JP3821064B2 - 配管継手構造およびその製造方法 - Google Patents

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    • F28F9/262Arrangements for connecting different sections of heat-exchange elements, e.g. of radiators for radiators

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、配管に径外方への円環状突出部を形成し、この円環状突出部と接続フランジ部材の貫通穴部とを圧入固定する配管継手構造およびその製造方法に関するものであり、例えば、車両空調用冷凍サイクルの冷媒配管継手に用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、特開平4−266521号公報には図22に示す配管継手構造が記載されている。この従来技術では、配管11の端部近傍に径外方へ突出する円環状の突出部16をバルジ加工により形成するとともに、配管11の軸方向に沿って分割された2つの分割フランジ部材10A、10Bを備えている。この2つの分割フランジ部材10A、10Bの円弧状凹部10C、10Dを配管11に嵌合するとともに、いずれか一方の分割フランジ部材11Aに対して他方の分割フランジ部材11Bを矢印Jのように配管11の軸方向に沿ってスライドして、2つの分割フランジ部材10A、10B間を結合する。
【0003】
また、配管11の円環状突出部16に2つの分割フランジ部材10A、10Bの一端側の拡大凹部10E、10Fが接触するまで、2つの分割フランジ部材10A、10Bを配管11の端部側に移動させ、この状態において、2つの分割フランジ部材10A、10Bの間を図示しないビスにより締結して、配管11と2つの分割フランジ部材10A、10Bとを固定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記の従来技術では、一方の分割フランジ部材11Aに対して他方の分割フランジ部材11Bを矢印Jのように配管11の軸方向に沿ってスライドする必要があるので、このスライドのための直管部分Kが配管11側に必要となる。その結果、配管継手の高さHがどうしても大きくなるという不具合がある。車両のように搭載スペースが非常に制約される用途においては高さHの増大により上記の従来技術を採用できない場合が生じる。
【0005】
そこで、従来、アルミニウム製のブロック体に、Oリング収納用の円環状凹状溝を有する配管接続部、この配管接続部と連通する通路穴等を切削加工により形成し、このブロック体の通路穴に配管の端部を挿入しろう付けすることにより、配管継手の高さHを減少させるものが実用化されている。しかし、この従来技術では加工工数の大きい切削加工を使用するのに加え、切削加工以外にろう付けも必要であるので、製造コストが大きく上昇するという問題がある。
【0006】
本発明は上記点に鑑みて、配管軸方向へのスライドのための直管部分が不要となり、継手高さを減少でき、しかも、製造コストを低く抑えることができる配管継手構造および配管継手構造の製造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、接続フランジ部材(10)に、その板厚方向に貫通する貫通穴(13、14)を設け、貫通穴(13、14)の一端側に、貫通穴(13、14)の内径より大きい拡大凹部(13b、14b)を形成し、一方、貫通穴(13、14)に挿入可能な外径を有する配管(11、12)の端部付近に、径外方へ突出する円環状突出部(16、17)を形成し、円環状突出部(16、17)を拡大凹部(13b、14b)に圧入固定することを特徴とする。
【0008】
これによると、円環状突出部(16、17)と拡大凹部(13b、14b)との圧入固定により、配管(11、12)を接続フランジ部材(10)に保持固定できる。そのため、従来技術のように分割フランジ部材を配管軸方向へスライドさせるための直管部分が不要となり、継手高さを減少できる。
【0009】
しかも、圧入固定という簡単な機械的組付方法により配管(11、12)を接続フランジ部材(10)に組け付ることができる。更に、接続フランジ部材(10)は、拡大凹部(13b、14b)を有する貫通穴(13、14)を平板状部材に設けるという簡単な形状でよいので、ダイカスト等の方法で接続フランジ部材(10)を効率よく一体成形することが可能となる。そのため、配管継手構造の製造コストを低く抑えることができる。
【0010】
