JP3868656B2 - データトランシーバー及びそれを有するバスインターフェース - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、データ伝送システム(data transmission systems)で使用される両方向トランシーバー(bidirectionaltransceiver)回路に関するものであり、より詳しくは、伝送ライン、又は伝送ラインから直列にデータを送信、又は受信する回路に関するものである。
【0002】
又本発明は、ディジタルデータ処理システム(digital data processing systems)で、バス(bus)とこのバスに連結されるデバイス(device)の間にインターフェース(interface)を提供する回路に関するものであり、より詳しくは、コンピューターとコンピューターの周辺装置を容易に連結させるワイヤケーブル(wire cables)等のような一般シリアルバス(general−purpose serial buses)とこのバスに連結されるデバイス間のインターフェースを行う回路に関するものである。
【0003】
【従来の技術】
1990年度中半期からのコンピューター(特に、個人型コンピューター)の飛躍的な性能発展にも関わらず、その間にコンピューターの周辺装置に対する大きな変更は、殆どなかった。
【0004】
しかし、今は個人用コンピューター、又はワークステーション(workstations)の周辺装置が多くに変化している。このような変化は、新たな一般バス(general−purpose buses)、例えばUSB(Universal Serial Bus)、FW(Fire Wire:‘IEEE1394’と呼ばれる)、FC(Fiber Channel)、SSA(Serial Storage Architecture)等の登場のため可能になっている。これらのうち、USBは、マルチメディア環境に非常に適合なFW(即ち、IEEE1394)と共に、次世代コンピューター周辺装置インターフェースとして目されている。
【0005】
特にUSBは、既存の並列バスとは異なり、次のようないろいろの特徴を有する。即ちPnP(Plug and Play)環境でターミネータ(terminator)、又はジャンパ(jumper)による設定が不必要で、IDの自動割り当て及びホットプラグ(hot plug;コンピューターがパワー−オン状態にあるとき、デバイスを着脱すること)ができる。さらに、USBケーブルは、単に4つのライン、即ち2つの信号ライン(D+、D−)と電源ライン及び接地ラインだけを有する。従って精密なケーブルと小さいコネクタを形成することができることによって生産費が節減されることができ、さらに安価な周辺装置の開発が可能になる。“USB仕様書(specification) Revision 1.0”(Jan.15、1996)によると、USBケーブルは、USBデバイスをUSBホストに連結する。
【0006】
どのようなシステムでもホストは、1つだけ存在する。USBデバイスシステムは、多層スター型トポロジ(tiered star topology)を有する。USBデバイスでは、USBシステムに付加的な接続点(additional attachment points)を提供するハブ(hubs)と、システムに機能(capabilities)を提供するファンクション(functions)(例えば、ディスプレー、キーボード、デジタルジョイスティック、スピーカ等)がある。ホストは、必ずルートハブ(roothub)を有する。1つのハブには複数のノード、即ち、他のハブ、又はファンクションデバイスが連結される。ホストを経由しないファンクションの間のデータ伝送は、不可能である。全てのUSBデバイスは、ホスト制御器によって制御される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の主な目的は、ディジタルデータ処理システムでシリアルバスを通してデータ信号を送信するデータトランスミッターを提供することである。
【0008】
本発明の目的は、第一に、ディジタルデータ処理システムでシリアルバスを通してデータ信号を受信するデータ受信器を提供することである。
【0009】
第二に、ディジタルデータ処理システムのホスト及びホストの周辺装置を連結するシリアルバスと周辺装置との間にインターフェースを提供するシリアルバスインターフェース装置を提供することである。
【0010】
第三に、USB(Universal Serial Bus)のための低スピドバスインターフェース装置を提供することである。
【0011】
前述の目的を達成するための本発明の1特徴によると、シリアルバスと機能デバイスとの間で通信を提供するためのバスインターフェース装置は、単一のチップに集積化することに適合な回路構成を有する。このインターフェース装置は、第1電圧範囲内の第1電源電圧を使用して第2電圧範囲内の第2電源電圧を供給するための電圧調整器と、第1及び第2電源電圧を使用してバス志向フォーマットの複数の第1信号をインターフェース志向フォーマットの複数の第2信号に変換したり、それと反対に第1及び第2電源電圧を変換するトランシーバーを具える。又、インターフェース装置は、インターフェース志向フォーマットの第2信号とデバイス志向フォーマットの複数の第3信号の間のインターフェースを実行するためのインターフェースエンジンと、デバイス志向フォーマットの第3信号に応じて機能デバイスを制御するためのデバイス制御を付加的に含む。
【0012】
本発明のほかの特徴によると、第1及び第2の電気的なデータ信号を1対の第1及び第2のデータライン上に送信するためのデータ送信回路は、外部から印加される複数の入力信号に応じて、第1及び第2のデータ信号が、いつ、予め決めたデータ状態に駆動されるかを決定する複数の状態制御信号を発生する第1手段と、状態制御信号に応じて、データ信号のエッジ率を制御する複数の傾斜制御信号を発生する第2手段と、状態制御信号及び傾斜制御信号に応じて、第1もでデータライン上に送信される第1データ信号を発生するための第3手段と、状態制御信号及び傾斜制御信号に応じて第2データライン上に送信される第2のデータ信号を発生するための第4手段とを含み、第3手段及び第4手段の各々は1つだけの演算増幅器を有する。
【0013】
本発明の他の特徴によると、イネイブル信号に応じて第1及び第2データラインの対から第1及び第2電気的な入力データ信号であって、2つの予め決定された電圧レベルの範囲内でスイングする第1及び第2電気的な入力データ信号を受けるためのデータ受信回路において、第1入力データ信号と第2入力データ信号の差を増幅して入力データ信号と同一の範囲内でスイングする差動信号を発生する差動増幅器と、差動信号のスイング電圧レベルをシフトして第1出力データ信号と同一にレベル−シフトされた差動信号を発生する第1レベルシフタと、第1入力データ信号のスイングに応じてヒステリシス特性を有する出力信号を発生する第1シュミットトリガと、第1シュミットトリガの出力信号のスイング電圧レベルをシフトして第1レベルシ−フトされた出力データ信号を発生する第2レベルシフタと、第2入力データ信号のスイングに応じてヒステリシス特性を有する出力信号を発生する第2シュミットトリガと、第2シュミットトリガの出力信号のスイング電圧レベルをシフトして第2レベル−シフトされた出力データ信号を発生する第3レベルシフタと、イネイブル信号、第1及び第2レベルシフトされた出力データ信号に応じて第2及び第3出力データ信号を発生するための出力駆動ロジックとを含む。
【0014】
本発明の他の特徴によると、電気的なデータ信号を1対の第1及び第2データライン、又はデータライン対から送信、又は受信するためのデータ送受信回路は、各々が第1スイング範囲内にある第1コーディングされた入力データ信号、第1コーディングされた入力データ信号の終了を示すデータエンド信号、そして選択信号に応じて、各々が第2スイング範囲内にある第1及び第2のコーディングされた出力データ信号を発生してデータライン対に提供するトランスミッターと、選択信号を論理的に反転させるインバータと、反転された選択信号に応じて、データライン対から第2スイング範囲内の第2及び第3のコーディングされた入力データ信号を受けて第1スイング範囲内の第3乃至第5のコーディングされた信号を発生する受信器とを含み、第3乃至第5のコーディングされた出力データ信号のうち、1つは他の信号の差動信号である。
