JPH10231229A - 化粧料 - Google Patents

化粧料

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JPH10231229A
JPH10231229A JP3513997A JP3513997A JPH10231229A JP H10231229 A JPH10231229 A JP H10231229A JP 3513997 A JP3513997 A JP 3513997A JP 3513997 A JP3513997 A JP 3513997A JP H10231229 A JPH10231229 A JP H10231229A
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JP
Japan
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fatty acid
sterol
complex
sucrose fatty
acid ester
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Application number
JP3513997A
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English (en)
Inventor
Mikinobu Satou
幹延 佐藤
Nobuaki Hattori
信明 服部
Masakazu Okumura
昌和 奥村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Fine Chemical Co Ltd
Original Assignee
Nippon Fine Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】新規なラメラ構造体を提供することを目的とす
る。 【解決手段】ショ糖脂肪酸エステルとステロールまたは
ステロール誘導体の複合体によるラメラ構造体

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、角層水分量維持
能に優れた保湿剤及びこれを含有する化粧料および乾燥
に起因する皮膚疾患治療薬に関する。
【0002】
【従来の技術】 最近細胞間脂質が皮膚の水分保持機能
に大きく寄与していることが見いだされ、角質細胞間脂
質を外部から供給することにより、皮膚の水分保持機能
が回復することが明らかになってきている。また、角質
細胞間脂質は、生体皮膚内においてラメラ構造をとって
おり、このラメラ構造がバリヤー機能に多大に寄与して
いることが明らかになってきており(G.Imokawa, M.Hatt
ori, J.Invest.Dermatol.,84, 282(1985))、セラミド、
ポリアルキレングリコールなどを有効成分とするラメラ
構造体及びそれを含む化粧料が開示されている(特開平
4−338311号公報、特開平5−124921号公
報)。
【0003】このように、角質細胞間脂質やその類似物
質を配合した化粧料は、皮膚そのものが有するバリヤー
機能を利用した、優れた化粧料であるが、天然から抽出
されるセラミドは高価であるし、純度的にも満足いくも
のではなかった。また、疑似セラミドは合成コストの面
および天然のセラミドと異なり、角層細胞との親和性に
問題があった。
【0004】また、ショ糖脂肪酸ジエステルがラメラ液
晶構造をとり、これを配合する化粧料が提案されている
が、ショ糖脂肪酸ジエステルを高純度に合成または精製
する場合、コスト高になるという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】 本発明は、生体の有
する保湿機能を利用し、角質水分含量保持能に優れた保
湿性能を有する構造体、該構造体を含む保湿剤、化粧
料、乾燥に起因する皮膚疾患治療剤を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】 こうした実状におい
て、本発明者らは上記課題を解決すべく鋭意検討を行っ
た結果、ショ糖脂肪酸エステルがそのエステル化度やH
LBにかかわらず、ステロールまたはステロール誘導体
との複合体を形成するとともにその複合体がラメラ構造
体を形成し、該複合体を用いて調製したラメラ構造体が
優れた角層水分含量維持能を有し、これを配合すれば保
