JP3803536B2 - 車両のダイバーシチアンテナ装置用のダイバーシチアンテナ - Google Patents

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    • H01Q1/1271Supports; Mounting means for mounting on windscreens
    • H01Q1/1278Supports; Mounting means for mounting on windscreens in association with heating wires or layers

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は自動車用のメートルおよびデシメートル波長範囲におけるダイバーシチアンテナに関するものである。本発明はアンテナダイバーシチ装置を備えるために使用される形式の多重アンテナ装置に基づいている。
【0002】
【従来の技術】
この種の多重アンテナ装置はロッドアンテナ、窓ガラスアンテナ等のごとき種々の型式のアンテナを利用しているヨーロッパ特許第EP0269723号、ドイツ国特許第DE3719692号、ドイツ国特許第DE3619704号、米国特許第4914446号及び米国特許第5801663号明細書に記載されている。高周波によるアンテナの適切な減結合が存在するときに、自動車は受信の場において種々の場所を通って移動するので、受信障害が生じる。このような受信障害は電磁波の多重方向伝搬のため受信レベルの一時的なフェーシングから生じる。アンテナダイバーシチ装置の機能は作動アンテナの信号に受信障害が生じた時に1つのアンテナから別のアンテナに切り換えること及び受信の特定の場内において受信障害を導いている受信機の入力上の信号損失(レベルフェージング)を最少にすることにある。
【0003】
従来技術によれば、VHFラジオ信号を受信するためには4つのアンテナ増幅器が使用されている。そのようなアンテナ増幅器は後部ウインドガラス板の端縁に装着されている。アンテナ増幅器の配線は自動化産業において非常に複雑であるため多額の経費を必要とする。
【0004】
走行距離および経過時間にわたってプロットされる信号損失またはレベルフェージングは完全に等しくは生じない。有効なアンテナ中において妨害されない信号を有する見込みは有効なアンテナの数でかつダイバーシチによるアンテナの信号間の減結合で増大する。ダイバーシチによるアンテナ信号の減結合はHF信号レベルのフェージングのような受信障害を考慮して受信信号が特に異なっているときに存在する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は1つのアンテナ接続のみで異なる方法で選択できる信号を受信し、それにより平均受信品質が良好となり、車両の走行中に種々のアンテナ信号に生じる受信障害が別々のアンテナを有するもののように非常に少くなる車両のダイバーシチアンテナ装置用のダイバーシチアンテナを提供することにある。
【0006】
本発明はその一部がヨーロッパ特許第EP0269723号明細書に記載した発明に基づいている。ダイバーシチにより減結合されているアンテナ信号を得るために少なくとも2つのアンテナの使用が必要である。これらのアンテナは自動車の加熱場から形成させねばならない。良好な信号対雑音比を得るためにアンテナ増幅器を有する接続ネットワークに各アンテナを設けることが必要である。これらの接続ネットワークは特に必要な高周波接線ラインに関して多額の費用を必要とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明による自動車のダイバーシチアンテナ装置用のダイバーシチアンテナは複数の導体を窓ガラスに付着して高周波に対して十分な導電面を形成させ、約λ/10の最小の長さを有する少なくとも1つの端縁導体を導電面の端縁に沿って配置させると共に車両接地接続地点から絶縁させ、少なくともλ/10の長さを有する少なくとも1つの端縁導体には低い抵抗の結合導体を連結し、低い抵抗の結合導体には低い抵抗の結合導体上に配設したアンテナ接続点と、アンテナ接続地点から少なくともλ/10の距離で低い抵抗の結合導体に配設したインピーダンス接続地点とを備え、アンテナ接続地点と車両接地接続地点とに接続ネットワークを接続し、インピーダンス接続地点と車両接地接続地点とに少なくとも1つの電子制御可能なインピーダンスネットワークを高周波的に接続させ、アンテナ接続地点と該アンテナ接続地点に隣接して接続させた電子調整可能なインピーダンスネットワークによりアンテナのインピーダンスを可変調整させることにより、ダイバーシチより異なるアンテナ信号を接続ネットワークの出力に形成させるようにしたものである。
【0008】
本発明による実施例を添付図面について以下に詳細に説明する。
【0009】
図面に関し特に図1(a)にはダイバーシチアンテナ装置を示し、該ダイバーシチアンテナ装置は均質的に配設された導電面1に接続された低い抵抗の結合導体12aを備えている。導電面1の表面抵抗はその容量作用のため約50Ωにさせ得る。以下にゲート1として説明される車両接地接続地点2を有するアンテナ接続地点5が低い抵抗の結合導体12aの一端に配置されている。以下にゲート2として説明される隣接の車両接地接続地点11を有するインピーダンス接続地点8が低い抵抗の結合導体12aの他端に形成されている。λ/10の最小の長さを有する低い抵抗の結合導体12aの寸法ならびに導電面1の寸法のために、この寸法は多数の電磁波が到来したときに波長に比較して有効になる。ゲートが波長に比較して十分に大きい間隔を備えている場合に、予め定めたインピーダンス負荷を有する2つのゲート上の統計的波場に異なる信号レベルが生じる。
【0010】
