JP3817354B2 - スフィンゴ脂質−界面活性剤複合体 - Google Patents

スフィンゴ脂質−界面活性剤複合体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スフィンゴ脂質−界面活性剤複合体に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近角質細胞間脂質が皮膚の水分保持機能に大きく寄与していることが見いだされ、角質細胞間脂質を外部から供給することにより、皮膚の水分保持機能が回復することが明らかになってきている。
【0003】
スフィンゴ脂質は天然に存在する表皮細胞由来の公知脂質であり、表皮の角質細胞間脂質の主要成分の一つとして皮膚の水分保持機能に大きく寄与しており、セラミドなどのスフィンゴ脂質やその類似構造物質を皮膚に適用する方法が報告されている(特公平6−57651号公報、特公平4−57641号公報、特公平4−59285号公報)。
【0004】
また、ステロールは、動植物の油脂をけん化する場合の不けん化区分から得られる化合物群であり、近年その生理、薬理活性から注目されてきている。特にコレステロールはセラミドとともに角質細胞間脂質の必須成分であり、皮膚バリヤー機能における重要性も明らかにされてきている。(R.Ghadially et al.J.Investigative Dermatology,106:1064-1069(1996))
【0005】
このように、セラミドなどのスフィンゴ脂質、コレステロール等の角質層に本来存在し、水分保持およびバリヤー機能を担っている脂質成分を配合した化粧料は、皮膚そのものが有するバリヤー機能を利用した優れた化粧料であり、近年注目されてきた。
【0006】
しかしながら、このスフィンゴ脂質およびステロールは水にほとんど不溶の高融点化合物であり、いったん両者を油脂などに溶解させたあと、水相中に乳化させることは可能であるが、一般に油脂への溶解性が悪いため、安定な乳化または可溶化組成物を得ることが難しく、スフィンゴ脂質およびステロールを液状またはクリーム状製剤の形で利用する場合には使用量に限度があるなど問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、水や油脂に分散しやすく安定な乳化または可溶化組成物を得ることができるスフィンゴ脂質と界面活性剤の複合体、もしくはスフィンゴ脂質とステロールと界面活性剤の複合体を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
こうした実状において、本発明者らは上記課題を解決すべく鋭意検討を行った結果、スフィンゴ脂質と界面活性剤またはスフィンゴ脂質とステロールと界面活性剤が有機溶媒中に均一に溶解している有機溶媒液から有機溶媒を除去してスフィンゴ脂質と界面活性剤またはスフィンゴ脂質とステロールと界面活性剤を同時に析出せしめるとスフィンゴ脂質−界面活性剤複合体またはスフィンゴ脂質−ステロール−界面活性剤複合体が形成され、この複合体は水分散性に優れ、容易に乳化または可溶化できることを見いだした。
【0009】
さらに、この複合体を配合すれば保湿作用に優れ、かつ使用感の良好な化粧料が得られることを見いだした。
【0010】
本発明でいう複合体とは、複数の物質の混合物が単体個々の物理化学的性質を示さず複合体としてひとつの物理化学的性質を示すものをいう。例えば、複合化により温度に対する挙動が変化したり、溶媒に対する溶解性や分散性が向上することが挙げられる。
【0011】
本発明の複合体は、スフィンゴ脂質と界面活性剤またはスフィンゴ脂質とステロールと界面活性剤が均一に溶解した有機溶媒溶液から、全成分を同時に析出させることにより得られる。スフィンゴ脂質と界面活性剤またはスフィンゴ脂質とステロールと界面活性剤を同時に析出させるには、例えば、上記有機溶媒溶液から加温・減圧下で有機溶媒を留去したり、また、上記有機溶媒溶液を噴霧乾燥して有機溶媒を除去することにより行うことができる。噴霧乾燥としては、上記有機溶媒溶液を管状加熱器に一定速度で供給し、該加熱器内で加熱して有機溶媒を蒸発させて実質的に固形分と有機溶媒の蒸気との混合物とし、この混合物を高速で真空室に導入し、瞬間的に有機溶媒を揮散させたりすることにより行うことができる。本方法については特公平4−149194号公報に記載がある。