湿作用に優れ、かつ使用感の良好な化粧料が得られるこ
とを見いだした。
【0007】本発明の複合体は、ショ糖脂肪酸エステル
とステロールまたはステロール誘導体とが均一に溶解し
た有機溶媒溶液から、両者を同時に析出させることによ
り得られる。ショ糖脂肪酸エステルとステロールまたは
ステロール誘導体を同時に析出させるには、例えば、上
記有機溶媒溶液から加温・減圧下で有機溶媒を留去した
り、また、上記有機溶媒溶液を噴霧乾燥して有機溶媒を
除去したり、あるいはまた、上記有機溶媒溶液を管状加
熱器に一定速度で供給し、該加熱器内で加熱して有機溶
媒を蒸発させて実質的に固形分と有機溶媒の蒸気との混
合物とし、この混合物を高速で真空室に導入し、瞬間的
に有機溶媒を揮散させたりすることにより行うことがで
きる。
【0008】上記の方法によれば、ショ糖脂肪酸エステ
ルとステロールまたはステロール誘導体が化学反応する
ことなしに複合体を形成する。
【0009】本発明者の研究によれば、ショ糖脂肪酸エ
ステルとステロールまたはステロール誘導体とを有機溶
媒に均一に溶解させておき、そこから有機溶媒のみを除
去してショ糖脂肪酸エステルとステロールまたはステロ
ール誘導体とを同時に析出せしめると、ショ糖脂肪酸エ
ステル分子が親水基、または親油基を同方向に規則的に
配列した状態でステロールまたはステロール誘導体との
複合体を形成することが見いだされた。該複合体は、水
に分散したときラメラ構造体を形成する。また、水分散
性に優れ、水に加えたとき初期水和性がよく、長期にわ
たり分散状態を良好に保持できる。さらにまた、複合化
によりショ糖脂肪酸エステルの水和状態におけるゲル相
から液晶相への相転移温度の降下及び相転移エネルギー
の低下がみられる。
【0010】上記の本発明のショ糖脂肪酸エステルとス
テロールまたはステロール誘導体の複合体の顕著な効果
は、単にショ糖脂肪酸エステルとステロールまたはステ
ロール誘導体とを混合しただけでは得られない。
【0011】本発明は、ショ糖脂肪酸エステルとステロ
ールまたはステロール誘導体の複合体を構成成分とする
ラメラ構造体、および当該保湿剤を含有する化粧料を提
供するものである。
【0012】すなわち、本発明は以下の項1〜項4を提
供するものである。
【0013】項1.ショ糖脂肪酸エステルとステロール
またはステロール誘導体の複合体を構成成分とするラメ
ラ構造体。
【0014】項2.項1の複合体がショ糖脂肪酸エステ
ルとステロールまたはステロール誘導体とが有機溶媒中
に均一に溶解している有機溶媒溶液から有機溶媒を除去
してショ糖脂肪酸エステルとステロールまたはステロー
ル誘導体を同時に析出せしめて得られるショ糖脂肪酸エ
ステルとステロールまたはステロール誘導体の複合体で
ある複合体を構成成分とするラメラ構造体。
【0015】項3.項1または2に記載のラメラ構造体
を含有する化粧料。
【0016】項4.項1または2に記載のラメラ液晶組
成物を有効成分とする乾燥に起因する皮膚疾患の治療
薬。
【0017】
【本発明の実施の形態】本発明で用いられるショ糖脂肪
酸エステルは、ショ糖と炭素数が10〜24の飽和また
は不飽和の脂肪酸とエステルであり、ショ糖中の水酸基
の置換度(エステル化度)に制限はなく、モノエステル
でもジエステルでも、また、トリ以上のエステルでもよ
い。あるいはそれらエステル化度の異なるショ糖脂肪酸
エステルの混合物であってもよい。
【0018】かかるショ糖脂肪酸エステルを構成する脂
肪酸の例としては、カプロン酸、カプリル酸、ラウリン
酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、アラ
キン酸、アラキジン酸、ベヘン酸、ゾーマリン酸、リグ
ノセリン酸、セロチン酸、オレイン酸、エライジン酸、
リノール酸、リノレン酸、アラキドン酸、エイコサペン
タエン酸、ドコサペンタエン酸、ドコサヘキサエン酸、
ネルボン酸、カプリン酸などが挙げられ、かかるショ糖
脂肪酸エステルとしては、例えば、ショ糖モノパルミテ
ート、ショ糖モノステアレート、ショ糖モノオレエート
等で代表されるショ糖脂肪酸モノエステル、例えば、シ
ョ糖ジパルミテート、ショ糖ジステアレート、ショ糖ジ
オレエート等で代表されるショ糖脂肪酸ジエステル、例
えば、ショ糖トリパルミテート、ショ糖トリステアレー
ト、ショ糖トリオレエート等で代表されるショ糖脂肪酸
トリエステル、およびそれらの混合物等が挙げられる。
【0019】また、本発明のステロールとしては、ステ
