JP4987185B2 - 電子機器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、外部から接続プラグが装着されるコネクタを保護し、不用意に開くことを防止するカバーを有する電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、外部から接続プラグが装着されるコネクタを具備する電子機器、例えば携帯電話機のような装置においては、コネクタに異物が入らないようにする必要があり、そのため図6に示すようなカバーが設けられていた。図6において、電話機本体のケース1、2は両側から組み合わさって、電子装置を内蔵している。その内蔵要素については図示してない。コネクタ3の部分は、外部から装着プラグ(図示しない)が電池の充電などのため装着される。通常はカバー4がコネクタ3を覆っているが、装着プラグを装着するときは、そのカバー4を外してプラグとコネクタ3との接続をする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の構成において、例えば図6に示すコネクタカバー4が、嵌合の処理によりケース1、2と組み合っているとき、携帯電話機の製造において、その嵌合の調整を必要とする。嵌め合いの量を多くして、カバーが無闇に開くことを防止すると、回転機構を付ける必要が生じて、カバーを嵌めることが容易ではなくなる。若しカバーを嵌めることが容易となるように設計すると、カバーは直ぐ嵌めることができても、開き易くなって具合が悪い。
【0004】
本発明は前述の課題を解決するため、前記のような電子機器において、そのコネクタを覆うカバーについて、嵌めることが容易であって、且つ無闇に開くことのないようなカバーを有する電子機器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の電子機器は、第1の本体ケースと、前記第1の本体ケースと対向する第2の本体ケースと、前記第1の本体ケースと前記第2の本体ケースとの間に配置されたコネクタと、前記第1の本体ケースに設けられた爪部と、前記コネクタを覆うカバーと、前記カバーの上方に設けられ、前記爪部と係合する凸部と、前記カバーの下方と前記第2の本体ケースとが係合する係合部と、を備え、前記カバーに設けられ、前記第2の本体ケースより突出する屈曲部分を有する。
【0006】
これにより、カバーが、閉じる動きに対して滑らかに動くことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図1乃至図4に示す実施の形態について、本発明を詳細に説明する。
【0009】
図1は、本発明の実施の形態としての携帯電話機の要部構成を示すカバーを閉じた状態の斜視図、図2は同要部構成を示すカバーを開いた状態の斜視図、図3は同カバーを閉じた外観を示す三面図、図4は図1における1点鎖線IV-IV で切断し、矢印方向を見た断面図である。また図4において、カバー20と電話機本体ケース10との間、カバー20と電話機本体ケース25との間などについて、間隔を開いて図示してあるが、説明の便宜上の図示であって、実際には、殆ど隙間を設けずに形成している。
【0010】
図1において、本体ケース10は本体ケース25と共に二つ折りの携帯電話機本体を形成している。カバー20はコネクタ15を保護するために使用し、本発明の要旨となる部分である。カバー20の材質は、後述の舌部を含めてポリプロピレンのような軟質で丈夫な合成樹脂を使用することが好適である。カバー20は図1においてコネクタ15を覆っていて、図2はそのカバー20を手前に開いた状態を示している。
【0011】
図3(a)は図2におけるカバー20を閉じ、且つ本体ケースを二つ折りとした携帯電話機本体の側面図、図3(b)は同上面図、図3(c)は同正面図である。
【0012】
図1乃至図3の各図において、コネクタ15はカバー20を開いた状態のときは、閉じたときのカバー20の所を開口部として、外部接続プラグ(図示しない)がコネクタ15と接続するように挿通されて、例えば電池の充電などを行う。電子機器としての携帯電話機本体ケース25の一部の部材となる爪16は、携帯電話機本体ケース25の側に設けられる。また舌部18は、カバー20に取り付けられた引っ掛け爪23と、それより延長してヒンジ部22に至る部分を指し、その前者の爪23が電話機本体ケース25の接続爪16と係合する構成となって、それらが第1の係合部となっている。
【0013】
携帯電話機本体ケース10の他の一部の部材となる爪11は、カバー20に取り付けられた凸部21と係合し、第2の係合部となっている。
