JP3821637B2 - 半導体集積回路装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、電気的にプログラムできるヒューズを持つ半導体集積回路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、メモリを搭載した半導体集積回路では、不良メモリセルの救済を行うため冗長回路を備えている。冗長回路は、通常のセルアレイと別に設けられた不良セルを置換するための予備セルアレイと、不良セルのアドレスを記憶し、外部から入力されたアドレスと不良アドレスの一致検出を行って置換信号を出力するための不良アドレス記憶回路とから構成される。
【0003】
不良アドレス記憶回路には通常、ヒューズが用いられる。この種のヒューズとしては代表的には、レーザ溶断型のヒューズが用いられる。そして、ウェハ段階でダイソートテストにより検出された不良アドレスに対応するフューズが切断され、不良アドレスが記憶されることになる。
【0004】
レーザ溶断型ヒューズは、外部からレーザを照射して切断するため、集積回路チップをパッケージに封入した後に検出された不良には対応できない。パッケージに集積回路チップを封入した後にもプログラム可能とするには、電気的プログラムが可能なヒューズを用いることが必要である。その様なヒューズとして、薄い絶縁膜を用い、高電圧を印加して絶縁膜を破壊することにより導通させるキャパシタ型ヒューズを用いる方式が既に提案されている(例えば、USP5110754参照)。
【0005】
しかし、上述した電気的プログラミングを行うキャパシタ型ヒューズを用いた場合には、集積回路チップのパッケージング後に、不良アドレスを解析するためのテストが必要になり、従ってテストコストが増大する。また、論理集積回路に搭載されたDRAM(通称、ロジック混載DRAM)の場合、DRAM部のテストを行うためのピンが少なく、外部からアドレス及びデータを入力してDRAM部のテストを行うことは難しい。
【0006】
この様な難点を解消するために、電気的プログラムを行うヒューズと共に、メモリセルアレイを内部的にテストするためのBIST(Built In Self-test)回路をチップに搭載する方式が提案されている(例えば、USP5313424参照)。このBIST回路は外部からの起動により、自動的にセルアレイのテストを行い不良アドレスを検出する。検出された不良アドレスは、ヒューズ回路に転送されて、電気的プログラムが行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来提案されているBIST回路方式では、自動的に検出された不良アドレスを保持するための専用レジスタを用いている他、ヒューズ回路を制御するために、複雑な制御回路を必要としている。このため、集積回路チップの面積が大きくなるという難点がある。
【0008】
この発明は、プログラムすべきヒューズアドレスを保持するための専用レジスタを用いることなく、効率的な電気的プログラム制御を可能としたヒューズ回路を備えた半導体集積回路装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る半導体集積回路装置は、電気的にプログラムされるヒューズと、このヒューズのプログラムされた後のヒューズデータを保持するデータラッチ回路と、前記ヒューズのプログラムに先だって前記データラッチ回路にプログラムすべきデータをプリセットするデータプリセット回路と、前記データラッチ回路のデータ状態を監視して、前記ヒューズに対するプログラム動作の可否を選択するプログラム選択回路とを有することを特徴とする。
【0010】
この発明において、好ましくは、ヒューズとデータラッチ回路の間には、プログラムされたヒューズデータを読み出して前記データラッチ回路に転送する読み出し回路を備える。そして、プログラム選択回路は、プログラム後の読み出し回路による読み出し動作でデータラッチ回路のプリセットされたデータ状態が反転したことを検出して、ヒューズに対する再度のプログラム動作を禁止する制御を行うものとする。
この発明において、更に好ましくは、ヒューズのプログラム動作を、ヒューズ破壊動作とその確認読み出し動作を1サイクルとして複数サイクルで行わせるプログラム制御回路を有するものとする。
【0011】
この発明においては、電気的プログラムを行うヒューズに対して、プログラムされたヒューズデータを保持するためのデータラッチ回路を、プログラムすべきヒューズデータをプリセットするデータラッチ回路としても活用している。従って、プログラムすべきヒューズアドレスを保持するための専用レジスタを用いる必要がない。
【0012】
しかも、プログラムすべきヒューズデータをプリセットしてデータラッチ回路の出力ノードを監視してプログラム動作を選択することにより、既にプログラムされたヒューズに対して再度のプログラム動作が行われないように制御することができ、無駄な電流を流すことなく、効率的な電気的プログラムが可能になる。特に、ヒューズプログラムを複数サイクルで行うようにすれば、ヒューズ特性にばらつきがある場合でも、格別大きなプログラム電圧を用いることなくヒューズ破壊を行うことが可能になる。
【0013】
