JP3817396B2 - 電圧ブースタ回路 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電圧ブースタ回路に関するものであり、より詳しくは、読出動作モード及びプログラム動作モードの間、デコーダを用いてフラッシュEEPROMのメモリセルアレイのワード線を駆動するための3状態出力を発生する3状態ドライバ回路を含んだ電圧ブースタ回路である。
【0002】
【従来の技術】
半導体メモリ装置分野、及びその他の半導体集積回路分野でもよく知られているように、内部的に発生する電圧には、それに供給される外部、またはオフチップ電源電圧より高い電圧が要求される。
例えば、フラッシュEEPROMのメモリセルアレイの場合、読出動作モードの間には約+5Vの第1高電圧が、また、プログラム動作モードの間には約+10Vの第2高電圧が要求される。
よって、半導体メモリは、外部電源電圧より高い出力信号を発生する内部電圧ブースタ回路を含む。
【0003】
図5には、ワード線電圧VPP(以下VPPとする)を発生する従来の電圧ブースタ回路10のブロック図が示されている。VPPは、各自のデコーダ回路を介してメモリセルアレイのワード線WL0−WLnに割り当てられる。電圧ブースタ回路10は、半導体メモリ装置のプログラム動作モードの間使用される高電圧チャージポンプ回路14を含む。高電圧チャージポンプ回路14は、イネイブル信号(以下ENVPPとする)が高状態であるとき、内部ワード線供給ノードN1(以下ノードN1とする)のVPPを約10Vまで充電するように動作する。
【0004】
また、電圧ブースタ回路10はプレチャージ論理回路12を含み、プレチャージ論理回路12はノードN1が高電圧に昇圧、あるいはポンピングされる前にVPPを外部電源電圧VCC(以下VCCとする)にプレチャージするように動作する。プレチャージ論理回路12は、PMOSトランジスタP1を介して他の動作モードでVCCと同一の供給電圧VPPを維持する。コンデンサCL は、デコーダ回路20の容量性ローディングと、ノードN1とに接続されたライン2に関連する全てのキャパシタンスを示す。
【0005】
図6(a)〜(e)を参照し、図5に示された電圧ブースタ回路10の動作を説明する。時間t1より前では、信号ENVPPとプレチャージバー信号(以下、信号PRECHARGEBとする)とは共に低状態(VSS)であり、キックバー信号(以下、信号KICKB)は高状態(VCC)であるとみなす。このとき、キック電圧VKICKを定義するライン3上のNANDゲート18の出力は、低状態(VSS)である。さらに、ノードN1のVPPは、PMOSトランジスタP1がターンオンされているため電源電圧VCCである。
【0006】
図6(a)の時間t1において、信号KICKBが高い値から低い値へ遷移するとき、図6(c)の時間t2において、信号PRECHARGEBは電源電圧VCCに変移する。また、図6(b)の時間t3において、電圧VKICKが低い値から高い値へ遷移する。そのため、ノードN1のVPPはブースタコンデンサCBOOST を介して電圧VKICKにより図6(d)の時間t3でブーストレベルまで上がる。その結果、信号PRECHARGEBも、図6(c)の時間t4でブーストレベルまでさらに上がる。
VPPのブーストレベルは、次の式を用いて計算することができる。
【0007】
【数1】
Figure 0003817396
【0008】
ここで、電圧VKICKと電圧VPPinitは、個々の電源電圧VCCである。電圧VKICK、及びVPPinitをVCCに置き換えて整理すると[数1]は[数2]のように表わすことができる。
【0009】
【数2】
Figure 0003817396
【0010】
[数2]より、要求されるVPPの最大値が図5の電圧ブースタ回路10によって発生するレベルより低ければ、従来の電圧ブースタ回路10が十分に動作することが分かる。前述のように、VPPはフラッシュメモリセルのプログラム動作モードの間、約+10V以上にポンピングされることが要求される。
【0011】
このような条件から、高電圧を発生するための第2高電圧チャージポンプのような追加的な手段が要求される。
しかしながら、ブースタコンデンサCBOOST はVCC、またはVSSである信号VKICKに常に接続しているため、高電圧チャージポンプ14によって補給される総キャパシタンスは非常に大きくなり、上記目的のために従来の電圧ブースタ回路10を使用することは実用性に欠ける。
