JP5458232B2 - 半導体記憶装置のアンチフューズ置換判定回路、およびアンチフューズ置換判定方法 - Google Patents

半導体記憶装置のアンチフューズ置換判定回路、およびアンチフューズ置換判定方法 Download PDF

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Description

本発明は、半導体記憶装置のアンチフューズ置換判定回路に関し、特に、アンチフューズ素子による置換が確実に行われたことを検出できる、半導体記憶装置のアンチフューズ置換判定回路、およびアンチフューズ置換判定方法に関する。
ダイナミックメモリ回路において、半導体素子(容量素子やMOSトランジスタ)を破壊することにより不良ビット(不良メモリセル)のアドレスを記憶し、そのアドレスが選択された際には通常のDRAMメモリセルとは異なる、SRAM素子(またはフリップフロップ回路)にデータを記憶する回路構成を一般にAnti−Fuse(アンチフューズ)回路と言う。以下、このAnti−Fuse回路(単に「AF回路」ともいう)による通常メモリセルからSRAM素子またはフリップフロップ回路への置換動作を「AFによる置換」と表現する。また破壊する半導体素子を「AF素子」と呼ぶ。
AF回路はメモリデバイス実使用の初期化の際に、AFにより置換されるアドレスを定義する必要があり(この動作はLoadと呼ばれ、詳細については後述する)、それはAF素子が破壊されているかどうかを判定することで行われる。この判定はAF素子節点の近辺に、あるレベルの電荷をチャージしておき、このチャージ電荷がAF素子の破壊により節点から抜けていくかどうかをリファレンスレベルとで比較することにより行われる。一般にこのリファレンスレベルはAF素子が破壊されているかいないか(以後、AF破壊判定と記す)を判定するために最適な特定のレベルに設定される。
DRAMでは選別工程において正常動作せず不良と判定されるデバイスが発生することで、歩留が低下し、選別出荷コスト削減が妨げられてしまう。近年の傾向として、不良を引き起こすのはメモリセルの物理的欠陥による1ビット、多くとも2ビット程度の場合が大半を占める。したがってこれら1、2ビットをAF(アンチフューズ)回路にて置換して良品とすることで、選別歩留りを向上させコストを削減させることができる。
AF回路は具体的には1ビットを置換する場合、そのアドレス本数、例えばX=X0〜X13、Y=Y0〜Y9、Bank0〜1、の計26のアドレスに相当するAF素子とそれを破壊/判定するAF回路、およびこの1ビットのAFを活性にするかどうかを決定するもう1つのAF素子とAF回路の計27のAF素子およびAF回路で構成される。
選別工程にて不良が発生した場合、まず不良ビットのアドレスを確認し、そのアドレスに相当するAF素子を破壊する。この動作をStore(ストア)と呼び、この動作を行う工程をStore(ストア)工程と呼ぶ。つぎにAF素子を破壊したことにより記憶したアドレスが期待したアドレスと一致しているかどうかを確認する。この動作をVerify(ベリファイ)と呼び、この動作を行う工程をVerify工程と呼ぶ。
この後、再度AF置換を行うことにより正しくDRAMが動作するかどうかを再選別により確認する。再選別またはその後の通常使用における通常ファンクションでは、まずパワー・オン(Power−ON)直後のDRAMイニシャライズ中に、Verifyと同様のAF破壊判定を行い、この判定結果をラッチする。この動作をLoad(ロード)と呼び、この動作を行う工程をLoad工程と呼ぶ。そしてAF置換されたビットは、そのアドレスが選択された際に、Loadにてラッチされた判定結果をもとにAF回路からAFヒット信号が発せられることにより、DRAMメモリセルではなく、SRAMまたはフリップフロップ回路にデータを書き込む動作、あるいは、読み出す動作を行う。このようにして不良メモリセルがSRAMまたはフリップフロップ回路に置換されることで、AFによる置換をしなければ不良品となるデバイスが良品化される。
従来技術のAF破壊判定回路を、図5に示す。図5中の、AF破壊判定シーケンス制御部1Aは、図5に示す各部の動作を制御してAF破壊判定を行うための制御部であり、充電制御部2は、AF素子11の節点X0を充電するための信号である/Chargeを生成する。Verify実行部3Aは、Verify工程の実行を指示するVerify信号を生成する。Load実行部5は、Load工程の実行を指示するLoad信号を生成する。また、AF破壊結果判定部6は、Verify工程およびLoad工程で得られた判定結果BBを基に、AF破壊の判定結果が期待したものであるかどうかの判定を行う。
AF素子11およびAF素子破壊回路12については詳細な説明は省略するが、AF素子11には、DRAMセル容量やNchトランジスタが使用され、AF素子破壊回路12はこの容量またはトランジスタのゲート酸化膜を破壊することが可能な高電圧を生成/制御する。AF素子11の節点がX1であり、もう片側は通常VSS(ソース電位)に接続される。従ってAF破壊されたAF素子11の節点X1はVSSと導通(低抵抗値を持って導通)している。
PchトランジスタP1のゲートはノア(NOR)回路13の出力に接続されており、ノア(NOR)回路13に入力されるVerify信号、またはLoad信号が“1”になると、PCHトランジスタP1は導通する。すなわち、Verify工程とLoad工程の際にAF素子の節点X1と比較判定回路(AMP)20の節点X0を導通させる制御を行う。
PchトランジスタP0はVerify工程とLoad工程の際に、節点X0およびX1を初期プリチャージレベルVCHARGE(例えば、1.4V)まで充電するときにONさせる。比較判定回路(AMP)20は節点X0の電位とリファレンスレベルVREF0(例えば、1.1V)とを比較する。比較判定回路(AMP)20の上のフリップフロップ回路30は比較判定回路(AMP)20の判定結果BBをラッチする。
次に従来技術によるAF破壊判定動作を、図5および図6を参照して説明する。図5で説明したAF破壊判定では、まずVerify信号またはLoad信号によりPchトランジスタP1をONさせてX1とX0を導通させると共に/Charge信号によりPchトランジスタP0をONさせることで(図6の時刻t1の時点)、X0およびX1をVCHARGEまでプリチャージする。この動作内容が、図6に示される「VCHARGEによるプリチャージ期間T1」にあたる。
