JP3812450B2 - コンソールトレイおよびコンソールトレイ構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はコンソールトレイおよびこのコンソールトレイを用いたコンソール構造に関し、詳細には、開閉するリッドの軌跡に沿った円弧状の内壁面が形成されたコンソールトレイの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、自動車の車室内には、図5に示すようにセンターコンソール10が設けられている。このセンターコンソール10には、小物を収納する小物入れやカップホルダ、灰皿などを適宜配置するための収容凹部12を有するコンソールトレイ11が備えられている。
【0003】
そして、このコンソールトレイ11には、収容凹部12の開口12aを開閉するためのリッド20が設けられている場合が多い。特に、収容凹部12に配置されるものが灰皿である場合は、内部に溜められた吸殻や灰が風で飛散するのを防止するため、リッド20が設けられている。
【0004】
そして、このようなリッド20の中には、開閉の回動軸がリッド20の蓋本体から下方にオフセットされているものが存在する。すなわち、例えば図2に示すリッド20は、回動軸21がリッド20の蓋本体22から下方にオフセットされており、図11の断面図に示すように、開放されたリッド20が開放方向Rの先端部(以下、開放方向先端部23という。)から、コンソールトレイ11に形成されたリッド格納凹部13に起立姿勢で格納される。なお起立姿勢は二点鎖線で示す。
【0005】
このため、リッド20は、一部だけが露出した状態となり、回動軸21にかかる回転モーメント等の負荷を軽減させる効果もある。
【0006】
ところで、上述したタイプのリッド20は、実線で示す閉位置から開位置への開放方向先端部23が円弧状の軌跡を描くため、コンソールトレイ11に形成されたリッド格納凹部13の内壁面14も、この軌跡に沿ったものとなる。
【0007】
しかし、円弧状の軌跡に沿った内壁面14の上部は、リッド格納凹部13に庇状に張り出した形状となるため、このような形状のコンソールトレイ11を成形型から型抜きするは困難であった。
【0008】
そこで、従来のコンソールトレイ11では、図12に示すように、庇状の張出部分(以下、張出壁部14bという。)を形成することなく、底部側の内壁(以下、底部側壁部14aという。)のみによって内壁面14を形成し、張出壁部14bに対応する上部については、コンソールトレイ11とは別体の化粧板(フィニッシャー等)30によって覆い隠す構造としていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した化粧板30は、底部側壁部14aの上方を単に覆うだけであって、コンソールトレイ11の張出壁部14bを補完するものではない。したがって、リッド20の開放方向先端部23の前方には、化粧板30によって上方が覆われた空洞31が広がっている。
【0010】
このため、図12に示すごとく、リッド20が半開き状態のとき、リッド20の開放方向先端部23と化粧板30の端縁との隙間から、その空洞31内に物40を落下させてしまう虞があり、空洞31内に落下した物40を拾い上げるのは難しい。
【0011】
そこで、図13に示すように、上記化粧板30の裏面に、上述した張出壁部14bの輪郭形状を有するリブ32を複数個形成し、落下しそうになった物40をこのリブ32の端面32aに当てて止め、落下防止を図ることが考えられる。しかし、このようにして形成されたリブ32の端面32aは、リッド20の開放初期において、破線矢印で示すように運転者50等から視認されるため、この点で外観品質の低下を招く。
【0012】
また、図14に示すように、コンソールトレイ11および化粧板30とは別体物として、張出壁部14bに対応する壁面部材60を付加的に設けることも考えられる。このように別体の壁面部材60を設けることにより、化粧板30の裏面に広がる空洞31は、この壁面部材60によって完全に塞がれ、物40の落下防止と外観品質の低下防止を両立することができる。
【0013】
しかし、この構成は、部品点数が増加するとともに、組立て時における部品間の位置決め、すなわちコンソールトレイ11、壁面部材60および化粧板30の位置合わせが面倒である等、組立て作業性の低下や組立て工数の増大を招き、製造コストが上昇するという問題が生じる。
【0014】