ロイド骨格を有するアルコールであれば特に制限はな
く、たとえばコレステロール、ジヒドロコレステロー
ル、ラノステロール、ジヒドロラノステロール、デスモ
ステロールなどの動物由来のステロール、およびスチグ
マステロール、シトステロール、カンペステロール、ブ
ラシカステロールなどの植物由来のステロール、すなわ
ちフィトステロール、エルゴステロールなどの微生物由
来のステロールが挙げられ、好ましくはコレステロール
およびフィトステロールが挙げられる。また、これらの
ステロールは単独で用いてもよいし、2種以上を混合し
て用いてもよい。
【0020】ステロール誘導体としては上記ステロール
と脂肪酸のエステルが挙げられる。エステルを形成する
脂肪酸としては、炭素数6〜26の飽和または不飽和の
分岐を有していてもよい脂肪酸が挙げられ、具体的には
カプロン酸、カプリル酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、
パルミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、12
−ヒドロキシステアリン酸、アラキジン酸、ベヘン酸、
リグノセリン酸、セロチン酸、オレイン酸、リノール
酸、リノレン酸、アラキドン酸、エイコサペンタエン
酸、ドコサペンタエン酸、ドコサヘキサエン酸、ネルボ
ン酸、カプリン酸、などの直鎖または分岐を有する、飽
和または不飽和の脂肪酸の1種または2種以上が挙げら
れ、マカデミアンナッツ油脂肪酸、ヤシ油脂肪酸、ピー
ナッツ油脂肪酸、魚油脂肪酸、菜種油脂肪酸、パーム油
脂肪酸、綿実油脂肪酸、大豆油脂肪酸、サンフラワー油
脂肪酸、小麦胚芽油脂肪酸、ゴマ油脂肪酸、コーン油脂
肪酸、月見草油脂肪酸、ラノリン脂肪酸、非ヒドロキシ
ラノリン脂肪酸、ヒドロキシラノリン脂肪酸、乳脂肪脂
肪酸などの天然由来の脂肪酸及びアビエチン酸、デヒド
ロアビエチン酸が挙げられる。
【0021】さらに、ステロール誘導体としてはジ(コ
レステリル、ラウロイル、オクチルドデシル)−N−ラ
ウロイル−L−グルタミン酸エステルが挙げられる。
【0022】これらのステロール誘導体は、単独で用い
てもよいし、2種以上を混合して用いてもよい。
【0023】なお、本発明にいう非ヒドロキシラノリン
脂肪酸およびヒドロキシラノリン脂肪酸は、ラノリン脂
肪酸を分離して得られるものであり、その分離方法につ
いては、特開平6−293614号公報に記載されてい
る。
【0024】本発明で用いるステロール誘導体は、上記
ステロールと脂肪酸をエステル化して得られたものでも
よいし、天然物および合成物からカラム分画、抽出、蒸
留などの方法により得られたものでもよい。
【0025】本発明のショ糖脂肪酸エステルとステロー
ルまたはステロール誘導体複合体におけるショ糖脂肪酸
エステルに対するステロールまたはステロール誘導体の
配合比は0.1〜500重量%程度とするのがよい。好
ましくは10〜100重量%程度とするのがよい。少な
すぎると、ラメラが形成されにくくなり、また多すぎる
と析出物を生じやすくなる。
【0026】上記のショ糖脂肪酸エステル及びステロー
ルまたはステロール誘導体を溶解させる有機溶媒として
は、ショ糖脂肪酸エステル及びステロールまたはステロ
ール誘導体のいずれをも同時に溶解し得るものであれば
特に制限されない。具体的には、例えば、ペンタン、ヘ
キサン、ヘプタン、シクロヘキサン等の炭化水素類、塩
化メチレン、クロロホルム等のハロゲン化炭素水素類、
ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類、メタノー
ル、エタノール等の低級アルコール類、酢酸メチル、酢
酸エチル等のエステル類等を挙げることができる。有機
溶媒の使用量は特に制限されず、ショ糖脂肪酸エステル
及びステロールまたはステロール誘導体の両者の溶解度
に応じて広い範囲から適宜選択すればよいが、工業的規
模への適用性等を考慮すると、使用するショ糖脂肪酸エ
ステル及びステロールまたはステロール誘導体両者の量
の1〜100倍程度、好ましくは3〜50倍程度とする
のがよい。
【0027】本発明ショ糖脂肪酸エステルとステロール
またはステロール誘導体の複合体は、例えば次のように
製造され得る。
【0028】まず、ショ糖脂肪酸エステルとステロール
またはステロール誘導体とを上記有機溶媒に溶解せしめ
る。このとき、加温、撹拌等の手段を用いれば更に効率
がよい。
【0029】得られた溶液を二流体型、ディスク型等の