つぎに、/Charge信号を切り替えてP0をOFFさせて、X0、X1をフローティングにする(図6の時刻t2の時点)。AF素子11が破壊されていない場合は、節点X0、X1は電荷が失われないのでVCHARGE(1.4V)レベルを保つ(図6の放電曲線Ds1を参照)。このレベルは比較判定回路(AMP)20のもう一方の入力であるリファレンスレベルVREF0(1.1V)よりも高く、AF破壊判定は「AF素子は破壊されていない」となり、結果がBBにラッチされる。そしてこの場合のVerifyの期待値が「AF素子は破壊されていない」であるから、BBの結果は期待値と一致するためVerify結果はPass(パス:合格)となる。
AF素子11が破壊されている場合は、節点X1がAF素子11の片側節点VSSと導通しているので節点X0、X1からは電荷が失われ、レベルが下降していく(図6の放電曲線Ds2を参照)。下降したレベルがVREF0(1.1V)よりも低ければAF破壊判定は「AF素子は破壊されている」となり、結果がBBにラッチされる。この場合のVerifyの期待値は「AF素子は破壊されている」であり、BBの結果は期待値と一致するためVerify結果はPassとなる。
この節点X0,1の下降の速度と下降レベルはAF素子11の破壊の度合いにより大きく影響されることになる。すなわちAF素子が十分に破壊されていれば、AF素子の抵抗値は十分に小さく節点X0の電位はVREF0(1.1V)よりも十分に低くなるため判定は正確に行われる。しかしAF素子の破壊が不十分な場合にはAF素子の抵抗値が高く、そのために節点X0の電位の下降スピードが遅くなり、またレベルはVREF0(1.1V)に近い値にとどまる(図6の放電曲線Ds3を参照)。節点X0の電位がVREF0(1.1V)よりも高いレベルに留まる場合には、AF素子11を破壊したつもりでも、AF破壊判定では「AF素子は破壊されていない」となり、誤判定結果がBBにラッチされるため、期待値と一致せずVerifyはFailとなる。
このように、/Charge信号がhighレベルでPchトランジスタP0がOFFの期間において比較判定回路(AMP)20が活性化されることで、「リファレンスレベルとX0とのレベル比較判定期間T2」が実施される。このように、Verify工程において、Failとされたデバイスは、実使用時のLoad工程でもAF素子11よるアドレス置換がなされない。このようなデバイスはAF置換後の再選別工程または実使用において、先の選別において不良となったDRAMメモリセルが選択されるために不良となり、歩留り向上に貢献しなので、再度Store工程から実行し直すこととなる。
このような従来技術でのAF置換作業工程を、図7に示す。選別工程51において、選別にて不良となったデバイスは不良アドレスを抽出し、Store工程52にてそのアドレスに対応するAF素子11を破壊する。Verify工程53では、AF素子11の破壊結果を、VREF0(1.1V)をリファレンスとしたVerify動作により確認し、Passしたデバイスは次工程の再選別工程54に移行する。
再選別工程54では、DRAMデバイス初期化シーケンスにて、Verify工程53と同様のAF素子破壊判定がLoad動作によって行われて、その結果がラッチされ、不良ビットはAF素子11に置換されることでデバイスは再選別をPassし出荷される。
また、Verify工程53においてFailしたデバイスは、再度Store工程52からやり直し、Verify工程53にてPassするまで繰り返すことで良品化させる。
このようなAF置換作業で最大の問題は、AF素子の抵抗値が中途半端であることが原因で節点X0の電位の到達レベルがVREF0(1.1V)とほぼ同レベルとなるために、AF置換判定を実行するたびに結果が異なる場合が発生することである。例えば、Verify工程53では、ぎりぎり「X0レベル<VREF0レベル」となって、「AF素子は破壊されている」と判定されてPassしたデバイスが、再選別工程54のLoad動作では「X0レベル>VREF0レベル」となり「AF素子は破壊されていない」と判定されると、このデバイスは再選別で不良となってしまうため歩留り向上に貢献できない。このようなデバイスが再選別工程54でたまたま「AF素子は破壊されている」と判定されてPassし、出荷後の通常使用時のLoadにおいて「AF素子は破壊されていない」と判定された場合は市場不良という最悪の状況を引き起こすこととなる。
なお、従来技術の半導体集積回路装置がある(特許文献1を参照)。この特許文献1の半導体集積回路装置は、特定のノード(例えば、図1のFUADD)を監視してヒューズのプログラム可否を制御するものある。しかしながら、本発明は、「AF素子の節点電圧を複数の基準電圧と比較する電圧比較回路を設けて、AF素子の破壊・非破壊をより確実に判定する」ものであり、本発明と、特許文献1の半導体集積回路装とは判定方法および構成が異なるものである。
特開2002−074980号公報
上述したように、従来技術では、破壊されたAF素子の抵抗値が中途半端なためにAF置換判定が安定しないデバイスが存在し、選別歩留り向上に貢献できないか、もしくは最悪の場合は、市場不良を引き起こすという問題があった。
本発明は、斯かる実情に鑑みなさされたものであり、本発明の目的は、AF素子による置換が確実に行われたことを検出できるようにし、再選別工程でAF素子の誤判定による不良の発生をなくすことにより、期待した歩留まりの向上を達成し、また出荷後の実使用でもAFの誤判定が発生することのない、半導体記憶装置のアンチフューズ置換判定回路、およびアンチフューズ置換判定方法を提供することにある。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、本発明の半導体記憶装置のアンチフューズ置換判定回路は、メモリセルにデータを記憶するメモリセルアレイを有すると共に、不良メモリセルのアドレスを不良アドレスとしてアンチフューズ素子の絶縁を破壊することにより記憶し、前記不良メモリセルを他の記憶回路に置換して救済する半導体記憶装置において、前記アンチフューズ素子によりアドレス置換が正常に行われるか否かを判定するための半導体記憶装置のアンチフューズ置換判定回路であって、前記アンチフューズ素子の節点を所定の電圧まで充電すると共に、充電終了後は前記節点の電荷を当該アンチフューズ素子を通して自然放電させるアンチフューズ素子充電回路と、前記アンチフューズ素子の節点への充電終了後の所定時間経過後に、前記アンチフューズ素子の節点の電圧を、複数種類の基準電圧と比較する比較判定回路と、前記比較判定回路における複数種類の基準電圧との判定結果を基にアンチフューズ素子によりアドレス置換が正常に行われるか否かを判定するAF破壊結果判定部と、を備えることを特徴とする。