また、請求項に記載の発明では拡大凹部(13b、14b)の形状は、貫通穴(13、14)の内径に対して近接する部位と遠ざかる部位とを円周方向に有する非円形状であり、拡大凹部(13b、14b)の内接円径より円環状突出部(16、17)の外径を大きくしたことを特徴とする。
【0011】
これにより、圧入固定時に円環状突出部(16、17)の外周面が拡大凹部(13b、14b)の非円形状の壁面に倣うように変形するので、円環状突出部16、17を拡大凹部13b、14bにより確実に保持し固定できる。また、拡大凹部(13b、14b)の非円形状により配管(11、12)の回り止め効果も向上できる。
【0012】
請求項に記載の発明のように、請求項において、拡大凹部(13b、14b)の非円形状は具体的には多角形状とすることができる。
【0013】
また、請求項に記載の発明のように、請求項において、拡大凹部(13b、14b)の非円形状はセレーション形状であってもよい。
【0014】
請求項に記載の発明では、請求項1ないしのいずれか1つにおいて、配管(11、12)および接続フランジ部材(10)はアルミニウム合金で形成され、接続フランジ部材(10)は配管(11、12)より硬度の高いアルミニウム合金で形成されていることを特徴とする。
【0015】
これにより、硬度の低いアルミニウム合金を用いて、配管(11、12)の成形性を向上すると同時に、圧入固定時における円環状突出部(16、17)の変形も無理なくスムースに行うことができる。しかも、接続フランジ部材(10)は、配管(11、12)より硬度の高いアルミニウム合金で形成するから、接続フランジ部材(10)の必要強度を容易に確保できるとともに、圧入変形した円環状突出部(16、17)を拡大凹部(13b、14b)により確実に保持し固定できる。
【0016】
請求項に記載の発明では、請求項1ないしのいずれか1つにおいて、貫通穴(13、14)および拡大凹部(13b、14b)に、その円周方向の一部を接続フランジ部材(10)の外部へ直接開口する開口部(13c、14c)を設けたことを特徴とする。
【0017】
これにより、後述の請求項のように、配管(11、12)のうち円環状突出部(16、17)に隣接する部位に予め曲げ部(11a、12a)を形成しておき、この曲げ部(11a、12a)を有する配管(11、12)を、開口部(13c、14c)を通して貫通穴(13、14)および拡大凹部(13b、14b)の部位に挿入することが可能となる。
【0018】
そのため、配管(11、12)単独の状態において予め曲げ部(11a、12a)を円環状突出部(16、17)に隣接して形成でき、継手高さをより一層減少できる。
【0019】
請求項に記載の発明のように、請求項1ないしのいずれか1つにおいて、接続フランジ部材(10)は配管(11、12)を複数本保持するように構成してもよい。
【0020】
請求項に記載の発明では、接続フランジ部材(10)に、その板厚方向に貫通する貫通穴(13、14)を形成する工程と、
貫通穴(13、14)の一端側に、貫通穴(13、14)の内径より大きい拡大凹部(13b、14b)を形成する工程と、
貫通穴(13、14)に挿入可能な外径を有する配管(11、12)の端部付近に、径外方へ突出する円環状突出部(16、17)を形成する工程と、
配管(11、12)のうち円環状突出部(16、17)よりも更に端部側の部位に、Oリング収納用の円環状凹状溝(20、21)を形成するに当たり、円環状凹状溝(20、21)を形成する加工と、円環状突出部(16、17)の外径寸法を規定寸法に仕上げる加工とを共通のローラ手段(26)により同時に行う工程と、
貫通穴(13、14)に配管(11、12)を挿入した後に、円環状突出部(16、17)を拡大凹部(13b、14b)に圧入固定する工程とを備える、配管継手構造の製造方法を特徴とする。
【0023】
本発明者の試作検討によると、円環状凹状溝(20、21)を形成する加工を円環状突出部(16、17)の形成と関係なく独立に行うと、円環状凹状溝(20、21)と円環状突出部(16、17)との同軸度のずれが生じることが分かった。
そこで、請求項のように共通のローラ手段(26)を用いて、円環状突出部(16、17)の外径寸法の仕上げと円環状凹状溝(20、21)の形成とを同時に行うことにより円環状突出部(16、17)の外径寸法を基準にして、円環状凹状溝(20、21)を形成できる。
その結果、円環状凹状溝(20、21)と円環状突出部(16、17)との同軸度のずれを確実に防止できる。これにより、配管継手と相手側部材との嵌合組付性を向上できる。
【0024】
請求項に記載の発明のように、請求項において、貫通穴(13、14)および拡大凹部(13b、14b)の円周形状を閉じた形状とする場合は、配管(11、12)の直管形状の部分を貫通穴(13、14)および拡大凹部(13b、14b)に挿入して、円環状突出部(16、17)を拡大凹部(13b、14b)に圧入固定した後に、直管形状の部分に曲げ部(11a、12a)を形成すればよい。
