JP2006216095A - データ記憶装置及びデータ記憶制御回路並びに磁気ディスク装置の制御方法 - Google Patents

データ記憶装置及びデータ記憶制御回路並びに磁気ディスク装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
HDC等のコントローラとR/Wチャネル等のチャネルとの間におけるデータ転送タイミングと、チャネルが実行する書き込み/読出し動作のタイミングが同期していない場合に、磁気ディスク等の記録ディスクへの誤書き込み/誤読み出しを防止する。
【解決手段】
HDC/MPU23は、R/Wチャネル21に、ヘッド12との間のデータ転送の開始指示と、転送されるべきデータのデータ長を表すデータとを出力する。R/Wチャネル21は、HDC/MPU23からのデータ転送開始指示に応答して、ヘッド12との間で、HDC/MPU23から通知されたデータ長の記録データの転送を開始する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、HDD等のデータ記億装置に関し、特に、ハードディスクコントローラ(HDC)等のコントローラとリード/ライトチャネル(R/Wチャネル)等のチャネルとの間におけるデータ転送タイミングと、チャネルが実行するアクセス動作(書き込み/読み出し)のタイミングが同期していないデータ記億装置に関する。
PC等の情報処理装置の内部又は外部に設けられるデータ記憶装置として、光ディスクや磁気テープなどの様々な記録媒体を使用する装置が知られている。その中で、ハードディスクドライブ(HDD)は広く普及し、現在の情報処理システムにおいて欠かすことができないデータ記憶装置の一つとなっている。更に、HDDの用途は、動画像記録再生装置、カーナビゲーションシステム、デジタルカメラ、これらに使用されるリムーバブルメモリ等、その用途は益々拡大している。
HDDは、PC等のホストから転送されたユーザデータを磁気ディスクに記録し、磁気ディスクに記録されたユーザデータを読み出してホストに転送するものである。HDDで使用される磁気ディスクは、同心円状に形成された複数のトラックを有している。トラックには、ヘッドの位置決めに必要なアドレス情報であるサーボデータが記録された領域(サーボ領域)が間欠的に配置され、サーボ領域の間の領域が、ユーザデータ等が記録される領域(データ領域)となる。また、サーボ領域に挟まれた1つのデータ領域には、複数のセクタが含まれており、ヘッドがサーボデータを利用して所望のデータセクタにアクセスすることによって、セクタへのデータ書き込みあるいはセクタからのデータ読み出しを行うことができる。なお、1つのデータセクタがサーボ領域を挟んで2つに分割されて記録される場合がある。このようなセクタをスプリットセクタと呼ぶ。
HDDにおける磁気ディスクに対する書き込み/読出し動作は、データ記憶制御回路(具体的には、HDC及びR/Wチャネル)によって制御されている。磁気ディスクに対して書き込みを行う場合は、HDDが備えるハードディスクコントローラ(HDC)が、ホストからユーザデータを受信し、受信したユーザデータに誤り訂正用のECC(Error Correction Code)を付加する。ECC付加後のユーザデータは、NRZ(Non-Return to Zero)バスと呼ばれる10ビット程度のデータバスを通じて、HDCからリード/ライトチャネル(R/Wチャネル)に転送される。以下では、HDCからR/Wチャネルに転送されるECC付加後のユーザデータをNRZデータと呼ぶ。R/Wチャネルは、HDCから受信したNRZデータを磁気ディスクへの記録に適したデータ形式(チャネルコード)に変換する符号化処理を行う。符号化後のデータは、ヘッドにより磁気ディスクに書き込まれる。
従来のHDDでは、R/Wチャネルでの符号化処理等による書き込み遅延時間、復号化処理等による読出し遅延時間はそれほど大きくないため、HDCがR/Wチャネル以降の遅延時間を考慮してライトゲート(WG)信号及びリードゲート(RG)信号を出力することによって、HDCとR/Wチャネルの間のデータ転送タイミング及び磁気ディスクに対する物理的な書き込み/読出しタイミングが制御されている(例えば特許文献1及び2を参照)。
磁気ディスクに対する書き込み時は、WG信号によって書き込みを指示するのと同時に、HDCからR/Wチャネルに、書き込みを行うべきNRZデータが転送され、R/Wチャネルにおいて符号化処理、シリアルデータへの変換等のデータ変換処理を行ってから、磁気ディスクに対する書き込みが行われる。磁気ディスクからのデータ読み出し時は、RG信号による読み出し指令によって、R/Wチャネルが磁気ディスクからのデータ読み出しを開始し、波形整形及び復号化などの所定の信号処理を行った後に、復元されたNRZデータがR/Wチャネルからホストに転送される。
しかしながら、R/Wチャネルにおける再生データの復元精度を向上するため、R/Wチャネルでの復号化処理が複雑化する傾向にあり、これにより、R/Wチャネルにおける復号化遅延時間がさらに大きくなる傾向にある。また、これに伴って、符号化処理を行うデータ単位であるコードブロック長も大きくなることから、R/Wチャネルにおける符号化遅延時間も大きくなる傾向にある。
このようにR/Wチャネルでの符号化遅延時間および復号化遅延時間が大きくなると、例えば書き込み時には、HDCがWG信号によって書き込みを指示するとともにR/WチャネルにNRZデータの転送を開始してから、磁気ディスクに対する物理的な書き込みが行われるまでの時間差がさらに大きくなる。また、読み出し時には、RG信号により読み出しを指示した後に、磁気ディスクに対する物理的な読み出し動作の開始からR/WチャネルからのNRZデータの転送が開始されるまでの時間差がさらに大きくなる。
上記のようにR/Wチャネルでの符号化遅延時間および復号化遅延時間が大きくなると、WG信号及びRG信号によって、R/Wチャネルに対する書き込み/読出し指令とNRZデータの転送開始の双方を規定する従来の制御方法では、書き込み動作及び読み出し動作を十分に制御することができない。
このため、HDCとR/Wチャネルの間のNRZデータの転送とR/Wチャネルによる書き込み/読出し動作のタイミングを別々に制御することが検討されている。具体的には、WG信号およびRG信号とは別にデータ転送タイミングを規定する信号を用いることとし、例えば書き込み時には、WG信号による書き込み指令に先立って、HDCからR/Wチャネルへのデータ転送を開始しておくというものである。
特開2001−167524号公報 特開2004−234779号公報
上述したように、WG信号とは別のデータ転送タイミング信号を用いることで、書き込み動作に先立ってHDCからR/Wチャネルへのデータ転送を開始することができる。しかしながら、HDCとR/Wチャネル間のNRZデータの転送と、実際の書き込み/読出し動作のタイミングが同期せずに別々に行われると、以下に述べる課題がある。