【0012】
あるいはまた、上記有機溶媒溶液を液体窒素などにより瞬時に凍結後、凍結乾燥により有機溶媒を除去することにより行うことができる。
【0013】
上記の方法によれば、スフィンゴ脂質と界面活性剤またはスフィンゴ脂質とステロールと界面活性剤が化学反応することなしに複合体を形成する。
【0014】
本発明のスフィンゴ脂質と界面活性剤またはスフィンゴ脂質とステロールと界面活性剤の複合体の顕著な効果は、単にスフィンゴ脂質と界面活性剤またはスフィンゴ脂質とステロールと界面活性剤を混合しただけでは得られない。
【0015】
本発明は、スフィンゴ脂質−界面活性剤複合体およびスフィンゴ脂質−ステロール−界面活性剤複合体、および当該複合体を含有する化粧料を提供するものである。
【0016】
すなわち、本発明は以下の項1〜項7を提供するものである。
【0017】
項1.スフィンゴ脂質またはその類似構造物質と界面活性剤が有機溶媒中に均一に溶解している有機溶媒液から有機溶媒を除去してスフィンゴ脂質と界面活性剤を同時に析出せしめて得られたスフィンゴ脂質−界面活性剤複合体。
【0018】
項2.スフィンゴ脂質またはその類似構造物質とステロールと界面活性剤が有機溶媒中に均一に溶解している有機溶媒液から有機溶媒を除去してスフィンゴ脂質とステロールと界面活性剤を同時に析出せしめて得られたスフィンゴ脂質−ステロール−界面活性剤複合体。
【0019】
項3.項1および2の界面活性剤がレシチンであるスフィンゴ脂質−界面活性剤複合体およびスフィンゴ脂質−ステロール−界面活性剤複合体。
【0020】
項4.項1および2の界面活性剤がショ糖脂肪酸エステルであるスフィンゴ脂質−界面活性剤複合体およびスフィンゴ脂質−ステロール−界面活性剤複合体。
【0021】
項5.項1および2の界面活性剤がジ長鎖アルキル第4級アンモニウム塩型カチオンであるスフィンゴ脂質−界面活性剤複合体およびスフィンゴ脂質−ステロール−界面活性剤複合体。
【0022】
項6.項1、2、3、4または5に記載の複合体を含有する化粧料。
【0023】
項7.項1、2、3、4または5に記載の複合体を含有する乾燥に起因する皮膚疾患の治療薬。
【0024】
【本発明の実施の形態】
本発明に用いるスフィンゴ脂質はセラミドの他、セレブロシドが用いられる。
【0025】
セラミドは、一般構造(1)を有する公知の化合物であり、人、豚、牛、馬、羊などのほ乳動物の表皮から通常の抽出法によって得ることが可能である。
【0026】
また、特開昭61−271205号公報や生化学実験書(脂質の化学、生化学実験講座、第3巻、20〜21頁、1974年、日本生化学会編、東京化学同人)に記載されている製造方法により得られるセラミドを用いてもよい。
【0027】
【化1】
Figure 0003817354
【0028】
また、スフィンゴ脂質の類似構造物質とは、2本の長鎖炭化水素基とそれらの間にOH基とアミド基とを有し、かつ当該分子が一平面上の立体配座をとることのできる脂質誘導体を言う。
【0029】
かかる類似構造物質としては、例えば次の一般構造(2)で表されるアミド誘導体が挙げられる。
【0030】
【化2】
Figure 0003817354
【0031】
このアミド誘導体の製法については特公平4−59285号公報に記載されている。
【0032】
本発明で用いるセレブロシドは、前記構造(1)のセラミドに糖が付加した複合脂質であり、一般構造(3)で示される公知の化合物である。このセレブロシドは人、豚、牛、馬、羊などのほ乳動物の表皮からの抽出あるいは合成によって得ることが可能である。
【0033】
【化3】
Figure 0003817354
