JP3866162B2 - 単位片印刷用シート - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、名刺カードなどの集合印刷などに用いる、単位片印刷用シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、名刺や葉書などのように印刷内容および寸法が全く同じであるカードを希望枚数作成するには、各々の寸法に適した専用印刷機で印刷を行う必要があり、しかも、印刷機での版代のコストが高く、非常に割高についていた。
他方、1枚ずつ印刷するよりも、カードとなる単位片を1枚の印刷用紙あたりに多数複数同時一括印刷する方が効率的である。名刺や葉書などのように、印刷物の寸法と印刷内容が全く同じである場合は、特にそうである。
このような単位片印刷用シートが、印刷業専用機対応のみでなく、版が不必要な印刷方式であるパソコンプリンターや複写機にも対応できるようになっていると、より一層便利である。
【0003】
そのために、ラベル作成用積層体のように、剥離可能な単位片が多数台紙上に集合、整列して配置されている構成が考えられる。このようにすれば複写機やプリンターでの印刷も容易にし得る。しかし、ラベル作成用の単位片は、その台紙から剥がした時、その裏面に感圧粘着剤が存在するので、直ちに貼り付ける時はそれでよいが、名刺や葉書やイベント券等の、貼り付けを目的としないカード用の単位片用としての使用には不向きである。
このような問題を解決するため、大寸法の印刷用紙に縦横に細かなミシン目を施し、各マス目内に名刺や葉書やイベント券等に必要な印刷を施した後、そのミシン目に沿い千切って所望のカードを得るというミシン目入り単位片印刷用シートがある。しかし、この構成では、単位片の周囲となる切断部にはミシン目由来の切り口に基づく乱雑さが見られるし、失敗して紙を破いてしまうこともある。
【0004】
そこで、支持用基材上に接着層を介して印刷用基材を積層してなるが、この印刷用基材が、ミシン目ではなく、スリットを介して整列させた単位片の集合体からなる印刷用積層体が考えられた。スリットであれば、単位片の周囲となる切断部が綺麗に仕上がっているからである。この積層体では各単位片の裏面に剥離剤を塗布しておくことで、単位片を剥離しやすくする構成となっているが、この構成では、剥離した単位片の裏面側につるつるした違和感が残る。しかも、単位片を剥離し終えた支持用基材層の表面が、粘着性を帯びてべたつくという問題があった。
【0005】
この問題を避けるために、支持用基材上に接着層を形成するのではなく、ポリプロピレン系樹脂その他の熱可塑性樹脂の層を支持用基材上に形成してなる印刷用積層体が提案されている(特開平5−318672号、同8−286414号、同9−158087号)。ポリプロピレン樹脂等の熱可塑性樹脂は、印刷用基材を止め付ける接合性(擬似接着性)は示すが、剥離が重たく、剥がした単位片がカールすることが避けられない。経時変化により剥離がさらに重たくなってしまうことも欠点であった。
この欠点を解決するために、本発明者は、印刷用基材と熱可塑性樹脂層との擬似接着性を容易に得させる一方、支持用基材と前記熱可塑性樹脂層との強い接合性をも容易に得させる、優れた擬似接着性示す、単位片印刷用シートを発明し出願している(特開2002−019206号)。すなわち、印刷用基材層が支持用基材層上に熱可塑性樹脂層を介して積層され、前記印刷用基材層はスリットを介して整列させた単位片の集合体を備える層であり、前記熱可塑性樹脂層が直鎖式低密度ポリエチレン樹脂の層であることにより、前記支持用基材層と前記熱可塑性樹脂層の接合強度よりも前記印刷用基材層と前記熱可塑性樹脂層の接合強度の方が小さく前記単位片が支持基材層に擬似接着されていて剥離可能となっている印刷用積層体である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
この印刷用積層体は、滑らかな切断面を有する単位片を得ることができるため、前述した問題点を解消できる点で優れたものではあるが、名刺カードなどとなる単位片の片側にしか印刷することができないと言う制約を持つ。
