JP2009041862A - 室内用除湿装置 - Google Patents

室内用除湿装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009041862A
JP2009041862A JP2007208518A JP2007208518A JP2009041862A JP 2009041862 A JP2009041862 A JP 2009041862A JP 2007208518 A JP2007208518 A JP 2007208518A JP 2007208518 A JP2007208518 A JP 2007208518A JP 2009041862 A JP2009041862 A JP 2009041862A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
regeneration
rotary
air passage
dehumidification rotor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2007208518A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomonori Tokumoto
智憲 徳本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP2007208518A priority Critical patent/JP2009041862A/ja
Publication of JP2009041862A publication Critical patent/JP2009041862A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Central Heating Systems (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Central Air Conditioning (AREA)
  • Ventilation (AREA)

Abstract

【課題】 浴室等の多湿の環境下で使用されると、回転除湿ロータに異臭物質が多く吸着されていれば、その異臭物質が水分と一気に置換されて、使用者を不快に感じさせるほどの異臭が放出される可能性が高まるという問題があった。
【解決手段】 吸引口755から取り入れた空気を、回転除湿ロータ10の一部領域の除湿通路を通過させて室外へ排出する再生風路200の導入部は、第一領域200Aと第二領域200Bを有し、再生ヒータ40で加熱された空気が第一領域200Aを経て、回転除湿ロータ10を通過することで回転除湿ロータ10の下流側に発生した多湿空気が第二領域200Bに供給されるように帰還風路2000が設けられ、第二領域200Bに供給された多湿空気を回転除湿ロータ10に通過させ、さらに回転除湿ロータ10の下流側に位置する再生風路200で室外へ排出するよう構成する。
【選択図】図5

Description

本発明は、除湿器を備えた室内用除湿装置に関し、詳しくは、室内の空気を室外に排気、及び室内の空気を除湿する室内用除湿装置に関する。
従来の室内用除湿装置としては、例えば、浴室乾燥機に除湿機能を組み込んだものが知られている。これは、浴室を暖房する暖房モードの他に、浴室内の空気を循環ファンで吸引させながら、浴室内を除湿する除湿モードを備えている。そして、循環ファンで吸引された浴室内の空気は、回転除湿ロータの除湿通路に担持されている吸着剤で水分が吸着され、浴室内に乾燥した空気として戻される。
また、回転除湿ロータは回転駆動され、たくさんの水分を吸着した除湿通路部分が再生ヒータ(セラミックヒータ)と対応する部分に来たときに、再生ファンによって吸引され、ヒータにより高温に加熱された空気は回転除湿ロータと熱交換され、これによって、回転除湿ロータが高温となり、回転除湿ロータの除湿通路の吸着剤に吸着されていた大量の水分が蒸発させられる。これにより回転除湿ロータが乾燥され再生される。この動作を連続的に行う運転モードが除湿モードであり、この除湿モードの運転を数時間続けることにより浴室内が徐々に除湿されて浴室を完全に乾燥させることができる(特許文献1)。また、特許文献2には、回転除湿ロータの除湿通路に担持されている吸着剤は、ゼオライトやシリカゲルなどから構成されていることが記載されている。
また、出願人により先に出願された未公開の特許出願(特願2007−84083号)では、回転除湿ロータ下流の再生風路内の空気を、回転除湿ロータの上流の再生風路内に送る再生空気帰還風路を設けた室内用除湿装置が提案されている。これはクリーニングモードの実行中に、回転除湿ロータ下流に発生した多湿空気を再生空気帰還風路により回転除湿ロータ上流に供給し、所定の時間経過後に再生風路内の空気を排出するものである。
特開2004−93008号公報 特開平5−309771号公報
しかしながら、回転除湿ロータに使用されている吸着剤は、一般的に空気中の水分のみならず異臭物質をも吸着する。このように、吸着剤に異臭物質が吸着されている状態で回転除湿ロータの除湿通路に多湿の空気が通過すると、除湿通路は、異臭物質より水分の方が吸着剤に吸着される力(親和性)が強い(高い)ように構成されているため、吸着された異臭物質が多湿の空気中の水分と置換され、異臭物質が室内に放出されてしまうという問題があった。ここで、この異臭物質は、空気中に存在するものであり、水分と異臭物質とが少しづつ置換される程度であれば何ら問題が生じないが、回転除湿ロータに多くの異臭物質が吸着され、そこに大量の多湿の空気が一気に通過されるような場合には、異臭物質が水分と一気に大量に置換され、使用者が不快に感じさせるほどの異臭が放出されるという問題があった。特に、回転除湿ロータを備えた除湿装置が、梅雨時などの高湿度となる条件下や、また浴室等の多湿の環境下で使用されると、回転除湿ロータに異臭物質が多く吸着されていれば、その異臭物質が水分と一気に置換されて、使用者を不快に感じさせるほどの異臭が放出される可能性が高まるという問題があった。
また、この問題は室内のすべてにおいて生じる可能性があるが、特に、浴室は異臭の要因となるジエチルヘキサナールやデカナール等の有機物質が居間などの他室に比べて比較的多く存在しているため、回転除湿ロータの除湿通路に比較的早期に多くの異臭物質が吸着されてしまう可能性がある。また、先にも述べた通り浴室は大量の水分が存在する環境であり、かつ相対湿度が高まる高温の環境下でもあるのでカビ等の異臭が生じる環境でもあり、除湿装置としての異臭発生の面では極めて条件が悪い環境にあるといえる。その反面、浴室は、カビが発生するので除湿に対する要求は潜在的に高いものがあり、この異臭の軽減は非常に多くのユーザから強く望まれているものである。
ここで、本問題を解決するため、回転除湿ロータによる異臭物質の吸着を抑制するために回転除湿ロータの吸着剤の材料を変更したり、吸着剤の異臭物質が接触する機会を減らすようなやり方も考えられるが、このようなやり方だけでは、短時間で異臭物質が多く吸着されてしまうのを抑制できるというだけであり、また、異臭物質の吸着を抑制するようにすると必然的に吸着剤に水分も吸着されにくくなり、除湿性能が大きく犠牲になるという問題が新たに生じる。