アンテナを説明するために波のパラメータが使用された時に、ここでS11 およびS22 がそれぞれゲート1および2上の入力反射係数であり、S12 がこれらのゲートの結合を示し、そして仮想のゲート3から出発する複合振幅W を有するアジマス方向ψ から侵入するV−n個の波に対するゲート1における複合電圧量 × 13 (ψ )とゲート2におけるその電圧量 × 23 (ψ )である場合に、ゲート1および2の予め定めたインピーダンス終端により1つの場所におけるそれらのゲートの受信電圧を特定することができる。統計的に分類されたアジマス角度ψ で侵入する統計的に分類された複合振幅によりかつr =0を有するゲート1の反射の無い終端及び反射係数r (Z )を有するゲート2の終端の単純化した推測に基づいてこれらの波のn個が重なるものと仮定すると、走行距離lにわたってゲート1に発生する受信電圧 (1)を表示することができる。例えば入力インピーダンスが波のパラメータ装置の基準インピーダンスに対応する接続ネットワーク4を有する終端を通してゲート1における反射の無い終端(r =0)の単純化する推定により、走行距離lにわたって接続ネットワーク4における受信電圧 (1)を以下のように、説明することができる。
【0011】
【数1】
Figure 0003803536
【0012】
ここで、全体の表示 (1)および II (1)はゲート1に作用する複合電圧量を示す。これらの電圧量は走行距離lに沿って強力に変化し、そして統計的な規則性のため、各々の電圧量は 13 (ψ )と 23 (ψ )との間の差異が十分でない場合にのみ同じ場所に出現しない公知のレベルフェージングを有する。この差異は少なくともλ/10の十分に大きな間隔が2つのゲート間に必要とする本発明に関して達成される(図1(b)参照)。本発明に必要でない入力反射係数 22 =0を有する場合に、上記の関係はゲート1における電圧レベルの簡単な説明を下記の通り与える。
【0013】
【数2】
Figure 0003803536
【0014】
この説明は (l)および II (l)が走行距離の同じ場所でゼロでないかまたはレベルフェージングを有する場合にのみ受信電圧 (l,r)がゼロから異ならせ得ることを明瞭に示している。これは 13 (ψ )と 23 (ψ )との間に十分な差異を形成する。結合パラメータ 12 はゲート1および2の選択によってかつ結合導体12aによって固定されている。しかしながら、反射係数 )は単位円内で異なるインピーダンスZ を備えることにより複合平面内で全ての値をとることができる。従って、出力を有する信号を受信するためには|r |=1を有するリアクタンス値Z =jX が好適である。ゲート2の終端が一定の値X ’を有する場合に図1(c)に示したようにU (l)に関してレベルフェージングが生じる。この不備は結合パラメータ 12 の量が十分に大きい場合に、インピーダンス を他の適切な値X に切り換えることによって除去され得る。ゲート1および2の十分な結合は本発明に関して結合導体12aにより達成される。その結合が非常に小さい場合に、これは表示 II (l)から生じる受信電圧量が非常に小さく、そしてこれらのリアクタンスの最適な選択を有する場合でさえX からX ’に切り換える時にレベルフェージングが完全には除去されないことを意味し、そのためダイバーシチによって2つのアンテナ信号の望ましい減結合を達成することはできない。
【0015】
図1(c)は本発明によるアンテナを備えたダイバーシチアンテナ装置の作動の基本形態を示す。l<l である場合に、まず初めに受信機において信号レベル (l,r (X ))が有効であり、受信レベルが走行距離の地点laにおける妨害しきい値よりも小さくなる時に、ダイバーシチプロセッサはケート2において対応して変更された反射係数r ’(X ’)を有する変更されたインピーダンスZ =jX ’に切り換える。従って、切り換え後、信号レベル (l,r (X ))を有する最初のインピーダンス値Z =jX に対して自動車の走行地点l において再び切り換えが行なわれるまで受信機において信号 (l,r’ (X ’))が有効である。
【0016】
導電面1は均質な伝導層によりまたはワイヤー形状の不連続の導体から成る網または格子構造により、または導電面の多数の部分区域により形成されている。図2に示した通り、これらの導電面は全体の導電面1のまわりを延伸している端縁導体12によって高周波により互いに導電的に接続されており、したがって高周波に対して可干渉性の十分な伝導性を有する導電面1を形成する。導電面1は自動車の窓の普通の形状に対応して実質上長方形または台形の形状を有している。本発明の課題を解決するために、その側部のいずれもが受信周波数においてλ/10より短い寸法を有するように導電面1に対して特別に最小の大きさが要求されている。
【0017】
導電面1のすぐれた容量作用のために、普通の高周波導体による低い抵抗性はこの関係においては強制的に必要とされていない。均質な導電層の表面抵抗が10Ωの値を実質的に超えなければ十分である。例えば、加熱線の形状で積層ガラス板中に埋設させるか、または加熱導体として後部窓ガラス板上に印刷させる不連続のワイヤー形状導体により形成された導電面1の場合において必要な導電性が良好に達成される。端縁導体12は導電面1の外側枠体を形成する。この枠体は誘導性高抵抗の端縁導体12b(図5および図6)の形状における細いワイヤー形状導体から形成するか、または均質導電透明層により形成された導電面1を有している。これらの電導体は特別に形成させることなくその端縁に備えることができる。この種の導電面1を形成するために、ゲート1および2と端縁導体12との間の必要な結合は低い抵抗の結合導体12aの形状で形成される。細いワイヤー形状導体の誘導性高抵抗作用を回避するために、端縁導体は少なくとも5mmの幅を有する平らな帯状導体の形状に形成できる。この導体は窓ガラス板に付着させる。丸い断面形状を有する誘導性高抵抗の端縁導体12bの場合において、この導体は4mm以下の直径にすべきではない。導電面1の端縁に低い抵抗の結合導体12aを形成する時に、直線性については制限されていないが、しかし低い抵抗の結合導体12aの長さがλ/10よりも短くすべきであることが判明した。これは導電面1のコーナーのまわりに延伸している結合導体12aにより図1(b)に示されている。