この発明に係る半導体集積回路装置はまた、電気的にプログラムされるヒューズと、このヒューズにプログラムすべきデータがラッチされるデータラッチ回路と、このデータラッチ回路のデータ状態を監視して、前記ヒューズに対するプログラム動作の可否を選択するプログラム選択回路と、前記ヒューズにプログラムされたヒューズデータを読み出して前記データラッチ回路に転送し、前記データラッチ回路のデータ状態を更新させる読み出し回路とを備え、前記プログラム選択回路は、プログラム後の前記読み出し回路による読み出し動作で前記データラッチ回路のデータ状態が反転したことを検出して、前記ヒューズに対する再度のプログラム動作を禁止する制御を行うことを特徴とする。
【0014】
この発明によると、電気的プログラムを行うヒューズに対して、確認読み出し動作を行って再度のプログラム動作をするか否かというプログラム制御を行うことにより、無駄な電流を使用比することなく、効率的な電気的プログラムが可能になる。
【0015】
この発明に係る半導体集積回路装置はまた、電気的にプログラムされる複数のヒューズと、これらのヒューズのプログラムされた後のヒューズデータを保持するための、各ヒューズ毎に設けられたデータラッチ回路と、前記各ヒューズのプログラムに先だって前記データラッチ回路にプログラムすべきヒューズデータをプリセットするデータプリセット回路と、前記各データラッチ回路のデータ状態を監視して、前記各ヒューズに対するプログラム動作の可否を選択するプログラム選択回路と、前記複数のヒューズを複数のグループに分けて、各グループ毎に一括してプログラムする動作を順次行うプログラム制御回路とを有することを特徴とする。
【0016】
この発明は更に、ノーマルセルアレイとその不良救済のための予備セルアレイを有するメモリセルアレイと、このメモリセルアレイのメモリセル選択を行うデコード回路と、不良アドレスを記憶し、入力されたアドレスが不良アドレスと一致したときに置換信号を出力して前記予備セルアレイを選択すべく前記デコード回路を切換制御する不良アドレス記憶回路とを備えた半導体集積回路装置において、前記不良アドレス記憶回路は、電気的にプログラムされる複数のヒューズと、これらのヒューズのプログラムされた後のヒューズデータを保持するための、各ヒューズ毎に設けられたデータラッチ回路と、前記各ヒューズのプログラムに先だって前記データラッチ回路にプログラムすべき不良アドレスデータをプリセットするデータプリセット回路と、前記各データラッチ回路のデータ状態を監視して、前記各ヒューズに対するプログラム動作の可否を選択するプログラム選択回路と、前記複数のヒューズを複数のグループに分けて、各グループ毎に一括してプログラムする動作を順次行うプログラム制御回路とを有することを特徴とする。
【0017】
ここで、グループ単位でのヒューズプログラム制御を行うプログラム制御回路は、具体的には、クロックにより制御されて、各グループのヒューズのプログラム動作を、ヒューズ破壊動作とその確認読み出し動作を1サイクルとして複数サイクルで行わせる制御を行うものとする。
【0018】
また、プログラム制御回路は例えば、各グループ毎に、グループ内の複数のヒューズに対応する前記データラッチ回路のデータ状態を監視してそのグループ内のプログラムすべき全ヒューズのプログラム終了の判定を行う終了判定ゲートと、この終了判定ゲートから得られる判定信号に基づいて、各グループの前記プログラム選択回路を順次活性化する選択信号を出力する選択信号出力ゲートとを備えて構成される。
【0019】
更に、メモリセルアレイとその不良セルを救済するための不良記憶回路を備えた集積回路の場合に、外部からの起動によりメモリセルアレイのテストを行い、不良アドレスを検出してその不良アドレスデータを不良アドレス記憶回路に転送するテスト回路を設けることにより、集積回路チップ内で自動テストを行い、その結果を不良アドレス記憶回路に転送して保持することが可能になる。
【0020】
更にこの発明に係る半導体集積回路装置は、電気的にプログラムされる複数のヒューズと、これらのヒューズにプログラムすべきデータをラッチするための、各ヒューズ毎に設けられたデータラッチ回路と、各データラッチ回路のデータ状態を監視して、前記各ヒューズに対するプログラム動作の可否を選択するプログラム選択回路と、前記複数のヒューズを複数のグループに分けて、各グループ毎に一括してプログラムする動作を順次行うプログラム制御回路と、このプログラム制御回路による所定のグループ内の複数のヒューズに対するプログラム動作の後、各ヒューズにプログラムされたヒューズデータの読み出し動作を行う読み出し回路とを備え、前記プログラム制御回路は、各グループ毎に、前記読み出し回路による読み出し動作に基づいてそのグループ内のプログラムすべき全ヒューズのプログラム終了の判定を行う終了判定ゲートと、この終了判定ゲートから得られる判定信号に基づいて、各グループの前記プログラム選択回路を順次活性化する選択信号を出力する選択信号出力ゲートとを有することを特徴とする。
【0021】
この発明によると、電気的にプログラムされる複数のヒューズをグループ分けして、各グループ毎に順次、一括プログラム動作とその後の確認読み出し動作のプログラム制御を行うことにより、無駄な電流を消費することなく、効率的な電気的プログラムが可能になる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態を説明する。