また、この問題を解決するために、出願人より出願された未公開の特許出願(特願2007−84083号)では、クリーニングモードの実行中に、回転除湿ロータ下流の再生風路内に発生した多湿空気を、再生空気帰還風路により回転除湿ロータ上流の再生風路内に供給し、この多湿空気を回転除湿ロータに通過させることで、多湿空気中の水分と回転除湿ロータに吸着された異臭物質とを置換させ、異臭物質を短時間で放出(離脱)させるといった画期的な技術が提案されている。しかしながら、この技術でも、クリーニングモードの実行中において、回転除湿ロータ下流の異臭物質混じりの空気も、再生空気帰還風路により回転除湿ロータ上流に供給する構成であるため、せっかく放出させた異臭物質が回転除湿ロータに再吸着されてしまい、異臭の抑制が不十分となるおそれがある。
そこで、本発明は、上記出願人の技術をさらに改良したもので、除湿性能を大きく犠牲にすることなく、異臭の発生を極めて少なくした室内用除湿装置を提供するものである。
本発明のうち第1の態様に係るものは、室内の空気を取り入れる吸引口と、吸引口から取り入れた空気が通過する際に空気中の水分を吸着する複数の除湿通路からなる回転除湿ロータと、吸引口から取り入れた空気を、回転除湿ロータの一部領域の除湿通路を通過させて室外へ排出する再生風路と、回転除湿ロータより上流側に位置する再生風路の導入部に設けられ、通過する空気を加熱する再生ヒータと、再生風路内に空気を供給する再生ファンと、吸引口から取り入れた空気を、再生風路とは異なる回転除湿ロータの領域の除湿通路を通過させて室内に戻す循環風路と、循環風路内に空気を供給する循環ファンと、室内用除湿装置を制御する制御手段と、を備え、再生風路の導入部は第一及び第二領域を有し、再生ヒータで加熱された空気が第一領域を経て、回転除湿ロータを通過することで回転除湿ロータの下流側に発生した多湿空気が第二領域に供給されるように帰還風路が設けられ、第二領域に供給された多湿空気を回転除湿ロータに通過させ、さらに回転除湿ロータの下流側に位置する再生風路で室外へ排出するよう構成されていることを特徴とする。
この構成によれば、再生ヒータで加熱されて高温となった空気が、再生風路の導入部の第一領域を経て回転除湿ロータを通過することで、その空気が通過する領域の除湿通路が加熱され、そこに吸着されていた水分が蒸発する。したがって、回転除湿ロータを通過してその下流に至った空気は、多量の水分を含む多湿空気となっている。さらにこの空気は、帰還風路によって再生風路の導入部の第二領域に供給される。第二領域に供給されたその空気が再度回転除湿ロータを通過する際、通過する領域の除湿通路に吸着されている異臭物質が空気中の多量の水分と置換されて放出される。そして回転除湿ロータを通過し、放出された異臭物質が混入したこの空気は、回転除湿ロータの下流側に位置する再生風路で室外へ排出される。
すなわち本発明によれば、再生ヒータで加熱された後、回転除湿ロータを通過してその下流に至った空気は、一度だけ回転除湿ロータの上流側に戻され、再度回転除湿ロータを通過した後に排出されることになる。つまり、空気が多湿となり回転除湿ロータを通過する際に異臭物質が混入しても、この異臭物質を含む空気が再度回転除湿ロータを通過することはないため、回転除湿ロータによるこの異臭物質の再吸着が生じ難い構成となっている。したがって本発明は、より確実に回転除湿ロータより異臭物質を放出させ、異臭の発生を抑制することができるという実用上優れた効果を奏するものである。
本発明のうち第2の態様に係るものは、第1の態様に係る室内用除湿装置であって、帰還風路と、回転除湿ロータの下流側に位置する再生風路とが、独立して形成されていることを特徴とする。
回転除湿ロータの下流側に位置する再生風路内には、異臭物質が混入した空気が流入するが、帰還風路と、回転除湿ロータの下流側に位置する再生風路とを独立して形成することで、再生風路内の異臭物質が帰還風路内に流入することがない。これにより、異臭物質の再吸着を防止することができる。
本発明のうち第3の態様に係るものは、第2の態様に係る室内用除湿装置であって、再生ヒータは、再生風路の導入部における第一及び第二領域の双方に設けられ、再生風路の導入部は、再生ヒータで加熱された空気を第一領域を経ることなく第二領域にも供給可能に構成され、帰還風路は、第二領域に設けられた再生ヒータの下流側に多湿空気を供給するよう構成されていることを特徴とする。
再生風路の導入部における第一及び第二領域の双方に再生ヒータを設け、再生ヒータで加熱された空気を、第一領域を経ることなく第二領域にも供給可能に構成することで、回転除湿ロータの広範囲を加熱し、効率良く回転除湿ロータの水分吸着能力を回復させることができる。しかし、第一領域を経て回転除湿ロータを通過する加熱空気によって発生した多湿空気が、帰還風路によって第二領域に供給されて再生ヒータと接触すると、再生ヒータの故障に至るおそれがある。
そこで本発明では、さらに、帰還風路は、第二領域に設けられた再生ヒータの下流側に多湿空気を供給するよう構成されている。これにより第二領域に供給された多湿空気が再生ヒータと接触することがなく、回転除湿ロータの広範囲を再生ヒータで加熱しながらも、再生ヒータの故障を防止することができる。
本発明のうち第4の態様に係るものは、第1の態様に係る室内用除湿装置であって、制御手段は、室内用除湿装置の運転モードとして、室内に回転除湿ロータで水分を吸着された空気を供給するように、回転除湿ロータを回転させながら、循環ファン、再生ファン及び再生ヒータを動作させる除湿モードと、回転除湿ロータを回転させながら、再生ファン及び再生ヒータを動作させ、再生ヒータの加熱によって発生した回転除湿ロータの下流側の多湿空気を、帰還風路を通過させて再生風路の導入部における第二領域に供給するクリーニングモードと、を有することを特徴とする。
このように、回転除湿ロータで水分を吸着された空気を室内に供給する除湿モードの実行により、室内を除湿することが可能となる一方、除湿モードにおいて水分とともに回転除湿ロータに吸着される異臭物質については、多湿空気を帰還風路を通過させて再生風路の導入部における第二領域に供給するクリーニングモードを適宜実行して放出させることで、異臭の発生を抑制することができる。
本発明のうち第5の態様に係るものは、第4の態様に係る室内用除湿装置であって、回転除湿ロータの下流側で循環風路と連通し、空気を室外へ排出する排気風路を備え、クリーニングモードは、吸引口から取り入れた空気を循環風路内の回転除湿ロータに通過させ、空気を排気風路で室外へ排出する吸水工程と、吸水工程の後に、再生ヒータの加熱によって発生した回転除湿ロータの下流側の多湿空気を、帰還風路を通過させて再生風路の導入部における第二領域に供給する異臭物質除去工程と、からなることを特徴とする。
このように、クリーニングモードでは、まず吸水工程において、回転除湿ロータに室内の空気を通過させることで、その空気に含まれる水分を回転除湿ロータに十分に吸着させる。そして、その後の異臭物質除去工程では、吸水工程において回転除湿ロータに吸着された多量の水分を再生ヒータの加熱で蒸発させることにより、発生した多湿空気を、帰還風路を通過させて再生風路の導入部における第二領域に供給することができる。これにより、再生ヒータの加熱によって発生した多湿空気に含まれる十分な水分と回転除湿ロータに吸着された異臭物質とが置換され、異臭物質を短時間で放出(離脱)させ、異臭の発生を抑制することができる。