【0015】
以上のような本発明によると、シリアルバスのためのデータトランスミッターは、新たな構造の単に2つの演算増幅器と出力駆動だけに構成されることによってバスインターフェースの集積化に有利である。
【0016】
【発明の実施の形態】
ここからは、添付された図面を参照して本発明によるシリアルバスインターフェース装置の望ましい実施形態に対して詳細に説明する。
【0017】
図1は、本発明の1実施形態によるバスインターフェース装置を示すブロック図である。図1を参照すると、バスインターフェース装置100は、シリアルバス200と機能デバイス300との間に連結される。インターフェース装置は、電圧調整器(voltage regulator)110、トランシーバー120、シリアルインターフェースエンジン130、そしてデバイス制御器140で構成される。電圧調整器110は、第1電圧範囲(例えば、0〜5V)内の第1電源電圧VDDを使用して第2電圧範囲(例えば、0〜3.3V)内の第2電源電圧VRRを供給する。
【0018】
トランシーバー120は、2つの電源電圧VDD、VRRを使用してバス志向フォーマット(bus−specific format)に変調された複数の第1コーディングされたデータ信号(encoded data signals)(以下、‘バス志向データ信号’と略称する)をインターフェース志向フォーマットの複数の第2コーディングされたデータ信号(以下、‘インターフェース志向データ信号’と略称する)に変換したり、それと反対に変換する。シリアルインターフェースエンジン130は、インターフェース志向データ信号とデバイス志向フォーマットの複数の第3信号(以下、‘デバイス志向データ信号’と略称する)の間のインターフェースを実行する。デバイス制御器140は、デバイス志向データ信号に応じて機能デバイス300を制御する。
【0019】
前述のようなインターフェース装置100は、1乃至2Mbps程度のデータ伝送率を保障するため、低速のファンクションデバイス、例えばコンピューターのマウス、キーボード等と、シリアルバスの間のインターフェースのため使用されることに適当である。又、このインターフェース装置100は、負荷(load)の変化に対して安定的な動作を保障する。さらに、本発明のバスインターフェース装置100は、簡単な構造及び小さいチップサイズを有することによって、単一のチップに形成することに適する。
【0020】
本発明によるインターフェース装置100は、ディジタルデータ処理システム、例えば、個人型コンピューター、又はワークスターションのシリアルデータバス(serial data bus)とシステムに多様な付加的な機能を提供するファンクションデバイス(function devices)(例えば、キーボード、マウス、ジョイスティック、マイクロフォン、そしてスピーカ等)間のインターフェースを行うことに適して使用することができる。個人型コンピューター、又はワークステーションに、それらの周辺装置を連結するシリアルバスでは、USB、FW等がある。ここでは、説明上の便宜のため、本発明によるバスインターフェース装置がUSBシステムに適用される場合を説明するが、本発明がその適用に限定されないことを注意すべきである。
【0021】
USBは、4線ケーブル(a four wire cable)を通して信号及びパワーを伝達する。シグナリング(signaling)は、2つのワイヤとポイント−ト−ポイントセグメントを通して発生する。各セグメント上の信号は、USB仕様書V1.0で規定された固有インピーダンス(intrinsic impedance)のケーブルとして差動的に駆動される。USBは、両方向半二重動作(bi−directional half duplex operation)のための3−状態動作(three−state operation)を支援し、しれの最大伝送速度は、12Mbpsである。
【0022】
USBシグナリングには、2つのモード、即ちデートレート12Mbps±0.25%のフルスピードモード(Full Speed Mode)及びデートーレート1.5Mbps±1.5%の低スピードモード(Low Speed Mode)がある。この2つのモードは、同一USBシステムでモードスイッチングすることによって同時に支援することができる。低スピードUSB連結は、3mの最大長を有するアンシールド、アンツイストペーアケーブル(an unshield、untwisted pair cable)を通して形成される。低スピードモードで、ケーブル上の信号の上昇及び下降時間(rise and fall time)は、ノイズ放射(RFI emissions)を抑制するため75nsより長く、タイミング遅延(timing delays)とシグナリングスキュー及び歪曲(signaling skewsand distortions)を制限するため300nsより小さいことの方が望ましい。又、低スピードバスドライバは、緩慢な上昇及び下降時間(smoothrise and fall times)を有する特定スタティック信号レベル(the specific signal levels)に達しなければならない。
【0023】
USBファンクションデバイスは、その電源供給方式の観点から考えるとき、デバイスそのものが電源供給ユニットを有するセルフ−パワード(self−powered)デバイスと、ケーブルを通して5Vの電源電圧を供給されるバス−パワード(bus−powered)デバイスに区分される。各デバイスとUSBケーブルの間に伝送されるデータ信号は、−0.5〜3.8Vの電圧範囲内でスイングするが、各デバイス内で処理される信号は、0〜5Vの電圧範囲内でスイングする。従って、各デバイスへ少なくともデータ信号の処理のための3.3V電圧を供給することが必要である。
【0024】
図2は、USBインターフェース装置を単一のチップに集積するための回路構成を有する図1の電圧調整器110の望ましい実施形態を示している。図2を参照すると、電圧調整器110は、基準レベル発生器(reference level generator)210、電流増幅器(current amplifier)220、出力ドライバ230、キャパシタ240、250、3.0〜3.6V(望ましくは、3.3V)の調整された電圧VRRを提供するための出力端子260、そして雑音除去回路270を具えている。
【0025】
基準レベル発生器210は、4.5V〜5.4V(望ましくは、5V)の供給電圧(supply voltage)VDDと接地電圧の間に連結される抵抗211〜216で構成される。供給電圧VDDは、抵抗211〜216によって分配される。基準レベル発生器210のノード217、218からは、2つの基準電圧VREF及びVBNが出力される。基準電圧VREFは、大略VDD/1.5程度であり、基準電圧VBNは、大略VDD/4.5程度である。キャパシタ240、250は、基準電圧VREF及びVBNのリプル成分(ripple components)を除去するように提供される。
【0026】
電流増幅器220は、テイル−ダウン差動増幅器(a tail−down differential amlifier)で構成される。増幅器220は、電流ミラー(currentmirror)、又はアクティブロード(active load)として機能するトランジスター221と222、差動対(differential pair)を形成するトランジスター225と226、電流シンカ(current sinker)として機能するトランジスター227、フィードバック抵抗228、そしてキャパシタ229を具えている。基準電圧VREF、VBNは、トランジスター225と227のゲートに各々印加される。電流増幅器220内トランジスター226のゲートと出力端子260との間にはフィードバック抵抗228が接続されている。キャパシタ229は、電流増幅器220のノード224と出力端子260との間に接続される。このキャパシタ229は、電流増幅器220の入力電圧の位相と出力電圧の位相との間の差を補償するように提供される。