上記構成からなる本発明の半導体記憶装置のアンチフューズ置換判定回路では、アンチフューズ素子の節点を所定の電圧まで充電し、充電終了後に、節点の電荷がアンチフューズ素子を通して自然放電される状態にする。そして、放電開始から所定時間の経過後に、アンチフューズ素子の節点の電圧を、複数の種類(例えば、3種類)のリファレンスレベルと比較する。そして、例えば、最低リファレンスレベルでの判定にて破壊不十分のモードを不良判定し、最高リファレンスレベルでの判定にて誤破壊モードを不良判定とすることにより、より厳しい判定を行う。
これにより、AF素子による置換が確実に行われることを検出できるようになる。このため、再選別工程などでAF素子破壊判定において誤判定による不良の発生をなくすことができ、歩留まりの向上を達成できる。
また、本発明の半導体記憶装置のアンチフューズ置換判定回路は、前記比較判定回路は、3つの比較判定回路で構成され、前記アンチフューズ素子の節点の電圧を、第1の基準電圧VREF1と比較する第1の比較判定回路と、前記第1の比較判定回路の判定結果を保持する第1のラッチ回路と、前記アンチフューズ素子の節点の電圧を、第2の基準電圧VREF2(VREF1>VREF2)と比較する第2の比較判定回路と、前記第2の比較判定回路の判定結果を保持する第2のラッチ回路と、前記アンチフューズ素子の節点の電圧を、第3の基準電圧VREF0(VREF1>VREF0>VREF2)と比較する第3の比較判定回路と、前記第3の比較判定回路の判定結果を保持する第3のラッチ回路と、前記各ラッチ回路に保持された判定結果を選択して前記AF破壊結果判定部に伝達するためのトランスファーゲート部と、を備えることを特徴とする。
上記構成からなる本発明の半導体記憶装置のアンチフューズ置換判定回路では、3つの比較判定回路を含み、アンチフューズ素子の節点電圧を第1の基準電圧VREF1と比較する第1の比較判定回路と、第2の基準電圧VREF2(VREF1>VREF2)と比較する第2の比較判定回路と、第3の基準電圧VREF0(VREF1>VREF0>VREF2)と比較する第3の比較判定回路を備える。そして、各比較判定回路における判定結果は、トランスファーゲート部を介して、AF破壊結果判定部に伝達される。
これにより、アンチフューズ素子の節点の電圧を3種類の基準電圧と比較することができる。このため、AF素子による置換が確実に行われることを検出できるようになる。また、再選別工程などでAF素子破壊判定において誤判定による不良の発生をなくすことができ、歩留まりの向上を達成できる。
また、本発明の半導体記憶装置のアンチフューズ置換判定回路は、前記第1の比較判定回路によりアンチフューズ素子の節点の電圧と前記第1の基準電圧VREF1とを比較させると共に、第1のラッチ回路に保持された判定結果を前記トランスファーゲート部を通して、前記AF破壊結果判定部に伝達させる第1の判定実行部と、前記第2の比較判定回路によりアンチフューズ素子の節点の電圧と前記第2の基準電圧VREF2とを比較させると共に、第2のラッチ回路に保持された判定結果を前記トランスファーゲート部を通して、前記AF破壊結果判定部に伝達させる第2の判定実行部と、前記第3の比較判定回路によりアンチフューズ素子の節点の電圧と前記第3の基準電圧VREF0とを比較させると共に、第3のラッチ回路に保持された判定結果を前記トランスファーゲート部を通して、前記AF破壊結果判定部に伝達させる第3の判定実行部と、を備えることを特徴とする。
上記構成からなる本発明の半導体記憶装置のアンチフューズ置換判定回路では、第1の判定実行部(Verify1実行部)は、第1の比較判定回路によりアンチフューズ素子の節点の電圧と第1の基準電圧VREF1とを比較させ、判定結果をトランスファーゲート部を通して、AF破壊結果判定部に伝達させる。第2の判定実行部(Verify2実行部)は、第2の比較判定回路によりアンチフューズ素子の節点の電圧と第2の基準電圧VREF2とを比較させ、判定結果をトランスファーゲート部を通して、AF破壊結果判定部に伝達させる。第3の判定実行部(Load実行部)は、第3の比較判定回路によりアンチフューズ素子の節点の電圧と第3の基準電圧VREF0とを比較させ、判定結果をトランスファーゲート部を通して、AF破壊結果判定部に伝達させる。
これにより、アンチフューズ素子の節点の電圧を3種類の基準電圧と比較することができるようになる。このため、AF素子による置換が確実に行われることを検出できるようになる。また、再選別工程などでAF素子破壊判定において誤判定による不良の発生をなくすことができ、歩留まりの向上を達成できる。
また、本発明の半導体記憶装置のアンチフューズ置換判定回路は、前記比較判定回路は、1つの比較判定回路で構成され、前記アンチフューズ素子の節点の電圧と比較するための第1の基準電圧VREF1と、第2の基準電圧VREF2と、第3の基準電圧VREF0(VREF1>VREF0>VREF2)のいずれかを選択して前記比較判定回路に伝達するためのトランスファーゲート部と、前記トランスファーゲート部に前記第1の基準電圧VREF1に選択させると共に、前記比較判定回路により前記アンチフューズ素子の節点の電圧と前記1の基準電圧VREF1との比較を行わせる第1の判定実行部と、前記トランスファーゲート部に前記第2の基準電圧VREF2に選択させると共に、前記比較判定回路により前記アンチフューズ素子の節点の電圧と前記2の基準電圧VREF2との比較を行わせる第2の判定実行部と、前記トランスファーゲート部に前記第3の基準電圧VREF0に選択させると共に、前記比較判定回路により前記アンチフューズ素子の節点の電圧と前記3の基準電圧VREF0との比較を行わせる第3の判定実行部と、前記比較判定回路における判定結果を保持する1つのラッチ回路と、を備えることを特徴とする。
上記構成からなる本発明の半導体記憶装置のアンチフューズ置換判定回路では、比較判定回路は1つとし、この1つの比較判定回路に入力する基準電圧を切り換えることにより、アンチフューズ素子の節点の電圧を3つの基準電圧と比較できるようにする。
これにより、アンチフューズ素子の節点の電圧を3種類の基準電圧と比較することができる効果に加えて、アンチフューズ置換判定回路の面積を縮小することができる。
