JP3848656B2 - 制振装置の取付構造 - Google Patents
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前者は、例えば図10に示すように、柱1と梁2とに囲まれた架構の内部空間に取付用ガセット3等を介して設置されるブレース4の途中に、ダンパ(制振材料)5を介在させて、このダンパ5によって、地震等の際の振動エネルギーを吸収するものであり、ブレース型制振装置と称されている。
後者は、例えば図11に示すように、上下の梁2,2間に、取付スタブ6,6を有する間柱7を配置するとともに、取付スタブ6,6をそれぞれ上下の梁2,2に取り付け、さらに、この間柱7の一部(例えば中央部)にダンパ(制振材料)8を介在させ、このダンパ8によって、地震等の際の振動エネルギーを吸収するものであり、間柱型制振装置と称されている。
すなわちまず、前記従来のブレース型制振装置および間柱型制振装置のいずれにおいても、地震などによる建物の層間変形が小さい場合には制振材料(エネルギー吸収材料)に伝えられる変形も小さいため、制振材料のエネルギー吸収量が小さく、建物の振動を減衰する減衰力も小さくなり、制振装置があまり有効に働かない。
また、従来の制振装置は大型であるため、例えば、鉄骨造建物等に多く採用されるブレース型制振装置の場合は、柱梁で囲まれた架構内に1個の制振装置しか設置できない。一方、鉄筋コンクリート造建物などに多く採用される間柱型制振装置の場合は、取付スタブの大きさの制限などにより、スパン中央に1個の制振装置しか設置できない。このように、従来の制振装置は、かなり大型であるため設置する場所が限られ、必要な数を設置することが難しいとともに、既存建物の耐震補強で強く求められている「居ながら施工」、つまり建物を通常通り使用しながらの施工への対応も難しい。
既設または新築の建物に制振装置10が取り付けられた制振装置の取付構造であって、
前記制振装置10は、板状の上部スタブ11と、板状の下部スタブ12と、前記上部スタブ11の上部と下部スタブ12の下部とにそれぞれ設けられた上下の制振材料13,13と、上下端部がそれぞれ前記上下の制振材料13,13に接合され、建物の層間変形を前記上下の制振材料13,13に増幅して伝達する板状の振り子部材14とを備え、前記振り子部材14は、その中央部に上下に離間して形成されたそれぞれの開孔14a,14aに、前記上部スタブ11の下端部および下部スタブ12の上端部にそれぞれ設けられた突起11a,12aがそれぞれ挿入されることによって、前記上部スタブ11および下部スタブ12に連結されており、
前記建物のある階に位置する柱1の柱頭に前記上部スタブ11が取り付けられ、前記柱1の柱脚に前記下部スタブ12が取り付けられることによって、前記制振装置10が前記柱1の外面に該柱1の長手方向に沿って取り付けられていることを特徴とする。
すなわち、建物に層間変形が生じると、上部スタブと下部スタブとがそれぞれ左右に移動し、これによって、建物の層間変形を、上部スタブの下端部に設けられた突起と下部スタブの上端部に設けられた突起との間の相対変形に移行する。上部スタブと下部スタブにそれぞれ設けられた突起は、振り子部材に形成された開孔にそれぞれ挿入されているので、この振り子部材は開孔間の中央部を回転中心として振り子のように振れ、この振り子部材の上下端部は振れが増幅され、これによって、前記突起間の相対変形が増幅される。したがって、振り子部材の上下端部に接合されている制振材料の変形を増幅できるので、建物の小さな変形から制振装置を有効に働かせることができる。また、制振材料の変形速度も建物の層間変形速度より増幅することができるため、エネルギー吸収性能が変形速度に比例する制振材料(例えば粘弾性材料など)を用いる場合には、より効率的にエネルギーを吸収でき、大きな減衰力を発揮できる。
したがって、従来の制振装置に比して、装置全体を大幅に小さくできるので、設置場所の制限が少なく、必要な個数を比較的容易に設置でき、しかも既設または新築の建物の双方に容易に設置できる。
前記振り子部材14に形成された2つの開孔14a,14aのうちの少なくとも一方は、前記突起11a,12aが前記振り子部材14の軸方向にスライド可能となるように構成されていることを特徴とする。
前記開孔14a,14aにはベアリング17,17が取り付けられており、このベアリング17,17に前記突起11a,12aが挿入されていることを特徴とする。
前記上部スタブ11と下部スタブ12にそれぞれ設けられた突起11a,12a間の間隔Aと、前記振り子部材14に形成された開孔14aと前記制振材料13との間隔Bとの比が、1:1.2〜2.5に設定されていることを特徴とする。