R/Wチャネルは、常に1セクタ分のデータの書き込み/読出しを行えば良いというものではない。スプリットセクタの書き込みを行う場合には、サーボ領域を上書きすることがないように、サーボ領域の手前で書き込みを終了すべきタイミングをR/Wチャネルに認識させる必要がある。従来は、HDCがWG信号によってR/Wチャネルに対して書き込み終了タイミングを通知するとともに、HDCからR/Wチャネルへのデータ転送を停止することで、サーボ領域に対する誤書き込みを防止することが可能であった。
しかしながら、データ転送が実際の書き込み動作に先行して、WG信号とは独立に行われているとすると、R/WチャネルはNRZデータの転送が停止されたことによって書き込みを停止することはできない。このため、HDCとR/Wチャネル間のNRZデータの転送と、実際の書き込み/読出し動作のタイミングが同期せずに別々に行われる場合は、誤書き込みを生じる可能性がある。
スプリットセクタからの読み出しを行う場合も、書き込みの場合と同様であり、サーボ領域を除いて読み出しを行うことができるよう、読み出しの終了タイミングをR/Wチャネルに認識させる必要がある。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、HDC等のコントローラとR/Wチャネル等のチャネルとの間におけるデータ転送タイミングと、チャネルが実行する書き込み/読出し動作のタイミングが同期していない場合に、磁気ディスク等の記録ディスクへの誤書き込み/誤読み出しを防止することが可能なデータ記憶装置及びデータ記憶制御回路並びにデータ記憶装置の制御方法を提供することにある。
本発明にかかるデータ記憶装置は、記録ディスクへ記録データの書き込み及び/又は読み出しのためにアクセスするヘッドと、前記ヘッドとの間において前記記録データのデータ転送を行い、前記記録データのデータ変換を行うチャネルと、前記チャネルとの間において前記記録データのデータ転送を行い、前記チャネルと前記ヘッドとの間のデータ転送を制御するコントローラとを備え、前記コントローラは、前記チャネルに、前記ヘッドとの間のデータ転送の開始指示と、転送されるべきデータのデータ長を表すデータとを出力し、前記チャネルは、前記コントローラからのデータ転送開始指示に応答して、前記ヘッドとの間で、前記データによって表されるデータ長の前記記録データの転送を開始するよう構成されている。
一方、本発明にかかるデータ記憶制御回路は、記録ディスクへ記録データの書き込み及び/又は読み出しのためにアクセスするヘッドとの間において前記記録データのデータ転送を行い、前記記録データのデータ変換を行うチャネルと、前記チャネルとの間において前記記録データのデータ転送を行い、前記チャネルと前記ヘッドとの間のデータ転送を制御するコントローラとを備え、前記コントローラは、前記チャネルに、前記ヘッドとの間のデータ転送の開始指示と、転送されるべきデータのデータ長を表すデータとを出力し、前記チャネルは、前記コントローラからのデータ転送開始指示に応答して、前記ヘッドとの間で、前記データによって表されるデータ長の前記記録データの転送を開始するよう構成されている。
なお、前記データは、前記コントローラと前記チャネルとの間において転送される前記記録データのデータ長を明示するものであり、前記コントローラと前記チャネルの間に設けた並列信号線を介して転送することとしてもよい。
このような構成により、チャネルは、コントローラから通知されたデータ長の書き込み処理を行えばよく、記録ディスクに対する書き込み処理の終了タイミングを、コントローラから通知されるWG信号等のタイミング信号に拠らず自立的に決定することができる。したがって、HDC等のコントローラとR/Wチャネル等のチャネルとの間におけるデータ転送タイミングと、チャネルが実行する書き込み/読み込み等のアクセス動作のタイミングが同期していない場合に、磁気ディスク等の記録媒体への誤書き込み等を防止することが可能となる。
また、前記コントローラは、前記記録データが複数のデータに分割して記録されるスプリットセクタにアクセスする場合に、分割されたデータ毎に前記データを出力することが望ましい。このような構成により、1つのセクタが記録媒体上のサーボ領域等によって分割して記録される場合にも、磁気ディスク等の記録媒体への誤書き込みを防止することが可能となる。また、スプリットセクタからの読み出しを、WG信号等のタイミング信号に拠らず自立的に行うことができる。
さらに、前記コントローラは、前記開始指示を前記チャネルに出力する毎に、前記データを前記チャネルに出力するよう構成することが望ましい。このような構成により、チャネルは常に前記データで表されるデータ長に基づいて動作すればよいため、チャネルの処理を簡素化することができる。
なお、前記チャネルは、前記データにより表されるデータ長の異常を検出し、データ長の異常を前記コントローラに通知することができる。このような構成により、誤ったデータ長が指示された場合の誤書込み等の異常アクセスを防止することができる。
また、前記コントローラは、前記チャネルからの前記データ長の異常通知に基づいて、前記チャネルに、前記ヘッドに対する記録データのデータ転送の停止を指示することとしてもよい。
前記コントローラは、前記記録データが複数のデータに分割して記録されるスプリットセクタにアクセスする場合に、スプリット通知信号を前記チャネルに出力することが望ましい。このような構成により、チャネルがスプリットセクタであることを認識して動作することができ、データ長の異常検出等に有効である。
さらに、前記コントローラは、前記記録データが複数のデータに分割して記録されるスプリットセクタにアクセスする場合に、当該複数のデータの最後のデータを示す信号を前記チャネルに出力することが望ましい。このような構成により、チャネルがスプリットセクタの終了を認識して動作することができ、データ長の異常検出等に有効である。
なお、前記コントローラと前記チャネルは単一のベアチップ上に集積することが望ましい。このような構成により、配線数の増加に対する制限が緩和され、コントローラとチャネル間の配線が容易になる。
一方、本発明にかかる磁気ディスク装置の制御方法は、磁気ディスクへ記録データの書き込み及び/又は読み出しのためにアクセスするヘッドと、前記ヘッドとの間において前記記録データのデータ転送を行い、前記記録データのデータ変換を行うチャネルと、前記チャネルとの間において前記記録データのデータ転送を行い、前記チャネルと前記ヘッドとの間のデータ転送を制御するコントローラとを有する磁気ディスク装置の制御方法であって、前記ヘッドとの間のデータ転送の開始指示とともに、転送されるべきデータのデータ長を表すデータを、前記コントローラから前記チャネルに出力し、前記開始指示に応答した前記チャネルが、前記ヘッドとの間で、前記データによって表されるデータ長の前記記録データの転送を開始するものである。
