JP3828468B2 - 塗装装置においてラッカー供給導管をクリーニングするための方法および装置 - Google Patents

塗装装置においてラッカー供給導管をクリーニングするための方法および装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は請求項1の上位概念に記載の方法、および請求項8の上位概念に記載の装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
このような方法および装置は、特にロボット自動塗装装置の形の塗装装置との関連において用いられる。ロボット自動塗装装置は、例えば自動車業界においてボディ部分の塗装に多様に使用されている。顧客動向や、今日の生産要件(例えばジャストインタイム)や、特に乗用車領域においてますます増大する色の多様性により、このような塗装装置は、他の色のラッカーまたは特性の異なるラッカーに頻繁に装備変更されなければならない。例えば一日当たり最大80回のラッカー交換が一般的である。従って現代の塗装装置は、最大30の相異なるラッカーからの選択を可能にする高性能の色交換・調量装置だけでなく、洗浄・クリーニングユニットをも備えている。洗浄・クリーニングユニットによって、ラッカー交換後、その都度前に使用されたラッカーの不所望な残留物がそれぞれのワーク表面に達しないことが保証される。
【0003】
冒頭で述べた形式の公知の方法および装置は、相異なるラッカーで行われる2つの作業段階の間に、それぞれ1つのクリーニング段階を有している。このクリーニング段階は主として、色・ラッカー交換ユニットの選択された貯蔵容器から、塗布装置(例えば噴霧ユニット等)にラッカーを搬送する供給導管が、この供給導管を貫流する通常液状のクリーニング剤で処理されることにある。このクリーニング剤は圧縮空気によって、ラッカーが流れるのと同一方向(独国特許発明第2043789号明細書(DE2043789C3))、またはラッカー流動方向とは反対方向(独国実用新案第9110650号明細書(DE9110650U1))で、供給導管を通して圧送される。いずれの場合にも、クリーニング剤は、次の作業段階の開始前に供給導管から除去されなければならない。クリーニング作用は、球体または一般に「スクレーパ(Molch)」と呼ばれる別の物体が、供給導管内で往復運動させられることにより増強される(欧州特許出願公開第0888825号明細書(EP0888825A2))。
【0004】
供給導管のクリーニングのためのこのような方法および装置において発生する問題は、今日使用される液状ラッカーおよび特にその硬化剤が、酸素に対して極めて鋭敏であることにある。極めて僅かなラッカー残留分でさえも空気に反応し、これにより固形状の塊もしくは破片を形成する。このような塊もしくは破片は、小さいとはいえ、平滑な塗装表面上で肉眼で見ることができ、当該ワークをほぼ使用不能にしてしまう。クリーニングステップ時に圧縮空気を使用するためその形成が不可避であるこのような塊を、新たなラッカーが塗布ユニットに達する前に、確実に供給導管から除去することを保証するために、一方では比較的多量のクリーニング剤の使用が必要となる。他方では、相異なるラッカーで実施される2つの作業段階相互間の休止時間全体にわたって、空気もしくは酸素を含有しないクリーニング剤を供給導管内に放置することより、その時間中においても、極めて小さな有害な気泡、ひいてはラッカー塊の形成を回避しなければならない。その結果、新しい作業段階の開始時もしくは新しい塗装ステップの開始時に、クリーニング剤だけではなく、後から流れて来るラッカーの最小量をも塗布装置を通して追い出して、これを捕集容器内に移し、これにより、大抵の場合溶剤を含有するクリーニング剤の残量が、被塗装ワーク表面に達しないことを保証しなければならず、ここで初めて本来の塗装作業が開始可能になる。
【0005】
こうして各クリーニング段階で失われたラッカーおよびクリーニング剤はかなりの量であり、極めて大きなコスト要因となる。さらに、ラッカーおよびクリーニング剤は、特殊廃棄物として廃棄しなければならず、このことはコストをさらに高め、環境に負荷をかける。このこと全ては、クリーニング動作がいわゆるスクレーパによって支援されるか否かとは無関係に当てはまる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このような背景に基づき、本発明の技術的な課題は、冒頭で述べた形式の方法および装置を、クリーニングステップ中にラッカーおよびクリーニング剤の廃棄量がより僅かにしか生じず、ラッカー残留分の塊形成のおそれが充分に回避されるように形成することである。