図1は、この発明の実施の形態による半導体集積回路チップに搭載されるヒューズ回路の等価回路構成を示している。複数のヒューズ回路ユニット1は、例えば不良(フェイル)アドレスを記憶するためのそれぞれ電気的プログラムを行うキャパシタ型のヒューズ10と、プログラムされたヒューズデータを保持するためのデータラッチ回路11とを有する。ヒューズ10は、プログラム前は非導通であり、高電圧を印加してキャパシタ絶縁膜を破壊することにより、導通状態となる。ヒューズ10の構造としては、MOSトランジスタと同様の工程で作られるMOSキャパシタ、或いはDRAMのトレンチキャパシタと同様のキャパシタ等が用いられる。或いは電流を流して溶断するタイプのヒューズも用いうる。
【0023】
複数のヒューズ回路ユニット1にそれぞれ含まれるヒューズ10の一方のノードは共通に、高電圧印加回路2を構成する共通ノードCNに接続されている。この共通ノードCNに供給される高電圧は、外部からパッドを介して入力されるものでもよいし、或いは内部の高電圧発生回路から出力されるものでもよい。高電圧印加回路2は、共通ノードCNを負荷NMOSトランジスタQn9を介して接地するためのスイッチ用NMOSトランジスタQn8を有する。即ちプログラム信号PROGpが“L”の間、NMOSトランジスタQn8がオンして、共通ノードCNは低レベルに設定される。プログラム信号PROGpが“H”になると、NMOSトランジスタQn8がオフになり、共通ノードCNに印加された高電圧は、各ヒューズ回路ユニット1のヒューズ10に同時に供給されることになる。
【0024】
ヒューズ10の他方のノードAは、電源SOURCEにより駆動されるトランスファゲートNMOSトランジスタQn2を介してノードBに接続され、ノードBは更に電源SOURCEにより駆動されるトランスファゲートNMOSトランジスタQn3を介し、読み出し回路15を構成するNMOSトランジスタQn4を介してデータラッチ回路11の出力ノード(モニターノード)FUADDに接続されている。読み出し用NMOSトランジスタQn4は、ヒューズデータをデータラッチ回路11に転送する際に読み出し制御信号FPUNにより選択的にオン駆動される。
【0025】
データラッチ回路11は、この発明においては、プログラムされたヒューズデータを保持する機能と同時に、ヒューズプログラム時にプログラムすべきデータをプリセットして保持する機能を有する。データラッチ回路11は、二つのインバータを逆並列接続して構成される。データラッチ回路11の一方のインバータINV1は通常のCMOSインバータであり、他方のインバータを構成するPMOSトランジスタQp2とNMOSトランジスタQn7の間には、データプリセットを行う際に用いられるスイッチング素子としてのNMOSトランジスタQn6が挿入されている。
【0026】
データラッチ回路11のNMOSトランジスタQn6のゲートは、プリチャージ信号bFPUPにより制御される。また、上述したヒューズデータ保持の機能とデータプリセット機能を持たせるべく、データラッチ回路11の出力ノード(モニターノード)FUADDに予め“H”をプリチャージするための、PMOSトランジスタQp1からなるプリチャージ回路14と、プリチャージされたノードFUADDに対して、フェイルアドレスFAADDに応じて放電、非放電の制御を行うプリセット回路12、及びプリセットされたノードFUADDをモニターしながらヒューズプログラム動作を制御するプログラム選択回路13を備えている。プリチャージ用PMOSトランジスタQp1のゲートはプリチャージ信号bFPUPにより制御される。
【0027】
プリセット回路12は、ラッチ信号LATCHpとフェイルアドレスFAADDが入力されるNANDゲートG2とその出力を反転するインバータINV2、及びインバータINV2の出力により制御されてノードFUADDを選択的に接地するためのNMOSトランジスタQn5を有する。即ち、ラッチ信号LATCHpが“H”であり、同時にフェイルアドレスFAADDが“H”(ヒューズを破壊しない)の場合、NMOSトランジスタQn5がオンして、“H”にプリチャージされていたノードFUADDは“L”になる。フェイルアドレスFAADDが“L”(ヒューズを破壊する)の場合、NMOSトランジスタQn5はオンせず、ノードFUADDを“H”に保つ。
【0028】
この様に、プリチャージ回路14とプリセット回路12によって、データラッチ回路11には、プログラムに先立って、フェイルアドレスFAADDに応じて、ヒューズ破壊を行うアドレスでは“H”、ヒューズ破壊を行わないアドレスでは“L”なるヒューズデータが保持される。ヒューズ破壊を行うアドレスの“H”データは、ヒューズ破壊が終了するまで保持され、これによりヒューズ10のプログラム制御が行われることになる。具体的には後述するように、プログラムはヒューズ10の破壊特性を考慮して、ヒューズ破壊とその読み出し確認を1サイクルとして複数サイクルをもって行われ、プログラムが終了したアドレスではノードFUADDが“L”になる。
【0029】
プログラム選択回路13は、データラッチ回路11の出力ノードFUADDを監視して、プログラム制御を行うもので、選択信号PROG−Tpと出力ノードFUADDの信号が入るNANDゲートG1とその出力を反転するインバータINV3及び、インバータINV3の出力BFLINにより制御されてノードBを選択的に接地するNMOSトランジスタQn1を有する。即ちノードFUADDが“H”のときに、選択信号PROG−TpによりノードBを接地する働きをし、このときヒューズ10はプログラムされる。即ちヒューズ10に高電圧が印加されて絶縁膜が破壊され、ヒューズ10は導通状態になる。ノードFUADDが“L”のときは、このプログラム選択回路13によりノードBは接地されることなくフローティングを保持し、ヒューズ10は破壊されない。