【0018】
導電面1は導電面1に接続されている低い抵抗の結合導体12aによって完全に取り囲まれている。導電面1には4つの電子制御可能なインピーダンスネットワーク6がワイヤー接続されている。4つのインピーダンスネットワーク6は一方において導電面1のコーナー部7の1つの近傍内における低い抵抗の結合導体12a上のインピーダンス接続地点8に接続されそして他方において車両接地接続地点11と接続されている。図示した形態の導電面1において、電子制御可能なインピーダンスネットワーク6のこの配置により特別な多数のアンテナ信号21が得られる。これはダイバーシチ作用として以下に説明する。
【0019】
図1(a)に示したように自動車のリアウインドのガラスパネルまたはフロントウインドのガラスパネルに取り付けられている加熱場20に本発明を適用するのが特に好適である。図5および図6に示した加熱場の母線14は低い抵抗の結合導体12aとして利用され得る。自動車の普通の寸法において垂直方向の母線14の長さは30cmないし80cm間である。VHFラジオ放送の周波数範囲において、これはλ/10ないしλ/4の関連の波長に対応している。従って、母線14は低い抵抗の結合導体12aを形成できる。
【0020】
本発明の他の実施例は図1(a)に示されている。低い抵抗の結合導体12aは導電面1の下端上に沿って窓ガラス39の横方向寸法の水平中心まで延伸しておりそして電子制御可能なインピータンスネットワーク6が図14に示したようにその結合導体12aに取付けられている。この場合に接続ネットワーク4と加熱場の水平中心に接続された電子制御可能なインピーダンスネットワーク6との間の間隙はVHF−範囲の波長の1/4ないし1/2までの量である。
【0021】
図3a、図3bおよび図4に関し、赤外線の透過を阻止する導電層13を備えているフロントウインド(リアウインド)のガラスパネルには本発明による導電面1を形成する。このような層は図3(a)に示したようにガラスパネルの表面上に塗布されるか、または図3(b)に示したように中間層として積層ガラスパネル中に埋設されている。本発明によれば、層それ自体はこの良好な導電層の端縁区域において低い抵抗の結合導体12aとして作用する。図4において、導電層の導電性は必要な光透過性に制限され、従って、その表面抵抗は3Ωないし10Ωである。このような導電面1に関して、低い抵抗の結合導体12aは導電面1に対して高周波低抵抗接点を有する帯形状電極43の形状である。結合は導電層13との接点を通して電流的に行われるかまたは導電層13と容量的に接続されている帯形状電極43の形状で行われ得る。
【0022】
図5に関し、導電面1は2つの母線14間の加熱導体構成部材15を備えた加熱場によって形成されている。加熱場の左側下端に接続されている電子制御可能なインピーダンスネットワーク6に加えて、同様の電子制御可能なインピーダンスネットワーク6が導電面1の右側上端に接続されている。加熱導体構成部材15と誘導性高抵抗端縁導体12bの誘導作用のため、異なるインピーダンスを有するこの構成に配線することによりダイバーシチによるアンテナ信号21の有効な変化性は相当に狭められる。
【0023】
図6に示したように、低い抵抗の結合導体12aは導電面1の下端において継続しかつ高周波数により接続ネットワーク4に対向している母線14と接続されている。導電面の下端の結合導体12aに備えた直流遮断42が直流短絡を阻止する。これは接続ネットワーク4から取出した受信電圧について右側の電子制御可能なインピーダンスネットワーク6の異なるインピーダンスの影響を増大し、そしてダイバーシチ効率の増大を生じさせる。
【0024】
図7は誘導性高抵抗端縁導体12bを有する加熱場に備えた低い抵抗の結合導体12aを示す。垂直なワイヤー形状導体16が2つまたはそれ以上の水平加熱導体構成部材15間の高周波数接続のために加熱直流17の流れ方向に対して垂直に取付けられている。垂直なワイヤー形状導体16が同じ加熱電圧電位を有する各地点間に取付けられた時にワイヤー形状導体16は平衡電流を導くことはなく、それゆえ接続された加熱導体構成部材15の加熱作用を変更しない。接続された加熱導体構成部材15は高周波により低い抵抗の結合導体12aとして作用する。ワイヤー形状導体構成部材15は加熱されかつ電流的または容量的に接続されている。図7において、加熱電流はHF電流を遮断する供給ネットワーク18により、母線14に供給される。図8において、加熱電流供給ラインは母線14b上の車両接地接続地点3に直接接地されている。
【0025】
自動車の技術的な観点から分割された加熱場がしばしば要求される。できるだけ大きな寸法でかつ高周波に関して有効な導電面1を形成するために、加熱場20の母線14を互いに接続することができる。母線14は互いに隣接して配置され、図9および図10に示したように、高周波数導通2極回路19の手段により互いに上下に配置されている。図9は分割された加熱場を有する本発明による2つのダイバーシチ装置の結合を示している。高周波導通2極回路19によって、導電面1の両側には貫通する低い抵抗の結合導体12aが配置されている。低い抵抗の結合導体12aの下端に取付けられた電子制御可能なインピーダンスネットワーク6によって、低い抵抗の結合導体12aの上端に設けられた接続ネットワーク4に関してダイバーシチにより異っているアンテナ信号21が形成される。2つの接続ネットワーク4で取得ができるアンテナ信号21はダイバーシチ切換えスイッチ54を介して受信機30に供給される。本装置のダイバーシチ作用は導電面1の下端上の左右のコーナー部7における電子制御可能なインピーダンスネットワーク6ならびに有効なインピーダンス50の異なる切り換え位置の異なるインピーダンス配線から成っている。図10に示した本発明の実施例によれば、図9における高周波導通2極回路19に代えて電子制御可能なインピーダンスネットワーク6が取付けられている。母線14を接続する2つの加熱場20における異なるインピーダンスを介してアンテナ信号21に関する電子制御可能なインピーダンスネットワーク6によりダイバーシチ効率が増大され得る。