本発明のうち第6の態様に係るものは、第5の態様に係る室内用除湿装置であって、制御手段は、室内用除湿装置の運転モードとして、室内の空気を外部へ排出する換気モードを、さらに備え、クリーニングモードの吸水工程では、換気モードが実行されているときと比較して、室内から排出される空気の風量を小さくすることを特徴とする。
このように、室内の空気に含まれる水分を回転除湿ロータに吸着させる吸水工程の際には、換気モードが実行されているときと比較して、室内から排出される空気の風量を小さくしている。したがって、使用者が室内の換気を所望していないにもかかわらず、クリーニングモードにおいて大きな風量で室内の空気が換気されることによる使用者の不快感や違和感を軽減させることができる。
本発明の室内用除湿装置によれば、再生ヒータの加熱によって発生した回転除湿ロータの下流側の多湿空気が、帰還風路により回転除湿ロータの上流側へ導かれ、その多湿空気に含まれる水分が回転除湿ロータに供給され外部に排出されるので、除湿性能を大きく犠牲にすることなく、さらに強い臭気が発生することのなく、回転除湿ロータを再生することができる。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態に係る室内用除湿装置である除湿機能付き浴室乾燥機(以下、「浴室乾燥機」と略記する)について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る浴室乾燥機の使用形態の一例を示す。本実施形態に係る浴室乾燥機1は、浴室400の天井裏に設置される。この浴室乾燥機1は、浴室400内の乾燥、暖房或いは除湿など、様々なことを行うことができる。
浴室乾燥機1は、ケース503に収納される乾燥機本体501を有し、乾燥機本体501には、乾燥機本体501の下面の少なくとも一部を覆うカバーとして表面グリル509(図1略)が取り付けられている。ケース503は、直方体状の箱となっているが、形状はそれに限らず種々の形状を採用し得る。
乾燥機本体501の一側面には、浴室400内から吸われた空気を浴室乾燥機1の外に排出するための排気口101(図1略)が設けられ、ケース503には、その排気口101(図1略)から排出される空気が流れる排気ダクト(排気管)が取り付けられる。
図2は、浴室乾燥機の制御系を示すブロック図である。制御装置519は、例えば、CPU625やメモリ621を備えている。CPU625は、例えば、操作パネル700、温度センサ551A、551B及び湿度センサ553のうちの少なくとも一つから信号を受けた場合、その信号をもとに、循環ファン用モータ541、再生ファン用モータ535、回転除湿ロータ用モータ60、切換ダンパ用モータ611、暖房ヒータ30、再生ヒータ40、及び可動ルーバ用モータ623のうちの少なくとも一つを必要に応じて制御することができる。換言すれば、例えば、CPU625は、循環ファン20の回転、再生ファン50の回転、回転除湿ロータ10の回転、切換ダンパ70の開閉の度合い、暖房ヒータ30による発熱、再生ヒータ40による発熱、及び可動ルーバ505を制御することができる。
図3は、操作パネル700の一例を示す。操作パネル700は、浴室乾燥機1のユーザインタフェース(例えばリモートコントローラ)である。操作パネル700には、浴室乾燥機1が実行できる複数の運転モードにそれぞれ対応した複数の運転モードスイッチが備えられている。具体的には、例えば、「換気」、「衣類乾燥」、「浴室除湿」、および「暖房」などの運転モードにそれぞれ対応した運転モードスイッチ(運転モードボタン)が搭載されている。ユーザは、浴室乾燥機1に実行してもらいたい運転モードに対応した運転モードスイッチを操作することにより、所望の運転モードを浴室乾燥機1に実行させることができる。
制御装置519は、操作パネル700の或る運転モードスイッチの投入信号を受けた場合、温度センサ551A、551B及び湿度センサ553のうちの少なくとも一つの検出結果(例えば相対湿度)から、循環ファン20、暖房ヒータ30、再生ヒータ40、再生ファン50、回転除湿ロータ用モータ60、及び切換ダンパ70のうちの少なくとも一つを制御し、それにより、投入されたスイッチに対応する運転モードを実行する。
また、操作パネル700には、液晶表示部701を用いて運転時間、運転開始時刻、運転終了時刻を設定できるようになっている。使用者は、指示スイッチ702a、702bを用いて、この液晶表示部701に表示されている運転時間、運転開始時刻、運転終了時刻のいずれかにカーソルを持っていき、それぞれ運転時間、運転開始時刻、運転終了時刻を設定することができる。そして、設定が終了すると確定スイッチ703を操作(押圧)することにより、その内容が登録される。なお、終了スイッチ704は、浴室乾燥機1の運転を終了するときに用いられるスイッチである。
次に、図4〜図8を参照して、本発明の一実施形態における浴室乾燥機の構成および空気の流れなどについて説明する。図4は、本実施形態における回転除湿ロータと再生風路および再生ヒータとの関係を示す上面図である。また、図5は、図4のイ−イ断面における浴室乾燥機の断面図であり、図6は、図4のロ−ロ断面における浴室乾燥機の断面図であり、図7は、図5および図6のハ方向から見た回転除湿ロータと再生風路および再生ヒータとの関係を示す図である。また、図8は、本実施形態における浴室乾燥機の空気の流れを示す図である。
図5および図6に示すように、乾燥機本体501の表面側(下面)には、浴室400内への空気の循環吹出口754と、その循環吹出口754からの風の向きを調節する可動ルーバ505とが備えられる。
乾燥機本体501の表面側(下面)と表面グリル509との間には、或る程度の隙間があり、その隙間が、浴室乾燥機1にとっての吸込口755となっている。換言すれば、浴室乾燥機1の側面全て或いは一部に、吸込口755が設けられ、いわゆる側面吸気が行われるようになっている。吸込口755から吸い込まれた空気は、乾燥機本体501の下面から乾燥機本体501の内部に入る。
乾燥機本体501からの空気の吹出口である循環吹出口754に、上述したように可動ルーバ505が備えられ、可動ルーバ505の近傍に、可動ルーバ505を駆動する可動ルーバ用モータ623(図示略)が備えられる。
乾燥機本体501の内部には、回転除湿ロータ10、再生ヒータ40が搭載されている。
本実施形態では、乾燥機本体501の表面側(下面)に、空気の吸込口(以下、浴室乾燥機1の側面の吸込口755と混同しないようにするため、「本体吸込口」という言葉を用いる)が設けられ、上記側面吸気された空気が本体吸込口を介して乾燥機本体501に吸い込まれる。
本体吸込口は、例えば、循環ファン20が回転することによって吸い込まれる空気の吸込口(以下、循環ファン吸込口756)と、再生ファン50が回転することによって吸い込まれる空気の吸込口(以下、再生ファン吸込口757)とに仕切ることができる(仕切ることなく一つの共通の吸込口とされてもよい)。
ケース503の内部に、浴室乾燥機1の種々の構成要素(例えば、循環ファン20や、その循環ファン20を駆動するためのモータ(以下、循環ファン用モータ541など))が備えられる。この循環ファン20から吹出された空気が、排気風路100を経て、排気口101から屋内配管された排気ダクト(排気管)へ排出される。
ケース503の内部には、再生ファン50を駆動するためのモータ(以下、再生ファン用モータ)535(図示略)と、浴室乾燥機1の種々の構成要素を制御するための制御装置519とが備えられる。
