JP3854613B2 - 高架下構造物の除振・制震構造 - Google Patents
高架下構造物の除振・制震構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3854613B2 JP3854613B2 JP2004132533A JP2004132533A JP3854613B2 JP 3854613 B2 JP3854613 B2 JP 3854613B2 JP 2004132533 A JP2004132533 A JP 2004132533A JP 2004132533 A JP2004132533 A JP 2004132533A JP 3854613 B2 JP3854613 B2 JP 3854613B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- underpass
- vibration
- vibration isolation
- damping
- bearing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
上述したような騒音・振動を防ぐ従来技術としては、防振ゴムにより構造物を支持する技術や積層ゴムにより構造物を支持する技術が知られている。(たとえば、非特許文献1参照)
免震・制振(震)建築 吊り免震工法(高架下防音・防震建物)、[online]、竹中工務店、[平成15年10月21日検索]、インターネット、<URL:http://www.takenaka.co.jp/engi_j/c07/c07_6.html>
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、交通振動等の外部振動外力と地震外力の問題を解決し、より安価に高架下空間の有効利用を可能とする高架下構造物の除振・制震構造を提供することにある。
本発明に係る高架下構造物の除振・制震構造は、高架下空間に設置される高架下構造物が、外部振動を低減可能な弾性支承と、同弾性支承の水平変形による耐荷力低減の補償手段とにより支持部材上に支持され、かつ、前記高架下空間を形成する高架構造物と減衰材を介して連結され、前記支持部材が、前記高架構造物の既設基礎を挟持して取り付けられ、該既設基礎に荷重を伝達可能に新設された架台であることを特徴とするものである。
特に、優れた除振性能を有する構造物を構築するためには柔らかい弾性支承を必要とするが、柔らかい弾性支承は比較的小さな地震力でも変形し、座屈しやすい特性を有しているので、地震時に座屈変形が生じた場合には、補償手段が座屈による耐荷力低減を制限してスライドし、良好な免震性を確保することができる。
また、前記架台が、前記高架構造物の橋脚を囲み前記高架下構造物の柱となる中空柱の下端面を支持するように構成したものでもよく、これにより、高架下空間を有効利用して高架下構造物を設置することが可能になる。
この場合、前記滑り支承の摺動部が、初期状態において鉛直方向の隙間を備えていることが好ましく、これにより、地震発生時等を除く交通振動等の外部振動からの除振に対し、滑り支承が影響を及ぼすようなことはない。
また、上述した高架下構造物の除振・制震構造においては、前記滑り支承の摺動部が、所定の摩擦係数に設定されていることが好ましく、これにより、滑り出す地震レベルの設定や、高架下構造物の地震時水平方向変位と免震性能をコントロールすることができる。なお、所定の摩擦係数は、摺動面全域を同一にしてもよいが、支承部を中心に摺動面を同心円状に区分し、各区分領域毎に摩擦係数の異なる面を設けてもよい。
この場合、前記弾性支承または前記補償手段が、前記高架下構造物の柱の直下に配設されていることが好ましく、これにより、柱に集中する鉛直方向の反力を効果的に受けることができる。
なお、高架下構造物の沈下や回転を補正するため、弾性支承及び補償手段(滑り支承)の両方に高さ調整手段を設けておくことが好ましい。
図1(a)は、高架構造物1の高架下空間2に高架下構造物として居住区等の上部構造物(以下、上部構と呼ぶ)3を設置した構成例を示している。この場合の高架構造物1には、たとえば鉄道用の高架橋や道路用の高架橋などがあり、橋脚1a,1aの上端部を梁1bにより連結したものを多数並べた上面に車両走行用の路面を形成した構成とされる。また、以下の説明では、既設の高架構造物1を利用し、その高架下空間2に上部構3を建設するものとする。なお、図中の符号4は地面である。
除振ユニット10は、図1(b)に示すように、弾性支承の一例として採用したゴム支承12と補償手段として採用した滑り支承20とを並べて組み合わせた構成とされ、ゴム支承12が地震時等の水平方向入力を受けた場合の変形による座屈を滑り支承20により制限するように構成されている。すなわち、上述した補償手段は、ゴム支承12等の弾性支承に生じる座屈を制限することにより耐荷力の低減を抑制して滑らせるものであり、弾性支承の耐荷力保持機能と滑り機能を有している。
すなわち、耐荷重が大きい積層型ゴム支承ユニット12aやゴムパッド12bは、単体ではばね定数が大きく硬い弾性体となるが、これを鉛直方向に複数段積み重ねることにより、鉛直方向の大きな耐荷重をそのまま維持して変形能力が増大するので、除振効果や防振効果が期待できる比較的柔らかいばね定数を容易に設定することができる。特に、図3(a)に示すように、水平方向ばね定数KH が鉛直方向ばね定数KV と比較して非常に小さいゴム支承12を選択すれば、水平方向の振動計数はさらに長周化が可能となる。
