JP3806093B2 - ディスクコントローラ、同コントローラを備えたディスク記憶装置、及び同装置においてデータ書き込み禁止を制御する方法 - Google Patents

ディスクコントローラ、同コントローラを備えたディスク記憶装置、及び同装置においてデータ書き込み禁止を制御する方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディスクへのデータの書き込み及びディスクからのデータの読み出しを制御するディスクコントローラに係り、特にデータの書き込みを指示する第1のライトゲート信号に基づいて外部の回路により生成される第2のライトゲート信号を入力して監視することが可能なディスクコントローラ、同コントローラを備えたディスク記憶装置、及び同装置においてデータ書き込み禁止を制御する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
磁気ディスク装置(HDD)は、記録媒体にディスク状の磁気記録媒体(ディスク記録媒体)、いわゆる磁気ディスクを用いたディスク記憶装置として知られている。このディスクからのデータの読み出し及び当該ディスクへのデータの書き込みは、リード/ライトチャネルと呼ばれる信号処理回路を介して、ヘッドアンプ回路(ヘッドIC)によりヘッド(磁気ヘッド)を用いて行われる。
【0003】
近年のリード/ライトチャネルは、PRML(Partial Response Maximum Likelihood)検出と呼ばれるデジタル信号処理を適用しているのが一般的である。また、このリード/ライトチャネルで処理される信号の周波数は、磁気ディスク装置の高記録密度化に伴って高くなる傾向にある。信号周波数が高くなると、信号品質は低下する。このため、最近のリード/ライトチャネルは、信号品質の低下を補うことが可能な複雑な符号化処理を適用している。
【0004】
このようなリード/ライトチャネルを搭載した磁気ディスク装置では、再生エラーに対する品質は確かに向上する。しかし、符号化処理が複雑となることから、符号化に伴う信号遅延時間(符号化遅延時間)と符号化された信号の復号化に伴う信号遅延時間は増加する傾向にある。ライト動作を例にとると、ディスクコントローラからリード/ライトチャネルに1セクタ分のライトデータを出力し終えても、リード/ライトチャネルからのデータの出力は符号化遅延時間だけ遅れる。そこで、リード/ライトチャネルからのデータの出力が終了するまでは、ヘッドアンプ回路で用いられるライトゲート信号はアサート(つまり、有効な状態に設定)されている必要がある。ライトゲート信号は、ディスクへのデータの書き込みを指示(許可)する信号(書き込み許可信号)である。
【0005】
さて、符号化遅延時間が長くなると、その時間だけ、後続するセクタへのデータライトが遅れることになる。例えば、リード/ライトチャネルが、30バイトの書き込み時間に相当する符号化遅延時間を必要とするものとする。この場合、ディスクコントローラは、自身が1セクタ分のライトデータを出力し終わっても30バイトの書き込み相当時間はライトゲート信号をアサートし続けなければならない。つまり、ディスクコントローラは、1セクタ分のデータの出力終了後、30バイトの書き込み相当時間(符号化遅延時間)を経過しなければ、後続のセクタに書き込むデータを処理できない。この1セクタ分のデータの出力を終了してから、次のセクタのデータを処理できるまでの時間間隔をセクタ間ギャップと呼ぶ。
【0006】
このリード/ライトチャネルでの符号化遅延に起因して発生するセクタ間ギャップを短くするために、第1のライトゲート信号と第2のライトゲート信号との2種のライトゲート信号を適用する技術(以下、先行技術と称する)が提案されている(例えば、特許文献1参照)。第1のライトゲート信号はヘッドアンプ回路で用いられ、第2のライトゲート信号はリード/ライトチャネルで用いられる。この先行技術の特徴は、第2のライトゲート信号を、リード/ライトチャネルでの符号化の進行状態に応じて当該チャネル自身が制御する点にある。
【0007】
上記先行技術によれば、リード/ライトチャネルは、書き込みを行うべき1セクタ分のデータをすべて出力し終えるまで第2のライトゲート信号をアサートし続ける。つまり、リード/ライトチャネルは実際にデータを出力するだけの時間、第2のライトゲート信号を制御する。一方、ディスクコントローラは自身のデータ出力とそれに応じた第1のライトゲート信号の制御のみを行う。このため、リード/ライトチャネルは書き込みタイミングを確実に制御できる。また、ディスクコントローラは、リード/ライトチャネルでの符号化遅延を考慮しなくて済む。したがって、ディスクコントローラは、次のセクタにデータを書き込む準備を行うための時間を十分確保できる。
【0008】
【特許文献1】
特開2000−298934号公報(段落0031及び段落0032、図4及び図5)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上記先行技術においては、ディスクコントローラからリード/ライトチャネルに出力される第1のライトゲート信号と、リード/ライトチャネルからヘッドアンプ回路に出力される第2のライトゲート信号との間でタイミングが異なる。このため、データのライトを禁止しなければならないタイミングで第2のライトゲート信号が出力されていても、ディスクコントローラ側ではそれを検出できない。つまり、ヘッドアンプ回路で用いられる第2のライトゲート信号はリード/ライトチャネルから出力されるため、ディスクコントローラは、当該第2のライトゲート信号のタイミングを検出できない。
【0010】
データの書き込みを禁止しなければならない代表的なタイミングとして、サーボ情報をディスクから読み出すためのサーボ検出モードの期間が知られている。サーボ情報は、ヘッドをディスク上の目標位置に位置付けるのに用いられる位置情報を含む。一般に、サーボ情報は、当該サーボ情報を識別するためのサーボマークを含む。このサーボマークをヘッドにより検出することにより、その検出タイミングに応じてサーボ識別信号がアサートされる。このサーボ識別信号がアサートされている期間は、サーボ情報をヘッドにより確実に読み出すことが可能である。そのため、サーボ識別信号がアサートされている期間、リード/ライトチャネルはサーボ検出モードに切り換えられ、サーボ情報を検出する。言い換えれば、サーボ識別信号がアサートされている期間にヘッドが通過するディスク上の領域には、サーボ情報が書き込まれているということもできる。
【0011】