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、外観品質が低下するのを防止するとともに製造コストの上昇を抑制しつつ、物の落下を防止することができるコンソールトレイおよびコンソールトレイ構造を提供することを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の請求項1に記載のコンソールトレイは、収容凹部とリッド格納凹部とを備え、前記収容凹部の開口を覆う閉位置と、該開口を開放して前記リッド格納凹部に、開放方向先端部から格納される開位置との間を回動可能のリッドが軸支され、前記リッド格納凹部の内壁面の少なくとも一部が、前記開放方向先端部が描く円弧状の軌跡に沿って庇状に張り出して形成されたコンソールトレイであって、前記内壁面は、前記庇状に張り出した張出壁部と、この張出壁部に連接される底部側壁部とに分割され、前記底部側壁部の分割端縁から、前記リッド格納部の外側に向けて第1の平板が連続して形成され、前記張出壁部の分割端縁から、前記第1の平板に重ね合わされた第2の平板が連続して形成され、前記第1の平板と第2の平板との前記外側の端縁同士が、折曲可能のヒンジによって結合され、前記第1の平板と第2の平板との重合わせ面に、前記張出壁部と前記底部側壁部とを位置合わせする位置合わせ係合部が形成されていることを特徴とする。
【0016】
このように構成された請求項1に記載のコンソールトレイによれば、リッドが回動して形成される軌跡に沿った内壁面がリッド格納凹部に形成されているため、リッドの開放方向の前方が化粧板によって覆われこの化粧板の下側に空洞が広がっている場合にも、空洞は上記張出壁部によって塞がれて、空洞内に物が落ちるのを防止することができる。
【0017】
しかもリッドの開放方向先端とこの張出壁部との間の隙間は極めて狭いものとなるため、この隙間にも物が落ちるのを抑制することができる。
【0018】
また、このように形成された内壁面は、その開口に近い側の部分が、リッド格納凹部に庇状に張り出しているため、このままでは、型抜き時の抜き勾配を確保することができないが、請求項1に記載のコンソールトレイは、内壁面が、この庇状に張り出した張出壁部と底部側壁部とに分割して形成されており、この分割された張出壁部は、ヒンジを中心軸として、第1の平板と第2の平板とが略同一平面上に延在するように、第2の平板と一体的に展開された状態で形成することができ、このように展開された状態においては、型抜き時の抜き勾配を確保することができる。
【0019】
したがって、張出壁部もコンソールトレイの一部として一体的に成形することが可能となり、別部材として成形することによる製造コストの上昇を招くことがない。
【0020】
しかも、このようにして展開した状態で成形されたコンソールトレイは、
前記第1の平板と第2の平板との重合わせ面に形成されている位置合わせ係合部同士を係合させるように、ヒンジを中心として第1の平板に第2の平板を折り重ねることによって、張出壁部と底部側壁部とを容易に位置合わせしつつ突き合わせることができ、リッド格納凹部の内壁面を形成することができる。したがって、外観品質を向上させることができる。
【0021】
また、本発明の請求項2に記載のコンソールトレイは、前記位置合わせ係合部は、前記第1の平板および前記第2の平板のうちいずれか一方の平板の、前記内壁面側端縁に形成された、該一方の平板から前記内壁面に向けて傾斜した正のテーパと、他方の平板の端縁に形成された前記正のテーパに密接するように反対方向に傾斜した負のテーパとからなり、前記両平板が相互に近接された状態において、前記正のテーパの傾斜開始部と前記負のテーパの傾斜開始部とが一致するように、前記両テーパ間で滑動することにより、前記位置合わせがなされる請求項1に記載のコンソールトレイを特徴とする。
【0022】
ここで、正のテーパとは、平面が凸方向(盛り上がる方向)に傾斜したテーパをいい、負のテーパとは、平面が凹方向(掘り下がる方向)に傾斜したテーパをいうものである。
【0023】
このように構成された請求項2に記載のコンソールトレイによれば、第1の平板に第2の平板を折り重ねて両平板を近接させることによって、正のテーパの傾斜開始部と負のテーパの傾斜開始部とが一致して安定するように、第1の平板と第2の平板とが相対的に両テーパの傾斜面に沿って滑動する。
【0024】
このため、両平板の位置合わせ、すなわち張出壁部と底部側壁部との突合わせの位置合わせを自動的に行うことができる。
【0025】
また、本発明の請求項3に記載のコンソールトレイは、前記正のテーパと前記負のテーパとの、傾斜面の長さが略同一である請求項2に記載のコンソールトレイを特徴とする。
【0026】