【0007】
【発明を解決するための手段】
この課題を解決するために、請求項1および8に記載の特徴が役立つ。
【0008】
本発明が伴う主な利点は、圧縮空気の代わりに不活性ガスを使用することにより、液状ラッカー残留分がクリーニング段階中に固形の塊に変化するおそれがもはやないことである。これにより、クリーニング段階を全体として一層簡単に構成でき、より僅かな量のクリーニング剤で実施可能である。最後に、本発明により、ラッカーおよびクリーニング剤の廃棄すべき量を著しく低減することができ、これにより、環境への負荷軽減に貢献することができる。本発明の別の有利な特徴は従属請求項から得られる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に基づき、以下にさらに詳しく説明する。図1は先ず、例えば車両ボディ部分の塗装に適した塗装装置の従来の色もしくはラッカー交換・調量装置を示している。ラッカーのための供給導管1が、第1の端部1aで、ラッカー貯蔵容器2に接続するのに役立ち、第2の端部1bで、塗布装置3に流体的に接続されている。塗布装置3は、塗布部材4を有している。この塗布部材は、例えばスプレー・ガン、噴霧器、または、その他のそれ自体公知の噴射部材、噴霧部材、またはラッカーを噴流5で塗布するためのその他の塗布部材から成っていてよい。塗布装置3の本発明にとっては重要でない残りの全ての部分は、わかり易くするために割愛した。
【0010】
貯蔵容器2は好ましくは、供給路6と戻り路7とを有する環状導管によって、それ自体公知の色もしくはラッカー交換ユニット8に接続されている。ラッカー交換ユニットには、好ましくは前記貯蔵容器2の他に、少なくとも1つの貯蔵容器9が結合されている。このことを目的として、やはり供給路10と戻り路11とを有する別の環状導管が設けられている。両環状導管には、各1つの制御可能な弁12もしくは14が接続されている。この弁12;14は対応する供給路6,10をそれぞれ、所属の戻り路7,11に接続するか、または、それぞれ1つの接続箇所15,16で、供給導管1の第1の端部1aに接続する。供給路6,10が所属の戻り路7,11に接続されていると、当該貯蔵容器2,9内に存在する液状ラッカーが、予め選択された圧力(例えば約4bar)で当該環状導管内を循環する。これに対して弁12,14が供給路6,10を、所属の接続箇所15もしくは16に接続すると、ラッカーは、当該貯蔵容器2,9から供給導管1内に圧入され、この供給導管内で、塗布装置3に向かう方向に搬送される。
【0011】
貯蔵容器2および9は、例えば圧力容器として、または、ダイヤフラムまたはピストンポンプを備えた容器として形成されている。これらの容器から、記載の形式の塗装装置の場合一般的であるように、ラッカーは環状導管6,7もしくは10,11内にポンプ供給される。従って以下では、これらの貯え容器2,9を全体的に「ラッカー供給部」と呼ぶ。
【0012】
ラッカーを正確に調量するには、例えば調量ユニット17が役立つ。このような調量ユニット17は、この実施例では、ラッカー圧力調整器18と、例えばモータ作動式の歯車ポンプとして形成された調量ポンプ19とを有している。これらのラッカー圧力調整器18および調量ポンプ19の双方は、互いに前後に供給導管1内に接続されている。調量ポンプ19の手前の圧力は、圧力センサ20によって測定できるのに対し、ラッカーが塗布装置3に供給される際の圧力を測定するには、流動方向において、調量ポンプ19の後方に配置された圧力センサ21が役立つ。従って、両弁12,14のうちのどちらが供給導管1に向かって開かれているかに応じて、ラッカーが貯え容器2,9から塗布装置3に供給される。さらに、調量ポンプ19に対して並列に延びるバイパス導管22が供給導管1内に接続されていてよく、これにより、或る種のラッカーを使用する場合に、ラッカーの一部を、ゆっくりと運転する調量ポンプ19を介する代わりに、バイパス導管22を通して流すことができる。