噴霧乾燥装置、好ましくは溶媒回収型のものを用いて噴
霧乾燥することにより目的とするショ糖脂肪酸エステル
とステロールまたはステロール誘導体の複合体を粉末、
油、半固形の状態で得ることができる。一般には粉末状
に得られる均一系混合物が膨潤速度の面から望ましい。
【0030】本発明でいうラメラ構造とは、直交ニコル
下の偏光顕微鏡観察によって明瞭なモザイク模様あるい
は花びら模様の組織像を認めるものとする。偏光顕微鏡
観察は以下のように行うことができる。水を含む試料を
スライドグラス上に少量滴下し、その上にカバーグラス
をかぶせ、加熱、冷却を繰り返して偏光顕微鏡で観察す
る。このようにして観察した場合、マルチコンセントリ
ックなラメラ構造を形成するものは、明瞭なモザイク模
様あるいは花びら模様の組織像を与えることが知られて
いる(Saupe A.:J.Colloid Interface Sci.58,549-558,1
977)。
【0031】ラメラ構造体の調製は、当該複合体含有溶
液を物理的に撹拌して分散せしめることにより行われ
る。上記複合体含有溶液としては、水溶液が望ましく、
その濃度は0.1〜99重量%程度である。
【0032】従って、本発明は、0.1〜99重量%程
度のショ糖脂肪酸エステルとステロールまたはステロー
ル誘導体の複合体を構成成分とするラメラ構造体を提供
するものである。
【0033】また、本発明は、0.1〜99重量部程度
のショ糖脂肪酸エステルとステロールまたはステロール
誘導体の複合体と99.9〜1重量部程度の水を含む混
合物を物理的に撹拌して分散せしめることを特徴とする
ショ糖脂肪酸エステルとステロールまたはステロール誘
導体の複合体を構成成分とするラメラ構造体を提供する
ものである。
【0034】かくして得られたラメラ構造体は、優れた
角質水分含量保持能に基づく保湿作用を有し、これを配
合することにより保湿効果に優れた化粧料を得ることが
できる。また、その優れた保湿効果により、皮膚の乾燥
に起因する皮膚疾患の治療にも有効である。
【0035】本発明化粧料へのラメラ構造体の配合量
は、特に限定されないが、0.1〜99%程度が好まし
い。また、本発明化粧料には、ラメラ構造体を破壊せ
ず、本発明の効果を妨げない範囲内で水、アルコール
類、油成分、界面活性剤、リン脂質、美白成分、紫外線
吸収剤、高分子物質、防腐剤、香料、色素などを配合す
ることができる。また、角質細胞間脂質、多価アルコー
ル類、ヒアルロン酸、乳酸菌培養液等の他の保湿成分を
配合することもできる。
【0036】従って、本発明は、(1)ショ糖脂肪酸エ
ステルとステロールまたはステロール誘導体の複合体及
び(2)水、アルコール類、油成分、界面活性剤、アミ
ノ酸及びその塩、核酸、美白成分、紫外線吸収剤、高分
子物質、防腐剤、香料及び色素からなる群から選ばれる
少なくとも1種を含むラメラ構造体にも関する。
【0037】皮膚の乾燥に起因する皮膚疾患の治療薬
は、軟膏剤、貼付剤、ローション剤、リニメント剤、液
状塗布剤などの剤型で皮膚に直接適用する。本発明のラ
メラ構造体の配合量は、各剤型について0.1〜99重
量%程度である。軟膏剤、貼付剤、ローション剤、リニ
メント剤、液状塗布剤、などの配合成分は、これらの製
剤に通常用いられている添加剤を全て用いることができ
る。
【0038】本発明化粧料を調製するためには、通常ラ
メラ構造体および他の成分を水等に分散させればよい。
また、前記方法によりラメラ構造体を調製し、得られた
ラメラ構造体分散液に他の成分を配合することにより調
製してもよい。
【0039】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明を詳細に説明する
が、本発明はこれによって限定されるものではない。
【0040】製造例1 ショ糖脂肪酸エステル(リョートーシュガーエステルS
−570、三菱化学フーズ(株)製、モノエステル含量
30%、HLB5、構成脂肪酸組成はステアリン酸約7
0%)2.2gとコレステロール(日本精化(株)製)
1gとをクロロホルム100mlに溶解させた後、噴霧乾
燥装置(東京理化機械(株)製、スプレードライヤーS
D−1型)で噴霧乾燥した。噴霧空気圧力は1.5kg/
cm2、送液速度は5g/分、チャンバー入口温度は65
℃、出口温度は40℃とした。このようにして得られた
本発明ショ糖脂肪酸エステルとコレステロールの複合体
は、均質な白色粉末であった。
【0041】製造例1で得られたショ糖脂肪酸エステル