そこで、本発明の課題は、単位片の周囲となる切断部が滑らかでありながら、単位片の表裏両面に印刷することができる、単位片印刷用シートを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する、本発明にかかる、単位片印刷用シートは、表裏2枚の印刷用基材が、中間に介在する熱可塑性樹脂フィルム接着層により接着されて積層されてなり、前記表裏の印刷用基材の各対向位置には単位片を形成するようにスリットが形成されて各印刷用基材が分断されているとともに、前記熱可塑性樹脂フィルム接着層における前記スリット形成位置に対応する部分が、両側の印刷用基材のスリットとつながる厚み方向の途中までの切り込みを有する脆弱な連結部分となっており、前記熱可塑性樹脂フィルム接着層は、ポリプロピレン樹脂とポリエチレン樹脂とが、ポリプロピレン樹脂:ポリエチレン樹脂=60〜90重量部:40〜10重量部の混合比率で配合された混合樹脂からなる
上記において、前記フィルムがポリプロピレン樹脂とポリエチレン樹脂との混合樹脂からなることが好ましい。フィルムが硬くて脆くなるため、印刷後の単位片をシートから千切るときに、単位片の端縁が綺麗な形で千切れるからである。
【0008】
単位片印刷用シートは、前記単位片が名刺用紙であり、前記表裏の印刷用基材はこれらに形成されたスリットが碁盤目状であって単位片の集合体を構成していることが出来る。この場合、シートの周囲に枠状の余白を残して、この枠内に単位片の集合体を備えていることが好ましい。
上記において、前記単位片集合シートが、単位片を1つだけ含む葉書用紙であることが出来る
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の好ましい実施の形態を説明するが、本発明は以下の説明に限定されるものではない。
図1に見るように、本発明にかかる単位片印刷用シートは、表裏2枚の印刷用基材1,1が熱可塑性樹脂フィルム接着層2を介して積層されてなる。印刷用基材1,1は、その対向する位置において、単位片11の集合体を形作るためのスリット12・・・が縦横に形成されて、印刷用基材1,1が多数に分断されている。単位片11は、名刺用紙、葉書用紙、写真用紙などのカードとなり得るものである。
【0010】
別の実施形態では、図2に見るように、シート全体が1枚の葉書になっていて、印刷用基材1,1の内部にただ1個の単位片11が縦横に形成されたスリット12により、他の部分とは分断されるようになっている。図2において、2は、印刷用基材1,1を貼り合わせている熱可塑性樹脂フィルム接着層である。この葉書は、DM用などであって、単位片11は担当営業マンの名刺などになる。単位片を葉書から切り離して、転勤の挨拶等のように使用する人の目的に応じた多目的な用途に使用できる。
これらの単位片印刷用シートは、そのままで、複写機またはプリンターでの印刷に使用可能となっており、その表裏両面、すなわち、各単位片11の表裏面を構成する表裏の印刷用基材1,1に必要な印刷が施される。図2の実施形態では、単位片11以外の部分にも宣伝文句や宛先住所氏名(名称)、発信者住所氏名(名称)などが印刷される。
【0011】
各単位片11の印刷内容は、名刺等のごとく同一内容であることもあるが、パソコン印刷等により各単位片11間で異なる内容とすることも出来る。
本発明にかかる単位片印刷用シートは、印刷用基材を表裏の両面に有しているため、両面同時印刷するか、単位片集合シートの印刷面を変えて2回印刷することで、単位片11や単位片以外の部分の両面に印刷することが可能となる。
本発明においては、熱可塑性樹脂フィルム接着層2は、表裏2枚の印刷用基材1,1を互いに強固に接合する働きをすると同時に、単位片11・・・の集合体を1枚のシートに纏める働きをもする。すなわち、印刷時には単位片11・・・を集合体のままで同時に印刷できるようにする働きをもする。しかも、印刷を終えた時には、各単位片11を手で千切って簡単に引き離すことが出来るようになっている必要がある。すなわち、熱可塑性樹脂フィルム接着層2における、スリット12・・・の形成位置に対応する部分は、上記「千切り」を容易とさせる脆弱な連結部分21となっていることが必要である。