【0012】
従来の電圧ブースタ回路10では、高電圧チャージポンプ14がVPPをプログラムレベルまで上げるために非常に長い時間を要し、逆に、時間をかけずに必要なプログラムレベルまでVPPを高くしようとすると高電圧チャージポンプ14のサイズを増大しなければならないという問題が生じる。前者の場合はプログラム時間が増加し、後者の場合はメモリ装置全体の費用及び複雑性が増加する。そのため、いずれの場合も十分な解決策を提案できない。
特に、大きなキャパシタンスを有する従来の電圧ブースタ回路10の問題点については、前述した[数2]を参照して説明することができる。
VPPminがフラッシュメモリセルのプログラム動作モードの間に必要とされる最小電圧VPPと等しく、VCCminもフラッシュメモリセルの最小電圧VCCと等しい場合、次式[数3]を得ることができる。
【0013】
【数3】
Figure 0003817396
【0014】
さらに、最小電圧VPPminが4.2V、最小電圧VCCminが2.5Vと仮定すると、次式[数4]を得ることができる。
【0015】
【数4】
Figure 0003817396
【0016】
[数4]より、ブースタコンデンサCBOOST は2.125CL である。そのため、総キャパシタンスCTOTAL はブースタコンデンサCBOOST の値に伴って増加することがわかる。すなわち、CTOTAL =CBOOST +CL 、または3.125CL
よって、低い電源電圧で効率的に動作する、すなわち、少ない消費電力で動作する電圧ブースタ回路が望まれる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
よって、本発明の目的は、小さい電源電圧で効果的かつ効率的に動作可能な電圧ブースタ回路を提供することである。
さらに、本発明の目的は、少ない消費電力で効果的に動作可能な電圧ブースタ回路を提供することである。
さらに、本発明の目的は、小さなチャージポンプで、より大きいワード線電圧をポンプするために、プログラム動作モードの間はワード線供給ノードに大容量のブースタコンデンサを接続させない、3状態出力を発生する3状態ドライバ回路を含む電圧ブースタ回路を提供することである。
さらに、本発明の目的は、ワード線電圧VPPをプログラムレベルまで充電するために要する時間の短い電圧ブースタ回路を提案することである。
さらに、本発明の目的は、プログラムレベルのワード線電圧VPPを放電するために要する時間の短い電圧ブースタ回路を提案することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上述のような目的を達成するための本発明による電圧ブースタ回路は、読出動作モード及びプログラム動作モードの間、デコーダ回路を用いてフラッシュEEPROMメモリセルアレイのワード線を駆動するため、電源電圧より高い供給電圧をワード線供給ノードに発生する電圧ブースタ回路として構成される。
【0019】
さらに、本発明による電圧ブースタ回路は、プレチャージ信号に応じて、電源電圧をワード線供給ノードに選択的に接続するプレチャージ手段と、イネイブル信号に応じてプログラム動作モードの間、プログラムレベルとして定義されているワード線電圧にワード線供給ノードをポンピングするチャージポンプ手段と、イネイブル信号及びキックバー信号に応じて出力ノードに3状態出力電圧を発生してブースタコンデンサを駆動する駆動手段とを含む。ここで、ブースタコンデンサは、駆動手段の出力ノードとワード線供給ノードとの間に接続される。駆動手段は、プレチャージ動作モードの間は低状態、読出動作モードの間は高状態、プログラム動作モードの間はワード線電圧状態の3状態出力電圧を発生する。
本発明によると、大容量のブースタコンデンサの両電極を同一電圧に設定することにより、小さなチャージポンプでも、プログラム動作の間に要求されるワード線電圧を十分にポンピングすることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明による実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