【0027】
出力ドライバ230は、プル−アップトランジスター231及びプル−ダウントランジスター232で構成される。プル−アップトランジスター231のゲートは、電流増幅器220のノード224に接続される。プル−ダウントランジスター232のゲートとしては、基準電圧VBNが印加される。
【0028】
出力端子260上の雑音除去回路270は、図示されたように抵抗271及びキャパシタ272で構成される。抵抗271は、静電放電ESDのためキャパシタ272が破壊されることを防止するためのことである。
【0029】
図3は、図1のトランシーバー120を示す回路図である。図3を参照すると、トランシーバー120は、受信器310、トランスミッタ330、そして制御ロジック320で構成される。よく知られたように、USBシステムで、データストリングは、NRZI(Non Return to Zero Inverted)コード方式にコーディングされた後、USBケーブルを通して伝送される。
【0030】
受信器310は、USBケーブルから1対のバス志向データ信号DN及びDP(即ち、0乃至3.3Vの電圧範囲でスイングするNRZI信号)受けてシリアルインターフェースエンジン130のためのインターフェース志向データ信号RXDM、RXD、そしてRXDP(即ち、0乃至5Vの電圧範囲でスイングする信号)を発生する。インターフェース志向データ信号RXDM及びRXDPは、バス志向データ信号DM及びDPに、各々対応する信号である。インターフェース志向データ信号RXDは、バス志向データ信号DM及びDPの差動増幅された信号である。これらインターフェース志向データ信号RXDM、RXD、そしてRXDPは、シリアルインターフェースエンジン130に提供される。
【0031】
USBトランスミッタ330は、シリアルインターフェースエンジン130からインターフェース志向データ信号NRZI及びEOP(例えば、0乃至5Vの電圧範囲でスイングする信号)を受けてバス志向データ信号DM及びDP(例えば、0乃至3.3Vの電圧範囲でスイングする信号)を発生する。バス志向データ信号DM及びDPは、USBケーブル上に伝送される。
【0032】
受信器310及びトランスミッタ330は、シリアルインターフェースエンジン130によって制御されて相互排他的に活性化(activated)される。インバータ321で構成される制御ロジック320は、シリアルインターフェースエンジン130からの選択信号SEL#に応じて受信器310、又はトランスミッタ330を選択的に活性化させる。具体的にシリアルインターフェースエンジン130からの選択信号SEL#が活性化されると、制御ロジック320は、USBトランスミッタ330をイネイブル(enable)させる。
【0033】
反面、選択信号SEL#が非活性化されると、制御ロジック320は、USB受信器310をイネイブルさせる。制御ロジック320は、選択信号SEL#の位相と180゜の位相差を有する第1信号EN#と、選択信号SEL#の位相と同一の位相を有する第2信号OE#を発生する。第1信号EN#は、受信器310に提供され、第2信号EO#はトランスミッタ330に提供される。受信器310及びトランスミッタ330は、低レベルの第1及び第2信号EN#及びOE#に応じて、各々活性化される。
【0034】
図4は、図3の受信器310の望ましい実施形態を示す回路図である。図4から、参照番号410は、バス志向データ信号DM及びDPを差動的に増幅してインターフェース志向の差動信号RXDを発生する回路を示し、参照番号420は、バス志向データ信号DM及びDPをインターフェース志向データ信号RXDM及びRXDPに変換する回路を示す。回路410は、差動増幅器(AMP)411とレベルシフタ413を具えている。回路410は、インバータ412、414を付加的に具えている。インバータ412、414、各々は信号バッファ(signal buffer)として機能する。回路420は、2つのシュミットトリガ421、421’と2つのレベルシフタ423、423’そして出力駆動ロジック425を具えている。この回路420も、信号バッファとしてインバータ422、424、422’及び424’を付加的にさらに具えている。
【0035】
差動増幅器411では、バスからのデータ信号DM及びDP、そして制御ロジック320からの選択信号EN#が提供される。データ信号DM及びDPは、レベルシフタ421及び421’でも各々提供される。又、選択信号EN#は、出力駆動ロジック425に提供される。次の表1は、本発明による受信器310の真理表(truth table)である。
【0036】
【表1】
【0037】
上の表1から分かるように、受信器310から、EN#信号が非活性状態にあるとき、DM及びDP信号は、受信不可状態(Rx Disable State)になる。DM及びDP信号全部“0”状態になり、EN#信号が活性状態にあると、RXDM及びRXDP信号は、SEZ(Single Ended Zero)状態になる。又EN#信号が活性化され、DM及びDP信号が、各々“1”及び“0”状態にあると、RXDM及びRXDP信号が、DZ(Differential Zero or J)状態になる。最後に、EN#信号が活性化され、DM及びDP信号が、各々“0”及び“1”状態にあると、RXDM及びRXDP信号は、DO(Differential One or K)状態になる。
【0038】
図5及び図6は、上の表1によって実施された図4の受信器310の詳細な回路構成を示す回路図である。
【0039】
まず、図5を参照すると、差動増幅器411は、トランジスター11〜19で構成される。増幅器411の差動対13及び14は、抵抗510及び511を通してUSBデータライン343及び344に各々連結される。差動増幅器411のノードN1には電圧調整器110からの調整された電圧VRRが供給される。差動増幅器のノードN2には制御ロジック320からの選択信号、又はイネイブル信号EN#が提供される。レベルシフタ413は、トランジスター22〜29で構成される。差動増幅器411とレベルシフタ413との間にはトランジスター20及び21で構成されるCMOSインバータ412が位置する。
【0040】
図面に図示されたように、回路410の出力ステージには雑音の除去のためのアクティブフィルタ回路513が提供されている。レベルシフタ413とアクティブフィルタ回路513との間にもトランジスター30及び31で構成される他の1つのCMOSインバータ414が連結される。レベルシフタ413、インバータ414及び514、そしてアクティブフィルタ回路513では、VDDの電源電圧が、各々提供される。アクティブフィルタ回路513によってフィルタリングされた信号は、インバータ514を通してインターフェース志向信号として出力される。このフィルタ回路513に対しては、以後詳細に説明する。インバータ514の出力は、バス志向データ信号DM及びDPの差動信号RXDとしてシリアルインターフェースエンジン130に提供される。
【0041】
図6は、表1による図4の回路の詳細な回路構成を示している。図6を参照すると、シュミットトリガ421は、トランスミッタ32〜42で構成される。シュミットトリガ421’は、トランスミッタ32’〜42’で構成され、図6に図示されたように、このシュミットトリガ421’の回路構成は、シュミットトリガ421の回路構成と同一である。シュミットトリガ421及び421’では電圧調整器110の出力電圧VRRが提供される。制御ロジック320からの選択信号EN#はアクティブフィルタ回路515を通してシュミットトリガ421及び421’に印加される。
【0042】
