JP2005108370A - メディア駆動装置、メディアへのデータ記録の処理方法、メディアから読み出したデータの処理方法及びメディアからのデータ読み出し処理の制御方法 - Google Patents

メディア駆動装置、メディアへのデータ記録の処理方法、メディアから読み出したデータの処理方法及びメディアからのデータ読み出し処理の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
書き込み条件に従ってリカバリ・プロシージャを効果的に制御する。
【解決手段】
セクタに書き込まれるデータは、ユーザ・データ202の他に書き込み時の温度を示すレコーディング・コンディション・データ204が含まれている。データが正確に読み出すことができなかった場合、リカバリ・プロシージャが実行される。リトライによってデータが読み出せた場合、温度が書き込み時の温度が所定温度以下の場合は、メディア欠陥ではないと判定し、読み出されたデータは、スペア領域に記憶されることなく、読み出された同一セクタに書き直される。これによって、スペア領域の不要な消費を防止する。
【選択図】 図2

Description

本発明はメディア駆動装置、メディアへのデータ記録の処理方法、メディアから読み出したデータの処理方法及びメディアからのデータ読み出し処理の制御方法に関し、特に、磁気ディスク記録再生装置に好適である。
情報記録再生装置として、光ディスクや磁気テープなどの様々な態様のメディアを使用する装置が知られているが、その中で、ハード・ディスク・ドライブは、コンピュータの記憶装置として広く普及し、現在のコンピュータ・システムにおいて欠かすことができない記憶装置の一つとなっている。さらに、コンピュータにとどまらず、動画像記憶再生装置、カーナビゲーション・システム、あるいはデジタル・カメラなどで使用されるリムーバブルメモリなど、ハード・ディスク・ドライブの用途は、その優れた特性により益々拡大している。
ハード・ディスク・ドライブで使用される磁気ディスクなどの記録メディアは、同心円状に形成された複数のトラックを有しており、各トラックは複数のセクタに区分されている。各セクタにはセクタのアドレス情報と、ユーザ・データが記憶される。ヘッドがセクタのアドレス情報に従って所望のセクタにアクセスすることによって、セクタへのデータ書き込み及びセクタからのデータ読み出しを行うことができる。
例えば、メディアからの読み出し処理において、データを正確に読み出すことができない場合がある。ハード・ディスク・ドライブが通常の読み出しモードにおいてデータを正確に読み出すことができない場合、リカバリ・プロシージャが開始される。リカバリ・プロシージャは、読み出し処理のためのパラメータを変更した上で、読み出しのリトライを実行する。リトライは、パラメータ値を変えながら繰り返され、所定回数までにデータが正確に読み出せない場合は終了する。変更パラメータは、例えば、ヘッド位置、チャネルにおけるAD変換のためのアンプ・ゲイン、デジタルフィルタのパラメータ値などから選択される。
従来のハード・ディスク・ドライブにおいて、リトライのためのパラメータ変更の方法は、予め決められた規則に従って行われる。例えば、パラメータ変更規則は次のように決定される。最初のリトライにおいては、第1パラメータが所定量変更され、2回目のリトライにおいて、第2パラメータが所定量変更される。リトライ回数を低減するため、従来の典型的なリカバリ・プロシージャは、統計データを使用する。
例えば、出荷前のアシュアランス・テストにおいて、各パラメータ値が異なる条件でリトライが繰り返され、リトライ回数の統計データが取得される。リカバリ・プロシージャにおいて、統計的に正確な読み取りの可能性が高いリトライ条件から適用することによって、リトライ回数のある程度の低減を期待することができる。しかし、最適な読み返し条件は、該当セクタへのデータ書き込み時の書き込み条件によって異なるものであり、上記のような統計データに従うリトライ制御は、一定以上の効果を挙げることが困難である。
一方、リカバリ・プロシージャにおいて所定セクタが欠陥セクタであると決定される場合、当該セクタのデータは磁気ディスク上のスペア領域内に書き込みなおされる。スペア領域は、欠陥を有するユーザ・セクタに代わってユーザ・データを記憶するための複数のスペア・セクタを備えており、欠陥セクタは一つのスペア・セクタにリアサインされる。スペア・セクタの管理はディフェクト・マップと呼ばれる管理テーブルを参照することによって実行される。
ディフェクト・マップのために様々なデータ登録方法が提案されているが(例えば、特許文献1を参照)、典型的には、ディフェクト・マップは欠陥セクタ番号とスペア・セクタ番号を関連付けるデータを備えている。例えば、データ読み出しのために論理アドレスからセクタ位置を特定するパラメータ情報であるCHS(シリンダ番号、ヘッド番号、セクタ番号)を生成する処理において、ディフェクト・マップがファームウェアによって参照され、欠陥セクタに対応する論理アドレスが対応スペア・アドレスに変換される。これによって、欠陥セクタに対応する論理アドレスを使用して、スペア・セクタへのアクセスが可能となる。
一般に、データの読み取りのために所定回数以上のリトライが実行された場合、当該セクタは欠陥セクタと判断され、スペア処理が実行される。しかし、スペア・セクタは通常のユーザ・セクタと異なる領域に形成されているため、スペア・セクタへのアクセスに遅延が生じ、ハード・ディスク・ドライブのリード/ライトの転送レートを低下させる。これにより、データ読み出し速度の低下、動画再生などにおける表示品質の劣化などが生じうる。
一方、データの記録状態が不完全であるために複数回のリトライが必要である場合、メディア自体の欠陥がその原因である場合の他、データ書き込み時における温度やヘッド位置など、データ書き込み条件によってそのように状態が引き起こされる場合がある。このような場合、メディア自体に問題がないにも関わらず、本来必要な場合のために確保しておくべきスペア・セクタが、不要なスペア処理によって使用されてしまう。
特開2002−268829号公報
従って、本発明の一つの目的は、不要な記録領域の消費を低減することである。本発明の他の目的は、データ記録再生装置の効率的な制御を行うことである。本発明の他の目的は、書き込み条件に応じたデータ記録再生装置の効果的な制御を行うことである。本発明の他の目的は、データ読み出し速度低下を低減することである。
本発明の第1の態様は、データを記録されたメディアを駆動するメディア駆動装置であって、前記メディアへの書き込み条件を示すレコーディング・コンディション・データを生成するレコーディング・コンディション・データ生成部と、ユーザ・データを取得するインターフェース部と、前記レコーディング・コンディション・データと前記ユーザ・データとに基づき、前記メディアに書き込まれる書き込みデータを生成する書き込みデータ生成部と、生成された前記書き込みデータを前記メディアへ書き込むヘッドとを有する。これによって、書き込み処理における書き込み条件を利用したメディア駆動装置の制御を行うことが可能となる。