このため、何らかの原因で、第2のライトゲート信号とサーボ識別信号とが同じタイミングでアサートされている状態で、ディスクに対するデータ書き込み動作が実際に行われると、ディスク上のサーボ情報が破壊されてしまう。しかし、前記先行技術では、ディスクコントローラが監視可能な第1のライトゲート信号は、サーボ識別信号のアサートよりも前にネゲート(つまり、無効な状態に設定)されてしまう。このため、ディスクコントローラは、第1のライトゲート信号を監視しても、第2のライトゲート信号とサーボ識別信号とが同じタイミングでアサートされている状態、つまりデータの書き込みを禁止しなければならない状態を検出できない。
【0012】
本発明は上記事情を考慮してなされたものでその目的は、信号処理回路での信号処理の進行状態に応じて当該信号処理回路により制御されるライトゲート信号の状態をディスクコントローラ側で確認できるようにすることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の1つの観点によれば、ディスクへのデータの書き込み及びディスクからのデータの読み出しを制御するディスクコントローラが提供される。このディスクコントローラは、データの書き込みを指示する第1のライトゲート信号(書き込み許可信号)の出力に用いられる第1の端子と、上記第1のライトゲート信号に基づいて外部の回路から出力される、少なくとも当該外部回路での信号遅延が反映された第2のライトゲート信号の入力に用いられる第2の端子と、この第2の端子を介して入力される第2のライトゲート信号を監視し、上記ディスクへの書き込みを禁止すべき状態で当該ディスクへの書き込みが指示されているかを検出する書き込み禁止コントローラとを備える。
【0014】
上記構成のディスクコントローラにおいては、ヘッドを用いて実際にディスクへのデータ書き込みを実施する最終段の回路(ヘッドアンプ回路)と当該ディスクコントローラ(ライトゲート信号を最も最初に出力するディスクコントローラ)との間に、信号遅延を発生させる要素(例えば、ディスクに書き込むべきライトデータの信号処理を行うリード/ライトチャネルに代表される信号処理回路)が存在する場合に、この要素から出力される、少なくとも当該要素での信号遅延が反映された第2のライトゲート信号を第2の端子を介して当該ディスクコントローラに入力できるため、この第2のライトゲート信号を、当該ディスクコントローラ側(ディスクコントローラ内の書き込み禁止コントローラ)で監視できる。
【0015】
したがって、この監視の結果、ディスクへの書き込みを禁止すべき状態でありながら第2のライトゲート信号によりディスクへの書き込みが指示されていることが検出された場合に、当該第2のライトゲート信号がそのまま前記最終段の回路によるディスクへのデータの書き込みを指示(許可)するライトゲート信号(第4のライトゲート信号)として出力されるのを禁止するならば、ディスクへの書き込みを禁止すべき状態にありながら当該ディスクへのデータ書き込みが行われるのを抑止できる。
【0016】
また、上記第1の端子から出力される第1のライトゲート信号として用いられる第3のライトゲート信号を出力するリード/ライトコントローラであって、第1のモードでは当該第3のライトゲート信号に上記信号遅延を反映させず、第2のモードでは当該第3のライトゲート信号に上記信号遅延を反映させるリード/ライトコントローラと、上記書き込み禁止コントローラにより監視されるライトゲート信号を選択する監視対象選択回路であって、第1のモードでは、上記第2の端子を介して入力される第2のライトゲート信号を選択し、第2のモードでは、上記リード/ライトコントローラから出力される第3のライトゲート信号を選択する監視対象選択回路とを追加するとよい。
【0017】
このような構成のディスクコントローラは、ライトゲート信号を制御する機能を有する信号処理回路と接続して用いることも(第1のモードでの使用の場合)、ライトゲート信号を制御する機能を持たない信号処理回路と接続して用いることも(第2のモードでの使用の場合)可能となる。
【0018】
なお、上記構成のディスクコントローラに係る発明は、当該ディスクコントローラを備えたディスク装置に係る発明としても、当該ディスクコントローラを備えたディスク装置においてデータ書き込み禁止を制御する方法に係る発明としても成立する。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を磁気ディスク装置に適用した実施の形態につき図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態に係るディスクコントローラ(以下、HDCと称する)10の構成を示すブロック図である。図1のHDC10は、リード/ライトコントローラ11と、書き込み禁止コントローラ12と、マルチプレクサ(以下、MUXと称する)13と、スイッチSW1,SW2,SW3とから構成される、1チップIC(Integrated Circuit)である。HDC10は、端子101,102,103を含む。端子101は、ライトゲート信号WG1の出力に用いられる出力端子である。端子102はライトゲート信号WG2の入力に用いられる入力端子、端子103はライトゲート信号WG2’の出力に用いられる出力端子である。
【0020】
リード/ライトコントローラ11は、ディスク40(図2または図5参照)からのデータ読み出し及びディスク40へのデータ書き込みを1セクタ単位で制御する。リード/ライトコントローラ11は、データ書き込みの制御時には、1セクタ単位でライトゲート信号WG1aをアサートする。ライトゲート信号WG1aがアサートされる時間は可変設定可能である。この時間は、モードに応じても切り換え設定される。例えば第1のモードでは、上記時間(ライトゲート信号WG1aがアサートされる時間)は、図1のHDC10と接続して用いられるリード/ライトチャネル20(図2参照)における符号化遅延時間に無関係に設定される。これに対し、第2のモードでは、上記時間は上記符号化遅延時間を考慮して設定される。上記時間を、ヘッドIC30(図2または図5参照)とHDC10との間で発生する、上記符号化遅延時間を含む全ての信号遅延時間を考慮して設定してもよい。ここで、ヘッドIC30は、ヘッド50(図2または図5参照)を用いて実際にディスク40(図2または図5参照)へのデータ書き込みを実施する最終段の回路(1チップのヘッドアンプ回路)である。一方、HDC10は、ライトゲート信号を最初に出力する回路である。
【0021】
第1のモードとは、図1のHDC10が第1のリード/ライトチャネル20(図2参照)と接続して用いられるモードをいう。第1のリード/ライトチャネル20は、ライトゲート信号WG2を、当該チャネルでの符号化の進行状態に応じて当該チャネル自身が制御する。第1のリード/ライトチャネル20は前記した先行技術に係るHDDで適用されるリード/ライトチャネルである。第2のモードとは、図1のHDC10が第2のリード/ライトチャネル200(図5参照)と接続して用いられるモードをいう。第2のリード/ライトチャネル200は、第1のリード/ライトチャネル20と異なり、ライトゲート信号を制御する機能を持たない。