【0026】
それぞれの電子制御可能なインピーダンスネットワーク6は第1のHF接続9と第2のHF接続10との間の有効なインピーダンス値Zを調整するために少なくとも1つの制御ゲート22を有している。異なる制御信号23を付与することにより異なるインピーダンスZが有効となり、そしてダイバーシチにより異なるアンテナ信号21が低い抵抗の結合導体12aの結合作用のため接続ネットワーク4の出力に供給される。
【0027】
電子制御可能なインピーダンスネットワーク6の基本作用は電子スイッチング素子24とインピーダンスZ25により図11aに示されている。
【0028】
図11bはそれぞれ別個の切り換え状態を有する2つのデジタル調整可能な電子スイッチング素子24とリアクタンス25とを有する実施例を示す。2つの制御ゲート22により、適切な制御を有する1つのインピーダンスネットワーク6で3つの異なるインピーダンス値を調整することができる。2つの異なるスイッチング状態を有する別の電子制御可能なインピーダンスネットワーク6が図5に示した通り、右側の上方に使用された場合に、ダイバーシチにより異なる4つのアンテナ信号21が低い抵抗の結合導体12aの作用によって形成される。しかしながら、ダイバーシチ効率は低い抵抗の結合導体12aが図6に示した通り第2の電子制御可能なインピーダンスネットワーク6まで延伸している場合に、このレベルを超えてなお一層向上され得る。第1および第2の電子制御可能なインピーダンスネットワーク6に関して設定されたインピーダンス値の調整された組み合わせは以下の通りである。
【0029】
組み合わせ番号 第1ネットワーク 第2ネットワーク
1 およそ50Ω誘導 高い抵抗
2 高い抵抗 高い抵抗
3 高い抵抗 低い抵抗
4 低い抵抗 低い抵抗
図12aはアンテナ信号21においてまたはそれから引き出される受信信号37において受信妨害を検出しかつ表示するためにダイバーシチプロセッサ31を有する受信機30に結合させたダイバーシチ受信装置を示している。表示信号32が供給されかつその出力に制御信号23が形成されるスイッチング装置29は制御信号23を制御ライン34を介して電子制御可能なインピーダンスネットワーク6に伝送する。スイッチング装置29はアンテナ信号21中に受信障害が発生した時に作動する。電子制御可能なインピーダンスネットワーク6の少なくとも一つのインピーダンス値を切り換える(または変換させる)ことにより接続ネットワーク4の出力に(ダイバーシチにより)異なるアンテナ信号が形成される。ダイバーシチプロセッサ31に関し、アンテナ信号21の切り換えはダイバーシチプロセッサ31により妨害が表示されなくなるまで継続される。
【0030】
アンテナ接続地点5とインピーダンス接続地点8との間の強い結合のために、電子制御可能なインピーダンスネットワーク6に異なるインピーダンス値が接続された時に、接続ネットワーク4に供給される電源インピーダンスが変更される。
【0031】
図12(b)は接続ネットワーク4に付設されたデジタル切り換え可能なアダプターネットワーク26を示す。アダプターネットワーク26は電子制御可能なインピーダンスネットワーク6の切り換えスイッチング状態の各々とインピーダンス整合を生じさせる。この手段はダイバーシチプロセッサ31により選択されたアンテナの方向作用に関連を有しない。デジタル制御可能なアダプターネットワーク26は電子制御可能なインピーダンスネットワーク6の異なる切り換え状態においてアンテナ接続地点5に存在するインピーダンスを受信機30に連通しているアンテナライン27にまたは接続ネットワーク4に備えたアンテナ増幅器28に整合させるために接続ネットワーク4内に備えられている。デジタル切り換え可能なアダプターネットワーク26は電子制御可能なインピーダンスネットワーク6とデジタル切り換え可能なアダプターネットワーク26との双方に異なる切り換え状態を発生させるスイッチング装置29によって制御される。スイッチング装置29は好ましくは電子制御可能なインピーダンスネットワーク6を制御するために対応する制御信号23を制御ライン34を介して伝送させるか、またはデジタル切り換え可能なアダプターネットワーク26を制御するために切り換え信号33を伝送させるダイバーシチプロセッサ31によって段階的に切り換えられる。
【0032】
図13はAMラジオ信号を受信するために導電面1上に設けられているAMアンテナ導体35を示し、AMアンテナ導体35と接続しているAM増幅器36が接続ネットワーク4内に設けられている。AM−FM増幅器は好都合には1つの接続ネットワーク4内に共同して設けられている。1つの接続ネットワーク4のみが導電面1の左側上端に備えられている場合に、3つの異なる(ダイバーシチによる)アンテナ信号21を有する有効なダイバーシチアンテナ装置が構成され得る。別の電子制御可能なインピーダンスネットワーク6を使用することによって、隣接して配置された車両接地接続地点11を有する別のインピーダンス接続地点8が導電面1の長手方向延伸部の下方の中間に形成されている。別の電子制御可能なインピーダンスネットワーク6は図14に示したように接続されている。第2の電子制御可能なインピーダンスネットワーク6は第1の電子制御可能なインピーダンスネットワーク6から十分な距離に配置されている。