【0030】
ヒューズ10が破壊されると、その後読み出し信号FPUNが“H”になる確認読み出し動作で、ノードFUADDは“L”になる。つまり、ノードFUADDはノードBを介し、導通したヒューズ10を介して低レベルに設定された共通ノードCNに接続され、“H”を保持していたノードFUADDが“L”になる。これが、プログラム終了信号となる。一旦ヒューズ10が破壊されると、プログラム選択回路13は非活性となり、同じヒューズ10に対してプログラミングの動作は繰り返さない。ヒューズ10が破壊されなかった場合は、確認読み出しでノードFUADDが“H”のまま保持され、プログラムが繰り返される。
【0031】
なお、図1の回路において、データラッチ回路11をはじめ、各部のゲート回路、プリチャージ回路14、転送ゲートトランジスタQn2,Qn3の駆動電源SOURCEは、プログラム時に昇圧されるようになっている。これは、プログラム時の共通ノードCNの電圧が高いときに、NMOSトランジスタQn2,Qn3等のゲートに加わる電界を緩和するためのもので、プログラムする電圧に応じて適当に設定される。
【0032】
次に、動作波形を参照しながら、図1のヒューズ回路のプログラム制御動作を具体的に説明する。プログラム制御は、ヒューズの破壊特性のばらつきを考慮して、1回のプログラム時間を制限した複数回のプログラムサイクルの繰り返しによるものとする。図2及び図3は、破壊すべきヒューズに対応するヒューズ回路ユニットでの動作波形であり、そのうち図2は、1回目のプログラム▲1▼でヒューズ破壊が成功した場合、図3は、2回目のプログラム▲2▼でヒューズ破壊が成功した場合を示している。また図4は、破壊しないヒューズに対応するヒューズ回路ユニットでの動作波形を示している。
【0033】
電源を投入し、電源出力SOURCEが安定化するまでの間、プリチャージ信号bFPUPが“L”である。この間、データラッチ回路11のNMOSトランジスタQn6はオフであり、プリチャージ回路14のPMOSトランジスタQp1がオンして、データラッチ回路11のノードFUADDは、電源SOURCEの上昇に追随して上昇して、“H”にプリチャージされる。その後プリチャージ信号bFPUPが“H”になり、プリチャージ回路14はオフになる。そして、フェイルアドレスラッチのサイクルに入り、ラッチ信号LATCHpが“H”になり、フェイルアドレスFAADDが供給される。フェイルアドレスFAADDは、破壊すべきアドレスでは“L”(図2及び図3)、破壊しないアドレスでは“H”(図4の場合)になる。
【0034】
そして、ラッチ信号LATCHpとフェイルアドレスFAADDpの論理積により、破壊すべきヒューズアドレスではデータラッチ回路11のノードFUADDは“H”を維持し(図2及び図3)、破壊しないヒューズアドレスではノードFUADDは“L”になる(図4)。このフェイルアドレスラッチのサイクルまで、プログラム信号PROGpは“L”であり、共通ノードCNは低電位を保つ。
【0035】
次に1回目のプログラムサイクル▲1▼に入り、プログラム信号PROGpが“H”になって、共通ノードCNから各ヒューズ10に高電圧が供給される。このとき同時に、電源SOURCEが昇圧される。これはトランジスタQn2のドレイン・ソース間に大きな電圧がかかるのを抑制する上で好ましい。選択回路13のトランジスタQn1がオフの間、キャパシタ10のノードAは、共通ノードCNとのカップリングにより電位上昇し、その間ヒューズ10には大きな電界はかからない。
【0036】
その後、プログラム選択信号PROG−Tpが“H”になると、破壊すべきヒューズアドレスでは、プログラム選択回路13によりプログラム選択信号BFLINが“H”になる(図2及び図3)。破壊すべきでないヒューズアドレスでは、ノードFUADDが“L”であって、プログラム選択回路13からプログラム選択信号BFLIN=“H”は出力されない(図4)。プログラム選択信号BFLINが“H”のとき、ノードBは接地され、ヒューズ10のノードAはトランジスタQn2を介して接地される。これにより、ヒューズ10には大きな電界がかかり、絶縁膜破壊の動作が行われる。プログラム選択信号BFLINが“L”であるヒューズ10には大きな電界はかからない。
【0037】
プログラムサイクル▲1▼が終了すると、確認読み出しを行う。このとき、まずプログラム信号PROGpを“H”として共通ノードCNを低レベルに落とし、その後読み出し信号FPUNを“H”にして、ヒューズデータをデータラッチ回路11に読み出す。ヒューズ10が破壊されている場合には、データラッチ回路11のノードFUADDは、トランジスタQn4,Qn3,Qn2を介し、導通したヒューズ10を介して共通ノードCNに接続され、“L”になる(図2)。
【0038】
プログラム動作をしたにも拘わらず、ヒューズ10が破壊されなかった場合は、ノードFUADDは“H”を維持する(図3)。即ちこの確認読み出しにおいて、ノードFUADDの“H”から“L”への変化はプログラム終了を意味し、ノードFUADDが“H”を維持することは、プログラムが失敗したことを示している。