【0013】
上述の形式の装置は、当業者には全体的によく知られており、詳しい説明は不要である。従って、繰返しを避けるために、冒頭で述べた文献(独国実用新案第9110650号明細書(DE9110650U1)、独国特許発明第2043789号明細書(DE2043789C3)、欧州特許出願公開第0888825号明細書(EP0888825A2))を参考のため、本発明の開示内容に引用する。
【0014】
本発明によれば、上述の装置は不活性ガス、好ましくは窒素で作業する洗浄ユニット23を、供給導管1のクリーニングのために有している。洗浄ユニット23は、導管24によって直接的に、または塗布装置3の図示していない弁を介して、供給導管1の第2の端部1bに接続されている。塗布装置3の図示していない弁を介する場合、このような弁の一方の位置では、供給導管1を通って供給されたラッカーが、噴流5の形で塗布装置3から流出するのに対し、弁の他方の位置では、導管24が供給導管1に流体的に接続される。しかし通常の場合、塗布部材4は、導管1,24に自由に接続された貫流部を有しており、この貫流部には、噴射ノズル等が接続されている。この噴射ノズルは、塗装が行われない場合には、ニードルで閉じられる。このニードルは塗装動作に際してノズルから引き出され、これにより噴流5を解放する。
【0015】
洗浄ユニット23は、不活性ガス源28とクリーニング液源29とを有している。不活性ガス源28は例えば、一般的な窒素ボンベから成っており、この窒素ボンベから弁の開放時に、気体窒素が導管30内に圧入される。この導管30は、接続部31を介して導管24に接続されている。これに対して、クリーニング液源29は例えば貯蔵容器から成っており、この貯蔵容器から、クリーニング液を受圧下で導管32内に圧入することができる。この導管32は、接続部33を介して導管24に接続されている。この場合、導管30内には、不活性ガスの流動方向(矢印y)において相前後してそれぞれ1つの圧力調整器34と、圧力センサ35と、例えば二方向切換え弁として形成された、制御可能な弁36と、逆止弁37とが接続されている。この逆止弁37は、矢印yとは反対方向に不所望な媒体が逆流するのを阻止する。構成部分34〜37は、この場合供給導管1に不活性ガス源28を接続するための手段だけではなく、同時に不活性ガスで供給導管1を充填するための手段をも形成する。これについては後で詳しく説明する。これに相応して、導管32内には、クリーニング液の流動方向(矢印w)において相前後して、それぞれ1つの圧力調節器38と、圧力センサ39と、逆止弁40と、制御可能な弁41とが接続されている。この制御可能な弁41によって、クリーニング液を接続部33で導管24内に導入することができる。逆止弁40もまた、不所望な逆流を阻止する。構成部分30〜41はさらに、後で説明するように、発泡混合物を形成するための手段を形成する。
【0016】
クリーニング液源29は、貯蔵容器2,9と同様に圧力容器、または、ポンプ・システムを備えた容器を有することができる。次いで所望の圧力は、圧力調整器38で調整し、圧力センサ39で監視することができる。
【0017】
供給導管1の第1の端部1aは、添付の図面に示したように、制御可能な流出弁42を介して捕集容器43内に開口している。その配置関係は、接続箇所15および16が、流出弁42から見て、流動方向(矢印x)においてその後方に位置しており、出来る限り短い導管区分44,45を介して弁12,14に接続されるように構成されている。さらに流動方向において、最後の接続箇所のすぐ後方には、近接スイッチまたはこれに類する形式で形成された、もう1つの例えば誘導形または容量形のセンサ46が配置されている。このセンサの機能はさらに後述する。
【0018】
上記塗装装置および本発明による洗浄ユニット23の作業形式はほぼ次の通りである。
【0019】
通常の作業段階中、先ず弁12,14,36,41および42は閉じられている。弁12,14のうちの一方を開くことにより、どのラッカーを作業段階中に塗布装置3によって放出したいかが選択される。弁22は、使用されるラッカーに応じて開閉されている。従って弁12が開かれていると仮定すると、液体ラッカーは、圧力調整器18および調量ポンプ19によって調節され、圧力センサ20,21によって監視された状態で調量されて、塗布装置3に流れるので、この塗布装置3は、出口ノズルの自動または手動の開閉により、一般的な形式で操作することができる。このような動作形式は、貯蔵容器2からのラッカーが処理される間は変わらない。