【0033】
図15において、車両接地接続地点11または車両接地接続地点2を形成するために、帯形状導体38が窓ガラス39の縁部に沿って少なくともこれらの接続地点の範囲内に設けられている。この導体の長さおよび幅は導体が自動車の車体の導電性窓端縁に十分に大きい容量を形成しそして車両の車体3に対して十分に低い抵抗の容量接続が得られるように選ばれている。電子制御可能なインピーダンスネットワーク6はインピーダンス接続地点8を介してこの導体に接続され、そして接続ネットワーク4はアンテナ接続地点5を介してこの導体に接続されている。更に、細い導体34および44が図15に示したように窓ガラス39上に配線されている。これらの導体は制御ライン34として、また同様に電流供給ライン44として作用され得る。制御ライン34は電子制御可能なインピーダンスネットワーク6におけるインピーダンス状態を制御するために必要である信号について使用される。制御ライン34は電子制御可能なインピーダンスネットワーク6に制御信号23を伝送する。制御ライン34はガラス上に印刷された1つまたは多数の導体として形成されている。電子制御可能なインピーダンスネットワーク6における切り換え作用は好ましくは電子スイッチング素子24により行なわれ、該電子スイッチング素子24は二元切り換え状態を有する切り換えダイオードの形態で構成されている。スイッチング装置29は好ましくは接続ネットワーク4内に含まれ、そして制御信号23が切り換えダイオード(例えば、図11(b)において)を開閉するために直接適するように構成されている。
【0034】
図16は電子制御可能なインピーダンスネットワーク6の目標を設定した制御を有する装置を示す。コード発生器41は搬送波に基づくデジタルアドレス信号の形状における制御信号23を発生させるために設けられている。このアドレス信号は電子制御可能なインピーダンスネットワーク6の全てを調整するための情報を含んでおり、そして導電面1を介してインピーダンスネットワーク6に供給される。各電子制御可能なインピーダンスネットワーク6内のデコーダ回路40によって電子スイッチング素子24を設定するために必要な信号が発生されかつ電子スイッチング素子24に供給される。
【0035】
制御ライン34に加えて、電流供給ライン44は好ましくは印刷された導体として形成され得る。電子スイッチング素子24の二元状態を発生させるために、直流供給電圧は導通状態または遮断状態を調整するために必要である。車両の窓ガラス39上に互いに隣接して印刷されている導体に供給される直流電圧は泳動の危険を受ける。このような直流電圧はくもったまたはよごれた窓ガラス39上での電解作用のために印刷導体の端縁を変更するので、小さい間隔を有する最初に分離された導体間に導通接続が設定され得る。この作用は電子制御可能なインピーダンスネットワーク6に切り換え状態を発生させるためのエネルギが電流供給ライン44の交流供給電圧47により図17に示したように供給されるために回避される。接続インピーダンス4内にはインバータ45が含まれており、該インバータ45は電圧供給源に接続されかつその出力に交流供給電圧47を供給する。電子スイッチング素子24の切り換え状態を発生させるに必要な直流供給電圧48を供給するために電子制御可能なインピーダンスネットワーク6中に整流器46が設けられている。この関係において、アンテナ装置上の妨害を回避するに、交流供給電圧47をスペクトル的に十分にきれいに保持することが必要である。
【0036】
図18において、制御ライン34および電流供給ライン44として利用された導体の数は交流供給電圧47と制御信号23の両方が1つの導体を介して接続ネットワーク4から電子制御可能なインピーダンスネットワーク6に伝送されるような二重利用によって減少される。信号を分離するために、電子制御可能なインピーダンスネットワーク6にフィルタ49が使用される。
【0037】
図19はインピーダンス接続地点8および隣接する車両接地接続地点11とを介して導電面1に接続された電子制御可能なインピーダンスネットワーク6の原理を示している。制御信号23は制御ライン34を介してインピーダンスネットワーク6に伝送され、電子制御可能なインピーダンスネットワーク6は電流供給ライン44を介して交流供給電圧47の形態で電流の供給を受ける。
【0038】
図20は高周波ライン51を介して別の地点に配置したインピーダンス回路によって端縁導体12の特定の位置のインピータンスの作用を示す。インピーダンスZは導電面1の左側下方のコーナー部7に存在し、下方のウインド端縁と平行に延伸する高周波ライン51を介して接続地点8に有効なインピーダンス50を負荷し、該接続地点8はその右側端部に配置されている。インピーダンスZはこの関係において所望のアンテナ信号21がダイバーシチにより互いに異なっておりそして接続ネットワーク4上で調整されるような方法で選択されている。電子制御可能なインピーダンスネットワーク6の形態として図21におけるような単一の構成ユニットのみによって、窓ガラス39の水平中心におけるインピーダンス接続地点8と同様に導電面1の左側下方のコーナー部7におけるインピーダンス接続地点8´とに付加される異なる2つのインピーダンス負荷を生じさせることができるように遠隔作用が使用される。接続ネットワーク4が母線14の上端に接続されている場合、母線14の下端で行われる異なるインピーダンス負荷は受信波の水平分極に関して良好なダイバーシチ効率を導く。導電面1の中心の区域における垂直導体53は垂直分極にとって特に有利となることが判明した。その結果として、有効なインピーダンス50を交互に負荷することは垂直分極成分に対するダイバーシチ効率の増加を導く。