【0025】
請求項に記載の発明では、請求項において、貫通穴(13、14)および拡大凹部(13b、14b)を、その円周方向の一部が接続フランジ部材(10)の外部へ直接開口する開口部(13c、14c)を有する形状とし、
配管(11、12)に、円環状突出部(16、17)に隣接する部位に予め曲げ部(11a、12a)を形成しておき、
曲げ部(11a、12a)を有する配管(11、12)を、開口部(13c、14c)を通して貫通穴(13、14)および拡大凹部(13b、14b)の部位に挿入し、その後に、円環状突出部(16、17)と拡大凹部(13b、14b)との圧入固定を行うことを特徴とする。
【0026】
これによると、前述の請求項のように、配管(11、12)単独の状態において予め曲げ部(11a、12a)を円環状突出部(16、17)に隣接して形成でき、継手高さをより一層減少できる。
【0027】
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
【0028】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
図1〜図5は第1実施形態であり、第1実施形態の配管継手構造は車両空調用冷凍サイクルの冷媒配管の接続に使用されるものを例示している。
【0029】
接続フランジ部材10は2本の冷媒配管11、12を保持固定する部材の役割を果たすものであり、その全体形状は図2、図3に示すように長方形の平板形状になっている。2本の冷媒配管11、12のうち、一方の大径d1の冷媒配管11は冷凍サイクルの低圧側冷媒配管であり、より具体的には、圧縮機吸入側冷媒配管である。他方の小径d2の冷媒配管12は冷凍サイクルの高圧側冷媒配管であり、より具体的には、膨張弁入口側に位置する高圧側冷媒配管である。
【0030】
そして、低圧側(吸入側)冷媒配管11の先端部は図示しない膨張弁(減圧手段)の低圧側冷媒出口部に接続され、高圧側冷媒配管12は膨張弁の高圧側冷媒入口部に接続されるようになっている。このように、第1実施形態の配管継手構造の接続相手部材は膨張弁である。
【0031】
接続フランジ部材10にはその板厚方向に貫通する2つの貫通穴13、14が設けてある。この2つの貫通穴13、14はそれぞれ冷媒配管11、12を挿入するためのものであり、一方の貫通穴13は接続フランジ部材10の長辺方向の一端側に位置し、他方の貫通穴14は接続フランジ部材10の長辺方向の他端側に位置している。
【0032】
また、この2つの貫通穴13、14の中間部位にボルト通し穴15が2個開けてある。このボルト通し穴15に挿入されるボルト(図示せず)によって、接続フランジ部材10は膨張弁のハウジング部に締め付け固定されるようになっている。
【0033】
2つの貫通穴13、14は2本の冷媒配管11、12に応じて径寸法が相違しているだけで、形状は同じである。すなわち、貫通穴13、14は円形穴13a,14aの一端部に多角形状、図示の例は8角形の拡大凹部13b、14bを形成している。この多角形状の拡大凹部13b、14bの内接円径D1、D2は、円形穴13a,14aの内径D3、D4よりも所定量大きくしてある。また、円形穴13aの内径D3は冷媒配管11の外径d1より、また、円形穴14aの内径D4は冷媒配管12の外径d2よりそれぞれ所定量大きくしてある。
【0034】
なお、接続フランジ部材10は金属製、本例ではアルミニウム製である。加工コスト低減のために、接続フランジ部材10はダイカスト加工により図2、3の形状に一体成形している。もちろん、接続フランジ部材10の形状を切削加工により形成することも可能であるが、切削加工によると加工コストが上昇するデメリットが生じる。
【0035】
次に、冷媒配管11、12について説明する。冷媒配管11、12も径寸法が相違しているだけで、同一形状になっており、その材質は金属製、本例ではアルミニウム製である。但し、冷媒配管11、12のアルミニウム材料は、パイプ形状の成形性等からアルミニウム合金の中でも、比較的硬度の低い材料、具体的にはA3003−Oを用いている。
【0036】
これに対し、接続フランジ部材10のアルミニウム材料は、後述する冷媒配管11、12の圧入固定、配管取り付け部材としての強度確保等のために、A3003−Oよりも機械的強度が高くて硬度の高いアルミニウム合金を用いる。
【0037】
冷媒配管11、12の端部付近には径外方へ円環状の形状にて突出する突出部16、17が周知のバルジ加工により一体成形されている。この突出部16、17の外径D5、D6は、多角形状の拡大凹部13b、14bの内接円径D1、D2よりも所定量大きくしてある。
