JP2000218322A - 金属曲がり管の製造方法および金属曲がり管 - Google Patents

金属曲がり管の製造方法および金属曲がり管

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JP2000218322A JP11306950A JP30695099A JP2000218322A JP 2000218322 A JP2000218322 A JP 2000218322A JP 11306950 A JP11306950 A JP 11306950A JP 30695099 A JP30695099 A JP 30695099A JP 2000218322 A JP2000218322 A JP 2000218322A
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茂 岡田
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  • Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 限定されたスペース内にコンパクトで機能的
な流路を、低コストで形成できる金属曲がり管の製造方
法および金属曲がり管を提供する。 【解決手段】 流体流通用の金属曲がり管を製造するに
際し、直管を曲げて曲折部と直管部を有する曲がり管に
形成し、該曲がり管を、該曲がり管の曲折部の外周面に
対し外側に膨らむ形状の隙間を形成するキャビティを備
えた型内に納め、前記直管部を曲折部方向に前記曲折部
の外周面がキャビティの内周面に当接するまで押し込む
ことにより、曲折部をその曲率半径が小さくなる方向に
修正することを特徴とする、金属曲がり管の製造方法お
よび金属曲がり管。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体流通用の金属
曲がり管の製造方法および金属曲がり管に関し、とくに
車両用空調装置等の冷凍サイクルの冷媒流通用配管とし
て最適な、金属曲がり管の製造方法および金属曲がり管
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、金属曲がり管を用いた配管構
造としては、図10に示すような構造がよく知られてい
る。図10において、101は金属曲がり管を示してい
る。金属曲がり管101は、曲折部102を有してい
る。また、金属曲がり管101の端部は、固定用ブロッ
ク103に溶接されて接続されている。固定ブロック1
03には、金属曲がり管101に連通する流体(たとえ
ば、熱交換媒体)用の流路106およびボルト105を
挿通する挿通穴107が設けられている。固定ブロック
103は、対象物104(たとえば、熱交換器)にボル
ト105を介して固定されている。
【0003】しかし、上記のような配管構造において
は、対象物104から金属曲がり管101の曲折部10
2の終点までの高さhが高くなりすぎるため、金属曲が
り管101が他の部材等と干渉するおそれがある。この
ため、たとえば、金属曲がり管101の曲折部102の
曲率半径を小さくする方向に修正する方法が考えられる
が、従来の修正方法においては、図11に示すように金
属曲がり管101の曲折部102に凹み108が形成さ
れるおそれがある。凹み108が形成されると、圧力損
失の増大、あるいは曲折部102の外周面が上記修正に
伴い極端に薄肉化された場合には流体の漏れ等が生ずる
おそれがある。
【0004】また、固定ブロック103には、流路10
6、挿通穴107等が形成されているが、これらは通
常、ブロック部材に切削加工を施し形成されるため固定
ブロック103の製造コストが上昇するおそれがある。
【0005】なお、上記hを低減するため、たとえば固
定ブロックの一部を金属曲がり管の内側曲折部に沿った
形状に切削加工して曲折収容部を形成し、該収容部に金
属曲がり管の曲折部を収容することによりhを低減する
提案(特開平7−12283号公報)もなされている
が、該提案においては、切削加工品からなる固定ブロッ
クを使用しているためコストダウンの要請に十分に対応
できなくなるおそれがある。また、上記提案において
も、金属曲がり管と固定ブロックとの接合は溶接等によ
りなされているため、必然的に後工程としての漏れテス
ト(気密性検査)が必要となり、この点からもコストダ
ウンの要請に対して不利になっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、他部
材との干渉を防止し、機能的な配管構造を低コストで実
現可能な金属曲がり管およびその製造方法を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上課題を解決するため
に、本発明の金属曲がり管の製造方法は、流体流通用の
金属曲がり管を製造するに際し、直管を曲げて曲折部と
直管部を有する曲がり管に形成し、該曲がり管を、該曲
がり管の曲折部の外周面に対し外側に膨らむ形状の隙間
を形成するキャビティを備えた型内に納め、前記直管部
を曲折部方向に前記曲折部の外周面がキャビティの内周
面に当接するまで押し込むことにより、曲折部をその曲