このように構成された請求項3に記載のコンソールトレイによれば、両テーパの傾斜開始部同士が一致し、しかも両テーパの傾斜面の長さは等しいため、傾斜面の端縁すなわち分割端縁が同一面上に位置する。したがって、張出壁部と底部側壁部とは、滑らかに連続した内壁面となり、外観品質を向上させることができる。
【0027】
また、本発明の請求項4に記載のコンソールトレイは、前記正のテーパは前記第2の平板に形成され、前記負のテーパは前記第1の平板に形成された請求項2または3に記載のコンソールトレイを特徴とする。
【0028】
このように構成された請求項4に記載のコンソールトレイによれば、張出壁部と底部側壁部との突合わせ面の延在方向が、リッド格納凹部において底部に向かう方向であるため、リッド格納凹部の開口の方向から、ハイウェイカード等の極薄い物体が滑り落ちた場合にも、この極薄い物体が突合わせ面に進入するのを防止することができる。
【0029】
また、本発明の請求項5に記載のコンソールトレイは、前記ヒンジは、その厚さが相対的に厚い部分と相対的に薄い部分とからなる2段ヒンジであり、前記第1の平板に近い側の部分が、前記第2の平板に近い側の部分よりも厚く形成されている請求項4に記載のコンソールトレイを特徴とする。
【0030】
このように構成された請求項5に記載のコンソールトレイによれば、ヒンジを中心にして第1の平板に第2の平板を折り重ねたとき、折曲げ剛性が相対的に弱い方のヒンジすなわち相対的に薄い側のヒンジが、厚い側のヒンジに先立って折曲するため、折曲げ初期においては、第2の平板の、ヒンジの折曲位置から正のテーパの傾斜開始部までの長さは、第1の平板の、ヒンジの折曲位置から負のテーパの傾斜開始部までの長さより短い。
【0031】
したがって、折曲げ初期には、正のテーパの斜面が負のテーパの傾斜開始部に乗り上げた状態となる。
【0032】
次に、第1の平板と第2の平板とを完全に密着させるように押圧することによって、上記テーパの乗上げを解消するように、両テーパ間で相対的な滑りが生じ、第1の平板に対して第2の平板が相対的に滑動する。この結果、ヒンジの折曲げ位置からテーパの傾斜開始部までの長さが、第1の平板と第2の平板とで一致するように、ヒンジの折曲位置は、初期的な折曲げ位置よりも、相対的に厚い側のヒンジの方に適宜移動する。
【0033】
そして、正のテーパの傾斜開始部と負のテーパの傾斜開始部とが一致した状態で、張出壁部と底部側壁部との突合わせ部は、段差の無い滑らかに連続した面となる。
【0034】
このように、ヒンジの初期的な折曲位置を予め規制した構成によって、正負のテーパが常に係わりあうため、張出壁部と底部側壁部とに分割されているコンソールトレイの内壁面を、段差無く滑らかに突き合わせることができる。
【0035】
また、本発明の請求項6に記載のコンソールトレイは、前記第1の平板および前記第2の平板をともに貫通する貫通孔が該第1の平板および該第2の平板に形成され、前記第2の平板に形成された貫通孔の内径は、前記第1の平板に形成された貫通孔の内径よりも大きい請求項1から5のうちいずれか1項に記載のコンソールトレイを特徴とする。
【0036】
このように構成された請求項6に記載のコンソールトレイによれば、第1の平板に形成された貫通孔に嵌挿しうる外径の締結部材を用いて、両平板を密着させるように締結すると、締結部材は第2の平板の貫通孔に対して遊嵌状態であるため、第2の平板は、この遊嵌する範囲内で面内方向に滑動することができる。
【0037】
したがって、正のテーパの傾斜開始部が負の傾斜開始部に一致するように、第2の平板がこの遊嵌する範囲内で面内方向に移動することによって、張出壁部と底部側壁部とを、段差の無い滑らかに連続した面とすることができる。
【0038】
また、本発明の請求項7に記載のコンソールトレイ構造は、請求項6に記載のコンソールトレイに、前記コンソールトレイの収容凹部の開口を覆う閉位置と、該開口を開放して前記コンソールトレイのリッド格納凹部に、開放方向先端部から格納される開位置との間を回動可能のリッドが軸支されるとともに、前記第2の平板および前記張出壁部の外方を覆う化粧板を備え、前記化粧板の裏面から前記第2の平板の方向に延びたボスに形成された雌ねじに、前記第1の平板および第2の平板にそれぞれ穿孔された貫通孔に挿入された雄ねじを螺合締結してなることを特徴とする。
【0039】
このように構成された請求項7に記載のコンソールトレイ構造によれば、雄ねじと化粧板の雌ねじとの螺合が進むにしたがって、雄ねじと化粧板のボスにより第1の平板と第2の平板とが密着し、正のテーパの傾斜開始部が負のテーパの傾斜開始部に一致するように、第2の平板が貫通孔の遊嵌する範囲内で面内方向に移動する。
【0040】
したがって、化粧板をコンソールトレイに固定するのと同時に、内壁面の張出壁部と底部側壁部とを段差無く滑らかに連続した面として形成させることができる。