これにより、チャネルは、コントローラから通知されたデータ長の書き込み処理を行えばよく、記録ディスクに対する書き込み処理の終了タイミングを、コントローラから通知されるWG信号等のタイミング信号に拠らず自立的に決定することができる。したがって、HDC等のコントローラとR/Wチャネル等のチャネルとの間におけるデータ転送タイミングと、チャネルが実行する書き込み/読み込み等のアクセス動作のタイミングが同期していない場合に、磁気ディスク等の記録媒体への誤書き込み等を防止することが可能となる。
本発明により、HDC等のコントローラとR/Wチャネル等のチャネルとの間におけるデータ転送タイミングと、チャネルが実行する書き込み/読出し動作のタイミングが同期していない場合に、磁気ディスク等の記録ディスクへの誤書き込み/誤読み出しを防止することが可能なデータ記憶装置及びデータ記憶制御回路並びにデータ記憶装置の制御方法を提供することができる。
以下では、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本実施の形態は、本発明をHDDに適用したものである。
図1は、本実施の形態にかかるHDD1の概略構成を示す機能ブロック図である。図1に示すように、HDD1は、筐体10内に、記録ディスクの一例である磁気ディスク11、ヘッド12、アーム電子回路(アームエレクトロニクス:AE)13、スピンドルモータ(SPM)14、及びボイスコイルモータ(VCM)15を有する。
また、HDD1は、筐体10の外側に固定された回路基板20を有する。回路基板20は、チャネルの一例であるR/Wチャネル21、モータドライバユニット(MDU)22、コントローラの一例であるHDCとMPUの集積回路(以下、HDC/MPU)23、及びメモリの一例としてのRAM24などの各ICを備える。なお、これらの回路は一つのICに集積すること、又は複数のICに分けて実装することができる。
ホスト25からの書き込みデータは、HDC/MPU23によって受信され、R/Wチャネル21及びAE13を介して、ヘッド12によって磁気ディスク11に書き込まれる。また、磁気ディスク11に記憶されているデータは、ヘッド12によって読み出され、読み出しデータは、AE13及びRWチャネル21を介して、HDC/MPU23からホスト25に出力される。ここでホスト25とは、HDD1の外部に存在し、HDD1に対してデータの保存及び読み出しの指示を行うPC等の情報処理装置である。
次に、HDD1の各構成要素について説明する。まず、図2を参照して、磁気ディスク11及びヘッド12の駆動機構の概略を説明する。磁気ディスク11は、SPM14のハブに固定されている。SPM14は所定の速度で磁気ディスク11を回転する。HDC/MPU23からの制御データに従って、モータドライバユニット22がSPM14を駆動する。本例の磁気ディスク11は、データを記録する記録面を両面に備え、各記録面に対応するヘッド12(図1参照)が設けられている。
各ヘッド12(図1参照)はスライダ16に固定され、スライダ16は、サスペンション18の先端部分に固定されている。また、サスペンション18はキャリッジ17に固定されている。キャリッジ17はVCM15に固定され、VCM15が揺動することによって、サスペンション18、スライダ16及びヘッド12を移動する。モータドライバユニット22は、HDC/MPU23からの制御データに従って、VCM15を駆動する。
磁気ディスク11からのデータの読み取り/書き込みのため、キャリッジ17は回転している磁気ディスク11表面のデータ領域上にスライダ16及びヘッド12を移動する。キャリッジ17が揺動することによって、スライダ16及びヘッド12が磁気ディスク11の表面の半径方向に沿って移動する。これによって、ヘッド12が所望の領域にアクセスすることができる。
磁気ディスク11に対向するスライダ16のABS(Air Bearing Surface)面と回転している磁気ディスク11との間の空気の粘性による圧力が、サスペンション18によって磁気ディスク11方向に加えられる力とバランスすることによって、ヘッド12が磁気ディスク11上を一定のギャップを置いて浮上する。
続いて、図1に戻って、各回路部の説明を行う。AE13は、複数のヘッド12の中からデータアクセスが行われる1つのヘッド12を選択し、選択されたヘッド12のリードヘッドにより再生される再生信号を一定のゲインで増幅(プリアンプ)し、R/Wチャネル21に送る。また、AE13は、R/Wチャネル21から受信した記録信号を選択されたヘッド12のライトヘッドへ送る。
R/Wチャネル21は、書き込み時には、HDC/MPU23から供給されたNRZデータをコード変調し、更にコード変調されたNRZデータを書き込み信号に変換してAE13に供給する。一方、読み出し時には、AE13から供給された再生信号を一定の振幅となるように増幅し、取得した再生信号からデータを抽出し、デコード処理を行う。デコード処理によって復元されたNRZデータは、HDC/MPU23に転送される。
HDC/MPU23は、ヘッド12のポジショニング制御、インターフェース制御、ディフェクト管理などのデータ処理に関する必要な処理の他、HDD1の全体制御を実行する。なお、MPUは、RAM24にロードされたマイクロコードに従って動作する。HDD1の起動に伴い、RAM24には、MPU上で動作するマイクロコードの他、制御及びデータ処理に必要とされるデータが磁気ディスク11あるいはROM(不図示)からロードされる。
HDC/MPU23は、ホスト25との間のインターフェース機能を備えており。ホスト25から転送されたユーザデータ及びリードコマンドやライトコマンドといったコマンド等を受信する。受信したユーザデータはNRZデータとしてR/Wチャネル21に転送される。また、読み出し処理時は、R/Wチャネル21から取得したNRZデータに対して誤り訂正(ECC)処理を行い、ユーザデータをホスト25に伝送する。
なお、読み出し処理によってR/Wチャネル21からHDC/MPU23に転送されるデータには、ユーザデータの他にサーボデータが含まれている。HDC/MPU23は、サーボデータを使用してヘッド12の位置決め制御を行う。HDC/MPU23からの制御データはモータドライバユニット22に出力される。モータドライバユニット22はHDC/MPU23からの制御信号に応じて駆動電流をVCM15に供給する。また、HDC/MPU23は、サーボデータを使用して、データのリード/ライト処理の制御を行う。
図3は、磁気ディスク11の記録面の記録データの状態を模式的に示している。図3に示すように、磁気ディスク11の記録面には、磁気ディスク11の中心から半径方向に放射状に延び、所定の角度毎に複数のサーボ領域31が形成され、隣り合う2つのサーボ領域31の間にデータ領域32が形成されている。サーボ領域31及びデータ領域32は、所定の角度で交互に設けられている。各サーボ領域31には、ヘッド12の位置決め制御を行うためのサーボデータが記録されている。各データ領域32には、ECC等のデータが付加された状態のユーザデータが記録される。