【0020】
貯蔵容器9からのラッカーの処理に移りたい場合には、先ず、供給導管1のためのクリーニング段階が行われる。このために、塗布装置3が閉じられると、洗浄ユニット23の弁36は開かれる。これにより、不活性ガスは、不活性ガス源28から、導管30および24と塗布装置3とを介して、または直接的に供給導管1の第2の端部1bに達する。センサ35で読み取り可能な不活性ガスの圧力は、圧力調整器34を調節することにより規定される。不活性ガスの圧力(例えば10bar)は、供給導管1内に存在するラッカーが通常の供給方向(矢印x)とは反対方向に、貯蔵容器2もしくはその環状導管に向かう方向に押し戻されるように選択される。導管区分44が短いので、ラッカーの戻し搬送はほぼ完全に行うことができる。
【0021】
センサ46はこの動作を監視し、ラッカーと不活性ガスとの間の界面がこのセンサを通過するとすぐに信号を発する。このような信号は、図示していない好ましくは自動的な制御装置を介して、弁12を閉じて流出弁42を開くのに使用することができる。その結果、不活性ガスカラムの手前にまだ存在している極めて僅かなラッカー量が、今や供給導管1の端部1aを通って、捕集容器43内に圧入される。従って、ラッカーの廃棄すべき量は僅かしか生じない。
【0022】
センサ46の応答により、洗浄ユニット23の弁41を同時に開くことができる。これにより、液状のクリーニング剤もしくは溶剤が、貯え容器29から導管32内に流入し、これは次いで、圧力調整器38によって調節されてセンサ39によって制御された量で、接続箇所33を介して導管24内に達する。圧力および供給速度を適宜に調節することにより、クリーニング液と不活性ガスとが、クリーニング剤もしくは洗浄剤を発泡混合物の形で形成するようになっていることが好ましい。発泡混合物は前の純粋な不活性ガスの場合と同様に、逆方向に供給導管1を通って押し進められ、その後最終的には発泡混合物カラムの正面が捕集容器43内に達する。このような動作中には、塗布装置3の塗布部材4は短時間開かれて、ラッカー除去されてもよい。不活性ガスの相応の圧力において、洗浄ユニット23は、高圧クリーナの形式で、ひいては効果的かつ迅速に作業する。さらに、発泡混合物は、使用するラッカーに関連して異なった状態で調製することができるので、常に最適な洗浄を達成することができる。
【0023】
センサ46が不活性ガスと発泡混合物との間の界面を認識し、相応の信号を発生した直後に、クリーニング液のための弁41が閉じられる。選択的に、このクリーニング段階は、クリーニング剤供給開始から、またはセンサ46の応答から、予め設定された経過時間で終了させることもできる。その結果、再び単独で不活性ガスが供給導管1を通して押し進められ、これにより供給導管内にまだ存在している洗浄剤が完全に捕集容器43内に圧入される。このような動作の終了は、やはりセンサ46によって表示されるか、または、予め選択された経過時間によって規定される。
【0024】
その少し後に、供給導管1が専ら不活性ガスで充填され、次いで弁42が閉じられる。この状態は、次の作業段階が始まり、例えば弁14が弁12の代わりに開かれ、弁36が閉じられるまで維持される。これにより、不活性ガスが、本来のクリーニング動作の終了と、次の作業段階の開始との間の時間中、供給導管1内で高圧状態にあることが保証されるので、制御不能な漏れ口を通って空気もしくは酸素が侵入するのが確実に回避される。
【0025】
好ましい実施例によれば、供給導管1が不活性ガスで充填されたあと、圧力調整器34によって選択された圧力、例えば1barになるまで、弁36も閉じられる。これにより、供給導管1は全面的に閉鎖される。次いで、供給導管1内に存在する圧力が、圧力センサ20,21によって継続して制御される。一つの構成部分が密でなく、或る媒体が外部から制御不能に供給導管1内に流入すると、このことは圧力センサ20,21によって認識され、アラーム信号、装置全体のための遮断信号等を発生させるのに利用される。弁22は開かれているのが好ましい。
【0026】