【0041】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかるコンソールトレイおよびコンソールトレイ構造の具体的な実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0042】
まず、図5に示すように、自動車の車室内には、センターコンソール10が設けられており、このセンターコンソール10には、小物を収納する小物入れやカップホルダ、灰皿などを適宜配置するための収容凹部12が形成された本実施形態のコンソールトレイ11が備えられている。
【0043】
また、コンソールトレイ11には、収容凹部12の上面開口12aを開閉するためのリッド20が軸支されており、さらに、リッド20よりも車両前方には、化粧板(フィニッシャー)30が組付け固定されている。
【0044】
ここで、コンソールトレイ11、リッド20および化粧板30の詳細について、図1〜3を参照して説明する。なお、図1(a)は、コンソールトレイ11の成形状態を示す図であり、同図(b)は、組立て後の状態を示す図である。
【0045】
まず図1に示すように、コンソールトレイ11には、例えば脱着可能の灰皿が収容される収容凹部12が形成されているとともに、この収容凹部12の上面開口12aを開放したリッド20が略起立姿勢で格納されるリッド格納凹部13が形成されている。また、収容凹部12とリッド格納凹部13との配列方向側壁には、リッド20の回動軸21を受ける軸受部17が形成されている。
【0046】
ここで、リッド20は図2に示すように、回動軸21が蓋本体22に対して下方にオフセットして形成されており、開放方向に向かって先端部23は、開閉動作によって円弧状の軌跡を描き、この円弧状の軌跡の上部は、リッド格納凹部13に、庇状に張り出した形状となる。
【0047】
したがって、コンソールトレイ11のリッド格納凹部13の内壁面14(後述する底部側壁部14aおよび張出壁部14bの全体を指す。)は、図1(b)に示す組立て後の状態において、リッド20が描く上述の軌跡に沿った形状に形成されており、特に上部は、リッド格納凹部13に庇状に張り出した形状となっている。
【0048】
ここで、内壁面14は、リッド格納凹部13に張り出した部分(張出壁部14b)と、この張出壁部14bとリッド格納凹部13の底部側に連なる部分(底部側壁部14a)とに分割されている。
【0049】
そして、底部側壁部14aの上端縁には、リッド格納凹部13の外方向に延在する矩形形状の第1の平板15aが連続して形成されており、一方、張出壁部14bの下端縁にも、リッド格納凹部13の外方向に延在する矩形形状の第2の平板15bが連続して形成されている。
【0050】
この第1の平板15aと第2の平板15bとは、略同一の大きさであり、組立て後の状態においては、第1の平板5a上に第2の平板15bが重ね合わされている。
【0051】
また、第1の平板15aと第2の平板15bとは、これらの最外端縁において、折曲可能のヒンジ16によって結合されており、図1(a)に示すように、第1の平板15aと第2の平板15bとが略同一平面上に延在するように、第2の平板15bおよび張出壁部14bは、ヒンジ16を軸として略180度展開されて成形される。
【0052】
なお、コンソールトレイ11をPP(ポリプロピレン)樹脂によって形成した場合には、ヒンジ16も同材質のPP樹脂によって形成することができる。
【0053】
さらに、第1の平板15aには、底部側壁部14aとの接続部に、底部側壁部14aに向かって傾斜した負のテーパ15cが形成されており、第2の平板15bには、張出壁部14bとの接続部に、張出壁部14bに向かって傾斜した正のテーパ15dが形成されている。なお、「正」のテーパとは、平板の面が盛り上がる方向に傾斜したテーパをいい、「負」のテーパとは、平板の面が掘り下がる方向に傾斜するテーパをいうものとする。
【0054】
また、正のテーパ15dと負のテーパ15cとは、斜面長さが等しく、かつ第1の平板15aと第2の平板15bとを特定の位置で密接させた状態において、斜面全面が密接するように、張出壁部14bと底部側壁部14aとの位置合わせ係合部として形成されている。
【0055】
上記第1の平板15aおよび第2の平板15bにはまた、折重ね状態において両平板15a,15bを貫通する貫通孔15eおよび15fがそれぞれ開けられており、後述する化粧板30を組み付けるビス34が挿通される。
【0056】