前記上部スタブ11と下部スタブ12にそれぞれ設けられた突起11a,12a間の間隔と、前記振り子部材14に形成された2つの開孔14a,14aのうち上の開孔14aと前記上部スタブ11に設けられた制振材料13との間隔との比を、A:Bとし、
前記上部スタブ11と下部スタブ12にそれぞれ設けられた突起11a,12a間の間隔と、前記振り子部材14に形成された2つの開孔14a,14aのうち下の開孔14aと前記下部スタブ12に設けられた制振材料13との間隔との比を、A:Cとすると、
B>AかつC>AかつB≠Cに設定したことを特徴とする。
また、例えばA=1とすると、B=1.2程度、C=2.4程度にするのが望ましい。
このように建物の層間変形量および層間変形速度をB/A倍あるいはC/A倍に増幅できるので、建物の小さな変形から大きな変形まで制振装置を有効に働かせることができるとともに、エネルギー吸収性能が変形速度に比例する制振材料(例えば粘弾性材料など)を用いる場合には、より効果的にエネルギーを吸収できる。
また、制振材料の変形速度も建物の層間変形速度より例えば1.2〜2.5倍に増幅することができるため、エネルギー吸収性能が変形速度に比例する制振材料を用いることによって、より効率的にエネルギーを吸収でき、大きな減衰力を発揮できる。
さらに、装置がコンパクトであり、部品点数が少なく、部品の大きさも比較的小さいため、装置を設置する場合に大型の重機を必要としない。このため、施工が容易であり、施工コストを低減できる。
加えて、建物の層間変形量および層間変形速度をB/A倍あるいはC/A倍に増幅できるので、建物の小さな変形から大きな変形まで制振装置を有効に働かせることができるとともに、エネルギー吸収性能が変形速度に比例する制振材料(例えば粘弾性材料など)を用いる場合には、より効果的にエネルギーを吸収できる。
(第1の実施の形態)
図1〜図4は、本発明の建物の制振装置の一例を示すもので、図1はその正面図、図2は側面図、図3は制振装置の振り子部材の変形状態を示す正面図、図4は柱に制振装置を取り付けた状態を示す正面図である。
上部スタブ11および下部スタブ12はそれぞれ鋼板で形成された薄板状のものであり、上部スタブ11は柱1の柱頭にアンカーボルト等の止着部材Sによって取り付け固定されており、下部スタブ12は柱1の脚部に止着部材Sによって取り付け固定されている。 なお、柱1とは、建物のある階に設けられた柱のことであり、建物の1階から屋上まで延びる柱全体を意味するものではない。但し、本実施の形態では、1階から屋上まで延びる柱全体の一部、つまりある階に位置する部分を柱1としている。
上部スタブ11の下端部には円柱状の突起11aが上部スタブ11に対して直角に設けられており、下部スタブ12の上端部には円柱状の突起12aが下部スタブ12に対して直角に設けられている。
また、前記下部スタブ12の下端部には、プレート15が下部スタブ12に対して直角に設けられており、このプレート15の上面にプレート16,16が互いに平行に立設されている。このプレート16,16には下側の制振材料13が設けられている。この制振材料13は、2枚の板状の粘弾性材料13a,13aによって構成されており、この粘弾性材料13a,13aは、それぞれ前記プレート16,16に取り付けられている。
振り子部材14の上端部は、上側の制振材料13に接合されている。すなわち、この制振材料13を構成する2枚の板状の粘弾性材料13a,13aの間に、振り子部材14の上端部が挿入されたうえで、この振り子部材14の上端部が粘弾性材料13a,13aに接着剤等によって貼着されている。
また、振り子部材14の下端部は、下側の制振材料13に接合されている。すなわち、この制振材料13を構成する2枚の板状の粘弾性材料13a,13aの間に、振り子部材14の下端部が挿入されたうえで、この振り子部材14の下端部が粘弾性材料13a,13aに接着剤等によって貼着されている。
また、前記開孔14a,14aのうちの少なくとも一方は、突起11a(12a)が振り子部材14の軸方向にスライド可能となるように構成されている。例えば、少なくとも一方の開孔14aは振り子部材14の軸方向に長い長穴に形成されており、この長穴となっている開孔14aに円形ベアリング17が振り子部材14の軸方向にスライド可能に取り付けられ、これによって、突起11a(12a)が振り子部材14の軸方向にスライド可能となるように構成されている。