率半径が小さくなる方向に修正することを特徴とする方
法からなる。
【0008】本発明に係る金属曲がり管の製造方法にお
いては、上記直管部の押し込み量を制御することによ
り、曲折部の修正量を制御することができる。
【0009】また、本発明に係る金属曲がり管の製造方
法においては、上記曲折部の曲率半径修正後に、直管部
に、接続対象物(たとえば、熱交換器)に固定可能な管
端固定用プレートを固着することができる。上記直管部
への管端固定用プレートの固着方法はとくに限定される
ものではないが、たとえば、直管部に管端固定用プレー
トを挿通した後に該直管部の端部をプレス加工等するこ
とにより簡単に固着することができる。
【0010】また、上記管端固定用プレートに、金属曲
がり管の直管部が挿入されるバールを形成するととも
に、該バールの内面に軸方向に延びる溝を刻設した後
に、バールに直管部を挿入してかしめ固定すれば、金属
曲がり管に管端固定用プレートをより強固に固着するこ
とができる。バールに直管部を挿入した後に、たとえば
バールを縮管または/および直管部を拡管すればバール
の内面に形成された溝に直管部の外面がくい込み両者を
強固に固着することができる。
【0011】また、上記課題を解決するために、本発明
の金属曲がり管は、上記の方法により曲折部が修正され
たものからなる。
【0012】本発明に係る金属曲がり管は、流体流通用
の配管として広範な技術分野に利用できるが、とくに、
スペース上の制約から機能的な配管構造が要求される車
両用空調装置等の熱交換器用として最適である。
【0013】なお、本発明に利用される直管は金属製で
あればよく、とくにその材質は限定されるものではない
が、たとえばアルミニウム、銅、鉄等を挙げることがで
きる。
【0014】上記のような金属曲がり管の製造方法およ
び金属曲がり管においては、曲がり管を該曲がり管の曲
折部の外周面に対して外側に膨らむ形状の隙間を形成す
るキャビティを備えた型内に納め、曲がり管の直管部を
曲折部方向に押し込むと、曲折部の曲率半径が徐々に小
さくなる方向に修正され該曲折部の外周面がキャビティ
の内周面に当接する。したがって、上記キャビティの内
周面を所望の曲率半径に形成しておけば、金属曲がり管
の曲折部の曲率半径を容易に所望の曲率半径に修正する
ことができる。また、曲折部の曲率半径の修正は、曲が
り管を型内で納めた状態で行われるので、曲折部の凹み
の発生を防止できる。したがって、従来問題であった曲
折部の凹みの発生を防止しつつ、曲折部の曲率半径をよ
り小さくすることができるので、限定されたスペース内
においても機能的な流路を形成可能な金属曲がり管を得
ることができる。
【0015】また、上記のような金属曲がり管の製造方
法においては、直管部を曲折部方向に押し込むことによ
り曲折部の曲率半径の修正が行われるので、前記キャビ
ティの内周面形状および直管部の押し込み量により曲折
部曲率半径の修正量を容易に制御することができる。
【0016】上記直管部には、管端固定用プレートを固
着することができる。該固着は、たとえば、直管部の端
部をプレス加工等することにより簡単に行うことができ
る。したがって、管端固定用プレートを使用することで
従来必要であった固定ブロックを廃して材料コストを低
減でき、併せて溶接工程、気密性検査工程を省略するこ
とができるので、大幅なコストダウンが可能になる。
【0017】また、管端固定用プレートに直管部が挿入
されるバールを形成するとともに、該バールの内面に軸
方向に延びる溝を刻設した後に、バールに直管部を挿入
してかしめ固定すれば、バールの内面の溝に直管部の外
面がくい込むようにして両者が固着されるので、管端固
定用プレートの固着強度を向上することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の望ましい実施の
形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明
の一実施態様に係る金属曲がり管を用いた配管継手を示
している。図1において、1は配管継手を示している。
配管継手1は、金属曲がり管2と管端固定用プレート3
とを有している。金属曲がり管2は、直管部4、5と曲
折部6とを有しており、直管部4には金属曲がり管2が
接続される車両用熱交換器(図示略)に対して固定可能
な管端固定用プレート3が固着されている。金属曲がり
管2の曲折部6は、後述のように曲げ加工後、曲率半径
が小さくなる方向に修正されている。
【0019】上記のような配管継手1は、以下のように
して製造することができる。はじめに金属の直管7(図
2(a))を曲げ加工して直管部4、5と曲折部6とを
有する曲がり管8を形成する(図2(b))。次に、後
述の図3に示すような工程で曲がり管8の曲折部6の曲
率半径を小さくする方向に修正し、本発明に係る金属曲
がり管2が形成される(図2(c))。さらに、金属曲
がり管2の直管部4に管端固定用プレート3を挿入し
(図2(d))、後述の図5に示すような工程で直管部
4の端部を加工し直管部4に管端固定用プレート3を固
着して配管継手1が製造される(図2(e))。
【0020】次に、曲折部6の曲率半径の修正方法につ