【0034】
これらのスフィンゴ脂質またはその類似構造物質は単独で用いてもよいし、2種以上を混合して用いてもよい。
【0035】
また、本発明のステロールとしては、ステロイド骨格を有するアルコールであれば特に制限はなく、たとえばコレステロール、ジヒドロコレステロール、ラノステロール、ジヒドロラノステロール、デスモステロールなどの動物由来のステロール、およびスチグマステロール、シトステロール、カンペステロール、ブラシカステロールなどの植物由来のステロール(フィトステロール)およびエルゴステロールなどの微生物由来のステロールが挙げられ、好ましくはコレステロールおよびフィトステロールが挙げられる。また、これらのステロールは単独で用いてもよいし、2種以上を混合して用いてもよい。
【0036】
本発明で使用される界面活性剤としては一般に化粧品に用いられるものならば特に制限はないが、その中でも特にレシチンまたはショ糖脂肪酸エステルまたはジ長鎖アルキル第4級アンモニウム塩型カチオンが好ましい。
【0037】
本発明で使用されるレシチンとしては、例えば、大豆レシチン、卵黄レシチン等の天然レシチン、これらレシチンの水素添加物などを例示することができる。
【0038】
本発明で用いられるショ糖脂肪酸エステルは、ショ糖と炭素数が10〜24の飽和または不飽和の脂肪酸とエステルであり、ショ糖中の水酸基の置換度(エステル化度)に制限はなく、モノエステルでもジエステルでも、また、トリ以上のエステルでもよい。あるいはそれらエステル化度の異なるショ糖脂肪酸エステルの混合物であってもよい。
【0039】
かかるショ糖脂肪酸エステルを構成する脂肪酸の例としては、カプロン酸、カプリル酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、アラキン酸、アラキジン酸、ベヘン酸、ゾーマリン酸、リグノセリン酸、セロチン酸、オレイン酸、エライジン酸、リノール酸、リノレン酸、アラキドン酸、エイコサペンタエン酸、ドコサペンタエン酸、ドコサヘキサエン酸、ネルボン酸、カプリン酸などが挙げられ、かかるショ糖脂肪酸エステルとしては、例えば、ショ糖モノパルミテート、ショ糖モノステアレート、ショ糖モノオレエート等で代表されるショ糖脂肪酸モノエステル、例えば、ショ糖ジパルミテート、ショ糖ジステアレート、ショ糖ジオレエート等で代表されるショ糖脂肪酸ジエステル、例えば、ショ糖トリパルミテート、ショ糖トリステアレート、ショ糖トリオレエート等で代表されるショ糖脂肪酸トリエステル、およびそれらの混合物等が挙げられる。
【0040】
本発明で使用されるジ長鎖アルキル第4級アンモニウム塩型カチオンは、次の一般構造(4)で表される。
【0041】
【化4】
Figure 0003817354
【0042】
代表例としては、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化ジパルミチルジメチルアンモニウム、塩化ジエイコシルジメチルアンモニウム、塩化ジヘンエイコシルジメチルアンモニウム、塩化ジドコシルジメチルアンモニウム、塩化ジドコシルジエチルアンモニウム、塩化ジコシルエイコシルジメチルアンモニウム、塩化ジ硬化牛脂アルキルジメチルアンモニウム、臭化ジ硬化牛脂アルキルジメチルアンモニウムなどが挙げられる。
【0043】
本発明のスフィンゴ脂質−界面活性剤複合体におけるスフィンゴ脂質と界面活性剤の配合比は0.01〜99:1〜99.99重量%程度とするのがよい。好ましくは1〜70:30〜99重量%程度とするのがよい。
【0044】
本発明のスフィンゴ脂質−ステロール−界面活性剤複合体におけるスフィンゴ脂質、ステロール、界面活性剤の配合比は0.01〜99:0.01〜99: 0.99〜99.98重量%程度とするのがよい。好ましくは1〜70:1〜70:50〜98重量%程度とするのがよい。
【0045】