上記メディア駆動装置は、温度を検出する温度検出部をさらに備え、前記レコーディング・コンディション・データは、前記温度検出部によって検出された温度に関する情報を備えていることが好ましい。これによって、書き込み処理における温度情報を利用したメディア駆動装置の制御を行うことが可能となる。
あるいは、メディア駆動装置は前記ヘッドのヘッド位置を検出するヘッド位置検出部をさらに備え、前記レコーディング・コンディション・データは、前記ヘッドの位置に関する情報を備えていることが好ましい。これによって、書き込み処理におけるヘッド位置情報を利用したメディア駆動装置の制御を行うことが可能となる。さらに、前記メディアはデータを記録する複数のトラックを備え、前記レコーディング・コンディション・データは、前記ヘッドのトラックに対する位置ずれ量に関する情報を備えていることが好ましい。これにより、トラックからの位置ずれ量に応じたメディア駆動装置の制御を行うことが可能となる。
あるいは、上記第1の態様において、前記ヘッドはコイルに書き込み電流を流すことによって前記メディアにデータを記録し、前記レコーディング・コンディション・データは、前記書き込み電流に関する情報を備えていることが好ましい。これにより、書き込み電流に応じたメディア駆動装置の制御を行うことが可能となる。
上記第1の態様のメディア駆動装置は、前記メディアから読み出されたデータから、前記メディアへの書き込み条件を示すレコーディング・コンディション・データを取得するレコーディング・コンディション・データ取得部と、前記読み出されたデータからユーザ・データを取得する、ユーザ・データ取得部と、前記レコーディング・コンディション・データに基づき、前記メディアからデータを正確に読み出せない場合に実行される前記ユーザ・データのリカバリ・プロシージャを制御するリカバリ・プロシージャ制御部と、をさらに備えることが好ましい。これによって、ユーザ・データの書き込み条件に応じて、リカバリ・プロシージャをより効果的に制御することが可能となる。
本発明の第2の態様は、メディアに記録されたデータを再生し、前記メディアからデータを正確に読み出せない場合に読み直し処理を含むリカバリ・プロシージャを実行する、メディア駆動装置であって、前記メディアから記録データを読み出すヘッドと、前記読み出されたデータから、前記メディアへの書き込み条件を示すレコーディング・コンディション・データを取得する、レコーディング・コンディション・データ取得部と、前記読み出されたデータからユーザ・データを取得する、ユーザ・データ取得部と、前記レコーディング・コンディション・データに基づき、前記ユーザ・データのリカバリ・プロシージャを制御するリカバリ・プロシージャ制御部と、を有する。これによって、ユーザ・データの書き込み条件に応じて、リカバリ・プロシージャをより効果的に制御することが可能となる。
上記第2の態様において、前記メディアは、記憶領域に欠陥があると決定された場合にデータを代替的に記憶するスペア領域を備え、前記制御部は、前記レコーディング・コンディション・データに基づき、前記ユーザ・データを前記スペア領域へ記録するか否かを決定することが好ましい。これによって、スペア領域の効率的な利用が可能となる。あるいは、前記制御部は、前記レコーディング・コンディション・データに基づき、前記ユーザ・データが記録されている記憶領域が欠陥であるか否かを決定することが好ましい。これにより、より効果的な記憶領域の欠陥判定を行うことができる。さらに、前記ユーザ・データが記録されている記憶領域が欠陥でないと決定された場合、前記ユーザ・データは同一の記憶領域に書き直されることが好ましい。これによって、記憶領域の不要な消費を防ぎ、また、データをより確実に記憶することができる。
上記第2の態様において、前記レコーディング・コンディション・データは書き込み処理に関する温度情報を有しており、前記制御部は、前記温度情報に基づいて前記ユーザ・データのリカバリ・プロシージャを制御することが好ましい。これによって、温度を起因とするリカバリ・プロシージャを効果的に制御することができる。さらに、前記制御部は、前記温度情報が示す温度が所定値以下である場合に、前記ユーザ・データが記録されている記憶領域が欠陥でないと決定することが好ましい。これによって、メディアに欠陥がなく低温のためにリカバリ・プロシージャが必要であった場合に、記憶領域の欠陥を誤って判断することを防止することができる。
上記第2の態様において、前記レコーディング・コンディション・データは書き込み処理時における書き込みヘッドの位置情報を含み、前記制御部は、前記位置情報に基づいて前記ユーザ・データのリカバリ・プロシージャを制御することが好ましい。これによって、ヘッド位置を起因とするリカバリ・プロシージャを効果的に制御することができる。あるいは、上記第2の態様において、前記メディアはデータを記録する複数のトラックを備え、前記レコーディング・コンディション・データは、書き込み処理時における書き込みヘッドのトラックに対する位置ずれ量に関する情報を備え、前記制御部は、書き込み処理時における前記位置ずれ量が所定値以上である場合に、前記ユーザ・データが記録されている記憶領域が欠陥でないと決定することが好ましい。これによって、メディアに欠陥がなくヘッド位置の位置ずれ量のためにリカバリ・プロシージャが必要であった場合に、記憶領域の欠陥を誤って判断することを防止することができる。
本発明の第3の態様は、データを記録されたメディアを駆動するメディア駆動装置であって、データを記憶するための複数のセクタを含むメディアと、前記メディアの第1のセクタから記録データを読み出すヘッドと、前記読み出されたデータから、前記第1のセクタへの書き込み処理時におけるヘッド位置情報を有するレコーディング・コンディション・データを取得する、レコーディング・コンディション・データ取得部と、前記第1のセクタの位置情報に基づき、第2セクタの読み出し処理時におけるヘッド位置を制御するヘッド位置制御部を有する。これによって、読み出し処理時におけるヘッド位置制御を効果的に行うことができる。
上記第3の態様において、前記第1のセクタの位置情報が、トラックからの位置ずれ量に関する情報を含み、前記制御部は、前記第1のセクタの位置ずれ量に基づき、前記第2セクタの読み出し処理におけるヘッド位置を制御することが好ましい。これによって、オフトラックによるデータ読み出しの失敗を抑制することができる。
本発明の第4の態様は、メディアへのデータ記録の処理方法であって、前記メディアへ記録すべきユーザ・データを取得するステップと、前記メディアへの書き込み処理時における書き込み条件を示すレコーディング・コンディション・データを生成するステップと、前記レコーディング・コンディション・データと前記ユーザ・データとに基づき、前記メディアに書き込まれる書き込みデータを生成するステップと、を有する。これによって、書き込み処理における書き込み条件を利用したメディア駆動装置の制御を行うことが可能となる。