【0012】
本発明の方法において、シート表裏の印刷用基材1,1にスリット形成のための刃を入れるとき、図3に見るように、刃先3が印刷用基材1を十分に切り抜くためには熱可塑性樹脂フィルム接着層2を少し切り込むようにする。例えば、厚み35μmの熱可塑性樹脂フィルム接着層2の場合、このフィルムに対して表裏両側からそれぞれ約10μm位入るよう切り込むようにする。その結果、図1(b)の一点鎖線部分拡大図にみるように、熱可塑性樹脂フィルム接着層2における、スリット12に対応する位置では、厚みが10〜15μm程度に薄くなって脆弱な連結部分21となり、熱可塑性樹脂フィルム接着層2はこの連結部分21を残して繋がっている。すなわち、上記刃先3による圧力を受けて、上記連結部分21は脆弱となるのである。熱可塑性樹脂フィルム接着層2のフィルムが硬くて脆いフィルムである場合は、ここに顕微鏡レベルのひずみが入っている等して脆弱となっている。
【0013】
記連結部分21は、このように、圧縮変形などを受けて脆弱となっているため、印刷終了後に、スリット12・・・に沿って単位片集合シートを折り曲げるなどすれば、容易に単位片11・・・に分割することができ、かつ、各単位片11の周囲となる切断部が滑らかとなっているのである。
本発明の製造方法によれば、スリット形成加工時に、表裏2枚の印刷用基材1,1が熱可塑性樹脂フィルム接着層2を介して積層されてなる積層体に対し、その表裏両側から刃を入れ、熱可塑性樹脂フィルム接着層に脆弱な連結部分が形成されるように押し切りするため、上記本発明にかかる単位片印刷用シートを容易に作製することが出来る。
【0014】
熱可塑性樹脂フィルム接着層2を構成するための熱可塑性樹脂フィルムは、上述のような意味において、接着性を有することに加えて、スリット12・・・を形成するための刃切りの際に圧縮変形などを受けて脆弱となることが必要であり、すなわち、単位片11を切り取り易くすることと、印刷時における印刷ローラの牽引力で単位片集合体が千切れることの起きないようにすることとの両立を図る上で、ポリプロピレン樹脂とポリエチレン樹脂の混合樹脂を用いる。ポリエチレン樹脂とポリプロピレン樹脂の配合割合は、印刷用基材の材質などを考慮した上で決定するようにするのが好ましい。その混合比率は、ポリプロピレン樹脂:ポリエチレン樹脂=60〜90重量部:40〜10重量部である。ポリエチレンには、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖式低密度ポリエチレンが上げられる。
【0015】
なお、本発明において、熱可塑性樹脂フィルム接着層2を構成するフィルムは、ポリプロピレン樹脂とポリエチレン樹脂の混合樹脂の使用効果を損なわない程度で他の熱可塑性樹脂を配合したものでも良い。
本発明の製造方法に用いる積層体、すなわち、表裏2枚の印刷用基材1,1とこれらを貼り合わせている熱可塑性樹脂フィルム接着層2からなる積層体においては、表裏2枚の印刷用基材1,1の間に熱可塑性樹脂フィルム接着層2があることにより、表裏2枚の印刷用基材1にスリット12・・・を入れた(抜き加工した)ときに、熱可塑性樹脂フィルム接着層2が抜き刃の刃先3,3による圧力を吸収する働きをするため、単位片印刷用シート全体が切断されてバラバラになってしまうと言うようなおそれがない。
【0016】
本発明において、表裏2枚の印刷用基材1,1が熱可塑性樹脂フィルム接着層2を介して積層されてなる積層体の作り方は、限定されることはなく、通常用いられる種々の積層法が本発明においても採用されて良いが、通常、サンドイッチラミネーションといわれる積層法が使用される。