とコレステロールの複合体の50%水和物のDSC(示
差走査型熱量測定)チャートを図1に示す。図1より該
複合体は複合化前に較べ、ショ糖脂肪酸エステルのゲル
相から液晶相への相転移温度の降下並びに転移エネルギ
ーが低下しており、複合体が形成されていることが示さ
れる。
【0042】製造例2 ショ糖脂肪酸エステル(リョートーシュガーエステルS
−570、三菱化学フーズ(株)製、モノエステル含量
30%、HLB5、構成脂肪酸組成はステアリン酸約7
0%)2.6gとオレイン酸コレステリル(東京化成工
業(株)製)1gとをクロロホルム100mlに溶解させ
た後、噴霧乾燥装置(東京理化機械(株)製、スプレー
ドライヤーSD−1型)で噴霧乾燥した。噴霧空気圧力
は1.5kg/cm2、送液速度は5g/分、チャンバー入口
温度は65℃、出口温度は40℃とした。このようにし
て得られた本発明ショ糖脂肪酸エステルとオレイン酸コ
レステリルの複合体は、均質な白色粉末であった。
【0043】製造例3 ショ糖脂肪酸エステル(リョートーシュガーエステルS
−1570、三菱化学フーズ(株)製、モノエステル含
量70%、HLB15、構成脂肪酸組成はステアリン酸
約70%)1.9gとオレイン酸コレステリル(東京化
成工業(株)製)1gとをクロロホルム100mlに溶解
させた後、噴霧乾燥装置(東京理化機械(株)製、スプ
レードライヤーSD−1型)で噴霧乾燥した。噴霧空気
圧力は1.5kg/cm2、送液速度は5g/分、チャンバー
入口温度は65℃、出口温度は40℃とした。このよう
にして得られた本発明ショ糖脂肪酸エステルとオレイン
酸コレステリルの複合体は、均質な白色粉末であった。
【0044】製造例4 ショ糖脂肪酸エステル(リョートーシュガーエステルS
−570、三菱化学フーズ(株)製、モノエステル含量
30%、HLB5、構成脂肪酸組成はステアリン酸約7
0%)2.6gとマカデミアナッツ油脂肪酸コレステリ
ル(日本精化(株)製)1gとをクロロホルム100ml
に溶解させた後、噴霧乾燥装置(東京理化機械(株)
製、スプレードライヤーSD−1型)で噴霧乾燥した。
噴霧空気圧力は1.5kg/cm2、送液速度は5g/分、チ
ャンバー入口温度は65℃、出口温度は40℃とした。
このようにして得られた本発明ショ糖脂肪酸エステルと
オレイン酸コレステリルの複合体は、均質な白色粉末で
あった。
【0045】実施例1 製造例1で得られた複合体を3重量%となるように80
℃の温水に添加し、ダイナミックスタラー(東京理化機
器社製)で撹拌(80℃、400rpm、5分間)して
分散後、撹拌しながら室温まで冷却することにより、ラ
メラ構造体を調製した。ラメラ構造の確認は、偏光顕微
鏡観察により行った。得られたラメラ構造体は閉じたマ
ルチラメラ構造をしていた。またこの分散液の分散状態
は、長期にわたり安定に保持され、50℃30日間の静
置安定性テストでも沈澱物は生じなかった。ラメラ構造
体の偏光顕微鏡写真を図2に示す。
【0046】比較例1 ショ糖脂肪酸エステル(リョートーシュガーエステルS
−570、三菱化学フーズ(株)製、モノエステル含量
30%、HLB5、構成脂肪酸組成はステアリン酸約7
0%)2.2gとコレステロール(日本精化(株)製)
1gを80℃の温水107mlに添加し、ダイナミックス
タラー(東京理化機器社製)で撹拌(80℃、400r
pm、5分間)後、撹拌しながら室温まで冷却後、ラメ
ラ構造体の確認を偏光顕微鏡観察により行った。得られ
た撹拌物にはコレステロールが沈澱し、ラメラ構造は確
認されなかった。
【0047】実施例2 製造例2〜4で得られた複合体を3重量%となるように
0.1重量%のカルボキシビニルポリマー(商品名:カ
ーボポール941)を含む80℃の温水に添加し、ダイ
ナミックスタラー(東京理化機器社製)で撹拌(80
℃、400rpm、5分間)して分散後、撹拌しながら
室温まで冷却することにより、ラメラ構造体を調製し
た。ラメラ構造の確認は、偏光顕微鏡観察により行っ
た。得られたラメラ構造体は閉じたマルチラメラ構造を
していた。またこの分散液の分散状態は、長期にわたり
安定に保持され、25℃90日間後でも沈澱物は生じな
かった。製造例2で得られた複合体より得られたラメラ
構造体の偏光顕微鏡写真を図3に示す。
【0048】比較例2 ショ糖脂肪酸エステル(リョートーシュガーエステルS
−570、三菱化学フーズ(株)製、モノエステル含量
30%、HLB5、構成脂肪酸組成はステアリン酸約7
0%)2.6gとオレイン酸コレステリル(東京化成工