ここで、第1の平板15aの貫通孔15eは、ビス34の外径よりわずかに大きい径の円形であるのに対して、第2の平板15bの貫通孔15fは、ヒンジ16の延びる方向に平行な短径が貫通孔15eの径と等しく、短径に直交する方向に長く延びた長孔として形成されており、挿通されるビス34の外径に対して、ヒンジ16の延設方向に直交する方向については、遊びが大きいものとなっている。
【0057】
次に、上記コンソールトレイ11に組み付けられる化粧板30について説明する。この化粧板30は、図3に示すように、円筒周面状の外表面を有し、裏面側には、前述したコンソールトレイ11の貫通孔15e,15fに挿通されたビス34と螺合する位置に、雌ねじが切られたボス33が立設されている。なお、このボス33の外径は、前記貫通孔15fの短径よりも大きいものとなっている。
【0058】
そして、これらコンソールトレイ11、リッド20および化粧板30を組み立てたコンソールトレイ構造を図4に示す。また、この図4におけるA−A線による断面図を図6に示す。
【0059】
図6に示すように、リッド20の開放方向Rの先端部(開放方向先端部23)の前方、すなわち化粧板30と第2の平板15bによって挟まれる空間には、空洞31が広がっている。また、化粧板30のボス33の下端面は、コンソールトレイ11の折り重ねられた第2の平板15b上に形成された貫通孔15fの周縁に当接し、前述したように、第1の平板15aの下方から、貫通孔15e,15fに挿通されたビス34が、ボス33の内面に切られた雌ねじに螺合している。
【0060】
次に、本実施形態のコンソールトレイ11およびコンソールトレイ構造の作用について、図7に示した断面図を用いて説明する。
【0061】
コンソールトレイ11は、同図(a)および図1(a)に示すように、ヒンジ16を挟んで、第1の平板15aと第2の平板15bとが、略同一面上に延在するように展開された状態で成形される。
【0062】
この展開された状態では、アンダーカット形状が無いため、型抜きの抜き勾配を確保することができ、コンソールトレイ11は、張出壁部14bも含めて一体的に形成することができる。
【0063】
次に、図7(b)に示すように、ヒンジ16の適当な位置を折り曲げて、第2の平板15bを第1の平板15a上に重ねるように、第2の平板15bおよび張出壁部14bを、矢印M方向に回転させる。第2の平板15bが第1の平板15aに近接すると、同図(c)に示すように、第2の平板15bに形成された正のテーパ15dが、第1の平板15aに形成された負のテーパ15cの傾斜開始部15gに乗り上がり、テーパ15c,15dが係わり合う。
【0064】
ここで、さらにヒンジ16を折曲させて、第2の平板15bを第1の平板15aに密着させるように、両平板15a,15bに挟持力を付加すると、正のテーパ15dの傾斜開始部15hが、負のテーパ15cの傾斜開始部15gに一致するように、テーパ15c,15d間に滑りが生じ、第2の平板15bは面内方向Sに滑動し、同図(d)に示すように、両平板15a,15bは密着する。なお、面内方向Sとは、ヒンジ16から内壁面14に向かう方向をいう。
【0065】
このとき、両テーパ15c,15dの傾斜面の長さは等しく形成されているため、負のテーパ15cの底部側壁部14a側の端縁15iと、正のテーパ15dの張出壁部14b側の端縁15jとは一致する。したがって、底部側壁部14aと張出壁部14bとは、連続した滑らかな内壁面14として、突き合わされる。
【0066】
このように、本実施形態のコンソールトレイ11によれば、張出壁部14bと底部側壁部14aとの突合わせの位置合わせを自動的に行うことができ、リッド20の開放方向Rの前方に張出壁部14bによる壁面が形成されているため、従来のように、リッド20の開放方向Rの前方に広がる空洞31内に物が落ちるのを防止することができる。
【0067】
また、運転者からは、前記空洞31ではなく内壁面14の一部としての張出壁部14bが視認されるため、外観品質を向上することができる。
【0068】
なお、本実施形態のコンソールトレイ構造においては、両平板15a,15bに加える挟持力として、図6に示すように、化粧板30をコンソールトレイ11に組み付けるビス34による締付力をそのまま利用することができる。
【0069】
すなわち、第1の平板15aの下方から、貫通孔15e,15fにビス34を挿通し、第2の平板15b上に配置された化粧板30のボス33の雌ねじに、このビス34の雄ねじを螺合させて締め付けることにより、ボス33の下端面と、ビス34の頭の部分とによって挟持力が生じる。
【0070】
したがって、このビス34によって化粧板30をコンソールトレイ11に組み付けるのと同時に、張出壁部14bと底部側壁部14aとの突合わせ位置の位置決めを行うことができ、組付け作業性の低下を防止することができる。
