿機の動作は、図8に示すように、
自動除湿運転において、まず、S1で自動除湿運転が選
択されると、S2で湿度センサ21により室内の湿度が
検知されて設定湿度と比較される。
【0089】S2において、室内の湿度が設定湿度と同
じか、設定湿度以下であった場合は、S3に進み最低能
力(弱)除湿運転が行われる。一方、S2において、室
内の湿度が設定湿度よりも大きい場合は、S4に進み、
湿度差の大きさに応じて、例えば、強運転、中運転、弱
運転で除湿運転が行われる。
【0090】上記のように構成したので、第9の実施形
態によると、自動除湿運転中に湿度センサ21によって
室内の湿度を検知し、室内の湿度と設定湿度との差の大
小に合わせ強弱運転を行うとともに、室内の湿度が設定
湿度以下となったときでも、最低の能力(弱)で除湿運
転を続けることで常に再生運転となり、臭気が吸湿器に
吸着さることがないので臭気の発生を防止することがで
きる。
【0091】次に、本発明の第10の実施形態を、図面
を参照して説明する。図9は、第10の実施形態に係る
除湿機の自動除湿運転におけるヒータ、吸湿ファン等の
設定の一例を示す設定表である。第10の実施形態は、
図1に示すように、水分を吸着するための吸湿剤と脱臭
するための脱臭剤(図示省略)を担持して除湿空気13
と再生空気15を通気可能にハニカム構造で形成された
吸湿器11と、除湿空気13で再生空気15を冷却する
ための凝縮器17と、再生空気15を加熱する再生ヒー
タ16と、凝縮器17で凝縮した水を貯水する貯水タン
ク19と、除湿される空気を送る吸湿ファン12と、再
生空気を送る再生ファン14と、室内の湿度を検知する
湿度センサ21とを有して成り、前記湿度センサ21に
より検知される除湿空気の湿度に応じて自動除湿運転を
行うように構成された除湿機であって、臭気をクリーニ
ングする臭気クリーニング動作において、除湿運転の能
力切替え等で、強弱等の切換動作をさせるヒータ、吸湿
ファン、再生ファンおよび吸湿器駆動用モータのすくな
くとも一部を、再生部の吸湿器温度が通常の運転温度よ
り高くなるように切換動作するようにしたものである。
【0092】前記除湿機による自動除湿運転は、図9に
示すように、除湿運転の強弱を制御する場合は、再生フ
ァンと吸湿器駆動モータの回転数は各々一定として、吸
湿ファンの回転数はヒータの消費電力に応じて、
「強」、「中」、「弱」と各々に対応させている。一
方、臭気クリーニング運転・動作を制御する場合は、再
生ファンと吸湿器駆動モータの回転数は各々一定とし
て、吸湿ファンの回転数はヒータの消費電力に対して、
ヒータが「強」の時は吸湿ファンを「中または弱」と
し、ヒータが「中」の時は吸湿ファンを「弱」としてい
る。
【0093】以上のように構成したので、第10の実施
形態によれば、臭気クリーニング運転時にヒータの出力
に対して吸湿ファンの出力を小さくして、再生部の吸湿
器温度が通常の運転温度より高くなるように組み合わせ
ることで、吸湿器に吸着された臭気が多く放出され、短
時間で効果的な脱臭を行うことができる。
【0094】次に、第11の実施形態を、図面を参照し
て説明する。図10は、第11の実施形態に係る除湿機
の自動除湿運転におけるヒータ、吸湿ファン等の設定の
一例を示す設定表である。第11の実施形態は、図1に
示すように、水分を吸着するための吸湿剤と脱臭するた
めの脱臭剤(図示省略)を担持して除湿空気13と再生
空気15を通気可能にハニカム構造で形成された吸湿器
11と、除湿空気13で再生空気15を冷却するための
凝縮器17と、再生空気15を加熱する再生ヒータ16
と、凝縮器17で凝縮した水を貯水する貯水タンク19
と、除湿される空気を送る吸湿ファン12と、再生空気
を送る再生ファン14と、室内の湿度を検知する湿度セ
ンサ21とを有して成り、前記湿度センサ21により検
知される除湿空気の湿度に応じて自動除湿運転を行うよ
うに構成された除湿機であって、臭気をクリーニングす
る臭気クリーニング動作において、再生部の吸湿器温度
が、通常運転温度より高くなるように、一定時間の間吸
湿ファンの動作を停止するように設定したものである。
【0095】前記除湿機による自動除湿運転は、図10
に示すように、除湿運転の強弱を制御する場合は、再生
ファンと吸湿器駆動モータの回転数は各々一定として、
吸湿ファンの回転数はヒータの消費電力に応じて、
「強」、「中」、「弱」と各々に対応させている。一