より詳しくは、フィルタ回路515の出力は、インバータ516を通してシュミットトリガ421に提供される。シュミットトリガ421’では、フィルタ回路515の出力がそのまま提供される。シュミットトリガ421は、そのトランジスター36及び37がインバータの出力に応じてターン−オン/ターン−オフされることによってイネイブル/ディスエイブルされる。このように、シュミットトリガ421’は、シュミットトリガのトランジスター36’及び37’が選択信号EN#に応じてターン−オン/ターン−オフされることによってイネイブル/ディスエイブルされる。
【0043】
さらに、バス志向データ信号DP及びDMがシュミットトリガ421及び421’の入力ノードN3及びN4に各々印加される。シュミットトリガ421は、バス志向データ信号DPのスイングに応じてヒステリシスを有する出力信号を発生する。このように、シュミットトリガ421’もバス志向データ信号DMのスイングに応じてヒステリシスを有する出力信号を発生する。シュミットトリガ421及び421’の出力信号は、インバータ422及び422’を通してレベルシフタ423及び423’に、各々提供される。
【0044】
レベルシフタ423は、トランジスター46〜54で構成される。レベルシフタ423’は、トランジスター46’〜54’で構成され、このレベルシフタ423’の回路構成は、図6に図示されたように、レベルシフタ423の回路構成と同一である。レベルシフタ423及び423’ではVDDの電源電圧が、各々提供される。このレベルシフタ423及び423’によって0〜3.3Vの電圧範囲のバス志向データ信号は、0〜5Vの電圧範囲のインターフェース志向データ信号に各々レベル−シフトされる。レベルシフタ423及び423’の出力信号は、インバータ56及び56’、そしてアクティブフィルタ回路517及び518を各々通して出力駆動ロジック425に提供される。
【0045】
出力駆動ロジック425は、ナンド(NAND)ゲート60、ノア(NOR)ゲート62、そしてインバータ59、61、63で構成される。この出力駆動ロジック425は、選択信号(又はイネイブル信号)EN#とレベルシフタ423及び423’の出力信号に応じてバス志向データ信号DM及びDPに、各々対応するインターフェース志向データ信号RXDM及びRXDPを発生する。
【0046】
再び、表1を参照すると、選択信号EN#が非活性化されるとき、差動信号RXDは、論理0の状態になり、信号RXDM及びRXDPは、各々論理1及び0の状態になる。このとき、信号の受信動作が行われない。選択信号EN#が活性化され、信号DM及びDPが論理0の状態になるときには、信号RXDM及びRXDP全部が論理0の状態になる。通常的に、このような状態は“シングルエンディドゼロ(Single Ended Zero)状態”と称する。選択信号EN#が活性化され、信号DM及びPが各々論理1及び0の状態になるときには信号RXDM及びRXDPが各々論理1及び0の状態になり、信号RXDが論理0の状態になる。通常的に、このような状態は“ディファレンシャル ゼロ(Differential Zero)状態”、又は“J−状態”と称する。又、選択信号EN#が活性化され、信号DM及びDPが各々論理0及び1の状態になるときには信号RXDM及びRXDPが各々論理0及び1の状態になり、信号RXDが論理1の状態になる。通常的に、このような状態は“ディファレンシャルゼロ(Differential Zero)状態”、又は“K−状態”と称する。
【0047】
図7は、図5及び5Bに図示された各アクティブフィルタ回路513、515、517、又は518の詳細な回路構成を示す回路図である。図7を参照すると、アクティブフィルタ回路は、遅延回路610、組み合わせロジック(combinational logic)620、そしてキャパシタ630及び640で構成される。遅延回路610は、インバータ611〜617で構成される。組み合わせロジック620は、アンド(AND)ゲート621、ノア(NOR)ゲート622、623、及び624、そしてインバータ625で構成される。図示されたように、ノアゲート623及び624は相互ラッチされる。以上のような構成を有するフィルタ回路は、信号に含まれた雑音及びグリッチ(glitch)を除去することに優れる性能を発揮する。
【0048】
図8は、図3のトランスミッタ330の望ましい実施形態を示す回路図である。図8を参照すると、トランスミッタ330は、状態制御器710、傾斜制御器720、そして出力駆動器730及び740を含んでいる。トランスミッタ330は、図面に図示されたように、シリアルインターフェースエンジン130から提供されるインターフェース志向フォーマットの入力信号NRZI、EOP、そしてOE#に応じてバス志向フォーマットの出力信号DM及びDPを発生する。トランスミッタ330の構成要素のうち、状態制御器710を除外した余りこと720、730、そして740では、2つの電源電圧VDD及びVRRが提供される。しかし、状態制御器710では、VDDの電源電圧だけが提供される。
【0049】
傾斜制御器720は、インターフェース志向フォーマットの入力信号NRZI、EOP、そしてOE#に応じてどの時点でバス志向フォーマットの出力信号DM及びDPがそれらの決められたデータ状態に駆動されるかを決定する状態制御信号を発生する。傾斜制御器720は、状態制御信号に応じてバス志向フォーマットの出力信号DM及びDPの傾斜(slopes)、即ち、エッジ率(edge rates)を制御する傾斜制御信号を発生する。出力駆動器730及び740は、状態制御信号及び傾斜制御信号に応じてUSBケーブルに伝送されるバス志向データ信号DM及びDPを、各々発生する。
【0050】
次の表2は、本発明によるトランスミッタ330の真理表である。
【0051】
【表2】
【0052】
上の表2から分かるように、トランスミッタ330から、OE#信号が非活性化状態にあると、DM及びDP信号は、高インピーダンス(High Impedance)状態になる。OE#及びEOP信号が活性化されているとき、NRZI信号に関系なしにDM及びDP信号がSEZ(Single Ended Zero)状態になる。NRZI信号が0状態にあり、EOPは、非活性化状態に、そしてOE#信号が活性状態にあると、DM及びDP信号は、DZ(Differential Zero)状態になる。最後に、NRZI信号が1状態にあり、EOPは、非活性状態に、そしてOE3信号が活性状態にあると、DM及びDP信号は、DZ状態にある。
【0053】
図9乃至図12は、上の表2によって実施された図8のトランスミッタ330の詳細回路図である。
【0054】
先ず、図9は、状態制御器710の詳細回路図である。図9を参照すると、シリアルインターフェースエンジン130からのインターフェース志向フォーマットの入力信号NRZI、EOP、そしてOE#が状態制御器710に提供される。状態制御器710は、入力信号、即ちコーディングされたデータ信号NRZI、コーディングされたデータ信号NRZIの末を示すデータエンド信号EOP、そして選択信号(又は出力イネイブル信号)OE#に応じて、どの時点でバス志向フォーマットの出力信号DM及びDPがそれらの決められたデータ状態に駆動されるかを決定する第1乃至第6の状態制御信号FNI、FNI#、PEN_DM、NENL_DM、PEN_DP、そしてNENL_DPを発生する。図示されたように、この状態制御器710は、インバータ821、824、825、826、829、831、833、834、837、839、そして841とアンドゲート827、832、835、そして840、フィルタ回路823、828、そして836、そしてノアゲート830及び838で構成される。
【0055】
インバータ821は、出力イネイブル信号OE#を論理的に反転させて、第1状態制御信号FNIを発生する。この状態制御信号FNIは、フィルタ回路823を通してインバータ824に提供される。インバータ824は、フィルタ回路823によってフィルタリングされた状態制御信号FNIを論理的に反転させて、第2状態制御信号FNI#を発生する。インバータ825は、データエンド信号EOPを論理的に反転させる。インバータ826は、コーディングされたデータ信号NRZIを論理的に反転させる。アンドゲート827は、インバータ825及び829の出力に対する論理積の演算(AND)を行う。このアンドゲート827の出力は、フィルタ回路828を通してインバータ829に提供される。インバータ829は、アンドゲート827のフィルタリングされた出力を論理的に反転させる。