【0038】
この突出部16、17よりも更に先端側にOリング18、19(図4、5)を収納する円環状の凹状溝20、21がスピニング加工により成形されている。このスピニング加工は後述の第6実施形態にて詳述する。
【0039】
次に、第1実施形態による配管継手構造の組付方法を説明する。接続フランジ部材10はダイカスト加工により図2、3の形状に予め成形してあり、また、冷媒配管11、12は図4、5に示す形状、すなわち、端部付近に円環状の突出部16、17および円環状の凹状溝20、21を形成した直管形状に予め成形してある。
【0040】
図6は接続フランジ部材10と冷媒配管11、12との圧入固定を行う圧入装置を示す。圧入装置は固定治具22と、この固定治具22の上側に配置され、上下方向に移動可能な可動治具23とを有している。固定治具22には、冷媒配管11、12の端部の凹状溝20、21周辺部を収納する凹所22a、22bが形成してある。また、可動治具23には冷媒配管11、12の直管部分を挿入可能な貫通穴23a、23bが形成してある。
【0041】
そして、この凹所22a、22b内に配管端部の凹状溝20、21周辺部を収納した状態で、円環状の突出部16、17の側面を固定治具22の上端面に当接させる。ここで、冷媒配管11、12は接続フランジ部材10の貫通穴13、14、および可動治具23の貫通穴23a、23bに嵌合している。
【0042】
次に、図示しない加圧用プレス装置により可動治具23に矢印Aのように加圧力を加えて、可動治具23および接続フランジ部材10を押し下げる。この際に、多角形状の拡大凹部13b、14bの内接円径D1、D2よりも冷媒配管11、12の円環状突出部16、17の外径D5、D6を所定量大きくしてあるため、円環状突出部16、17の外周面が拡大凹部13b、14bの多角形状に倣って変形する。すなわち、接続フランジ部材10は円環状突出部16、17の外周面の変形を起こしながら下方へ移動する。
【0043】
これにより、円環状突出部16、17の外周面が拡大凹部13b、14bの多角形状の内壁面に密に圧接する。ここで、円環状突出部16、17には多角形状に倣う変形を元に戻そうとする復元力が発生するので、この復元力によって円環状突出部16、17の外周面が拡大凹部13b、14bの多角形状の内壁面に強く圧接する。この結果、冷媒配管11、12を円環状突出部16、17の部位にて接続フランジ部材10に強固に圧入固定できる。
【0044】
なお、円環状突出部16、17の外径D5、D6と多角形状の拡大凹部13b、14bの内接円径D1、D2との直径差は、0.2〜1.2mm程度の範囲である。
【0045】
図6は接続フランジ部材10のうち、拡大凹部13b、14b側の面が固定治具22の上端面に当接して、接続フランジ部材10の下方への移動が終了した状態、すなわち、冷媒配管11、12の圧入固定が終了した状態を示している。
【0046】
次に、冷媒配管11、12の直管部分に対する曲げ加工を行う。この曲げ加工は図7に示す直角状の曲げ部11a、12aを形成するためのものであり、この曲げ部11a、12aは車両搭載状態での配管方向を満たすために必要なものである。この曲げ部11a、12aの加工は、冷媒配管11、12の直管部分において曲げ部11a、12aの曲げ内側部に相当する部分に、この曲げ内側形状と一致した固定治具(図示せず)を配置し、一方、冷媒配管11、12の直管部分において曲げ部11a、12aの曲げ外側部に相当する部分に、この曲げ外側形状と一致した可動治具(図示せず)を配置し、この可動治具を冷媒配管11、12の直管部分に所定の加圧力で押し当てて、直角状の曲げ部11a、12aを形成する。
【0047】
第1実施形態によると、接続フランジ部材10と冷媒配管11、12とを圧入固定しているから、図22の従来技術のように、2つの分割フランジ部材相互間を矢印Jのように配管12の軸方向に沿ってスライドする必要がなくなる。このため、第1実施形態では分割フランジ部材のスライドのための直管部分が不要になり、その分だけ、直角状の曲げ部11a、12aを従来技術に比して接続フランジ部材10に近接した部位に設定できる。その結果、配管継手の高さHを従来技術より減少でき、車両搭載性を向上できる。ここで、配管継手の高さHは、冷媒配管11、12の円環状突出部16、17の側面部(上面部)と、大径の冷媒配管11の曲げ部11aの底面部との間の高さ寸法である。
【0048】
また、第1実施形態では、接続フランジ部材10に設ける貫通穴13、14が、円形穴13a、14aと多角形状の拡大凹部13b、14bとの組み合わせ形状であるので、接続フランジ部材10は前述したようにダイカスト加工にて効率よく一体成形できる。しかも、圧入という簡単な機械的組付方法にて接続フランジ部材10と冷媒配管11、12とを固定できるので、ろう付けも不要である。従って、配管継手構造を低コストにて製造できる。