業(株)製)1gを0.1重量%のカルボキシビニルポ
リマー(商品名:カーボポール941)を含む80℃の
温水120mlに添加し、ダイナミックスタラー(東京理
化機器社製)で撹拌(80℃、400rpm、5分間)
後、撹拌しながら室温まで冷却後、ラメラ構造体の確認
を偏光顕微鏡観察により行った。得られた撹拌物にはコ
レステロールが沈澱し、ラメラ構造はわずかしか確認さ
れなかった。
【0049】 実施例3 モイスチャークリームの調製 成 分 比率(重量%) 油相成分: ビタミンEアセテート 0.2 ショートニングオイル 5.0 ミツロウ 1.0 スクアラン 5.6 オリーブ油 10.0 水相成分: 製造例1のショ糖脂肪酸エステルとコレステロールの複合体 4.0 グリセリン 5.0 メチルパラベン 0.1 エチルパラベン 0.1 香料 適量 精製水 全体を100とする量
【0050】上記処方中の油相成分を加熱・撹拌し均一
として70℃に保つ。これに精製水、グリセリン、ショ
糖脂肪酸エステルとコレステロールの複合体を加熱・撹
拌し、70℃で均一としたものを徐々に加え、乳化機に
て乳化する。乳化物を熱交換機にて30℃まで冷却して
モイスチャークリームを調製した。
【0051】このようにして調製したモイスチャークリ
ームには、偏光顕微鏡によりラメラ構造体を有している
ことを確認した。
【0052】比較例3 実施例3のショ糖脂肪酸エステルとコレステロールの複
合体(4重量%)に代えて、ショ糖脂肪酸エステル(リ
ョートーシュガーエステルS−570、三菱化学フーズ
(株)製、モノエステル含量30%、HLB5、構成脂
肪酸組成はステアリン酸約70%)2.75重量%とコ
レステロール(日本精化(株)製)1.25重量%を用
いた他は、実施例3と同様にしてモイスチャークリーム
を調製した。得られたモイスチャークリームには、ラメ
ラ構造体を有していないことを偏光顕微鏡で確認した。
【0053】 実施例4 ローションの調製 成 分 比率(重量%) 製造例2のショ糖脂肪酸エステルとオレイン酸コレス 4.0 テリルの複合体 ジメチルポリシロキサン 5.0 2−エチルヘキサン酸セチル 2.0 メチルパラベン 0.1 ポリエチレングリコール 3.0 1,3−ブチレングリコール 5.0 香料 適量 精製水 全体を100とする量
【0054】上記処方中のジメチルポリシロキサン、2
−エチルヘキサン酸セチル、メチルパラベン、香料を加
熱・撹拌し均一とする。ついで、これに70℃に保った
精製水、ポリエチレングリコール、1,3−ブチレング
リコール、ショ糖脂肪酸エステルとオレイン酸コレステ
リルの複合体を加熱・撹拌し、70℃で均一としたもの
を徐々に加え、乳化機にて乳化する。乳化物を熱交換機
にて30℃まで冷却してローションを調製した。
【0055】このようにして調製したローションには、
偏光顕微鏡によりラメラ構造体を有していることを確認
した。
【0056】比較例4 実施例4のショ糖脂肪酸エステルとオレイン酸コレステ
リルの複合体(4重量%)に代えて、ショ糖脂肪酸エス
テル(リョートーシュガーエステルS−570、三菱化
学フーズ(株)製、モノエステル含量30%、HLB
5、構成脂肪酸組成はステアリン酸約70%)2.89
重量%とオレイン酸コレステリル(東京化成工業(株)
製)1.11重量%を用いた他は、実施例3と同様にし
てローションを調製した。得られたローションには、ラ
メラ構造体を有していないことを偏光顕微鏡で確認し
た。
【0057】 実施例5 化粧水の調製 成 分 比率(重量%) 製造例1のショ糖脂肪酸エステルとコレステロールの複合体 2.0 エタノール 2.0 グリセリン 2.0 1,3−ブチレングリコール 2.0 メチルパラベン 0.2 香料 適量 精製水 全体を100とする量
【0058】上記処方中のショ糖脂肪酸エステルとコレ
ステロールの複合体、精製水を加熱・撹拌し均一とした
後、25℃まで冷却する。ついで、これにエタノール、
グリセリン、1,3−ブチレングリコール、メチルパラ
ベン、香料を添加して撹拌して化粧水を調製した。
【0059】このようにして調製した化粧水には、偏光
顕微鏡によりラメラ構造体を有していることを確認し
た。
【0060】比較例5 実施例5のショ糖脂肪酸エステルとコレステロールの複
合体(2重量%)に代えて、ショ糖脂肪酸エステル(リ
ョートーシュガーエステルS−570、三菱化学フーズ
(株)製、モノエステル含量30%、HLB5、構成脂
肪酸組成はステアリン酸約70%)1.37重量%とコ