方、臭気クリーニング運転・動作を制御する場合は、再
生ファンと吸湿器駆動モータの回転数は各々一定とし
て、吸湿ファンの回転数はヒータの消費電力に対して、
ヒータが「強」の時は吸湿ファンを一定時間の間停止す
るようにしている。
【0096】以上のように構成したので、第11の実施
形態によれば、臭気クリーニング運転時に吸湿ファンを
一定時間の間停止することで、再生部のヒータ、吸湿フ
ァン、再生ファンおよび吸湿器駆動モータ等の温度が上
昇して吸湿器全体の温度が通常の運転温度より高くなる
ようしたので、吸湿器に吸着された臭気が多く放出さ
れ、短時間で効果的な脱臭を行うことができる。
【0097】次に、本発明の第12の実施形態を、図面
を参照して説明する図11は、第12実施形態に係る除
湿機の自動除湿運転におけるヒータ、吸湿ファン等の設
定の一例を示す設定表である。第12の実施形態は、図
1に示すように、水分を吸着するための吸湿剤と脱臭す
るための脱臭剤(図示省略)を担持して除湿空気13と
再生空気15を通気可能にハニカム構造で形成された吸
湿器11と、除湿空気13で再生空気15を冷却するた
めの凝縮器17と、再生空気15を加熱する再生ヒータ
16と、凝縮器17で凝縮した水を貯水する貯水タンク
19と、除湿される空気を送る吸湿ファン12と、再生
空気を送る再生ファン14と、室内の湿度を検知する湿
度センサ21とを有して成り、前記湿度センサ21によ
り検知される除湿空気の湿度に応じて自動除湿運転を行
うように構成された除湿機であって、臭気をクリーニン
グする臭気クリーニング動作において、再生部の吸湿器
温度が、通常運転温度より高くなるように、一定時間の
間吸湿器の回転動作を通常運転よりも遅くするように設
定したものである。
【0098】前記除湿機による自動除湿運転は、図11
に示すように、除湿運転の強弱を制御する場合は、再生
ファンと吸湿器駆動モータの回転数は各々一定として、
吸湿ファンの回転数はヒータの消費電力に応じて、
「強」、「中」、「弱」と各々に対応させている。一
方、臭気クリーニング運転・動作を制御する場合は、再
生ファンの回転数を一定とし、吸湿器駆動モータの回転
数を「弱」に設定して、吸湿ファンの回転数はヒータの
消費電力に対して、ヒータが「強〜弱」の時、吸湿ファ
ンが「強〜弱」となるようにしている。
【0099】以上のように構成したので、第12の実施
形態によれば、臭気クリーニング運転時に吸湿器駆動モ
ータの回転を通常より遅くすることで、除湿機1内を通
気する空気を少なくして吸湿器を冷却する能力を低下さ
せ、吸湿器全体の温度が通常の運転温度より高くなるよ
うしたので、吸湿器に吸着された臭気が多く放出され、
短時間で効果的な脱臭を行うことができる。
【0100】次に、本発明の第13の実施形態を、図面
を参照して説明する。第13の実施形態は、図1を参照
して、水分を吸着するための吸湿剤と脱臭するための脱
臭剤(図示省略)を担持して除湿空気13と再生空気1
5を通気可能にハニカム構造で形成された吸湿器11
と、除湿空気13で再生空気15を冷却するための凝縮
器17と、再生空気15を加熱する再生ヒータ16と、
凝縮器17で凝縮した水を貯水する貯水タンク19と、
除湿される空気を送る吸湿ファン12と、再生空気を送
る再生ファン14と、室内の湿度を検知する湿度センサ
21とを有して成り、前記湿度センサ21により検知さ
れる除湿空気の湿度に応じて自動除湿運転を行うように
構成された除湿機であって、吸湿器11を挟んで再生ヒ
ータ16の反対側の吸湿径路に脱臭ヒータ23を設置
し、臭気クリーニング運転モードを有したものである。
前記臭気クリーニング運転モードは、除湿動作を開始す
ると同時に脱臭ヒータ23に通電するようにしたもので
ある。
【0101】前記除湿機の臭気クリーニング運転は、除
湿機が除湿(再生)動作が開始すると、再生ヒータ16
に通電される。該再生ヒータ16により加熱されて高温
となった再生空気15bは、吸湿器11の再生部11b
を再生空気15bの上流側(図1で吸湿器11の右側)
から加熱する。これにより吸湿器11は再生空気15b
の上流側(図中の右側)から脱臭される。
【0102】これと同時に、脱臭ヒータ23に通電さ
れ、該脱臭ヒータ23により加熱されて高温状態の除湿
空気13bは、矢印C方向に向かって再生空気15bの
下流側から送風されて吸湿器11の再生部11bを温風
加熱する。これにより吸湿器11は高温状態の除湿空気
13bの上流側(図中の左側)から脱臭される。