上記のスフィンゴ脂質またはその類似構造物質、ステロール、界面活性剤を溶解させる有機溶媒としては、スフィンゴ脂質またはその類似構造物質、ステロール、界面活性剤のいずれをも同時に溶解し得るものであれば特に制限されない。具体的には、例えば、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、シクロヘキサン等の炭化水素類、塩化メチレン、クロロホルム等のハロゲン化炭素水素類、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類、メタノール、エタノール、ブタノール等の低級アルコール類、酢酸メチル、酢酸エチル等のエステル類等を挙げることができる。有機溶媒の使用量は特に制限されず、スフィンゴ脂質またはその類似構造物質、ステロール、レシチンまたはショ糖脂肪酸エステルの溶解度に応じて広い範囲から適宜選択すればよいが、工業的規模への適用性等を考慮すると、使用するスフィンゴ脂質またはその類似構造物質、ステロール、界面活性剤の全量の1〜100重量倍程度、好ましくは3〜50重量倍程度とするのがよい。
【0046】
本発明のスフィンゴ脂質−界面活性剤複合体およびスフィンゴ脂質−ステロール−界面活性剤複合体は、例えば次のように製造され得る。
【0047】
まず、スフィンゴ脂質、界面活性剤またはスフィンゴ脂質、ステロール、界面活性剤とを上記有機溶媒に溶解せしめる。このとき、加温、撹拌等の手段を用いれば更に効率がよい。
【0048】
得られた溶液を二流体型、ディスク型等の噴霧乾燥装置、好ましくは溶媒回収型のものを用いて噴霧乾燥することにより目的とするスフィンゴ脂質−界面活性剤複合体またはスフィンゴ脂質−ステロール−界面活性剤複合体を粉末、油、半固形の状態で得ることができる。一般には粉末状に得られる均一系混合物が膨潤速度の面から望ましい。
【0049】
本発明化粧料へのスフィンゴ脂質−界面活性剤複合体またはスフィンゴ脂質−コレステロール−界面活性剤複合体の配合量は、特に限定されないが、0.01〜99%程度が好ましい。また、本発明化粧料には、水、アルコール類、油成分、界面活性剤、リン脂質、美白成分、紫外線吸収剤、高分子物質、防腐剤、香料、色素などを配合することができる。また、角質細胞間脂質、多価アルコール類、ヒアルロン酸、乳酸菌培養液等の他の保湿成分を配合することもできる。
【0050】
皮膚の乾燥に起因する皮膚疾患の治療薬は、軟膏剤、貼付剤、ローション剤、リニメント剤、液状塗布剤などの剤型で皮膚に直接適用する。本発明の複合体の配合量は、各剤型について0.01〜99重量%程度である。軟膏剤、貼付剤、ローション剤、リニメント剤、液状塗布剤、などの配合成分は、これらの製剤に通常用いられている添加剤を全て用いることができる。
【0051】
【実施例】
次に実施例を挙げて本発明の特徴とするところを明確に説明するが、本発明はこれによって限定されるものではない。
【0052】
製造例1
N−ステアロイルフィトスフィンゴシン90%以上を含むセラミド(日光ケミカルズ(株)製 融点129℃)1gとホスファチジルコリン30%、ホスファチジルエタノールアミン25%及びホスファチジルイノシトール20%を含有する水添大豆レシチン(ツルーレシチン工業(株)製)4gとを第三ブタノール20mLに溶解させた後、液体窒素にて瞬時に凍結し、凍結乾燥装置フレキシ・ドライ(FTS SYSTEMS,INC製)にて凍結乾燥を行った。圧力は200millitorr以下、トラップ温度は−80℃とした。このようにして得られた本発明セラミド−レシチン複合体は、均質な白色粉末であった。
【0053】
製造例1で得られた複合体、製造例1に用いたセラミドおよび水添大豆レシチン、さらに製造例1で用いたセラミド1重量部と水添大豆レシチン4重量部を単に混合したもののDSC(示差走査型熱量測定)チャートを図1に示す。図1より本発明複合体は原料のセラミドの融解およびレシチンの転相に対応する吸熱ピークを示さず、新たな吸熱ピークを示し、複合体を形成していることがわかる
【0054】
【図1】
【0055】
一方、単にセラミドと水添大豆レシチンを混合したものはセラミドの融解およびレシチンの転相に対応する吸熱ピークを示したままになっており、複合体が形成されていない。