【0022】
書き込み禁止コントローラ12は、ディスク40へのデータ書き込みを禁止すべき状態(書き込み禁止状態)を検出する機能(書き込み禁止状態検出機能)を有する。ここでは書き込み禁止コントローラ12は、後述するサーボ識別信号SIが有効な期間にライトゲート信号WG2またはWG1aがアサートされていることを書き込み禁止条件として、書き込み禁止状態を検出する。即ち、書き込み禁止コントローラ12は、第1のモードでは、サーボ識別信号SIと外部から端子102及びスイッチSW2を介して入力されるライトゲート信号WG2とに基づいて、書き込み禁止の条件が成立しているかを監視する。書き込み禁止コントローラ12はまた、第2のモードでは、サーボ識別信号SIとリード/ライトコントローラ11からスイッチSW1を介して入力されるライトゲート信号WG1aとに基づいて、書き込み禁止の条件が成立しているかを監視する。書き込み禁止コントローラ12は、書き込み禁止の条件が成立していること、つまり書き込み禁止状態を検出している期間、ライトゲート信号WG2またはWG1aをネゲートし、ライトゲート信号WG2’またはWG1bとして出力する。即ち書き込み禁止コントローラ12は、書き込み禁止状態を検出する機能に加えて、書き込み禁止状態が検出されている期間にディスク40へのデータ書き込みが行われるのを禁止する機能(書き込み禁止制御機能)をも有する。
【0023】
MUX13は入力A,Bと出力Cとを有する、2入力1出力のマルチプレクサである。MUX13の入力Aは、書き込み禁止コントローラ12から出力されるライトゲート信号WG1bと接続される。MUX13の入力Bは、リード/ライトコントローラ11から出力されるライトゲート信号WG1aと接続される。MUX13の出力Cは、HDC10の端子101と接続される。MUX13により選択されたライトゲート信号はライトゲート信号WG1として端子101から外部に出力される。MUX13は、入力A及びBのうちのいずれか一方をモードに応じて選択する。具体的には、MUX13は第1のモードでは入力Bを選択し、第2のモードでは入力Aを選択する。したがって、第1のモードでは、ライトゲート信号WG1aがライトゲート信号WG1として端子101から出力される。一方、第2のモードでは、ライトゲート信号WG1bがライトゲート信号WG1として端子101から出力される。つまり、MUX13は、第1のモードでは、リード/ライトコントローラ11から出力されるライトゲート信号WG1aを直接ライトゲート信号WG1として使用することを選択する。MUX13はまた、第2のモードでは、書き込みを禁止すべきタイミングでライトデータが出力されないように書き込み禁止コントローラ12により制御されたライトゲート信号WG1aをライトゲート信号WG1として使用することを選択する。
【0024】
スイッチSW1は、第1のモードではOFF(開)状態に設定され、第2のモードではON(閉)状態に設定される。スイッチSW1がON状態にある場合、リード/ライトコントローラ11から出力されるライトゲート信号WG1aは書き込み禁止コントローラ12に伝達される。つまりスイッチSW1は、リード/ライトコントローラ11から出力されるライトゲート信号WG1aの書き込み禁止コントローラ12への入力を許可するか否かを選択するゲート回路である。スイッチSW1は第2のモードでは、書き込み禁止コントローラ12と共に、書き込み禁止条件の成立を監視するための監視経路をなす。
【0025】
スイッチSW2は、第1のモードではON状態に設定され、第2のモードではOFF状態に設定される。スイッチSW2がON状態にあり、且つ外部(具体的にはリード/ライトチャネル20)から端子102にライトゲート信号WG2が伝達されるならば、当該信号WG2は書き込み禁止コントローラ12に入力される。つまりスイッチSW2は、外部(具体的にはリード/ライトチャネル)からのライトゲート信号WG2の書き込み禁止コントローラ12への入力を許可するか否かを選択するゲート回路である。スイッチSW2は第1のモードでは、書き込み禁止コントローラ12と共に、書き込み禁止条件の成立を監視するための監視経路をなす。
【0026】
スイッチSW3は、第1のモードではON状態に設定され、第2のモードではOFF状態に設定される。スイッチSW3がON状態にある場合、書き込み禁止コントローラ12から出力されるライトゲート信号WG2’は端子103に伝達される。つまりスイッチSW3は、書き込みを禁止すべきタイミングでライトデータが出力されないように書き込み禁止コントローラ12により制御されたライトゲート信号WG2’を端子103から(図2のヘッドIC30へ)出力することを許可するか否かを選択するゲート回路である。スイッチSW3は第1のモードでは、書き込み禁止コントローラ12と共に、ディスク40へのデータ書き込みの禁止を制御するための制御経路をなす。
【0027】
図2は、図1のHDC10が第1のモードで使用される場合におけるHDDの主要な構成を示すブロック図である。なお、図1と同一部分には同一符号を付してある。図2において、HDC10には第1のリード/ライトチャネル20が接続されている。このリード/ライトチャネル20にはヘッドIC(ヘッドアンプ回路)30が接続されている。リード/ライトチャネル20は、エンコーダ/デコーダ(以下、ENDECと称する)21を含む。ENDEC21は、HDC10から転送されるライトデータを符号化する機能を有する。ENDEC21はまた、ディスク40から読み出されたデータをヘッドIC30を介して受け取って復号化する機能を有する。なお、図2中のリード/ライトチャネル20では、ヘッドIC30により増幅されたリード信号のノイズを除去するアナログフィルタ、ノイズが除去されたリード信号をデジタル値に変換するアナログ/ディジタル変換器等は省力されている。ENDEC21は、HDC10の端子101から出力されるライトゲート信号WG1を入力し、当該ライトゲート信号WG1をもとに、当該ENDEC21での符号化の進行状態に応じて制御されるライトゲート信号WG2を出力する。
【0028】
ヘッドIC30は、HDC10及びリード/ライトチャネル20と接続される。ヘッドIC30は、データ書き込み時には、リード/ライトチャネル20から出力されるライトデータを、HDC10の端子103から出力されるライトゲート信号WG3に応じて、ヘッド50によりディスク40に書き込ませる。
【0029】