本発明の第5の態様は、メディアから読み出したデータの処理方法であって、前記メディアからデータを読み出すステップと、前記メディアから読み出されたデータから、前記メディアへ書き込み条件を示すレコーディング・コンディション・データを取得するステップと、前記読み出されたデータからユーザ・データを取得するステップと、前記レコーディング・コンディション・データに基づき、前記メディアから前記データを正確に読み出せない場合に実行される前記ユーザ・データのためのリカバリ・プロシージャを制御するステップと、を有する。これによって、書き込み条件に応じて効果的にリカバリ・プロシージャの制御を行うことが可能となる。
本発明の第6の態様は、メディアからのデータ読み出し処理の制御方法であって、データを記憶するための複数のセクタを含むメディアの第1のセクタから記録データを読み出すステップと、前記読み出されたデータから、前記第1のセクタへの書き込み処理時におけるヘッド位置情報を有するレコーディング・コンディション・データを取得するステップと、前記第1のセクタの位置情報に基づき、第2セクタの読み出し処理時におけるヘッド位置を制御するステップと、を有する。これによって、読み出し処理におけるヘッド位置制御をより効果的に行うことができる。
本発明によれば、データの書き込み条件に応じ、効果的にデータを記録されたメディアを駆動するメディア駆動装置を制御することができる。
以下に、本発明を適用可能な実施の形態が説明される。以下の説明は、本発明の実施形態を説明するものであり、本発明が以下の実施形態に限定されるものではない。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略及び簡略化がなされている。又、当業者であれば、以下の実施形態の各要素を、本発明の範囲において容易に変更、追加、変換することが可能である。
図1は、本実施形態におけるデータ処理システム100の概略構成を示す構成図である。データ処理システム100は、コンピュータやデジタル・カメラなど、データ処理を行うホスト110と、ホスト110から伝送されたデータを記憶するデータ記録再生装置であるハード・ディスク・ドライブ120を有している。ハード・ディスク・ドライブ120は、フレーム内に、1もしくは複数の磁気ディスク121と、各磁気ディスクの記録面に対応する磁気ヘッド122を備えたヘッド・スタック・アセンブリ123と、磁気ディスク121へのデータの書き込み及び磁気ディスク121からのデータ読み出しのために、これらの要素を制御するコントローラ124とを備えている。
ホスト110から伝送されたホスト・ユーザ・データは、コントローラ124によって必要な処理がなされ、ライト信号に変換されたあと、ヘッド・スタック・アセンブリ123に送られる。磁気ヘッド122は、取得したライト信号に応じて、磁気ディスク121の記録面にデータを書き込む。一方、磁気ヘッド122によって磁気ディスクから読み出されたリード信号は、コントローラ124によってデジタル信号に変換され、必要な処理がなされたあと、ホスト110に伝送される。
磁気ディスク121は、磁性層が磁化されることによってデータを記録する不揮発性の記録媒体であり、ハード・ディスク・ドライブ120が動作しているときに、スピンドル・モータ125のスピンドル軸を中心として所定の一定速度で回転駆動される。ハード・ディスク・ドライブ120の非動作時には、磁気ディスク121は静止している。磁気ディスク121の表面には、データを格納するための区画として同心円状に複数のトラックが形成され、さらに、各トラックは円周方向に区分された複数のセクタを備えている。
磁気ディスク121の表面にはサーボ・データ記憶領域が形成されており、典型的には、磁気ディスク121は半径方向に沿って形成された複数のサーボ・データ記憶領域を有している。また、各セクタにおいてサーボ・データ記憶領域とユーザ・データ記憶領域とが形成されている。サーボ・データを磁気ヘッド122が読み取ることによって、磁気ヘッド122の位置に関する情報を取得することができる。サーボ・データは、トラック番号情報を備えるトラック・データ、セクタ番号情報を備えるセクタ・データ、及びバースト・パターンを有している。
ヘッド・スタック・アセンブリ123は、磁気ディスク121の表面に沿って揺動可能にフレーム内に取り付けられており、ボイス・コイル・モータ(VCM)126によって駆動される。ヘッド・スタック・アセンブリ123の先端部にはスライダと磁性薄膜素子とを有する磁気ヘッド122が設けられている。ヘッド・スタック・アセンブリ123が揺動することによって、磁気ヘッド122が磁気ディスク121の表面の半径方向に沿って移動する。これによって、磁気ヘッド122が所望のトラックにアクセスすることができる。
ヘッド・スタック・アセンブリ123は、一つの磁気ディスク121に対して2つの磁気ヘッド122を有しており、磁気ヘッドそれぞれが磁気ディスク121の各表裏面に対応する。磁気ヘッド122は、データ書き込み/読み出し処理を行わない場合、典型的には、磁気ディスク121の外側に配置されたランプ機構(不図示)に退避する、もしくは、CSS(Contact Start and Stop)方式においては、内周に配置されているCSSゾーンに退避する。磁気ヘッド122は、磁気ディスク121へのデータの書き込み、あるいは、磁気ディスク121からのサーボ・データ及びユーザ・データの読み出しを行う。
図1に示すように、コントローラ124は、リード/ライト・チャネル127、ハードディスク・コントローラ(HDC)128、マイクロプロセッサ・ユニット(MPU)129、メモリ130、温度を検出するサーミスタ131、サーミスタ131からの信号をAD変換するADコンバータ(ADC)132、サーボ・コントローラ133、ボイス・コイル・モータ・ドライバ134、ボイスコイル・モータ・ドライバ134への制御データをDA変換するDAコンバータ(DAC)135、を有している。
リード/ライト・チャネル127は、ホスト110から取得したデータについて、ライト処理を実行する。ライト処理において、リード/ライト・チャネルはハードディスク・コントローラ128から供給された書き込みデータをコード変調し、さらにコード変調された書き込みデータをライト信号(電流)に変換して磁気ヘッド122に供給する。磁気ヘッド122は、取得した信号に応じてコイルに電流を流すことによって磁気ディスク121にデータを書き込む。また、ホスト110にデータを供給する際にはリード処理を行う。リード処理において、リード/ライト・チャネル127は磁気ヘッド121から供給されたリード信号からデータを抽出し、デコード処理を行う。デコード処理された読み出しデータは、ハードディスク・コントローラ128に供給される。
MPU129は、メモリ130にロードされたファームウェアに従って動作し、磁気ヘッド122のポジショニング制御、インターフェース制御、ディフェクト管理などのハード・ディスク・ドライブ120の全体の制御のほか、データ処理に関する必要な処理を実行する。ハード・ディスク・ドライブ120の起動に伴い、メモリ130には、MPU129上で動作するファームウェアの他、制御及びデータ処理に必要とされるデータが磁気ディスク121あるいはROM(不図示)からロードされる。