また、磁気ディスク11の記録面には、磁気ディスク11の半径方向に所定幅を有し、同心円状に形成された複数本のトラック33が形成される。サーボデータ及びユーザデータは、トラック33に沿って記録される。1つのトラック33上における2つのサーボ領域31の間には、複数のデータセクタ(ユーザデータの記録単位)が含まれている。なお、トラック33上において、サーボ領域31の間隔はセクタ長の整数倍ではないので、1つのセクタがサーボ領域に記録されたサーボデータを挟んで2つに分割されて記録される場合がある。このようなデータセクタをスプリットセクタと呼ぶ。
また、トラック33は、磁気ディスク11の半径方向の位置に従って、複数のゾーンにグループ化されている。1つのトラック33に含まれるセクタの数は、ゾーンごとに設定される。図3では一例として、磁気ディスク11の記録面を3つのゾーンに分割した場合を示している。
図4は、磁気ディスク11のトラック形式及びデータセクタに記録されるデータ形式を示している。前述したトラック33には、図4に示すようにサーボ領域31とデータ領域32が交互に現れる。また、データ領域32には複数のデータセクタ41が含まれている。データセクタ41のデータは、図4に示すようにプリアンブル、シンクマーク、ユーザデータ、ECC及びポストアンブルによって構成されている。このうちユーザデータは、ホスト25から送られてくるデータであり、512バイト等の固定長である。なお、スプリットセクタの場合は、スプリットセクタの前半部分にnバイトのユーザデータが記録されたとすると、スプリットセクタの後半部分に残りの(512−n)バイトが記録されることになる。
なお、ECC(Error Correction Code)は、上述したように、HDC/MPU23が付加する誤り訂正用データである。プリアンブル、シンクマーク及びポストアンブルは、R/Wチャネル21が、磁気ディスク11への書き込み時に付加するデータである。プリアンブルは再生時に用いる同期信号であり、シンクマークはユーザデータの先頭を識別するためのデータである。また、ポストアンブルは、リード動作時に再生データからユーザデータ及びECCを復元するための復号化処理に必要なデータである。
続いて以下では、本実施の形態にかかるHDC/MPU23とR/Wチャネル21の間で行う信号転送処理について、図5乃至図7を用いて詳細に説明する。図5は、R/Wチャネル21の詳細な構成及びHDC/MPU23とR/Wチャネル21の間の転送されるデータ及び信号を示している。
まず始めに、図5を用いてR/Wチャネル21の詳細構成を説明する。データバッファ211は、HDC/MPU23との間で転送されるNRZデータを格納するバッファメモリである。エンコーダ212は、データバッファ211に格納されたNRZデータに対して符号化処理、シリアルデータへの変換、NRZI(Non-Return to Zero Inverse)信号への変換等の処理を実行する。具体的には、NRZデータを記録密度の向上を目的とするRLL(Run Length Limited)コードへの符号化(変調)、さらに、PR(Partial Response)法による再生処理を行うために必要となる、再生信号に生じる符号間干渉を補償するためのプリコード等を実施する。記録補償回路213は、NTLS(Non Linear Transition Shift)を考慮して、エンコーダ212の出力するNRZI信号をAE13に転送する。
VGA(Variable Gain Amp)214は、AE13からの再生信号を所定の電圧まで増幅して出力する増幅器である。VGA214が出力する再生信号は、A/Dコンバータ215で量子化され、デコーダ216に入力される。デコーダ216は、ビタビ復号、RLL信号の復調を行ってNRZデータを復元する。復元されたNRZデータはデータバッファ211にいったん格納され、データバッファ211を介してHDC/MPU23に転送される。
セクタ長レジスタ217は、1つのデータセクタ41に書き込まれるNRZデータのデータ長を保持するレジスタである。残量レジスタ219は、スプリットセクタ42に対する書き込み又は読み出しを行う場合に、HDC/MPU23から通知されるスプリットセクタ42の前半分のNRZデータ長を、セクタ長レジスタ217に保持された値から減算した値を保持するレジスタである。つまり、残量レジスタ219に保持される値は、スプリットセクタ42の後半部分のNRZデータ長としてHDC/MPU23から通知されるべき期待値を保持するものである。異常検出回路218は、HDC/MPU23から通知されるデータ長を検証し、データ長に誤りがある場合にはHDC/MPU23にエラー信号を出力する回路である。異常検出回路218の処理については後述する。
続いて、磁気ディスク11への書き込みを行う場合の、HDC/MPU23とR/Wチャネル21の間でのデータ転送処理について説明する。W_NRZ転送信号は、HDC/MPU23がR/Wチャネル21に対してデータ転送の開始を通知する信号である。HDC/MPU23は、W_NRZ転送信号に合わせて、ECCを付加したユーザデータ(NRZデータ)をR/Wチャネル21に転送する。なお、NRZデータの転送は、従来と同様に10ビット程度のパラレルバスを用いて行うこととすればよい。
R/Wチャネル21は、HDC/MPU23から転送されたNRZデータを格納するデータバッファ211に十分な格納領域がなくなった場合は、HDC/MPU23に対してデータ転送の停止を要求するW_転送停止信号を出力する。W_転送停止信号を受信したHDC/MPU23は、R/Wチャネル21に対するNRZデータの転送を停止する。データバッファ211が新たなデータを格納できる状態となると、R/Wチャネル21はW_転送停止信号の出力を解除し、HDC/MPU23はNRZデータの転送を再開する。この動作の繰り返しによって、磁気ディスク11に書き込みを行うユーザデータの転送を行うことができる。なお、R/Wチャネル21に対するユーザデータの転送は、エンコーダ212が行う符号化処理の遅延時間を考慮し、HDC/MPU23によるR/Wチャネル21に対する書き込み指示に先立って行われる。
なお、上述したHDC/MPU23とR/Wチャネル21の間でのデータ転送は、R/Wチャネル21が生成するR/Wクロックに基づいて行われる。
次に、磁気ディスク11への書き込みを行う場合に、R/Wチャネル21の処理をHDC/MPU23から制御する方法ついて説明する。HDC/MPU23は、ヘッド12が所望の書き込み位置に到達したことを認識すると、ライト開始信号をR/Wチャネル21に出力する。ライト開始信号は、R/Wチャネル21に対して転送済みのNRZデータの書き込み開始を指示する信号である。さらに、HDC/MPU23は、今回のライト動作において書き込むべきデータ長を、HDC/MPU23とR/Wチャネル21の間に設けたパラレルバスを通じてR/Wチャネル21に通知する。