図3は、図2中のディスク40のフォーマットとディスク40上に配置されているサーボ領域410のフォーマットとを示す。ディスク40の記録面には、図3に示すように、同心円状の多数のトラック400が形成されている。また、ディスク40の記録面には、複数のサーボ領域410がディスク40の半径方向に放射状に、且つディスク40の円周方向に等間隔で離散的に配置されている。隣接するサーボ領域410の間は、ユーザデータ領域420に割り当てられている。ユーザデータ領域420には複数のデータセクタ(図示せず)が配置されている。
【0030】
各サーボ領域410には、サーボ情報が書き込まれている。サーボ情報は、プリアンブル411と、サーボマーク412と、アドレスコード413と、位置誤差信号(以下、PESと称する)414とを含む。プリアンブル411は、信号の振幅を安定化するのに用いられる一定の周波数のAGC(自動利得制御)信号を含む。サーボマーク412は、対応するサーボ情報(サーボ領域410)を識別するための特定コード(パターン信号)である。アドレスコード403は、シリンダコード(シリンダ番号)とセクタコード(セクタ番号)とを含む。シリンダコードは、対応するサーボ情報が書き込まれているディスク40上のシリンダ(トラック)位置を示す。セクタコードは、対応するサーボ情報(サーボ領域410)の、同一シリンダ(トラック)上でのサーボ情報の配列における順番を示す。PES404は、対応するサーボ情報が書き込まれているシリンダにおけるヘッドの相対的な位置情報(位置誤差)を示すバースト信号である。アドレスコード413(中のシリンダコード)及びPES414は、ヘッド50をディスク40上の目標位置に位置付けるのに用いられる位置情報である。
【0031】
次に、図2のHDDにおけるデータ書き込み時の動作について、図4のタイミングチャートを参照して説明する。まず、図2のHDDでは、HDC10は第1のモードに設定される。この場合、MUX13は、入力Bを選択する状態に設定される。また、スイッチSW1,SW2,SW3は、図2に示すように、それぞれOFF状態、ON状態、ON状態に設定される。
【0032】
HDC10内のリード/ライトコントローラ11は、ディスク40上のデータを書き込むべきセクタ(つまり目標セクタ)の開始位置SSPを検出すると、その検出タイミングt1でライトゲート信号WG1aをアサートする。ここでは、ライトゲート信号WG1aは、図4に示すように低レベルから高レベルに遷移する。そしてリード/ライトコントローラ11は、目標セクタに書き込むべき1セクタ分のデータ(ライトデータ)を例えば1バイト単位でリード/ライトチャネル20に出力する。リード/ライトコントローラ11は、1セクタ分のライトデータを出力し終えると、そのタイミングt2で、リード/ライトチャネル20での符号化遅延時間を考慮することなく、ライトゲート信号WG1aをネゲートする。これによりHDC10は、時点t2から次のセクタの開始位置の検出時点t3までの期間T1を、当該セクタにデータを書き込む準備を行うための時間として確保できる。ここでは、ライトゲート信号WG1aは、図4に示すように高レベルから低レベルに遷移する。
【0033】
リード/ライトコントローラ11から出力されたライトゲート信号WG1aは、MUX13により選択される。選択されたライトゲート信号WG1aはライトゲート信号WG1として端子101から出力される。このとき、スイッチSW1はOFF状態にある。したがって、ライトゲート信号WG1aが書き込み禁止コントローラ12に入力されるのが禁止される。つまり、第1のモードでは、ライトゲート信号WG1aをデータ書き込み禁止制御に用いることが禁止される。
【0034】
HDC10の端子101から出力されるライトゲート信号WG1は、HDC10と接続されているリード/ライトチャネル20内のENDEC21に入力される。ENDEC21には、リード/ライトコントローラ11から1バイト単位で出力される1セクタ分のライトデータも入力される。ENDEC21は、このライトデータをライトゲート信号WG1に応じて入力して当該データを符号化する。このときENDEC21は、ライトゲート信号WG1をもとに、当該ENDEC21での符号化処理に伴うデータ出力の遅延が反映されたライトゲート信号WG2を生成する。即ちENDEC21は、ライトゲート信号WG1がアサートされている期間に対し、符号化遅延時間だけアサートされている期間が延長されたライトゲート信号WG2を生成する。具体的には、ENDEC21は、ライトゲート信号WG2がアサートされている状態を、ライトゲート信号WG1に対して時点t2から1セクタ分のライトデータの符号化が全て終了する時点t4までの期間T2(つまり、符号化遅延時間T2=t4−t2)だけ延長する。
【0035】
ENDEC21によって生成されたライトゲート信号WG2は、リード/ライトチャネル20の外部に出力される。前記先行技術では、このライトゲート信号WG2はヘッドIC30に伝達されて、当該ヘッドIC30で使用される。しかし本実施形態では、このライトゲート信号WG1は、HDC10の端子102に伝達される。つまり、リード/ライトチャネル20内のENDEC21により、ライトゲート信号WG1に対して符号化遅延時間だけアサート期間が延長されたライトゲート信号WG2は、ヘッドIC30に伝達されずに、HDC10の端子102に戻される。このとき、端子102と接続されているスイッチSW2はON状態にある。したがって、リード/ライトチャネル20内のENDEC21からHDC10の端子102に伝達されたライトゲート信号WG2は、スイッチSW2により選択される。スイッチSW2により選択されたライトゲート信号WG2は、書き込み禁止コントローラ12に入力される。
【0036】
書き込み禁止コントローラ12には、サーボ識別信号SIも入力される。サーボ識別信号SIは、ヘッド50がディスク40上のサーボ領域410上にあることを示す、いわゆるサーボゲート信号である。このサーボ識別信号SIは、サーボ領域410に対応する期間アサートされる。即ちサーボ識別信号SIは、サーボ領域410に書き込まれているサーボ情報中のサーボマーク412が、HDC10のサーボマーク検出回路(図示せず)により検出されることにより、その検出タイミングに応じてアサートされる。更に具体的に述べるなら、サーボ識別信号SIは、サーボマーク412が検出されたサーボ領域410の次のサーボ領域410に対応する期間アサートされる。サーボ識別信号SIがアサートされている期間、つまりサーボ識別信号SIが有効な期間に、ディスク40へのデータ書き込みが行われると、その際にヘッド50が位置しているサーボ領域410に書き込まれているサーボ情報が破壊されてしまう。
【0037】