【0056】
また、得られた複合体をシリカゲルカラムにて分離したところセラミドと水添大豆レシチンがセラミド:水添大豆レシチン=1:4の重量比で得られ、また他の溶出物は認められず、セラミドと水添大豆レシチンはともに化学反応していないことが認められた。
【0057】
このように、本発明複合体は化学的な反応を伴うことなく、物理的な性質が変化していることが特徴的である。
【0058】
製造例2
N−ステアロイルフィトスフィンゴシン90%以上を含むセラミド(日光ケミカルズ(株)製)3gとホスファチジルコリン30%、ホスファチジルエタノールアミン25%及びホスファチジルイノシトール20%を含有する水添大豆レシチン(ツルーレシチン工業(株)製)7gとをクロロホルム200mLに溶解させた後、噴霧乾燥装置(東京理化機械(株)製、スプレードライヤーSD−1型)で噴霧乾燥した。噴霧空気圧力は1.5kg/cm2、送液速度は5g/分、チャンバー入口温度は65℃、出口温度は40℃とした。このようにして得られた本発明セラミド−レシチン複合体は、均質な白色粉末であった。
【0059】
製造例3
N−ステアロイルフィトスフィンゴシン90%以上を含むセラミド(日光ケミカルズ(株)製)2.4gとショ糖脂肪酸エステル(リョートーシュガーエステルS−570、三菱化学フーズ(株)製、モノエステル含量30%、HLB5、構成脂肪酸組成はステアリン酸約70%)7.6gとをクロロホルム200mLに溶解させた後、噴霧乾燥装置(東京理化機械(株)製、スプレードライヤーSD−1型)で噴霧乾燥した。噴霧空気圧力は1.5kg/cm2、送液速度は5g/分、チャンバー入口温度は65℃、出口温度は40℃とした。このようにして得られた本発明セラミド−ショ糖脂肪酸エステル複合体は、均質な白色粉末であった。
【0060】
製造例4
N−ステアロイルフィトスフィンゴシン90%以上を含むセラミド(日光ケミカルズ(株)製)1.0gと塩化ジステアリルジメチルアンモニウム(東京化成工業(株)製)9.0gとをクロロホルム200mLに溶解させた後、噴霧乾燥装置(東京理化機械(株)製、スプレードライヤーSD−1型)で噴霧乾燥した。噴霧空気圧力は1.5kg/cm2、送液速度は5g/分、チャンバー入口温度は65℃、出口温度は40℃とした。このようにして得られた本発明セラミド−塩化ジステアリルジメチルアンモニウム複合体は、均質な白色粉末であった

【0061】
製造例5
N−ステアロイルフィトスフィンゴシン90%以上を含むセラミド(日光ケミカルズ(株)製)2g、コレステロール(日本精化(株)製)4gとホスファチジルコリン30%、ホスファチジルエタノールアミン25%及びホスファチジルイノシトール20%を含有する水添大豆レシチン(ツルーレシチン工業(株)製)4gとをクロロホルム200mLに溶解させた後、噴霧乾燥装置(東京理化機械(株)製、スプレードライヤーSD−1型)で噴霧乾燥した。噴霧空気圧力は1.5kg/cm2、送液速度は5g/分、チャンバー入口温度は65℃、出口温度は40℃とした。このようにして得られた本発明セラミド−コレステロール−レシチン複合体は、均質な白色粉末であった。
【0062】
製造例6
N−ステアロイルフィトスフィンゴシン90%以上を含むセラミド(日光ケミカルズ(株)製)1.5g、コレステロール(日本精化(株)製)0.5gとショ糖脂肪酸エステル(リョートーシュガーエステルS−570、三菱化学フーズ(株)製、モノエステル含量30%、HLB5、構成脂肪酸組成はステアリン酸約70%)8gとをクロロホルム200mLに溶解させた後、噴霧乾燥装置(東京理化機械(株)製、スプレードライヤーSD−1型)で噴霧乾燥した。噴霧空気圧力は1.5kg/cm2、送液速度は5g/分、チャンバー入口温度は65℃、出口温度は40℃とした。このようにして得られた本発明セラミド−コレステロール−ショ糖脂肪酸エステル複合体は、均質な白色粉末であった。
【0063】
製造例7