【0056】
ノアゲート830は、状態制御信号FNIとインバータ829の出力に対する論理和の否定の演算(NOR:ノア)を行う。このノアゲート830の出力は、インバータ831を通して第3の状態制御信号PEN_DMとして出力される。ナンド(NAND:ナンド)ゲート832は、状態制御信号FNIとインバータ829の出力に対する論理積の否定の演算(NAND)を行う。このナンドゲート832の出力は、インバータ833を通して第4状態制御信号NENL_DMとして出力される。インバータ834は、インバータ826の出力を論理的に反転させる。アンドゲート835は、インバータ825及び834の出力に対する論理積の演算を行う。このアンドゲート835の出力は、フィルタ回路836を通してインバータ837に提供される。インバータ837は、アンドゲート835のフィルタリングされた出力を論理的に反転させる。
【0057】
ノアゲート838は、状態制御信号FNI#とインバータ837の出力に対する論理和の否定の演算を行う。このノアゲート838の出力は、インバータ839を通して第5状態制御信号PEN_DPとして出力される。ナンドゲート840は、状態制御信号FNIとインバータ837の出力に対する論理的なナンディングを行う。このナンドゲート840の出力は、インバータ841を通して第6状態制御信号NENL_DPとして出力される。トランスミッタ330がデータ信号をバス200上に送信するとき、信号PEN_DM及びNENL_DMは、各々高及び低レベルに維持される。又信号PEN_DP及びNENL_DPも、各々高及び低レベルに維持される。
【0058】
以上のような状態制御器710から、フィルタ回路823、828、そして836、各々は図7のフィルタ回路と同一であり、類似な構成を有する。
【0059】
図10は、傾斜制御器720の詳細回路図である。図9を参照すると、傾斜制御器720では、電圧調整器110の出力電圧VRR(即ち、3.3V)が電圧調整器の電源電圧として供給される。又、傾斜制御器720は、状態制御器710からインターフェース志向フォーマット(即ち、5V)の状態制御信号FNI及びFNI#を提供されてバス志向フォーマット(即ち、3.3V)の第1乃至第3傾斜制御信号PBIAS、HVDD、そしてNBIASを発生する。
【0060】
図示されたように、傾斜制御信号720は、電圧調整器110からの供給電圧VRR、そして接地電圧VSSが各々印加される電源ノード350及び360、状態制御器710からの状態制御信号FNI及びFNI#を各々受けるための入力ノード801及び802、そして傾斜制御信号PBIAS、HVDD、そしてNBIASを各々出力するための出力ノード811、812、そして813、又は811’、812’、そして813’、p−チャンネル型(channel type)のMOSトランジスター851、852及び853、n−チャンネル型のMOSトランジスター856及び857、抵抗854及び855、そしてMOSキャパシタ858を具えている。
【0061】
トランンジスター851の電流経路(current path)(即ち、ソース/ドレーンチャンネル)の1端(one end)は、電源ノード350に接続され、トランジスターの制御端子(control terminal)(即ち、ゲート)は、入力ノード801に接続される。トランジスター852の電流通路の1端は、トランジスター851の電流経路の他端(the otherend)と接続され、トランジスターの電流経路の制御端子は、入力ノード802に接続される。トランジスター853の電流経路は、電源ノード350と出力ノード811、又は811’の間に接続され、トランジスターの制御端子は、トランジスター851及び852の電流経路の接続点、出力ノード811、又は811’全部に接続される。
【0062】
抵抗854は、出力ノード811、又は811’と出力ノード812、又は812’との間に接続される。抵抗855は、出力ノード812、又は812’と出力ノード813、又は813’との間に接続される。トランジスター856の電流経路は、出力ノード813、又は813’と電源ノード360の間に接続され、トランジスターの制御端子は、入力ノード802との間に接続される。トランジスター857の電流経路は、出力ノード813、又は813’と電源ノード360との間に接続され、トランジスターの制御端子は、出力ノード813、又は813’に接続される。
【0063】
傾斜制御器720は、傾斜制御器のトランジスター851及び856が入力信号FNI及びFNI#に応じてターン−オン/ターン−オフされたことによってイネイブル/ディスエイブルされる。キャパシタ858は、出力ノード812、又は812’上の信号HVDDのリフル成分を除去するため提供されている。信号HVDDは、殆どVRR/2に維持される。信号PBIASは、信号DM及びDPの上昇エッジ(rising edges)の傾斜を制御することに使用し、信号NBIASは、信号DM及びDPの下降(falling edges)の傾斜を制御することに使用される。
【0064】
信号PBIAS及びNBIASは、出力駆動器730及び740内のトランジスター(図9及び8Dの861、864、867、868、861’、864’、867’及び868’参照)をターン−オンされることに充分な一定の電圧レベルに維持される。この信号に対しては、以後詳細に説明される。傾斜制御器720から、トランジスター852は、待機(standby)状態での電力消耗を最小化する機能を果たす。
【0065】
図11は、出力駆動器730の詳細回路図である。図11を参照すると、出力駆動器730は、電圧調整器110の出力電圧VRRを供給される。この駆動器は、新たな構造を有する1つの演算増幅器731を具えている。この演算増幅器731は、傾斜制御信号PBIASを受けるための第1入力端子732、制御信号HVDDを受けるための第2入力端子733、傾斜制御信号NBIASを受けるための第3入力端子734、出力駆動信号PDRVMを提供するための第1出力端子735、出力駆動信号NDRVMを提供するための出力端子736、そしてフィードバック端子737を具えている。
【0066】
演算増幅器731は、トランジスター861〜868で構成される。定電流源として作用するトランジスター861の電流経路の1端は、電源ノード350に接続され、トランジスターの制御端子は、傾斜制御信号PBIASが印加される入力端子732に接続される。トランジスター862の電流経路の1端は、トランジスター861の電流経路の他端に接続され、トランジスターの制御端子は、傾斜制御信号HVDDが印加される入力端子733に接続される。定電流源として作用するトランジスター864の電流経路の1端は、電源ノード360に接続され、トランジスターの制御端子は、傾斜制御信号NBIASが印加される入力端子734に接続される。
【0067】
トランジスター865の電流経路は、トランジスター862、864の電流経路の間に接続され、トランジスターの制御端子は、入力端子733に接続される。定電流源として作用するトランジスター867の電流経路は、電源ノード350と出力端子735との間に接続され、トランジスターの制御端子は、入力端子734に接続される。トランジスター866の電流経路は、トランジスター864の電流経路の他端と出力端子735の間に接続され、トランジスターの制御端子は、入力端子733に接続される。
【0068】
定電流源として作用するトランジスター868の電流経路の1端は、電源ノード360と出力端子736の間に接続され、トランジスターの制御端子は、入力端子734に接続される。トランジスター863の電流経路は、トランジスター861の電流経路の他端と出力端子736との間に接続され、トランジスターの制御端子は、入力端子733に接続される。演算増幅器731から、トランジスター861及び864、各々の電流利得は、トランジスター867及び868、各々の電流利得より数倍(望ましくは2乃至4倍)程度大きい。