リード/ライト・チャネル127によって読み出されるデジタル・データは、ホスト110からのユーザ・データの他に、サーボ・データを含んでいる。サーボ・コントローラ133はリード/ライト・チャネル127から取得した読み出しデータからサーボ・データを抽出する。サーボ・データは、トラック・データ、セクタ・データ、及びバースト・パターンを有している。抽出されたサーボ・データは、サーボ・コントローラ133からMPU129に転送される。MPU129は、ファームウェアに従って、サーボ・データを使用した磁気ヘッド122の位置決め制御処理を行う。MPU129からの制御データはDAコンバータ135によってアナログ信号に変換され、VCMドライバ134に出力される。VCMドライバ134は制御信号に応じて駆動電流をVCM126に供給する。
温度検出部の一例であるサーミスタ131は、検出した温度に応じて温度信号を生成する。温度信号はADコンバータ132によってアナログ信号からデジタル・データに変換され、MPU129のファームウェアによる処理に使用される。温度データは、磁気ヘッド122による磁気ディスク121への書き込み処理においてコイルに流される電流量の制御に使用される他、本形態において、データ書き込み処理における書き込み条件として、ユーザ・データと共に磁気ディスク121に記憶される。この点については、後に説明される。
ハードディスク・コントローラ128は、ホスト110との間のインターフェース機能を備えており、ホスト110から伝送されたユーザ・データ及びリード・コマンドやライト・コマンドといったコマンドなどを受信する。受信したユーザ・データは、リード/ライト・チャネル127に転送される。また、リード/ライト・チャネル127から取得した磁気ディスクからの読み出しデータを、ホスト110に伝送する。ハードディスク・コントローラ128は、さらに、ホスト110から取得したユーザ・データについて、誤り訂正(ECC)のための符号生成処理を実行する。また、磁気ディスク121から読み出した読み出しデータについて誤り訂正処理を実行する。
図2は、コントローラ124によるECC(Error Correction Code)エンコーディングを説明するために、データ・フォーマットの一例を示している。図2に示すように、ECCエンコーディングは、ホスト110から取得したアドレス・データであるLBA(Logical Block Address)201、ホストから取得したユーザ・データ202、データの暗号化の有無を示す暗号化フラグ203、及び、磁気ディスク121へのデータ書き込み処理に関する書き込み条件を示すレコーディング・コンディション・データ204に基づいてなされる。レコーディング・コンディション・データ204は、コントローラ124によって生成される。本形態において、レコーディング・コンディション・データ204のフィールドには、磁気ディスク121へのデータ書き込み処理に関する温度についての情報が記録される。
誤り訂正のために付加されるコードは、図2の例において、システムCRCC(Cyclic Redundancy Check Code)205、システムECC206、メディアCRCC207、メディアECC208である。CRCCは、ECCコードからまれな確率で起こる誤検出を防止するため、誤り訂正の検証に使用される。ECC及びCRCC生成のため、典型的には、リードソロモン符号が使用される。システムCRCC205及びシステムECC206は、コントローラ124内のメモリ130への記憶における誤り訂正のために付加される。一方、メディアCRCC207及びメディアECC208は、磁気ディスク121へのデータの記憶における誤り訂正のために付加される。
図2の例において、50ビットLBA201、4096ビット・ユーザ・データ202、1ビット暗号化フラグ203及び3ビット・レコーディング・コンディション・データ204から、20ビット・システムCRCC205及び20ビット・システムECC206が生成される。また、上記データにシステムCRCC205及びシステムECC206を加えたデータから、20ビット・メディアCRCC207及び340ビット・メディアECC208が生成されている。尚、レコーディング・コンディション・データ204を含め、各データのデータ・サイズは適宜設定される。また、システムCRCC205及びシステムECC206生成のためにレコーディング・コンディション・データ204を使用することなく、メディアCRCC207及びメディアECC208の生成処理において使用することができる。
上記のように、磁気ディスク121へ書き込まれるデータは、該書き込みデータの書き込み処理に関する条件を記憶するフィールドを備えている。本形態において、レコーディング・コンディション・データ204のフィールドには、書き込み処理に関する温度情報が記録され、磁気ディスク121からのデータ読み出し処理における、リカバリ・プロシージャの制御のために使用される。このリカバリ・プロシージャは、磁気ディスク121からのデータを正確に読み出すことができない場合に実行される処理である。リカバリ・プロシージャにおいて、磁気ディスク121のユーザ領域のセクタに欠陥があると判断された場合、データはユーザ領域から磁気ディスク上のスペア領域へ移動される。
磁気ディスクには、製造段階において検出される一次欠陥セクタの他、出荷の後に二次欠陥セクタが発生する。ディスクの記録面は情報の書き換えや時間経過によって劣化が進み、ユーザ・セクタからの読み取りや書き込みの信頼度が低下しうる。通常の読み取りモードで読み取りができないような読み取り不良が生じた場合、ハード・ディスク・ドライブ120はリカバリ・プロシージャを開始する。ハード・ディスク・ドライブ120は、読み取りのタイミングを変更し、あるいはヘッドの位置を微調整するなど、読み取りパラメータを変更して、データを読み取るための試み(リトライ)を繰り返す。セクタの信頼度が所定値以下に低下したと判断される場合、該セクタを使用しないでスペア・セクタを使用することが決定される。
スペア・セクタは同一トラック、あるいは、別のトラックに設けられる。スペア・セクタが同一トラックにある場合、磁気ヘッドはスペア・セクタに至るまでディスクの回転を待つ必要がある。一方、スペア・セクタが別のトラックに設けられる場合、シーク動作による検索トラックの変更のための待ち時間が必要となる。これらの検索位置変更にために必要な機械的動作はハード・ディスク・ドライブ120のリード/ライトの転送レートを低下させ、例えば、動画再生などにおいて表示品質の劣化が生ずる。本形態においては、レコーディング・コンディション・データ204を使用することによって、本来欠陥ではないセクタが欠陥セクタであると判断されること防止し、スペア領域を使用することによるアクセス遅延、あるいは、スペア領域の不要な消費を防止することができる。
スペア・セクタの管理は、メモリ130に記憶されたディフェクト・マップを参照することによって行われる。ディフェクト・マップは、磁気ディスク上に記憶されており、ハード・ディスク・ドライブ120の動作中は、メモリ130に一時的に記憶されている。ホスト110から取得されたLBAは、メモリに記憶されているディフェクト・マップを参照することによって、目的のセクタ位置を特定するパラメータ情報であるCHS(シリンダ番号、ヘッド番号、セクタ番号)に変換される。LBAからCHSへの変換は、例えば、MPU129上で動作するファームウェアによって参照されたディフェクト・マップの情報に従って、ハードディスク・コントローラが行うことができる。
