JP3856418B2 - 記録媒体プレーヤのサーボ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディスク等の記録媒体を再生するプレーヤにて使用されるトラッキングサーボ装置等のサーボ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
光ディスクプレーヤにおいてはピックアップの読取点を光ディスクのトラック中心に制御するトラッキングサーボ装置が不可欠である。トラッキングサーボ装置はトラックに対する読取点のディスク半径方向における偏倚量を示すトラッキングエラー信号を生成し、そのトラッキングエラー信号に応じて動作する。また、光ディスクのトラック上に傷がある場合には適切なトラッキングエラー信号の生成が不可能であるので、それに対処するためにサーボホールド機能であるトラッキングホールド機能を備えることがある。
【0003】
従来のトラッキングホールド機能を備えたトラッキングサーボ装置においては、図1に示すようにピックアップ1の出力信号に基づいてトラックに対する読取点のディスク半径方向における偏倚量を示すトラッキングエラー信号がトラッキングエラー信号生成回路2に生成される。トラッキングエラー信号生成方法としては3ビーム法、プッシュプル法及び時間差検出法が公知である。トラッキングエラー信号生成回路2からのトラッキングエラー信号はイコライザ回路3及び切換スイッチ4を介してトラッキング駆動信号としてトラッキング駆動回路5に供給される。トラッキング駆動回路5はトラッキング駆動信号に応じてピックアップ1内のトラッキングアクチュエータ(図示せず)を駆動する。
【0004】
トラッキングホールド機能のためにトラッキングエラー信号生成回路2と切換スイッチ4との間にはLPF(ローパスフィルタ)7が設けられており、LPF7はトラッキングエラー信号の急変成分以外の低域成分(光ディスクの偏芯等による直流オフセット成分)を出力する。また、ピックアップ1の出力信号に基づいて読取点における傷(欠陥:ディフェクトを含む)を検出するディフェクト検出回路8が設けられている。ディフェクト検出回路8は傷を検出したときDEF信号を発生し、DEF信号に応じて切換スイッチ4はイコライザ回路3の出力信号に代えてLPF7の出力信号をサーボホールド信号としてトラッキング駆動回路5に供給する。
【0005】
このような構成により、ピックアップ1から出力された読取信号であるRF信号が図2(a)に示すように、ディスク上の傷によってレベル低下した場合には、トラッキングエラー信号生成回路2からのトラッキングエラー信号は図2(b)に示すように、上下に変動して不安定となる。一方、ディフェクト検出回路8はRF信号のレベル低下によって図2(c)に示すような高レベルのDEF信号を生成する。このDEF信号に応答して上記したように切換スイッチ4はイコライザ回路3の出力信号に代えてLPF7の出力信号をトラッキング駆動回路5に中継供給する。LPF7の出力信号レベルはDEF信号の発生中においても図2(d)に示すようにほとんど一定であり、これがトラッキング駆動信号としてトラッキング駆動回路5に供給される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来のトラッキングホールド機能を備えたトラッキングサーボ装置においては、DEF信号の発生直前にトラッキング駆動回路5に供給されるトラッキングエラー信号に図2(e)に符号Xで示すような大きな変動成分が含まれることがある。これはディフェクト検出回路8の検出感度を上げると、改善されるが、逆にトラッキングホールド機能を動作させる必要がない小さな傷をも検出してDEF信号を生成してしまうので、検出感度を高く設定していないからである。しかしながら、トラッキングアクチュエータはLPFの動作特性を有して積分動作を行うので、DEF信号の発生直前にトラッキング駆動回路5に供給されるトラッキングエラー信号に大きな変動成分が含まれると、その変動成分によりトラッキングアクチュエータはDEF信号の発生期間中に読取点を図2(f)に示すようにトラック中心から徐々に離れさせることになり、トラッキングホールド機能が十分に作用しないという問題点があった。
【0007】
この問題点はトラッキングサーボ装置に限らずフォーカスサーボ装置等の他のサーボホールド機能を備えたサーボ装置においても同様である。
