JP5586319B2 - 収納装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、自動車の内装品に配設された収納装置に関する。
従来より、例えば特許文献1に開示されているように、自動車のセンターコンソール等の内装品には、収納装置が配設されている。該収納装置は、上方に開口する収納凹部が形成された収納装置本体と、該収納装置本体の上方開口を開閉するための略矩形状の蓋体とを備えていて、該蓋体の先端側には、一対の支持板部が左右両端縁のそれぞれから下方に向かって突設されている。そして、上記支持板部が上記収納装置本体の左右の側壁に軸支され、これにより、上記蓋体が、上記開口を略水平姿勢で閉塞する閉塞位置と、上記収納装置本体の前端側に位置して上記開口を略垂直姿勢で開放する全開位置とに切り替わるように上記収納装置本体に対して上下に回動するようになっている。
特開2003−226195号公報(段落0046欄、図2)
ところで、近年の自動車業界では、車室内の異音をできるだけ排除して乗員の不快感を低減させ、各装置の使用感を良好とすることで車室内の質感を高めて顧客満足度を向上させることが要求されている。ここで、一般的な蓋体を有する収納装置は、収納装置本体に対して蓋体が回動し易くなるように、収納装置本体の側面と蓋体の支持板部との間に若干隙間が形成されるように設計されているため、走行中に蓋体を開けると、蓋体が回動軸心方向にガタついて異音を発生させてしまい、乗員に不快感を与えてしまう。また、製造誤差等があるときも、蓋体を収納装置本体に組み付けたときに、蓋体が回動軸心方向にガタついてしまう。このことに対し、特許文献1の収納装置では、何ら対策が講じられていない。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、車室内の異音を排除して乗員の不快感を低減させ、使用感を良好として車室内の質感を高めることができる収納装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、蓋体が全開位置に回動した状態で、ガタつかないように工夫したことを特徴とする。
すなわち、第1の発明では、上方に開口する収納凹部が形成された収納装置本体と、該収納装置本体に車幅方向に向く回動軸心周りに回動可能に軸支され、上記収納凹部の開口を閉塞する閉塞位置と、上記収納凹部の開口を開放する全開位置とに切り替えられる蓋体とを備え、該蓋体は、付勢手段により全開位置へ回動するように常時付勢され、上記収納装置本体及び蓋体の一方側における上記収納装置本体の車幅方向両端よりも外側の位置に設けられて上記蓋体の回動方向に対して交差する傾斜面からなる規制部が、上記収納装置本体及び蓋体の他方側に蓋体全開状態で当接することにより、それ以降の回動及び回動軸心方向の移動が規制されるようになっていることを特徴とする。
第2の発明では、第1の発明において、上記規制部は、上記収納装置本体側に設けられ、上記規制部には、ストッパ部が上記蓋体裏面の側端部に対向するように一体に連続して形成されていることを特徴とする。
第3の発明では、第1の発明において、上記規制部は、上記蓋体側に設けられ、上記収納装置本体には、ストッパ部が上記蓋体裏面の規制部より内寄りに対向するように形成されていることを特徴とする。
第4の発明では、第2の発明において、上記収納装置本体下部には、上方に開口し、閉塞位置で蓋体上に載置した小物が蓋体の開動作により落下した際に当該落下した小物を回収する回収部が外側方に張り出すように設けられ、上記規制部は、上記回収部に設けられていることを特徴とする。
第1の発明では、蓋体の全開位置において、傾斜面からなる規制部によって蓋体が収納装置本体に対して回動軸心方向に動かなくなるので、蓋体のガタを無くして車室内の異音を排除し、乗員の不快感を低減させ、使用感を良好として車室内の質感を高めることができる。
第2及び第3の発明では、乗員が不意に全開位置の蓋体に接触して、当該蓋体に対して全開位置よりさらに回動する方向に強い力が加わわってもストッパ部によって蓋体の回動が確実に止まり、上記蓋体が周辺の内装品に接触するのを回避して異音の発生を防止するとともに蓋体の外面が傷つけられるのを防止することができる。