【0049】
また、第1実施形態では、接続フランジ部材10の貫通穴13、14の拡大凹部13b、14bを多角形状に形成し、この多角形状の拡大凹部13b、14bに冷媒配管11、12の円環状突出部16、17の外周面が倣うように変形するから、接続フランジ部材10と冷媒配管11、12とを確実に圧入固定できる。特に、接続フランジ部材10の材質を、冷媒配管11、12より硬度の高い機械的強度の高いアルミニウム合金にしているから、接続フランジ部材10の必要強度を容易に確保でき、圧入変形した円環状突出部16、17を拡大凹部13b、14bにより確実に保持し固定できる。
【0050】
また、圧入固定部が多角形状であることから、冷媒配管11、12の回り止め効果も向上できる。
【0051】
また、円環状突出部16、17の圧入相手となる拡大凹部13b、14bの形状が多角形状であるから、円環状突出部16、17の外周面の円周方向において圧入変形の多い部分と少ない部分とを交互に形成できる。そのため、圧入開始当初から円周方向の全周で一様に圧入変形が生じる場合(円形同士の圧入の場合)に比べて、接続フランジ部材10の下側への移動量増加(圧入固定の進行)とともに円環状突出部16、17の外周面の変形量を円周方向にスムースに拡大することができる。
【0052】
しかも、冷媒配管11、12の材質をアルミニウム合金の中でもA3003−Oという比較的硬度の低い材質にしているから、圧入固定の工程において円環状突出部16、17の外周面の変形を無理なくスムースに行うことができる。このため、圧入固定の工程においてOリング収納用の凹状溝20、21が変形するという不具合を防止できる。
【0053】
(第2実施形態)
第1実施形態では、接続フランジ部材10の貫通穴13、14の円周形状を接続フランジ部材10の側縁部に開口しない閉じた形状としているが、第2実施形態では図8、図9に示すように、貫通穴13、14の円周形状を開口部13c、14cにより外部へ開放する形状に変更している。なお、図10は第2実施形態の組付方法の説明図で、図11は第2実施形態の組付終了後の状態を示す。
【0054】
ここで、開口部13c、14cの開口方向は接続フランジ部材10の短辺方向Bと平行になっており、この開口部13c、14cによって、貫通穴13、14の円形穴13a、14aおよび拡大凹部13b、14bの円周方向の一部が接続フランジ部材10の長辺方向の側縁部10aに向かって開口する。なお、開口部13c、14cの幅寸法W1、W2は、第1実施形態の円形穴13a、14aに対応する穴部13a、14aの直径D3、D4と同じである。
【0055】
第2実施形態によると、穴部13a、14aおよび拡大凹部13b、14bの円周方向の一部が直接外部へ開口するため、図11に示すように、冷媒配管11、12として予め曲げ部11a、12aを成形した冷媒配管11、12を使用して、冷媒配管11、12と接続フランジ部材10とを圧入固定できる。
【0056】
次に、第2実施形態の組付方法を説明する。先ず、図10に示すように、冷媒配管11、12の曲げ部11a、12aおよびこの曲げ部11a、12aにつながる直管部分が開口部13c、14cの開口方向(接続フランジ部材10の短辺方向B)と平行になるように向ける。そして、冷媒配管11、12の円環状突出部16、17が接続フランジ部材10の上側面よりも上方に位置するようにして、円環状突出部16、17が開口部13c、14cの入口部に干渉することを回避する。この配置状態にて、冷媒配管11、12のうち、円環状突出部16、17より下側の曲げ部11a、12a部分を図10の矢印Cのように開口部13c、14cに挿入する。
【0057】
ここで、冷媒配管11、12の下側の曲げ部11a、12a部分の外径d1、d2は幅寸法W1、W2より小さいから、この曲げ部11a、12a部分は開口部13c、14cを通して穴部13a、14a側へ容易に挿入できる。
【0058】
しかる後、図6と類似の圧入装置を用いて、接続フランジ部材10と冷媒配管11、12との圧入固定を行う。すなわち、冷媒配管11、12の円環状突出部16、17の側面を固定治具の上端面に当接させて支持する。
【0059】
次に、冷媒配管11、12の曲げ部11a、12aおよび直管部分との干渉を避けるようにして、接続フランジ部材10の表面に可動治具を配置する。そして、加圧用プレス装置により可動治具および接続フランジ部材10に加圧力を加えることにより、可動治具および接続フランジ部材10を冷媒配管11、12の円環状突出部16、17側へ押し下げる。
【0060】