N−ステアロイルフィトスフィンゴシン90%以上を含むセラミド(日光ケミカルズ(株)製)1.0g、コレステロール(日本精化(株)製)1.0gと塩化ジステアリルジメチルアンモニウム(東京化成工業(株)製)8.0gとをクロロホルム200 に溶解させた後、噴霧乾燥装置(東京理化機械(株)製、スプレードライヤーSD−1型)で噴霧乾燥した。噴霧空気圧力は1.5kg/cm2、送液速度は5g/分、チャンバー入口温度は65℃、出口温度は40℃とした。このようにして得られた本発明セラミド−コレステロール−塩化ジステアリルジメチルアンモニウム複合体は、均質な白色粉末であった。
【0064】
実施例1
製造例1〜7で得られた複合体それぞれ0.2gを80℃の温水100mLに添加し、ヒスコトロン((株)日音医理科器械制作所製)で分散(80℃、20000rpm、20分間)後、室温まで冷却した。これらの分散液の分散状態は、長期にわたり安定に保持され、40℃、30日間の静置安定性テストでも沈澱物は生じなかった。
【0065】
比較例1
N−ステアロイルフィトスフィンゴシン90%以上を含むセラミド(日光ケミカルズ(株)製)0.06gとホスファチジルコリン30%、ホスファチジルエタノールアミン25%及びホスファチジルイノシトール20%を含有する水添大豆レシチン(ツルーレシチン工業(株)製)0.14gとを80℃の温水100mLに添加し、ヒスコトロン((株)日音医理科器械制作所製)で分散(80℃、20000rpm、20分間)後、室温まで冷却した。得られた液には沈降物が存在し良好な分散液とはならなかった。
【0066】
比較例2
N−ステアロイルフィトスフィンゴシン90%以上を含むセラミド(日光ケミカルズ(株)製)0.048gとショ糖脂肪酸エステル(リョートーシュガーエステルS−570、三菱化学フーズ(株)製、モノエステル含量30%、HLB5、構成脂肪酸組成はステアリン酸約70%)0.152gとを80℃の温水100mLに添加し、ヒスコトロン((株)日音医理科器械制作所製)で分散(80℃、20000rpm、20分間)後、室温まで冷却した。得られた液には沈降物が存在し良好な分散液とはならなかった。
【0067】
比較例3
N−ステアロイルフィトスフィンゴシン90%以上を含むセラミド(日光ケミカルズ(株)製)0.02gと塩化ジステアリルジメチルアンモニウム(東京化成工業(株)製)0.16gとを80℃の温水100mLに添加し、ヒスコトロン((株)日音医理科器械制作所製)で分散(80℃、20000rpm、20分間)後、室温まで冷却した。得られた液には沈降物が存在し良好な分散液とはならなかった。
【0068】
比較例4
N−ステアロイルフィトスフィンゴシン90%以上を含むセラミド(日光ケミカルズ(株)製)0.04g、コレステロール(日本精化(株)製)0.08gとホスファチジルコリン30%、ホスファチジルエタノールアミン25%及びホスファチジルイノシトール20%を含有する水添大豆レシチン(ツルーレシチン工業(株)製)0.08gとを80℃の温水100mLに添加し、ヒスコトロン((株)日音医理科器械制作所製)で分散(80℃、20000rpm、20分間)後、室温まで冷却した。得られた液には沈降物が存在し良好な分散液とはならなかった。
【0069】
比較例5
N−ステアロイルフィトスフィンゴシン90%以上を含むセラミド(日光ケミカルズ(株)製)0.03g、コレステロール(日本精化(株)製)0.01gとショ糖脂肪酸エステル(リョートーシュガーエステルS−570、三菱化学フーズ(株)製、モノエステル含量30%、HLB5、構成脂肪酸組成はステアリン酸約70%)0.16gとを80℃の温水100mLに添加し、ヒスコトロン((株)日音医理科器械制作所製)で分散(80℃、20000rpm、20分間)後、室温まで冷却した。得られた液には沈降物が存在し良好な分散液とはならなかった。
【0070】
比較例6