【0039】
次に、2回目のプログラムサイクル▲2▼に入り、1回目と同様のプログラム動作が行われる。1回目のプログラム動作でヒューズが破壊されていない場合には、図3に示すように、このプログラムサイクル▲2▼で再度、プログラム選択信号BFLIN=“H”が出力される。これにより、ヒューズ10に高電界が印加され、絶縁膜破壊の動作が行われる。1回目のプログラム▲1▼で既にヒューズが破壊されている場合には、図2に示すようにこのプログラムサイクル▲2▼ではプログラム選択信号BFLIN=“H”が出力されず、ヒューズに高電界が印加されることはない。
【0040】
その後、再度確認読み出しが行われる。2回目のプログラム▲2▼でヒューズが破壊された場合には、この確認読み出しでデータラッチ回路11のノードFUADDは“L”になり、プログラム終了を知らせる(図3)。
【0041】
以上のようにこの発明においては、プログラムされたヒューズデータを保持するためのデータラッチ回路11は、ヒューズプログラムのためのフェイルアドレスラッチ回路としても活用されている。従って、ヒューズプログラムのための専用のフェイルアドレスラッチ回路は必要ない。
【0042】
またプログラム動作の間、フェイルアドレスが保持されたデータラッチ回路11のノードFUADDの状態をモニターすることにより、ヒューズがプログラムされたか否かを認識し、プログラム動作の回数をヒューズ毎に変更することができる。即ち、プログラム選択回路13のフィードバック作用により、プログラムが終了したヒューズ毎にプログラム動作を止めることができる。この結果、あるプログラムサイクルで破壊されたヒューズには、以降のプログラムサイクルで電流が流れることはなく、無駄な消費電力が削減される。また無駄な電流が流れないことから、複数のヒューズに共通のノードCNのプログラム電圧の降下が防止され、常に安定したプログラム電圧の供給が行われる。
【0043】
図1のヒューズ回路をDRAMチップ等に搭載した場合、前述のようにパッケージング後に外部からフェイルアドレスFAADDを供給することは難しい。従って実際には、図1のヒューズ回路は、内部的にセルアレイのテストを行ってフェイルアドレスを発生するBIST回路と共に集積回路チップに搭載することが望まれる。
【0044】
図5は、その様な好ましい実施の形態におけるロジック混載DRAMのDRAM回路構成を示している。メモリセルアレイ100は、ノーマルセルアレイとその不良救済のための冗長セルアレイとを含む。このメモリセルアレイ100のカラム、ロウのメモリセル選択を行うのが、カラムデコーダ101とロウデコーダ102である。外部から供給されるアドレスは制御回路104を介してカラムデコーダ101及びロウデコーダ102に転送され、デコードされる。
【0045】
カラムアドレス、ロウアドレスに対してそれぞれ、フェイルアドレスを記憶するためのヒューズ回路(ヒューズプログラム制御回路を含む)105,106が設けられている。またこれらのヒューズ回路105,106に対して、セルアレイテストを行ってフェイルアドレスを供給し、自動的にプログラミング制御を行うために、BIST回路109が設けられている。カラム、ロウのアドレスコンパレータ107,108は、ヒューズ回路105,106にプログラムされたフェイルアドレスと外部から供給されるアドレスとの一致検出を行って、不良のノーマルセルと冗長セルとの置換制御を行うものである。即ち、ヒューズ回路105,106及びアドレスコンパレータ107,108の部分は、不良アドレスでデコード回路の切換制御を行うための不良アドレス記憶回路を構成している。
【0046】
BIST回路109は、外部からのテスト信号により起動されて、メモリセルアレイ100のテストを行う。テストモードでは、BIST回路109からテストデータが入出力回路103に入力され、メモリセルアレイ100に書き込まれる。書き込まれたデータはその後読み出され、BIST回路109内で期待値データとの比較が行われる。比較の結果、一致しない場合には、そのアドレスがフェイルアドレスとして、ヒューズ回路105,106に転送され、ヒューズプログラムに利用される。ヒューズ回路105,106からは、図1で説明したデータラッチ回路の出力ノードFUADDに得られるモニター信号がBIST回路109に転送され、このモニター信号によって、プログラム動作の制御、終了判定等が行われる。
【0047】
ヒューズ回路105,106は、具体的に図6のように構成されている。ここでは、8ビットのデータで一つの欠陥を置き換える場合を想定して、図1で説明したヒューズ回路ユニット1が8の整数倍個配置される。図6には8ビットの救済単位に対応する8個のヒューズ回路ユニット1の範囲のみが示されている。8ビット分のヒューズ回路ユニット1には、それぞれBIST回路109から、フェイルアドレスFAADD<0>−FAADD<7>が転送され、ラッチ信号LATCH<0>によりデータラッチ回路11にラッチされる。
【0048】
ヒューズ回路105,106は、BIST回路109から送られるプログラム制御信号CKPROn,RSTSFTp,PRPRIODp,VERIpが転送されて、ヒューズ回路のプログラム制御を行うヒューズプログラム制御回路200を有する。ヒューズプログラム制御回路200は、各ヒューズ回路ユニット1の出力ノードFUADD<0>−FUADD<7>の状態をモニターして、ヒューズ回路ユニット1のプログラム制御を行う。