遅くとも次の作業段階の開始と共に、弁36が閉じられ、弁14が開かれたあと、必要な場合には、塗布装置3の塗布部材4を再び開放することができる。これにより、新たに供給されたラッカーが、先ず供給導管1内に存在する不活性ガス・カラムをこの供給導管から追い出す。被塗布ワークへの不活性ガスの噴霧を回避したい場合には、流入するラッカーを信号化するセンサ46が、本来の塗布作業が始まる前に、供給導管1の長さから生じる供給時間を検出するのに使用されてよい。しかし、これは不活性ガスなので、弁14によるラッカーの解放直後に塗布部材4が当該ワーク表面に向けられ、これにより先ず不活性ガスが被塗布ワーク表面に達する場合、このことは一般的には害を及ぼさない。
【0027】
上述の塗装装置の通常運転時には、供給導管1は、不活性ガスとの関連において上述したのと同一形式で、供給導管1内に存在するラッカー圧力によって、何らかの欠陥について検査することができる。このために、例えば塗布装置3におけるその都度最後のラッカー取り出しが終了してから、予め設定された時間(例えば10秒)後に、当該弁12,14が閉じられ、この時点で供給導管1内に存在するラッカー圧力が目標圧として規定され、このラッカー圧力が圧力センサ20,21によって監視される。このような圧力が不所望に増減する場合には、自動的な制御装置によって、やはりアラーム信号または遮断信号等が発生させられる。この場合にも弁22は開かれているのが好ましい。その後再び塗装したい場合には、当該弁12,14は再び開かれ、弁22は再び閉じられる。
【0028】
不活性ガス源28内の不活性ガスは、特にこれが窒素である場合、ある程度の最低温度で保たれることが好ましい。この最低温度は、10℃以上または20℃以上である。これにより、使用されたラッカーが、いくつかのラッカーが破壊されるおそれのある例えば5℃未満の温度に冷却されないことが保証される。
【0029】
供給導管1に2つ以上の塗布装置3が接続されている塗装装置の場合、環状通路6,7;10,11内のラッカー圧力をより大きく選択する(例えば15〜20bar)ことが目的に適っている。この場合、弁12,14には、別の弁またはこれに類するものが前置されていることが好ましい。これらの別の弁は、クリーニング段階中には環状導管6,7;10,11内の圧力を、不活性ガスの圧力(例えば10bar)よりも充分に小さい値に減小させるかまたは下方制御し、これにより、クリーニング段階におけるラッカーの所望の回収が保証される。ラッカーが再び当該環状導管6,7;10,11内に押し戻された後、この環状導管内には、所要供給圧が形成される。
【0030】
本発明は多数の利点を伴う。先ず、使用されたラッカーの種類とは反応しない不活性ガスを使用し、また、最終的には供給導管1を不活性ガスで充填することにより、供給導管1内に留まるラッカー残留分が不都合な塊などに変わらないことが保証される。このことは、2つの作業段階の間に位置するクリーニング段階の期間全体に当てはまる。さらにこれにより、洗浄剤のワーク表面への塗布を確実に回避するために、作業段階の開始時に安全のため、塗布装置3から出るある程度のラッカー量を捕集容器内に先ず第一に導入しなければならないことが回避される。すなわち本発明を用いれば、新たに出たラッカーをすぐにかつ無駄なく処理することができる。さらなる利点は、クリーニング動作時に、クリーニング液と不活性ガスとから形成されたクリーニング発泡体を使用することができ、これにより、クリーニング液に必要な量が著しく減じられることである。両手段は、コスト削減に著しく貢献する。なぜならば、相応の規模で特殊廃棄物を廃棄するためのコストが低減されるからである。ラッカー残留物から固まりなどが形成されるおそれはもはやいかなる時にも生じないので、実施しようとするクリーニング作業の強度を低減することができる。それはともかく、1つの作業段階の後、供給導管1内にまだ存在するラッカーをほぼ完全に回収することができる。
【0031】
さらに別の利点は、前記方法により供給導管自体だけでなく、その付属品全て、弁等(例えば16,18,19,20,21,22)を問題なくクリーニングできることである。このようなクリーニングは特に、スクレーパで作業する装置の場合、充分には可能でない。なぜならばスクレーパは通常、付属品などを通過することができないからである。最後に、上述の全ての動作は簡単に自動制御することができる。従って本発明は、ロボット自動塗布装置において特に有利に用いることができる。