ディフェクト・マップは、MPU129上で動作するファームウェアによって最新の情報に更新される。所定のセクタの信頼度が所定値以下に低下したとファームウェアが判断した場合、ファームウェアは、該セクタを使用しないように制御するため、ディフェクト・マップに、欠陥セクタと対応するスペア・セクタを特定するためのデータを登録する。尚、ディフェクト・マップによるスペア処理は広く知られた技術であり、本明細書において詳細な説明は省略される。
図2を参照して説明されたデータについてのデータ生成処理について説明する。図3は、ホスト110から取得したデータから磁気ディスク121への書き込みデータを生成する処理を行うための論理構成を示すブロック図である。データ生成は、ハードディスク・コントローラ128、MPU129上で動作するファームウェア及びメモリ130に記憶されているテーブルによって行われる。図3を参照して、ハードディスク・コントローラ128は、誤り訂正のための符号(CRCC及びECC)を生成する符号生成部301、磁気ディスク121から読み出したデータについて、誤り訂正処理を行う訂正処理部302を備えている。尚、誤り訂正処理のための一つもしくは複数のモードを用意することが可能であり、MPU129上で動作するファームウェアとの協同によって、あるいは訂正処理部302内において誤り訂正処理を実行するようにハード・ディスク・ドライブ120を構成することができる。303は、ホスト110との間でデータ伝送処理を行うインターフェース部である。
メモリ130には、サーミスタ131から取得する温度データと書き込みデータに付加するレコーディング・コンディション・データ204とを対応づけるレコーディング・コンディション・データ・テーブル304が記憶されている。温度データを温度レベルに従って複数のグループに区分することによって、限られたビット数による温度情報の書き込みを可能としている。図4は、テーブル304の一構成例を示している。図4の例においては、温度データは、8のレベル(3ビットに対応)に区分されている。尚。具体的な温度の区分方法については、装置設計において適切なものに設定される。
MPU129は、ファームウェアに従って動作することによって、レコーディング・コンディション・データ生成部306、あるいは、リカバリ・プロシージャ制御部307として機能することができる。レコーディング・コンディション・データ生成部306は、サーミスタ131から取得した温度データに基づいて、レコーディング・コンディション・データ204を生成する。リカバリ・プロシージャ制御部307は、磁気ディスク121からの読み出し処理におけるリカバリ・プロシージャを制御する。リカバリ・プロシージャ制御部307については、後に説明される。
書き込みデータのECC処理について、図5のフローチャートを参照して説明する。ホスト110からインターフェース部303を介してコマンドと共に取得されたユーザ・データ202及びアドレス・データ201は、メモリ130に記憶される(S501)。レコーディング・コンディション・データ生成部306は、サーミスタ131によって検出された温度に基づく温度データを取得する(S502)。さらに、メモリ130に記憶されているレコーディング・コンディション・データ・テーブル304を参照することによって、取得した温度データに対応するレコーディング・コンディション・データ204を決定し(S503)、それをメモリ130に記憶する(S504)。
書き込みデータ生成部の一例である符号生成部301は、メモリ130からユーザ・データ202、アドレス・データ202及びレコーディング・コンディション・データ203を取得し、これらと暗号化フラグ203から、システムCRCC205、システムECC206、メディアCRCC207及びメディアECC208を生成する(S505)。ユーザ・データ202に暗号化フラグ203、レコーディング・コンディション・データ204及び生成されたエラー訂正コードが付加され、書き込みデータが生成される(S506)。書き込みデータは、ハードディスク・コントローラ128からリード/ライト・チャネル127に転送される(S507)。
次に、読み取りデータの処理について説明する。リード/ライト・チャネルから127取得された読み取りデータは、訂正処理部302によって、誤り訂正処理がなされる。訂正処理部302は読み取りデータに誤りがあるかどうかを判別し、誤りがある場合、誤り位置及び誤りパターンからなる誤りデータを計算し、計算した誤りデータが全て正しいか否かをCRCCによって検証する。正しい場合は、上記読み取りデータを上記データに従って訂正する。訂正されたユーザ・データは、インターフェース部302を介してホスト110に転送される。
磁気ディスク121からデータを正確に読み取れなかった場合、リカバリ・プロシージャが実行され、データ読み取りのリトライ処理が行われる。リカバリ・プロシージャ制御部307は、読み取りパラメータを変更し、データ読み取り処理のリトライを各部に要求する。読み取りパラメータを変更することによってデータを正確に読み取ることができた場合、リカバリ・プロシージャ制御部307は、必要に応じてディフェクト・マップ305の更新処理を実行する。リカバリ・プロシージャ制御部307は、例えば、所定回数以上のリトライによってデータを読み取ることができた場合、そのセクタの信頼度が低いと判断して、スペア処理を実行するように各部を制御する。スペア処理において、読み出されたデータはスペア・セクタにリアサインされ、ディフェクト・マップ305の内容が更新される。
本形態において、リカバリ・プロシージャ制御部307はセクタ信頼度の決定において、レコーディング・コンディション・データ204を参照する。磁気ディスク121へのデータ書き込み時の温度が低い場合、常温に比べ磁気ヘッド122のコイルには大きい電流が流されるが、磁気ディスク121に記録される磁化が常温よりも小さい場合がある。このため、通常の読み取り処理によって磁気ディスク121が発生する信号磁界を読み取ることができず、読み取りに複数回のリトライが必要である場合がある。このケースにおいては、書き込み条件が問題であって、セクタ自体には欠陥が存在しないため、該セクタに再度読み出されたデータを書き込むことによって、その後は正常にデータを読み出すことができる。
リカバリ・プロシージャ制御部307によるセクタ信頼度の決定処理について、図6のフローチャートを参照して説明する。リカバリ・プロシージャ制御部307はハードディスク・コントローラ128によってメモリ130に記憶されたレコーディング・コンディション・データ204を取得する(S601)。レコーディング・コンディション・データ204を参照することによって、書き込み時の温度が所定値以下であったかを判定する。本例においては、書き込み時の温度レベルがテーブル内の所定レベル以下であったかを判定する(S602)。書き込み時の温度レベルが所定レベル以下である場合、セクタの信頼度は低いものではないと決定し、スペア処理は実行しないことを決定する(S603)。読み出されたデータについては、同一セクタへの書き直し処理が実行される(S604)。一方、書き込み時の温度レベルが所定レベルよりも上である場合、スペア処理を実行することを決定し(S605)、その決定に従いスペア処理が実行される(S606)。