第4の発明では、収納装置本体に設けられている回収部の一部を利用して規制部を形成することにより、別途規制部を追加形成する必要がなく、蓋体のガタつきを防止でき、且つ、シンプルな構成の収納装置とすることができる。
本発明の実施形態1に係る収納装置が配設された自動車のセンターコンソール周辺の斜視図である。 実施形態1に係る収納装置の蓋体を閉塞位置とした斜視図である。 実施形態1に係る収納装置の蓋体を全開位置とした斜視図である。 実施形態1に係る収納装置の蓋体を全開位置とした右側面図である。 実施形態1に係る収納装置の蓋体を全開位置とした左側面図である。 図4のA−A線断面図である。 実施形態2の図4相当図である。 図7のB−B線断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎない。
《発明の実施形態1》
図1は、本発明の実施形態1に係る収納装置1が配設された自動車のセンターコンソールM周辺を示す。該センターコンソールMは、運転席側シートCと助手席側シート(図示せず)との間に車両前後方向に延びるように配設されていて、車両前方側からシフトレバーS、収納装置1及び肘掛け付きコンソールボックスBが順に配設されている。
上記収納装置1は、図3に示すように、上方に開口する収納凹部31が形成された略直方体状の収納装置本体3を備えていて、ドリンクや小物等を収納できるようになっている。該収納装置本体3は、樹脂材で一体成形したものであり、センターコンソールMの凹部M1に嵌め込まれて固定されるようになっていて、上記収納装置本体3の開口側前縁には、センターコンソールMのシフトレバーS側に設けられた図示しない係合孔に係合する係合突起33が下方に向かって一対突設され、開口側後縁には、平面視で断面略コ字状の張出部35が一体に突設されている。該張出部35の後方縁部には、センターコンソールMの肘掛け付きコンソールボックスB側に設けられた図示しない係合孔に係合する係合突起39が下方に向かって一対突設されるとともに図示しない係合片に係合する係合孔37が後方縁部に沿って3つ等間隔に形成されている。
上記収納装置本体3の収納凹部31開口には、図2及び図3に示すように、蓋体5が配設され、該蓋体5は、樹脂材で一体成形したものであり、略矩形板状の蓋部51と、該蓋部51の車幅方向両側縁の略中央部分から蓋部51裏面側に一対平行突設された支持板部53とを備えていて、各支持板部53の略中央部分が上記収納装置本体3の車幅方向両側面に回動軸心が車幅方向に向く一対の回動軸Shで上下方向に回動可能に軸支されている。そして、上記蓋体5は、上記収納装置本体3に対して回動して、蓋部51で上記収納凹部31の開口を閉塞する閉塞位置(図2参照)と、上記収納凹部31の開口を開放する全開位置(図3参照)とに切替可能となっている。上記蓋部51の外周縁は、図2に示すように、収納装置本体3の開口側内周縁に対応していて、上記蓋部51は、閉塞位置で収納装置本体3開口内方に収まるようになっている。また、上記蓋部51は、図3に示すように、全開位置で張出部35の内方に位置するとともに収納装置本体3の後側面に沿って略垂直姿勢となり、蓋部51の一側(全開位置で上側)が収納装置本体3の開口周縁より上方に突出するようになっている。さらに、上記蓋部51は、全開位置でセンターコンソールMにおける凹部M1の車両後方側の立壁m1から所定の間隔をあけた略平行な位置となっている。
上記一対の回動軸Shの一方には、図4に示すように、ねじりバネ(付勢手段)7が巻装されていて、該ねじりバネ7は、一端側が支持板部53に、他端側が収納装置本体3の張出部35寄りにそれぞれ固定され、上記蓋体5を全開位置へ回動するように常時付勢している。
上記ねじりバネ7側の支持板部53突出端側には、延出部59が支持板部53の一側端縁(全開位置で上側端縁)から上記蓋部51とは反対側に一体に突設されていて、該延出部59の延出端には、図3に示すように、鉤状の係合部55が延出方向と交差するように突設されている。