【0071】
もちろんコンソールトレイ11単体であっても、第1の平板15aの下方から、または第2の平板15bの上方から、ビス34を挿通し、他方の平板15bまたは15aから突き出た雄ねじを、ナット等と螺合することによって、上記挟持力を付加した場合も、コンソールトレイ構造の場合と同様に、底部側壁部14aと張出壁部14bとを、連続した滑らかな内壁面14として突き合わせることができる。
【0072】
したがって、車両に装着する以前に、コンソールトレイ11単体で予めサブアッセンブリする場合に、手元で簡単に、底部側壁部14aと張出壁部14bとを突き合わせて内壁面14を形成させることができる。
【0073】
また本実施形態のコンソールトレイ11およびコンソールトレイ構造によれば、張出壁部14bと底部側壁部14aとの突合わせ面(テーパ15c,15dの傾斜面)の延在方向が、図8に示すように、リッド格納凹部13において底部に向かう方向であるため、リッド格納凹部20の開口の方向から、ハイウェイカード41等の極薄い物体が滑り落ちた場合にも、このハイウェイカード41等が突合わせ面に進入し挟まるのを防止することができる。
【0074】
図9は、コンソールトレイ11のヒンジ16を、厚さが異なる2段構成とした実施の形態を示す図である。すなわち、ヒンジ16のうち、第1の平板15aに接する側のヒンジ部分と、第2の平板15bに接する側のヒンジ部分とに区分し、第1の平板15aに接する側のヒンジ部分を、肉厚の厚肉部16aとし、第2の平板15bに接する側のヒンジ部分を、厚肉部16aよりも肉薄の薄肉部16bとしたものである。
【0075】
また、同図(a)に示すように、第1の平板15aに形成されている負のテーパ15cの傾斜開始部15gから、想定される薄肉部16bの初期折曲位置までの長さL1が、第2の平板15bに形成されている正のテーパ15cの傾斜開始部15hから、想定される薄肉部16bの初期折曲位置までの長さL2よりも長く設定されている(L1>L2)。
【0076】
このように構成されたヒンジ16が形成されたコンソールトレイ11によれば、ヒンジ16を中心にして第1の平板15aに第2の平板15bを折り重ねたとき、折曲げ剛性が相対的に弱い方のヒンジ部分、すなわち薄肉部16bが厚肉部16aに先立って折曲する。
【0077】
したがって、折曲げ初期においては、同図(b)に示すように、長さL1>L2の関係によって、正のテーパ15dの斜面が負のテーパ15cの傾斜開始部15gに乗り上げた状態となり、両テーパ15c,15dは常に係わり合う。
【0078】
そして、第1の平板15aに第2の平板15bを完全に密着させるように、既述した方法により挟持力を付与することによって、両テーパ15c,15d間で相対的な滑りが生じ、第1の平板15aに対して第2の平板15bが相対的に面内方向Sに滑動する。この結果、ヒンジ16の折曲げ位置が、初期的な折曲げ位置よりも、厚肉部16aの側に適宜移動する。
【0079】
また、同図(c)に示すように、正のテーパ15dの傾斜開始部15hと負のテーパ15cの傾斜開始部15gとが一致した状態で安定し、この状態においては、正のテーパ15dの端縁15jと負のテーパ15cの端縁15iとが一致し、張出壁部14aと底部側壁部14bとは、段差無く滑らかに連続して突き合わされる。
【0080】
このように、ヒンジ16の初期的な折曲位置を予め規制した構成により、第1の平板15aと第2の平板15bとの近接状態において、正のテーパ15dが負のテーパ15cに全く接しない、ということを防止することができるため、ヒンジ16の折曲げ位置に特別な注意を払うことなく、張出壁部14bと底部側壁部14aとを確実に、段差無く滑らかに突き合わせることができる。
【0081】
そしてこのように構成されたコンソールトレイ11を用いたコンソールトレイ構造によれば、上述したヒンジ16の折曲げ位置について特別な注意を払うことなく、化粧板30を組み付けるだけで、滑らかに連続した内壁面14を形成することができ、作業性がさらに良好なものとなる。
【0082】
上述した各実施形態においては、第1の平板15aと第2の平板15bとの重合わせ面に形成された位置合わせ係合部として、正のテーパ15dと負のテーパ15cとの組合せを適用したが、本発明のコンソールトレイおよびコンソールトレイ構造は、この形態に限るものではなく、位置合わせ係合部として以下の変形例を適用することもできる。
【0083】
【変形例1】
図10(a)は、位置合わせ部の変形例1を示すものであり、第1の平板15aにはロケートピン15mを凸設し、第2の平板15bには、このロケートピン15mが嵌入する位置合わせ孔15nを形成した実施形態を示すものである。