浴室乾燥機1内に、回転除湿ロータ10、回転除湿ロータ用モータ60(図示略)、再生ヒータ40、循環ファン20及び循環ファン用モータ541(図示略)、可動ルーバ505、暖房ヒータ30、切換ダンパ70、切換ダンパ用モータ611(図示略)、再生ファン50及び再生ファン用モータ535(図示略)が備えられている。
乾燥機本体501内には、循環風路900と再生風路200とが形成されている。そして、再生風路200は、回転除湿ロータ10より上流部に位置する再生風路200の導入部の第一領域200A(図5および図7参照)と、帰還風路2000と、再生風路200の導入部の第二領域200B(図6および図7参照)などにより構成されている。再生ファン50の回転により再生ファン吸込口757から吸い込まれた空気は、再生風路200の導入部の第一領域200A(図5および図7参照)から帰還風路2000を通過して、再生風路200の導入部の第二領域200B(図6および図7参照)に入る。このように、再生風路200の導入部の第一領域200Aには、再生ヒータ40が設けられ、その再生ヒータ40を通過した空気は、図5に示す回転除湿ロータ10の領域(図4参照)を通過し、この回転除湿ロータ10の領域を通過した空気は、帰還風路2000に入り、そして、帰還風路出口2000Bから出た空気は、図6に示す再生風路200の第二領域(図4参照)を通過して排気ダクトから排出される(F→G→Hの流れ(図5〜図8参照))。なお、図7に示すように、帰還風路2000と回転除湿ロータ10の下流側に位置する再生風路200の間には隔壁2001が設けられ、回転除湿ロータ10の下流側に位置する再生風路200の空気が帰還風路2000内に流入しないようにしている。
以上のように、循環ファン20及び再生ファン50のうち循環ファン20のみを回転させた場合には、浴室乾燥機1の側面にある吸込口755から循環ファン吸込口756を経て回転除湿ロータ10を介して上方へと空気が吸引される。循環ファン20及び再生ファン50の両方を回転させた場合には、浴室乾燥機1の側面にある吸込口755から吸い込まれた空気の一部が循環ファン吸込口756を経て回転除湿ロータ10を介して上方へと吸引され、残りの一部が再生ファン吸込口757を経て再生風路200(図5参照)へと吸引される。以下、これらの点や各構成要素について詳細に説明する。
回転除湿ロータ10は、円盤状のデシカント部材であり、上下方向に空気が通過できるような風路を有している(例えば上下方向に貫けた多数の孔がある)。具体的には、例えば、回転除湿ロータ10は、水分を吸着するための吸着剤(例えば、ゼオライト及び/又はシリカゲル)が担持された、セラミックス製のペーパであり、いわゆるハニカム構造になっている。つまり、回転除湿ロータ10の上下方向の空気が通過する風路は、細かく区切られた複数の風路の集合となっていて、各風路で水分の吸着が行われる。回転除湿ロータ10の直径は、例えば150乃至300ミリメータ程度であり、その厚みは15乃至50ミリメータ程度である。回転除湿ロータ10は、乾燥機本体501の表面側(下面)にある本体吸込口の付近に設けられ、本体吸込口から入った空気の全部或いは大部分が通るようなサイズに構成されている。
回転除湿ロータ用モータ60(図示略)は、回転除湿ロータ10の中心を回転軸として回転除湿ロータ10を回転させるモータである。
再生ヒータ40は、再生風路200の導入部の第一領域200A(図5参照)に設けられ、回転除湿ロータ10の上流、例えば、回転除湿ロータ10の表面側(下面)の或る部分(領域)の真下に搭載される。再生ヒータ40の水平方向のサイズは、回転除湿ロータ10の水平方向のサイズよりも小さい(例えば回転除湿ロータ10の水平方向サイズの4分の1以下である)。再生ヒータ40の発熱により、回転除湿ロータ10が吸着した水分を放出し、さらに、その放出された水分を含んだ多湿空気が帰還風路2000を通過し、再生風路200の導入部の第二領域200B(図4〜図8参照)から回転除湿ロータ10の一部領域を通る際に、再生ヒータ40で蒸発によって発生した多湿空気に含まれる水分と回転除湿ロータ10に吸着された異臭物質とが置換され、その置換された異臭物質が外部に放出(離脱)される(F→G→Hの流れ(図5〜図8参照))。このようにして、回転除湿ロータ10の除湿能力が再生とともに、異臭物質の放出が行われる。具体的には、回転除湿ロータ10を回転させつつ再生ヒータ40を発熱させれば、再生ヒータ40により加熱された空気が再生風路200の第一領域200A(図4〜図8参照)から回転除湿ロータ10の一部領域を通ることにより、回転除湿ロータ10の各部で吸着した水分が放出されるので、水分を吸着したことによって低下した回転除湿ロータ10の除湿能力を再生することができるとともに、さらに、その回転除湿ロータ10から放出された水分を含んだ多湿空気が再生風路200の第二領域200B(図4〜図8参照)から回転除湿ロータ10の一部領域を通ることにより、その多湿空気に含まれる水分と回転除湿ロータ10に吸着された異臭物質とが置換され、その置換された異臭物質が外部に放出(離脱)される(その際、再生ファン50を回転させることにより、回転除湿ロータ10から放出された水分および異臭物質を浴室外へ排出することができる)。
循環ファン20の上に循環ファン用モータ541(図示略)が取り付けられている。循環ファン20は、例えば遠心型のファンであり、循環ファン用モータ541の駆動により回転する。この循環ファン20が回転することにより、浴室乾燥機1の側面にある吸込口755から浴室内の空気が吸われ、その吸われた空気が、循環ファン吸込口756から回転除湿ロータ10を介して上方へと流れる。上方へと流れたその空気は、切換ダンパ70の開閉状態に応じて、排気風路100と循環風路900の下流部900Bとのうちの少なくとも一方に流れる。なお、回転除湿ロータ10よりも上流の空気の温度を検出するための温度センサ551A(図示略)と、その空気の相対湿度を検出するための湿度センサ553(図示略)が、回転除湿ロータ10と本体吸込口との間の空間における所定の場所に備えられる。具体的には、例えば、各センサ551A、553は、再生ヒータ40の高さ位置と同程度の位置に備えられる。
循環ファン20により回転除湿ロータ10を介して吸われた空気は、循環ファン20から左側にかけた空間に流れる(A→B→EもしくはA→B→C→Dの流れ(図5〜図8参照))。循環ファン20の左隣には、更に左へと延設され途中から下へと延びた循環風路900が設けられている。循環風路900は、左へと延設された部分(換言すれば、循環ファン20の左隣の空間)である上流部(以下、循環風路上流部)900Aと、上流部900Aから下へと延びた下流部(以下、循環風路下流部)900Bとで構成することができる。循環風路上流部900Aは、循環風路下流部900Bと、左方向の排気口101へと延びた排気風路100とに分岐している。
排気風路100を流れる空気は、排気口101及び排気ダクト(排気管)を介し浴室外に排出される(A→B→Eの流れ(図5〜図8参照))。一方、循環風路下流部900Bを流れる空気は、循環吹出口754から浴室内に排出される(A→B→C→Dの流れ(図5〜図8参照))。循環ファン20の左に流れた空気が排気風路100と循環風路下流部900Bとのどちら又は両方に流れるかは、循環風路上流部900A(循環ファン20の左隣空間)に設けられた切換ダンパ70の開閉状態によって決まる。切換ダンパ70の開閉状態は、切換ダンパ用モータ611(図示略)の駆動を制御することにより、調節することができる。