上記のように、リカバリ処理において読み出しセクタの信頼度を決定する場合に、磁気ディスク121にユーザ・データ202と関連付けて記憶されているレコーディング・コンディション・データ204を参照することによって、より正確にセクタの信頼度を決定することができる。これによって、スペア領域の不必要な使用を低減し、記憶領域の無駄を防止する、あるいは、不必要なスペア領域使用によるアクセス時間の増大を防止することができる。リムーバブルメモリとしてハード・ディスク・ドライブを利用する場合、使用態様に応じた大きな温度変化が予想されるため、本形態のレコーディング・コンディション・データ204は特に有用である。
尚、レコーディング・コンディション・データを生成するための書き込み条件の検出は、設計により適切なタイミングが選択される。例えば、本例における温度検出において、ハード・ディスク・ドライブがON状態になった以降の所定タイミングにおいて、磁気ヘッドが磁気ディスク上にロードされている所定タイミングにおいて、あるいは、ライトもしくはリードなどのコマンドをホストから受けて以降の所定タイミングにおいて温度を検出することができる。好ましくは、書き込みデータ生成処理時に温度を検出する。レコーディング・コンディション・データ204のフィールドに記憶される温度情報として、サーミスタによる検出温度を利用する他、たとえば、磁気ヘッド122の書き込み電流レベルを使用することができる。磁気ヘッド122のコイルに流される書き込み電流は、書き込み時の温度レベルに対応する複数のレベルの中から選択される。従って、書き込み電流のレベルを参照することによって、書き込み時の温度に関する情報を取得することができる。尚、書き込み電流のレベル数がレコーディング・コンディション・データ204に記憶できるレベル数よりも大きい場合、書き込み電流のレベルを記憶可能な数のグループに区分することによって対応することができる。本例において、磁気ヘッド122は、書き込み及び読み出し処理を行う記録再生ヘッドであるが、記録のみを行うヘッドを有する記録専用装置、もしくは、再生のみを行う再生専用装置に本発明を適用することも可能である。本発明は磁気ディスク駆動装置に有用であるが、光ディスク駆動装置など、メディアを駆動する他の態様のメディア駆動装置に適用することが可能である。この点は、以下の記載において同様である。
レコーディング・コンディション・データ204の他の好ましい利用態様について説明する。本態様において、レコーディング・コンディション・データ204は、磁気ディスク121への書き込み処理における磁気ヘッド122の位置情報を有する。位置情報の好ましい例の一つは、磁気ヘッド122のトラックからの位置ずれ量である。データ書き込み時におけるターゲット・トラックからの位置ずれ量を参照することによって、例えば、リカバリ処理において読み出しセクタの信頼度をより正確に決定することができる。
磁気ヘッド122のトラックからの位置ずれ量の計算には、サーボ・データに含まれるバースト・パターンが使用される。従って、まず、サーボ制御について、図1を参照して、簡単に説明する。ヘッド位置検出部の一例であるサーボ・コントローラ133はリード/ライト・チャネル127から取得した読み出しデータからサーボ・データを抽出し、抽出されたサーボ・データは、磁気ヘッド122の位置決め制御のために、サーボ・コントローラ133からMPU129に転送される。MPU129は、ファームウェアに従って、サーボ・コントローラ133から取得した磁気ヘッドの現在位置情報と、ターゲット位置の情報に基づいて位置決め制御処理を行う。位置決め制御には、効率的な制御を行うため、速度制御あるいは位置制御によるいくつかのモードが用意される。尚、位置決め制御技術は広く知られた技術であり、詳細な説明は省略される。
磁気ヘッド122がターゲット・トラックをトレースするように位置決め制御するために、サーボ・データに含まれるバースト・パターンが使用される。バースト・パターンはトラックの周方向に配置された複数のサーボ・バーストから構成される。各サーボ・バーストは半径方向に所定の間隔をおいて形成され、半径方向においてトラックからの距離がそれぞれ異なる位置に形成されている。サーボ・バーストの振幅を比較することによって、トラックからの位置ずれ量を計算することが可能であり、磁気ヘッドの位置制御においては、位置ずれ量が所定値以下になるように制御される。
上記のように、MPU129は、サーボ・コントローラから取得したバースト・パターンから、位置ずれ量を計算することができる。位置ずれ量は、半径方向におけるずれ方向に関する情報を含んでいる。図3及び図7を参照して、磁気ヘッド122の位置情報に関するレコーディング・コンディション・データ204の生成処理について説明する。レコーディング・コンディション・データ生成部306は、サーボ・コントローラからサーボ・データを取得する(S701)。さらに、メモリ130に記憶されているレコーディング・コンディション・データ・テーブル304を参照することによって、取得した・サーボ・データに対応するレコーディング・コンディション・データ204を決定し(S702)、それをメモリ130に記憶する(S703)。
温度データと同様に、メモリ130には、算出される位置ずれ量と書き込みデータに付加するレコーディング・コンディション・データ204とを対応づけるテーブルが記憶されている。トラックからのずれ方向の情報を含む位置ずれ量を、位置ずれレベルに従って複数のグループに区分することによって、限られたビット数による位置ずれ量情報の書き込みが可能となる。位置ずれ量は、例えば、その絶対値に従って8のレベル(3ビットに対応)に区分することができる。例えば、絶対値が小さい場合、低レベルに対応付けられる。尚、具体的な位置ずれ量の区分方法については、装置設計において適切なものに設定される。符号生成部301は、レコーディング・コンディション・データ204、ユーザ・データ202などからCRCC及びECCの誤り訂正符号を生成し、書き込みデータを生成する(S704)。書き込みデータは、ハードディスク・コントローラ128からリード/ライト・チャネル127に転送される(S705)。
リカバリ・プロシージャ制御部307によるセクタ信頼度の決定処理について、図8のフローチャートを参照して説明する。リカバリ・プロシージャ制御部307はハードディスク・コントローラ128によってメモリ130に記憶されたレコーディング・コンディション・データ204を取得する(S801)。例えば、レコーディング・コンディション・データ204を参照することによって、書き込み時の位置ずれ量の絶対値が所定値以上であったかを判定する(S802)。書き込み時の位置ずれ量の絶対値が所定値以上である場合、セクタの信頼度は低いものではないと決定し、スペア処理は実行しないことを決定する(S803)。読み出されたデータについては、同一セクタへの書き直し処理が実行される(S804)。一方、書き込み時の位置ずれ量絶対値が所定値よりも下である場合、スペア処理を実行することを決定し(S805)、その決定に従いスペア処理が実行される(S806)。