また、ねじりバネ7側の収納装置本体3側面下部には、図2乃至図4に示すように、ラッチ装置9が取り付けられている。該ラッチ装置9は、略角筒状で長手方向の一方が開放するラッチケース91と、該ラッチケース91に摺動可能に収容され、上記係合部55と係合する略コ字状の被係合部93aを有するラッチ体93とを備えている。上記ラッチケース91内部には、図示しないカム機構が設けられていて、上記ラッチ体93をラッチケース91内に押し込むと、当該カム機構によって、被係合部93aがラッチケース91内に押し込まれた位置でラッチ体93がラッチケース91内に係止する状態と、被係合部93aがラッチケース91から飛び出た位置でラッチ体93がラッチケース91内に係止する状態とに切替可能になっている。上記被係合部93aは、ラッチケース91内に押し込まれた状態で幅狭となる一方、ラッチケース91から飛び出た状態で幅広となるように構成されていて、これにより、蓋体5を全開位置から閉塞位置まで回動させて係合部55でラッチ体93を押すと、図2に示すように、該係合部55が被係合部93aに係合して上記蓋体5が閉塞位置で維持されるようになる一方、上記蓋体5の閉塞位置で、上記ラッチ体93が係合部55により押される方向に蓋体5を回動させると、被係合部93aがラッチケース91内から飛び出て係合部55が被係合部93aから外れ、図3に示すように、ねじりバネ7の付勢力により、蓋体5が閉塞位置から全開位置まで回動するようになっている。
上記ねじりバネ7側の支持板部53と反対側の支持板部53には、図5に示すように、複数の歯部53aが円弧状に形成され、該歯部53aは、上記収納装置本体3側部に回転自在に取り付けられたピニオンギアGに噛み合っている。該ピニオンギアGは、回転トルクが若干高めに設定されていて、これにより、ねじりバネ7のバネ力で上記蓋体5が閉塞位置から全開位置まで回動する際、該蓋体5がねじりバネ7のバネ力に抗してゆっくりと回動するようになっている。
上記収納装置本体3下部の車両後方側には、上方に開口する回収凹部11aを有する回収部11が外側方に張り出すように突設されている。上記回収部11は、車両後方に行くにつれて次第に上方に位置するように緩やかに湾曲する底面部13と、該底面部13の左右両側端縁から上方に延びる一対の側面部15と、上記底面部13の後端縁から上方に延びるとともに両側端縁が上記各側面部15の後端縁と一体に連続する後面部17とを備えていて、該後面部17の後端縁は、センターコンソールMの立壁m1に近接している。また、上記回収部11の回収凹部11a下部は、図示しない連通路によって収納凹部31下部と繋がっている。そして、図4に示すように、閉塞位置で蓋体5上に小物等が載置された状態で、蓋体5の開動作により上記小物等が不意に落下すると、当該落下した小物等は、センターコンソールMの立壁m1と上記蓋体5の表面との間を通って回収凹部11aに落ちるようになっていて、これにより、上記回収部11は、当該落下する小物等を回収できるようになっている。さらに、上記回収部11に回収された小物等は、図示しない連通路によって、収納装置本体3の収納凹部31側から取り出せるようになっている。
上記各側面部15は、図6に示すように、後面部17の両側端縁から車両前方に向かって真っ直ぐに延びる一対の垂直面部15aを有している。該各垂直面部15aの前端縁には、車両前方側になるにつれて互いに近づくように傾斜する傾斜面からなる規制部15bが連続して形成されていて、該規制部15bは、上記収納装置本体3の車幅方向両端よりも外側の位置において上記蓋体5の回動方向に対して交差するように形成されている。上記蓋体5が全開位置へ回動した状態で、傾斜面からなる規制部15bが上記蓋体5の他側(全開位置で下側)の両側縁に当接して、それ以降の回動及び回動軸心方向の移動が規制されるようになっている。したがって、上記蓋体5の全開位置において、規制部15bによって蓋体5が収納装置本体3に対して回動軸心方向に動かなくなるので、蓋体5のガタを無くして車室内の異音を排除し、乗員の不快感を低減させ、使用感を良好として車室内の質感を高めることができる。
また、上記規制部15bの前端縁には、車幅方向に沿って互いに近づくように延出する一対の板状ストッパ部15cが上記規制部15bに一体に連続形成されていて、上記ストッパ部15cは、上記蓋体5の全開位置で当該蓋体5裏面の周縁に対向するようになっている。したがって、乗員が不意に全開位置の蓋体5に接触して、当該蓋体5に対して全開位置よりさらに回動する方向に強い力が加わっても、ストッパ部15cによって蓋体5の回動が確実に止まり、上記蓋体5が周辺のセンターコンソールM等に接触するのを回避して異音の発生を防止するとともに上記蓋体5の外面が傷つくのを防止することができる。