循環風路900の下流側(例えば循環吹出口754の付近)に、暖房ヒータ30が備えられる。暖房ヒータ30が発熱することにより、暖房ヒータ30を通る空気が暖められ、暖められた空気が、循環吹出口754から浴室内へと出される(A→B→C→Dの流れ(図5〜図8参照))。なお、暖められた空気の温度を検出するための温度センサ551B(図示略)が所定の場所に備えられる。具体的には、例えば、温度センサ551Bは、暖房ヒータ30の下流側、より具体的には、例えば、暖房ヒータ30と可動ルーバ505との間に備えられる。暖房ヒータ30や再生ヒータ40としては、種々のヒータを採用し得るが、例えば、PTC(Positive Temperature Coefficient:正温度係数)ヒータを用いることができる。PTCヒータは、抵抗体の電気抵抗値が、温度上昇と共に増加するために、自己温度制御性を有する。
排気風路100の途中(例えば排気口101の近傍)は、再生風路200と合流する。すなわち、再生風路200は、回転除湿ロータ10の下流側の或る位置で排気風路100と合流し、そのまま上へと延びて。排気口101及び排気ダクトを介し浴室外に排出される(A→B→Eの流れ(図5〜図8参照))。
再生ファン50の上には再生ファン用モータ535(図示略)が取り付けられている。再生ファン50は、例えば遠心型のファンであり、再生ファン用モータ535(図示略)の駆動により回転する。この再生ファン50が回転することにより、浴室乾燥機1の側面にある吸込口755から浴室内の空気が吸われ、その吸われた空気が、再生ファン吸込口757から再生ヒータ40を通り回転除湿ロータ10を介して上流へと流れる。上流へと流れたその空気は、再生風路200へと流れ、排気口101及び排気ダクトを介し浴室外に排出される(図5〜図8参照)。
次に、図面を参照して、各運転モードにおける空気の流れなどについて説明する。
まず、図9〜図11を用いて、「浴室除湿」モードの場合のダンパの状態や空気の流れについて説明する。図9は、「浴室除湿」モードの場合の図4のイ−イ断面における浴室乾燥機の断面図である。図10は、「浴室除湿」モードの場合の図4のロ−ロ断面における浴室乾燥機の断面図である。図11は、「浴室除湿」モードの場合の図5および図6のハ方向から見た図である。制御装置519は、「浴室除湿」モードの場合、循環ファン20及び回転除湿ロータ10(例えば、毎分0.5回転程度)を回転させ、切換ダンパ70を全閉状態(排気風路100の入口を完全に遮断し、循環ファン20の左側の空間に出た空気の全てが循環風路下流部900Bに流れる状態)にし、暖房ヒータ30の電源をオフ状態とする。また、制御装置519は、再生ファン50を回転させ、再生ヒータ40の電源をオン状態とする。これにより、矢印A→B→C→Dに示すように、浴室内の空気が除湿されつつ循環し、また、矢印F→G→Hに示すように、多湿の空気が再生風路200(再生風路200の第一領域200A→帰還風路2000→再生風路200の第二領域200B→再生風路200の下流)から排気ダクト(排気管)を介して浴室外に排出される(図9〜図11参照)。つまり、「浴室除湿」モードによれば、浴室から多湿の空気を吸引し、回転除湿ロータ10で水分を吸着することにより湿気の少なくなった空気を浴室に吹出すようになっており、その間、水分を吸着することにより低下した回転除湿ロータ10の除湿能力が再生ヒータ40により再生されるので、浴室内を除湿することができる。なお、再生ヒータ40の再生は、クリーニングモードと同様なので、後述するクリーニングモードで詳細に説明する。
図12は、「衣類乾燥」モードの場合のダンパの状態や空気の流れを示す動作図である。
制御装置519は、「衣類乾燥」モードの場合、図12に示すように、循環ファン20を回転させるが、回転除湿ロータ10及び再生ファン50を回転させない。また、制御装置519は、暖房ヒータ30の電源をオン状態とするが、再生ヒータ40の電源はオフ状態とする。さらに、制御装置519は、切換ダンパ70を半開状態(排気風路100の入口と循環風路下流部900B入口との両方を完全には遮断せず、循環風路上流部900Aに出た空気の一部が排気風路100に流れ残りの一部が循環風路下流部900Bに流れる状態)にする。これにより、「衣類乾燥」モードによれば、矢印A→B→Eに示すように、循環ファン20に吸われた空気の一部が排気風路100から排気ダクト(排気管)を介して浴室外に排出され、矢印A→B→C→Dに示すように、浴室内の空気を加熱しながら循環させることで、浴室内に干された衣類の乾燥を促進させることができる(しかし、「浴室除湿」モードと違って、回転除湿ロータ10及び再生ファン50は回転せず再生ヒータ40の発熱が行われないので、回転除湿ロータ10の再生は行われない)。
図13は、「暖房」モードの場合のダンパの状態や空気の流れを示す動作図である。
制御装置519は、「暖房」モードの場合、図13に示すように、循環ファン20を回転させるが、回転除湿ロータ10及び再生ファン50を回転させない。また、制御装置519は、暖房ヒータ30の電源をオン状態とするが、再生ヒータ40の電源はオフ状態とする。さらに、制御装置519は、切換ダンパ70を全閉状態(排気風路100の入口を完全に遮断し、循環ファン20の左側の空間に出た空気の全てが循環風路下流部900Bに流れる状態)にする。これにより、「暖房」モードでは、矢印A→B→C→Dに示すように、浴室内の空気が暖められつつ循環する(「暖房」モードでも、回転除湿ロータ10及び再生ファン50は回転せず再生ヒータ40の発熱が行われないので、回転除湿ロータ10の再生は行われない)。
図14は、「換気」モードの場合のダンパの状態や空気の流れを示す動作図である。
制御装置519は、「換気」モードの場合、図14に示すように、循環ファン20を回転させるが、回転除湿ロータ10及び再生ファン50を回転させない。また、制御装置519は、暖房ヒータ30の電源も再生ヒータ40の電源もオフ状態とする。さらに、制御装置519は、切換ダンパ70を全開状態(循環風路下流部900Bの入口を完全に遮断し、循環風路上流部900Aに出た空気の全てが排気風路100に流れる状態)とする。これにより、「換気」モードでは、矢印A→B→Eに示すように、浴室内の空気が排気風路100から排気ダクト(排気管)を経て浴室外に排出される(「換気」モードでも、回転除湿ロータ10及び再生ファン50は回転せず再生ヒータ40の発熱が行われないので、回転除湿ロータ10の再生は行われない)。なお、「換気」モードでは、循環ファン20の回転に代えて又は加えて、再生ファン50を回転させてもよい。
上述するように、本実施形態に係る浴室乾燥機は、「浴室除湿」モードのみならず、「浴室除湿」モード以外のモードで運転を行った場合でも、循環ファン20を回転することで、浴室内の空気が回転除湿ロータ10を通過して循環風路900へと吸い込まれる。従って、「浴室除湿」モード以外のモードで運転を行っても、回転除湿ロータ10には空気中の水分だけでなく、異臭物質が吸着される。これを放置すると、回転除湿ロータ10の除湿性能が低下したり、悪臭やカビが発生したりする原因となる。特に、運転モードの開始時に、回転除湿ロータ10に多湿の空気が吸い込まれることにより、回転除湿ロータ10に吸着された異臭物質が一気に大量に排出される。そこで、本実施形態に係る浴室乾燥機は、回転除湿ロータ10のクリーニングを行うクリーニングモードを備えている。
