JPH09314031A - 塗装装置の洗浄方法 - Google Patents

塗装装置の洗浄方法

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JPH09314031A
JPH09314031A JP8136344A JP13634496A JPH09314031A JP H09314031 A JPH09314031 A JP H09314031A JP 8136344 A JP8136344 A JP 8136344A JP 13634496 A JP13634496 A JP 13634496A JP H09314031 A JPH09314031 A JP H09314031A
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color
coating
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cleaning
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Shigeyuki Gonda
茂之 権田
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Honda Motor Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B15/00Details of spraying plant or spraying apparatus not otherwise provided for; Accessories
    • B05B15/50Arrangements for cleaning; Arrangements for preventing deposits, drying-out or blockage; Arrangements for detecting improper discharge caused by the presence of foreign matter
    • B05B15/55Arrangements for cleaning; Arrangements for preventing deposits, drying-out or blockage; Arrangements for detecting improper discharge caused by the presence of foreign matter using cleaning fluids
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B12/00Arrangements for controlling delivery; Arrangements for controlling the spray area
    • B05B12/14Arrangements for controlling delivery; Arrangements for controlling the spray area for supplying a selected one of a plurality of liquids or other fluent materials or several in selected proportions to a spray apparatus, e.g. to a single spray outlet

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  • Spray Control Apparatus (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】現在塗装を行っている塗料の色系統あるいは種
類と、次に塗装を行う塗料の色系統あるいは種類との違
いが小さいほど、洗浄時間を短くする。 【解決手段】塗装装置による塗装の色替に際して塗装装
置内に残存する前の塗料をシンナーで洗浄する洗浄方法
において、現在塗装を行っている塗料を、色の濃淡また
は色系統あるいは塗料の種類に、次に塗装を行う塗料
を、色の濃淡または色系統あるいは塗料の種類に類別
し、前記両類別を対比して、現在塗装を行っている塗料
の色の濃淡または色系統あるいは塗料の種類と、次に塗
装を行う塗料の色の濃淡または色系統あるいは塗料の種
類が同じ場合は洗浄時間を短くし、現在塗装を行ってい
る塗料の色の濃淡または色系統あるいは塗料の種類と、
次に塗装を行う塗料の色の濃淡または色系統あるいは塗
料の種類の違いが大きくなるに従って洗浄時間を長くし
たことを特徴とする塗装装置の洗浄方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、塗装装置によっ
て例えば自動車等のワークを塗装する場合、現在塗装し
ている塗料の色の濃淡または色系統あるいは塗料の種類
を、次に塗装するときに替える場合に、塗装装置の塗料
通路等に残存している前の塗料をシンナーで洗浄する塗
装装置の洗浄方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は一般の塗装装置全体の概略図であ
り、1は色替塗装装置で、以下に説明するように構成さ
れている。すなわち、2はマニホールド、3,3′は各
色の塗料タンク、4,4′はこの塗料タンク3,3′か
ら塗料を塗料供給配管5,5′を通して前記マニホール
ド2に供給する定量圧送ポンプ、6,6′は前記塗料供
給配管5,5′に設けた電磁開閉弁、7はシンナーが入
れられたシンナータンク、8はシンナータンク7からシ
ンナー供給配管9を通して前記マニホールド2にシンナ
ーを供給する圧送ポンプ、10は前記シンナー供給配管
9に設けた電磁開閉弁、11はエアーや窒素等の気体供
給源、12は気体供給配管、13は気体供給配管12に
設けた電磁開閉弁、14はホース15を介して前記マニ
ホールド2に接続した塗装ロボットである。
【0003】2′,2″は前記同様の各部材が接続され
た第2および第3のマニホールド、14′はホース1
5′を介して前記マニホールド2′に接続した第2の塗
装ロボット、14″はホース15″を介して前記マニホ
ールド2″に接続した第3の塗装ロボット、16はロボ
ット制御装置で、このロボット制御装置16に前記塗装
ロボット14,14′,14″が制御信号線17を介し
て接続されている。18は塗料色替制御装置で、この塗
料色替制御装置18に前記マニホールド2,2′,2″
が制御信号線19を介して接続されている。具体的には
図示しないが、前記制御信号線19は、前記マニホール
ド2,2′,2″を介して前記電磁開閉弁6,6′、1
0、13と、定量圧送ポンプ4,4′と、圧送ポンプ8
等に接続されている。
【0004】20はワークWに塗装を行う塗装室で、塗
装が行われるワークWは、搬送ライン21上を図4に示
すようなドーリー台車22に乗せられて前記塗装室20
に搬送されて来る。ドーリー台車22の先頭部22aに
は塗色指示板23が取り外し自在に配設され、前記塗色
指示板23には塗色識別孔24が穿設されている。そし
て、ワークWを塗装する色を替えるには、前記ドーリー
台車22の先頭部22aに配設した前記塗色指示板23
に穿設した塗色識別孔24を、前記搬送ライン21の塗
装室20の入口部に設けた発光部25から発した光りが
通り、受光部26に当たると、この受光部26から信号
が発し、この信号が前記ロボット制御装置16および塗
料色替制御装置18に印加されて、前の塗装が終わる
と、後述するように、塗装装置に残存した前の塗料の洗
浄を行った後に、次に行う塗装の色替制御が行われる。
【0005】前記塗色指示板23には、塗色に応じて1
個または複数個の塗色識別孔24が穿設されており、例
えば図4に示すように、塗色識別孔24が2個穿設され
た場合は塗色は白とする。前記発光部25は光束の大き
な一個の光源でよく、前記受光部26は前記複数個の塗
色識別孔24に対応させて複数個配設しており、図4に
示す例においては2個の受光部26に光りが当たること
になり、これによって塗色は白と識別することができる
ようになっている。前記塗色識別孔24はその数によっ
て塗色を識別するようにしてもよく、また、塗色識別孔
24を例えば1列に配列して2進数の表示(孔を1、孔
なしを0)のようにすると、0個から4個の塗色識別孔
24を組み合わせて穿設すると、16種類の塗色識別を
行うことができ、0個から5個あるいは0個から6個の
塗色識別孔24を組み合わせて穿設すると、さらに塗色
識別を多くすることができる。
【0006】前記のような塗装装置によって、現在塗装
を行っている塗色を、次回の塗装において替える場合に
は、前の塗装の際に塗装装置の塗料通路に残存した塗料
を例えばシンナーで洗浄しなければならない。従来はそ
の洗浄を、現在塗装を行っている塗料の色の濃淡または
色系統あるいは塗料の種類と、次に塗装を行う塗料の色
の濃淡または色系統あるいは塗料の種類の違いが小さい
か、大きいかにかかわりなく次のように行っていた。
【0007】先ず、前記電磁開閉弁13を4秒間開け
て、気体供給源11からのエアーや窒素等を気体供給配
管12を通して前記マニホールド2に供給し、このマニ
ホールド2と、マニホールド2から塗装ロボット14へ
のホース15と、塗装ロボット14等に残存している塗
料を4秒間吹き飛ばす。
【0008】次に、前記電磁開閉弁10を3秒間開け
て、シンナータンク7のシンナーを、シンナー供給配管
9および圧送ポンプ8を通して前記マニホールド2に供
給し、このシンナーによって前記マニホールド2と、マ
ニホールド2から塗装ロボット14へのホース15と、
塗装ロボット14等に残存している塗料を3秒間洗浄す
る第1回目のシンナー洗浄を行う。
【0009】次に、前記電磁開閉弁13を4秒間開け
て、気体供給源11からの気体を気体供給配管12を通
して前記マニホールド2に供給し、この気体によってマ
ニホールド2と、マニホールド2から塗装ロボット14
へのホース15と、塗装ロボット14等に残存している
シンナーを4秒間吹き飛ばす第1回目のシンナー押出し
気体噴出を行う。
【0010】次に、前記第1回目のシンナー洗浄と同様
の作動により、シンナーによって前記マニホールド2
と、マニホールド2から塗装ロボット14へのホース1
5と、塗装ロボット14等に残存している塗料を3秒間
洗浄する第2回目のシンナー洗浄を行う。
【0011】次に、前記第1回目のシンナー押出し気体
噴出と同様の作動により、気体によってマニホールド2
と、マニホールド2から塗装ロボット14へのホース1
5と、塗装ロボット14等に残存しているシンナーを
4.5秒間吹き飛ばす第2回目のシンナー押出し気体噴
出を行う。
【0012】次に、前記電磁開閉弁6(または6′)を
4.5秒間開けて、塗料タンク3(または3′)からの
塗料を定量圧送ポンプ4(または4′)および塗料供給
配管5(または5′)を通して前記マニホールド2に供
給し、この前記マニホールド2と、マニホールド2から
塗装ロボット14へのホース15と、塗装ロボット14
に塗料を4.5秒間充填して色替作動が完了する。これ
らの作動の合計時間は23秒である。前記色替作動の完
了後、ロボット制御装置16の制御により塗装ロボット
14を操作してワークWに塗装を行うことができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】塗装装置によって、現
在塗装を行っている塗色を、次回の塗装において替える
場合に、前の塗装の際に塗料通路に残存した塗料をシン
ナーで洗浄する、従来の洗浄の仕方は、現在塗装を行っ
ている塗料の色の濃淡または色系統あるいは塗料の種類
と、次に塗装を行う塗料の色の濃淡または色系統あるい
は塗料の種類との違いが小さいか、大きいかにかかわり
なく、前記にように行っており(図2のパターン(5)
参照)、現在塗装を行っている塗料の色の濃淡または色
系統あるいは塗料の種類と、次に塗装を行う塗料の色の
濃淡または色系統あるいは塗料の種類の違いが極めて小
さい場合は、前記第2回目のシンナー洗浄および第2回
目のシンナー押出し気体噴出を行う必要がないにもかか
わらず(図2のパターン(1)参照)、従来は図2のパ
ターン(5)のように行っており、色替え洗浄作業時間
を長くし、シンナーを無駄に消費して、製造コストを高
くするといった課題があった。この発明は、現在塗装を
行っている塗料の色の濃淡または色系統あるいは塗料の
種類と、次に塗装を行う塗料の色の濃淡または色系統あ
るいは塗料の種類の違いが小さいほど、前記洗浄時間を
短くすることにより、色替え洗浄作業時間を短くし、シ
ンナーの消費量を少なくして、製造コストの削減を図る
ことを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記目的を
達成するため、塗装装置による塗装の色替に際して塗装
装置内に残存する前の塗料をシンナーで洗浄する洗浄方
法において、現在塗装を行っている塗料の色の濃淡また
は色系統あるいは塗料の種類と、次に塗装を行う塗料の
色の濃淡または色系統あるいは塗料の種類との違いが小
さいほど、前記洗浄時間を短くしたことを特徴とする塗
装装置の洗浄方法としたものである。
【0015】また、塗装装置による塗装の色替に際して
塗装装置内に残存する前の塗料をシンナーで洗浄する洗
浄方法において、現在塗装を行っている塗料を、色の濃
淡または色系統あるいは塗料の種類に、次に塗装を行う
塗料を、色の濃淡または色系統あるいは塗料の種類にそ
れぞれ類別し、前記両類別を対比して、現在塗装を行っ
ている塗料の色の濃淡または色系統あるいは塗料の種類
と、次に塗装を行う塗料の色の濃淡または色系統あるい
は塗料の種類が同じ場合は洗浄時間を短くし、現在塗装
を行っている塗料の色の濃淡または色系統あるいは塗料
の種類と、次に塗装を行う塗料の色の濃淡または色系統
あるいは塗料の種類の違いが大きくなるに従って洗浄時
間を長くしたことを特徴とする塗装装置の洗浄方法とし
たものである。
【0016】また、塗装装置による塗装の色替に際して
塗装装置内に残存する前の塗料をシンナーで洗浄する洗
浄方法において、現在塗装を行っている塗料を、色の濃
淡または色系統あるいは塗料の種類にマトリックスの一
方に類別し、次に塗装を行う塗料を、色の濃淡または色
系統あるいは塗料の種類にマトリックスの他方に類別
し、現在塗装を行っている塗料の色の濃淡または色系統
あるいは塗料の種類と、次に塗装を行う塗料の色の濃淡
または色系統あるいは塗料の種類とが同じ場合は洗浄時
間を短くし、現在塗装を行っている塗料の色の濃淡また
は色系統あるいは塗料の種類と、次に塗装を行う塗料の
色の濃淡または色系統あるいは塗料の種類の違いが大き
くなるに従って洗浄時間を長くしたことを特徴とする塗
装装置の洗浄方法としたものである。
【0017】また、前記マトリックスの交点により、現
在塗装を行っている塗料の色の濃淡または色系統あるい
は塗料の種類と、次に塗装を行う塗料の色の濃淡または
色系統あるいは塗料の種類とが同じか、違いの大きさの
色情報がわかり、その色情報に基づく色替制御装置の制
御によって、前記洗浄時間を設定するようにしたことを
特徴とする塗装装置の洗浄方法としたものである。
【0018】
【発明の実施の形態】この発明の塗装装置の洗浄方法を
実施する塗装装置の構成は、前記図3および図4ととも
に説明したものと差異はないので、その説明は省略す
る。この発明は、塗装装置による塗装の色替に際して、
塗装装置内に残存する前の塗料をシンナーで洗浄する洗
浄方法において、現在塗装を行っている塗料の色の濃淡
または色系統あるいは塗料の種類と、次に塗装を行う塗
料の色の濃淡または色系統あるいは塗料の種類の違いが
小さいほど、洗浄作業の簡素化およびシンナー洗浄時間
を短くして、色替え時における洗浄時間の短縮を図った
ものである。
【0019】前記のような塗装装置の洗浄方法を行うた
め、図2に示すように、例えば、洗浄パターンを洗浄時
間の一番短いパターン(1)から洗浄時間の一番長いパ
ターン(5)に分類し、これらのパターンに対応する洗
浄作業、すなわち、前色押出し気体噴出、第1回シンナ
ー洗浄、第1回シンナー押出し気体噴出、第2回シンナ
ー洗浄、第2回シンナー押出し気体噴出、次色塗料充填
の各作動時間を図2に示すように設定した。
【0020】そして、例えば、図1に示すように、現在
塗装を行っている塗料の色の濃淡を、白色系、淡色系、
濃色系に、また、塗料の色の濃淡および塗料の種類を、
白色メタリック系、淡色メタリック系、濃色メタリック
系にマトリックスの一方に類別し、次に塗装を行う塗料
の色の濃淡を、白色系、淡色系、濃色系に、また、塗料
の色の濃淡および塗料の種類を、白色メタリック系、淡
色メタリック系、濃色メタリック系にマトリックスの他
方に類別し、前記マトリックスの交点に対応して、図2
に示すような洗浄パターンを設定した。
【0021】例えば、現在塗装を行っている塗料が白色
系で、次に塗装を行う塗料が白色系の場合、また、現在
塗装を行っている塗料が濃色系で、次に塗装を行う塗料
が濃色系の場合、また、現在塗装を行っている塗料が白
色メタリック系で、次に塗装を行う塗料が白色メタリッ
ク系の場合、また、現在塗装を行っている塗料が濃色メ
タリック系で、次に塗装を行う塗料が濃色メタリック系
の場合、すなわち、現在塗装を行っている塗料の色の濃
淡または色系統あるいは塗料の種類と、次に塗装を行う
塗料の色の濃淡または色系統あるいは塗料の種類の違い
が小さい場合には、洗浄パターン(1)の洗浄作業に従
って洗浄を行う。この洗浄パターン(1)の洗浄作業
は、例えば、図2に示すように、第2回シンナー洗浄と
第2回シンナー押出し気体噴出の作業を省略することが
できるので、洗浄作業時間を短くすることができ、シン
ナーの消費量を少なくすることができる。
【0022】また、例えば、現在塗装を行っている塗料
が濃色系で、次に塗装を行う塗料が白色系の場合、ま
た、現在塗装を行っている塗料が白色系で、次に塗装を
行う塗料が濃色系の場合、また、現在塗装を行っている
塗料が白色系で、次に塗装を行う塗料が濃色メタリック
系の場合、すなわち、両者の塗料の色の濃淡または色系
統の違いが大きい場合には、図2に示す洗浄パターン
(5)の洗浄作業に従って洗浄を行う。この洗浄パター
ン(5)の洗浄作業は、一番長くなっている。
【0023】現在塗装を行っている塗料の色の濃淡また
は色系統あるいは塗料の種類と、次に塗装を行う塗料の
色の濃淡または色系統あるいは塗料の種類とが同じか、
違いの大きさに対応する洗浄パターンが、図1に示すマ
トリックスの交点で求められ、その洗浄パターン情報を
メモリに記憶させておき、その洗浄パターン情報に従う
色替制御装置18の制御によって、自動的に前記洗浄パ
ターンの設定にしたがって塗装装置の洗浄を行うことが
できる。
【0024】なお、図1に示すように、現在塗装を行っ
ている塗料を、色の濃淡または色系統あるいは塗料の種
類にマトリックスの一方に類別し、次に塗装を行う塗料
を、色の濃淡または色系統あるいは塗料の種類にマトリ
ックスの他方に類別した各類別に対応して押ボタンスイ
ッチを設け、現在塗装を行っている塗料の類別に対応す
る押ボタンスイッチと、次に塗装を行う塗料の類別に対
応する押ボタンスイッチとを押すことにより、マトリッ
クスの交点の洗浄パターンが求められ、その洗浄パター
ンに対応する電気信号を色替制御装置18に印加して塗
装装置の洗浄を制御することもできる。
【0025】また、前記塗料の類別は、図1に示すよう
な類別に限らず、色相や彩度の差異など色彩学的数値お
よび塗料成分のデータにより、類別を多くし、その類別
に応じた洗浄作業を設定して、洗浄パターンを多くし
て、塗装装置の洗浄時間をより細かに分けて設定するこ
とができる。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、色替え時において、現
在塗装を行っている塗料の色の濃淡または色系統あるい
は塗料の種類と、次に塗装を行う塗料の色の濃淡または
色系統あるいは塗料の種類との違いが小さいほど洗浄時
間を短くしたので、色替えのための作業時間の短縮を図
ることができるほか、不必要なシンナーの消費を無くし
て製造コストを低減を図ることができる。
【0027】また、現在塗装を行っている塗料を、色の
濃淡または色系統あるいは塗料の種類に、次に塗装を行
う塗料を、色の濃淡または色系統あるいは塗料の種類に
それぞれ類別し、これらをマトリクス状に配置すること
により、色替え時において最も効率のよい洗浄パターン
を前記マトリクスの交点上から極めて容易に選択するこ
とができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の方法による塗料の色の濃淡または色
系統あるいは塗料の種類に対応させて洗浄作業パターン
をマトリックスに示す図である。
【図2】この発明の方法による洗浄作業パターンの一例
を示す図である。
【図3】従来一般の塗装装置の全体構成図である。
【図4】従来一般の塗装装置におけるワークを乗せるド
ーリー台車を示す図である。
【符号の説明】
1 色替塗装装置 2 マニホールド 3 塗料タンク 4 定量圧送ポンプ 5 塗料供給配管 6 電磁開閉弁 7 シンナータンク 8 圧送ポンプ 9 シンナー供給配管 10 電磁開閉弁 11 気体供給源 12 気体供給配管 13 電磁開閉弁 14 塗装ロボット 15 ホース 16 ロボット制御装置 17 制御信号線 18 塗料色替制御装置 19 制御信号線 20 塗装室 21 搬送ライン 22 ドーリー台車 22a 先頭部 23 塗色指示板 24 塗色識別孔 25 発光部 26 受光部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】塗装装置による塗装の色替に際して塗装装
    置内に残存する前の塗料をシンナーで洗浄する洗浄方法
    において、 現在塗装を行っている塗料の色の濃淡または色系統ある
    いは塗料の種類と、次に塗装を行う塗料の色の濃淡また
    は色系統あるいは塗料の種類との違いが小さいほど、前
    記洗浄時間を短くしたことを特徴とする塗装装置の洗浄
    方法。
  2. 【請求項2】塗装装置による塗装の色替に際して塗装装
    置内に残存する前の塗料をシンナーで洗浄する洗浄方法
    において、 現在塗装を行っている塗料を、色の濃淡または色系統あ
    るいは塗料の種類に、次に塗装を行う塗料を、色の濃淡
    または色系統あるいは塗料の種類にそれぞれ類別し、前
    記両類別を対比して、現在塗装を行っている塗料の色の
    濃淡または色系統あるいは塗料の種類と、次に塗装を行
    う塗料の色の濃淡または色系統あるいは塗料の種類が同
    じ場合は洗浄時間を短くし、現在塗装を行っている塗料
    の色の濃淡または色系統あるいは塗料の種類と、次に塗
    装を行う塗料の色の濃淡または色系統あるいは塗料の種
    類の違いが大きくなるに従って洗浄時間を長くしたこと
    を特徴とする塗装装置の洗浄方法。
  3. 【請求項3】塗装装置による塗装の色替に際して塗装装
    置内に残存する前の塗料をシンナーで洗浄する洗浄方法
    において、 現在塗装を行っている塗料を、色の濃淡または色系統あ
    るいは塗料の種類にマトリックスの一方に類別し、次に
    塗装を行う塗料を、色の濃淡または色系統あるいは塗料
    の種類にマトリックスの他方に類別し、現在塗装を行っ
    ている塗料の色の濃淡または色系統あるいは塗料の種類
    と、次に塗装を行う塗料の色の濃淡または色系統あるい
    は塗料の種類とが同じ場合は洗浄時間を短くし、現在塗
    装を行っている塗料の色の濃淡または色系統あるいは塗
    料の種類と、次に塗装を行う塗料の色の濃淡または色系
    統あるいは塗料の種類の違いが大きくなるに従って洗浄
    時間を長くしたことを特徴とする塗装装置の洗浄方法。
  4. 【請求項4】前記マトリックスの交点により、現在塗装
    を行っている塗料の色の濃淡または色系統あるいは塗料
    の種類と、次に塗装を行う塗料の色の濃淡または色系統
    あるいは塗料の種類とが同じか、違いの大きさの色情報
    がわかり、その色情報に基づく色替制御装置の制御によ
    って、前記洗浄時間を設定するようにしたことを特徴と
    する請求項3に記載の塗装装置の洗浄方法。
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