すなわち、除振ユニット10を構成するゴム支承12及び滑り支承20は、滑り支承20がゴム支承座屈後の鉛直変位を抑制して滑る補助的な支承として機能することで、ゴム支承12の水平剛性を維持し、地震後の原点復帰性を備えたものとなる。
このような減衰材30を設けたことにより、地震時は両構造物間の相対変位で減衰材30が作動し、振動エネルギーを吸収するので、特に既設の高架構造物1の地震応答を低減して耐震性を改善することができる。
この初期状態では、滑り支承20の柱状部材21と摺動板22との間には所定の隙間S1が存在している。そして、高架構造物1上を車両が走行した場合に発生する振動は、ゴム支承12の除振機能と、減衰材30連結部に設けた防振材31の除振機能により、上部構3への振動伝達を抑制する。
このため、柱状部材21が荷重支持を開始した時点からゴム支承12の負担荷重が低減し、結果として座屈の規制が可能となる。従って、優れた除振性能を有する柔らかいゴム支承12が地震の入力を受けた場合であっても、ゴム支承12が座屈して上部構3を支持できなくなるようなことはなく、除振性能に加えて免震性をも備えたものとなる。また、地震時においては、高架構造物1と上部構3との間が減衰材30により連結されているので、両構造物間の地震応答を低減した制震が可能となる。
このような構成とすれば、地震時に降下する上部構3から基礎11に鉛直方向の反力が伝達されるとき、その作用点の移動を小さくすることができ、荷重が集中する柱3aで鉛直方向の反力を確実かつ効果的に受けることができる。また、複数のゴム支承12を対称に配設することにより、荷重の偏心による基礎11への影響を抑制することができる。
このようなゴムパット23は、上部構3が水平方向に変位して滑り支承20に回転変形を生じた場合でも、圧縮されたゴムパット23が変形するため摺動板22の上面22aに対して下端面21aを面接触させることができる。従って、滑り支承20における摩擦力を確実に作用させて、地震エネルギーを吸収させることができる。
このような剛プレート13を用いてゴム支承12を連結することにより、ゴム支承変形時にゴム支承間連結部に生じる回転を剛プレートの剛性で抑えることができるため大変形時における座屈耐力を向上させることができる。
シャーピン40と基礎11側の係止リング42との間には、互いの振動伝達を防止するため、弾性材44をなくし通常状態で互いに接触しないよう隙間S2を設けた配置としてもよい。
なお、シャーピン40の適所に予め切断溝43のような応力集中部を設けておけば、地震時に所定値以上の水平方向移動が生じた場合には、切断溝43でシャーピン40が切断されるため、水平方向の移動を規制する部材がなくなって所望の制震性能を発揮できるようになる。
なお、上部構3の沈下や回転を補正するため、ゴム支承12及び滑り支承20の両方にねじやライナープレート等の高さ調整手段を設けておくことが好ましい。
すなわち、ゴム支承12及び滑り支承20よりなる除振ユニット10の支持部材である新規の追加基礎11Aについては、既設基礎5に余剰耐力がある場合には、同既設基礎5の上部に新たにコンクリートを充填して追加形成したものを使用すれば、上部構3のために増設する基礎が小さくてすむので、その分工費を低減することができる。なお、既設基礎5の形状や耐力等が上部構3を支持する諸条件を満たしている場合には、追加基礎11Aを形成することなくそのまま利用することも可能である。
この架台14は、高架構造物1の既設基礎5上に必要に応じて追加基礎11Aを形成した後、橋脚1a、既設基礎5及び追加基礎11Aを挟持して取り付けたものである。図示の例では、架台14が左右に2分割可能な鋼製等の成形部品とされ、橋脚1aを両側から挟持するようにして既設基礎5及び追加基礎11A上に載置した後、側面の脚部14aや上面側からジャッキボルト15等の固定手段を用いて固定設置したものである。
また、上部構3の形状等に応じて、上述した第7変形例のように、ひとつの既設基礎5毎に架台14を形成してもよいが、たとえば図11に示す第8変形例のように、複数の既設基礎5を連結して高架下空間2に連続するよう一体化して設置した架台14′としてもよい。すなわち、単独の既設基礎5毎に架台14を形成したり、あるいは、複数の既設基礎5を連結して面積を広げた架台14′を形成することにより、既設基礎5や上部構3の構造等に応じて最適な架台構造を容易に使い分けることができる。
このような構成とすれば、高架下空間2をより一層有効に利用して、上部構3を設置することが可能になる。
このような構成とすれば、弾性体であるワイヤ32の変形により微小振動を吸収し、地震のような大変形については、減衰材30Aが作動してエネルギーを吸収することができる。
このような上部構3の水平復元力は、図18に示す第15変形例のように、上部構3の両側に予め引張力を作用させて連結したコイルばね等の弾性部材33を追設する構成によっても達成することができる。なお、図中の符号34は、弾性部材33の他端を固定支持する部材である。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、たとえばすべり支承の柱状部材を基礎側から上向きに突出させて上部構側に摺動板を設けるなど、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更することができる。
2 高架下空間
3 上部構(高架下構造物)
5 既設基礎
10 除振ユニット
11 基礎
11A 追加基礎
12 ゴム支承(弾性支承)
13 剛プレート
14 架台
16 中空柱
20 滑り支承
21 柱状部材
22 摺動板
23 ゴムパット
30,30A 減衰材
40 シャーピン
50 監視手段