これにより、第1実施形態と同様に、接続フランジ部材10が円環状突出部16、17の外周面の変形を起こしながら下方へ移動して、円環状突出部16、17の外周面が拡大凹部13b、14bの多角形状に倣って変形する。この結果、冷媒配管11、12を円環状突出部16、17の部位にて接続フランジ部材10に強固に圧入固定できる。図11(a)(b)はこの圧入固定終了後の状態を示す。
【0061】
第2実施形態によると、接続フランジ部材10と冷媒配管11、12との圧入固定前に、冷媒配管11、12単独の状態で曲げ部11a、12aの曲げ加工を行うことができるので、接続フランジ部材10に妨げられることなく、曲げ部11a、12aを円環状突出部16、17に対してより一層近接した部位に形成できる。そのため、配管継手の高さH(図11)を第1実施形態より更に減少できる。
【0062】
なお、第2実施形態では、図10および図11に示すように冷媒配管11、12の曲げ部11a、12aおよびこの曲げ部11a、12aにつながる直管部分の方向が開口部13c、14cの開口方向(接続フランジ部材10の短辺方向B)と平行になり、この点で第1実施形態と相違している。
【0063】
しかし、第2実施形態においても、冷媒配管11、12の曲げ部11a、12aおよび直管部分の方向を接続フランジ部材10の長辺方向に対して斜め方向に向ける等の変形が可能である。例えば、図10に示すように、冷媒配管11、12の曲げ部11a、12aおよび直管部分が開口部13c、14cの開口方向(接続フランジ部材10の短辺方向B)と平行になるように向け、その後に、冷媒配管11、12の曲げ部11a、12aおよび直管部分の方向を図10において反時計方向に所定角度だけ回転して、冷媒配管11、12の曲げ部11a、12aおよび直管部分の方向を接続フランジ部材10の長辺方向に対して斜め方向に向ける。
【0064】
その後に、冷媒配管11、12と接続フランジ部材10との圧入固定を行えば、冷媒配管11、12の曲げ部11a、12aおよび直管部分の方向を接続フランジ部材10の長辺方向に対して斜め方向に向ける等の変形が可能である。
【0065】
(第3実施形態)
第3実施形態は第1実施形態の変形であり、図12、図13に示すように、接続フランジ部材10に貫通穴13を1個のみ設け、1本の冷媒配管11のみを貫通穴13の多角形状の拡大凹部13bに圧入固定する。
【0066】
(第4実施形態)
第4実施形態は第2実施形態の変形であり、図14、図15に示すように、開口部13cにより穴円周形状の一部を外部へ開放した貫通穴13を接続フランジ部材10に1個のみ設けている。
【0067】
第3、第4実施形態から理解されるように、本発明は接続フランジ部材10に冷媒配管11を1本のみ圧入固定する場合にも同様に適用できる。
【0068】
(第5実施形態)
上記の各実施形態では、拡大凹部13b、14bを多角形状に形成しているが、第5実施形態では図16、図17に示すように、拡大凹部13b、14bをセレーション形状にしてもよい。ここで、セレーション形状は、円周方向に連なる波形の凹凸形状である。拡大凹部13b、14bのセレーション形状の内接円径よりも冷媒配管11、12の円環状突出部16、17の外径を大きくして、接続フランジ部材10と冷媒配管11、12とを圧入固定することにより、第5実施形態でも上記の各実施形態と同様の作用効果を発揮できる。
【0069】
なお、図16、図17は第2実施形態(図8、9)の接続フランジ部材10に相当するものを図示しているが、第1実施形態、および第3、第4実施形態の接続フランジ部材10において拡大凹部13b、14bをセレーション形状にしてよいことはもちろんである。
【0070】
本発明による拡大凹部13b、14bは、第1〜第4実施形態による多角形状および第5実施形態によるセレーション形状のいずれでもよく、拡大凹部13b、14bの形状は、要は、貫通穴13、14の穴部13a、14aの内径に対して近接する部位と遠ざかる部位とを円周方向に繰り返し形成する非円形状であればよい。
【0071】
(第6実施形態)
第6実施形態は、冷媒配管11、12の端部付近に形成される円環状突出部16、17とOリング収納用の円環状の凹状溝20、21の形成方法に関する。
【0072】
ところで、第1、第2、第5実施形態のように、接続フランジ部材10により2本の冷媒配管11、12を保持固定する場合には、2本の冷媒配管11、12の凹状溝20、21相互の間隔、すなわち、溝ピッチP(図18参照)の精度を高めることが、配管継ぎ手と膨張弁等の相手側部材との嵌合組付性を確保するために、重要である。
【0073】
しかし、本発明による配管継ぎ手構造を実際に試作検討してみると、図19に示すように、円環状突出部16、17の中心位置24と凹状溝20、21の中心位置25がずれて、円環状突出部16、17と凹状溝20、21との同軸度のずれQが生じて、溝ピッチPの精度を悪化させることが分かった。