レステロール(日本精化(株)製)0.63重量%を用
いた他は、実施例5と同様にして化粧水を調製した。得
られた化粧水には、ラメラ構造体を有していないことを
偏光顕微鏡で確認した。
【0061】 実施例6 洗顔クリームの調製 成 分 比率(重量%) 油相成分: ステアリン酸 8.0 パルミチン酸 8.0 セトステアリルアルコール 2.0 水相成分: 製造例4のショ糖脂肪酸エステルとマカデミアンナッツ 10.0 油脂肪酸コレステリルの複合体 グリセリン 16.0 水酸化カリウム 7.0 防腐剤・殺菌剤 適 量 香料 適 量 精製水 全体を100とする量
【0062】上記処方中の油相成分を混合し、加熱溶解
して70℃に保つ。上記水相成分も同様に70℃で加熱
混合し、油相成分を徐々に加え、乳化機にて乳化する。
乳化物を熱交換機にて30℃まで冷却し、洗顔クリーム
を調製した。
【0063】このようにして調製した洗顔クリームに
は、偏光顕微鏡によりラメラ構造体を有していることを
確認した。
【0064】比較例6 実施例6のショ糖脂肪酸エステルとマカデミアナッツ油
脂肪酸コレステリルの複合体(10重量%)に代えて、
ショ糖脂肪酸エステル(リョートーシュガーエステルS
−570、三菱化学フーズ(株)製、モノエステル含量
30%、HLB5、構成脂肪酸組成はステアリン酸約7
0%)7.22重量%とマカデミアナッツ油脂肪酸コレ
ステリル(日本精化(株)製)2.78重量%を用いた
他は、実施例6と同様にして洗顔クリームを調製した。
得られた洗顔クリームには、ラメラ構造体を有していな
いことを偏光顕微鏡で確認した。
【0065】 実施例7 ヘアコンディショナーの調製 成 分 比率(重量%) 油相成分: ラノリンアルコール 0.5 流動パラフィン 1.5 セトステアリルアルコール 2.0 モノステアリン酸グリセリン 2.0 ステアリン酸PEG(100) 1.5 ポリオキシエチレン(2)セチルエーテル 1.0 ホ゜リフ゜ロヒ゜レンク゛リコール(20)メチルク゛ルコースエーテル 1.0 ホ゜リオキシエチレン(10)オクチルフェニルエーテル 0.4 酸化防止剤 適 量 水相成分: 製造例3のショ糖脂肪酸エステルとオレイン酸コレス 1.5 テリルの複合体 キサンタンガム 0.2 ステアリン酸加水分解コラーケ゛ントリエタノールアミン 3.0 塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 5.0 クエン酸 適 量 防腐剤・殺菌剤 適 量 香料 適 量 精製水 全体を100とする量
【0066】上記処方中の油相成分を混合し、加熱溶解
して70℃に保つ。上記水相成分も同様に70℃に加熱
混合し、油相成分を徐々に加え、乳化機にて乳化する。
乳化物を熱交換機にて30℃まで冷却し、ヘアコンディ
ショナーを調製した。このようにして調製したヘアコン
ディショナーには、偏光顕微鏡観察によりラメラ構造体
を有していることを確認した。
【0067】比較例7 実施例7のショ糖脂肪酸エステルとコレステロールの複
合体(1.5重量%)に代えて、ショ糖脂肪酸エステル
(リョートーシュガーエステルS−1570、三菱化学
フーズ(株)製、モノエステル含量70%、HLB1
5、構成脂肪酸組成はステアリン酸約70%)0.98
重量%とオレイン酸コレステリル(東京化成工業(株)
製)0.52重量%を用いた他は、実施例7と同様にし
てヘアコンディショナーを調製した。得られたヘアコン
ディショナーには、ラメラ構造体を有していないことを
偏光顕微鏡で確認した。
【0068】試験例1 実施例3及び4;並びに比較例3及び4の乳化物の安定
性をみるために、25℃での安定性を調べた。結果を表
1に示す。
【0069】表1に示すように、実施例3及び4の乳化
物の安定性は比較例3及び4の乳化物に較べて良好であ
った。なお、表1の評価の欄において、 ”○”:乳化物調製後、10日後も安定であった。
【0070】”△”:乳化物調製後、1〜9日後に析出
物を生じた。
【0071】”×”:乳化物調製後、1日以内にに析出
物を生じた。
【0072】
【表1】
【0073】試験例2 女性パネラー10名に、実施例3〜5及び比較例3〜5
で調製した化粧料を実際に使用させ、実用評価を行っ
た。評価は(1)塗布時ののび、(2)肌へのなじみ、(3)
塗布後のしっとり感、(4)べたつき感、(5)塗布後3時
間後の肌のしっとり感、(6)全体評価の6項目につい
て、次の評価基準で行った。結果は表2に示した。な