そこで、本発明の目的は、読取点が記録媒体上の傷の箇所を通過しても傷通過直前のサーボ状態を維持することができる記録媒体プレーヤのサーボ装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明の記録媒体プレーヤのサーボ装置は、記録媒体を再生する記録媒体プレーヤの読取用ピックアップの読取動作位置の偏倚量を示すサーボエラー信号を生成し、そのサーボエラー信号をイコライザを介してサーボ駆動信号を得て、そのサーボ駆動信号に応じて前記ピックアップの読取動作を制御するサーボ装置であって、記録媒体上のピックアップによる読取点における傷を検出して傷を検出したときに傷検出信号を生成する傷検出手段と、サーボエラー信号の低域成分を抽出する第1低域抽出手段と、第1低域抽出手段の出力信号に基づいて傷検出信号生成直前の前記サーボエラー信号の極性と逆極性の信号を傷検出信号生成開始直後のみに生成する逆極性信号生成手段と、逆極性の信号を保持し、傷検出信号生成中にその保持した逆極性の信号のレベルを所定の時定数で減少させる保持手段と、保持手段の出力信号と第1低域抽出手段によって抽出されたサーボエラー信号の低域成分とを加算してサーボホールド信号を生成し、傷検出信号生成中にはサーボ駆動信号に代えてサーボホールド信号に応じてピックアップの読取動作を制御する制御手段と、を備えたことを特徴としています。
請求項3に係る発明の記録媒体プレーヤのサーボ装置は、記録媒体を再生する記録媒体プレーヤの読取用ピックアップの読取動作位置の偏倚量を示すサーボエラー信号を生成する手段と、サーボエラー信号を入力するイコライザと、記録媒体上のピックアップによる読取点における傷を検出して傷を検出したときに傷検出信号を生成する傷検出手段と、サーボエラー信号の低域成分を抽出する低域抽出手段と、傷検出信号の非生成中にはイコライザの出力信号を中継出力し、傷検出信号の生成中には低域抽出手段の出力信号を中継出力する切換スイッチと、切換スイッチによる中継出力信号を受け入れてサーボ駆動信号を生成する高域抽出手段と、高域抽出手段の出力サーボ駆動信号に応じてピックアップの読取動作を制御する手段と、を備え、高域抽出手段は、傷検出信号生成直前のサーボエラー信号の極性と逆極性の信号を傷検出信号生成開始直後のみに含むサーボ駆動信号を生成することを特徴としています。
【0009】
本発明の記録媒体プレーヤのサーボ装置によれば、傷検出信号生成直前にサーボエラー信号に大きな変動成分が含まれると、そのサーボエラー信号の極性と逆極性の信号を傷検出信号生成開始直後に含むサーボホールド信号を生成し、傷検出信号生成中にはサーボ駆動信号に代えてサーボホールド信号に応じてピックアップの読取動作を制御するので、読取点が記録媒体上の傷の箇所を通過しても傷通過直前のサーボ状態を維持することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。図3は請求項1に係る発明の実施例としてトラッキングサーボ装置を示している。このトラッキングサーボ装置において、ピックアップ11はレーザ光を光ディスク12に照射し、光ディスク12からのその反射光を受光して受光量に応じた信号を発生する。ここでは、ピックアップ11は4分割の受光器(図示せず)を備えているとする。その4分割の受光器の4つの受光素子の出力信号をa,b,c,dとすると、その出力信号の総和a+b+c+dが読取信号であるRF信号として得られる。このRF信号は再生部13及びディフェクト検出回路25に供給される。再生部13ではRF信号に応じて光ディスク12に記録された情報が再生される。ディフェクト検出回路25は後述するが、図1の従来装置のディフェクト検出回路8と同様に、RF信号に応じてディスクの傷を検出し、傷を検出したとき高レベルのDEF信号(傷検出信号)を発生する。なお、ディスクの傷としてディフェクトと呼ばれる欠陥を含む。
【0011】
受光器の受光面の2つの分割線の交差点を中心として対角関係にある2つの受光素子の出力信号の和信号a+c,b+dの位相差(a+c)−(b+d)がトラッキングエラー信号生成回路14にて算出され、その算出結果がトラッキングエラー信号(サーボエラー信号)である。