また、本発明の半導体記憶装置のアンチフューズ置換判定回路は、前記第1の判定実行部の動作により、前記アンチフューズ素子の節点の電圧が前記基準電圧VREF1以上であると判定され、かつ、アンチフューズ素子の期待値が非破壊である場合に、前記アンチフューズ素子は正常であると判定し、前記第1の判定実行部の動作により、前記アンチフューズ素子の節点の電圧が前記基準電圧VREF1以下であると判定され、かつ、アンチフューズ素子の期待値が非破壊である場合に、前記アンチフューズ素子は不良であると判定し、前記第2の判定実行部の動作により、前記アンチフューズ素子の節点の電圧が前記基準電圧VREF2以下であると判定され、かつ、アンチフューズ素子の期待値が破壊である場合に、前記アンチフューズ素子は正常であると判定し、前記第2の判定実行部の動作により、前記アンチフューズ素子の節点の電圧が前記基準電圧VREF2以上であると判定され、かつ、アンチフューズ素子の期待値が破壊である場合に、前記アンチフューズ素子は不良であると判定する、AF破壊結果判定部を備えることを特徴とする。
上記構成からなる本発明の半導体記憶装置のアンチフューズ置換判定回路では、AF破壊結果判定部は、第1の判定実行部(Verify1実行部)の動作により、アンチフューズ素子の節点の電圧が基準電圧VREF1(最高リファレンスレベル)以上であると判定され、かつ、AF素子の期待値が非破壊である場合は、アンチフューズ素子は正常であると判定し、アンチフューズ素子の節点の電圧が基準電圧VREF1以下であると判定され、かつ、AF素子の期待値が非破壊である場合に、前記アンチフューズ素子は不良であると判定する。
また、第2の判定実行部(Verify2実行部)の動作により、アンチフューズ素子の節点の電圧が基準電圧VREF2(最低リファレンスレベル)以下であると判定され、かつ、AF素子の期待値が破壊である場合に、前記アンチフューズ素子は正常であると判定し、アンチフューズ素子の節点の電圧が前記基準電圧VREF2以上であると判定され、かつ、AF素子の期待値が破壊である場合に、前記アンチフューズ素子は不良であると判定する。
これにより、第1の基準電圧VREF1(最高リファレンスレベル)での判定にて誤破壊モードを不良判定とすることができ、第2の基準電圧VREF2(最低リファレンスレベル)での判定にて破壊不十分のモードを不良判定でき、より厳しい判定を行うことができる。このため、再選別工程または通常使用におけるLoad工程では第3の基準電圧VREF0(VREF1>VREF0>VREF2)のリファレンスレベル(中間リファレンスレベル)での判定を使用することで安定な判定結果を得、再選別工程または通常使用での不良発生を著しく低下させることが可能となる。
また、本発明の半導体記憶装置のアンチフューズ置換判定回路は、前記AF破壊結果判定部は、アンチフューズ素子の期待値が破壊である場合に、前記第1の判定実行部の動作により、前記アンチフューズ素子の節点の電圧が前記第1の基準電圧VREF1以下であると判定され、かつ、前記第2の判定実行部の動作により、前記アンチフューズ素子の節点の電圧が前記第2の基準電圧VREF2以上であると判定された場合には、当該アンチフューズ素子を再度破壊すべきと判定する信号を生成することを特徴とする。
上記構成からなる本発明の半導体記憶装置のアンチフューズ置換判定回路では、アンチフューズ素子の期待値が破壊である場合に、第1の判定実行部(Verify1実行部)の動作により、アンチフューズ素子の節点電圧が基準電圧VREF1(最高リファレンスレベル)以下であると判定され、かつ、第2の判定実行部(Verify2実行部)の動作により、アンチフューズ素子の節点の電圧が基準電圧VREF2(最低リファレンスレベル)以上であると判定された場合には(すなわち、VREF1>節点電圧>VERF2)、当該アンチフューズ素子を再度破壊すべきと判定する。
これにより、AF素子の破壊状態が中途半端な製品を救済することができる。このため、再選別工程でAF素子の誤判定による不良は発生しなくなり、期待した歩留まり向上が達成される。また出荷後の実使用でもAF素子の誤判定が発生しないので、市場不良は発生しない。
また、本発明の半導体記憶装置のアンチフューズ置換判定回路は、前記第3の判定実行部の動作により、前記アンチフューズ素子の節点の電圧が前記第3の基準電圧VREF0以上であると判定され、かつ、アンチフューズ素子の期待値が非破壊である場合に、前記アンチフューズ素子は正常であると判定し、前記第3の判定実行部の動作により、前記アンチフューズ素子の節点の電圧が前記第3の基準電圧VREF0以下であると判定され、かつ、アンチフューズ素子の期待値が非破壊である場合に、前記アンチフューズ素子は不良であると判定し、前記第3の判定実行部の動作により、前記アンチフューズ素子の節点の電圧が前記第3の基準電圧VREF0以下であると判定され、かつ、アンチフューズ素子の期待値が破壊である場合に、前記アンチフューズ素子は正常であると判定し、前記第3の判定実行部の動作により、前記アンチフューズ素子の節点の電圧が前記第3の基準電圧VREF0以上であると判定され、かつ、アンチフューズ素子の期待値が破壊である場合に、前記アンチフューズ素子は不良であると判定する、AF破壊結果判定部を備えることを特徴とする。
上記構成からなる本発明の半導体記憶装置のアンチフューズ置換判定回路では、第3の判定実行部(Load実行部)の動作により、アンチフューズ素子の節点の電圧が第3の基準電圧VREF0(中間リファレンスレベル)以上であると判定され、かつ、AF素子の期待値が非破壊である場合に、前記アンチフューズ素子は正常であると判定する。また、アンチフューズ素子の節点の電圧が基準電圧VREF0以下であると判定され、かつ、AF素子の期待値が破壊である場合に、アンチフューズ素子は正常であると判定する。
このように、第1の判定実行部(Verify1実行部)、および第2の判定実行部(Verify2実行部)の動作により、AF素子破壊の判定を行った後に、第3の判定実行部(Load実行部)によりAF素子破壊判定を行うことができるので、安定な判定結果を得ることができ、再選別工程または通常使用での不良発生を著しく低下させることが可能となる。
また、本発明の半導体記憶装置のアンチフューズ置換判定回路は、前記アンチフューズ素子の節点への充電電圧が1.4Vであり、前記第1の基準電圧VREF1が1.35Vであり、前記第2の基準電圧VREF2が0.95Vであり、前記第3の基準電圧VREF0が1.1Vであること、を特徴とする。
これにより、半導体記憶装置の電源電圧を利用して、アンチフューズ素子のAF破壊判定を確実に行うことができる。