ここで、HDC/MPU23からR/Wチャネル21に通知されるデータ長は、今回のライト動作において書き込むべきNRZデータのデータ長とすればよい。例えば、ホスト25から送られてくるユーザデータ長が512バイトであるならば、ユーザデータの512バイトにECCを付加したNRZデータのデータ長を通知する。R/Wチャネル21は、自身がNRZデータに付加するプリアンブル、シンクマーク、ポストアンブルの長さを保持しているから、HDC/MPU23から通知されたデータ長のNRZデータをデータバッファ211から読み出し、符号化処理等を行ってAE13に出力することができる。なお、R/Wチャネル21に通知するデータ長は、バイト単位で示したNRZデータ長そのものでもよいし、NRZデータ長に相当するR/Wクロック数で通知することとしてもよい。要するに、データ長の通知を受けたR/Wチャネル21が、書き込みを行うべきNRZデータ長を認識できる情報であればよい。
また、ライト開始信号は、従来のWG信号を用いても良い。なお、本発明では、R/Wチャネル21の書き込み処理の終了タイミングは、HDC/MPU23から通知されるデータ長に基づいて決定されるため、WG信号がアクティブとなるタイミングが意味を持ち、WG信号が閉じるタイミングは実際の書き込み動作を終了するタイミングと一致している必要はない。
R/Wチャネル21は、ライト開始信号を受信すると、データバッファ211に格納したNRZデータの符号化等の処理を開始し、通知されたデータ長に相当する書き込み信号をAE13に転送する。
なお、書き込み先のセクタがスプリットセクタ41である場合には、HDC/MPU23からR/Wチャネル21に対して、サーボ領域31の手前までに書き込むNRZデータ数をデータ長として通知するとともに、当該セクタがスプリットセクタであることをスプリット通知信号により通知する。R/Wチャネル21は、スプリット通知信号によってスプリットセクタであることを認識すると、通知されたデータ長のNRZデータの書き込みを行い、次のライト開始信号及びデータ長の通知を待つ。HDC/MPU23は、サーボ領域の通過後にライト開始信号及びスプリットセクタの後半部分に対応するデータ長をR/Wチャネル21に通知し、通知を受けたR/Wチャネル21は、スプリットセクタの後半部分の書き込み処理を行う。
さらに、HDC/MPU23からR/Wチャネル21に対してセクタ終了指示信号が通知することが望ましい。セクタ終了指示信号は、ライト開始信号に合わせて出力され、R/Wチャネル21に対して当該書き込みが、データセクタの終了にあたることを通知するものである。これにより、R/Wチャネル21は、スプリットセクタ41の終了を認識でき、後述する異常検出回路218による誤り検出等を行うことが可能となる。
以上に述べたように、R/Wチャネル21は、HDC/MPU23が出力するスプリット通知信号によってスプリットセクタの開始を認識し、セクタ終了信号によってスプリットセクタの終了を認識することができる。このような構成及び動作によって、書き込み先がスプリットセクタである場合にも、サーボ領域31への誤書き込み等を生ずることなく、書き込みを行うことができる。
上述した書き込み動作時にHDC/MPU23とR/Wチャネル21の間で転送される信号のタイミング図を図6に示す。例えば、あるユーザデータ領域32の先頭セクタであるセクタ0に対する書き込みでは、セクタ0への書き込み処理に先立って、NRZデータの転送が行われる。図中の(a)W_NRZ転送信号のHigh状態がユーザデータの転送状態を示しており、(c)NRZデータにおいて、"0"で示されたデータがセクタ0に書き込まれるユーザデータを示している。また、図6では、セクタ0に相当するユーザデータの転送途中でR/Wチャネル21から(b)W_転送停止信号が出力されたためにHDC/MPU23からのデータ転送が一時中断する様子を示している。
セクタ0の書き込み位置に到達すると、HDC/MPU23から(d)ライト開始信号、(f)セクタ終了指示信号及び(g)データ長が出力される。ここで、データ長のL1は、1セクタ分のNRZデータ長を示している。セクタ0はスプリットセクタでないため、R/Wチャネル21は、L1分のユーザデータの書き込み処理を実行する。(h)書き込み動作は、L1に相当するユーザデータの書き込み処理を模式的に示したものである。
なお、図6では、ライト開始信号とデータ長は、R/Wチャネル21に対して同時に出力されているが、HDC/MPU23はこれらを同時に出力する必要はない。ライト開始信号に基づいてNRZデータの書き込みを開始したR/Wチャネル21が、何バイトのデータを書き込むべきかを認識できればよく、例えば、ライト開始信号の出力タイミングに遅れてデータ長が出力されることとしてもよい。
セクタ0に対する書き込み処理が開始されることによってデータバッファ211に空き領域が生じると、(b)W_転送停止信号が解除(Lowに設定)される。これにより、セクタ0に相当するNRZデータの残り部分がHDC/MPU23からR/Wチャネル21に転送される。セクタ1〜3、セクタ5に対する書き込み処理については、セクタ0と同様である。
一方、図6のセクタ4はスプリットセクタに対する書き込み処理を行う場合を示している。セクタ4に対する書き込み処理のために(d)ライト開始信号がHighとなるタイミングに先立ってNRZデータ転送が行われる点は、スプリットセクタでない場合と同様である。しかしながら、スプリットセクタでない場合と比べると、(d)ライト開始信号に合わせて、(e)スプリット通知信号がHighとなること、(f)セクタ終了指示信号はLowのままであること、(g)データ長は、サーボ領域31の手前のスプリットセクタの前半部分に書き込むべきNRZデータ長に相当する値(L2)であることが異なっている。
サーボ領域の通過後のセクタ4の後半部分の書き込み時には、(d)ライト開始信号に合わせて(e)スプリット通知信号及び(f)セクタ終了指示信号がHighとなり、(g)データ長スプリットセクタの後半部分に書き込むべきNRZデータ長を示すデータ長(L3)がR/Wチャネル21に通知され、セクタ4の後半部分の書き込み処理が行われる。
なお、スプリットセクタでない場合に、1つのデータセクタ41に書き込まれるデータ数は一定の値である。具体的には、ユーザデータ数、HDC/MPU23に付加されるECC、さらにR/Wチャネル21が付加するプリアンブル、シンクマーク等の合計値である。ここで、プリアンブル、シンクマーク等のR/Wチャネル21が付加するデータはR/Wチャネル21が記憶している。したがって、HDC/MPU23がR/Wチャネル21に転送する1セクタ分のNRZデータのデータ長を、R/Wチャネル21が備えるセクタ長レジスタ217に備えることにより、スプリットセクタでない場合には、HDC/MPU23からデータ長を送ることなく、R/Wチャネル21が1セクタ分の書き込み処理を実行することができる。