【0014】
コネクタ15は、携帯電話機本体ケース10と、本体ケース25とに挟まれて固定されている。ヒンジ部22は、引っ掛け爪23とカバー20とを屈曲自在に接続していて、そのためカバー20は図4の点線に示すように、コネクタ15に対して開口部を作る方向に動くことができる。図4において、カバー引っ掛け爪23は、電話機本体の側の接続爪16と係合するから、カバー20の舌部18は、コネクタ15の下方に差し込まれた後は滑って外方へ抜け出ることはない。そして、カバー20は図4に示すヒンジ部22を軸とするように、右方向に動いてコネクタ開口部を開き、また左方向に動いて閉じることが容易にできる。
【0015】
そして、図1に示す爪11はカバー20の上方の2箇所に分かれて設置され、対応するカバーの凸部21も図2に示すように、同様に2箇所に設けてある。
凸部21はカバー20が無闇に開かないよう固定するために使用する。そして、次に図4に示す爪部11の外方部は、カバー20がコネクタ15を覆うため、図2に示す位置から図1に示す閉じた位置へ動くから、そのときの閉じる動きに対して滑らかに動くことができるように曲線形状となっている。
【0016】
なお、カバー20を開けることを容易にするため、図3(c)に示すようにカバー20の上方中央部には引っ掛け凹部30を設ける。その凹部30を操作者が指先端を引っ掛けて手前に引けば、カバー20を容易に開くことができる。
【0017】
また、カバー20の開閉を容易にするため、ヒンジ部22が図2と図4に示す位置に設けられている。即ち、ヒンジ部22の位置を携帯電話機本体ケース25より外側方向に外れた位置に設けておき、前記携帯電話機本体ケース10における爪11が存在しても、それを外してカバー20を手前方向に引き出すように開けることができるようにしている。従って、本発明によれば、携帯電話機本体ケースの外側から、本体ケースを分解すること無くカバー20を容易に開けることができる。なお、図5に示すように、爪16をコネクタ15側に設けてもよいのである。
【0018】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、携帯電話機のような電子機器において、コネクタ部に設けたカバーにつき、その外側形状として舌部と凸部とを設けているため、それらと係合する形状の機器本体ケース側の要素を設けておけば、閉じることが比較的容易で、且つ閉じたときコネクタを保護することが完全である。
【0019】
閉じたカバーに対し、軽い衝撃が当たっても、カバーに設けた凸部のため無闇に開くことがない。さらに、カバーを開くときはケースに設けた爪を外して容易に開けることができる。カバーは舌部を含め軽量の材質としているから、従来技術のように回転部を設けることがなく、より軽量で滑らかな開閉ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す携帯電話機のカバーを閉じた状態の外観斜視図、
【図2】本発明の実施の形態を示す携帯電話機のカバーを開けた状態の外観斜視図、
【図3】図2に示す携帯電話機のカバーを閉じたときの三面図、
【図4】図1に示す携帯電話機の一部断面図、
【図5】図1に示す携帯電話機の他の実施形態を示す一部断面図、
【図6】従来の電子機器のコネクタに対してカバーの取り付けを説明する図である。
【符号の説明】
10 本体ケース
11 係合爪
15 コネクタ
16 接続爪
17 係合爪
18 舌部
20 カバー
21 カバー凸部
22 ヒンジ部
23 係合爪
25 本体ケース
30 引っ掛け凹部
Claims (3)
- 第1の本体ケースと、
前記第1の本体ケースと対向する第2の本体ケースと、
前記第1の本体ケースと前記第2の本体ケースとの間に配置されたコネクタと、
前記第1の本体ケースに設けられた爪部と、
前記コネクタを覆うカバーと、
前記カバーの上方に設けられ、前記爪部と係合する凸部と、
前記カバーの下方と前記第2の本体ケースとが係合する係合部と、を備え、
前記カバーに設けられ、前記第2の本体ケースより突出する屈曲部分を有する電子機器。 - 請求項1に記載の電子機器であって、
前記爪部は、第1の爪部と第2の爪部を有し、
前記凸部は、前記第1の爪部に係合する第1の凸部と、前記第2の爪部に係合する第2の凸部を有する電子機器。 - 請求項1又は請求項2に記載の電子機器であって、
前記カバーの上方に設けられた引っ掛け凹部を備える電子機器。
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