本発明による電圧ブースタ回路100を図1に示す。電圧ブースタ回路100と、図5で示した電圧ブースタ回路10とは構成の点で類似している。最も異なるは、図5のNANDゲート18とインバータ16が3状態ドライバ回路130に置き換わったという点である。
【0021】
さらに、本発明の電圧ブースタ回路100は、プレチャージ論理回路110、3状態ドライバ回路130、プルアップトランジスタとして機能するPMOSトランジスタP11、ブースタコンデンサCBOOST 、そして高電圧チャージポンプ回路150で構成される。ここで、コンデンサCL は、デコーダ回路(図5)の容量性ローディングと、VPPを発生するノードN10とに接続されたライン120に関連する全てのキャパシタンスを示す。3状態ドライバ回路130は、ブースタコンデンサCBOOST を駆動するために使用される出力を有する。3状態ドライバ回路130の出力は3つの状態を有している。プレチャージモードの間の低状態(1)、読出動作モードの間の高状態(2)、そしてプログラム動作モードの間のワード線電圧状態(3)である。
さらに、3状態ドライバ回路130は、ブースタコンデンサCBOOST の両電極を同電圧に設定する(例えば、プログラム動作モードの間はVPPに設定し、高電圧チャージポンプ回路150上の容量性ローディングを減らしている)。
【0022】
図2には、図1のプレチャージ論理回路110の詳細回路が示されている。プレチャージ論理回路110は、インバータINV1及びINV2、NANDゲートND1、PMOSトランジスタMP1、MP2、MP3、そしてNMOSトランジスタMN1、MN2、MN3を有している。
図2におけるNANDゲートND1は、信号KICKBを受け入れる第1入力端子と、インバータINV1を介して信号ENVPPを受け入れる第2入力端子とを有している。ゲートがインバータINV2を介してNANDゲートND1に接続されたNMOSトランジスタMN1は、接地されたソースを有する。
また、PMOSトランジスタMP1は、VPPとNMOSトランジスタMN1のドレインの間に接続されたチャネルを有している。PMOSトランジスタMP2は、NMOSトランジスタMN1のドレインに接続されたゲート、VPPに接続されたソース、そしてPMOSトランジスタMP1のドレインに接続されたドレインを有する。
【0023】
NMOSトランジスタMN2のゲートは、NANDゲートND1の出力端子に接続され、ドレインはPMOSトランジスタMP1のゲートに接続され、ソースは接地される。
PMOSトランジスタMP3とNMOSトランジスタMN3のゲートは、PMOSトランジスタMP2及びNMOSトランジスタMN2の共通ドレインに共通に接続され、PMOSトランジスタMP3とNMOSトランジスタMN3のチャネルは、VPPと接地電圧VSSとの間に直列に接続される。信号PRECHARGEBは、PMOSトランジスタMP3及びNMOSトランジスタMN3の共通ドレインから出力される。
3状態ドライバ回路130の詳細を図3に示す。3状態ドライバ回路130は、PMOSトランジスタMP4−MP10、NMOSトランジスタMN4−MN6、インバータINV3−INV6、NANDゲートND2、そしてNORゲートNR1で構成される。
【0024】
図3におけるNMOSトランジスタMN6(nチャネルプルアップトランジスタとして動作する)のドレインは、信号VKICKを出力するためのノードN12に接続され、ソースは接地され、ゲートはNORゲートNR1の出力端子に接続される。NORゲートNR1は、信号ENVPPを受け入れる第1入力端子と、インバータINV5を介して信号KICKBを受け入れる第2入力端子とを有する。NORゲートNR1とインバータINV5とは、プルアップトランジスタコントローラを構成する。
【0025】
ここで、ゲートがインバータINV6を介して信号ENVPPを受け入れるNMOSトランジスタMN4は接地されたソースを有し、PMOSトランジスタMP4はVPPに接続されたソースとNMOSトランジスタMN4のドレインに接続されたドレインを有する。
また、PMOSトランジスタMP5のゲートは、トランジスタMP4及びMN4の共通ドレインに接続され、ソースはVPPに接続され、ドレインはPMOSトランジスタMP4のゲートに接続される。 さらに、NMOSトランジスタMN5は、信号ENVPPを受け入れるゲート、PMOSトランジスタMP4のゲート及びPMOSトランジスタMP5のドレインに接続されたドレイン、そして接地されたソースを有する。トランジスタMP4、MN4、MP5、MN5、及びインバータINV6は、プルアップトランジスタコントローラとしてレベルシフトを構成する。