【0049】
図6の例では、プログラム制御は8ビットの救済単位に対して更に、4個ずつのヒューズ回路ユニットを1グループとして、グループ毎に順次プログラムを行うようにしている。即ち、プログラム制御回路200は、4個ずつのヒューズ回路ユニットのグループにプログラム選択信号PROG−Tp<0>,<1>,…を供給する。但し、同時にプログラムする1グループの範囲は4個に限られるわけではなく、ヒューズ特性に応じて決定されるものであり、例えば8個の救済単位を同時にプログラムするようにしてもよいし、1個のヒュース毎にプログラムしてもよい。
【0050】
プログラム制御回路200は具体的には、図7のように構成される。終了判定ゲート201は、ヒューズ回路ユニットのデータラッチ回路出力の4ビットずつに対して、それらのOR論理によりプログラム終了を判定するものである。プログラム制御信号PRPRIODpは、プログラムの全期間にわたって“H”になる。この信号PRPRIODpを1グループのヒューズ回路ユニットのプログラム終了判定を待って次の4ビットのグループに伝えるために、クロックCKSQpにより順次シフトするシフトレジスタ202が設けられている。
なお図7では、ラッチ信号LATCH<0>,<1>,…を発生する回路は省略されているが、これは8ビット毎にフェイルアドレスをデータラッチ回路に取り込むように動作させればよく、どの様な回路でもよい。
【0051】
出力ノードFUADD<0>−<3>の全てが“L”で、終了判定ゲート201から出力される判定信号DONE<i>が“H”(終了)になる。これにより、4ビットずつのシフトレジスタ202の間に設けられたNANDゲート203が活性になり、シフトレジスタ202のノードNiの“H”状態が次のノードNi+1に伝えられる。そして、隣接するノードNi,Ni+1の間の論理により、プログラム選択信号PROG−Tp<i>は非活性になり、次のプログラム選択信号PROG−Tp<i+1>が活性になるように、順次プログラム選択回路12を活性化する選択信号出力ゲート205が設けられている。これにより、順次グループiのヒューズがプログラムされる。各ノードNiにはリセット用トランジスタ204が設けられている。
【0052】
図6及び図7のヒューズ回路/ヒューズプログラム制御回路構成を用いた場合の動作を、図8の動作波形を参照して次に説明する。動作は、図8に示すように、ヒューズデータラッチの期間と、プログラム及びプログラム確認の期間に分けられる。データラッチの期間に、この例では8ビットの欠陥救済単位のフェイルアドレスデータFAADD<0>−<7>がBIST回路109から転送され、ラッチ信号LATCH<0>により8個のヒューズ回路ユニット1のデータラッチ回路に一括して転送保持される。これにより、データラッチ回路の出力ノードFUADD<0>−<7>は、前述のようにプログラムすべきアドレスでは“H”、プログラムしないアドレスでは“L”になる。
【0053】
次の8ビットのフェイルアドレスデータも同様に、次のラッチ信号LATCH<1>により次の8個のヒューズ回路にラッチされる。以下、同様の動作の繰り返しにより、フェイルアドレスデータが8ビットずつ入力されてラッチされる。
このフェイルアドレスラッチの期間の初期に、リセット信号RSTSFTpが“H”になり、リセットトランジスタ204がオンとなって、ノードNiは全て“L”、従って、フェイルアドレスラッチの期間プログラム選択信号PROG−Tp<i>は出力されない。
【0054】
次に、プログラム期間に入り、まず信号PRPRIODpが“H”になる。図8では、4ビットずつのヒューズ回路ユニットに対して同時に、2サイクルずつのプログラムを行う場合を示している。まず、クロックCKSQpが“H”になり、信号PRPRIODpがノードN0に転送される。そして、クロックCKSQpのサイクル内にクロックCKPROnが2回“L”となり、このクロックCKPROnによって、ノードN0(=“H”),N1(=“L”)の論理により、選択信号出力ゲート205から最初の4ビットに対する2回のプログラム選択信号PROG−Tp<0>=“H”が出力される。
【0055】
このプログラム選択信号PROG−Tp<0>により、先に図1で説明したと同様に、4ビット分のヒューズ回路ユニットに対して同時に、2回のプログラムと確認読み出しが行われる。4ビット内のヒューズプログラムが全て成功すれば、出力ノードFUADD<0>−<3>が全て“L”になる。図8では、最初のクロックCKSQpのサイクルではヒューズ破壊に失敗し、次のクロックCKSQpのサイクルでヒューズ破壊に成功した場合を示している。
【0056】
4ビット分のプログラムが終了すると、図1で説明したように、読み出し信号FPUNによりヒューズ回路ユニット1の4つの出力ノードFUADD0<0>−<3>が全て“L”となる。そして、確認信号VERIp=“H”により活性化されている終了判定ゲート201により、判定信号DONE<0>=“H”が出力される。これによりNANDゲート203が活性になり、クロックCKSQpによりノードN0の“H”が転送されて次のノードN1が“H”になる。そして、クロックCKPROnに同期して、先の4ビット分に代わり、次の4ビット分に対するプログラム選択信号PROG−Tp=“H”が出力されて、ヒューズ回路ユニット1に対するプログラムと確認読み出しのサイクルが行われる。