(第1実施形態)
次に、図15を用いて、本発明の一実施形態におけるクリーニングモードについて説明する。このクリーニングモードは、たとえば、浴室除湿モードの終了後、あらかじめ定められた時間経過後に実行される。すなわち、浴室除湿モードが終了すると、タイマー(図示略)により時間が計時され、そして、あらかじめ定められた時間が経過することにより、クリーニングモードが開始される。
図15は、本発明の一実施形態における浴室乾燥機のクリーニングモードのタイムチャートを示す図である。
浴室除湿モードが終了してから所定の時間が経過することにより、回転除湿ロータ10のクリーニングが実行される。本実施形態におけるクリーニングモードでは、図15に示すように、再生ヒータ40及び再生ファン50が「ON」にされ、浴室内の加熱された空気を再生風路200(再生風路200の第一領域200A(図5参照)→帰還風路2000→再生風路200の第二領域200B(図6参照)→再生風路200の下流)を介し浴室外に排出する方向に流れるようにしている。そして、循環ファン20を回転(低速)させ、回転除湿ロータ10を回転(高速)させ、切換ダンパ70を全開状態(換気位置)にしている。これにより、浴室内の空気が循環風路900から排気風路100を介して浴室外に排出される。
このように、クリーニングモードの実行中においては、再生ヒータ40及び再生ファン50が「ON」になっている。これにより、浴室内の空気が再生ヒータ40により加熱され、再生ヒータ40で加熱されて高温となった空気が、再生風路200の導入部の第一領域200Aを経て回転除湿ロータ10を通過することで、その空気が通過する領域の除湿通路が加熱され、そこに吸着されていた水分が蒸発する。そして、回転除湿ロータ10を通過してその下流に至った空気は、多量の水分を含む多湿空気となり、帰還風路2000によって再生風路200の導入部の第二領域200Bに供給され、再度回転除湿ロータ10を通過する。そして、再生風路200の第二領域200Bに供給された空気が、再度回転除湿ロータ10を通過する際に、通過する領域の除湿通路に吸着されている異臭物質が空気中の多量の水分と置換され、回転除湿ロータ10の下流側に位置する再生風路200から室外へ排出される。
このように、再生ヒータ40で加熱された後、回転除湿ロータ10を通過してその下流に至った空気は、一度だけ回転除湿ロータ10の上流側に戻され、再度回転除湿ロータ10を通過した後に排出されることになる。つまり、空気が多湿となり回転除湿ロータ10を通過する際に異臭物質が混入しても、この異臭物質を含む空気が再度回転除湿ロータ10を通過することはないため、回転除湿ロータ10によるこの異臭物質の再吸着が生じ難い。
また、本実施形態のクリーニングモードでは、切換ダンパ70が全開状態(換気位置)にされ、循環ファン20が「ON(低速)」にされているので、浴室内から吸引された空気が排気風路100に送り込まれ、その空気により回転除湿ロータ10から放出された再生風路200内の異臭物質が循環風路900に流れ込み、浴室内に戻ってくることを防止している。なお、本実施形態のクリーニングモードでは、暖房ヒータ30を「OFF」にしている。
そして、クリーニングモードが終了すると、循環ファン20、再生ファン50、暖房ヒータ30、再生ヒータ40、および回転除湿ロータ10のすべてが「OFF」とされ、切換ダンパ70が全閉状態(排気風路100の入口を完全に遮断し、循環ファン20の左側の空間に出た空気の全てが循環風路下流部900Bに流れる状態)にされる。
(第2実施形態)
次に、図16を用いて、本発明の第2実施形態におけるクリーニングモードについて説明する。本クリーニングモードも、第1実施形態と同様、たとえば、浴室除湿モードの終了後、あらかじめ定められた時間経過後に実行される。すなわち、浴室除湿モードが終了すると、タイマー(図示略)により時間が計時され、そして、あらかじめ定められた時間が経過することにより、クリーニングモードが開始される。
図16は、本発明の第2実施形態における浴室乾燥機のクリーニングモードのタイムチャートを示す図である。なお、第2実施形態のクリーニングモードと第1実施形態のクリーニングモードとは、第2実施形態のクリーニングモードでは、まず吸水工程において、回転除湿ロータ10に室内の空気を通過させることで、その空気に含まれる水分を回転除湿ロータ10に十分に吸着させる。そしてその後、回転除湿ロータ10に吸着された多量の水分を再生ヒータ40の加熱で蒸発させることにより、発生した多湿空気を、帰還風路2000を通過させて再生風路200の導入部における第二領域200Bに供給する異臭物質除去工程を実行する点で異なる。
具体的には、浴室除湿モードが終了してから所定の時間が経過することにより、回転除湿ロータ10のクリーニングが実行される。第2実施形態におけるクリーニングモードでは、図16に示すように、まず吸水工程が実行され、循環ファン20を回転(低速)させ、回転除湿ロータ10を回転(高速)させ、切換ダンパ70を全開状態(換気位置)としている。これにより、吸水工程では、矢印A→B→E(「換気モード」と同様の流れ(図14参照))に示すように、浴室内の空気が、高速で回転している回転除湿ロータ10を介して排気風路100から排気ダクト(排気管)を経て浴室外に排出される。これにより、高速に回転している回転除湿ロータ10に浴室内の空気に含まれる水分を十分吸着させることができる。そして、クリーニングモードの吸水工程が終了すると、異臭物質除去工程が実行される。
異臭物質除去工程では、図16に示すように、再生ヒータ40及び再生ファン50が「ON」にされ、浴室内の加熱された空気を再生風路200(再生風路200の第一領域200A(図5参照)→帰還風路2000→再生風路200の第二領域200B(図6参照)→再生風路200の下流)を介し浴室外に排出する方向に流れるようにしている。そして、回転除湿ロータ10を回転(高速)させ、切換ダンパ70を全閉状態(循環位置)にしている。なお、異臭物質除去工程では、循環ファン20および暖房ヒータ30を「OFF」にしている。
このように、クリーニングモードの実行中においては、再生ヒータ40及び再生ファン50が「ON」になっている。これにより、再生ヒータ40の加熱によって発生した多湿空気に含まれる十分な水分と回転除湿ロータ10に吸着された異臭物質とが置換され、異臭物質を短時間で放出(離脱)させ、異臭の発生を抑制することができる。なお、クリーニングモードでは、回転除湿ロータ10が「ON」となり回転しているので、回転除湿ロータ10に吸着された異臭物質を満遍なく放出させることができる。
また、本実施形態のクリーニングモードでは、切換ダンパ70が全閉状態(循環位置)にされているので、再生風路200内の異臭物質が循環風路900に流れ込み、浴室内に戻ってくることがない。
そして、クリーニングモードが終了すると、循環ファン20、再生ファン50、暖房ヒータ30、再生ヒータ40、および回転除湿ロータ10のすべてが「OFF」とされ、切換ダンパ70が全閉状態(循環位置)にしている。
(他の実施形態)