トラッキングエラー信号生成回路14にはイコライザ15、LPF16及びLPF17が接続されている。イコライザ15はトラッキングエラー信号の位相及び周波数特性を補償する。LPF16はトラッキングエラー信号の低域成分(ほぼ直流オフセット成分)を抽出する。LPF17はトラッキングエラー信号の変動分を含む低域成分を抽出する。LPF17のカットオフ周波数f2はLPF16のカットオフ周波数f1より高い。
【0012】
イコライザ15の出力は切換スイッチ18の2つの固定接点の一方に接続されている。LPF16及び17の出力には減算器19が接続されている。減算器19はLPF16の出力信号からLPF17の出力信号を差し引いてトラッキングエラー信号の変動分だけを逆極性で抽出する。減算器19の出力にはサンプルホールド回路20が接続されている。
【0013】
サンプルホールド回路20はオンオフスイッチ21、コンデンサ22、電流源23及び切換スイッチ24を備えている。オンオフスイッチ21は減算器19の出力とコンデンサ22の一端との間に設けられており、コンデンサ22の他端はアース接続されている。電流源23はコンデンサ22に並列接続されている。切換スイッチ24の2の固定接点の一方はオンオフスイッチ21、コンデンサ22及び電流源23の接続ラインに接続され、他方の固定接点はアース接続されている。切換スイッチ24の可動接点がサンプルホールド回路20の出力となっており、加算器26に接続されている。
【0014】
オンオフスイッチ21及び切換スイッチ24の各制御端子にはディフェクト検出回路25からDEF信号が供給されるようになっている。オンオフスイッチ21はディフェクト検出回路25からDEF信号が供給されないとき、すなわち制御端子が低レベルのときオンとなって減算器19の出力電圧をコンデンサ22に供給し、ディフェクト検出回路25から高レベルのDEF信号が供給されているときオフとなる。切換スイッチ24はディフェクト検出回路25からDEF信号が供給されないとき他方の固定接点のアースレベルに等しい低レベルを中継出力し、ディフェクト検出回路25から高レベルのDEF信号が供給されているとき一方の固定接点の電位、すなわちコンデンサ22の一端の電位を中継出力する。
【0015】
加算器26はLPF16の出力レベルと切換スイッチ24による中継出力レベルとを加算する。加算器26の出力は切換スイッチ18の他方の固定接点に接続されている。切換スイッチ18はディフェクト検出回路25からDEF信号が供給されないときイコライザ15の出力信号をトラッキング駆動信号(サーボ駆動信号)としてトラッキング駆動回路27に中継供給し、ディフェクト検出回路25から高レベルのDEF信号が供給されているとき加算器26の出力信号をサーボホールド信号としてトラッキング駆動回路27に中継供給する。トラッキング駆動回路27はトラッキング駆動信号又はサーボホールド信号に応じてピックアップ11内のアクチュエータ(図示せず)を駆動して読取点をディスク半径方向において偏倚させる。
【0016】
ディフェクト検出回路25は図4に示すように、ピークホールド回路31,32、ゲイン調整回路33及びコンパレータ34からなる。ピークホールド回路31,32はRF信号のピークレベルを保持する。ピークホールド回路31の時定数はピークホールド回路32の時定数より長く設定されている。ゲイン調整回路33は傷検出の感度調整用であり、ピークホールド回路32の出力レベル及びオフセットレベルを変化させる。コンパレータ34はピークホールド回路31の出力レベルよりゲイン調整回路33の出力レベルが下回っているとき高レベル出力となり、その高レベルがDEF信号となる。
【0017】
次に、かかる構成の本発明によるトラッキングサーボ装置の動作について説明する。
ディスクのトラック上に傷があり、ピックアップ11から出力されたRF信号が図5(a)に示すように、その傷によってレベル低下したとする。この場合に、ディフェクト検出回路25においてピークホールド回路31によるピークホールド信号PH1と、ゲイン調整回路33によってゲイン調整された後のピークホールド回路32によるピークホールド信号PH2とが図5(b)に示すように変化すると、PH1>PH2を満足するときDEF信号が図5(c)に示すように生成される。
【0018】
一方、トラッキングエラー信号TEは通常、イコライザ15、そして切換スイッチ18を経てトラッキング駆動信号としてトラッキング駆動回路27に供給される。このトラッキングエラー信号TEはトラック上の傷のため図5(d)に示すようにDEF信号の発生より若干前からレベル低下して上下に変動する。