Claims (13)
- 高架下空間に設置される高架下構造物が、外部振動を低減可能な弾性支承と、同弾性支承の水平変形による耐荷力低減の補償手段とにより支持部材上に支持され、かつ、前記高架下空間を形成する高架構造物と減衰材を介して連結され、
前記支持部材が、前記高架構造物の既設基礎を挟持して取り付けられ、該既設基礎に荷重を伝達可能に新設された架台であることを特徴とする高架下構造物の除振・制震構造。 - 前記架台が、前記既設基礎を複数連結して設けられていることを特徴とする請求項1に記載の高架下構造物の除振・制震構造。
- 前記架台が、前記高架構造物の橋脚を囲み前記高架下構造物の柱となる中空柱の下端面を支持するように構成されたことを特徴とする請求項1または2に記載の高架下構造物の除振・制震構造。
- 前記補償手段が滑り支承であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の高架下構造物の除振・制震構造。
- 前記滑り支承の摺動部が、初期状態において鉛直方向の隙間を備えていることを特徴とする請求項4に記載の高架下構造物の除振・制震構造。
- 前記滑り支承の摺動部が、所定の摩擦係数に設定されていることを特徴とする請求項4または5に記載の高架下構造物の除振・制震構造。
- 前記弾性支承が、前記補償手段の近傍もしくは周囲に1または複数配設されていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の高架下構造物の除振・制震構造。
- 前記弾性支承または前記補償手段が、前記高架下構造物の柱の直下に配設されていることを特徴とする請求項7に記載の高架下構造物の除振・制震構造。
- 前記滑り支承と前記高架下構造物との連結部に弾性部材を介在させたことを特徴とする請求項4から8のいずれかに記載の高架下構造物の除振・制震構造。
- 前記弾性支承の変形量を監視し、該変形量が所定値以上となった時に信号を発する監視手段を備えていることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の高架下構造物の除振・制震構造。
- 前記減衰材が、隣接する振動特性の異なる高架下構造物間を連結して設けられることを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の高架下構造物の除振・制震構造。
- 前記弾性支承の一部が、鉛直軸に対して対称な傾斜配置とされることを特徴とする請求項1から11のいずれかに記載の高架下構造物の除振・制震構造。
- 前記高架下構造物が水平復元力増幅手段を備えていることを特徴とする請求項1から12のいずれかに記載の高架下構造物の除振・制震構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004132533A JP3854613B2 (ja) | 2004-04-28 | 2004-04-28 | 高架下構造物の除振・制震構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004132533A JP3854613B2 (ja) | 2004-04-28 | 2004-04-28 | 高架下構造物の除振・制震構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005314918A JP2005314918A (ja) | 2005-11-10 |
JP3854613B2 true JP3854613B2 (ja) | 2006-12-06 |
Family
ID=35442630
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004132533A Expired - Fee Related JP3854613B2 (ja) | 2004-04-28 | 2004-04-28 | 高架下構造物の除振・制震構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3854613B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008261144A (ja) * | 2007-04-12 | 2008-10-30 | Asahi Kasei Homes Kk | 免震建物及び免震建物の高さ調整方法 |
JP6760783B2 (ja) * | 2016-07-12 | 2020-09-23 | Jfeシビル株式会社 | 制振装置および制振構造物 |
CN113503029A (zh) * | 2021-07-20 | 2021-10-15 | 广州大学 | 一种装配式消能支墩连接节点的施工方法 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH021367U (ja) * | 1988-06-14 | 1990-01-08 | ||
JP2708583B2 (ja) * | 1989-12-12 | 1998-02-04 | 大成建設株式会社 | 構築物の免震・制振装置 |
JP2639254B2 (ja) * | 1991-10-08 | 1997-08-06 | 株式会社大林組 | 免震建物の維持管理における自動計測方法 |
JPH09196116A (ja) * | 1996-01-19 | 1997-07-29 | Fujikura Ltd | 構造物の免震構造 |