【0103】以上のように構成したので、第13の実施
形態によれば、脱臭クリーニング動作において、再生動
作を行うと同時に脱臭ヒータ23に通電して、吸湿器1
1の再生空気15b下流側から再生空気15bの流れ方
向とは逆方向に温風加熱することで、吸湿器11が両面
から脱臭され、短時間で効果的な脱臭を行うことができ
る。
【0104】尚、本発明の除湿機は、上述の図示例にの
み限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない
範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0105】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の請求項1
〜14に記載の除湿機によれば、簡単な構成で、臭気を
拡散することが無い除湿機を実現できるという優れた効
果を奏し得る。詳しくは、除湿機において、吸湿器に吸
湿剤と共に脱臭剤を担持して、吸湿剤が空気中の水分と
共に吸着した臭気成分を酸化分解する吸湿器を搭載する
ことで、室内に臭気の放散を防止することができる。
【0106】また、待機運転状態において、設定された
時間毎に自動的に一定時間の間除湿・再生動作を行うこ
とで、臭気が吸湿器に多量に吸着される前に、臭気クリ
ーニングされ、少量ずつ放散されるため、異常な臭気を
感じない除湿運転が可能である。
【0107】また、臭気をクリーニングするためのスイ
ッチを設けたことで、ユーザーが任意に臭気クリーニン
グができ、ユーザーの生活や感覚に合せた臭気クリーニ
ング運転ができる。また、臭気クリーニング運転は、自
動的に停止する切タイマー運転とすることで、切り忘れ
を防止することができる。さらに、臭気クリーニング運
転は、連続除湿運転とすることで、複雑な回路や制御を
必要とすることなく、除湿機の低コスト化を図ることが
できる。
【0108】また、自動除湿運転が「入」となった時、
吸湿器が1回転以上回転する時間の間除湿・再生動作を
行った後に自動除湿運転を行うことで、吸湿器の全面を
脱臭することができ、吸湿器の脱臭のモレを防ぎ、臭い
の放出を防ぐことができる。さらに、自動除湿運転が
「入」となった後、設定時間だけ専用動作の臭気クリー
ニング動作を行い自動除湿運転を行うことで、臭気が吸
湿器に多量に吸着される前に臭気クリーニングされ、少
量ずつ放散されるため、異常な臭気を感じない除湿運転
が可能である。
【0109】また、自動除湿運転中に、設定された時間
毎に自動的に一定時間の間除湿・再生動作を行うこと
で、臭気が吸湿器に多量に吸着される前に、臭気クリー
ニングされ、少量ずつ放散されるため、異常な臭気を感
じない除湿運転が可能である。また、室内の湿度が設定
湿度以下の状態の時に、設定された最低の能力で除湿運
転を続けることで、常に再生運転となり臭気が吸湿器に
吸着されず、臭気の発生を防止することができる。
【0110】また、前記臭気クリーニング動作におい
て、除湿運転の能力切換え等で、強弱等の切換動作をさ
せているヒータ、吸湿ファン、再生ファンおよび吸湿器
駆動用モータのうちの少なくとも一部を、再生部の吸湿
器温度が通常の運転温度より高くなるように組み合わせ
ることで、吸湿器に吸着された臭気が多く放出され、短
時間で効果的に脱臭を行うことができる。
【0111】さらに、前記臭気クリーニング動作におい
て、除湿運転の能力切換え等で、強弱等の切換え動作を
させているヒータ、吸湿ファン、再生ファンおよび吸湿
器駆動用モータのうちの少なくとも一部を臭気クリーニ
ング専用動作するように設定して、再生部の吸湿器温度
が通常の運転温度より高くなるようにしたことで、吸湿
器に吸着された臭気が多く放出され、短時間で効果的に
脱臭を行うことができる。
【0112】また、臭気クリーニング専用動作におい
て、一定時間の間吸湿ファンの動作を止めて、除湿・再
生動作を行うことで、吸湿器に除湿空気が通気されない
ために吸湿器が冷却されず、吸湿器全体の温度が上昇
し、吸湿器に吸着された臭気が多く放出され、短時間で
効果的に脱臭を行うことができる。
【0113】さらに、臭気クリーニング専用動作におい
て、一定時間の間吸湿器の回転を通常運転より遅くする
ことで、加熱時間が長くなり、高温の再生空気が吸湿器
の深くまで届き(吸湿器の温度が高くなる)、吸湿器に
吸着された臭気が多く放出され、短時間で効果的な脱臭