また、本発明の半導体記憶装置のアンチフューズ置換判定方法は、メモリセルにデータを記憶するメモリセルアレイを有すると共に、不良メモリセルのアドレスを不良アドレスとしてアンチフューズ素子の絶縁を破壊することにより記憶し、前記不良メモリセルを他の記憶回路に置換して救済する半導体記憶装置において、前記アンチフューズ素子によりアドレス置換が正常に行われるか否かを判定するための半導体記憶装置のアンチフューズ置換判定方法であって、前記アンチフューズ素子の節点を所定の電圧まで充電すると共に、充電終了後は前記節点の電荷を当該アンチフューズ素子を通して自然放電させるアンチフューズ素子充電手順と、前記アンチフューズ素子の節点への充電終了後の所定時間経過後に、前記アンチフューズ素子の節点の電圧を、複数種類の基準電圧と比較する比較判定手順と、前記比較判定手順による複数種類の基準電圧との判定結果を基にアンチフューズ素子によりアドレス置換が正常に行われるか否かを判定するAF破壊結果判定手順と、を含むことを特徴とする。
上記手順を含む本発明の半導体記憶装置のアンチフューズ置換判定方法では、アンチフューズ素子の節点を所定の電圧まで充電し、充電終了後に、節点の電荷がアンチフューズ素子を通して自然放電される状態にする。そして、放電開始から所定時間の経過後に、アンチフューズ素子の節点の電圧を、複数の種類(例えば、3種類)のリファレンスレベルと比較する。そして、例えば、最低リファレンスレベルでの判定にて破壊不十分のモードを不良判定し、最高リファレンスレベルでの判定にて誤破壊モードを不良判定とすることにより、より厳しい判定を行う。
これにより、AF素子による置換が確実に行われることを検出できるようになる。このため、再選別工程などでAF素子破壊判定において誤判定による不良の発生をなくすことができ、歩留まりの向上を達成できる。
本発明においては、AF素子の節点電圧を複数種類の基準電圧と比較するようにしたので、AF素子による置換が確実に行われたことを検出できる。このため、再選別工程でAF素子破壊判定において誤判定による不良の発生をなくすことができ、歩留まりの向上を達成できる。また、出荷後の実使用でもAF素子破壊判定において誤判定が発生することがなくなる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係わる半導体記憶装置のアンチフューズ置換判定回路の構成を示す図である。
図1中の、AF破壊判定シーケンス制御部1は、図1に示す各部の動作を制御してAF破壊判定を行うための制御部であり、充電制御部2は、AF素子11の節点X0、X1を充電するための信号である/Chargeを生成する。Verify1実行部3は、Verify1工程の実行を指示するVerify1信号を生成する。Verify2実行部4は、Verify2工程の実行を指示するVerify2信号を生成する。Load実行部5は、Load工程の実行を指示するLoad信号を生成する。また、AF破壊結果判定部6は、Verify1、2工程およびLoad工程において比較判定回路により得られた判定結果BBを基に、AF破壊の判定結果が期待値(破壊または非破壊)と一致するかどうかの判定を行う。
なお、前述した第1の判定実行部は、Verify1実行部3が相当し、第2の判定実行部は、Verify2実行部4が相当し、第3の判定実行部は、Load実行部5が相当する。また、前述のアンチフューズ素子充電回路は、PchトランジスタP0、およびPchトランジスタP1で構成される回路が相当する。また、前述の第1の基準電圧はVREF1が、第2の基準電圧はVREF2が、第3の基準電圧はVREF0が、それぞれ相当する。また、第1の比較判定回路は比較判定回路21が、第2の比較判定回路は比較判定回路22が、第3の比較判定回路は比較判定回路23が、それぞれ相当する。また、第1のラッチ回路はフリップフロップ回路31が、第2のラッチ回路はフリップフロップ回路32が、第3のラッチ回路はフリップフロップ回路33が、それぞれ相当する。
AF素子11とAF素子破壊回路12を含むAF回路10については、図5に示す従来技術において既に説明したので重複した説明は省略する。PchトランジスタP1のゲートは、ノア(NOR)回路14の出力に接続され、ノア(NOR)回路14にはVerify1信号、Verify2信号、およびLoad信号が入力される。本発明においては、Verify工程に2つの動作モード、すなわちVerify1工程とVerify2工程を設けているために、Verify1またはVerify2またはLoad動作の際に、PchトランジスタP1をオンにし、節点X1とX0導通させる制御を行う。
PchトランジスタP0はVerify1、Verify2およびLoad動作の際に、節点X0およびX1を初期プリチャージレベルVCHARGE(例えば、1.4V)まで充電するときにONさせる。比較判定回路(AMP−V1)21は、Verify1の際に、節点X0の電位とリファレンスレベルVREF1(例えば、1.35V)とを比較する。比較判定回路(AMP−V2)22は、Verify2の際に、節点X0の電位とリファレンスレベルVREF2(例えば、0.95V)とを比較する。アンプ(AMP−V2)23はLoadの際に、節点X0の電位とリファレンスレベルVREF0(例えば、1.1V)とを比較する。
比較判定回路(AMP−V1、−V2、−L)21、22、23に対応付けて接続されるフリップフロップ回路31、32、33は、対応付けて接続されている比較判定回路21、22、23nの判定結果をラッチする。また、フリップフロップ回路31、32、33の各出力信号は、対応付けて接続されているトランスファーゲート部41、42、42の入力信号となる。なお、トランスファーゲート部41、42、43は、Pchトランジスタ、Nchトランジスタおよびゲート回路から構成され、複数の入力信号(フリップフロップ回路31、32、33から入力される信号)から1つの信号を選択して出力するための回路である。
Verify1動作の際には、Verify1信号により、フリップフロップ回路31に保持された比較判定回路(AMP−V1)21の判定結果を、トランスファーゲート部41を通して伝達し、判定結果BBとして出力する。
また、Verify2動作の際には、Verify2信号により、フリップフロップ回路32に保持された比較判定回路(AMP−V2)22の判定結果を、トランスファーゲート部42を通して伝達し、判定結果BBとして出力する。
また、Load動作の際には、Load信号により、フリップフロップ回路33に保持された比較判定回路(AMP−L)23の判定結果を、トランスファーゲート部43を通して伝達し、判定結果BBとして出力する。
次に、図1に示すアンチフューズ置換判定回路におけるAF破壊判定動作について、図2を参照して説明する。AF破壊判定ではまず、図1に示すVerify1信号、Verify2信号、またはLoad信号によりPchトランジスタP1をONさせて節点X1とX0を導通させると共に/Charge信号を、Lowレベル(ローレベル)に切り替えることにより(時刻t1)、PchトランジスタP0をONさせることで節点X0およびX1をVCHARGEレベル(1.4V)までプリチャージする。この動作内容が、図2に示される「VCHARGEによるプリチャージ期間T1」にあたる。