また、トラッキングエラー信号TEはLPF16,17に供給され、LPF16ではトラッキングエラー信号TEの上下の変動分が除去され、図5(e)に示すようにほぼ直流オフセット成分(ディスク偏芯成分等)が抽出され、LPF17では図5(f)に示すようにトラッキングエラー信号TEの変動分を含む低域成分が抽出される。直流オフセット成分はディスク半径方向のピックアップ11自体のずれ成分である。LPF16の出力信号レベルからLPF17の出力信号レベルを減算器19にて差し引くことにより、LPF17の出力信号から直流オフセット成分を除去して逆極性にした図5(g)に示すような差信号Dが得られる。この差信号DはDEF信号が生成していないときにはオンオフスイッチ21を介してコンデンサ22に供給されるので、コンデンサ22にその差信号Dのレベルが保持される。
【0019】
DEF信号の生成直前においてトラッキングエラー信号TEが大きく低下すると、コンデンサ22に印加された差信号Dのレベルは図5(h)に示すように上昇する。しかしながら、DEF信号の生成によってオンオフスイッチ21がオフとなるので、コンデンサ22には差信号Dが供給されなくなり、コンデンサ22に蓄積された電気エネルギーは電流源23によって放電される。よって、DEF信号の生成開始時点から図5(h)に示すようにコンデンサ22の端子電圧は所定の時定数にて徐々に低下する。
【0020】
切換スイッチ24はDEF信号の生成期間中にはアースレベルに代えてコンデンサ22の端子電圧を出力するので、サンプルホールド回路20の出力信号として図5(i)に示すような三角波信号がDEF信号生成直後に生成する。この三角波信号は加算器26にてLPF16の出力信号と加算された後、切換スイッチ18を介してトラッキング駆動回路27に供給される。よって、トラッキング駆動回路27に供給される信号は図5(j)に示すようにDEF信号の生成直前で大きく低下した後、DEF信号の生成直後で大きく上昇する。
【0021】
このような供給信号に応じてトラッキング駆動回路27はトラッキングアクチュエータを駆動するので、トラッキングアクチュエータの積分動作によりDEF信号の生成直前にトラッキング駆動回路27に供給されるトラッキング駆動信号に負側の大きな変動成分が含まれ、そのDEF信号の生成直後に正側の大きな変動成分が含まれると、その変動成分が相殺されることになり、トラッキングアクチュエータはDEF信号の発生期間中に読取点を図5(k)に示すようにトラック中心に維持し続けることになる。
【0022】
図6は請求項3に係る発明の実施例としてトラッキングサーボ装置を示している。この図6のトラッキングサーボ装置において図3の装置と同一部分は同一符号を用いて示しており、LPF16の出力は切換スイッチ18の他方の固定接点に直接接続されている。また、切換スイッチ18の可動接点はHBF(ハイブーストフィルタ)28を介してトラッキング駆動回路27に接続されている。その他の構成はLPF17、減算器19、サンプルホールド回路20及び加算器26を備えていないことを除いて図3の装置と同様である。
【0023】
かかる図6の装置において、切換スイッチ18は図7(a)に示すDEF信号の発生直前まではイコライザ15の出力信号をHBF28に供給し、DEF信号の発生期間中にはLPF16の出力信号をHBF28に供給する。HBF28の入力では図7(b)に示すようにDEF信号の発生直前に信号レベルが大きく低下し、DEF信号の発生によりLPF16の出力信号、すなわち直流オフセット成分に直ちに変化してそのオフセットレベルを維持する。このような入力レベル変化に対してHBF28は図7(c)に示すようにDEF信号の発生直前にレベル低下し、DEF信号の発生直後にレベル上昇する出力信号を生成する。このDEF信号発生直前と直後とで逆極性にてレベル変化するHBF28の出力信号がトラッキング駆動信号としてトラッキング駆動回路27に供給されるので、トラッキングアクチュエータではレベル変動成分が相殺されることになり、トラッキングアクチュエータはDEF信号の発生期間中に読取点をトラック中心に維持し続けることになる。
【0024】
なお、上記した各実施例においては、本発明をトラッキングサーボ装置に適用した場合について説明したが、本発明はフォーカスサーボ装置等の他のサーボ装置に適用することもできる。