そこで書き込み禁止コントローラ12は、第1のモードでは、サーボ識別信号SI及びリード/ライトチャネル20からのライトゲート信号WG2に基づいて、書き込み禁止条件が成立するかを監視する。即ち、書き込み禁止コントローラ12は、サーボ識別信号SIがアサートされている期間とライトゲート信号WG2とがアサートされている期間とが重なる期間が存在するかを監視する。図4のタイミングチャートの例では、時点t5から時点t6までの期間T3だけ、サーボ識別信号SIがアサートされている期間とライトゲート信号WG2とがアサートされている期間とが重なる。書き込み禁止コントローラ12は、この時点t5から時点t6までの期間T3、書き込み禁止状態を検出したものとして、入力ライトゲート信号WG2が当該書き込み禁止コントローラ12を通過するのをその期間T3だけ禁止する。言い換えれば、書き込み禁止コントローラ12は、第1のモードでは、サーボ識別信号SIがネゲートされている期間だけ、ライトゲート信号WG2の通過を許可し、ライトゲート信号WG2’として出力する。明らかなように、このライトゲート信号WG2’は、サーボ識別信号SIがネゲートされている期間は、ライトゲート信号WG2の状態に無関係にネゲートされている。
【0038】
書き込み禁止コントローラ12から出力されたライトゲート信号WG2’はスイッチSW3に伝達される。このとき、スイッチSW3はON状態にある。したがって、スイッチSW3に伝達されたライトゲート信号WG2’は当該スイッチSW3により選択される。スイッチSW3により選択されたライトゲート信号WG2’は、HDC10の端子103を介してヘッドIC30に入力される。このライトゲート信号WG2’は、サーボ識別信号SI及びリード/ライトチャネル20からのライトゲート信号WG2がそれぞれアサートされている期間に重なりがない状態では、当該ライトゲート信号WG2に一致する。また、ライトゲート信号WG2がアサートされている期間は、前記したようにライトゲート信号WG1に対して、リード/ライトチャネル20での符号化遅延時間(HDC10とヘッドIC30との間の遅延要素の遅延時間)だけ延ばされている。
【0039】
したがって、書き込み禁止状態が検出されない場合、ヘッドIC30が、リード/ライトチャネル20から出力される符号化されたライトデータを、ライトゲート信号WG2’(リード/ライトチャネル20での符号化遅延時間が反映されたライトゲート信号WG2’)に応じてヘッド50によりディスク40上の目標セクタに書き込ませることにより、上記遅延時間を考慮したデータ書き込みが実現できる。これに対し、書き込み禁止状態が検出された場合には、ライトゲート信号WG2’には書き込み禁止状態が反映され、当該書き込み禁止状態の期間強制的にネゲートされる。したがって、この書き込み禁止状態の期間にヘッドIC30がヘッド50によりディスク40にデータを書くことが禁止される。これにより、サーボ情報が破壊されるのを防止できる。
【0040】
このように、図2の構成のHDDでは、リード/ライトチャネル20から出力されるライトゲート信号WG2がネゲートされる前に、リード/ライトコントローラ11によりライトゲート信号WG1がネゲートされても、サーボ情報が破壊されるのを防ぐことができる。なお、HDC10内の書き込み禁止コントローラ12では書き込み禁止状態の検出のみが行われ、ライトゲート信号WG2’は生成されない構成とすることも可能である。ここでは、書き込み禁止コントローラ12以外の回路により、当該コントローラ12での書き込み禁止状態検出に応じてディスク40へのデータ書き込みが禁止される構成とすればよい。この場合、リード/ライトチャネル20からのライトゲート信号WG2を、HDC10の端子102だけでなく、図2において破線22で示される経路でヘッドIC30にも伝達するとよい。この構成では、HDC10内のスイッチSW3は不要となる。
【0041】
図5は、図1のHDC10が第2のモードで使用される場合におけるHDDの主要な構成を示すブロック図である。なお、図2と同一部分には同一符号を付してある。図5において、HDC10には第2のリード/ライトチャネル200が接続されている。このリード/ライトチャネル200にはヘッドIC(ヘッドアンプ回路)30が接続されている。
【0042】
リード/ライトチャネル200は、図2中のENDEC21に相当するENDEC(エンコーダ/デコーダ)210を含む。ENDEC210は、ENDEC21と異なって、ライトゲート信号を当該ENDEC21での符号化の進行状態に応じて制御する機能を持たない。そのため、HDC10内のリード/ライトコントローラ11は、第2のモードでは、1セクタ分のライトデータを出力し終えた後も、リード/ライトチャネル200内のENDEC210における符号化遅延時間を考慮して、その遅延時間だけライトゲート信号WG1aをアサートする期間を継続する。
【0043】
第2のモードでは、MUX13は、入力Aを選択する状態に設定される。また、スイッチSW1,SW2,SW3は、図5に示すように、それぞれON状態、OFF状態、OFF状態に設定される。この状態では、リード/ライトコントローラ11から出力されるライトゲート信号WG1aはスイッチSW1により選択されて、書き込み禁止コントローラ12に入力される。つまり第2のモードでは、ライトゲート信号WG1aをデータ書き込み禁止制御に用いることが許可される。
【0044】
書き込み禁止コントローラ12は、第2のモードでは、サーボ識別信号SI及びスイッチSW1により選択されたライトゲート信号WG1aに基づいて、書き込み禁止条件が成立するかを監視する。書き込み禁止コントローラ12は、サーボ識別信号SIがアサートされている期間とライトゲート信号WG2とがアサートされている期間とが重なる期間が存在する場合、書き込み禁止状態を検出したものとして、入力ライトゲート信号WG1aが当該書き込み禁止コントローラ12を通過するのをその期間だけ禁止する。言い換えれば、書き込み禁止コントローラ12は、第2のモードでは、サーボ識別信号SIがネゲートされている期間だけ、ライトゲート信号WG1aの通過を許可し、ライトゲート信号WG1bとして出力する。
【0045】
書き込み禁止コントローラ12から出力されたライトゲート信号WG1bはMUX13の入力Aに伝達される。MUX13は第2のモードでは入力Aに伝達されるライトゲート信号WG1bを選択する。選択されたライトゲート信号WG1aはライトゲート信号WG1として端子101から出力される。ライトゲート信号WG1は、リード/ライトチャネル200内のENDEC210に入力されると共に、ヘッドIC30にも入力される。ENDEC210には、リード/ライトコントローラ11から1バイト単位で出力される1セクタ分のライトデータも入力される。ENDEC210は、このライトデータを入力し、ライトゲート信号WG1に応じて符号化する。符号化されたライトデータはENDEC210からヘッドIC30に出力される。ヘッドIC30は、ENDEC210から出力されたライトデータを、HDC10からのライトゲート信号WG1に応じてヘッド50によりディスク40上の目標セクタに書き込ませる。