N−ステアロイルフィトスフィンゴシン90%以上を含むセラミド(日光ケミカルズ(株)製)0.02g、コレステロール(日本精化(株)製)0.02gと塩化ジステアリルジメチルアンモニウム(東京化成工業(株)製)0.16gとを80℃の温水100mLに添加し、ヒスコトロン((株)日音医理科器械制作所製)で分散(80℃、20000rpm、20分間)後、室温まで冷却した。得られた液には沈降物が存在し良好な分散液とはならなかった。
【0071】
実施例1及び比較例1〜6の結果から本発明複合体が非常に安定な分散液を作ることは明かである。
【0072】
Figure 0003817354
【0073】
上記処方中の油相成分を加熱・撹拌し均一として70℃に保つ。これに精製水、グリセリンを加熱・撹拌し、70℃で均一としたものを徐々に加え、乳化機にて乳化する。乳化物を熱交換機にて30℃まで冷却してモイスチャークリームを調製した。
【0074】
比較例7
実施例2のセラミド−コレステロール−レシチンの複合体(5重量%)に代えて、N−ステアロイルフィトスフィンゴシン90%以上を含むセラミド(日光ケミカルズ(株)製)1.0重量%、コレステロール(日本精化(株)製)2.0重量%とホスファチジルコリン30%、ホスファチジルエタノールアミン25%及びホスファチジルイノシトール20%を含有する水添大豆レシチン(ツルーレシチン工業(株)製)2.0重量%を用いた他は、実施例2と同様にしてモイスチャークリームを調製した。
【0075】
Figure 0003817354
【0076】
上記処方中のジメチルポリシロキサン、2−エチルヘキサン酸セチル、セラミド−コレステロール−ショ糖脂肪酸エステルの複合体、メチルパラベン、香料を加熱・撹拌し均一とする。ついで、これに70℃に保った精製水、ポリエチレングリコール、1,3−ブチレングリコールを加熱・撹拌し、70℃で均一としたものを徐々に加え、乳化機にて乳化する。乳化物を熱交換機にて30℃まで冷却してローションを調製した。
【0077】
比較例8
実施例3のセラミド−コレステロール−ショ糖脂肪酸エステルの複合体(5重量%)に代えて、N−ステアロイルフィトスフィンゴシン90%以上を含むセラミド(日光ケミカルズ(株)製)0.75重量%、コレステロール(日本精化(株)製)0.25重量%とショ糖脂肪酸エステル(リョートーシュガーエステルS−570、三菱化学フーズ(株)製、モノエステル含量30%、HLB5、構成脂肪酸組成はステアリン酸約70%)4.0重量%を用いた他は、実施例3と同様にしてローションを調製した。
【0078】
Figure 0003817354
【0079】
A成分を70℃で溶解し、撹拌混合した後、あらかじめ70℃で溶解混合したB成分を加え、撹拌混合する。ついでC成分を加え、撹拌混合しながら30℃まで冷却してヘアコンディショナーを調製した。
【0080】
比較例9
実施例4のセラミド−コレステロール−塩化ジステアリルジメチルアンモニウム複合体(2重量%)に代えて、N−ステアロイルフィトスフィンゴシン90%以上を含むセラミド(日光ケミカルズ(株)製)0.2重量%、コレステロール(日本精化(株)製)0.2重量%と塩化ジステアリルジメチルアンモニウム(東京化成工業(株)製)1.6重量%を用いた他は、実施例4と同様にしてヘアコンディショナーを調製した。
【0081】
試験例1
実施例2、3及び4;並びに比較例7、8及び9の乳化物の安定性をみるために、40℃での安定性を調べた。結果を表1に示す。
【0082】
表1に示すように、実施例2、3及び4の乳化物の安定性は比較例7、8及び9の乳化物に較べて良好であった。なお、表1の評価の欄において、
”○”:乳化物調製後、10日後も安定であった。
【0083】
”△”:乳化物調製後、1〜9日後に析出物を生じた。
【0084】
”×”:乳化物調製後、1日以内に析出物を生じた。
【0085】
【表1】
Figure 0003817354
【0086】
試験例2
女性パネラー10名に、実施例2、3及び比較例7、8で調製した化粧料を実際に使用させ、実用評価を行った。評価は(1)塗布時ののび、(2)肌へのなじみ、(3)塗布後のしっとり感、(4)べたつき感、(5)塗布後3時間後の肌のしっとり感、(6)全体評価の6項目について、次の評価基準で行った。結果は表2に示した。なお、表2中:
”◎”:10名中8名以上が良好と回答した。
【0087】
”○”:10名中6名以上が良好と回答した。
【0088】
”△”:10名中4名以上が良好と回答した。
【0089】
”×”:10名中4名未満が良好と回答した。
【0090】
【表2】
Figure 0003817354
【0091】
表2より、本発明の化粧料は、使用感に非常に優れていることがわかる。
【0092】
試験例3
女性パネラー10名の前腕内側部を測定部位とし、カップを使用し、アセトン:ジエチルエーテル(1:1、容量)10mlで30分間脱脂した後、実施例2、3で調製した化粧料を塗布した。塗布は脱脂処理の当日の就寝前から始め、その後、毎日起床後と就寝前に行った。脱脂前、脱脂後、塗布後の角質水分含量と経表皮水分蒸散量をそれぞれインピーダンスメーター(IBS社製)及びテバメーター(C&K社製)で測定した。測定は、測定部位を37℃のお湯で洗浄後、パネラーを20℃、湿度50%の環境下に20分以上順応させてから行った。得られた結果を表3及び表4に示す。値は平均値(n=10)で示した。
【0093】
【表3】
Figure 0003817354
【0094】
【表4】
Figure 0003817354
【0095】
表3及び表4より、実施例2、3で調製された化粧料には、溶剤処理により角層細胞間脂質を除くことによって誘発された乾燥荒れ肌に対する優れた改善効果が認められており、皮膚化粧料及び皮膚疾患治療薬として有用であることがわかる。
【0096】
試験例4
女性パネラー10名に実施例4及び比較例9で調製したヘアコンディショナーを実際に使用させ、実用評価を行った。評価は全体的な使用感とし、結果は表5に示した。なお、表5中:
”◎”:10名中8名以上が良好と回答した。
【0097】
”○”:10名中6名以上が良好と回答した。
【0098】
”△”:10名中4名以上が良好と回答した。
【0099】
”×”:10名中4名未満が良好と回答した。
【0100】
【表5】
Figure 0003817354
【0101】
上記のように、実施例4で得られた本発明のヘアコンディショナーは、使用感が良好であった。
【図面の簡単な説明】
【図1】DSC(示差走査型熱量測定)チャート図製造例1に用いたセラミド、水添大豆レシチン、セラミド1部と水添大豆レシチン4部を単に混合したもの、および製造例1の本願発明の複合体をそれぞれDSCにより熱測定を行った。下向きのピークは融解、相転移などの吸熱現象を示している。
【符号の説明】
縦軸のmWは熱量の単位(ミリワット)。マイナスは吸熱を表す。

Claims (3)

  1. 以下に記載の(A)と(B);
    (A)セラミド
    (B)レシチン、ショ糖脂肪酸エステル、ジ長鎖アルキル第4級アンモニウム塩型カチオンから選ばれる1種の界面活性剤
    が有機溶媒中に均一に溶解している有機溶媒液から噴霧乾燥もしくは凍結乾燥によって有機溶媒を除去して、(A)と(B)を同時に析出せしめて得られるセラミド−界面活性剤複合体であり、かつ(A)と(B)の配合比率が0.01〜99:1〜99.99重量%である複合体。
  2. 以下に記載の(A)〜(C);
    (A)セラミド
    (B)レシチン、ショ糖脂肪酸エステル、ジ長鎖アルキル第4級アンモニウム塩型カチオンから選ばれる1種の界面活性剤
    (C)ステロール
    が有機溶媒中に均一に溶解している有機溶媒液から噴霧乾燥もしくは凍結乾燥によって有機溶媒を除去して、(A)〜(C)を同時に析出せしめて得られるセラミド−ステロール−界面活性剤複合体であり、かつ(A)〜(C)の配合比率が0.01〜99:0.99〜99.98:0.01〜99重量%である複合体。
  3. 請求項1、2に記載の複合体を含有する化粧料。
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