【0039】
同軸ケーブルとして図20に示した高周波ライン51は非対称の同一平面ラインの形状の導電ウインド端縁(車両接地接続地点3)に平行な印刷導体52によって好都合に形成され得るので、高周波ライン51、制御ライン34および電流供給ライン44も同様に図21に示した通り印刷導体で形成され得る(図21参照)。アンテナ接続地点5と下側中心のインピーダンス接続地点8との間の電気的結合を向上させるために、低い抵抗の結合導体12aが配設され、低い抵抗の結合導体12aは導電面1の左側下方のコーナー部から出発して車両の窓ガラスの垂直中心にまで延伸しそして垂直導体53に電流的に接続されている。必要な直流遮断はインピーダンスネットワーク6内に配置させたコンデンサ42によって行われる。印刷導体を有する窓ガラスと、接続ネットワーク4と、電子制御可能なインピータンスネットワーク6が収容されている単一構成ユニットとからなる高い効率のアンテナダイバーシチ装置を形成することが可能である。接続ネットワーク4と電子制御可能なインピーダンスネットワーク6を有する構成ユニットとの双方の簡単な構成のため、ダイバーシチにより互いに異なる多数のアンテナ信号21を受信するために僅かな費用でかつ非常に有効な性能を有するアンテナ装置が構成され得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1(a)は本発明による自動車のダイバーシチアンテナ装置用のダイバーシチアンテナの説明図である。
図1(b)は窓ガラス上の低い抵抗の結合導体を有するダイバーシチアンテナの説明図である。
図1(c)はアンテナのアンテナ接続地点上の受信電圧を示すグラフ図である。
【図2】 低い抵抗の結合導体を有するダイバーシチアンテナの説明図である。
【図3】 図3(a)は導電被覆層を塗付した導電面を有する窓ガラスの斜視図である。
図3(b)は埋設された導電面を有する窓ガラスの斜視図である。
【図4】 帯形状電極により形成した低い抵抗の結合導体を有する窓ガラスの斜視図である。
【図5】 自動車のリアウインドのガラスパネル加熱装置によって形成したアンテナの導電面を有するダイバーシチアンテナの説明図である。
【図6】 導電面の下側端縁導体として形成した低い抵抗の結合導体を有するダイバーシチアンテナの説明図である。
【図7】 HF電流を遮断するため母線上に供給ネットワークを備えた加熱場を有するダイバーシチアンテナの説明図である。
【図8】 母線上の車両接地接続地点に直接的に接続した加熱電流供給ラインを有する図7と同様のダイバーシチアンテナの説明図である。
【図9】 上部と底部に部分的に加熱場を有するダイバーシチアンテナの説明図である。
【図10】 アンテナの上部母線と底部母線との間に接続させた切り換え制御入力を備えたインピーダンスネットワークを有するダイバーシチアンテナの説明図である。
【図11】 図11(a)はHF接続を有するインピーダンスネットワークの回路図である。
図11(b)は制御ゲートと電子スイッチング素子として使用するHF切り換えダイオードとを有するインピーダンスネットワークの回路図である。
【図12】 図12(a)は制御ラインを介して電子制御可能なインピーダンスネットワークの制御ゲートを制御するダイバーシチプロセッサとスイッチング装置とを備えたダイバーシチ受信装置の説明図である。
図12(b)は接続ネットワーク中のアダプターネットワークを切り換え信号を介して制御するダイバーシチプロセッサとスイッチング装置とを備えた図12(a)と同様のダイバーシチ受信装置の説明図である。
【図13】 AMラジオ信号を受信するためAMアンテナ導体を有するダイバーシチアンテナの説明図である。
【図14】 導電面の下側の中心に別の電子制御可能なインピーダンスネットワークを備えた図13と同様のダイバーシチアンテナの説明図である。
【図15】 ガラス表面上に帯形状導体を備えた窓ガラスの斜視図である。
【図16】 接続ネットワークにコード発生器を備えたダイバーシチアンテナの説明図である。
【図17】 接続ネットワークに備えたインバータによって交流供給電圧を発生させるダイバーシチアンテナの説明図である。
【図18】 制御ラインと電流供給ラインの両方の作用をなす窓ガラスに印刷した1つの印刷導体を有するダイバーシチアンテナの説明図である。
【図19】 電子制御可能なインピーダンスネットワークの原理を示すダイバーシチアンテナの説明図である。
【図20】 電子制御可能なインピーダンスネットワーク6の空間的分離を示すダイバーシチアンテナの説明図である。
【図21】 印刷導体として車両アース接続の近くに形成した高周波ライン51を有する図20と同様のダイバーシチアンテナの説明図である。
【符号の説明】
1 導電面
2 車両接地接続地点
3 車両接地接続地点
4 接続ネットワーク
5 アンテナ接続地点
6 電子制御可能なインピーダンスネットワーク
7 導電面1のコーナー部
8 インピーダンス接続地点
9 第1のHF接続
10 第2のHF接続
11 車両接地接続地点
12 縁端導体
12a 低い抵抗の結合導体
12b 高い抵抗の結合導体
13 導電層
14 母線
15 加熱導体構成部材
16 ワイヤー形状導体
17 加熱直流
18 供給ネットワーク
19 高周波導通2極回路
20 加熱場
21 アンテナ信号
22 制御ゲート
23 制御信号
24 電子スイッチング素子
25 リアクタンス
26 アダプターネットワーク
27 アンテナライン
28 アンテナ増幅器
29 スイッチング装置
30 受信機
31 ダイバーシチプロセッサ
32 表示信号
33 切り換え信号
34 制御ライン
35 AMアンテナ導体
36 AM増幅器
37 受信信号
38 帯形状導体
39 窓ガラス
40 デコーダ回路
41 コード発生器
42 直流遮断
43 帯形状電極
44 電流供給ライン