次に、上記収納装置1を乗員が使用する場合について説明する。例えば図1に示すように、蓋体5が閉塞位置の場合においてドリンクや小物等を上記収納装置1に収納する際、まず乗員は、蓋体5の一側(閉塞位置で前側)を下方に押す。すると、蓋体5が収納装置本体3に対して回動することにより、上記係合部55がラッチ装置9のラッチ体93をラッチケース91内に押し込む。その後、ラッチ体93の被係合部93aがラッチケース91から少し飛び出して係合部55が被係合部93aから外れ、図4の仮想線で示すように、上記ねじりバネ7の付勢力により、蓋体5が閉塞位置から全開位置に向かって回動する。
ここで、上記蓋体5が閉塞位置から全開位置に向かって回動する際に、上記蓋体5上に小物等が載置されていて、上記蓋体5の開動作により小物等が不意に落下すると、当該落下した小物等は、図4に示すように、センターコンソールMの立壁m1と蓋体5の表面との間を通って回収凹部11aに落ちる。そして、乗員は、収納装置本体3の収納凹部31と回収部11の回収凹部11aとを繋ぐ図示しない連通路を介して、上記回収部11に落下した小物等を収納凹部31から回収できるようになっている。
しかる後、上記蓋体5が全開位置まで回動すると、図6に示すように、傾斜面からなる規制部15bが上記蓋体5の他側(全開位置で下側)の両側縁に当接して、それ以降の回動及び回動軸心方向の移動が規制される。したがって、例えば、上記蓋体5が全開位置の状態で走行しても、該蓋体5が回動軸心方向にガタつくことがなくなり、車室内の異音を排除することができる。
また、傾斜面からなる規制部15bを設けることによって回収部11の面剛性が高くなるので、例えば、乗員が走行中に不意に蓋体5に接触しても、該蓋体5が収納装置本体3に対して動き難くなり、これにより、乗員が収納装置1の壊れ易さを直感し難くなって、使用感を良好として車室内の質感を高めることができる。
次に、収納凹部31に小物等を収納したり、或いは、収納凹部31から小物等を取り出した後に収納装置1の蓋体5を閉じる場合、まず乗員は、蓋体5の一側(全開位置で上側)を前方に押す。すると、蓋体5が収納装置本体3に対して回動して上記係合部55がラッチ装置9のラッチ体93をラッチケース91内に押し込む。そして、ラッチ体93の被係合部93aがラッチケース91内に押し込まれた位置で係合部55と係合するとともにラッチ体93がラッチケース91内に係止して上記蓋体5が閉塞位置で維持される。
以上より、本発明の実施形態1によれば、収納装置本体3に設けられている回収部11の一部を利用して規制部15bを形成することにより、別途規制部15bを追加形成する必要がなく、蓋体のガタつきを防止でき、且つ、シンプルな構成の収納装置1とすることができる。
尚、実施形態1では、収納装置本体3における回収部11の両側縁に規制部15bを設けるようにしたが、少なくとも一方に設けて回動軸心方向の蓋体5の動きを防止するようにすればよい。
《発明の実施形態2》
図7及び図8は、本発明の実施形態2に係る収納装置1を示す。この実施形態2では、上記蓋体5側に規制部57bが設けられている点と、回収部11の一部形状とが異なっているだけで、その他は実施形態1と同じであるため、以下、実施形態1と異なる部分のみを詳細に説明する。使用方法についても、蓋体5の全開位置で該蓋体5側と収納装置本体3側との当接の仕方が実施形態1と異なっている他は実施形態1と同様であるので、重複説明は避ける。
図7及び図8に示すように、全開位置で蓋部51の他側(全開位置で下側)の車幅方向両側縁から蓋部51の板面に沿う外側方且つ、蓋部51裏面側に向かって一対の回動停止部57が突設されている。該回動停止部57は、図8に示すように、蓋部51裏面側の両側縁から当該蓋部51裏面側板面と略直交する方向に延出する一対の第1側面部57aを有している。そして、各第1側面部57aの延出側端縁には、延出するにつれて互いに近づくように傾斜する傾斜面からなる規制部57bが連続して形成されていて、該規制部57bは、上記収納装置本体3の車幅方向両端よりも外側の位置において上記蓋体5の回動方向に対して交差するように形成されている。そして、上記蓋体5が全開位置へ回動した状態で、規制部57bが後述する第1突起部19aに当接して、それ以降の回動及び回動軸心方向の移動が規制されるようになっている。