【0026】
NANDゲートND2は、インバータINV3を介して信号KICKBを受け入れる第1入力端子と、インバータINV4を介して信号ENVPPを受け入れる第2入力端子とを有する。
また、PMOSトランジスタMP6(pチャネルプルアップトランジスタとして動作する)のソースは電源電圧VCCに接続され、ゲートはNANDゲートND2の出力端子に接続され、ドレインは、ゲートがトランジスタMP4及びMN4の共通ドレインに接続されたPMOSトランジスタMP7を介してノードN12に接続される。NANDゲートND2と、インバータINV3及びINV4とはプルアップトランジスタコントローラを構成する。
【0027】
また、PMOSトランジスタMP8のチャネルは、PMOSトランジスタMP7のバルクと電源電圧VCCとの間に接続され、ゲートはトランジスタMP4及びMN4の共通ドレインに接続される。
また、PMOSトランジスタMP9のチャネルは、トランジスタMP7のバルクとVPPとの間に接続され、ゲートはトランジスタMP5とMN5の共通ドレインに接続される。
さらに、PMOSトランジスタMP10は、VPPに接続されたソース、ノードN12に接続されたドレイントランジスタMP5及びMN5の共通ドレインに接続されたゲートを有する。
【0028】
図1〜3に示された電圧ブースタ回路の読出動作について、図6(a)〜(e)の波形を参照して説明する。時間t1の前には信号ENVPPが低状態であり、信号KICKBが高状態であると仮定する。このとき、プレチャージ論理回路110内部のNANDゲートND1の出力は低状態になり、その結果信号PRECHARGEBも低状態になる。よって、PMOSトランジスタP11はターンオンされ、これはノードN10を電源電圧VCCまで充電する。同時に、3状態ドライバ回路130のNANDゲートND2の出力が高状態になるため、PMOSトランジスタMP6はターンオフされる。同様にトランジスタMP5及びMN5の共通ドレインが電源電圧VCCと同一レベルを有するVPPに充電されるため、PMOSトランジスタMP10もターンオフされる。逆に、NMOSトランジスタMN6はNORゲートNR1を介してターンオンされ、ノードN12は接地される。すなわち、信号VKICKは低状態(VSS)になる。
【0029】
図6(a)に示すように、読出動作を始めるためには、信号KICKBが時間t1において、高い値から低い値へ遷移しなければならない。このとき、NORゲートNR1の出力は低状態になり、その結果、NMOSトランジスタMN6がターンオフされる。同時にNANDゲートND2の出力は低状態になり、PMOSトランジスタMP6をターンオンする。このように、信号VKICKは、図6(b)の時間t3でターンオンされたPMOSトランジスタMP6及びMP7を介して電源電圧VCCまで高くなる。
【0030】
さらに、NANDゲートND1の出力がロジック高レベルになるため、信号PRECHARGEBは、図7(c)に示すようにプレチャージレベル(電源電圧VCCレベル)のVPPを有する。
その結果、ノードN10は時間t3でブースタコンデンサCBOOST を介して信号VKICKによって高くなる。これは図6(d)に示されている。そのため、図6(c)に示すように、信号PRECHARGEBはPMOSトランジスタMP3を介して時間t4でブーストレベルまで高くなる。
【0031】
プログラム動作になる前に、信号KICKBは、図6(a)の時間t5のように低い値から高い値へ遷移しなければならない。よって、NORゲートNR1の出力は高状態になり、NMOSトランジスタMN6がターンオンされる。
信号VKICKは、図6(b)の時間t6で低状態になり始める。VPPは信号VKICKに接続しているため、図6(d)の時間t7で低状態になっている。しかも、VPPがVCCレベルまで低くなることによって、信号VKICKと信号PRECHARGEBは、図6(b)及び図6(c)において時間t7及び時間t8で接地電位VSSまで低くなる。
プログラム動作モードにおける従来の電圧ブースタ回路の動作と、本発明による電圧ブースタ回路との動作の違いを理解するために、図5の電圧ブースタ回路10のプログラム動作について図7(a)〜(e)を参照して説明する。