【0032】
本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、多様に変更を加えることができる。このことは特に、色交換ユニット8によって交換可能な、個々の事例において存在する種々異なる多数のラッカー種に当てはまる。相異なる色のラッカの代わりに、相異なる他の特性を有するラッカーもしくはラッカー種も選択可能である。例えばいわゆるメタリック・コーティングのためのラッカーに並んで、一般的なラッカーが選択されてもよい。この場合、ラッカーの代わりに、他の液体、特に塗料が供給導管1によって搬送可能であり、「ラッカー」という呼び方は、本発明の範囲において、コーティングに適したこのような種類の全ての液体を含むことになる。さらに、クリーニング段階中の種々のステップが、他の順序および/または他の方向および/または他の時間タイミングで行われてよい。例えば、供給導管1の第1の端部1aに配置された第2の不活性ガス源を設けることにより、供給導管1内に留まるラッカー・カラムの回収後、クリーニング剤をラッカー供給方向(矢印x)で再び取り除くことが可能である。さらに、不活性ガス28としては、窒素ボンベではなく市販の窒素発生器が使用されることが好ましい。この窒素発生器は例えば空気から、最大15barの圧力を有する窒素を発生させる。さらに、供給導管1は、目的に適った他の構成部分、たとえば微細フィルターを有していてよい。このフィルタは、顔料サイズよりも僅かだけ大きいサイズまでの粒子だけを通過させる。さらに、色交換ユニットの弁12,14は、流出弁42と一緒に、コンパクトなブロックにまとめ、これにより、導管区分44,45をさらに短くし、または、全く省くことができる。さらに、ラッカー供給導管1をクリーニングするための上述の装置だけでなく、このような装置を装備する塗装装置全体を含もうとするのは明らかである。最後に、図示して説明した組み合わせとは他の組み合わせにおいて、種々様々な特徴を用いることができることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、概略系統図である。
【符号の説明】
1…供給導管
2…ラッカー貯蔵容器
3…塗布装置
4…塗布部材
8…色もしくはラッカー交換ユニット
9…貯蔵容器
17…調量ユニット
23…洗浄ユニット
28…不活性ガス源
29…クリーニング液源
43…捕集容器

Claims (18)

  1. 塗装装置において液状ラッカーのための少なくとも1つの貯蔵容器(2,9)から、ラッカーのための少なくとも1つの塗布装置(3)に延びるラッカー供給導管(1)のクリーニング方法であって、作業段階中、ラッカーを前記貯蔵容器(2,9)から前記塗布装置(3)に供給し、前記作業段階相互間に位置するクリーニング段階中には、前記供給導管(1)を通してクリーニング剤及び不活性ガスを圧送する形式のものにおいて、前記クリーニング段階の終了時に前記供給導管(1)前記不活性ガスで充填され、次の作業段階の開始時まで前記不活性ガスが充填し続けられ、各々の場合空気もしくは酸素の侵入を回避するような高圧で前記不活性ガスが充填されることを特徴とする、塗装装置においてラッカー供給導管(1)のクリーニング方法。
  2. 前記クリーニング段階中、先ず、前記供給導管(1)内に位置するラッカーを前記不活性ガスによって前記貯蔵容器(2,9)内に押し戻し、次いで、前記供給導管(1)を通してクリーニング剤を案内し、次いで、該クリーニング剤を不活性ガスによって再び前記供給導管から取り除く、請求項1に記載のクリーニング方法。
  3. 前記クリーニング剤を前記貯蔵容器(2,9)に向かう方向で、前記供給導管(1)内に圧入し、同一方向で前記供給導管(1)から除去する、請求項2に記載のクリーニング方法。
  4. 前記供給導管(1)内に位置する不活性ガスを、一作業段階の開始時に、前記貯蔵容器(2,9)から供給されたラッカーによって、前記塗布装置(3)を通して前記供給導管(1)から追い出す、請求項1から3までのいずれか1項に記載のクリーニング方法。
  5. 前記供給導管(1)に前記クリーニング剤を通すときに、前記塗布装置(3)を短時間開放する、請求項1から4までのいずれか1項に記載のクリーニング方法。