45 インバータ
46 整流器
47 交流供給電圧
48 直流供給電圧
49 フィルタ
50 有効なインピーダンス
51 高周波ライン
52 印刷導体
53 垂直導体
54 ダイバーシチ切り換えスイッチ

Claims (30)

  1. 対向端縁を有する窓ガラスと車両接地接続地点とを備えた自動車のラジオ受信機(30)に接続させたダイバーシチアンテナ装置用のダイバーシチアンテナにおいて、
    複数の導体を窓ガラスに付着させて高周波導電面(1)を形成させ、
    λ/10の最小の長さを有する少なくとも1つの端縁導体(12)を導電面(1)の端縁に沿って配置させると共に車両接地接続地点(2)から絶縁させ、
    少なくともλ/10の長さを有する少なくとも1つの端縁導体(12)には低い抵抗の結合導体(12a)を連結し、低い抵抗の結合導体(12a)には低い抵抗の結合導体(12a)上に配設したアンテナ接続地点(5)と、アンテナ接続地点(5)から少なくともλ/10の距離で低い抵抗の結合導体(12a)に配設したインピーダンス接続地点(8)とを備え、
    アンテナ接続地点(5)と車両接地接続地点(2)とに接続ネットワーク(4)を接続し、
    インピーダンス接続地点(8)と車両接地接続地点(11)とに少なくとも1つの電子制御可能なインピーダンスネットワーク(6)を接続させ、
    電子制御可能なインピーダンスネットワーク(6)によりアンテナのインピーダンスを可変調整させることにより、ダイバーシチにより異なるアンテナ信号(21)を接続ネットワーク(4)の出力に形成させることを特徴とするダイバーシチアンテナ。
  2. 導電面(1)を互いに接続された低い抵抗の結合導体(12a)によって完全に包囲し、少なくとも1つのインピーダンスネットワークを4つのインピーダンスネットワーク(6)から構成し、インピーダンス接続地点(8)を窓ガラスのコーナー部(7)の各々の近傍内の結合導体(12a)上にそれぞれ直接形成し、電子制御可能なインピーダンスネットワーク(6)の1つの接続部をインピーダンス接続地点(8)の各々に接続させ、電子制御可能なインピーダンスネットワーク(6)の各々の他の接続部を隣接する車両接地接続地点(11)に接続させたことを特徴とする請求項1に記載のダイバーシチアンテナ。
  3. 導電面(1)の最長の端縁導体(12)の寸法を受信周波数の波長の1/4ないし1/2にしたことを特徴とする請求項1記載のダイバーシチアンテナ。
  4. 導電面(1)の最短の端縁導体(12)の寸法を受信周波数の波長の1/10ないし1/4にしたことを特徴とする請求項3に記載のダイバーシチアンテナ。
  5. 導電面(1)を窓ガラスの表面上に塗布した高い導電性の透明導電層(13)から構成するか、または窓ガラスのガラスパネル中に埋設させた高い導電性の導電層(13)から構成し、低い抵抗の結合導体(12a)を高い導電性の導電層(13)により形成したことを特徴とする請求項1に記載のダイバーシチアンテナ。
  6. 導電層(13)には必要な透過性のために3〜10オームの表面抵抗を有する制限された導電性を備えると共に、更に導電面(1)に対して高周波低抵抗接点を有しかつ低い抵抗の結合導体(12a)を形成するために導電面(1)の端縁に沿って配置させた帯形状電極(43)を備えたことを特徴とする請求項5に記載のダイバーシチアンテナ。
  7. 導電面(1)を窓ガラスに配設した少なくとも1つの加熱場(20)から構成し、更に導電面(1)には少なくとも1つの加熱場(20)に加熱電流を供給するために窓ガラスの左右側部上に配置させた少なくとも2つの母線(14)と該母線(14)間に配置させた加熱すべき導体構成部材(15)とを備え、低い抵抗の結合導体(12a)を母線(14)によって形成したことを特徴とする請求項1に記載のダイバーシチアンテナ。
  8. 加熱すべき導体構成部材(15)を窓ガラス中に埋設したワイヤーから構成し、誘導的に高い抵抗の端部導体(12b)を導電面(1)の端縁に配置させた導体構成部材(15)から構成したことを特徴とする請求項7に記載のダイバーシチアンテナ。
  9. 導電面(1)の左右側部に配置された2つの母線(14)間に高周波の低い抵抗の結合導体(12a)を備えるために、直列の容量直流遮断(42)を有する少なくとも1つの低い抵抗の結合導体(12a)を備えたことを特徴とする請求項7に記載のダイバーシチアンテナ。
  10. 直流加熱電流(17)の流れ方向に垂直に配置させた少なくとも1つのワイヤー形状導体(16)を備え、該ワイヤー形状導体(16)を直流加熱電流(17)の流れ方向に垂直に配置したワイヤー形状導体(16)から高周波の低い抵抗の結合導体(12a)を形成するために、ワイヤー形状導体(16)を加熱すべき導体構成部材(15)の少なくとも2つに結合させたことを特徴とする請求項7に記載のダイバーシチアンテナ。
  11. HF電流を遮断するために母線(14)上の加熱電流供給ライン内に挿入させた供給ネットワーク(18)を備えたことを特徴とする請求項7に記載のダイバーシチアンテナ。
  12. 第1母線(14a)に電流を供給するために第1母線(14a)の第1加熱電流供給ライン内に配置させたHF電流を遮断する供給ネットワーク(18)と、第2母線(14b)に接続させると共に車両接地接続地点(3)に接続させた第2加熱電流供給ラインとを備え、電子制御可能なインピーダンスネットワーク(6)をコーナー部(7)の少なくとも1つの近傍の第1母線(14a)上に接続し、接続ネットワーク(4)を接続するため下端の2つの長い端縁導体(12)の一方の端部導体(12)の中心にアンテナ接続点(5)を配置させたことを特徴とする請求項7に記載のダイバーシチアンテナ。