【0074】
この同軸度のずれの原因を説明すると、冷媒配管11、12においては、図20(a)に示すように最初に円環状突出部16、17をバルジ加工により形成する。このバルジ加工は、軸方向の加圧力により冷媒配管11、12の一部を径外方側へ膨出変形する加工法であるため、円環状突出部16、17の同軸度の精度は高い。その後、円環状突出部16、17よりも更に端部側の部位にスピニング加工を行って、円環状の凹状溝20、21を図20(b)のように形成している。
【0075】
このスピニング加工は、図21に示す複数のスピニングローラ26を自転(矢印F)させつつ、冷媒配管11、12の周りで公転(矢印G)させながら、複数のスピニングローラ26を矢印Iのごとく冷媒配管11、12の端部側の部位の表面に押し付けて、配管表面を絞ることにより凹状溝20、21を形成する加工方法である。
【0076】
このように、バルジ加工による円環状突出部16、17の形成後に、凹状溝20、21をスピニング加工により独立に形成しているので、円環状突出部16、17に対する凹状溝20、21の同軸度のずれが発生する。
【0077】
そこで、第6実施形態では、円環状突出部16、17の外周面を基準にして凹状溝20、21を形成することにより、凹状溝20、21の同軸度のずれを解消して溝ピッチPの精度を向上させる。
【0078】
図21(b)において上側のスピニングローラ26は第6実施形態によるものであり、軸方向の中央部に最も外径の大きい中央ローラ部26aを有し、この中央ローラ部26aにより凹状溝20、21を絞り加工する。この中央ローラ部26aの軸方向の両側には、凹状溝20、21の両側部分の外径を形成する両側ローラ部26b、26cを設けている。更に、スピニングローラ26には円環状突出部16、17の外径を形成する最小外径の補助ローラ部26dが設けてある。
【0079】
図21(b)において下側のスピニングローラ26’は通常のもの(比較例)であり、補助ローラ部26dが設けてない。そのため、この下側のスピニングローラ26’によると、円環状突出部16、17の形成とは関係なく、凹状溝20、21のみを独立に絞り加工する。
【0080】
これに対し、第6実施形態のスピニングローラ26によると、複数のスピニングローラ26を矢印Iのごとく冷媒配管11、12の端部側の部位の表面に押し付けて凹状溝20、21を絞り加工する際に、中央ローラ部26aおよび両側ローラ部26b、26cが配管表面に圧接すると同時に、補助ローラ部26dが円環状突出部16、17の外周面に圧接する。
【0081】
このため、バルジ加工された円環状突出部16、17の外径寸法を補助ローラ部26dにより正規寸法に最終的に仕上げることができる。そして、補助ローラ部26dが円環状突出部16、17の外周面に圧接した状態のままで、中央ローラ部26aおよび両側ローラ部26b、26cにより凹状溝20、21を絞り加工する。これにより、円環状突出部16、17と凹状溝20、21との同軸度を確実に一致させることができ、同軸度のずれを防止できるので、溝ピッチPの精度を向上できる。
【0082】
(他の実施形態)
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す断面図である。
【図2】第1実施形態による接続フランジ部材の平面図である。
【図3】図2の断面図である。
【図4】第1実施形態による2本の冷媒配管のうち大径側の冷媒配管の断面図である。
【図5】第1実施形態による小径側の冷媒配管の断面図である。
【図6】第1実施形態による接続フランジ部材と冷媒配管との組付方法を説明する断面図である。
【図7】第1実施形態による配管継手構造の組付終了後の断面図である。
【図8】第2実施形態による接続フランジ部材の平面図である。
【図9】第2実施形態による接続フランジ部材の正面図である。
【図10】第2実施形態による接続フランジ部材と冷媒配管との組付方法を説明する平面図である。
【図11】(a)は第2実施形態による配管継手構造の組付終了後の断面図、(b)は第2実施形態による配管継手構造の組付終了後の側面図である。
【図12】第3実施形態による接続フランジ部材の平面図である。
【図13】図12の断面図である。
【図14】第4実施形態による接続フランジ部材の平面図である。
【図15】図14の断面図である。
【図16】第5実施形態による接続フランジ部材の平面図である。
【図17】第5実施形態による接続フランジ部材の正面図である。
【図18】配管継手構造のOリング収納用凹状溝のピッチの説明図である。
【図19】冷媒配管の円環状突出部とOリング収納用凹状溝との同軸度のずれの説明図である。