【0057】
図8では、クロックCKSQpの1サイクルで、プログラム選択信号PROG−Tp<1>により、4ビット分のプログラムが終了した場合、即ち確認読み出しにより、FUADD0<4>−<7>が全て、“L”になった場合を示している。以下、同様の動作が繰り返される。図8では、次の欠陥救済単位(8ビット)の最初の4ビット分について、クロックCKSQpの1サイクルで、プログラム選択信号PROG−Tp<2>によりプログラムが終了した場合、即ち確認読み出しにより、FUADD1<0>−<3>が全て、“L”になるまでの動作波形を示している。
【0058】
この様にして、BIST回路109から送られるフェイルアドレスと制御信号により、8ビットを救済単位とする多数のヒューズ回路ユニットを4ビット分ずつまとめてプログラムすることができる。またこの場合、4ビットずつのヒューズに対して、複数のプログラムと確認読み出しのサイクルを行う。これにより、無駄な電力を消費することなく、効率的なヒューズプログラミングが可能になる。即ち、前述のように、あるプログラムサイクルでヒューズ破壊が成功した場合、そのヒューズ回路ユニットについては、次のプログラムサイクルでは高電圧がかからないように、プログラム選択回路が働くからである。
【0059】
その効果を具体的に、4つのヒューズに対して高いプログラム電圧を用いて1回のプログラムで破壊する場合を考える。この場合、4つのヒューズのうち、例えば3個は破壊しやすいものとする。このとき、先に3個のヒューズが破壊されると、それらのヒューズが導通して貫通電流が流れる。このため、プログラム電圧を供給する共通ノードCNの電圧降下が生じ、残りの1個のヒューズ破壊ができなくなる可能性がある。
これに対してこの発明の場合、複数サイクルのプログラムを行う。そして、あるサイクルでヒューズが破壊されたとすると、次のサイクルでは既に破壊されたヒューズに対してプログラム選択がなされない。従って、共通ノードCNの電圧降下がなく、残りのヒューズに対するプログラムが支障なく行われることになる。つまり、無駄な電流が流れないだけでなく、プログラム効率も優れたものとなる。
また、ヒューズのグループ毎にプログラムの終了が検出でき、それにより順次次のヒューズグループにプログラム動作が進んでいくので、外部よりプログラムされるヒューズの場所を意識する必要がない。そして、全てのプログラムが終了した時は、最後の4つのヒューズのプログラムの結果のDONE信号が“H”で、全てのヒューズのプログラムが終了したことを外部に知らせることができる。
【0060】
この発明は、DRAMに限らず、SRAM,EEPROM等の冗長回路方式を採用する各種メモリを有する半導体集積回路に同様に適用することができる。
またこの発明によるヒューズ回路は冗長回路方式のメモリにおける不良アドレス記憶の用途に限らず、パッケージング後に集積回路チップ内部で電気的にデータを書き込んで不揮発に記憶する必要がある場合に有効である。
【0061】
【発明の効果】
以上述べたようにこの発明によれば、ヒューズアドレスを保持するための専用レジスタを用いることなく、効率的な電気的プログラム制御を可能としたヒューズ回路を備えた半導体集積回路装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態によるヒューズ回路構成を示す図である。
【図2】同ヒューズ回路の動作波形を示す図である。
【図3】同ヒューズ回路の他の動作波形を示す図である。
【図4】同ヒューズ回路の他の動作波形を示す図である。
【図5】この発明の他の実施の形態によるDRAM回路構成を示す図である。
【図6】同実施の形態のヒューズ回路/ヒューズプログラム制御回路の構成を示す図である。
【図7】同ヒューズプログラム制御回路の具体構成を示す図である。
【図8】同ヒューズ回路の動作波形を示す図である。
【符号の説明】
1…ヒューズ回路ユニット、2…高電圧印加回路、10…ヒューズ、11…データラッチ回路、12…プリセット回路、13…プログラム選択回路、14…プリチャージ回路、15…読み出し回路、100…メモリセルアレイ、101…カラムデコーダ、102…ロウデコーダ、103…入出力回路、104…制御回路、105,106…ヒューズ回路(ヒューズプログラム制御回路)、107…カラムアドレスコンパレータ、108…ロウアドレスコンパレータ、109…BIST回路。

Claims (10)

  1. 電気的にプログラムされるヒューズと、
    このヒューズのプログラムされた後のヒューズデータを保持するデータラッチ回路と、
    前記ヒューズのプログラムに先だって前記データラッチ回路にプログラムすべきデータをプリセットするデータプリセット回路と、
    前記データラッチ回路のデータ状態を監視して、前記ヒューズに対するプログラム動作の可否を選択するプログラム選択回路と
    を有することを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 前記ヒューズと前記データラッチ回路の間に、プログラムされたヒューズデータを読み出して前記データラッチ回路に転送する読み出し回路を備え、