次に、図17〜図21を参照して、本発明の他の実施形態における浴室乾燥機の構成および空気の流れなどについて説明する。図17は、本発明の他の実施形態における回転除湿ロータと再生風路および再生ヒータとの関係を示す上面図である。また、図18は、図17のイ−イ断面における浴室乾燥機の断面図であり、図19は、図17のロ−ロ断面における浴室乾燥機の断面図であり、図20は、図19および図20のハ方向から見た回転除湿ロータと再生風路および再生ヒータとの関係を示す図である。また、図21は、本発明の他の実施形態における浴室乾燥機の空気の流れを示す図である。
図17〜図21に示す浴室乾燥機と図4〜図8に示す浴室乾燥機とは、図4〜図8に示す浴室乾燥機では、再生ヒータ40が、再生風路200の第一領域200Aに設けられているのに対し、図17〜図21に示す浴室乾燥機では、再生ヒータ4000は、再生風路200の導入部の第一領域200Aおよび再生風路200の第二領域200B(図17〜図21参照)に亘って設けられ、さらに、帰還風路2000の出口から送り込まれた空気は、再生風路200の第二領域200Bに設けられた再生ヒータ4000の下流側に導かれる点で異なる。なお、図17〜図21の浴室乾燥機と図4〜図8の浴室乾燥機の同一符号を付しているところは、同一の構成を示し、同一の作用効果を奏するものとして、説明は省略する。また、本実施形態におけるクリーニングモードの制御は、図15または図16に示すタイムチャートと同様であり、説明は省略する。
本発明の他の実施形態における浴室乾燥機も、第1実施形態および第2実施形態と同様に、浴室除湿モードが終了してから所定の時間が経過することにより、回転除湿ロータ10のクリーニングが実行される。
本実施形態におけるクリーニングモードでは、図18〜図21に示すように、再生ヒータ4000及び再生ファン50が「ON」にされ、浴室内の加熱された空気を再生風路200(再生風路200の第一領域200A→帰還風路2000→再生風路200の第二領域200B→再生風路200の下流)を介し浴室外に排出する方向に流れる。すなわち、再生ヒータ4000(再生風路200の第一領域200Aの部分)により加熱された空気は、再生風路200の第一領域200Aから帰還風路2000経て、再生風路200の第二領域200Bに入り、再生風路200の下流に流れる(矢印F´→G´→H´)。また、本発明の他の実施形態の浴室乾燥機では、再生ヒータ4000(再生風路200の第二領域200Bの部分)により加熱された空気は、再生風路200の第二領域200Bから、そのまま再生風路200の下流に流れる(矢印F´´→H´)。
このように、再生風路200Bの導入部である第一領域200A及び第二領域200Bの双方に再生ヒータ4000が設けられ、再生ヒータ4000で加熱された空気が、第一領域200Aを経ることなく第二領域200Bにも供給可能に構成されることにより、回転除湿ロータ10の広範囲を加熱し、効率良く回転除湿ロータ10の水分吸着能力を回復させることができる。また、帰還風路2000は、第二領域200Bに設けられた再生ヒータ4000の下流側に多湿空気を供給するよう構成されているので、第二領域200Bに供給された多湿空気が再生ヒータ4000と接触することがなく、回転除湿ロータ10の広範囲を再生ヒータ4000で加熱しながらも、再生ヒータ4000の故障を防止することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の一実施形態に係る浴室乾燥機の使用形態の一例を示す。 浴室乾燥機の制御系を示すブロック図である。 操作パネル700の一例を示す 本発明の一実施形態における回転除湿ロータと再生風路および再生ヒータとの関係を示す上面図である。 図4のイ−イ断面における浴室乾燥機の断面図である。 図4のロ−ロ断面における浴室乾燥機の断面図である。 図5および図6のハ方向から見た回転除湿ロータと再生風路および再生ヒータとの関係を示す図である。 本発明の一実施形態における浴室乾燥機の空気の流れを示す図である。 「浴室除湿」モードの場合の図4のイ−イ断面における浴室乾燥機の断面図である。 「浴室除湿」モードの場合の図4のロ−ロ断面における浴室乾燥機の断面図である。 「浴室除湿」モードの場合の図5および図6のハ方向から見た回転除湿ロータと再生風路および再生ヒータとの関係を示す図である。 「衣類乾燥」モードの場合のダンパの状態や空気の流れを示す動作図である。 「暖房」モードの場合のダンパの状態や空気の流れを示す動作図である。 「換気」モードの場合のダンパの状態や空気の流れを示す動作図である。 本発明の一実施形態における浴室乾燥機のクリーニングモードのタイムチャートを示す図である。 本発明の第2実施形態における浴室乾燥機のクリーニングモードのタイムチャートを示す図である。 本発明の他の実施形態における回転除湿ロータと再生風路および再生ヒータとの関係を示す上面図である。 図17のイ−イ断面における浴室乾燥機の断面図である。 図17のロ−ロ断面における浴室乾燥機の断面図である。 図19および図20のハ方向から見た回転除湿ロータと再生風路および再生ヒータとの関係を示す図である。 本発明の他の実施形態における浴室乾燥機の空気の流れを示す図である。
符号の説明
1 浴室乾燥機
10 回転除湿ロータ
20 循環ファン
30 暖房ヒータ
40 再生ヒータ
50 再生ファン
70 切換ダンパ
100 排気風路
200 再生風路
200A 再生風路の第一領域
200B 再生風路の第二領域
501 乾燥機本体
505 可動ルーバ
509 表面グリル
519 制御装置
900 循環風路
900A 循環風路上流部
900B 循環風路下流部
2000 帰還風路

Claims (6)

  1. 室内の空気を室外に排出、及び、室内の空気を除湿する室内用除湿装置において、
    前記室内の空気を取り入れる吸引口と、
    前記吸引口から取り入れた空気が通過する際に空気中の水分を吸着する複数の除湿通路からなる回転除湿ロータと、
    前記吸引口から取り入れた空気を、前記回転除湿ロータの一部領域の除湿通路を通過させて室外へ排出する再生風路と、
    前記回転除湿ロータより上流側に位置する前記再生風路の導入部に設けられ、通過する空気を加熱する再生ヒータと、
    前記再生風路内に空気を供給する再生ファンと、
    前記吸引口から取り入れた空気を、前記再生風路とは異なる前記回転除湿ロータの領域の除湿通路を通過させて前記室内に戻す循環風路と、
    該循環風路内に空気を供給する循環ファンと、
    前記室内用除湿装置を制御する制御手段と、を備え、
    前記再生風路の導入部は第一及び第二領域を有し、
    前記再生ヒータで加熱された空気が前記第一領域を経て、前記回転除湿ロータを通過することで前記回転除湿ロータの下流側に発生した多湿空気が前記第二領域に供給されるように帰還風路が設けられ、前記第二領域に供給された多湿空気を前記回転除湿ロータに通過させ、さらに前記回転除湿ロータの下流側に位置する前記再生風路で室外へ排出するよう構成されていることを特徴とする室内用除湿装置。
  2. 前記帰還風路と、前記回転除湿ロータの下流側に位置する再生風路とが、独立して形成されていることを特徴とする請求項1記載の室内用除湿装置。
  3. 前記再生ヒータは、前記再生風路の導入部における第一及び第二領域の双方に設けられ、前記再生風路の導入部は、前記再生ヒータで加熱された空気を前記第一領域を経ることなく第二領域にも供給可能に構成され、
    前記帰還風路は、前記第二領域に設けられた前記再生ヒータの下流側に前記多湿空気を供給するよう構成されていることを特徴とする請求項2記載の室内用除湿装置。