いて図3を用いて説明する。まずはじめに、図2(b)
に示すように直管部4、5と曲折部6を有す曲がり管8
(図3(a))を型9内に納める。(図3(b))。型
9は、図4に示すように型構成部材10、11から構成
されている。部材10、11には略L字状に形成された
凹部12、13が設けられている。そして、型閉めされ
ると凹部12、13により型9内にキャビティ14が形
成されるようになっている。該キャビティ14は曲がり
管8の曲折部6の外周面に対して外側に膨らんでおり、
該キャビティ14内に曲がり管8を納めた場合には曲折
部6の外周面とキャビティ14の内周面との間には隙間
が形成されるようになっている(図3(b))。
【0021】次に、図3(b)に示すように型9内に曲
がり管8を納め、パンチ15により曲がり管8の直管部
4を曲折部6方向に押し込み曲折部6の外周面をキャビ
ティ14の内周面に当接させる。該押し込みにより曲折
部6の曲率半径が小さくなる方向に修正された金属曲が
り管2が成形される(図3(c))。つまり、心金16
を保持する支柱部25の下端が曲がり管8の直管部4の
端面を押すことにより、修正加工が行われる。このと
き、心金16の下端が曲がり管8の曲折部6を損傷させ
てしまうおそれがあるが、にがし部17を設けることに
より上記損傷が防止されるようになっている。また、心
金16の側面と曲折部6との間に大きな隙間が形成され
る場合には、図11に示すような凹みが発生するおそれ
があるが、図3(c)に示すように、心金16の側面と
曲折部6の内周面との間には僅かな隙間しか形成されて
いない、つまり、該部には図11に示すような凹みの発
生を許容するだけの隙間は形成されないので、上記凹み
の発生が防止されるようになっている。
【0022】上記のようにして製造された金属曲がり管
2の直管部4には、接続対象物に対して金属曲がり管2
を固定する管端固定用プレート3を固着することができ
る。該固着は、たとえば図5に示すようにして固着する
ことができる。はじめに、プレート3の挿通穴3aに直
管部4を挿通する。該直管部4に図5(a)の矢印方向
から力を加えると、直管部4は外周方向に自然に広がる
とともに管端固定用プレート3の直管部4が若干拡径さ
れ挿通穴3aの側面に当接される。そして、さらに力を
加えることにより、直管部4の端部に拡径部19を形成
する(図5(a))。次に、該拡径部19をプレート3
の座面18側に押し下げる(図5(b))。さらに、拡
径部19の先端を絞って絞り部20を形成した後、該絞
り部20を座面18側に押し下げる(図5(c)、
(d))。ここまでの工程により直管部4に膨出部21
が形成される。さらに、絞り部20の先端を拡径し拡径
部を形成した後、拡径部を座面18側に押し下げる(図
5(e)、(f))。この工程により、膨出部21の上
部にもう一つの膨出部22が形成される。
【0023】上記のような工程により、管端固定プレー
ト3が直管部4に固定されるようになっている。なお、
プレート3は一枚の板材からなっている。また、管端固
定用プレート3の座面18はプレス加工等によりきわめ
て簡単に設けることができる。したがって、切削加工品
および溶接工程等を廃止できる。なお、上記管端形状に
おいては、座面18は省略することも可能である。
【0024】本実施態様のような金属曲がり管2におい
ては、曲折部6に凹み等を発生させることなく、該曲折
部6の曲率半径を小さくする方向に修正することができ
る。したがって、限定された設置スペース内において、
コンパクトで機能的な流路を形成することができる。ま
た、金属曲がり管2と管端固定用プレート3の固定部に
は溶接部分が皆無となるので、気密性検査工程を廃止す
ることができる。
【0025】図6は、本発明の別の実施態様に係る金属
曲がり管を用いた配管継手を示している。図6におい
て、26は配管継手を示している。配管継手26は、金
属曲がり管27と管端固定用プレート28とを有してい
る。金属曲がり管27は、直管部29、30と曲折部3
1とを有しており、直管部29には管端固定用プレート
28が固着されている。また、金属曲がり管27の曲折
部31は、上記実施態様に示したような方法により、曲
率半径が小さくなる方向に修正されている。
【0026】管端固定用プレート28には、バール32
とボルト挿通穴33が形成されている。バール32の内
面には軸方向に延びる溝34が設けられている。本実施
態様においては、管端固定用プレート28を形成するプ
レート(図示略)に、ボルト挿通穴33を穿設するとと
もに、バーリング加工を施し、内面に溝34を有するバ
ール32が形成されるようになっている。そして、金属
曲がり管27の直管部29を拡管することにより金属曲
がり管27に管端固定用プレート28が固着されるよう
になっている。
【0027】また、本実施態様においても、直管部29
の端部には径方向に突出する膨出部35、36が形成さ
れている。
【0028】本実施態様の配管継手26は、以下のよう
な方法により製造されるようになっている。まず、はじ
めに金属曲がり管形成用の直管(図示略)を折り曲げた
後、図3に示すような方法で曲折部31の曲率半径を修
正した金属曲がり管27を得る。次に管端固定用プレー