上部スタブ11と下部スタブ12にそれぞれ設けられた突起11a,12aは、振り子部材14に形成された開孔14a,14aに円形ベアリング17,17を介してそれぞれ挿入されているので、この振り子部材14は開孔14a,14a間の中央部を回転中心Oとして振り子のように振れ、この振り子部材14の上下端部は振れが増幅され、これによって、前記突起11a,12a間の相対変形が増幅される。
したがって、振り子部材14の上下端部にそれぞれ接合している制振材料13,13の変形を1.5倍に増幅できるので、建物の小さな変形から制振装置を有効に働かせることができる。
また、制振材料13,13の変形速度も建物の層間変形速度より1.5倍に増幅することができ、さらに、エネルギー吸収性能が変形速度に比例する粘弾性材料からなる制振材料13,13を用いているので、より効率的にエネルギーを吸収でき、大きな減衰力を発揮できる。
これにより、設置場所の制限が少なく、必要な個数を比較的容易に設置することができる。特に制振装置10の厚さを薄くできるため、バルコニーや廊下の有効性をあまり損なわないことから柱1の外面に取り付けることもできる。このため、新築建物だけでなく、既設建物の居ながら耐震補強にも容易に適用できる。
さらに、制振装置10がコンパクトであり、部品点数が少なく、部品の大きさも比較的小さいため、装置を設置する場合に大型の重機を必要としない。このため、施工が容易であり、施工コストを低減できる。
加えて、開孔14a,14aに取り付けられた円形ベアリング17,17に突起11a,12aが挿入されているので、突起11a,12aと開孔14a,14aとの間の摩擦を低減できる。したがって、振り子部材14をスムーズに振れさすことができ、この点において制振装置10をスムーズに働かせることができる。
図5および図6は、本発明の建物の制振装置の他の例を示すもので、図5はその正面図、図6は側面図である。
この実施の形態では、エネルギーの吸収性能を高め、制振装置の設置する個数を少なくするため、上部および下部のスタブの両側に振り子部材14を配置し、制振材料13の設置箇所数を4ヶ所としている。
本実施の形態の建物の制振装置20は、前記制振装置10と同様に、上部スタブ11と、下部スタブ12と、4つの上下の制振材料13…と、2つの振り子部材14,14とを備えている。
また、前記下部スタブ12の下端部には、2枚のL字状のプレート25,25が下部スタブ12に対して直角にかつ両側に突出するようにしてボルト等の止着材によって固定されており、各プレート25の上面にプレート16,16が互いに平行に立設されている。そしてこのプレート16,16には下側の制振材料13が設けられている。つまり、制振材料13は下側で2つ設けられている。
また、一方の振り子部材14の下端部は、下側の一方の制振材料13に接合され、他方の振り子部材14の下端部は、下側の他方の制振材料13に接合されている。
また、前記上部スタブ11と下部スタブ12にそれぞれ設けられた突起11b,12b間の間隔Aと、前記振り子部材14に形成された開孔14aと前記制振材料13との間隔Bとの比が、1:1.5に設定されており、てこの原理により制振材料13の変形量および変形速度を、建物の層間変形および層間変形速度の1.5倍に増幅している。
したがって、振り子部材14,14の上下端部にそれぞれ接合している合計4つの制振材料13…の変形を1.5倍に増幅できるので、建物の小さな変形から制振装置を有効に働かせることができる。
また、4つの制振材料13…の変形速度も建物の層間変形速度より1.5倍に増幅することができ、さらに、エネルギー吸収性能が変形速度に比例する粘弾性材料からなる制振材料13を用いているので、より効率的にエネルギーを吸収でき、大きな減衰力を発揮できる。
さらに、この制振装置20では、エネルギーの吸収性能を高められているので、前記制振装置10より設置個数を少なくできるという利点がある。
なお、本実施の形態の制振装置20では、前記制振装置10と同様の効果を得ることができるのは勿論のことである。
図7〜図9は、本発明の建物の制振装置の他の例を示すもので、図7はその正面図、図8は側面図、図9は制振装置の振り子部材の変形状態を示す正面図である。
これらの図に示す制振装置30が、前記図1〜図4に示す制振装置10と異なる点は、振り子部材14の上下でてこ比を変えることにより、層間変形の増幅率を変えることを可能としている点であるので、以下ではこの点について詳述し、前記制振装置10と共通部分には、同一符号を付してその説明を省略または簡略化する。
そして、上記のように上部スタブ11、下部スタブ12、振り子部材14の構成を若干変更することによって、振り子部材14の上下でてこ比を以下のように変えている。