【0046】
このように、第2のモードでは、書き込み禁止コントローラ12での書き込み禁止制御に、リード/ライトコントローラ11から出力される、リード/ライトチャネル200での符号化遅延が反映されたライトゲート信号WG1aが用いられる。このライトゲート信号WG1aを用いた書き込み制御により書き込み禁止コントローラ12から出力されるライトゲート信号WG1bが、ライトゲート信号WG1としてHDC10の端子101から出力される。このライトゲート信号WG1が、ヘッドIC30及びライトゲート信号を制御する機能を持たないリード/ライトチャネル200で用いられる。
【0047】
以上の説明から明らかなように、図1に示すHDC10は、ライトゲート信号を制御する機能を有するリード/ライトチャネル20と接続して用いることも、ライトゲート信号を制御する機能を持たないリード/ライトチャネル200と接続して用いることもできる。つまり、図1のHDC10を用いてHDDを製造することにより、リード/ライトチャネルの仕様に対してHDC10側で柔軟な対応が可能となる。これにより、同等程度の記録密度を持つHDDを構成する上で、複数の製造者製のリード/ライトチャネルのいずれも使用することが可能となり、装置の安定的な供給や低価格での提供を可能とする。
【0048】
上記実施形態では、HDC10内の書き込み禁止コントローラ12における書き込み禁止条件として、サーボ識別信号SIがアサートされている期間(サーボ検出モードの期間)とライトゲート信号WG2(第1のモードの場合)またはライトゲート信号WG1a(第2のモードの場合)がアサートされている期間とが重なる場合を適用している。しかし、上記書き込み条件として、ディスク40を回転させるスピンドルモータ(図示せず)の回転が定常状態になっていない(つまり、一定水準の回転速度を維持していない)期間とライトゲート信号WG2またはWG1aがアサートされている期間とが重なる場合を適用することも可能である。
【0049】
[変形例]
図6は図1に示したHDCの変形例を示すブロック図である。なお、図1と同一部分には同一符号を付してある。図6のHDC100では、書き込み禁止コントローラ12に代えて1つの監視経路を有する書き込み禁止コントローラ120が用いられている。以下、この書き込み禁止コントローラ120の特徴について説明する。
【0050】
まず、図1中の書き込み禁止コントローラ12は、ライトゲート信号WG2を監視する監視経路と、ライトゲート信号WG1aを監視する監視経路との2の監視経路を有する。しかし、ライトゲート信号WG2及びWG1aが書き込み禁止コントローラ12によって同時に監視されることはない。そこで、図6のHDC100では、書き込み禁止コントローラ12に代えて1つの監視経路を有する書き込み禁止コントローラ120が用いられている。この書き込み禁止コントローラ120では、1つの監視経路が、第1のモードにおけるライトゲート信号WG2の監視用と、第2のモードにおけるライトゲート信号WG1aの監視用とに切り換えて使用される。
【0051】
そのため、HDC100は、リード/ライトコントローラ11、書き込み禁止コントローラ120及びMUX13の他に、MUX131と、デマルチプレクサ(以下、DMUXと称する)132とを備える。またHDC100は、図1のHDC10と同様に、端子101乃至103を含む。
【0052】
MUX131は、入力A,Bと出力Cとを有する、2入力1出力のマルチプレクサである。MUX131の入力Aは、外部からHDC100の端子102に伝達されるライトゲート信号WG2と接続される。MUX13の入力Bは、リード/ライトコントローラ11から出力されるライトゲート信号WG1aと接続される。MUX131の出力Cは書き込み禁止コントローラ120と接続される。MUX131は第1のモードでは入力A、つまりライトゲート信号WG2を選択し、第2のモードでは入力B、つまりライトゲート信号WG1aを選択する。MUX131により選択されたライトゲート信号は書き込み禁止コントローラ120に入力される。このように、書き込み禁止コントローラ120に入力されるライトゲート信号は、MUX131によってモードに応じて選択される。
【0053】
書き込み禁止コントローラ120は、MUX131により選択されたライトゲート信号(ライトゲート信号WG2またはWG1a)がサーボ識別信号SIが有効な期間にアサートされていることを書き込み禁止条件として、書き込み禁止状態を検出する。書き込み禁止コントローラ12は、サーボ識別信号SIがネゲートされている状態では、入力されるライトゲート信号WG2またはWG1aの通過を許可する。そして書き込み禁止コントローラ12は、ライトゲート信号WG2またはWG1aを、そのままの状態でライトゲート信号WG2’またはWG1bとして出力する。これに対し、サーボ識別信号SIがアサートされている状態では、書き込み禁止コントローラ12は、入力されるライトゲート信号WG2またはWG1aの通過を禁止する。つまり書き込み禁止コントローラ12は、サーボ識別信号SIがアサートされている期間だけ、その期間に入力されるライトゲート信号WG2またはWG1aを強制的にネゲートし、ライトゲート信号WG2’またはWG1bとして出力する。
【0054】
書き込み禁止コントローラ120から出力されるライトゲート信号はDMUX132に入力される。DMUX132は、入力Aと出力B,Cとを有する1入力2出力のデマルチプレクサである。DMUX132の入力Aは書き込み禁止コントローラ120から出力されるライトゲート信号(WG2’またはWG1b)と接続される。DMUX132の出力BはHDC100の端子103とと接続され、DMUX132の出力CはMUX13の入力Aと接続される。DMUX132は、第1のモードでは出力Bを選択し、第2のモードでは出力Cを選択する。これにより、第1のモードでは、書き込み禁止コントローラ120から出力されるライトゲート信号、即ちライトゲート信号WG2’が、DMUX132の出力BからHDC100の端子103を介して外部に出力される。一方、第2のモードでは、書き込み禁止コントローラ120から出力されるライトゲート信号、即ちライトゲート信号WG1bが、DMUX132の出力CからMUX13の入力Aに伝達される。このMUX13の入力Bにはリード/ライトコントローラ11から出力されるライトゲート信号WG1aが伝達される。
【0055】