ただし、この場合のR/Wチャネル21の動作は、スプリットセクタでない場合は、セクタ長レジスタ217を参照してNRZデータの書き込みを行い、スプリットセクタである場合には、HDC/MPU23が出力するデータ長に基づいてNRZデータの書き込みを行う必要がある。つまり、スプリットセクタであるか否かよって、R/Wチャネル21が異なる処理を行う必要がある。したがって、R/Wチャネル21の処理を簡素化する観点からは、スプリットセクタであるか否かに依らず、書き込みを行うべきNRZデータのデータ長をセクタ毎に送る構成が有効である。
次に、誤書き込みを防止するための異常検出について説明する。HDC/MPU23がR/Wチャネル21に通知するデータ長が1セクタ分のNRZデータを超えている場合に、通知されたデータ長にしたがってR/Wチャネル21が書き込み処理を実行すると、既存データを上書きして破壊することになる。したがって、R/Wチャネル21は、このような異常を検知して書き込みを停止することが望ましい。
このような書き込み停止処理の具体例を以下に示す。例えば、スプリットセクタでない場合には、セクタ長レジスタ217に保持した1セクタ分のNRZデータ長を示す値と、HDC/MPU23から受信したデータ長を異常検出回路218において比較することとし、これらの値が一致しなければ、書き込み処理を行わず、HDC/MPU23に対してエラー信号を出力することとすればよい。エラー信号を受信したHDC/MPU23は、改めて書き込みを行うべきNRZデータのデータ長を出力し、R/Wチャネル21において、セクタ長レジスタ217に保持した値との整合が確認できた場合に書き込み処理を行うこととすればよい。
なお、書き込み処理の停止は、エラー信号を受信したHDC/MPU23が、書き込み処理の停止を指示する書き込みアボート信号をR/Wチャネル21に出力して行うこととしてもよい。
なお、スプリットセクタである場合(スプリット通知信号がHighに設定されている場合)において、1セクタ分のNRZデータ長を超える値が通知されると、上記と同様にHDC/MPU23に対してエラー信号を出力する。そのまま書き込み処理を行うとサーボデータの上書きが発生するためである。一方、1セクタ分のNRZデータ長を下回る値が通知された場合は、スプリットセクタの前半部分(セクタ終了指示信号がLowに設定)であるか、後半部分(セクタ終了指示信号がHighに設定)であるかによって処理が異なる。スプリットセクタの前半部分(スプリット通知信号がHigh、かつセクタ終了信号がLow)であれば、R/Wチャネル21は、通知されたデータ数の書き込みを行い、かつ、1セクタ分のNRZデータ長から通知されたデータ長を引いた書き込み残データ長を残量レジスタ219に保持し、次のライト開始信号及びデータ長の通知を待つ。スプリットセクタの後半部分(スプリット通知信号がHighかつセクタ終了信号がHigh)であれば、HDC/MPU23から通知されたデータ長と残量レジスタ219に保持した書き込み残データ長との比較を行って両者が一致した場合又は残量レジスタ219に保持した値からスプリットセクタ後半部分のデータ長を減算した値がゼロになった場合等、通知されたデータ長の1セクタ分の合計値が正常であると確認できた場合に、通知されたデータ数の書き込みを行う。通知された長データの1セクタ分の合計値が異常である場合には、異常検出回路218がエラー信号を出力する。
このように、R/Wチャネル21が、スプリット通知信号とセクタ終了信号によってスプリットセクタの開始及びスプリットセクタの終了を認識して、HDC/MPU23から通知されるデータ長の異常を検出することによって、スプリットセクタの書き込みを行う場合に、サーボデータの上書き等の誤書き込みを防止することができる。
なお、上述の説明において、セクタ長レジスタ217に保持する値を1つのデータセクタ41に書き込まれるNRZデータのデータ長としたのは、HDC/MPU23からR/Wチャネル21に通知されるデータ長をNRZデータのデータ長とする場合に、このデータ長との比較に好適であるためである。したがって、セクタ長レジスタ217に保持する値は、1セクタ分のNRZデータに限定されるものではなく、HDC/MPU23からR/Wチャネル21に通知されるデータ長と比較可能な値を保持することとすればよい。
続いて以下では、磁気ディスク11からの読み出しを行う場合に、R/Wチャネル21の処理をHDC/MPU23から制御する方法ついて説明する。HDC/MPU23は、ヘッド12が所望の読出し位置に到達したことを認識すると、リード開始信号をR/Wチャネル21に出力する。リード開始信号は、R/Wチャネル21に対して磁気ディスク11からのデータ読出しの開始を指示するための信号である。さらに、HDC/MPU23は、今回のリード動作において読み出すべきNRZデータのデータ長をR/Wチャネル21に通知する。
なお、スプリットセクタの開始にあたる場合は、HDC/MPU23がスプリット通知信号を出力し、データセクタの終了にあたる場合はセクタ終了指示信号を出力する点は、上述した磁気ディスク11への書き込みを行う場合と同様である。これにより、R/Wチャネル21は、HDC/MPU23が出力するスプリット通知信号によってスプリットセクタの開始を認識し、セクタ終了信号によってスプリットセクタの終了を認識することができる。このような構成によって、後述するように、スプリットセクタの場合にも1セクタ単位でNRZデータをHDC/MPU23に出力することができる。また、書き込みの場合と同様に、異常検出部23HDC/MPU23から通知されるデータ長の異常検出を行うことが可能となる。
なお、リード開始信号は、従来のRG信号を用いても良い。なお、本発明では、R/Wチャネル21の読み出し処理の終了タイミングは、HDC/MPU23から通知されるデータ長に基づいて決定されるため、RG信号がアクティブとなるタイミングが意味を持ち、RG信号が閉じるタイミングは実際の読み出し動作を終了するタイミングと一致している必要はない。
リード開始信号を受信したR/Wチャネル21は、AE13からの再生信号を受信して、VGA216、波形等価回路(不図示)、A/Dコンバータ215、デコーダ216を通じてNRZデータを復元し、復元したNRZデータをデータバッファ211に格納する。
次に、HDC/MPU23とR/Wチャネル21の間における磁気ディスク11から読み出したNRZデータの転送処理について説明する。NRZデータの転送は、R/Wチャネル21がR_NRZ転送信号をHDC/MPU23に通知することにより開始する。NRZデータの転送は、書き込み時と同じバスを通じて行う。