すなわち、上部スタブ11と下部スタブ12にそれぞれ設けられた突起11a,12a間の間隔と、前記振り子部材14に形成された2つの開孔14a,14aのうち上の開孔14aと上部スタブ11に設けられた制振材料13との間隔との比を、A:Bとし、上部スタブ11と下部スタブ12にそれぞれ設けられた突起11a,12a間の間隔と、振り子部材14に形成された2つの開孔14a,14aのうち下の開孔14aと下部スタブ12に設けられた制振材料13との間隔との比を、A:Cとすると、A=1、B=1.2、C=2.4に設定している。つまり、A:B=1:1.2、A:C=1:2.4に設定している。
そして、スタブの突起11a,12aの間隔(A)と上側突起11a(上側の開孔14a)から上部制震材料13の中心までの間隔(B)の比を1:1.2としたので、上部制震材料13aの変形量および変形速度を1.2倍に増幅できる。また、スタブの突起11a,12aの間隔(A)と下側突起12a(下側の開孔14a)から下部制震材料13aの中心までの間隔(C)の比を1:2.4としたので、下部制震材料13の変形量および変形速度を2.4倍に増幅できる。
このように建物の層間変形量および層間変形速度を1.2倍あるいは2.4倍に増幅できるので、建物の小さな変形から大きな変形まで制振装置を有効に働かせることができるとともに、エネルギー吸収性能が変形速度に比例する粘弾性材料を制振材料としているので、より効果的にエネルギーを吸収できる。
また、てこ比を大きくして建物の変形を粘弾性材料に伝達するのは、風や小地震により建物の層間変形が小さい場合には非常に有効であるが、大地震により建物の層間変形が大きい場合は、粘弾性材料の前記の性状により不利となる。そこで、本制振装置では、振り子部材14の上下でてこ比を変えることにより、層間変形の増幅率を変えることを可能としているので、建物の層間変形が小さい場合から大きい場合まで、ほぼ一定のエネルギー吸収性能を保持することができる。
2a 上部梁
2b 下部梁
10,20,30 制振装置
11 上部スタブ
12 下部スタブ
11a,11b,12a,12b 突起
13 制振材料
14 振り子部材
14a 開孔
17 ベアリング
Claims (5)
- 既設または新築の建物に制振装置が取り付けられた制振装置の取付構造であって、
前記制振装置は、板状の上部スタブと、板状の下部スタブと、前記上部スタブの上部と下部スタブの下部とにそれぞれ設けられた上下の制振材料と、上下端部がそれぞれ前記上下の制振材料に接合され、建物の層間変形を前記上下の制振材料に増幅して伝達する板状の振り子部材とを備え、前記振り子部材は、その中央部に上下に離間して形成されたそれぞれの開孔に、前記上部スタブの下端部および下部スタブの上端部にそれぞれ設けられた突起がそれぞれ挿入されることによって、前記上部スタブおよび下部スタブに連結されており、
前記建物のある階に位置する柱の柱頭に前記上部スタブが取り付けられ、前記柱の柱脚に前記下部スタブが取り付けられることによって、前記制振装置が前記柱の外面に該柱の長手方向に沿って取り付けられていることを特徴とする制振装置の取付構造。 - 請求項1に記載の制振装置の取付構造において、
前記振り子部材に形成された2つの開孔のうちの少なくとも一方は、前記突起が前記振り子部材の軸方向にスライド可能となるように構成されていることを特徴とする制振装置の取付構造 - 請求項1または2に記載の制振装置の取付構造において、
前記開孔にはベアリングが取り付けられており、このベアリングに前記突起が挿入されていることを特徴とする制振装置の取付構造。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の制振装置の取付構造において、
前記上部スタブと下部スタブにそれぞれ設けられた突起間の間隔と、前記振り子部材に形成された開孔と前記制振材料との間隔との比が、1:1.2〜2.5に設定されていることを特徴とする制振装置の取付構造。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の制振装置の取付構造において、
前記上部スタブと下部スタブにそれぞれ設けられた突起間の間隔と、前記振り子部材に形成された2つの開孔のうち上の開孔と前記上部スタブに設けられた制振材料との間隔との比を、A:Bとし、
前記上部スタブと下部スタブにそれぞれ設けられた突起間の間隔と、前記振り子部材に形成された2つの開孔のうち下の開孔と前記下部スタブに設けられた制振材料との間隔との比を、A:Cとすると、
B>AかつC>AかつB≠Cに設定したことを特徴とする制振装置の取付構造。
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