MUX13は、図1のHDC10に設けられている場合と同様に、第1のモードでは入力Bを選択し、第2のモードでは入力Aを選択する。したがって、第1のモードでは、リード/ライトコントローラ11から出力されるライトゲート信号WG1aが選択されて、ライトゲート信号WG1としてHDC100の端子101を介して外部に出力される。一方、第2のモードでは、DMUX132から出力されるライトゲート信号WG1bが選択されて、ライトゲート信号WG1としてHDC100の端子101を介して外部に出力される。
【0056】
これにより、図6のHDC100を図1のHDC10に代えて使用可能なことは明らかである。つまり、HDC100を、図3中のリード/ライトチャネル20と接続して用いることも、図5中のリード/ライトチャネル200と接続して用いることも可能である。
【0057】
上記実施形態においては、本発明を磁気ディスク装置(HDD)に適用した場合について説明した。しかし本発明は、光ディスク装置、光磁気ディスク装置など、磁気ディスク装置以外のディスク記憶装置にも適用することができる。
【0058】
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。更に、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
【0059】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、ヘッドを用いて実際にディスクへのデータ書き込みを実施する最終段の回路とディスクコントローラとの間に、信号遅延を発生させる信号処理回路が存在する場合に、この信号処理回路から出力される、少なくとも当該信号処理回路での信号遅延が反映されたライトゲート信号の状態を、ディスクコントローラ側で確認できる。これにより、ディスクへの書き込みを禁止すべき状態にありながらライトゲート信号によりディスクへの書き込みが指示されている場合でも、当該ディスクへのデータ書き込みが行われるのを抑止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るディスクコントローラ(HDC)の構成を示すブロック図。
【図2】 図1のHDCが第1のモードで使用される場合におけるHDDの主要な構成を示すブロック図。
【図3】 図2中のディスク40のフォーマットとディスク40上に配置されているサーボ領域410のフォーマットとを示す図。
【図4】 図2のHDDにおけるデータ書き込み時の動作の動作を説明するためのタイミングチャート。
【図5】 図1のHDCが第2のモードで使用される場合におけるHDDの主要な構成を示すブロック図。
【図6】 図1のHDCの変形例を示すブロック図。
【符号の説明】
10…ディスクコントローラ(HDC)、11…リード/ライトコントローラ、12…書き込み禁止コントローラ、13…マルチプレクサ(MUX、外部出力対象選択回路)、20,200…リード/ライトチャネル(信号処理回路)、21,210…エンコーダ/デコーダ(ENDEC)、30…ヘッドIC(ヘッドアンプ回路)、40…ディスク、50…ヘッド、101,102,103…端子、131…マルチプレクサ(MUX、監視対象選択回路)410…サーボ領域、412…サーボマーク、SW1,SW2…スイッチ(MUX、監視対象選択回路),SW3…スイッチ、WG1…ライトゲート信号(第1のライトゲート信号)、WG2…ライトゲート信号(第2のライトゲート信号)、WG1a…ライトゲート信号(第3のライトゲート信号)、WG2’…ライトゲート信号(第4のライトゲート信号)、WG1b…ライトゲート信号(第5のライトゲート信号)。

Claims (7)

  1. ディスクへのデータの書き込み及びディスクからのデータの読み出しを制御するディスクコントローラにおいて、
    データの書き込みを指示する第1のライトゲート信号の出力に用いられる第1の端子と、
    前記第1のライトゲート信号に基づいて外部の信号処理回路から出力される、少なくとも当該信号回路での信号遅延が反映された第2のライトゲート信号の入力に用いられる第2の端子と、
    前記第1の端子から出力される前記第1のライトゲート信号として用いられる第3のライトゲート信号を出力するリード/ライトコントローラであって、1のモードでは当該第3のライトゲート信号に前記信号遅延を反映させず、2のモードでは当該第3のライトゲート信号に前記信号遅延を反映させるリード/ライトコントローラと、
    前記第1のモードでは前記第2の端子を介して入力される前記第2のライトゲート信号を監視することにより、前記第2のモードでは前記第3のライトゲート信号を監視することにより、前記ディスクへの書き込みを禁止すべき状態で前記ディスクへの書き込みが指示されているかを検出する書き込み禁止コントローラと、
    前記書き込み禁止コントローラにより監視されるライトゲート信号を選択する監視対象選択回路であって、前記第1のモードでは、前記第2の端子を介して入力される前記第2のライトゲート信号を選択し、前記第2のモードでは、前記リード/ライトコントローラから出力される前記第3のライトゲート信号を選択する監視対象選択回路と
    を具備することを特徴とするディスクコントローラ。
  2. 前記第1のモードにおいて第4のライトゲート信号の外部への出力に用いられる第3の端子と、
    前記第1のモードでは前記リード/ライトコントローラから出力される前記第3のライトゲート信号を前記第1のライトゲート信号として選択し、前記第2のモードでは第5のライトゲート信号を前記第1のライトゲート信号として選択する外部出力対象選択回路とを更に具備し、
    前記書き込み禁止コントローラは、前記第1のモードでは、通常は前記第2のライトゲート信号をそのままの状態で前記第4のライトゲート信号として出力し、前記ディスクへの書き込みを禁止すべき状態で当該第2のライトゲート信号により前記ディスクへの書き込みが指示されている場合は当該第2のライトゲート信号を無効化して前記第4のライトゲート信号として出力し、前記第2のモードでは、通常は前記第3のライトゲート信号をそのままの状態で前記第5のライトゲート信号として出力し、前記ディスクへの書き込みを禁止すべき状態で当該第3のライトゲート信号により前記ディスクへの書き込みが指示されている場合は当該第3のライトゲート信号を無効化して前記第5のライトゲート信号として出力する手段を含むことを特徴とする請求項1記載のディスクコントローラ。
  3. 前記第3の端子は、前記第1のモードにおいて、前記ディスクにヘッドによりデータを書き込む際の最終段をなす、前記ディスクへのデータの書き込み及び前記ディスクからのデータの読み出しを行うヘッドアンプ回路に、前記第4のライトゲート信号を出力するのに用いられることを特徴とする請求項2記載のディスクコントローラ。