更に、上記した各実施例においては、記録媒体としては光ディスクが用いられているが、光磁気ディスク、光カード等の他の記録媒体を再生するプレーヤのサーボ装置にも本発明を適用することができる。
【0025】
また、DEF信号発生直前と直後で逆極性のレベル変化する信号を生成するための構成としては上記した各実施例に限定されない。
【0026】
【発明の効果】
以上の如く、本発明の記録媒体プレーヤのサーボ装置によれば、傷検出信号生成直前にサーボエラー信号に大きな変動成分が含まれると、そのサーボエラー信号の極性と逆極性の信号を傷検出信号生成開始直後に含むサーボホールド信号を生成し、傷検出信号生成中にはサーボ駆動信号に代えてサーボホールド信号に応じてピックアップの読取動作を制御するので、読取点が記録媒体上の傷の箇所を通過しても傷通過直前のサーボ状態を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のトラッキングサーボ装置を示すブロック図である。
【図2】図1の装置の動作を示す波形図である。
【図3】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図4】ディフェクト検出回路の具体的構成を示すブロック図である。
【図5】図3の装置の動作を示す波形図である。
【図6】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図7】図6の装置の動作を示す波形図である。

Claims (3)

  1. 記録媒体を再生する記録媒体プレーヤの読取用ピックアップの読取動作位置の偏倚量を示すサーボエラー信号を生成し、そのサーボエラー信号をイコライザを介してサーボ駆動信号を得て、そのサーボ駆動信号に応じて前記ピックアップの読取動作を制御するサーボ装置であって、
    前記記録媒体上の前記ピックアップによる読取点における傷を検出して傷を検出したときに傷検出信号を生成する傷検出手段と、
    前記サーボエラー信号の低域成分を抽出する第1低域抽出手段と、
    前記第1低域抽出手段の出力信号に基づいて前記傷検出信号生成直前の前記サーボエラー信号の極性と逆極性の信号を前記傷検出信号生成開始直後のみに生成する逆極性信号生成手段と、
    前記逆極性の信号を保持し、前記傷検出信号生成中にその保持した逆極性の信号のレベルを所定の時定数で減少させる保持手段と、
    前記保持手段の出力信号と前記第1低域抽出手段によって抽出された前記サーボエラー信号の低域成分とを加算してサーボホールド信号を生成し、前記傷検出信号生成中には前記サーボ駆動信号に代えて前記サーボホールド信号に応じて前記ピックアップの読取動作を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする記録媒体プレーヤのサーボ装置。
  2. 前記逆極性信号生成手段は、前記第1低域抽出手段のカットオフ周波数より高いカットオフ周波数を有し、前記サーボエラー信号の低域成分を抽出する第2低域抽出手段と、
    前記第1低域抽出手段の出力信号レベルと前記第2低域抽出手段の出力信号レベルとの差レベルを示す差信号を前記逆極性の信号として算出する減算手段と、を含むことを特徴とする請求項1記載の記録媒体プレーヤのサーボ装置。
  3. 記録媒体を再生する記録媒体プレーヤの読取用ピックアップの読取動作位置の偏倚量を示すサーボエラー信号を生成する手段と、
    前記サーボエラー信号を入力するイコライザと、
    前記記録媒体上の前記ピックアップによる読取点における傷を検出して傷を検出したときに傷検出信号を生成する傷検出手段と、
    前記サーボエラー信号の低域成分を抽出する低域抽出手段と、
    記傷検出信号の非生成中には前記イコライザの出力信号を中継出力し、前記傷検出信号の生成中には前記低域抽出手段の出力信号を中継出力する切換スイッチと、
    前記切換スイッチによる中継出力信号を受け入れてサーボ駆動信号を生成する高域抽出手段と、
    前記高域抽出手段の出力サーボ駆動信号に応じて前記ピックアップの読取動作を制御する手段と、を備え、
    前記高域抽出手段は、前記傷検出信号生成直前の前記サーボエラー信号の極性と逆極性の信号を前記傷検出信号生成開始直後のみに含む前記サーボ駆動信号を生成することを特徴とする記録媒体プレーヤのサーボ装置。
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