お、表2中: ”◎”:10名中8名以上が良好と回答した。
【0074】”○”:10名中6名以上が良好と回答し
た。
【0075】”△”:10名中4名以上が良好と回答し
た。
【0076】”×”:10名中4名未満が良好と回答し
た。
【0077】
【表2】 表2より、本発明の化粧料は、使用感に非常に優れてい
ることがわかる。
【0078】試験例3 女性パネラー10名の前腕内側部を測定部位とし、37
℃のお湯で洗浄後、実施例3〜5及び比較例3〜5で調
製した化粧料を塗布した。塗布前、塗布10分後、30
分後、60分後及び120分後に角質水分含量をインピ
ーダンスメーター(IBS社製)で測定した。塗布及び
測定は、パネラーを20℃、湿度50%の環境下に20
分以上順応させてから行った。得られた結果を表3に示
す。値は平均値(n=10)で示した。
【0079】
【表3】
【0080】表3より、実施例3〜5で調製されたラメ
ラ構造体を含む化粧料は、優れた角層水分含量維持能を
有しており、保湿剤として有用であることがわかる。
【0081】試験例4 女性パネラー10名の前腕内側部を測定部位とし、カッ
プを使用し、アセトン:ジエチルエーテル(1:1、容
量)10mlで30分間脱脂した後、実施例3〜5並び
に比較例3〜5で調製した化粧料を塗布した。塗布は脱
脂処理の当日の就寝前から始め、その後、毎日起床後と
就寝前に行った。脱脂前、脱脂後、塗布後の角質水分含
量と経表皮水分蒸散量をそれぞれインピーダンスメータ
ー(IBS社製)及びテバメーター(C&K社製)で測
定した。測定は、測定部位を37℃のお湯で洗浄後、パ
ネラーを20℃、湿度50%の環境下に20分以上順応
させてから行った。得られた結果を表4及び表5に示
す。値は平均値(n=10)で示した。
【0082】
【表4】
【0083】
【表5】
【0084】表4及び表5より、実施例3〜5で調製さ
れたラメラ構造体を含む化粧料には、溶剤処理により角
層細胞間脂質を除くことによって誘発された乾燥荒れ肌
に対する優れた改善効果が認められており、皮膚化粧料
及び皮膚疾患治療薬として有用であることがわかる。
【0085】試験例5 女性パネラー10名に実施例6、7及び比較例6、7で
調製した化粧料を実際に使用させ、実用評価を行った。
評価は全体的な使用感とし、結果は表6に示した。な
お、表6中: ”◎”:10名中8名以上が良好と回答した。
【0086】”○”:10名中6名以上が良好と回答し
た。
【0087】”△”:10名中4名以上が良好と回答し
た。
【0088】”×”:10名中4名未満が良好と回答し
た。
【0089】
【表6】
【0090】上記のように、実施例6、7で得られた本
発明化粧料は、いずれも使用感が良好で、優れた保湿効
果及び保湿持続効果を示した。
【図面の簡単な説明】
【図1】製造例1で得られたショ糖脂肪酸エステルとコ
レステロールの複合体と複合化前のショ糖脂肪酸エステ
ルのそれぞれ50重量%水和物のDSC(示差走査型熱
量測定)チャートである。
【図2】製造例1で得られたショ糖脂肪酸エステルとコ
レステロールの複合体のラメラ構造体の偏光顕微鏡(4
00倍)による図面代用写真である。
【図3】製造例2で得られたショ糖脂肪酸エステルとオ
レイン酸コレステリル複合体のラメラ構造体の偏光顕微
鏡(400倍)による図面代用写真である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ショ糖脂肪酸エステルとステロールまた
    はステロール誘導体の複合体を構成成分とするラメラ構
    造体。
  2. 【請求項2】 請求項1の複合体が、ショ糖脂肪酸エス
    テルとステロールまたはステロール誘導体とが有機溶媒
    中に均一に溶解している有機溶媒溶液から有機溶媒を除
    去してショ糖脂肪酸エステルとステロールまたはステロ
    ール誘導体を同時に析出せしめて得られるショ糖脂肪酸
    エステルとステロールまたはステロール誘導体の複合体
    であるラメラ構造体。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のラメラ構造体
    を含有する化粧料。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載のラメラ液晶組
    成物を有効成分とする乾燥に起因する皮膚疾患の治療
    薬。
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