【0084】
このように構成された位置合わせ係合部によっても、上述した各実施形態と同様に、張出壁部14bと底部側壁部14aとを滑らかに連続させて突き合わせることができる。
【0085】
【変形例2】
図10(b)は、位置合わせ部の変形例2を示すものであり、各平板15a,15bの端縁にテーパ15c,15dを形成するのではなく、同図(a)に示したロケートピン様の突起15m′と位置合わせ孔様の孔15n′の各周面の一部に、正負のテーパ15d,15cを形成した実施形態を示すものである。
【0086】
このように構成された位置合わせ係合部によっても、上述した各実施形態と同様に、張出壁部14bと底部側壁部14aとを滑らかに連続させて突き合わせることができる。
【0087】
なお、このように極薄い物体が挟まることを考慮しないときは、張出壁部14bと底部側壁部14aとの突合わせ面の延在方向が、リッド格納凹部13の開口に向かう方向となるように、正のテーパ15cを第1の平板15aに形成し、負のテーパ15dを第2の平板15bに形成した構成を採ることもでき、このような構成であっても、上述した実施形態と同様の作用、効果を奏することができる。
【0088】
【発明の効果】
本発明の請求項1に記載のコンソールトレイによれば、リッドの開放方向の前方が化粧板によって覆われこの化粧板の下側に空洞が広がっている場合にも、空洞は上記張出壁部によって塞がれて、空洞内に物が落ちるのを防止することができる。しかもリッドの開放方向先端とこの張出壁部との間の隙間は極めて狭いものとなるため、この隙間にも物が落ちるのを抑制することができる。
【0089】
またリッド格納凹部の内壁面は、分割、展開することによって、型抜き時の抜き勾配を考慮しても、一体的に形成することができ、別部材として成形することによる製造コストの上昇を招くことがない。しかも、展開して形成された張出壁部と底部側壁部とは、位置合わせ係合部によって、容易に位置合わせして突き合わせることができ、連続した端位置の内壁面を形成することができる。
【0090】
また、本発明の請求項2に記載のコンソールトレイによれば、第1の平板と第2の平板との位置合わせ、すなわち張出壁部と底部側壁部との突合わせの位置合わせを自動的に行うことができる。
【0091】
そして、本発明の請求項3に記載のコンソールトレイによれば、張出壁部と底部側壁部とを、滑らかに連続した内壁面とすることができ、リッドと内壁面との隙間を、一定の狭い状態に形成することができる。
【0092】
さらに、本発明の請求項4に記載のコンソールトレイによれば、リッド格納凹部の開口の方向から、ハイウェイカード等の極薄い物体が滑り落ちた場合にも、この極薄い物体が突合わせ面に進入するのを防止することができる。
【0093】
また、本発明の請求項5に記載のコンソールトレイによれば、正負のテーパが密接せずに逃げることがなく、張出壁部と底部側壁部とに分割されているコンソールトレイの内壁面を、段差無く滑らかに突き合わせることができる。
【0094】
そして、本発明の請求項6に記載のコンソールトレイによれば、正のテーパの傾斜開始部が負の傾斜開始部に一致するように、第2の平板が、貫通孔に遊嵌する締結部材との遊嵌する範囲内で面内方向に移動することによって、張出壁部と底部側壁部とを、段差の無い滑らかに連続した面とすることができる。
【0095】
さらに、本発明の請求項7に記載のコンソールトレイ組立体によれば、雄ねじと化粧板の雌ねじとの螺合が進むにしたがって、雄ねじと化粧板のボスにより第1の平板と第2の平板とが密着し、正のテーパの傾斜開始部が負のテーパの傾斜開始部に一致するように、第2の平板が貫通孔の遊嵌する範囲内で面内方向に移動するため、化粧板をコンソールトレイに固定するのと同時に、内壁面の張出壁部と底部側壁部とを段差の無い滑らかに連続した面として形成させることができる、という実用上有益な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるコンソールトレイを示す斜視図である。
【図2】図1に示したコンソールトレイに組み付けられるリッドを示す斜視図である。
【図3】図1に示したコンソールトレイに組み付けられる化粧板を示す斜視図である。
【図4】図1に示したコンソールトレイ、図2に示したリッドおよび図3に示した化粧板からなる本発明のコンソールトレイ構造の一実施形態を示す組合せ斜視図である。
【図5】自動車車室内におけるセンターコンソールの配置を示す概観斜視図である。
【図6】図4におけるA−A線に沿った断面図である。
【図7】図1に示したコンソールトレイの作用を説明する、図6の位置に相当する位置における断面図(その1)である。