【0069】
出力駆動器730は、出力プル−アップトランジスター869、電流ソーストランジスター871、出力プル−ダウントランジスター870、電流シンクトランジスター872、そして少なくとも1つのフィードバックキャパタ738をさらに具えている。
【0070】
出力プル−アップトランジスター869は、電源ノード350とデータライン343との間に接続される電流経路と、演算増幅器731の出力端子735に接続される制御端子を有する。電流ソーストランジスター871は、演算増幅器731の出力端子735と電源ノード350との間に接続される電流経路と、状態制御信号PEN_DMが印加されるノード803に接続される制御端子を有する。出力プルダウントランジスター870は、電源ノード360とデータライン343との間に接続される電流経路と、演算増幅器731の出力端子736に接続される制御端子を有する。電流シンクトランジスター872は、演算増幅器731の出力端子736と電源ノード360との間に接続される電流経路と、状態制御信号PEN_DMが印加されるノード804に接続される制御端子を有する。少なくとも1つ以上のフィードバックキャパシタ738は、演算増幅器731のフィードバック端子737とデータライン343の間に接続される。
【0071】
又、出力駆動器730は、データイン343上のロードキャパシタンスの変化を補償するための回路877及び878を具えている。抵抗877は、停電気放電ESDのため、キャパシタ878が破壊されることを防止するため提供されている。キャパシタは、回路内部のキャパシタンスを増加させる。というわけで、トランスミッタ回路は、負荷の多くの変化に対しても安定的な出力特性を有する。
【0072】
図12は、出力駆動器740の詳細回路図である。図12を参照すると、出力駆動器740も電圧調整器110の出力電圧VRRを供給される。この駆動器740も新たな構造を有する1つの演算増幅器741を具えている。この演算増幅器741は、傾斜制御信号PBIAS、HVDD、NBIASを各々受けるための第1乃至第3入力端子732’、733’そして734’、出力駆動信号PDRVP及びNDRVPを各々提供するための第1及び第2出力端子735’及び736、そしてフィードバック端子737’を具えている。演算増幅器741は、トランジスター861’〜868’で構成され、演算増幅器731と同一の構成を有する。演算増幅器741から、トランジスター861’及び864各々の電流利得は、トランジスター867’及び868各々の電流利得より数倍(望ましくは2乃至4倍)程度大きい。
【0073】
この出力駆動器740も出力プル−アップトランジスター869’、電流ソーストランジスター871’、出力プル−ダウントランジスター870’、電流シンクトランジスター872’、そして少なくとも1つのフィードバックキャパシタ738’をさらに具えている。出力プル−アップトランジスター869’は、電源ノード350と信号DPを提供するためのデータライン344の間に接続される電流経路と、演算増幅器741の出力端子735’に接続される制御端子を有する。電流ソーストーランジスター871’は、演算増幅器741の出力端子735’と電源ノード350の間に接続される電流経路と、状態制御信号PEN_DPが印加されるノード805に接続される制御端子を有する。
【0074】
出力プル−ダウントランジスター870’は、電源ノード360とデータライン344の間に接続される電流経路と、演算増幅器741の出力端子736’に接続される制御端子を有する。電流シンクトランジスター872’は、演算増幅器741の出力端子736’と電源ノード360の間に接続される電流経路と、状態制御信号NENL_DPが印加されるノード806に接続される制御端子を有する。少なくとも1つ以上のフィードバックキャパシタ738’は、演算増幅器741のフィードバック端子737’とデータライン344の間に接続される。
【0075】
又、出力駆動器740は、データライン344上のロードキャパシタンスの変化を補償するための回路877’及び878’を具えている。抵抗877’は、停電気放電ESDのため、キャパシタ878’が破壊されることを防止するため提供されている。
【0076】
図11及び図12から、参照符号Aは、信号DMの上昇傾斜(rising slope)を制御する回路部分を示し、符号Bは、信号DMの下降傾斜(falling slope)を制御する回路部分を示している。参照符号Aで示した回路部の各構成と関連された信号と参照符号Bで示した回路部の各構成と関連された信号は、相互逆相関係(reverse phase relation)にあるだけ、それらの動作原理は、同一である。従って、ここでは説明の便宜のため、A部分の動作原理に対して図11を参照して詳細に説明する。
【0077】
まず、図11を参照して、初期にはノード737上の電圧VFは、VRR/2に設定されることに仮定する。この場合、ノード737上には仮想接地(virtual ground)が構築される。トランスミッタ330がバス200上にデータ信号DM及びPを送信するとき、信号PEN_DP及びNENL_DPは勿論、信号PEN_DM及びNENL_DMは、各々高及び低レベルに維持される。又、この際、傾斜制御720からの信号PBIAS、HVDD及びNBIASは、それらの予め決められたレベルに維持される。従って、トランジスター871及び872はターン−オフされ、トランジスター861、864、867、そして868は、ターン−オンされる。
【0078】
出力信号DMのエッジ率(即ち、傾斜)(dV/dt)は、フィードバックキャパタ738を通して流れる電流(以下、‘フィードバック電流’と称する)IFを次の式(1)のように決定する。
IF=C738×(dV/dt) … (1)
【0079】
ここで、C738は、フィードバックキャパシタ738のキャパシタンスを示す。
【0080】
データライン343上の信号DMの傾斜が目標傾斜、又はエッジ率(target slope or edge rate)と一致するときには、ノード737上の電圧VFがVRR/2そのままま維持される。又、この際には、トランジスター862を通してノード737に供給される電流(以下、‘供給電流’と称する)I862がフィードバック電流IFと同一である。従って、ノード737の電圧は、起こらない。この場合には、増幅器731の出力ノード735及び736ではどのような電圧変化が起こらない。その結果、信号DMは一定な変化率に増加する。
【0081】
信号DMの上昇エッジの間に、もし、信号の傾斜が目標傾斜より非常に小さい場合にはフィードバック電流IFが減らしてノード737の電圧VFは、VRR/2より大きくなる。従って、NMOSトランジスター862の導電性は、減らし、これはトランジスター865を通して流れる電流の減少を催す。この結果、トランジスター866を通して流れる電流I866は、相対的に増加する。これが増幅器731の出力端子735の電圧降下を催す。このような電圧降下は、トランジスター869を通してデータライン343に流れる電流I869の量を増加させる。その結果、信号DMの電圧変化率は、相対的に大きくなる。
【0082】
信号DMの下降エッジの間に、もし信号の傾斜が目標傾斜より非常に小さい場合には、フィードバック電流IFが減ってノード737の電圧VFは、VRR/2より大きくなる。従って、NMOSトランジスター862の導電性は減り、これはトランジスター865を通して流れる電流の減少となる。この結果、トランジスター863を通して流れる電流I866は、相対的に減少する。これが増幅器731の出力端子736の電圧上昇となる。このような電圧上昇は、データライン343からトランジスター870を通して接地360に流れる電流I870の量を増加させる。その結果、信号DMの電圧変化率は、相対的に大きくなる。
【0083】