つぎに、/Charge信号をHighレベル(ハイレベル)切り替えて、リファレンスレベルと節点X0とのレベル比較判定期間T2に移行する。この/Charge信号がHighレベル(ハイレベル)になると(時刻t2)、PchトランジスタP0がOFFし、節点X0、X1はフローティング状態になる。この状態において、AF素子11が破壊されていない場合は、節点X0、X1に蓄積された電荷が失われないので、節点X0、X1はVCHARGE(1.4V)レベルを保つ。
上記状態において、最初に、比較判定回路(AMP−V1)21により、Verify1による比較判定が行われる。AF素子11が真に破壊されていなければ、このレベルすなわち1.4Vは比較判定回路(AMP−V1)21のもう一方の入力であるリファレンスレベルVREF1(1.35V)よりも高く、AF破壊判定は「AF素子は破壊されていない」となり、結果(Pass)がフリップフロップ回路31にラッチされ、トランスファーゲート部42を通して、判定結果BB(Pass)として出力される。
しかしながらAF素子が製造プロセス工程で正常に形成されていない、またはなんらかの事情で破壊するつもりがないのにもかかわらず破壊さるような場合(半破壊)には、AF素子11は非常に高い抵抗値持ちながらも節点X1と反対側の節点VSSに電荷を放電して、VREF1(1.35V)よりも低くなってしまう可能性がある。その場合には「AF素子は破壊されている」との判定結果(Fail)がフリップフロップ回路32にラッチされ、トランスファーゲート部42を通して、判定結果BB(Fail)として出力される。これは、Verify1の期待値「AF素子は破壊されていない」に反するためにFailと判定される。このようなデバイスはAF置換が不可能なので不良品として破棄される(すなわち、製造段階で不良があるため)。
次に、比較判定回路(AMP−V2)22により、Verify2による比較判定が行われる。Verify2の比較判定において、AF素子11が破壊されていなければ、Verify1の場合と同様に、節点X0のレベルはVerify2でのリファレンスレベルVREF2(0.95V)よりも高いためにAF破壊判定は「AF素子は破壊されていない」となって、フリップフロップ回路32に結果がラッチされ、トランスファーゲート部42を介して、判定結果BBとして出力される。すなわち、期待値と一致してVerify2の出力結果BBはPassとなる。
また、AF素子が破壊されている場合は、AF素子の破壊が十分に行われることで低抵抗となりX0がVerify2のリファレンスレベルであるVREF2(0.95V)よりも低くなれば、AF破壊判定は「AF素子は破壊されている」となって期待値と一致してVerify2の結果はPassとなる。しかし、AF素子を破壊したにも係わらず、AF素子の破壊状態が不十分である場合には節点X0の電位のレベルはVREF2(0.95V)以下まで下降せず、「AF素子は破壊されていない」と判定され、期待値と不一致のため比較判定回路(AMP−V2)22におけるVerify2の結果はFailとなる。従来技術でのAF置換作業と同様このようなデバイスは再度Storeからやり直しとなる(すなわち、AF素子の破壊が不十分であるため)。
ここで従来技術において重大な問題を引き起こした場合、すなわち節点X0の電位がVREF0とほぼ同じ1.1V程度の場合を考えてみると、このレベル(1.1V)はVREF2のレベル(0.95V)よりはるかに高いために、比較判定回路(AMP−V2)22により「AF素子は破壊されていない」と明確に判定されて再度Store作業が繰り返されることになる。
最後に、Load動作の場合を説明する。Loadの場合は従来技術と同様リファレンスレベルとしてVREF0(1.1V)をX0とのレベル比較対象とする。AF素子が破壊されていなければ、すでにVerify1にてX0はVREF1(1.35V)よりも高いレベルであることが判定されているので、Loadでの比較対象VREF0(1.1V)よりもはるかに高いレベルであり、「AF素子は破壊されていない」と明確に判定される。
AF素子が破壊されている場合も、すでにVerify2にてX0はVREF2(0.95V)よりも低いレベルであることが判定されているのでLoadでの比較対象VREF0(1.1V)よりもはるかに低く、「AF素子は破壊されている」と明確に判定される。
このように、本発明の構成とすることで、従来技術での問題、すなわちAF素子の破壊状態が中途半端であることが原因でX0の到達レベルがVREF0(1.1V)とほぼ同レベルであるために、AF置換判定を実行するたびに結果が異なるという状況は発生しなくなる。したがって、AFによる置換が確実に行われるために再選別でのAF破壊の誤判定による不良は発生しなくなり、期待した歩留まり向上が達成される。また出荷後の実使用でもAFの誤判定が発生しないので、市場不良は発生しない。
また、図3は、本発明におけるAF置換作業の工程の流れを示す図である。以下、図3を参照して、その工程の流れについて説明する。なお、図中のVerify1工程53A、Verify2工程53B、およびLoad工程が、本発明のアンチフューズ置換判定回路が関係する処理である。
選別工程51において、メモリ内に欠陥ビットがあると判定され不良となったデバイスは不良アドレスを抽出し、STORE工程52において、Store動作により、不良アドレスに対応するAF素子を破壊する。
選別工程51において不良と判断されずAF素子が破壊されていない状態では、ストア工程52においてAF素子の破壊は行われず、Verify1工程53A、Verify2工程53BともPASS判定される(S1で示すフロー)。
ストア工程52においてAF素子が破壊されていないにもかかわらず、Verify1工程53A、Verify2工程53Bにおいて、節点X0のレベルがVerify1、2等における判定電圧よりも低い電圧レベルの場合は、Verify判定でFAILと判定される(S2、S3で示すフロー)。
また不良アドレスが定義され、AF素子が破壊されていると思われるサンプルでも、Verify1工程53Aにおいて、基準電圧との判定結果FAILと判断されたサンプルは不良品と判断する(S4で示すフロー)。