R/Wチャネル21は、1セクタのデータ転送の終了時に、R_転送終了信号をHDC/MPU23に出力することによって、HDC/MPU23の指示による1セクタ分の転送の終了を、HDC/MPU23に通知する。HDC/MPU23は、R_転送終了信号を受信すると、1セクタ分として転送されたデータ数を確認し、転送されたデータ数が正しい場合は次の動作に移行する。また、転送されたデータ数が誤っている場合は、当該セクタに対するリード動作を再実行する。この動作の繰り返しによって、磁気ディスク11からの再生データをR/Wチャネル21からHDC/MPU23に対して転送することができる。
リード動作時にHDC/MPU23とR/Wチャネル21の間で転送される信号のタイミング図を図7に示す。あるユーザデータ領域32の先頭セクタであるセクタ0に対する読み出しでは、ヘッド12がセクタ0の先頭位置に到達すると、(a)リード開始信号及び(c)セクタ終了指示信号がHighに設定され、(d)データ長(L1)が通知される。セクタ0はスプリットセクタでないため、(d)データ長の値L1は、1セクタ分のNRZデータ長である。なお、図7では、リード開始信号、セクタ終了信号及びデータ長は、R/Wチャネル21に対して同時に出力されているが、HDC/MPU23はこれらを同時に出力する必要はない。
リード開始信号を受信したR/Wチャネル21は、磁気ディスク11にアクセスして再生信号からL1分のNRZデータ復元し、復元後のNRZデータのHDC/MPU23への転送が可能になると、(f)R_NRZ転送信号をHighに設定して、NRZデータをHDC/MPU23に転送する。さらに、R/Wチャネル23は、(g)R_転送終了信号を出力して、HDC/MPU23に1セクタ分のNRZデータの転送終了を通知する。セクタ1〜3、セクタ5に対する読み出し動作については、セクタ0と同様である。
スプリットセクタであるセクタ4に対する読み出しを行う場合は、スプリットセクタの前半部分では、(a)リード開始信号がHighに設定されるのに合わせて、(b)スプリット通知信号がHighとなり、(d)データ長は、スプリットセクタの前半部分に含まれるNRZデータ長に相当する値(L2)に設定される。なお、(c)セクタ終了指示信号はLowのままである。R/Wチャネル21は、(b)スプリット通知信号がHighであり(c)セクタ終了指示信号がLowであることにより、スプリットセクタの前半部分と認識できる。これにより、読み出したデータ長L2のNRZデータのHDC/MPU23への転送は、スプリットセクタの終了まで保留することができる。
スプリットセクタの後半部分では、(a)リード開始信号がHighに設定されるのに合わせて、(b)スプリット通知信号がHigh、(c)セクタ終了指示信号はHigh、(d)データ長は、スプリットセクタの後半部分に含まれるNRZデータ長に相当する値(L3)に設定される。図6を用いて説明したライト動作の場合と同様に、スプリットセクタ(セクタ4)の読出し時には、(b)スプリット通知信号がHighに設定される。
なお、R/Wチャネル21は、HDC/MPU23が出力するスプリット通知信号によってスプリットセクタの開始を認識し、セクタ終了信号によってスプリットセクタの終了を認識することができるため、スプリットセクタの場合にも1セクタ単位でNRZデータをHDC/MPU23に出力することができる。
また、スプリットセクタでない場合にHDC/MPU23から通知されるデータ長は一定(L1)であるから、スプリットセクタの場合を除いてデータ長の通知を行わないよう構成できることは、上述した書き込み動作の場合と同様である。
さらに、書き込みの場合と同様に、HDC/MPU23が通知するデータ長が誤っている場合に、R/Wチャネルがエラー信号を出力して読み出しを停止することが可能である。スプリットセクタでない場合には、セクタ長レジスタ217に保持した1セクタ分のNRZデータ長を示す値と、HDC/MPU23から受信したデータ長を異常検出回路218において比較することにより、異常を検出できる。また、R/Wチャネル21は、スプリット通知信号とセクタ終了信号によって、スプリットセクタの終了を認識できるため、スプリットセクタの場合にも、残量レジスタ219を用いて、異常検出回路218がスプリットセクタの終了を認識するまでに通知されたデータ長と、1セクタ分のNRZデータ長を示す値とを比較することによって、異常を検出することができる。
上述した本実施の形態にかかるMPU/HDC23とR/Wチャネル21とは、SoC(System on a Chip)技術により、1つのベアチップ上に全ての機能を集積することとしても良い。これにより、R/Wチャネル21とHDC/MPU23間の配線は、LSIの内部配線となることから、別個のICとして構成する場合に比べて配線数の増加に対する制限が大きく緩和される。このため、データ長を転送するためのパラレルバス等の本発明に関するデータ及び信号の転送に必要な配線を設けることが容易となる。
以上に述べた本実施の形態にかかるHDD1の構成によれば、例えば書き込み処理の場合、R/Wチャネル21は、W_NRZ転送信号及びW_転送停止信号を用いてR/Wチャネル21に転送されたNRZデータのうち、HDC/MPU23から通知されたデータ長のNRZデータにプリアンブル等の付加データを付与して書き込みを行えばよい。つまり、R/Wチャネル21は、磁気ディスク11に対する書き込みを停止するタイミングを、HDC/MPU23から通知されるWG信号等のタイミング信号に拠らず自立的に決定することができる。
また、読み出し処理の場合、R/Wチャネル21は、HDC/MPU23から通知されたNRZデータのデータ長に基づいて、当該データ長にプリアンブル等の付加データ加えたデータ数のデータを磁気ディスク11から読み出すこととすればよい。つまり、R/Wチャネル21は、磁気ディスク11からの読み出しを停止するタイミングを、HDC/MPU23から通知されるRG信号等のタイミング信号に拠らず自立的に決定することができる。
このため、HDC/MPU23とR/Wチャネル21の間におけるデータ転送タイミングと、R/Wチャネル21が実行する磁気ディスク11への書き込み/読み出し動作のタイミングが同期していないために、従来のライトゲート(WG)信号による書き込み制御では誤書き込みを生ずるような場合であっても、磁気ディスク11への書き込みを正常に行うことが可能となる。
なお、上述した実施の形態では、書き込み動作と読み出し動作の双方の場合に、HDC/MPU23からR/Wチャネル21にデータ数を通知することとしたが、書き込み動作のみ又は読み出し動作のみを行うような装置においては、書き込み動作の場合のみ又は読み出し動作の場合のみにHDC/MPU23からR/Wチャネル21にデータ数を通知することとすればよい。
また、本発明は上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは勿論である。上述の実施の形態では、本発明を記録ディスクが磁気ディスクであるHDDに適用した場合について説明した。しかしながら、HDCに相当するコントローラとR/Wチャネルに相当するチャネルとの間におけるデータ転送タイミングと、チャネルが実行する書き込み/読出し動作のタイミングが同期していない他のデータ記憶装置に対して、HDDの場合と同様に適用することが可能である。