上記のように、磁気ヘッド122の位置情報を示すレコーディング・コンディション・データ204は、温度データにおける場合と同様に、リカバリ処理におけるセクタ信頼度の決定処理において使用することができる。記録データのオフトラックは磁気ディスク121の欠陥ではないため、それをスペア処理の対象としないことによって、スペア領域の不必要な使用を防止することができる。
磁気ヘッド122の位置情報を示すレコーディング・コンディション・データ204は、それが記憶されているセクタのデータ処理の他に、他のセクタのデータ処理に利用することができる。上記のように、所定セクタから正確にデータを読み出すことができない場合、読み出し処理のパラメータを変更して読み取り処理のリトライが行われる。所定セクタのリトライのためのパラメータ変更の決定に、他セクタのレコーディング・コンディション・データ204を利用することができる。
図9を参照して、所定セクタの読み取り処理の前に、リカバリ・プロシージャ制御部307は既に取得した他のセクタの書き込み時のヘッド位置情報の一例として、位置ずれ量についてのレコーディング・コンディション・データ204を、メモリ130に記憶しておく(S901)。リカバリ・プロシージャ制御部307は、所定セクタリトライのためのパラメータ変更の決定において、メモリ130に記憶されている他セクタのヘッド位置情報を参照する(S902)。例えば、所定セクタのリトライ処理において、リカバリ・プロシージャ制御部307は該セクタの一つ前におけるセクタの位置ずれ量に関するデータを参照し、前セクタの位置ずれ量が所定レベル以上であるかを決定する(S903)。
例えば、前セクタの位置ずれ量が所定レベル以上である場合、リカバリ・プロシージャ制御部307は所定セクタの読み出しエラーの原因がオフトラックによるものであると決定し、変更パラメータとして磁気ヘッド122の位置を選択する(S904)。リカバリ・プロシージャ制御部307は、リトライにおいて、前セクタの位置ずれ量に基づいて、VCMドライバ134を制御するための制御データを生成する(S905)。所定レベル未満の場合は、他のパラメータを変更パラメータとして決定する(S906)。上記のようにリトライのための変更パラメータの決定にレコーディング・コンディション・データ204を使用することによって、リカバリ処理におけるリトライの回数を低減し、正確なデータ読み取りの迅速化を図ることができる。尚、他セクタのヘッド位置情報として、複数の前セクタのヘッド位置情報を参照する、もしくは、所定セクタの後ろにおけるセクタのヘッド位置情報を参照することが可能である。
上記の他に、通常モードにおけるデータ読み取り処理のための磁気ヘッド位置制御において、ヘッド位置情報を示すレコーディング・コンディション・データ204を利用することができる。ファームウェアに従ってサーボ制御部として機能するMPU129は、予めメモリ130に記憶されている他セクタのヘッド位置情報を参照し、所定セクタの読み取り処理における磁気ヘッド122の位置制御を行う。MPU129は、所定セクタの前もしくは後におけるセクタのヘッド位置情報から、所定セクタの位置ずれ量を計算し、VCMドライバ134にその位置ずれ量に従った制御データを出力する。これによって、磁気ディスク121の所定セクタからのデータ読み出し処理をより確実に行うことができる。
この他、レコーディング・コンディション・データ204は、データ改ざん防止のためのセキュリティに利用することができる。例えば、レコーディング・コンディション・データ204をタイム・スタンプとして使用することによって、データ書き換えの時間情報を得ることができる。あるいは、ハード・ディスク・ドライブ120内のクロックを参照し、所定時刻以降に書き込まれたデータであるか否を示すフラグとして、レコーディング・コンディション・データ204を使用することができる。これによって、データ改ざんの事実を容易に検証することができる。
本実施形態における情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本実施形態におけるレコーディング・コンディション・データを含む書き込みデータの生成を示すためのデータ・フォーマットである。 本実施形態におけるハード・ディスク・ドライブのコントラーの論理構成を示すブロック図である。 本実施形態におけるレコーディング・コンディション・データ・テーブルの構成を示している。 書き込みデータのECC処理について説明するフローチャートである。 リカバリ・プロシージャ制御部によるセクタ信頼度の決定処理を示すフローチャートである。 磁気ヘッドの位置情報に関するレコーディング・コンディション・データの生成処理について説明するフローチャートである。 カバリ・プロシージャ制御部によるセクタ信頼度の決定処理を示すフローチャートである。 所定セクタのリトライのためのパラメータ変更の決定を、他セクタのレコーディング・コンディション・データを利用して行う処理を示すフローチャートである。
符号の説明
100 データ処理システム、110 ホスト、120 ハード・ディスク・ドライブ、
121 磁気ディスク、122 磁気ヘッド、123 ヘッド・スタック・アセンブリ、
124 コントローラ、125 スピンドル・モータ、
126 ボイス・コイル・モータ(VCM)、127 リード/ライト・チャネル、
128 ハードディスク・コントローラ(HDC)、
129 マイクロプロセッサ・ユニット(MPU)、130 メモリ、
131 サーミスタ、132 ADコンバータ(ADC)、
133 サーボ・コントローラ、134 ボイス・コイル・モータ・ドライバ、
135 DAコンバータ(DAC)、201 LBA、202 ユーザ・データ、
203 暗号化フラグ、204 レコーディング・コンディション・データ、
205 システムCRCC、206 システムECC、207 メディアCRCC、
208 メディアECC、301 符号生成部、302 訂正処理部、
303 インターフェース部、
304 レコーディング・コンディション・データ・テーブル、
305 ディフェクト・マップ、
306 レコーディング・コンディション・データ生成部、
307 リカバリ・プロシージャ制御部

Claims (19)

  1. データを記録されたメディアを駆動するメディア駆動装置であって、
    前記メディアへの書き込み条件を示すレコーディング・コンディション・データを生成するレコーディング・コンディション・データ生成部と、
    ユーザ・データを取得するインターフェース部と、
    前記レコーディング・コンディション・データと前記ユーザ・データとに基づき、前記メディアに書き込まれる書き込みデータを生成する書き込みデータ生成部と、
    生成された前記書き込みデータを前記メディアへ書き込むヘッドと、
    を有するメディア駆動装置。
  2. 温度を検出する温度検出部をさらに備え、