  4. 前記制御手段は、
    前記室内用除湿装置の運転モードとして、
    前記室内に前記回転除湿ロータで水分を吸着された空気を供給するように、前記回転除湿ロータを回転させながら、前記循環ファン、前記再生ファン及び前記再生ヒータを動作させる除湿モードと、
    前記回転除湿ロータを回転させながら、前記再生ファン及び前記再生ヒータを動作させ、前記再生ヒータの加熱によって発生した前記回転除湿ロータの下流側の多湿空気を、前記帰還風路を通過させて前記再生風路の導入部における第二領域に供給するクリーニングモードと、を有することを特徴とする請求項1記載の室内用除湿装置。
  5. 前記回転除湿ロータの下流側で前記循環風路と連通し、空気を室外へ排出する排気風路を備え、
    前記クリーニングモードは、
    前記吸引口から取り入れた空気を前記循環風路内の前記回転除湿ロータに通過させ、該空気を前記排気風路で室外へ排出する吸水工程と、
    該吸水工程の後に、前記再生ヒータの加熱によって発生した前記回転除湿ロータの下流側の多湿空気を、前記帰還風路を通過させて前記再生風路の導入部における第二領域に供給する異臭物質除去工程と、からなることを特徴とする請求項4記載の室内除湿装置。
  6. 前記制御手段は、
    前記室内用除湿装置の運転モードとして、
    前記室内の空気を外部へ排出する換気モードを、さらに備え、
    前記クリーニングモードの吸水工程では、前記換気モードが実行されているときと比較して、前記室内から排出される空気の風量を小さくすることを特徴とする請求項5記載の室内用除湿装置。




JP2007208518A 2007-08-09 2007-08-09 室内用除湿装置 Withdrawn JP2009041862A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007208518A JP2009041862A (ja) 2007-08-09 2007-08-09 室内用除湿装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007208518A JP2009041862A (ja) 2007-08-09 2007-08-09 室内用除湿装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009041862A true JP2009041862A (ja) 2009-02-26

Family

ID=40442781

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007208518A Withdrawn JP2009041862A (ja) 2007-08-09 2007-08-09 室内用除湿装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009041862A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012092984A (ja) * 2010-10-22 2012-05-17 Daikin Industries Ltd 空気清浄機
JP2016008750A (ja) * 2014-06-24 2016-01-18 パナソニックIpマネジメント株式会社 換気装置
JP2017219258A (ja) * 2016-06-08 2017-12-14 三菱電機株式会社 除湿装置、除湿方法及びプログラム
JP2018028426A (ja) * 2016-08-17 2018-02-22 創昇科技股フェン有限公司 空調装置
CN110801166A (zh) * 2019-10-23 2020-02-18 珠海格力电器股份有限公司 一种淋浴设备的控制方法、装置、存储介质及淋浴设备
EP3798526A1 (en) * 2018-05-14 2021-03-31 Piovan S.P.A. Method and system for controlling a dehumidifier wheel

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012092984A (ja) * 2010-10-22 2012-05-17 Daikin Industries Ltd 空気清浄機
JP2016008750A (ja) * 2014-06-24 2016-01-18 パナソニックIpマネジメント株式会社 換気装置
JP2017219258A (ja) * 2016-06-08 2017-12-14 三菱電機株式会社 除湿装置、除湿方法及びプログラム
JP2018028426A (ja) * 2016-08-17 2018-02-22 創昇科技股フェン有限公司 空調装置
EP3798526A1 (en) * 2018-05-14 2021-03-31 Piovan S.P.A. Method and system for controlling a dehumidifier wheel
EP3798525B1 (en) * 2018-05-14 2025-05-07 Piovan S.P.A. Method and system for controlling a dehumidifier wheel
CN110801166A (zh) * 2019-10-23 2020-02-18 珠海格力电器股份有限公司 一种淋浴设备的控制方法、装置、存储介质及淋浴设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4442668B2 (ja) 空気清浄機
JP3861926B1 (ja) 浴室乾燥機
JP2009041862A (ja) 室内用除湿装置
JP2009068802A (ja) 調湿装置
JP2008157571A (ja) 室内用除湿装置
JP4973742B2 (ja) 空気清浄機
JP2009066543A (ja) 空気清浄機
JP2008275268A (ja) 浴室空調装置
JP2008229425A (ja) 室内用除湿装置
KR100610671B1 (ko) 제가습장치 및 환기시스템
JP4935874B2 (ja) 調湿装置
JP4247636B2 (ja) 浴室乾燥機
JP3734592B2 (ja) 換気装置
JP2008241183A (ja) 室内用除湿装置
JP5467965B2 (ja) 浴室用除湿装置
JP2005161316A (ja) 除湿機の制御装置
JPH10309429A (ja) 除湿換気装置
JP2001050571A (ja) 調湿装置
KR100600108B1 (ko) 가습 및 제습장치와 상기 가습 및 제습장치의 제어방법
JP2001221471A (ja) 加湿装置
JP4781093B2 (ja) 空調装置
JP3804868B1 (ja) 除湿機能付浴室乾燥機
JP5631148B2 (ja) 屋内用除湿装置
JP4219596B2 (ja) 暖房乾燥装置および乾燥装置
JP2008238108A (ja) 室内用除湿装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20101102