同様にAF素子が破壊されていると思われるサンプルの場合、Verify1工程53AでPASS判定(節点X0が1.35V以下)され(S5で示すフロー)、Verify2工程53Bでの判定結果PASS(節点X0が0.95V以下)の場合(S7で示すフロー)、再選別工程54によりPASSの状態でAF素子の破壊が確認される(S8で示すフロー)。再選別工程54においてFAILと判断された場合は、不良品で破棄される(S9で示すフロー)。
また、AF素子が破壊されていると思われるサンプルの場合に、Verify1工程53AでPASS判定(節点X0が1.35V以下)されたサンプルが、Verify2工程53BでFAIL判定(節点X0が0.95以上)の場合は(S6で示すフロー)、再度STORE工程52から繰り返し、Verify1、Verify2判定でPASSと判断されるまで繰り返す。
再選別工程54では、DRAMデバイス初期化シーケンス(MRS等)にて、Verify1、Verify2と同様のAF素子破壊判定がVREF0(1.1V)をリファレンスとしてLoadによって行われて、その結果がラッチされ、不良ビットはAFに置換されることでデバイスは再選別をPassし出荷される。
なお、図3の左下の表に、S1〜S9の各フローにおける、「AF素子の破壊状態」、「Verify判定条件」、「Verify判定」、「サンプルの適用方法」を、まとめて示している。
上述したように、本発明においては、従来技術での問題、すなわちAF素子の破壊状態が中途半端であることが原因で節点X0の到達レベルがVREF0(1.1V)とほぼ同レベルであるために、AF置換判定を実行するたびに結果が異なるという状況は発生しなくなる。したがって、AF素子による置換が確実に行われるために、再選別工程でAF素子の誤判定による不良は発生しなくなり、期待した歩留まり向上が達成される。また出荷後の実使用でもAF素子の誤判定が発生しないので、市場不良は発生しない。
[第2の実施の形態]
図4に、本発明の第2の実施の形態に係わる半導体記憶装置のアンチフューズ置換判定回路の構成を示す。図4に示すアンチフューズ置換判定回路においては、図1に示すアンチフューズ置換判定回路において使用した3つの比較判定回路21、22、23を1つの比較判定回路(AMP)20とし、また、フリップフロップ回路31、32、33についても1つのフリップフロップ回路30としたものである。
そして、トランスファーゲート部61、62、63により、リファレンスレベルVREF1(1.35V)、VREF2(0.95V)、VREF0(1.1V)、をそれぞれのモード、すなわちVerify1信号、Verify2信号、Load信号に応じて切り替えて、比較判定回路(AMP)20に入力する。このように、比較判定回路を1つにすることで、アンチフューズ置換判定回路の面積を縮小することができる。なお、回路動作については、図1に示すアンチフューズ置換判定回路と同様なので、重複した説明は省略する。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明の半導体記憶装置のアンチフューズ置換判定回路は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明の第1の実施の形態に係わる半導体記憶装置のアンチフューズ置換判定回路の構成を示す図である。 本発明によるAF破壊判定の説明図である。 本発明におけるAF置換作業の工程の流れを示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係わる半導体記憶装置のアンチフューズ置換判定回路の構成を示す図である。 従来技術の半導体記憶装置の構成を示す図である。 従来技術におけるAF破壊判定の説明図である。 従来技術でのAF置換作業工程の説明図である。
符号の説明
1、1A・・・AF破壊判定シーケンス制御部、2・・・充電制御部、3・・・Verify1実行部、3A・・・Verify実行部、4・・・Verify2実行部、5・・・Load実行部、6・・・AF破壊結果判定部、10・・・AF回路、11・・・AF素子、12・・・AF素子破壊回路、13、14・・・ノア(NOR)回路、20、21、22、23・・・比較判定回路、30、31、32、33・・・フリップフロップ回路、41、42、43、61、62、63・・・トランスファーゲート部

Claims (9)

  1. メモリセルにデータを記憶するメモリセルアレイを有すると共に、不良メモリセルのアドレスを不良アドレスとしてアンチフューズ素子の絶縁を破壊することにより記憶し、前記不良メモリセルを他の記憶回路に置換して救済する半導体記憶装置において、前記アンチフューズ素子によりアドレス置換が正常に行われるか否かを判定するための半導体記憶装置のアンチフューズ置換判定回路であって、
    前記アンチフューズ素子の節点を所定の電圧まで充電すると共に、充電終了後は前記節点の電荷を当該アンチフューズ素子を通して自然放電させるアンチフューズ素子充電回路と、
    前記アンチフューズ素子の節点への充電終了後の所定時間経過後に、前記アンチフューズ素子の節点の電圧を、複数種類の基準電圧と比較する比較判定回路と、
    前記比較判定回路における複数種類の基準電圧との判定結果を基にアンチフューズ素子によりアドレス置換が正常に行われるか否かを判定するAF破壊結果判定部と、
    を備えることを特徴とする半導体記憶装置のアンチフューズ置換判定回路。
  2. 前記比較判定回路は、3つの比較判定回路で構成され、
    前記アンチフューズ素子の節点の電圧を、第1の基準電圧VREF1と比較する第1の比較判定回路と、
    前記第1の比較判定回路の判定結果を保持する第1のラッチ回路と、
    前記アンチフューズ素子の節点の電圧を、第2の基準電圧VREF2(VREF1>VREF2)と比較する第2の比較判定回路と、
    前記第2の比較判定回路の判定結果を保持する第2のラッチ回路と、
    前記アンチフューズ素子の節点の電圧を、第3の基準電圧VREF0(VREF1>VREF0>VREF2)と比較する第3の比較判定回路と、
    前記第3の比較判定回路の判定結果を保持する第3のラッチ回路と、
    前記各ラッチ回路に保持された判定結果を選択して前記AF破壊結果判定部に伝達するためのトランスファーゲート部と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置のアンチフューズ置換判定回路。
  3. 前記第1の比較判定回路によりアンチフューズ素子の節点の電圧と前記第1の基準電圧VREF1とを比較させると共に、第1のラッチ回路に保持された判定結果を前記トランスファーゲート部を通して、前記AF破壊結果判定部に伝達させる第1の判定実行部と、