    前記レコーディング・コンディション・データは、前記温度検出部によって検出された温度に関する情報を備えている、請求項1に記載のメディア駆動装置。
  3. 前記ヘッドのヘッド位置を検出するヘッド位置検出部をさらに備え、
    前記レコーディング・コンディション・データは、前記ヘッドの位置に関する情報を備えている、請求項1に記載のデータメディア駆動装置。
  4. 前記メディアはデータを記録する複数のトラックを備え、
    前記レコーディング・コンディション・データは、前記ヘッドのトラックに対する位置ずれ量に関する情報を備えている、請求項3に記載のメディア駆動装置。
  5. 前記ヘッドはコイルに書き込み電流を流すことによって前記メディアにデータを記録し、
    前記レコーディング・コンディション・データは、前記書き込み電流に関する情報を備えている、請求項1に記載のメディア駆動装置。
  6. 前記メディアから読み出されたデータから、前記メディアへの書き込み条件を示すレコーディング・コンディション・データを取得する、レコーディング・コンディション・データ取得部と、
    前記読み出されたデータからユーザ・データを取得する、ユーザ・データ取得部と、
    前記レコーディング・コンディション・データに基づき、前記メディアからデータを正確に読み出せない場合に実行される前記ユーザ・データのリカバリ・プロシージャを制御するリカバリ・プロシージャ制御部と、
    をさらに備える、請求項1に記載のメディア駆動装置。
  7. メディアに記録されたデータを再生し、前記メディアからデータを正確に読み出せない場合に読み直し処理を含むリカバリ・プロシージャを実行する、メディア駆動装置であって、
    前記メディアから記録データを読み出すヘッドと、
    前記読み出されたデータから、前記メディアへの書き込み条件を示すレコーディング・コンディション・データを取得する、レコーディング・コンディション・データ取得部と、
    前記読み出されたデータからユーザ・データを取得する、ユーザ・データ取得部と、
    前記レコーディング・コンディション・データに基づき、前記ユーザ・データのリカバリ・プロシージャを制御するリカバリ・プロシージャ制御部と、
    を有するメディア駆動装置。
  8. 前記メディアは、記憶領域に欠陥があると決定された場合にデータを代替的に記憶するスペア領域を備え、
    前記リカバリ・プロシージャ制御部は、前記レコーディング・コンディション・データに基づき、前記ユーザ・データを前記スペア領域へ記録するか否かを決定する、
    請求項7に記載のメディア駆動装置。
  9. 前記リカバリ・プロシージャ制御部は、前記レコーディング・コンディション・データに基づき、前記ユーザ・データが記録されている記憶領域が欠陥であるか否かを決定する、請求項7に記載のメディア駆動装置。
  10. 前記ユーザ・データが記録されている記憶領域が欠陥でないと決定された場合、前記ユーザ・データは同一の記憶領域に書き直される、請求項9に記載のメディア駆動装置。
  11. 前記レコーディング・コンディション・データは書き込み処理に関する温度情報を有しており、
    前記リカバリ・プロシージャ制御部は、前記温度情報に基づいて前記ユーザ・データのリカバリ・プロシージャを制御する、
    請求項7に記載のメディア駆動装置。
  12. 前記リカバリ・プロシージャ制御部は、前記温度情報が示す温度が所定値以下である場合に、前記ユーザ・データが記録されている記憶領域が欠陥でないと決定する、請求項11に記載のメディア駆動装置。
  13. 前記レコーディング・コンディション・データは書き込み処理時の書き込みヘッドの位置情報を含み、
    前記リカバリ・プロシージャ制御部は、前記位置情報に基づいて前記ユーザ・データのリカバリ・プロシージャを制御する、
    請求項7に記載のメディア駆動装置。
  14. 前記メディアはデータを記録する複数のトラックを備え、
    前記レコーディング・コンディション・データは、書き込み処理時における書き込みヘッドのトラックに対する位置ずれ量に関する情報を備え、
    前記リカバリ・プロシージャ制御部は、書き込み処理時における前記位置ずれ量が所定値以上である場合に、前記ユーザ・データが記録されている記憶領域が欠陥でないと決定する、請求項7に記載のメディア駆動装置。
  15. データを記録されたメディアを駆動するメディア駆動装置であって、
    データを記憶するための複数のセクタを含むメディアと、
    前記メディアの第1のセクタから記録データを読み出すヘッドと、
    前記読み出されたデータから、前記第1のセクタへの書き込み処理時におけるヘッド位置情報を有するレコーディング・コンディション・データを取得する、レコーディング・コンディション・データ取得部と、
    前記第1のセクタの位置情報に基づき、第2セクタの読み出し処理時におけるヘッド位置を制御するヘッド位置制御部と、
    を有するメディア駆動装置。
  16. 前記第1のセクタの位置情報が、トラックからの位置ずれ量に関する情報を含み、
    前記制御部は、前記第1のセクタの位置ずれ量に基づき、前記第2セクタの読み出し処理におけるヘッド位置を制御する、請求項15に記載のメディア駆動装置。
  17. メディアへのデータ記録の処理方法であって、
    前記メディアへ記録すべきユーザ・データを取得するステップと、
    前記メディアへの書き込み条件を示すレコーディング・コンディション・データを生成するステップと、
    前記レコーディング・コンディション・データと前記ユーザ・データとに基づき、前記メディアに書き込まれる書き込みデータを生成するステップと、
    を有するメディアへのデータ記録のためのデータ処理方法。
  18. メディアから読み出したデータの処理方法であって、
    前記メディアからデータを読み出すステップと、
    前記メディアから読み出されたデータから、前記メディアへの書き込み条件を示すレコーディング・コンディション・データを取得するステップと、
    前記読み出されたデータからユーザ・データを取得するステップと、
    前記レコーディング・コンディション・データに基づき、前記メディアから前記データを正確に読み出せない場合に実行される前記ユーザ・データのためのリカバリ・プロシージャを制御するステップと、
    を有する、メディアから読み出したデータのためのデータ処理方法。
  19. メディアからのデータ読み出し処理の制御方法であって、
    データを記憶するための複数のセクタを含むメディアの第1のセクタから記録データを読み出すステップと、
    前記読み出されたデータから、前記第1のセクタへの書き込み処理時におけるヘッド位置情報を有するレコーディング・コンディション・データを取得するステップと、
    前記第1のセクタの位置情報に基づき、第2セクタの読み出し処理時におけるヘッド位置を制御するステップと、
    を有するメディアからデータ読み出し処理の制御方法。
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