信号DMの上昇エッジの間に、もし、信号の傾斜が目標傾斜より非常に大きい場合にはフィードバック電流IFが増加してノード737の電圧VFは、VRR/2より小さくなる。従って、NMOSトランジスター862の導電性が増加し、これはトランジスター865を通して流れる電流の増加となる。この結果、トランジスター866を通して流れる電流I866は、相対的に減少する。これが増幅器731の出力端子735の電圧上昇となる。このような電圧上昇は、トランジスター869を通してデータライン343に流れる電流I869の量を減少させる。その結果、信号DMの電圧変化率は、相対的に小さくなる。
【0084】
信号DMの下降エッジの間に、もし信号の傾斜が目標傾斜より非常に大きい場合には、フィードバック電流IFが増加してノード737の電圧VFは、VRR/2より小さくなる。従って、NMOSトランジスター862の導電性は増加し、これはトランジスター863を通して流れる電流の増加となる。この結果、トランジスター863を通して流れる電流I863は、相対的に減少する。これが増幅器731の出力端子736の電圧上昇となる。このような電圧上昇は、データライン343からトランジスター870を通して接地360に流れる電流I870の量を減少させる。その結果、信号DMの電圧変化率は、相対的に小さくなる。
【0085】
以上から、図8のトランスミッタの主要構成要素上に信号の波形が図13乃至図20に図示されている。図13は、バスに伝送されるNRZI変調された信号DM及びDPの波形を示している。図14は、HVDD信号の波形を示し、図15は、NDRVM信号の波形を、そして図16は、PDRVM信号の波形を示す。又図17は、フィードバック信号VFを示し、図18乃至図20は、信号NDRVP、PDRVP及びVF’の波形を各々示している。
【0086】
【発明の効果】
以上から、本発明のインターフェース装置は、低速のファンクションデバイスとシリアルバスの間のインターフェースのため使用されることに適している。又、このインターフェース装置は、負荷の変化に対して安定的な動作を補償する。さらに、本発明のバスインターフェース装置は、簡単な構造及び小さいチップサイズを有することによって単一のチップに形成することに適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるバスインターフェースのブロック図である。
【図2】 図1の電圧調整器の詳細回路図である。
【図3】 図1のトランシーバーの回路図である。
【図4】 図1のトランシーバーの回路図である。
【図5】 図4の受信器の詳細回路図である。
【図6】 図4の受信器の詳細回路図である。
【図7】 図5及び図6の各アクティブフィルターの詳細回路図である。
【図8】 図3のトランスミッタの望ましい実施形態を示す回路図である。
【図9】 図8のトランスミッタの詳細回路図である。
【図10】 図8のトランスミッタの詳細回路図である。
【図11】 図8のトランスミッタの詳細回路図である。
【図12】 図8のトランスミッタの詳細回路図である。
【図13】 図8のトランスミッタの主要構成要素上の信号の波形図である。
【図14】 図8のトランスミッタの主要構成要素上の信号の波形図である。
【図15】 図8のトランスミッタの主要構成要素上の信号の波形図である。
【図16】 図8のトランスミッタの主要構成要素上の信号の波形図である。
【図17】 図8のトランスミッタの主要構成要素上の信号の波形図である。
【図18】 図8のトランスミッタの主要構成要素上の信号の波形図である。
【図19】 図8のトランスミッタの主要構成要素上の信号の波形図である。
【図20】 図8のトランスミッタの主要構成要素上の信号の波形図である。
【符号の説明】
100:バスインターフェース
110:電圧調整器
120:データトランシーバー
310:データ受信器
330:データトランスミッタ
710:状態制御器
720:傾斜制御器
730、740:出力駆動器
Claims (17)
- 第1及び第2の電気的なデータ信号を1対の第1及び第2のデータライン上に送信するためのデータ送信回路において、
外部から印加される複数の入力信号に応じて、前記第1及び第2のデータ信号が、いつ、ある時点に予め決められたデータ状態に駆動されるかを決定する複数の状態制御信号を発生する第1手段と、
前記状態制御信号に応じて、前記データ信号のエッジ率を制御する複数の傾斜制御信号を発生する第2手段と、
前記状態制御信号及び前記傾斜制御信号に応じて、前記第1のデータライン上に送信される前記第1データ信号を発生するための第3手段と、
前記状態制御信号及び前記傾斜制御信号に応じて、前記第2のデータライン上に送信される前記第2データ信号を発生するための第4手段を含み、
前記第3手段及び第4手段の各々は、1つだけの演算増幅器とを含むことを特徴とするデータ送信回路。 - 前記入力信号は、コーディングされたデータ信号、前記コーディングされたデータ信号の終了を示すデータエンド信号、そして出力イネイブル信号を含むことを特徴とする請求項1に記載のデータ送信回路。
- 前記第1及び第2の送信されたデータ信号は、
前記データエンド信号と前記出力イネイブル信号が活性化されるとき、第1データ状態に駆動され、
前記コーディングされたデータ信号が第1論理状態であるとき、前記データエンド信号が非活性化されるとき、そして前記イネイブル信号が活性化されるとき、第2データ状態に駆動され、
前記コーディングされたデータ信号が第2論理状態であるとき、前記データエンド信号が非活性化されるとき、そして前記出力イネイブル信号が非活性化されるとき、第3データ状態に駆動されることを特徴とする請求項2に記載のデータ送信回路。 - 前記第1及び第2の送信されたデータ信号は、前記出力イネイブル信号が非活性化されるとき、高インピーダンス状態に駆動されることを特徴とする請求項2に記載のデータ送信回路。
- 前記第1手段は、前記出力イネイブル信号を論理的に反転させて前記状態制御信号のうちの第1信号を発生する第1インバータと、
前記状態制御信号の第1信号を論理的に反転させて前記状態制御信号のうちの第2信号を発生する第2インバータと、
前記データエンド信号を論理的に反転させる第3インバータと、
前記コーディングされたデータ信号を論理的に反転させる第4インバータと、
前記第3及び第4インバータの出力に対する論理積の演算を行う第1アンドゲートと、
前記第1アンドゲートの出力を論理的に反転させる第5インバータと、
前記状態制御信号のうちの第2信号と前記第5インバータの出力を受けて前記状態制御信号のうちの第3信号を発生する第1ゲートロジックと、
前記状態制御信号のうちの第1信号と前記第5インバータの出力を受けて前記状態制御信号のうちの第4信号を発生する第2ゲートロジックと、
前記第4インバータの出力を論理的に反転させる第6インバータと、
前記第3及び第6インバータの出力に対する論理的積の演算を行う第2アンドゲートと、
前記第2アンドゲートの出力を論理的に反転させる第7インバータと、
前記状態制御信号のうちの第2信号と前記第7インバータの出力を受けて前記状態制御信号のうちの第5信号を発生する第3ゲートロジックと、
前記状態制御信号のうちの第1信号と前記第7インバータの出力を受けて前記状態制御信号のうちの第6信号を発生する第4ゲートロジックを含むことを特徴とする請求項2に記載のデータ送信回路。 - 前記第1手段は、前記第1及び第4インバータの間に、前記第1アンドゲートと前記第5インバータとの間に、そして前記第2アンドゲートと前記第7インバータとの間に各々接続されるフィルタを付加的に含むことを特徴とする請求項5に記載のデータ送信回路。
- 前記第2手段は、
外部から第1及び第2電源電圧が、各々印加される第1及び第2電源ノードと、
前記状態制御信号のうちの第1及び第2信号を各々受けるための第1及び第2入力ノードと、
前記傾斜制御信号のうちの第1乃至第3信号を各々提供するための第1乃至第3出力ノードと、
1端が前記第1電源ノードに接続される電流経路と、前記第1入力ノードに接続される制御端子を有する第1型の第1トランジスターと、