【0032】
図6(a)〜(e)のプログラム開始前(時間t1の前)では、信号ENVPP、VKICK、PRECHARGEBは全て低状態(VSS)であり、VPPと信号KICKBとは高状態(VCC)である。図5において、プログラム動作を始めるためには、信号ENVPPが図7(a)の時間t1で低い値から高い値へ遷移しなければならない。
信号ENVPPはVPPを図7(d)の時間t2でブーストレベルに上げるために、信号VKICKをトリガさせる。又、信号ENVPPは、図7(d)の時間t3に示すようにVPPをプログラムレベルまで上げるため、高電圧チャージポンプ回路14を活性化させる。従来の電圧ブースタ回路(図5)では、信号VKICKは電源電圧VCCに接続されているため、ブースタコンデンサCBOOST もVPPに接続されたままである。そのため、チャージポンプ回路14は、図7(d)の時間t2から時間t3の間にVPPをプログラムレベルに上げるため、さらに多くの電荷を生成しなければならない。
【0033】
本発明の電圧ブースタ回路のプログラム動作について、図1〜4を参照して説明する。図4(a)〜(e)に示すように、プログラム動作を始めるためには、信号ENVPPが図4(a)の時間t1’で低い値から高い値に遷移しなければならない。そのため、PMOSトランジスタMP7及びMP8と、NMOSトランジスタMN6とをターンオフさせ、PMOSトランジスタMP9及びMN10をターンオンさせる。
【0034】
すなわち、ブースタコンデンサCBOOST を駆動するための信号VKICKは、PMOSトランジスタMP10を介してVPPに接続される。よって、VPPが高電圧チャージポンプ回路150によって充電されると、信号VKICKもPMOSトランジスタMP10を介して充電される。その結果、図4(b)5及び図4(d)に示すように、VPPは時間t2’から時間t3’の間にプログラムレベルまで充電される。
【0035】
上述したように、3状態ドライバ回路の出力VKICKは、プレチャージモードの間は低状態(VSS)、読出動作モードの間は高状態(VCC)、そしてプログラム動作モードの間はワード線電圧VPPを有する。
さらに、プログラム動作モードの間はブースタコンデンサCBOOST の両電極がVPPに設定され、チャージポンプ回路150は容量性ロードCL だけを充電する。
【0036】
【発明の効果】
このように本発明によると、小さい電源電圧で効果的かつ効率的に動作可能な電圧ブースタ回路を提供することができる。
さらに、本発明によると、少ない消費電力で効果的に動作可能な電圧ブースタ回路を提供することができる。
さらに、本発明によると、小さなチャージポンプで、より大きいワード線電圧をポンプするために、プログラム動作モードの間はワード線供給ノードに大容量のブースタコンデンサを接続させない、3状態出力を発生する3状態ドライバ回路を含む電圧ブースタ回路を提供することができる。
さらに、本発明によると、ワード線電圧VPPをプログラムレベルまで充電するために要する時間の短い電圧ブースタ回路を提案することができる。
さらに、本発明によると、プログラムレベルのワード線電圧VPPを放電するために要する時間の短い電圧ブースタ回路を提案することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による高速3状態ブースタ回路のブロック図。
【図2】本発明による高速3状態ブースタ回路のプレチャージ論理回路の回路図。
【図3】本発明による高速3状態ブースタ回路の3状態ドライバ回路の回路図。
【図4】本発明による高速3状態ブースタ回路の各個所の、プログラム動作動作モード時の電圧を示す図。
【図5】従来の電圧ブースタ回路のブロック図。
【図6】従来の電圧ブースタ回路の有するノードの、読出動作モード時の電圧を示す図。
【図7】従来の電圧ブースタ回路の有するノードの、プログラム動作動作モード時の電圧を示す図。
【符号の説明】
110:プレチャージ論理回路
130:3状態ドライバ回路
150:チャージポンプ回路

Claims (8)

  1. 読出動作モード及びプログラム動作モードの間、デコーダ回路を用いてフラッシュEEPROMメモリセルアレイのワード線を駆動させるため、電源電圧より高い供給電圧をワード線供給ノードに発生する電圧ブースタ回路において、