  4. 前記信号処理回路が、前記第1の端子から出力される前記第1のライトゲート信号を入力して、ライトデータを対象とする所定の信号処理を行う第1の信号処理回路であって、当該信号処理での遅延時間に応じて制御される前記第2のライトゲート信号が出力可能な第1の信号処理回路である場合に前記第1のモードで使用され、前記第2のライトゲート信号が出力不可能な第2の信号処理回路である場合に前記第2のモードで使用されることを特徴とする請求項3記載のディスクコントローラ。
  5. 前記第1の端子は、前記第2のモードにおいて前記ヘッドアンプ回路に前記第1のライトゲート信号を出力するのに用いられることを特徴とする請求項3記載のディスクコントローラ。
  6. ディスクからのデータの読み出し及び当該ディスクへのデータの書き 込みを制御するディスクコントローラと、
    前記ディスクコントローラからデータの書き込みを指示する第1のライトゲート信号を入力して、ライトデータを対象とする所定の信号処理を行うのに加えて、前記第1のライトゲート信号よりも当該信号処理での遅延時間に相当する時間だけ有効な期間が延長された第2のライトゲート信号を出力する第1の機能、または前記ディスクコントローラから前記第1のライトゲート信号を入力して、ライトデータを対象とする所定の信号処理を行う機能を含むが前記第2のライトゲート信号を出力する機能は含まない第2の機能のいずれか一方を有する信号処理回路と、
    前記信号処理回路により処理されたライトデータヘッドによりディスクに書き込ませるヘッドアンプ回路とを具備し、
    前記ディスクコントローラは、前記信号処理回路が前記第1の機能を有する場合には第1のモードで使用され、前記信号処理回路が前記第2の機能を有する場合には第2のモードで使用され、
    前記第1のライトゲート信号の出力に用いられる第1の端子と、
    前記第1のモードにおいて前記信号処理回路から出力される前記第2のライトゲート信号の入力に用いられる第2の端子と、
    前記第1の端子から出力される前記第1のライトゲート信号として用いられる第3のライトゲート信号を出力するリード/ライトコントローラであって、前記第1のモードでは当該第3のライトゲート信号に前記信号処理回路での信号遅延を反映させず、前記第2のモードでは当該第3のライトゲート信号に前記信号遅延を反映させるリード/ライトコントローラと、
    前記第1のモードにおいて第4のライトゲート信号の外部への出力に用いられる第3の端子と、
    前記第1のモードでは、前記第2の端子を介して入力される前記第2のライトゲート信号を選択し、前記第2のモードでは、前記リード/ライトコントローラから出力される前記第3のライトゲート信号を選択する監視対象選択回路と、
    前記監視対象選択回路によって選択されたライトゲート信号を監視することにより前記ディスクへの書き込みを禁止すべき状態で前記ディスクへの書き込みが指示されているかを検出する書き込み禁止コントローラであって、前記第1のモードでは前記第2のライトゲート信号を監視して、通常は当該第2のライトゲート信号をそのままの状態で前記第4のライトゲート信号として出力し、前記ディスクへの書き込みを禁止すべき状態で当該第2のライトゲート信号により前記ディスクへの書き込みが指示されている場合は当該第2のライトゲート信号を無効化して前記第4のライトゲート信号として出力し、前記第2のモードでは前記第3のライトゲート信号を監視して、通常は当該第3のライトゲート信号をそのままの状態で第5のライトゲート信号として出力し、前記ディスクへの書き込みを禁止すべき状態で当該第3のライトゲート信号により前記ディスクへの書き込みが指示されている場合は当該第3のライトゲート信号を無効化して前記第5のライトゲート信号として出力する手段を含む書き込み禁止コントローラと、
    前記第1のモードでは前記リード/ライトコントローラから出力される前記第3のライトゲート信号を前記第1のライトゲート信号として選択し、前記第2のモードでは前記第5のライトゲート信号を前記第1のライトゲート信号として選択する外部出力対象選択回路とを含み、
    前記ヘッドアンプ回路は、前記第1のモードでは、前記信号処理回路により処理されたライトデータを前記ディスクコントローラの前記第3の端子から出力される前記第4のライトゲート信号に応じてヘッドによりディスクに書き込ませ、前記第2のモードでは、前記信号処理回路により処理されたライトデータを前記ディスクコントローラの前記第1の端子から出力される前記第1のライトゲート信号に応じてヘッドによりディスクに書き込ませる
    ことを特徴とするディスク記憶装置。
  7. ディスクへのデータ書き込み及び当該ディスクからのデータの読み出しが、ディスクコントローラの制御により信号処理回路及びヘッドアンプを介してヘッドにより行われるディスク記憶装置において、前記ディスクへのデータの書き込み禁止を制御する方法であって、
    前記ディスクコントローラの第1の端子から前記信号処理回路に対しデータの書き込みを指示する第1のライトゲート信号を出力するステップと、
    前記信号処理回路に出力された前記第1のライトゲート信号に応じてライトデータの信号処理を行うステップであって、第1のモードでは前記第1のライトゲート信号よりも当該信号処理での遅延時間に相当する時間だけ有効な期間が延長された第2のライトゲート信号を前記信号処理回路から前記ディスクコントローラの第2の端子に出力するステップと、
    前記ディスクコントローラの前記第1の端子から出力される前記第1のライトゲート信号として用いられる第3のライトゲート信号をリード/ライトコントローラから出力するステップであって、前記第1のモードでは当該第3のライトゲート信号に前記信号処理回路での信号遅延を反映させず、第2のモードでは当該第3のライトゲート信号に前記信号遅延を反映させるステップと、
    前記第1のモードでは、前記信号処理回路から前記ディスクコントローラの前記第2の端子に出力される前記第2のライトゲート信号を選択し、前記第2のモードでは、前記リード/ライトコントローラから出力される前記第3のライトゲート信号を選択するステップと、
    前記選択された前記第2のライトゲート信号または前記第3のライトゲートを監視することにより、前記ディスクへの書き込みを禁止すべき状態で前記ディスクへの書き込みが指示されているかを検出するステップと
    を具備することを特徴とするディスクへのデータの書き込み禁止を制御する方法。
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