前記第1トランジスターの電流経路の他端と前記第1の出力ノードとの間に接続される電流経路と、前記第2入力ノードに接続される制御端子を有する前記第1型の第2トランジスターと、
前記第1電源ノードと前記第1出力ノードの間に接続される電流経路と、前記第1及び第2トランジスターの電流経路の接続点、そして前記第1出力ノード全部に接続される制御端子を有する前記第1型の第3トランジスターと、
前記第1出力ノードと前記第2出力ノードとの間に接続される第1抵抗と、
前記第2出力ノードと前記第3出力ノードとの間に接続される第2抵抗と、
前記第2出力ノードと前記第2電源ノードに接続されるキャパシタと、
前記第3出力ノードと前記第2の電源ノードとの間に接続される電流経路と、前記第2入力ノードに接続される制御端子を有する第2型の第4トランジスターと、
前記第3出力ノードと前記第2電源ノードとの間に接続される電流経路と、前記第3出力ノードに接続される制御端子を有する前記第2型の第5トランジスターを含むことを特徴とする請求項5に記載のデータ送信回路。 - 前記第3手段は、
前記傾斜制御信号のうちの第1信号を受けるための第1入力端子と非反転端子、前記傾斜制御信号のうちの第2信号を受けるための第2入力端子、前記傾斜制御信号のうちの第3信号を受けるための第3入力端子、第1の出力駆動信号を提供するための第1出力端子、そして第2出力駆動信号を提供するための第2出力端子とフィードバック端子とを含む演算増幅器と、
前記演算増幅器の前記第1出力端子と前記第1電源ノードとの間に接続される電流経路と、前記状態制御信号のうちの第3信号に接続される制御端子を有する電流ソーストランジスターと、
前記第1電源ノードと前記第1のデータラインとの間に接続される電流経路と、前記演算増幅器の前記第1出力端子に接続される制御端子を有する出力プル−アップトランジスターと、
前記演算増幅器の前記第2出力端子と前記第2電源ノードとの間に接続される電流経路と、前記状態制御信号のうちの第4信号に接続される制御端子を有する電流シンクトランジスターと、
前記第2電源ノードと前記第1のデータラインの間に接続される電流経路と、前記演算増幅器の第2出力端子に接続される制御端子を有する出力プル−ダウン−トランジスターと、
前記演算増幅器の前記フィードバック端子と前記第1のデータラインとの間に接続される少なくとも1つ以上のフィードバックキャパシタとを含むことを特徴とする請求項7に記載のデータ送信回路。 - 前記演算増幅器は、
1端が前記第1電源ノードに接続される電流経路と、前記1傾斜制御信号が印加される前記第1入力端子に接続される制御端子を有する前記第1型の第1トランジスターと、
1端が前記第1トランジスターの前記電流経路の他端に接続される電流経路と、前記第2傾斜制御信号が印加される前記第2入力端子に接続される制御端子を有する第2型の第2トランジスターと、
1端が前記第2電源ノードに接続される電流経路と、前記第3の傾斜制御信号が印加される前記第3入力端子に接続される制御端子を有する前記第2型の第3トランジスターと、
前記第2及び第3トランジスターの前記電流経路の他端の間に接続される電流経路と、前記第2入力端子に接続される制御端子を有する前記第1型の第4トランジスターと、
前記第1電源ノードと前記第1出力端子の間に接続される電流経路と、前記第1入力端子に接続される制御端子を有する前記第2型の第5トランジスターと、
前記第3トランジスターの電流経路の他端と前記第1出力端子との間に接続される電流経路と、前記第1入力端子に接続される制御端子を有する前記第1型の第6トランジスターと、
1端が前記第2電源ノードと前記第2出力端子との間に接続される電流経路と、前記第1の入力端子に接続される制御端子を有する前記第1型の第7トランジスターと、
前記第1トランジスターの電流経路の他端と前記第2出力端子との間に接続される電流経路と、前記第2入力端子に接続される制御端子を有する前記第2型の第8トランジスターとを含むことを特徴とする請求項8に記載のデータ送信回路。 - 前記第3手段は、前記第1データライン上のロードキャパシタンスの変化を補償するための手段を付加的に含むことを特徴とする請求項8に記載のデータ送信回路。
- 前記ロードキャパシタンスの前記変化を補償するための前記手段は、前記出力端子と前記第2電源ノードとの間に直列に接続される抵抗及びキャパシタを含むことを特徴とする請求項10に記載のデータ送信回路。
- 前記第4手段は、
前記第1傾斜制御信号を受けるための第1入力端子、前記傾斜制御信号のうちの第2信号を受けるための第2入力端子、前記傾斜制御信号のうちの第3信号を受けるための第3入力端子、第1出力駆動信号を提供するための第1出力端子、第2出力駆動信号を提供するための第2出力端子、そしてフィードバック端子とを含む演算増幅器と、
前記第1電源ノードと前記演算増幅器の前記第1出力端子に接続される電流経路と、前記状態制御信号のうちの第5信号に接続される制御端子を有する電流ソーストランジスターと、
前記第1電源ノードと前記第2データラインの第2出力端子との間に接続される電流経路と、前記演算増幅器の第1出力端子に接続される制御端子を有する出力プル−アップトランジスターと、
前記第2電源ノードと演算増幅器の前記第2出力端子との間に接続される電流経路と、前記状態制御信号のうちの第6信号に接続される制御端子を有する電流シンクトランジスターと、
前記第2電源ノードと前記第2のデータラインとの間に接続される電流経路と、前記演算増幅器の第2出力端子に接続される制御端子を有する出力プル−ダウントランジスターと、
前記演算増幅器の前記フィードバック端子と、前記第2データラインとの間に接続される少なくとも1つ以上のフィードバックキャパシタとを含むことを特徴とする請求項7に記載のデータ送信回路。 - 前記演算増幅器は、
1端が前記第1電源ノードに接続される電流経路と、前記1傾斜制御信号が印加される前記第1入力端子に接続される制御端子を有する前記第1型の第1トランジスターと、
1端が前記第1トランジスターの前記電流経路の他端に接続される電流経路と、前記第2傾斜制御信号が印加される前記第2入力端子に接続される制御端子を有する第2型の第2トランジスターと、
1端が前記第2電源ノードに接続される電流経路と、前記第3の傾斜制御信号が印加される前記第3入力端子に接続される制御端子を有する前記第2型の第3トランジスターと、
前記第2及び第3トランジスターの電流経路の他段の間に接続される電流経路と、前記第1入力端子に接続される制御端子を有する前記第1型の第4トランジスターと、
1端が前記第1電源ノードと前記第1出力端子との間に接続される電流経路と、前記第1入力端子に接続される制御端子を有する前記第2型の第5トランジスターと、
前記第3トランジスターの電流経路の他端と前記第1出力端子との間に接続される電流経路と、前記第2入力端子に接続される制御端子を有する前記第1型の第6トランジスターと、
1端が前記第2電源ノードと前記第1出力端子との間に接続される電流経路と、前記第3の入力端子に接続される制御端子を有する前記第1型の第7トランジスターと、
前記第1トランジスターの電流経路の他端と前記第2出力端子との間に接続される電流経路と、前記第2入力端子に接続される制御端子を有する前記第2型の第8トランジスターとを含むことを特徴とする請求項12に記載のデータ送信回路。 - 前記第4手段は、前記第2データライン上のロードキャパシタンスの変化を補償するための手段を付加的に含むことを特徴とする請求項12に記載のデータ送信回路。
- 前記ロードキャパシタンスの前記変化を補償するための前記手段は、前記出力端子と前記第2電源ノードとの間に直列に接続される抵抗及びキャパシタを含むことを特徴とする請求項14に記載のデータ送信回路。
- 前記送信されたデータ信号と前記コーディングされたデータ信号は、非ゼロ復帰逆転信号であることを特徴とする請求項2に記載のデータ送信回路。
- 前記データライン対は、USBケ−ブルのデータラインであることを特徴とする請求項1に記載のデータ送信回路。
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