を行うことができる。
【0114】また、前記除湿機は、吸湿器を挟んで再生
ヒータの反対側の吸湿径路に脱臭ヒータを設置し、臭気
クリーニング動作において、再生動作をすると同時に前
記脱臭ヒータに通電し、前記脱臭ヒータで過熱した除湿
空気を吸湿器の再生空気下流側から再生空気の流れと逆
方向に吸湿器に通して、該吸湿器を温風加熱すること
で、吸湿器が両面から脱臭され、短時間で効果的な脱臭
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る除湿機の主要部
の構成を示す構成図である。
【図2】本発明の第2の実施形態に係る除湿機の自動除
湿運転の動作制御を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第4の実施形態に係る除湿機の臭気ク
リーニング運転がタイマー運転の動作を示すフローチャ
ートである。
【図4】本発明の第5の実施形態に係る除湿機の臭気ク
リーニング運転が連続除湿運転の動作を示すフローチャ
ートである。
【図5】本発明の第6の実施形態に係る除湿機の吸湿器
が1回転以上回転する時間を除湿動作してから自動除湿
運転に入る動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第7の実施形態に係る除湿機の臭気ク
リーニング動作してから自動除湿運転に入る動作を示す
フローチャートである。
【図7】本発明の第8の実施形態に係る除湿機の自動除
湿運転中に一定時間毎に行われる臭気クリーニングの動
作を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第9実施形態に係る除湿機の室内の湿
度が設定湿度以下になった時の最低の能力(弱)運転の
動作を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第10の実施形態に係る除湿機の自動
除湿運転におけるヒータ、吸湿ファン等の設定の一例を
示す設定表である。
【図10】本発明の第11の実施形態に係る除湿機の自
動除湿運転におけるヒータ、吸湿ファン等の設定の一例
を示す設定表である。
【図11】本発明の第12の実施形態に係る除湿機の自
動除湿運転におけるヒータ、吸湿ファン等の設定の一例
を示す設定表である。
【図12】従来の除湿機の主要部の構成を示す構成図で
ある。
【図13】従来の除湿機の自動除湿運転の動作制御を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1 除湿機 1a 空気入側 1b 空気出側 11 吸湿器 11a 吸湿部 11b 再生部 12 吸湿ファン 13 除湿空気 13a 乾燥空気 13b 高温状態の除湿空気 14 再生ファン 15 再生空気 16 再生ヒータ 17 凝縮器 17a 外側通路 17b 他方通路 18 凝縮水 19 貯水タンク 20 熱交換器 21 湿度センサ 22 スイッチ 23 脱臭ヒータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F24F 1/00 B01D 53/36 H 451 F24F 1/00 371Z (72)発明者 宮崎 治仁 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 3L051 BC05 4C080 AA07 BB02 HH05 JJ03 KK08 MM02 QQ11 QQ17 4D012 BA02 CA01 CA09 CC04 CD01 CD05 CD10 CE01 CE03 CF05 CF10 CG01 CJ05 CK01 4D048 AA22 AB01 AB03 BA11X BA30X BD01 CC38 CC52 CC53 CC54 CD01 CD10 DA01 DA02 DA03 DA06 DA13 DA20 EA04 4D052 AA08 BA01 BA02 CA09 CB01 DA03 DB03 GA01 GA03 GB03 GB08 HA03

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸湿剤を有して除湿空気と再生空気を通
    気可能に形成された吸湿器と、除湿空気で再生空気を冷
    却するための凝縮器と、再生空気を加熱するヒータと、
    凝縮器で凝縮した水を貯水する貯水タンクと、除湿され