    前記プログラム選択回路は、プログラム後の前記読み出し回路による読み出し動作で前記データラッチ回路にプリセットされたデータ状態が反転したことを検出して、前記ヒューズに対する再度のプログラム動作を禁止する制御を行うことを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路装置。
  3. 電気的にプログラムされるヒューズと、
    このヒューズにプログラムすべきデータがラッチされるデータラッチ回路と、
    このデータラッチ回路のデータ状態を監視して、前記ヒューズに対するプログラム動作の可否を選択するプログラム選択回路と、
    前記ヒューズにプログラムされたヒューズデータを読み出して前記データラッチ回路に転送し、前記データラッチ回路のデータ状態を更新させる読み出し回路とを備え、
    前記プログラム選択回路は、プログラム後の前記読み出し回路による読み出し動作で前記データラッチ回路のデータ状態が反転したことを検出して、前記ヒューズに対する再度のプログラム動作を禁止する制御を行う
    ことを特徴とする半導体集積回路装置。
  4. 前記ヒューズのプログラム動作を、ヒューズ破壊動作とその確認読み出し動作を1サイクルとして複数サイクルで行わせるプログラム制御回路を有する
    ことを特徴とする請求項1又は3記載の半導体集積回路装置。
  5. 電気的にプログラムされる複数のヒューズと、
    これらのヒューズのプログラムされた後のヒューズデータを保持するための、各ヒューズ毎に設けられたデータラッチ回路と、
    前記各ヒューズのプログラムに先だって前記データラッチ回路にプログラムすべきヒューズデータをプリセットするデータプリセット回路と、
    前記各データラッチ回路のデータ状態を監視して、前記各ヒューズに対するプログラム動作の可否を選択するプログラム選択回路と、
    前記複数のヒューズを複数のグループに分けて、各グループ毎に一括してプログラムする動作を順次行うプログラム制御回路と
    を有することを特徴とする半導体集積回路装置。
  6. ノーマルセルアレイとその不良救済のための予備セルアレイを有するメモリセルアレイと、このメモリセルアレイのメモリセル選択を行うデコード回路と、不良アドレスを記憶し、入力されたアドレスが不良アドレスと一致したときに置換信号を出力して前記予備セルアレイを選択すべく前記デコード回路を切換制御する不良アドレス記憶回路とを備えた半導体集積回路装置において、前記不良アドレス記憶回路は、
    電気的にプログラムされる複数のヒューズと、
    これらのヒューズのプログラムされた後のヒューズデータを保持するための、各ヒューズ毎に設けられたデータラッチ回路と、
    前記各ヒューズのプログラムに先だって前記データラッチ回路にプログラムすべき不良アドレスデータをプリセットするデータプリセット回路と、
    前記各データラッチ回路のデータ状態を監視して、前記各ヒューズに対するプログラム動作の可否を選択するプログラム選択回路と、
    前記複数のヒューズを複数のグループに分けて、各グループ毎に一括してプログラムする動作を順次行うプログラム制御回路と
    を有しすることを特徴とする半導体集積回路装置。
  7. 前記プログラム制御回路は、クロックにより制御されて、各グループのヒューズのプログラム動作を、ヒューズ破壊動作とその確認読み出し動作を1サイクルとして複数サイクルで行わせる制御を行うことを特徴とする請求項5又は6記載の半導体集積回路装置。
  8. 前記プログラム制御回路は、各グループ毎に、グループ内の複数のヒューズに対応する前記データラッチ回路のデータ状態を監視してそのグループ内のプログラムすべき全ヒューズのプログラム終了の判定を行う終了判定ゲートと、
    この終了判定ゲートから得られる判定信号に基づいて、各グループの前記プログラム選択回路を順次活性化する選択信号を出力する選択信号出力ゲートとを有する
    ことを特徴とする請求項5又は6記載の半導体集積回路装置。
  9. 電気的にプログラムされる複数のヒューズと、
    これらのヒューズにプログラムすべきデータをラッチするための、各ヒューズ毎に設けられたデータラッチ回路と、
    各データラッチ回路のデータ状態を監視して、前記各ヒューズに対するプログラム動作の可否を選択するプログラム選択回路と、
    前記複数のヒューズを複数のグループに分けて、各グループ毎に一括してプログラムする動作を順次行うプログラム制御回路と、
    このプログラム制御回路による所定のグループ内の複数のヒューズに対するプログラム動作の後、各ヒューズにプログラムされたヒューズデータの読み出し動作を行う読み出し回路とを備え、
    前記プログラム制御回路は、各グループ毎に、前記読み出し回路による読み出し動作に基づいてそのグループ内のプログラムすべき全ヒューズのプログラム終了の判定を行う終了判定ゲートと、
    この終了判定ゲートから得られる判定信号に基づいて、各グループの前記プログラム選択回路を順次活性化する選択信号を出力する選択信号出力ゲートと
    を有しすることを特徴とする半導体集積回路装置。
  10. 外部からの起動により前記メモリセルアレイのテストを行い、不良アドレスを検出してその不良アドレスデータを前記不良アドレス記憶回路に転送するテスト回路を有する
    ことを特徴とする請求項6記載の半導体集積回路装置。
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