    プレチャージ信号に応じて前記電源電圧を前記ワード線供給ノードに選択的に接続するプレチャージ手段と、
    前記プログラム動作モードの間、イネイブル信号に応じてプログラムレベルとして定義されているワード線電圧に前記ワード線供給ノードをポンピングするチャージポンプ手段と、
    前記イネイブル信号と、キックバー信号とに応じて出力ノードに3状態出力電圧を発生してブースタコンデンサを駆動する駆動手段と
    を含み、
    前記ブースタコンデンサは、前記駆動手段の前記出力ノードと前記ワード線供給ノードとの間に接続され、
    前記駆動手段は、プレチャージ動作モードの間の低状態と、
    前記読出動作モードの間の高状態と、
    前記プログラム動作モードの間のワード線電圧状態と
    の前記3状態出力電圧を発生することを特徴とする電圧ブースタ回路。
  2. 前記プレチャージ手段は、前記電源電圧に接続されたソースと、
    前記プレチャージ信号に接続されたゲートと、
    前記ワード線供給ノードに接続されたドレインと
    を有するPMOSトランジスタを含むことを特徴とする請求項1に記載の電圧ブースタ回路。
  3. 前記読出動作モードになる前に、前記ワード線供給ノードを前記電源電圧にプレチャージするように低状態の前記プレチャージ信号を発生するプレチャージ論理回路を含むことを特徴とする請求項2に記載の電圧ブースタ回路。
  4. 前記チャージポンプ手段は、高電圧チャージポンプを含むことを特徴とする請求項1に記載の電圧ブースタ回路。
  5. 前記駆動手段は、前記出力ノードと接地電圧との間に接続された第1スイッチトランジスタと、
    前記イネイブル信号と、前記キックバー信号とに応じて前記第1スイッチトランジスタをターンオン又はターンオフさせる第1スイッチコントローラと、
    前記電源電圧と前記出力ノードとの間に接続された第2スイッチトランジスタと、
    前記イネイブル信号と、前記キックバー信号とに応じて前記第2スイッチトランジスタをターンオン又はターンオフさせる第2スイッチコントローラと、
    前記ワード線電圧と前記出力ノードとの間に接続された第3スイッチトランジスタと、
    前記イネイブル信号に応じて前記第3スイッチトランジスタをターンオン又はターンオフさせる第3スイッチコントローラと
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の電圧ブースタ回路。
  6. 前記第1スイッチトランジスタは、nチャネルプルダウントランジスタを含み、
    前記第2スイッチトランジスタ及び前記第3スイッチトランジスタは、pチャネルプルアップトランジスタを
    含むことを特徴とする請求項5に記載の電圧ブースタ回路。
  7. 前記第2スイッチトランジスタと前記出力ノードとの間に接続された第4スイッチトランジスタと、
    前記電源電圧と前記第4スイッチトランジスタのバルクとの間に接続された第5スイッチトランジスタと、
    前記第4スイッチトランジスタと前記ワード線電圧との間に接続された第6スイッチトランジスタとを含み、
    前記第4スイッチトランジスタ及び前記第5スイッチトランジスタは、前記第3スイッチコントローラによってターンオンされ、
    前記第3スイッチトランジスタ及び前記第6スイッチトランジスタは、前記第3スイッチコントローラによってターンオフされることを特徴とする請求項5に記載の電圧ブースタ回路。
  8. 前記第2スイッチトランジスタと前記出力ノードとの間に接続された第4スイッチトランジスタと、
    前記電源電圧と前記第4スイッチトランジスタのバルクとの間に接続された第5スイッチトランジスタと、
    前記第4スイッチトランジスタと前記ワード線電圧との間に接続された第6スイッチトランジスタとを含み、
    前記第4スイッチトランジスタ及び前記第5スイッチトランジスタは、前記第3スイッチコントローラによってターンオフされ、
    前記第3スイッチトランジスタ及び前記第6スイッチトランジスタは、前記第3スイッチコントローラによってターンオンされることを特徴とする請求項5または請求項7に記載の電圧ブースタ回路。
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