【図8】図1に示したコンソールトレイの作用を説明する、図6の位置に相当する位置における断面図(その2)である。
【図9】図1に示したコンソールトレイにおけるヒンジの他の実施形態を示す、図6の位置に相当する位置における断面図である。
【図10】図1に示したコンソールトレイにおける位置合わせ部の変形例を示す、図6の位置に相当する位置における断面図である。
【図11】従来のコンソールトレイを説明する、図6の位置に相当する位置における断面図である。
【図12】化粧板を用いた従来のコンソールトレイ構造を示す、図11の位置に相当する位置における断面図である。
【図13】化粧板にリブを形成したコンソールトレイ構造を示す、図11の位置に相当する位置における断面図である。
【図14】別体の壁面部材を有するコンソールトレイ構造を示す、図11の位置に相当する位置における断面図である。
【符号の説明】
10 センターコンソール
11 コンソールトレイ
12 収容凹部
12a 開口
13 リッド格納凹部
14 内壁面
14a 底部側壁部
14b 張出壁部
15a 第1の平板
15b 第2の平板
位置合わせ係合部
15c 負のテーパ
15d 正のテーパ
15e,15f 貫通孔
15g,15h傾斜開始部
16 ヒンジ
17 軸受部
20 リッド
21 回動軸
23 開放方向先端部
30 化粧板

Claims (7)

  1. 収容凹部とリッド格納凹部とを備え、
    前記収容凹部の開口を覆う閉位置と、該開口を開放して前記リッド格納凹部に、開放方向先端部から格納される開位置との間を回動可能のリッドが軸支され、
    前記リッド格納凹部の内壁面の少なくとも一部が、前記開放方向先端部が描く円弧状の軌跡に沿って庇状に張り出して形成されたコンソールトレイであって、
    前記内壁面は、前記庇状に張り出した張出壁部と、該張出壁部に連接される底部側壁部とに分割され、
    前記底部側壁部の分割端縁から、前記リッド格納部の外側に向けて第1の平板が連続して形成され、
    前記張出壁部の分割端縁から、前記第1の平板に重ね合わされた第2の平板が連続して形成され、
    前記第1の平板と第2の平板との前記外側の端縁同士が、折曲可能のヒンジによって結合され、
    前記第1の平板と第2の平板との重合わせ面に、前記張出壁部と前記底部側壁部とを位置合わせする位置合わせ係合部が形成されていることを特徴とするコンソールトレイ。
  2. 前記位置合わせ係合部は、前記第1の平板および前記第2の平板のうちいずれか一方の平板の、前記内壁面側端縁に形成された、該一方の平板から前記内壁面に向けて傾斜した正のテーパと、他方の平板の端縁に形成された前記正のテーパに密接するように反対方向に傾斜した負のテーパとからなり、
    前記両平板が相互に近接された状態において、前記正のテーパの傾斜開始部と前記負のテーパの傾斜開始部とが一致するように、前記両テーパ間で滑動することにより、前記位置合わせがなされることを特徴とする請求項1に記載のコンソールトレイ。
  3. 前記正のテーパと前記負のテーパとの、傾斜面の長さが略同一であることを特徴とする請求項2に記載のコンソールトレイ。
  4. 前記正のテーパは前記第2の平板に形成され、前記負のテーパは前記第1の平板に形成されたことを特徴とする請求項2または3に記載のコンソールトレイ。
  5. 前記ヒンジは、その厚さが相対的に厚い部分と相対的に薄い部分とからなる2段ヒンジであり、前記第1の平板に近い側の部分が、前記第2の平板に近い側の部分よりも厚く形成されていることを特徴とする請求項4に記載のコンソールトレイ。
  6. 前記第1の平板および前記第2の平板をともに貫通する貫通孔が該第1の平板および該第2の平板に形成され、前記第2の平板に形成された貫通孔の内径は、前記第1の平板に形成された貫通孔の内径よりも大きいことを特徴とする請求項1から5のうちいずれか1項に記載のコンソールトレイ。
  7. 請求項6に記載のコンソールトレイに、前記コンソールトレイの収容凹部の開口を覆う閉位置と、該開口を開放して前記コンソールトレイのリッド格納凹部に、開放方向先端部から格納される開位置との間を回動可能のリッドが軸支されるとともに、前記第2の平板および前記張出壁部の外方を覆う化粧板を備え、前記化粧板の裏面から前記第2の平板の方向に延びたボスに形成された雌ねじに、前記第1の平板および第2の平板にそれぞれ穿孔された貫通孔に挿入された雄ねじを螺合締結してなることを特徴とするコンソールトレイ構造。
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