ト28のバール32に金属曲がり管27の直管部29を
挿入して型40に装着する(図9(a))。次に、直管
部29の端部41を拡管する(図9(b))。さらに、
拡管かしめ型(心金)42を直管部29の端部41側か
ら、挿入する(図9(c))。該拡管かしめ型42の先
端部43の径は、直管部29の内径よりも若干大きく形
成されている。したがって、拡管かしめ型42を直管部
29に挿入することにより、該直管部29が拡管されて
その外面がバール32の溝34にくい込むので、直管部
29に管端固定用プレート28が強固に固着されるよう
になっている。
【0029】さらに、直管部29の端部41の先端を縮
管し絞り部44を形成し(図9(d))た後に、直管部
29の端部41を管端固定用プレート28側に押圧して
膨出部35を形成する(図9(e))。そして、直管部
29の端部41の先端を拡管した後に上記先端をプレー
ト28側に押圧して膨出部36を形成する(図9
(f)、(g))。
【0030】上記のようにして、金属曲がり管27に管
端固定用プレート28が固着された配管継手26が完成
する。
【0031】本実施態様においても、限定されたスペー
ス内において、機能的な流路を形成できる金属曲がり管
27を得ることができる。また、本実施態様において
は、プレート28に内面に溝34が刻設されたバール3
2を設け、該バール32に金属曲がり管27がかしめら
れているので、金属曲がり管27に管端固定用プレート
28を強固に固着することができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の金属曲が
り管の製造方法および金属曲がり管によるときは、車両
のエンジンルーム内等の限定された設置スペース内に、
コンパクトで機能的な流路を形成可能な配管継手を低コ
ストで得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様に係る金属曲がり管を用い
た配管継手の正面図である。
【図2】図1の配管継手の製造工程を示す工程図であ
る。
【図3】図1の金属曲がり管の製造工程を示す工程図で
ある。
【図4】図1の金属曲がり管の曲折部の曲率半径の修正
に用いる型の側面図である。
【図5】図1の金属曲がり管に管端固定用プレートを固
着する工程を示す工程図である。
【図6】本発明の別の実施態様に係る金属曲がり管を用
いた配管継手の正面図である。
【図7】図6の管端固定用プレートの平面図である。
【図8】図7の管端固定用プレートの断面図である。
【図9】図6の金属曲がり管に管端固定用プレートを固
着する工程を示す工程図である。
【図10】従来の金属曲がり管を用いた配管継手の拡大
断面図である。
【図11】従来の方法により曲折部の曲率半径を修正し
た金属曲がり管の正面図である。
【符号の説明】
1、26 配管継手 2、27 金属曲がり管 3、28 管端固定用プレート 3a 挿通穴 4、5、29、30 直管部 6、31 曲折部 7 直管 8 曲がり管 9、40 型 10、11 型構成部材 12、13 凹部 14 キャビティ 15 パンチ 16 心金 17 にがし部 18 座面 19 拡径部 20 絞り部 21、22、35、36 膨出部 25 支柱部 32 バール 33 ボルト挿通穴 34 溝 41 端部 42 拡管かしめ型(心金) 43 先端部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体流通用の金属曲がり管を製造するに
    際し、直管を曲げて曲折部と直管部を有する曲がり管に
    形成し、該曲がり管を、該曲がり管の曲折部の外周面に
    対し外側に膨らむ形状の隙間を形成するキャビティを備
    えた型内に納め、前記直管部を曲折部方向に前記曲折部
    の外周面がキャビティの内周面に当接するまで押し込む
    ことにより、曲折部をその曲率半径が小さくなる方向に
    修正することを特徴とする、金属曲がり管の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記直管部の押し込み量を制御すること
    により、前記曲折部の修正量を制御する、請求項1の金
    属曲がり管の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記曲折部の修正後に、直管部に管端固
    定用プレートを固着する、請求項1または2の金属曲が
    り管の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記管端固定用プレートに前記直管部が
    挿入されるバールを形成するとともに、該バールの内面
    に軸方向に延びる溝を刻設した後に、バールに直管部を
    挿入してかしめ固定する、請求項3の金属曲がり管の製
    造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の方
    法により曲折部が修正された金属曲がり管。
  6. 【請求項6】 熱交換器用である、請求項5の金属曲が
    り管。
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