ここで、サンドイッチラミネーションとは、連続的に繰り出される印刷用基材1となる材料の一表面に、熱可塑性接着樹脂のみ、または必要に応じて、これに合成シリカ、炭酸カルシウム、クレー、酸化チタン、カーボン、プラスチックピグメント、澱粉、シルクパウダー等の顔料その他の充填材や分散剤、消泡剤、酸化防止剤その他の助剤などの各種添加剤を配合してなるコーティング材料を溶融状態でTダイ製膜機から押し出してフィルム化し、さらに、このフィルム層が固化する前に、サンド軸側から繰り出された印刷用基材をフィルム層上に重ね、これらを一体としてクーリングロールとニップロールとの間で冷却しつつ圧着する方法である。
【0017】
このラミネート加工の過程において、熱可塑性樹脂フィルム用コーティング材料溶融温度や印刷用基材圧着プレス圧は、基材およびコーティング材料の組成等を考慮した上で決定するようにするのが好ましい
【0018】
本発明においては、印刷用基材1と熱可塑性樹脂フィルム接着層2との接着性を高めるために、印刷用基材1のラミネート加工面にあらかじめコロナ処理などを施しておくことが好ましい。
本発明では、印刷用基材1としては、限定する訳ではないが、インクジェットプリンターやレーザープリンターに対する適正を備えた紙、すなわち、表面にOA機器に対する適正を持つように処理された紙材や特殊フィルムを用いることが、その目的からして好ましい。具体的には、例えば、単位片を名刺や葉書として使用する場合は、坪料50〜110g/m2のインクジェット用コート紙、和紙、カラーレーザー共用の用紙などを用いることが好ましい。単位片を名刺や葉書として使用する場合には、単位片印刷用シートの厚みが、洋紙で200〜300μm、和紙で320μm程度であることが好ましいためである。印刷用基材1に用いる紙材は、用紙自身の堅牢性を高めるために、填料、すなわち充填材を紙材表面もしくは紙材内に多く含有させており、このようにしておけば紙材を構成する微小繊維の隙間の大部分が埋められるため、ラミネート加工時における溶融状態の熱可塑性樹脂が浸透しにくくなり、印刷用基材1に用いる紙材の印刷の仕上がりに影響を与えることがない。
【0019】
本発明にかかる印刷用積層体の製造方法によれば、印刷用積層体の表裏の両面から印刷用基材1の印刷面に対して直角方向に刃を入れ、熱可塑性樹脂フィルム接着層に脆弱な連結部分が形成されるように押し切りすることで、熱可塑性樹脂フィルム接着層2が切断されることなく、印刷用基材1にのみスリットが形成されると共に、熱可塑性樹脂フィルム接着層2には単位片間に抜き刃で加えられる圧力により脆弱な連結部分が形成される。
印刷用基材の表裏に単位片の集合体を形成するよう縦横にスリットを形成する方法には、特に限定するわけではないが、両面トムソン抜による方法、スリット加工による方法が好ましい。熱可塑性樹脂フィルム接着層が切り残されるようにする「押し切り」によることが好ましい。
【0020】
両面トムソン抜とは、ベニヤ板の一平面上に、積層体のスリットの型に合わせて刃を植えつけて、抜型刃を2枚つくり、印刷用基材の表裏両面から各印刷基材層の印刷面に対して直角方向にこの抜型刃を入れ、熱可塑性樹脂フィルム接着層が切り残されるように押し切りして、印刷用基材にスリットを入れる方法である。
スリット加工とは、上下に設置された回転刃の間に単位片印刷用シートをタテ方向とヨコ方向に通して、印刷用基材にスリットを入れる方法である。例えば、まず、単位片印刷用シートをタテ方向に通してスリットを入れたのち、回転刃の間隔を変えて、回転刃を設置し直し、つぎに、ヨコ方向に通すことで、碁盤目状に整列した単位片の集合体を形成するようにスリットを入れることができる。上下の回転刃の間隔は、スリットを入れるときに、熱可塑性樹脂フィルム接着層が切り残されるように設定される。
【0021】
本発明において、抜き加工で印刷積層体に加えられる抜き刃のプレス力は、印刷用積層体の材質や厚み、熱可塑性樹脂フィルム接着層を構成する組成等を考慮した上で決定することが好ましい。
ここで、印刷用基材1としての名刺用コート紙、熱可塑性樹脂フィルム接着層2の熱可塑性樹脂としてのポリプロピレン樹脂とポリエチレン樹脂の混合樹脂という2つの構成要素を用いた、具体例にかかる、単位片印刷用シートについて、以下に詳しく説明する。