発明の実施の形態にかかるHDDの概略構成を示すブロック図である。 発明の実施の形態における磁気ディスク及びヘッド素子部の駆動機構の概略を示す図である。 発明の実施の形態1における磁気ディスクの記録面の記録データの状態を模式的に示す図である。 発明の実施の形態1における磁気ディスクのトラック形式及び記録データ形式を示す図である。 発明の実施の形態におけるHDC/MPU及びR/Wチャネルの詳細説明図である。 発明の実施の形態にかかるHDDの書き込み動作のタイミング図である。 発明の実施の形態にかかるHDDの読み出し動作のタイミング図である。
符号の説明
1 HDD、11 磁気ディスク、12 ヘッド、13 アーム電子回路(AE)、
14 スピンドルモータ(SPM)、15 ボイスコイルモータ(VCM)、21 R/Wチャネル、22 モータドライバユニット、23 HDC/MPU、24 RAM、
25 ホスト、211 データバッファ、212 エンコーダ、213 記録補償回路、
214 VGA、215 A/Dコンバータ、216 デコーダ、
217 セクタ長レジスタ、218 異常検出回路、219 残量レジスタ、
31 サーボ領域、32 データ領域、33 トラック

Claims (18)

  1. 記録ディスクへ記録データの書き込み及び/又は読み出しのためにアクセスするヘッドと、
    前記ヘッドとの間において前記記録データのデータ転送を行い、前記記録データのデータ変換を行うチャネルと、
    前記チャネルとの間において前記記録データのデータ転送を行い、前記チャネルと前記ヘッドとの間のデータ転送を制御するコントローラとを備え、
    前記コントローラは、前記チャネルに、前記ヘッドとの間のデータ転送の開始指示と、転送されるべきデータのデータ長を表すデータとを出力し、
    前記チャネルは、前記コントローラからのデータ転送開始指示に応答して、前記ヘッドとの間で、前記データによって表されるデータ長の前記記録データの転送を開始するデータ記憶装置。
  2. 前記データは、前記コントローラと前記チャネルとの間において転送される前記記録データのデータ長を明示するものであり、前記コントローラと前記チャネルの間に設けた並列信号線を介して転送される請求項1に記載のデータ記憶装置。
  3. 前記コントローラは、前記記録データが複数のデータに分割して記録されるスプリットセクタにアクセスする場合に、分割されたデータ毎に前記データを出力する請求項1に記載のデータ記憶装置。
  4. 前記コントローラは、前記開始指示を前記チャネルに出力する毎に、前記データを前記チャネルに出力する請求項1に記載のデータ記憶装置。
  5. 前記チャネルは、前記データにより表されるデータ長の異常を検出し、データ長の異常を前記コントローラに通知する請求項1に記載のデータ記憶装置。
  6. 前記コントローラは、前記チャネルからの前記データ長の異常通知に基づいて、
    前記チャネルに、前記ヘッドに対する記録データのデータ転送の停止を指示する請求項5に記載のデータ記憶装置。
  7. 前記コントローラは、前記記録データが複数のデータに分割して記録されるスプリットセクタにアクセスする場合に、スプリット通知信号を前記チャネルに出力する請求項1に記載のデータ記憶装置。
  8. 前記コントローラは、前記記録データが複数のデータに分割して記録されるスプリットセクタにアクセスする場合に、当該複数のデータの最後のデータを示す信号を前記チャネルに出力する請求項1に記載のデータ記憶装置。
  9. 前記コントローラと前記チャネルは単一のベアチップ上に集積される請求項1に記載のデータ記憶装置。
  10. 記録ディスクへ記録データの書き込み及び/又は読み出しのためにアクセスするヘッドとの間において前記記録データのデータ転送を行い、前記記録データのデータ変換を行うチャネルと、
    前記チャネルとの間において前記記録データのデータ転送を行い、前記チャネルと前記ヘッドとの間のデータ転送を制御するコントローラとを備え、
    前記コントローラは、前記チャネルに、前記ヘッドとの間のデータ転送の開始指示と、転送されるべきデータのデータ長を表すデータとを出力し、
    前記チャネルは、前記コントローラからのデータ転送開始指示に応答して、前記ヘッドとの間で、前記データによって表されるデータ長の前記記録データの転送を開始するデータ記憶制御回路。
  11. 前記コントローラは、前記記録データが複数のデータに分割して記録されるスプリットセクタにアクセスする場合に、分割されたデータ毎に前記データを出力する請求項10に記載のデータ記憶制御回路。
  12. 前記チャネルは、前記データにより表されるデータ長の異常を検出し、データ長の異常を前記コントローラに通知する請求項10に記載のデータ記憶制御回路。
  13. 前記コントローラは、前記記録データが複数のデータに分割して記録されるスプリットセクタにアクセスする場合に、スプリット通知信号を前記チャネルに出力する請求項10に記載のデータ記憶制御回路。
  14. 前記コントローラは、前前記記録データが複数のデータに分割して記録されるスプリットセクタにアクセスする場合に、当該複数のデータの最後のデータを示す信号を前記チャネルに出力する請求項10に記載のデータ記憶制御回路。
  15. 前記コントローラと前記チャネルは単一のベアチップ上に集積される請求項10に記載のデータ記憶制御回路。
  16. 磁気ディスクへ記録データの書き込み及び/又は読み出しのためにアクセスするヘッドと、前記ヘッドとの間において前記記録データのデータ転送を行い、前記記録データのデータ変換を行うチャネルと、前記チャネルとの間において前記記録データのデータ転送を行い、前記チャネルと前記ヘッドとの間のデータ転送を制御するコントローラとを有する磁気ディスク装置の制御方法であって、
    前記ヘッドとの間のデータ転送の開始指示とともに、転送されるべきデータのデータ長を表すデータを、前記コントローラから前記チャネルに出力し、
    前記開始指示に応答した前記チャネルが、前記ヘッドとの間で、前記データによって表されるデータ長の前記記録データの転送を開始する磁気ディスク装置の制御方法。
  17. 前記データにより表されるデータ長の異常を前記チャネルが検出し、データ長の異常を前記コントローラに通知する請求項16に記載の磁気ディスク装置の制御方法。
  18. 前記記録データを複数のデータに分割して記録するスプリットセクタにアクセスする場合は、
    前記複数のデータ毎に、前記開始指示と、前記データとを、前記コントローラから前記チャネルに出力する請求項16に記載の磁気ディスク装置の制御方法。
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