  6. 不活性ガスとして窒素を使用する、請求項1から5までのいずれか1項に記載のクリーニング方法。
  7. クリーニング剤として、クリーニング液と前記不活性ガスとから形成された発泡混合物を使用する、請求項1から6までのいずれか1項記載のクリーニング方法。
  8. 塗装装置におけるラッカー供給導管(1)のクリーニング装置であって、前記ラッカー供給導管が、少なくとも1つの貯蔵容器(2,9)とラッカーのための少なくとも1つの塗布装置(3)とを接続し、これにより作業段階中にラッカーを前記貯蔵容器(2,9)から前記塗布装置(3)に搬送するようになっており、前記作業段階相互間に位置するクリーニング段階中に、洗浄ユニット(23)が、クリーニング剤源(29)からのクリーニング剤と、不活性源(28)からの圧力のある不活性ガスとを供給導管(1)を通して供給されるようになっているクリーニング装置において、クリーニング段階の終了時に前記供給導管(1)を不活性ガスで充填し、続く作業段階の開始時まで、前記供給導管(1)内の不活性ガスをそのままにしておくように設けられた手段を有していて、前記供給導管(1)における不活性ガスは空気もしくは酸素の侵入を回避するような高圧であることを特徴とする、塗装装置におけるラッカー供給導管のクリーニング装置。
  9. 前記洗浄ユニット(3)が、前記供給導管(1)の第2の端部(1b)に接続されている、請求項8に記載のクリーニング装置。
  10. 前記手段(35,42)が、前記供給導管(1)に前記不活性ガス源(28)を接続するための第1の制御可能な弁(36)を有している、請求項9に記載のクリーニング装置。
  11. 前記洗浄ユニット(23)がクリーニング剤源(29)を有しており、前記供給導管(1)の第1の端部(1a)が、第2の制御可能な弁(42)を介して、捕集容器(43)内に開口している、請求項9または10に記載のクリーニング装置。
  12. 前記洗浄ユニット(23)が、前記クリーニング剤と前記不活性ガスとから発泡混合物を形成するための手段(30〜41)を有している、請求項8から11までのいずれか1項に記載のクリーニング装置。
  13. 前記貯え容器(2)が、第3の制御可能な弁(12)によって前記供給導管(1)に接続されている、請求項9から12までのいずれか1項に記載のクリーニング装置。
  14. 前記供給導管(1)の前記第1の端部(1a)が、少なくとも1つの第4の制御可能な弁(14)によって、少なくとも1つの別の貯蔵容器(9)に接続されており、前記第3の弁(12)と前記第4の弁(14)とが、相異なる特性、特に色を有するラッカーを選択的に供給するために規定されたラッカー交換ユニット(8)の構成部分である、請求項8から13までのいずれか1項に記載のクリーニング装置。
  15. 前記供給導管(1)内に、該供給導管から供給されたラッカーを調量するための調量ユニット(17)が接続されている、請求項8から14までのいずれか1項に記載のクリーニング装置。
  16. 前記調量ユニット(17)が、調量ポンプ(19)と、該調量ポンプに対して並列接続された、第5の制御可能な弁(22)を有するバイパス導管とを有している、請求項15に記載のクリーニング装置。
  17. 前記装置が、前記制御可能な弁(12,14,22,36,42)のための制御装置を有しており、該制御装置により、一作業段階後に、先ず前記第1の制御可能な弁(36)の開放により、前記供給導管(1)内に位置するラッカーが当該貯蔵容器(2,9)に押し戻され、次いで前記第3もしくは第4の弁(12,14)が閉じられて前記第2の弁(42)が開かれ、次いで第6の制御可能な弁(41)の付加的な開放により、クリーニング剤が前記供給導管(1)を通って圧送され、次いで、前記第6の弁(41)の閉鎖後、前記クリーニング剤が前記供給導管(1)から除去され、次いで該供給導管(1)が、前記第2の弁(42)の閉鎖により、専ら前記不活性ガスで充填されるようになっている、請求項8から16までのいずれか1項に記載のクリーニング装置。
  18. 前記制御装置が、前記第1の制御可能な弁(36)が、遅くとも、ラッカーの新たな供給のために規定された前記塗布装置(3)の開放時に閉じられるように構成されている、請求項17に記載のクリーニング装置。
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