熱可塑性樹脂としてポリプロピレン樹脂とポリエチレン樹脂の混合樹脂を用いることにより、抜き加工で積層体自体が切断されることがなく、熱可塑性樹脂フィルム接着層に抜き刃で加えられた圧力で形成された脆弱な連結部分により、容易に単位片に分割することができる。
【0022】
ポリプロピレン樹脂とポリエチレン樹脂の混合樹脂を必須成分とする熱可塑性樹脂フィルム用コーティング材料は、限定する訳ではないが、その溶融温度が270〜350℃であるものが好ましい。
サンドイッチラミネーション後に行う圧着工程でのプレス圧は0.9〜1.4kg/m2が好ましく、0.9〜1.1kg/m2がより好ましく、1.0kg/m2程度が特に好ましい。
熱可塑性樹脂フィルム接着層2の厚みは20〜50μmが好ましく、25〜40μmが特に好ましい。熱可塑性樹脂フィルム接着層2の厚みは、50μm以上であると、スリット12に沿って折り曲げて単位片11・・・に分断するときに、熱可塑性樹脂フィルム接着層2の脆弱な連結部分21に相当する部分が折り曲げても脆くならず、手でちぎり難くなる傾向があり、他方、20μm以下であると、押し切りで印刷用単位片集合体が切れてしまう傾向があるからである。
【0023】
名刺用コート紙などの印刷用基材1,1と熱可塑性樹脂フィルム接着層2の接合性をさらに強める必要がある場合は、前述のように、名刺用コート紙1のラミネート加工面にコロナ処理をしておく。
本発明にかかる単位片印刷用シートにおいて、単位片11・・・は印刷用基材1の周縁領域まで使用して形成されてもよいが、そのようにした場合には印刷用基材1の周縁に手先が触れる等したときに、この周縁となる位置で、単位片11の端から千切れてくるおそれがある。そこで、図1の(a)にみるように、印刷用基材1の周囲に枠状余白13を設けておいて、この枠内に、単位片11・・・の集合体を設けるようにしておく。このようにすれば、枠状の余白が単位片11の端部から千切れてくることを防ぐことが出来るからである。
【0024】
【発明の効果】
本発明によれば、名刺、葉書、写真等のカードとして分離可能な単位片を印刷するためのシートにおいて、滑らかな切断部の単位片を容易に得ることができて、しかも、単位片はその表裏両面に印刷が可能となる。
本発明にかかる単位片印刷用シートの製造方法によれば、このような単位片印刷用シートを容易に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる単位片印刷用シートの実施例を示す、斜視図(a)と部分的側断面図(b)である。
【図2】本発明にかかる単位片印刷用シートを葉書とした場合の実施例を示す斜視図である。
【図3】本発明にかかる単位片印刷用シートの製造方法において、印刷用基材にスリットを形成する段階を示す部分的断面図である。
【符号の説明】
1 印刷用基材
2 熱可塑性樹脂フィルム接着層
3 抜き刃の刃先
11 単位片
12 スリット
13 枠状余白
21 脆弱な連結部分

Claims (4)

  1. 表裏2枚の印刷用基材が、中間に介在する熱可塑性樹脂フィルム接着層により接着されて積層されてなり、前記表裏の印刷用基材の各対向位置には単位片を形成するようにスリットが形成されて各印刷用基材が分断されているとともに、前記熱可塑性樹脂フィルム接着層における前記スリット形成位置に対応する部分が、両側の印刷用基材のスリットとつながる厚み方向の途中までの切り込みを有する脆弱な連結部分となっており、
    前記熱可塑性樹脂フィルム接着層は、ポリプロピレン樹脂とポリエチレン樹脂とが、ポリプロピレン樹脂:ポリエチレン樹脂=60〜90重量部:40〜10重量部の混合比率で配合された混合樹脂からなる
    単位片印刷用シート。
  2. 前記単位片が名刺用紙であり、前記表裏の印刷用基材はこれらに形成されたスリットが碁盤目状であって単位片の集合体を構成している、請求項1に記載の単位片印刷用シート。
  3. 周囲に枠状の余白を残して、この枠内に単位片の集合体を備えている、請求項に記載の単位片印刷用シート。
  4. 単位片を1つだけ含む葉書用紙である、請求項1に記載の単位片印刷用シート。
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