JPH1068247A (ja) * | 1996-08-28 | 1998-03-10 | Ohbayashi Corp | 建造物の免震構造 |
JPH10231639A (ja) * | 1997-02-20 | 1998-09-02 | Tatsuji Ishimaru | 制振構造 |
JPH1150547A (ja) * | 1997-07-31 | 1999-02-23 | Sekisui Chem Co Ltd | ユニット建物と建物の設置構造 |
JP4000643B2 (ja) * | 1997-11-13 | 2007-10-31 | オイレス工業株式会社 | 滑り型の免震支承装置 |
JP2001193311A (ja) * | 1999-10-19 | 2001-07-17 | Shimizu Corp | 免震建物 |
-
2004
- 2004-04-28 JP JP2004132533A patent/JP3854613B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005314918A (ja) | 2005-11-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2007239306A (ja) | 免震ダンパーの取付方法 | |
JP5406631B2 (ja) | 免震構造、及び免震構造物 | |
JP4836340B2 (ja) | 連結制震装置を利用した免震構造 | |
JP3854613B2 (ja) | 高架下構造物の除振・制震構造 | |
JP3550574B2 (ja) | 滑り支承式免震装置 | |
JP3882633B2 (ja) | 鋼管ダンパー及びこれを用いたロッキング基礎構造 | |
JP3677712B2 (ja) | 免震・制震併用建物 | |
JP2019073885A (ja) | 構造物群の振動変位抑制構造 | |
JPH10252082A (ja) | 免震杭および免震杭用杭頭ユニット | |
KR20010074179A (ko) | 일체형 다방향 면진받침 | |
JP5000222B2 (ja) | 建築物及び建築物の施工方法 | |
JP4022313B2 (ja) | 吊り・滑り併用型の免震・防振構造物 | |
JP2003155838A (ja) | 建築物の免震構造 | |
JP3713645B2 (ja) | 積層ゴムを用いた免震装置 | |
JPH11293685A (ja) | 構造物の免震構造 | |
JP2005090101A (ja) | 制震構造物 | |
JP3469158B2 (ja) | 橋梁およびその耐震補強方法 | |
JP4030447B2 (ja) | 免震装置付きユニット式建物 | |
JP4282199B2 (ja) | 制振ダンパ装置 | |
JP5706952B1 (ja) | 橋梁構造及び既存橋梁の補強方法 | |
JP2002201816A (ja) | 建造物の免震基礎構造 | |
JP2005188022A (ja) | 耐震橋梁 | |
JP2004257042A (ja) | 中間層免震建物のエレベーター支持構造 | |
JP2000064304A (ja) | 免震杭 | |
JP4953713B2 (ja) | 免震システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060405 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060411 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060608 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060822 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060908 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3854613 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090915 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100915 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110915 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110915 Year of fee payment: 5 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110915 Year of fee payment: 5 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110915 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120915 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120915 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140915 Year of fee payment: 8 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |