JP3824717B2 - 生単板の接合方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,合板,LVL,LVBなどの板材を製造する際に用いるベニヤ単板の接合方法に関し,更に詳しく述べると,ベニヤレース等を用いて原木より切削されたベニヤ単板を乾燥する前の,所謂,生のベニヤ単板(以下,生単板という)の状態で接合する為の接合方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来,生単板同士を接合する際には,接合面に粉末接着剤を付着させたのち接合面同士を整合し,表面から該生単板の接合部分を集中加熱して強制的に乾燥させて接合したり,或いは,生単板の接合面部分を予め加熱乾燥させたのち接着剤を塗布して接合面同士を整合させた後,熱圧して接合したり,或いは,生単板の接合面に熱硬化性接着剤を塗布し,接合面同士を衝合しながらマイクロ波を印加して熱硬化させて接合することなどが行なわれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の生単板接合方法において,前記生単板の接合面に粉末接着剤を付着したのち加熱して接合する場合には,接合すべき生単板の含水率が低いと粉末接着剤が接合面に付着しにくいという問題が発生する為,含水率が70%程度以上の生単板の使用が要求された。
【0004】
また,前記生単板の接合面部分を予め加熱乾燥させたのち接着剤を塗布して接合する場合には,加熱乾燥する為の加熱乾燥装置が別途必要なため,装置がその分大型化した。
【0005】
また,前記マイクロ波により生単板を接合する場合,マイクロ波による加熱速度は,装置の出力及び生単板の樹種,含水率や繊維方向或いは接着剤の水分や塗布量などによって定まるものであり,大出力で瞬間的に処理を行うと生単板内部温度の急激な上昇により水分の蒸発が過度に高まって,生単板に割れを生じるおそれがあった。
このように加熱温度の制御が難しいほか,装置が複雑で大型化したり,運転費用が割高であるなどの欠点があった。
【0006】
従って,この発明の目的は,生単板の含水率に影響を受けることなく,しかも簡単に生単板の接合を行えるような生単板の接合方法を提供することにある。
【0007】
尚,この発明において,生単板の接合強度は,少なくとも該接合された生単板が次工程へ搬送される間に該接合端部が離れない程度の強度が得られれば良い。
従って,該接合面の接着強度は,例えば次工程が単板乾燥装置の場合には,該単板乾燥装置において前記熱硬化性接着剤が硬化することにより得られる。
【0008】
また,この発明は,生単板の縦接ぎ接合或いは横接ぎ接合も行えるような生単板接合方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
そこで本発明では,上記目的を達成する為に,先ず,接合する所定厚さの生単板同士の少なくとも一方の生単板の端部を加工して該所定厚さより薄い部分を形成し,次に,一方の該薄い部分と他方の生単板の端部とを熱硬化性接着剤を介して重ね合わせ,次いで,少なくとも該薄い部分を加熱体により該生単板の厚さ方向に圧接して生単板を接合するようにした。
【0010】
この為,生単板であっても,該薄い部分の少なくとも一部が加熱体で圧接されると,接合面の全ての面ではなく該薄い部分のみ又は該薄い部分の一部のみが容易に乾燥して接着され,少なくとも該接合された生単板が次工程へ搬送される間に該接合端部が離れない程度の強度が得られる。そしてその後,例えば次工程の単板乾燥装置において,該熱硬化性接着剤が完全に硬化する。
【0011】
次に,接合する所定厚さの生単板同士の一方の生単板の端部を加工して該所定厚さより薄い部分を有する第1接合端部(例えばスカーフ形状の接合端部など)を形成し,また,他方の生単板の端部を加工して該第1接合端部の形状に対応する第2接合端部(例えばスカーフ形状の接合端部など)を形成し,次に,該第1接合端部の該薄い部分と該第2接合端部とを熱硬化性接着剤を介して係合させ次いで少なくとも該薄い部分を加熱体で圧接して生単板を接合するようにした。
【0012】
この為,上述と同様に,該接合端部の接合面の全ての面ではなく薄い部分のみ又は該薄い部分の一部のみが容易に乾燥して接着されるので,所定厚さの生単板を接着に適した含水率まで乾燥する場合に比べて該薄い部分は短時間で乾燥されるので,生単板であっても良好な接着が行われる。
【0013】
次に,接合する所定厚さの生単板同士の一方の生単板の端部を加工して該所定厚さより薄い部分を有する第1接合端部(例えばスカーフ形状の接合端部)を形成し,また,他方の生単板の端部を加工して該第1接合端部の形状に対応する第2接合端部(例えばスカーフ形状の接合端部)を形成し,次いで,該第1接合端部の少なくとも該薄い部分に加熱体を圧接乃至は近接して該薄い部分の含有水分の一部を蒸発させ,或いは,該第2接合端部の少なくとも該薄い部分に加熱体を圧接乃至は近接して該薄い部分の含有水分の一部を蒸発させ,或いは,該第1接合端部と該第2接合端部の,少なくとも該薄い部分に加熱体を圧接乃至は近接して該接合端部の含有水分の一部を蒸発させ,
次に,該第1接合端部の該薄い部分と該第2接合端部とを熱硬化性接着剤を介して係合させ,次いで,少なくとも該薄い部分を加熱体で圧接するようにした。
【0014】
この為,接合端部に熱硬化性接着剤を塗布する以前に該接合端部の少なくとも該薄い部分の含有水分の一部を蒸発することにより,該接合端部の接合面の全ての面ではなく薄い部分のみ又は該薄い部分の一部のみが更に速く乾燥して接着される。
【0015】
次に,接合する所定厚さの生単板同士の一方の生単板の端部を加工してスカーフ形状の第1接合端部を形成し,また,他方の生単板の端部を加工して該第1接合端部の形状に対応するスカーフ形状の第2接合端部を形成し,次いで,該第1接合端部及び該第2接合端部の少なくともいずれか一方のスカーフ形状の接合端部に加熱体を圧接して,該接合端部の含有水分の少なくとも一部を蒸発させると共に該スカーフ形状の先端部分を塑性変形させ,次に,該第1接合端部と該第2接合端部とを熱硬化性接着剤を介して係合させ,次いで,少なくとも該塑性変形させたスカーフ形状の先端部分を加熱体で圧接するようにした。
【0016】
この為,スカーフ形状という該所定厚さより薄い部分を有する接合端部を形成した上,該スカーフ形状の先端部分を塑性変形させて該先端を更に薄い部分に形成することにより,接着時間が短縮され,接合強度も向上する。
【0017】
次に,接合する所定厚さの生単板同士の一方の生単板の端部を加工して該所定厚さより薄い部分を有する第1接合端部(例えばスカーフ形状の接合端部)を形成し,また,他方の生単板の端部を加工して該第1接合端部の形状に対応する第2接合端部(例えばスカーフ形状の接合端部)を形成し,次いで,該第1接合端部の少なくとも該薄い部分に熱風を吹き付けて該薄い部分の含有水分の一部を蒸発させ,或いは,該第2接合端部の少なくとも該薄い部分に熱風を吹き付けて該薄い部分の含有水分の一部を蒸発させ,或いは,該第1接合端部と該第2接合端部の,少なくとも該薄い部分に熱風を吹き付けて該薄い部分の含有水分の一部を蒸発させ,次に,該第1接合端部の該薄い部分と該第2接合端部とを熱硬化性接着剤を介して係合させ,次いで,少なくとも該薄い部分を加熱体で圧接するようにした。
【0018】
この為,接合端部の形状が複雑であるが故,該接合端部の少なくとも該薄い部分に前記加熱体を圧接乃至は近接できないような形状の場合であっても,接合端部に熱硬化性接着剤を塗布する以前に,該接合端部の少なくとも該薄い部分の含有水分の一部を蒸発することにより,該接合端部の接合面の全ての面ではなく薄い部分のみ又は該薄い部分の一部のみが更に速く乾燥して接着される。
【0019】
次に,前記少なくとも薄い部分を圧接する加熱体の該生単板との圧接面に外部に通じる溝を形成するようにした。
【0020】
この為,加熱体で圧接する際に発生する水蒸気などが該溝を通じて大気中に開放されるので,発生した蒸気が過度に高まって生単板に割れを生じるということがない。
【0021】
【発明の実施の形態】
図面を使って本発明の実施の形態を説明する。
先ず,図1の(a)乃至(c)を用いて請求項1の発明の実施の形態について説明する。図中(a)は,接合する所定厚さの生単板1,1の一方の生単板1の端部を面取りカッター(図示せず)で加工して該生単板の所定厚さよりも薄い部分(以下,薄い部分3という)を形成した後,該薄い部分3をもう一方の生単板1の端部に熱硬化性接着剤を介して重ね合わせた状態を示す側面図である。
また,図中(b)は,加熱体5により,該薄い部分3を含む該生単板の端部を厚さ方向に圧接している状態を示す側面図である。
【0022】
該加熱体5には,図示はしないが蒸気パイプが配管されており,該パイプを通して供給される水蒸気により,該加熱体5の温度は160度乃至170度に設定されている。
【0023】
該加熱体5が生単板1,1の夫々の端部を圧接して加熱すると,該薄い部分3は他の部分と比べて容易に短時間の内に乾燥されることになる。従って,乾燥された該薄い部分3は言わば乾燥単板と同じことになるので,従来の乾燥単板の接合と同じように加熱体5の圧接により該熱硬化性接着剤は硬化し,該薄い部分3を接着することができる。
【0024】
ところで,該生単板の接合強度は,少なくとも該接合された生単板が次工程へ搬送される間に該接合端部が離れない程度の強度が得られれば良いので,接合面9の全ての面に渡って該熱硬化性接着剤が硬化するまで加熱体5により圧接する必要は無く,該薄い部分3或いは該薄い部分3の少なくとも一部が接合されることによって目的に合う接合強度が得られれば良い。従って,短時間の内に生単板1,1の接合を終了することができる。
【0025】
尚,圧接時間は,該加熱体5の温度及び圧接力並びに生単板の含水率及び薄い部分3の形状並びに接合面に期待する接合強度などにより決まるもので一様ではないが,概ね15秒乃至20秒程度で行うことができた。
【0026】
図中(c)は,他の実施の形態を説明する為の側面図である。接合する所定厚さの生単板1,1の夫々の生単板1の端部を面取りカッター(図示せず)で該生単板の所定厚さよりも薄い部分3,3を形成した後,一方の生単板1の該薄い部分3を他の生単板1の端部に熱硬化性接着剤を介して重ね合わせた状態を示す側面図である。
【0027】
この場合は,接合面9の上下に該薄い部分3があるので,図中(a)の場合と比べると,加熱体5による圧接時間を同じにした場合,より接合強度の強い接合を行うことができるので,厚い生単板同士を接合する場合に有効である。
【0028】
また,図中(a)の場合と同じ程度の接合強度で充分である場合には,加熱体5による圧接時間を短縮することができるので,生産性が向上する。
【0029】
尚,本実施の形態では,該薄い部分3を含む接合端部をある程度の幅を持たせて加熱体5で圧接しているが,該薄い部分3のみを局部的に圧接しても勿論良い。
【0030】
次に,図2の(a)乃至(g)を用いて請求項2の発明の実施の形態について説明する。
図中(a)乃至図(g)は,接合する所定厚さの生単板1,1の一方の生単板1の端部を面取りカッター,ルーター,複数枚組み合わせた丸鋸など(夫々図示せず)で加工して薄い部分3を有する第1接合端部を形成し,また,他方の生単板1の端部は,該第1接合端部の形状に対応するように加工して第2接合端部を形成した後,該第1接合端部の該薄い部分3と該第2接合端部とを熱硬化性接着剤を介して係合させた状態を示す側面図である。
【0031】
尚,上述の「該第1接合端部の形状に対応するように加工して第2接合端部を形成し」とは,生単板1の端部を加工して薄い部分3を有する第1接合端部を形成する際に,該生単板1の失った部分を第2接合端部の形状が補うような形状に形成することを意味する。例えば,図に示したように,お互いの接合端部がはり合う形状などであれば良い。
また,薄い部分3を有する第1接合端部の形状及び第2接合端部の形状は図示したものに限る必要はなく,要は,薄い部分3を有する形状であれば良い。
【0032】
そして,熱硬化性接着剤を介して係合された夫々の接合端部は,図示はしないが加熱体5により圧接されると,該薄い部分3は容易に短時間の内に乾燥されることになるので,該乾燥された部分は従来の乾燥単板の接合と同じように,加熱体5の圧接により該熱硬化性接着剤は硬化し,その部分の接着が行なわれる。
【0033】
次に,図3を用いて請求項3の発明の実施の形態について説明する。
本実施の形態は,接合する所定厚さの生単板1,1の夫々の端部を丸鋸(図示せず)で加工してスカーフ形状の第1接合端部と第2接合端部に形成するものであり,図3はスカーフ形状の夫々の接合端部を熱硬化性接着剤を介して係合させた状態を示す側面図である。
【0034】
スカーフ接合は従来より一般的に行なわれているもので,接合端部の加工が容易に行えるものであり,特に薄い生単を加工する場合に有効である。
尚,該スカーフ形状は図に示したような接合面9が平面状の所謂プレインスカーフ形状以外にも,図示はしないが接合面のずれ止めを目的とした段付スカーフ形状であってもよい。
【0035】
そして,該熱硬化性接着剤を介して係合された夫々のスカーフ形状の接合端部は,図示はしないが加熱体5により圧接されると,特に該スカーフ形状の先端部分の薄い部分3は,容易に短時間の内に乾燥されることになるので,従来の乾燥単板の接合と同じように加熱体5の圧接により該熱硬化性接着剤は硬化し,その部分の接着が行なわれる。
【0036】
また,これも図示はしないが,夫々の接合端部を該熱硬化性接着剤を介して係合させる際,夫々のスカーフ形状の先端部が僅かにはみ出す程度にずらして係合させても良い。こうすることにより,はみ出た先端部が厚みを増した分,加熱体5により集中して圧接されることになるので,より速く乾燥を行うことができ,接合が容易となり接合強度も増す傾向にある。
【0037】
次に,図4乃至図5を用いて請求項4及び請求項5の発明の実施の形態について説明する。
本実施の形態においては,図示しないが,接合する所定厚さの生単板1,1の一方の生単板1の端部を加工して薄い部分3を有する第1接合端部を形成し,また,他方の端部を該第1接合端部の形状に対応する第2接合端部を形成し,次いで,該第1接合端部と該第2接合端部の何れか一方の少なくとも該薄い部分に,或いは該第1接合端部と該第2接合端部夫々の接合端部の少なくとも該薄い部分に加熱体11及び加熱体11’を圧接乃至は近接して該薄い部分の含有水分の一部を蒸発させてから,該第1接合端部の薄い部分3と第2接合端部とを熱硬化性接着剤を介して係合させ,次いで,少なくとも該薄い部分を加熱体5で圧接するものである。
【0038】
図4の(a)乃至(b)は,上記実施の形態のうち,一方のスカーフ形状の接合端部の少なくとも該薄い部分に加熱体11及び加熱体11’を圧接して該薄い部分3の含有水分の一部を蒸発させる状態を説明する為の側面図である。
図4の(b)からも分かるように,スカーフ形状の接合端部は,上下の加熱体11,11’により圧接されることにより接合面9付近の含有水分は蒸発する。
そして,特に該薄い部分3の含有水分は急速に蒸発することになる。
【0039】
このように,該薄い部分3の含有水分の一部を事前に蒸発させておくことにより,引き続いて行なわれる加熱体5による圧接時間を短縮することが可能となるので,生産性が向上する。
【0040】
また,このように事前に蒸発させておくと,生単板1に残留する含有水分が該蒸発させられた部分へ移動することは少ないので,少なくとも該薄い部分においては該残留する含有水分により該熱硬化性接着剤が希釈されることは少なく,従ってより安定した強度の接合生単板を得ることができる。
【0041】
尚,該加熱体11,11’には,図示はしないが蒸気パイプが配管されており,該パイプを通して供給される水蒸気により,該加熱体11,11’の温度は160度乃至170度に設定されている。
【0042】
尚,本実施の形態では,該薄い部分3を含む接合面9全面を加熱体11で圧接しているが,該薄い部分3のみを局部的に圧接して含有水分の一部を蒸発させても勿論良い。
【0043】
また,高出力の電気ヒータなどを備えた加熱体を使うことにより,該加熱体を該薄い部分3に圧接せずに,近接することにより同様の効果を奏することもできる。
【0044】
次に,図5の(a)乃至(b)を用いて,上記実施の形態のうち,第2接合端部の少なくとも該薄い部分に加熱体を圧接乃至は近接して該薄い部分3の含有水分の一部を蒸発させる状態を説明する為の側面図である。
【0046】
図からも分かるように,本実施の形態においては,夫々の接合端部の形状がお互いにはまり合うような形状の場合に特に効果を奏するものである。
即ち,図中(a)乃至(b)において,右側の生単板1の端部には第1接合端部が形成され,左側の生単板1の端部には該第1接合端部の形状に対応する第2接合端部が形成され,そこには薄い部分3’が形成されている。
そして,図示はしないが,該第2接合端部の少なくとも該薄い部分3’に加熱体を圧接乃至は近接して該薄い部分3’の含有水分の一部を蒸発させるのである。
【0047】
従って,このように該薄い部分3’の含有水分の一部を事前に蒸発させることは,同時に少なくとも該薄い部分3’に蓄熱効果を生じさせることになるので,引き続いて行なわれる加熱体5による接合端部の圧接の際,生単板の接合部分の内側からも熱硬化性接着剤及び該第1接合端部の該薄い部分3を加熱することになるので,接合時間の短縮が可能となり,生産性が向上する。
【0049】
続いて,図示はしないが,前記実施の形態のうち,該第1接合端部と該第2接合端部の,少なくとも該薄い部分に加熱体を圧接乃至は近接して該薄い部分の含有水分の一部を蒸発させることに関して説明する。
この場合は,既に述べた二つの実施の形態を組み合わせたものであるから,更に接合時間の短縮が可能となり,生産性が向上する。
【0050】
尚,加熱体11,11’による圧接時間に関して述べると,該加熱体11,11’の温度及び圧接力並びに生単板の含水率及び薄い部分3或いは薄い部分3’の形状並びに期待する含有水分の蒸発量などにより決まるもので一様ではないが,必要以上に含有水分を蒸発させようとすると生産性の低下を招くことになるので,生産性に支障が生じない程度に長く圧接できるように,圧接時間の調節を行うことが望ましい。概ね10秒程度で効果を奏することができた。
【0051】
また,前記第1接合端部と前記第2接合端部をスカーフ形状の接合端部に形成した場合であっても,同様の効果を奏することができる。
【0052】
次に,図6を用いて請求項6の発明の実施の形態について説明する。
本実施の形態においては,接合する生単板同士の夫々の端部をスカーフ形状の第1接合端部とスカーフ形状の第2接合端部に形成し,少なくともいずれか一方のスカーフ形状の接合端部に加熱体を圧接して該接合端部の含有水分の少なくとも一部を蒸発させると共に該スカーフ形状の先端部を塑性変形させてから,該第1接合端部と第2接合端部とを熱硬化性接着剤を介して係合させ,次いで,少なくとも該塑性変形させたスカーフ形状の先端部分を加熱体5で圧接するとうものである。
【0053】
図中(a)は,加熱体13がスカーフ形状の接合端部を圧接する直前の状態を示す側面図である。
図からも明らかなように,該加熱体13は,該スカーフ形状の接合端部と接触する圧接面15の形状が,複数の面を組み合わせた形状に構成されているので,該加熱体13により圧接された該スカーフ形状の接合端部には,図中(b)に示したような圧接される前よりも鋭角で更に薄い,薄い部分3’が形成される。
【0054】
このようにして圧接された接合端部は,接合端部の含有水分の少なくとも一部が蒸発されると共に,該加熱体13の圧接が解除された後であっても,該先端部分の形状は塑性変形された状態となる。
【0055】
さて,このように塑性変形されて更に薄い部分を有するスカーフ形状となった接合端部は,熱硬化性接着剤を介して係合された後,少なくとも該塑性変形したスカーフ形状の先端部分を加熱体5で圧接すると,前述したスカーフ形状の接合端部よりも薄い部分3’の範囲が広がっているので,更に接合端部の含有水分の蒸発時間を短縮することができるとともに,含有水分の蒸発する面積も広がることになるので,更に安定した強度の接合生単板を得ることができる。
【0056】
また,図示はしないが,夫々の接合端部を熱硬化性接着剤を介して係合させる際,該塑性変形した薄い部分3’が 僅かにはみ出す程度にずらして係合させると,既に述べたように,はみ出た先端部が厚みを増した分,加熱体13により集中して圧接されることになるので,より速く乾燥を行うことができ,接合が容易となり接合強度も増す傾向にある。
【0057】
尚,本実施の形態では,該スカーフ形状の接合端部の全面を加熱体13で圧接しているが,該先端部分のみを局部的に圧接を行っても勿論良い。
【0058】
また,該加熱体13の圧接面15の形状は,図示したような複数の平面を組み合わせた形状に限ることはなく,曲面であっても,或いは平面と曲面とを組み合わせた形状であっても良い。
要は,スカーフ形状の接合端部の先端部分を塑性変形させて更に薄い部分3’を形成できるような形状であれば良い。
【0059】
このように接合端部の先端部を塑性変形することにより,通常の加工方法では困難な極めて薄い部分3’を有する接合端部を形成することができる。
【0060】
次に,図7を用いて請求項7の発明の実施の形態について説明する。
本実施の形態において,図示はしないが,接合する所定厚さの生単板1,1の一方の生単板1の端部を加工して薄い部分3を有する第1接合端部を形成し,また,他方の端部を該第1接合端部の形状に対応する第2接合端部に形成し,次いで,該第1接合端部と該第2接合端部の何れか一方の少なくとも該薄い部分に,或いは該第1接合端部と該第2接合端部夫々の接合端部の少なくとも該薄い部分に熱風を吹き付けて該薄い部分の含有水分の一部を蒸発させてから,該第1接合端部の薄い部分3と第2接合端部とを熱硬化性接着剤を介して係合させ,次いで,少なくとも該薄い部分を加熱体5で圧接を行うというものである。
【0061】
図7の(a)乃至(b)は,上記実施の形態を説明する為の側面図である。
図7からも分かるように,本実施の形態においては,夫々の接合端部の形状がお互いにはまり合うような複雑な形状の場合に特に効果を奏するものである。
即ち,図中(a)乃至(b)において,右側の生単板1の端部には薄い部分3を有する第1接合端部が形成され,左側の生単板1の端部には該第1接合端部の形状に対応する第2接合端部が形成され,そこには薄い部分3’が形成されている。
【0062】
そして,図示はしないが,高出力電気ヒータなどを熱源とし,該熱源に対して風を送ることにより該送風された風を熱風に変換する熱風送風装置を用いて,前記接合端部の少なくとも該薄い部分に熱風を吹き付けて該薄い部分の含有水分の一部を蒸発さるというものである。
【0063】
このように,該薄い部分3或いは該薄い部分3’或いは両方の含有水分の一部を事前に蒸発させておくことにより,引き続いて行なわれる加熱体5による圧接時間を短縮することが可能となるので,生産性が向上する。
【0064】
尚,本実施の形態において熱風を吹き付けて含有水分を蒸発させることにより奏される効果は,既に述べたように,該含有水分を加熱体13を圧接乃至は近接して蒸発させる場合と同様の効果を奏することができる。
【0065】
更にまた,このように,該熱風という形のないものを用いて接合端部の少なくとも該薄い部分の含有水分の一部を蒸発させるようにしているので,例えば,該接合端部の形状が複雑な場合で加熱体13による圧接が困難な場合であっても,容易に行うことができるのである。
【0066】
次に,図8を用いて請求項8の発明の実施の形態について説明する。
図中(a)は本実施の形態を説明する為の側面図であり,図中(b)は,その正面図である。
これらの図は,実施の一形態を示すものであり,図中において,生単板1,1の端部に形成された夫々のスカーフ形状の接合端部が,熱硬化性接着剤を介して係合された後,加熱体17,17により圧接されている状態を示している。
【0067】
該加熱体には溝17aが加工されており,該溝17aは,加熱体17を圧接した際に,該加熱体17と生単板1,1,との接触部分近辺より発生する水蒸気を外部に逃がす為の水蒸気排出用の溝である。
【0068】
そこで,該発生する水蒸気の及ぼす影響について述べると,加熱体の圧接する力が比較的弱い場合にはさほど問題にはならないが,接合する生単板が厚い時や固いことにより該圧接力を強くした場合,或いは加熱体の温度が高い場合には,該生単板の内部温度が急激に上昇して含有水分の蒸発が過度に高まる。
従って,圧接を終了する為に該加熱体を上昇させると,該過度に高まった蒸気が一気に外部に開放されることになるので,この時,生単板が破損するなどの問題が生じた。
【0069】
従って,溝17aを有する加熱体17を用いて圧接する場合には,圧接時に発生する水蒸気は,該溝17aを通して外部に随時排出されるので,上述したような問題が発生することはないのである。
【0070】
尚,溝17aの形状について述べると,本実施の形態においては,生単板の接合された方向と同じ方向となるように該溝17aは形成されているが,必ずしもこの方向に限るものではなく,例えば,該生単板の接合方向と直交する方向或いは斜めの方向となるように加工しても良い。要は,発生した水蒸気が生単板の外部に排出ように外部に通じた溝であれば良い。
【0071】
因に,本実施の形態において,該溝17aの幅は3mm,深さは2.5mm,ピッチは12mmとなるように加工されている。
【0072】
尚,図示はしないが,既に述べた前記請求項4乃至請求項8における接合端部の含有水分を蒸発させる為の加熱体に,該溝17aを適用しても勿論良い。
【0073】
【発明の効果】
本発明は,以上説明したようなものであるから,以下に記載されるような効果を奏する。
請求項1乃至請求項3の発明によれば,接合端部に形成された薄い部分の少なくとも一部が加熱体の圧接により容易に乾燥されて接着されるので,生単板であっても,次工程へ搬送される間に該接合端部が離れない程度の強度が得られる。
【0074】
また,上述したように,該接合端部の薄い部分は容易に乾燥して接着されるので,所定厚さの生単板を接着に適した含水率まで乾燥する場合に比べて該薄い部分は短時間で乾燥されるので,生単板であっても良好な接着が行われる。
【0075】
請求項4及び請求項5の発明によれば,接合端部に熱硬化性接着剤を塗布する以前に該接合端部の少なくとも該薄い部分の含有水分の一部を蒸発することにより,該接合端部の薄い部分は更に速く乾燥して接着されるので,生産性が向上する。
【0076】
請求項6の発明によれば,塑性変形されて更に薄い部分を有するスカーフ形状となった接合端部は,接合端部の含有水分の蒸発時間を短縮することができるとともに,含有水分の蒸発する面積も広がることになるので,更に安定した強度の接合生単板を得ることができる。
【0077】
また,接合端部の先端部を塑性変形することにより,通常の加工方法では困難な極めて薄い部分を有する接合端部を形成することができる。
【0078】
請求項7の発明によれば,熱風という形のないものを用いて接合端部の少なくとも該薄い部分の含有水分の一部を蒸発させるようにしているので,例えば,該接合端部の形状が複雑な場合で加熱体による圧接が困難な場合であっても,容易に蒸発させることができるのである。
【0079】
請求項8の発明によれば,溝を有する加熱体を用いて圧接するので,圧接時に発生する水蒸気は該溝を通して外部に随時排出されるので,過度に高まった蒸気が一気に外部に開放されることにより生単板が破損するなどの問題がなくなったのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 生単板を重ね合わせた状態を示す側面図である。
【図2】 第1接合端部と第2接合端部とを係合させた状態を示す側面図である。
【図3】 スカーフ形状の夫々の接合端部を係合させた状態を示す側面図である。
【図4】 スカーフ形状の接合端部に加熱体を圧接して含有水分を蒸発させる状態を説明する為の側面図である。
【図5】 第2接合端部の含有水分の蒸発状態を説明する為の側面図である。
【図6】 スカーフ形状の接合端が塑性変形する状態を説明する為の側面図である。
【図7】 熱風による含有水分の蒸発状態を説明する為の側面図である。
【図8】 溝を有する加熱体により圧接されている状態を示す側面図及び正面図である。
【符合の説明】
1 生単板
3 薄い部分
3’ 薄い部分
5 加熱体
7 加圧面
9 接合面
11 加熱体
11’ 加熱体
13 加熱体
15 圧接面
17 加熱体(溝付き)
17a 溝
50 単板搬入装置
70 接合端部加工装置
90 接合端部乾燥装置

Claims (8)

  1. 接合する所定厚さの生単板同士の少なくとも一方の生単板の端部を加工して該所定厚さより薄い部分を形成し,
    次に,一方の該薄い部分と他方の生単板の端部とを熱硬化性接着剤を介して重ね合わせ,
    次いで,少なくとも該薄い部分を加熱体で圧接することにより、接合面の全ての面ではなく該薄い部分のみ又は該薄い部分の一部のみを他方の生単板と接合することを特徴とする生単板の接合方法。
  2. 接合する所定厚さの生単板同士の一方の生単板の端部を加工して該所定厚さより薄い部分を有する第1接合端部を形成し,
    また,他方の生単板の端部を加工して該第1接合端部の形状に対応する第2接合端部を形成し,
    次に,該第1接合端部の該薄い部分と該第2接合端部とを熱硬化性接着剤を介して係合させ,
    次いで,少なくとも該薄い部分を加熱体で圧接することにより、接合面の全ての面ではなく該薄い部分のみ又は該薄い部分の一部のみを該第2接合端部と接合することを特徴とする生単板の接合方法。
  3. 前記第1接合端部及び前記第2接合端部をスカーフ形状の接合端部に形成したことを特徴とする請求項2記載の生単板の接合方法。
  4. 接合する所定厚さの生単板同士の一方の生単板の端部を加工して該所定厚さより薄い部分を有する第1接合端部を形成し,
    また,他方の生単板の端部を加工して該第1接合端部の形状に対応する第2接合端部を形成し,
    次いで,該第1接合端部の少なくとも該薄い部分に加熱体を圧接乃至は近接して該薄い部分の含有水分の一部を蒸発させ,
    次に,該第1接合端部の該薄い部分と該第2接合端部とを熱硬化性接着剤を介して係合させ,
    次いで,少なくとも該薄い部分を加熱体で圧接することにより、接合面の全ての面ではなく該薄い部分のみ又は該薄い部分の一部のみを該第2接合端部と接合することを特徴とする生単板の接合方法。
  5. 前記第1接合端部と前記第2接合端部をスカーフ形状の接合端部に形成したことを特徴とする請求項4記載の生単板の接合方法。
  6. 接合する所定厚さの生単板同士の一方の生単板の端部を加工してスカーフ形状の第1接合端部を形成し,
    また,他方の生単板の端部を加工して該第1接合端部の形状に対応するスカーフ形状の第2接合端部を形成し,
    次いで,該第1接合端部及び該第2接合端部の少なくともいずれか一方のスカーフ形状の接合端部に加熱体を圧接して,該接合端部の含有水分の少なくとも一部を蒸発させると共に該スカーフ形状の先端部分を塑性変形させ,
    次に,該第1接合端部と該第2接合端部とを熱硬化性接着剤を介して係合させ,
    次いで,少なくとも該塑性変形させたスカーフ形状の先端部分を加熱体で圧接することを特徴とする生単板の接合方法。
  7. 接合する所定厚さの生単板同士の一方の生単板の端部を加工して該所定厚さより薄い部分を有する第1接合端部を形成し,
    また,他方の生単板の端部を加工して該第1接合端部の形状に対応する第2接合端部を形成し,
    次いで,該第1接合端部の少なくとも該薄い部分に熱風を吹き付けて該薄い部分の含有水分の一部を蒸発させ,
    次に,該第1接合端部の該薄い部分と該第2接合端部とを熱硬化性接着剤を介して係合させ,
    次いで,少なくとも該薄い部分を加熱体で圧接することにより、接合面の全ての面ではなく該薄い部分のみ又は該薄い部分の一部のみを該第2接合端部と接合することを特徴とする生単板の接合方法。
  8. 圧接面に外部に通じる溝が形成された加熱体で,前記少なくとも薄い部分を圧接することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の生単板の接合方法。
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