また、図8に示すように、上記規制部57bの延出端縁には、車幅方向に沿って互いに近づくように真っ直ぐ延出する一対の第2側面部57cが上記規制部57bに一体に連続形成されている。
上記回収部11の側面部15は、後面部17の車幅方向両側端縁から車両前方に向かって真っ直ぐに延びていて、上記側面部15の略中央には、一対の板状第1突起部19aが車幅方向に沿って互いに近づくように突設されている。そして、上記側面部15の第1突起部19aより車両前方側には、一対の第2突起部(ストッパ部)19bが車幅方向に沿って互いに近づくように、且つ、上記第1突起部19aと略平行に突設され、該第2突起部19bの突出端は、上記第1突起部19aより回収部11の内方に位置している。そして、上記第2突起部19bは、全開位置で上記蓋体5裏面の規制部57bより内寄りに対向するように形成されている。
そして、実施形態2では、蓋体5が全開位置まで回動すると、図8に示すように、両回動停止部57の傾斜面からなる規制部57bが回収部11の第1突起部19aに当接して、それ以降の回動及び回動軸心方向の移動が規制される。これにより、本発明の実施形態2に係る収納装置1は、実施形態1と同様に、蓋体5のガタを無くして車室内の異音を排除し、乗員の不快感を低減させ、使用感を良好として車室内の質感を高めることができる。
尚、実施形態2では、蓋部51の両側縁に規制部57bを設けるようにしたが、少なくとも一方に設けて回動軸心方向の蓋体5の動きを防止するようにすればよい。
本発明は、例えば、自動車の内装品に配設された収納装置に適している。
1 収納装置
3 収納装置本体
5 蓋体
7 ねじりバネ(付勢手段)
11 回収部
15b 規制部
15c ストッパ部
19b 第2突起部(ストッパ部)
31 収納凹部
53 支持板部
57b 規制部

Claims (4)

  1. 上方に開口する収納凹部(31)が形成された収納装置本体(3)と、
    該収納装置本体(3)車幅方向に向く回動軸心周りに回動可能に軸支され、上記収納凹部(31)の開口を閉塞する閉塞位置と、上記収納凹部(31)の開口を開放する全開位置とに切り替えられる蓋体(5)とを備え、
    蓋体(5)は、付勢手段(7)により全開位置へ回動するように常時付勢され、上記収納装置本体(3)及び蓋体(5)の一方側における上記収納装置本体(3)の車幅方向両端よりも外側の位置に設けられて上記蓋体(5)の回動方向に対して交差する傾斜面からなる規制部(15b,57b)が、上記収納装置本体(3)及び蓋体(5)の他方側に蓋体(5)全開状態で当接することにより、それ以降の回動及び回動軸心方向の移動が規制されるようになっていることを特徴とする収納装置。
  2. 請求項1に記載の収納装置において、
    上記規制部(15b)は、上記収納装置本体(3)側に設けられ、
    上記規制部(15b)には、ストッパ部(15c)が上記蓋体(5)裏面の側端部に対向するように一体に連続して形成されていることを特徴とする収納装置。
  3. 請求項1に記載の収納装置において、
    上記規制部(57b)は、上記蓋体(5)側に設けられ、
    上記収納装置本体(3)には、ストッパ部(19b)が上記蓋体(5)裏面の規制部(57b)より内寄りに対向するように形成されていることを特徴とする収納装置。
  4. 請求項2に記載の収納装置において、
    上記収納装置本体(3)下部には、上方に開口し、閉塞位置で蓋体(5)上に載置した小物が蓋体(5)の開動作により落下した際に当該落下した小物を回収する回収部(11)が外側方に張り出すように設けられ、
    上記規制部(15b)は、上記回収部(11)に設けられていることを特徴とする収納装置。
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