【図20】冷媒配管の円環状突出部とOリング収納用凹状溝の加工方法の説明図である。
【図21】第6実施形態によるOリング収納用凹状溝の加工方法の説明図である。
【図22】従来の配管継手構造の説明図である。
【符号の説明】
10…接続フランジ部材、11、12…配管、13、14…貫通穴、
13b、14b…拡大凹部、16、17…円環状突出部。

Claims (9)

  1. 接続フランジ部材(10)に、その板厚方向に貫通する貫通穴(13、14)を設け、
    前記貫通穴(13、14)の一端側に、前記貫通穴(13、14)の内径より大きい拡大凹部(13b、14b)を形成し、
    一方、前記貫通穴(13、14)に挿入可能な外径を有する配管(11、12)の端部付近に、径外方へ突出する円環状突出部(16、17)を形成し、
    前記拡大凹部(13b、14b)の形状は、前記貫通穴(13、14)の内径に対して近接する部位と遠ざかる部位とを円周方向に有する非円形状であり、
    前記拡大凹部(13b、14b)の内接円径より前記円環状突出部(16、17)の外径を大きくし、
    前記円環状突出部(16、17)を前記拡大凹部(13b、14b)に圧入固定することを特徴とする配管継手構造。
  2. 前記非円形状は多角形状であることを特徴とする請求項に記載の配管継手構造。
  3. 前記非円形状はセレーション形状であることを特徴とする請求項に記載の配管継手構造。
  4. 前記配管(11、12)および前記接続フランジ部材(10)はアルミニウム合金で形成され、
    前記接続フランジ部材(10)は前記配管(11、12)より硬度の高いアルミニウム合金で形成されていることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1つに記載の配管継手構造。
  5. 前記貫通穴(13、14)および前記拡大凹部(13b、14b)に、その円周方向の一部を前記接続フランジ部材(10)の外部へ直接開口する開口部(13c、14c)を設けたことを特徴とする請求項1ないしのいずれか1つに記載の配管継手構造。
  6. 前記接続フランジ部材(10)は前記配管(11、12)を複数本保持するように構成されていることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1つに記載の配管継手構造。
  7. 接続フランジ部材(10)に、その板厚方向に貫通する貫通穴(13、14)を形成する工程と、
    前記貫通穴(13、14)の一端側に、前記貫通穴(13、14)の内径より大きい拡大凹部(13b、14b)を形成する工程と、
    前記貫通穴(13、14)に挿入可能な外径を有する配管(11、12)の端部付近に、径外方へ突出する円環状突出部(16、17)を形成する工程と、
    前記配管(11、12)のうち前記円環状突出部(16、17)よりも更に端部側の部位に、Oリング収納用の円環状凹状溝(20、21)を形成するに当たり、前記円環状凹状溝(20、21)を形成する加工と、前記円環状突出部(16、17)の外径寸法を規定寸法に仕上げる加工とを共通のローラ手段(26)により同時に行う工程と、
    前記貫通穴(13、14)に前記配管(11、12)を挿入した後に、前記円環状突出部(16、17)を前記拡大凹部(13b、14b)に圧入固定する工程とを備えることを特徴とする配管継手構造の製造方法。
  8. 前記貫通穴(13、14)および前記拡大凹部(13b、14b)の円周形状を閉じた形状とし、
    前記配管(11、12)の直管形状の部分を前記貫通穴(13、14)および前記拡大凹部(13b、14b)に挿入して、前記円環状突出部(16、17)を前記拡大凹部(13b、14b)に圧入固定した後に、前記直管形状の部分に曲げ部(11a、12a)を形成することを特徴とする請求項に記載の配管継手構造の製造方法。
  9. 前記貫通穴(13、14)および前記拡大凹部(13b、14b)は、その円周方向の一部が前記接続フランジ部材(10)の外部へ直接開口する開口部(13c、14c)を有する形状とし、
    前記配管(11、12)には、前記円環状突出部(16、17)に隣接する部位に予め曲げ部(11a、12a)を形成しておき、
    前記曲げ部(11a、12a)を有する前記配管(11、12)を、前記開口部(13c、14c)を通して前記貫通穴(13、14)および前記拡大凹部(13b、14b)の部位に挿入し、
    その後に、前記円環状突出部(16、17)と前記拡大凹部(13b、14b)との圧入固定を行うことを特徴とする請求項に記載の配管継手構造の製造方法。
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