    る空気を送る吸湿ファンと、再生空気を送る再生ファン
    とを有する除湿機において、 前記吸湿器は、吸湿剤を有するとともに脱臭剤を有し、
    空気中の水分を吸着するとともに脱臭することを特徴と
    する除湿機。
  2. 【請求項2】 前記除湿機は、室内の湿度を検知する湿
    度センサを有し、検知した湿度に応じて自動除湿運転す
    るものであって、 待機運転状態で、設定された時間毎に、自動的に一定時
    間の間、除湿・再生動作を行うことを特徴とする請求項
    1に記載の除湿機。
  3. 【請求項3】 前記除湿機は、臭気クリーニング運転を
    行うためのスイッチを有することを特徴とする請求項1
    または2に記載の除湿機。
  4. 【請求項4】 前記臭気クリーニング運転は、自動的に
    停止する切タイマー運転とすることを特徴とする請求項
    3に記載の除湿機。
  5. 【請求項5】 前記臭気クリーニング運転は、連続除湿
    運転とすることを特徴とする請求項3または4に記載の
    除湿機。
  6. 【請求項6】 前記除湿機は、室内の湿度を検知する湿
    度センサを有し、検知した湿度に応じて自動除湿運転す
    るものであって、 自動除湿運転が「入」となった時、吸湿器が1回転以上
    回転する時間の間、除湿・再生動作を行った後に自動除
    湿運転を行うことを特徴とする請求項1に記載の除湿
    機。
  7. 【請求項7】 前記除湿機は、室内の湿度を検知する湿
    度センサを有し、検知した湿度に応じて自動除湿運転す
    るものであって、 自動除湿運転が「入」となった時、設定時間の間臭気ク
    リーニング動作を行った後に自動除湿運転を行うことを
    特徴とする請求項1に記載の除湿機。
  8. 【請求項8】 前記除湿機は、室内の湿度を検知する湿
    度センサを有し、検知した湿度に応じて自動除湿運転す
    るものであって、 自動除湿運転中に、設定された時間毎に自動的に一定時
    間の間、除湿・再生動作を行うことを特徴とする請求項
    1に記載の除湿機。
  9. 【請求項9】 前記除湿機は、室内の湿度を検知する湿
    度センサを有し、検知した湿度に応じて自動除湿運転す
    るものであって、 室内の湿度が設定の湿度以下の時に、設定された最低の
    能力で除湿運転を続けることを特徴とする請求項1に記
    載の除湿機。
  10. 【請求項10】 前記臭気クリーニング運転は、除湿運
    転の能力切換え等で、強弱等の切換え動作をさせている
    ヒータ、吸湿ファン、再生ファンおよび吸湿器駆動用モ
    ータのうちの少なくとも一部の通常動作の設定を変更し
    て、再生部の吸湿器温度が通常の運転温度より高くなる
    ようにしたことを特徴とする請求項2〜8のうちの何れ
    か一項に記載の除湿機。
  11. 【請求項11】 前記臭気クリーニング運転は、除湿運
    転の能力切換え等で、強弱等の切換え動作をさせている
    ヒータ、吸湿ファン、再生ファンおよび吸湿器駆動用モ
    ータのうちの少なくとも一部の通常動作の設定を変更し
    て、臭気クリーニング専用動作をするように設定して、
    再生部の吸湿器温度が通常の運転温度より高くなるよう
    にしたことを特徴とする請求項2〜8のうちの何れか一
    項に記載の除湿機。
  12. 【請求項12】 臭気クリーニング専用動作で、一定時
    間の間、吸湿ファンの動作を止めることを特徴とする請
    求項11に記載の除湿機。
  13. 【請求項13】 臭気クリーニング専用動作で、一定時
    間の間、吸湿器の回転を通常運転より遅くすることを特
    徴とする請求項11に記載の除湿機。
  14. 【請求項14】 前記除湿機は、吸湿器を挟んで再生ヒ
    ータの反対側の吸湿径路に脱臭ヒータを設置し、臭気ク
    リーニング動作時に、除湿・再生動作をすると同時に前
    記脱臭ヒータに通電し、前記脱臭ヒータで加熱した除湿
    空気を吸湿器の再生空気下流側から再生空気の流れと逆
    方向に吸湿器に送気して、該吸湿器を温風加熱するよう
    にしたことを特徴とする請求項2乃至13のうちの何れ
    か一項に記載の除湿機。
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