    前記第2の比較判定回路によりアンチフューズ素子の節点の電圧と前記第2の基準電圧VREF2とを比較させると共に、第2のラッチ回路に保持された判定結果を前記トランスファーゲート部を通して、前記AF破壊結果判定部に伝達させる第2の判定実行部と、
    前記第3の比較判定回路によりアンチフューズ素子の節点の電圧と前記第3の基準電圧VREF0とを比較させると共に、第3のラッチ回路に保持された判定結果を前記トランスファーゲート部を通して、前記AF破壊結果判定部に伝達させる第3の判定実行部と、
    を備えることを特徴とする請求項2に記載の半導体記憶装置のアンチフューズ置換判定回路。
  4. 前記比較判定回路は、1つの比較判定回路で構成され、
    前記アンチフューズ素子の節点の電圧と比較するための第1の基準電圧VREF1と、第2の基準電圧VREF2と、第3の基準電圧VREF0(VREF1>VREF0>VREF2)のいずれかを選択して前記比較判定回路に伝達するためのトランスファーゲート部と、
    前記トランスファーゲート部に前記第1の基準電圧VREF1に選択させると共に、前記比較判定回路により前記アンチフューズ素子の節点の電圧と前記1の基準電圧VREF1との比較を行わせる第1の判定実行部と、
    前記トランスファーゲート部に前記第2の基準電圧VREF2に選択させると共に、前記比較判定回路により前記アンチフューズ素子の節点の電圧と前記2の基準電圧VREF2との比較を行わせる第2の判定実行部と、
    前記トランスファーゲート部に前記第3の基準電圧VREF0に選択させると共に、前記比較判定回路により前記アンチフューズ素子の節点の電圧と前記3の基準電圧VREF0との比較を行わせる第3の判定実行部と、
    前記比較判定回路における判定結果を保持する1つのラッチ回路と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置のアンチフューズ置換判定回路。
  5. 前記第1の判定実行部の動作により、前記アンチフューズ素子の節点の電圧が前記基準電圧VREF1以上であると判定され、かつ、アンチフューズ素子の期待値が非破壊である場合に、前記アンチフューズ素子は正常であると判定し、
    前記第1の判定実行部の動作により、前記アンチフューズ素子の節点の電圧が前記基準電圧VREF1以下であると判定され、かつ、アンチフューズ素子の期待値が非破壊である場合に、前記アンチフューズ素子は不良であると判定し、
    前記第2の判定実行部の動作により、前記アンチフューズ素子の節点の電圧が前記基準電圧VREF2以下であると判定され、かつ、アンチフューズ素子の期待値が破壊である場合に、前記アンチフューズ素子は正常であると判定し、
    前記第2の判定実行部の動作により、前記アンチフューズ素子の節点の電圧が前記基準電圧VREF2以上であると判定され、かつ、アンチフューズ素子の期待値が破壊である場合に、前記アンチフューズ素子は不良であると判定する、
    AF破壊結果判定部を備えることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の半導体記憶装置のアンチフューズ置換判定回路。
  6. 前記AF破壊結果判定部は、
    アンチフューズ素子の期待値が破壊である場合に、
    前記第1の判定実行部の動作により、前記アンチフューズ素子の節点の電圧が前記第1の基準電圧VREF1以下であると判定され、かつ、前記第2の判定実行部の動作により、前記アンチフューズ素子の節点の電圧が前記第2の基準電圧VREF2以上であると判定された場合には、
    当該アンチフューズ素子を再度破壊すべきと判定する信号を生成すること
    を特徴とする請求項5に記載の半導体記憶装置のアンチフューズ置換判定回路。
  7. 前記第3の判定実行部の動作により、前記アンチフューズ素子の節点の電圧が前記第3の基準電圧VREF0以上であると判定され、かつ、アンチフューズ素子の期待値が非破壊である場合に、前記アンチフューズ素子は正常であると判定し、
    前記第3の判定実行部の動作により、前記アンチフューズ素子の節点の電圧が前記第3の基準電圧VREF0以下であると判定され、かつ、アンチフューズ素子の期待値が非破壊である場合に、前記アンチフューズ素子は不良であると判定し、
    前記第3の判定実行部の動作により、前記アンチフューズ素子の節点の電圧が前記第3の基準電圧VREF0以下であると判定され、かつ、アンチフューズ素子の期待値が破壊である場合に、前記アンチフューズ素子は正常であると判定し、
    前記第3の判定実行部の動作により、前記アンチフューズ素子の節点の電圧が前記第3の基準電圧VREF0以上であると判定され、かつ、アンチフューズ素子の期待値が破壊である場合に、前記アンチフューズ素子は不良であると判定する、
    AF破壊結果判定部を備えることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の半導体記憶装置のアンチフューズ置換判定回路。
  8. 前記アンチフューズ素子の節点への充電電圧が1.4Vであり、
    前記第1の基準電圧VREF1が1.35Vであり、
    前記第2の基準電圧VREF2が0.95Vであり、
    前記第3の基準電圧VREF0が1.1Vであること、
    を特徴とする請求項2から請求項7のいずれかに記載の半導体記憶装置のアンチフューズ置換判定回路。
  9. メモリセルにデータを記憶するメモリセルアレイを有すると共に、不良メモリセルのアドレスを不良アドレスとしてアンチフューズ素子の絶縁を破壊することにより記憶し、前記不良メモリセルを他の記憶回路に置換して救済する半導体記憶装置において、前記アンチフューズ素子によりアドレス置換が正常に行われるか否かを判定するための半導体記憶装置のアンチフューズ置換判定方法であって、
    前記アンチフューズ素子の節点を所定の電圧まで充電すると共に、充電終了後は前記節点の電荷を当該アンチフューズ素子を通して自然放電させるアンチフューズ素子充電手順と、
    前記アンチフューズ素子の節点への充電終了後の所定時間経過後に、前記アンチフューズ素子の節点の電圧を、複数種類の基準電圧と比較する比較判定手順と、
    前記比較判定手順による複数種類の基準電圧との判定結果を基にアンチフューズ素子によりアドレス置換が正常に行われるか否かを判定するAF破壊結果判定手順と、
    を含むことを特徴とする半導体記憶装置のアンチフューズ置換判定方法。
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