  13. 直流加熱電流(17)の流れ方向を水平に備えるために少なくとも1つの加熱場(20)を第1加熱場と第2加熱場とから構成し、第1加熱場と第2加熱場とを互いに上下に配置させると共に電流的に互いに分離させ、加熱場(20)の隣接する母線(14)を互いに上下に配置させ、高周波において有効でかつできるだけ大きな導電面(1)を形成するため、高周波導電2極回路(19)により隣接する上下の母線(14)を互いに接続させたことを特徴とする請求項7に記載のダイバーシチアンテナ。
  14. 直流加熱電流(17)の流れ方向を水平に備えるように少なくとも1つの加熱場(20)を第1加熱場と第2加熱場とから構成し、第1加熱場と第2加熱場とを互いに上下に配置させると共に電流的に互いに分離させ、加熱場(20)の隣接する母線(14)を互いに上下に配置させ、高周波において有効でかつできるだけ大きな導電面(1)を形成するために隣接する上下の母線(14)を電子制御可能なインピーダンスネットワーク(6)により接続させたことを特徴とする請求項7に記載のダイバーシチアンテナ。
  15. 電子制御可能なインピーダンスネットワーク(6)には第1HF接続(9)と第2HF接続(10)との間の有効なインピーダンス値を調整するための少なくとも1つの制御ゲート(22)を備え、該制御ゲート(22)に異なる制御信号(23)を付与することによりダイバーシチにより異なるアンテナ信号(21)を接続ネットワーク(4)の出力に形成させることを特徴とする請求項7に記載のダイバーシチアンテナ。
  16. 電子制御可能なインピーダンスネットワーク(6)には母線の1つに連結させた一方の入力と車両に接地させた他方の入力とを有する少なくとも1つの制御ゲート(22)と、該制御ゲート(22)の母線側の入力に連結されかつ別個の切り換え状態を有する少なくとも1つのデジタル調整可能な電子スイッチング素子(24)と、該電子スイッチング素子(24)に連結されかつ調整可能な別個のインピーダンス値を有する少なくとも1つのリアクタンス(25)とを備え、デジタル制御信号(23)をインピーダンスネットワーク(6)の制御ゲート(22)に付与することにより別個のインピーダンス値を調整することを特徴とする請求項7に記載のダイバーシチアンテナ。
  17. 接続ネットワーク(4)の出力におけるアンテナ信号(21)またはアンテナ信号から引き出される受信信号(37)内の受信障害を検出しかつ表示するためかつその出力に表示信号(32)を発生させるために接続ネットワーク(4)の出力に接続させたダイバーシチプロセッサ(31)と、表示信号(32)を受信しかつその出力に制御ライン(34)を介して制御可能なインピーダンスネットワーク(6)に伝送する制御信号(23)を発生させるためダイバーシチプロセッサ(31)の出力に接続させたスイッチング装置(29)とを設け、アンテナ信号(21)中に受信障害が発生した場合に、ダイバーシチにより異なるアンテナ信号(21)が電子制御可能なインピーダンスネットワーク(6)の少なくとも1つのインピーダンス値によって接続ネットワーク(4)の入力に形成され、そしてダイバーシチプロセッサ(31)が受信障害を表示しなくなるまでアンテナ信号(21)の切り換えが継続されることを特徴とする請求項1に記載のダイバーシチアンテナ。
  18. 接続ネットワーク(4)には電子制御可能なインピーダンスネットワーク(6)の異なる切り換え状態に基づいてアンテナ接続地点(5)に存在するインピーダンスを受信機(30)に通じているアンテナライン(27)に接続させるために損失のないデジタル制御可能なアダプターネットワーク(26)と、接続ネットワーク(4)内に配置させかつアダプターネットワーク(26)に接続させたアンテナ増幅器(28)とを備え、デジタル制御可能なアダプターネットワーク(26)を制御するための切り換え信号(33)をスイッチング装置(29)に発生させかつアダプターネットワーク(26)に伝送させることを特徴とする請求項17に記載のダイバーシチアンテナ。
  19. 接続ネットワーク(4)を接続させるためのアンテナ接続地点(5)を2つの母線(14)の一方の上端に形成し、第1の電子制御可能なインピーダンスネットワーク(6)を接続させるための第1のインピーダンス接続地点(8)を該母線の下端に形成し、第2のインピーダンス接続点(8)を第2の電子制御可能なインピーダンスネットワーク(6)を接続させるために他の母線の上端に形成し、3つの別個のインピーダンス値をデジタル調整できるように第1の電子制御可能なインピーダンスネットワーク(6)を構成し、2つの別個のインピーダンス値をデジタル調整できるように第2の電子制御可能なインピーダンスネットワーク(6)を構成したことを特徴とする請求項7に記載のダイバーシチアンテナ。
  20. インピーダンスネットワーク(6)をデジタル制御することによって、ダイバーシチによって異なる4つのアンテナ信号(21)を形成し、インピーダンス値の調整した組み合わせを第1および第2のインピーダンスネットワーク(6)について下記の通り表示した
    組み合わせ番号 第1ネットワーク 第2ネットワーク
    1 約50オーム誘導 高抵抗
    2 高抵抗 高抵抗
    3 高抵抗 低抵抗
    4 低抵抗 低抵抗
    ことを特徴とする請求項19に記載のダイバーシチアンテナ。
  21. 導電面(1)にはAMラジオ信号を受信するためのAMアンテナ導体(35)を備え、接続ネットワーク(4)には短絡によりAMアンテナ導体(35)に接続させたAM増幅器(36)を設け、導電面(1)にはAMアンテナ導体(35)の下側に隣接させて配置しかつインピーダンスネットワーク(6)に接続させたFMアンテナ導体を設けたことを特徴とする請求項17に記載のダイバーシチアンテナ。
  22. 導電面(1)上の2つの長い端部導体(12)の少なくとも一方の下端の端部導体(12a)の中心に配設した別のインピーダンス接続地点(8)を備え、そのインピーダンス接続地点(8)に隣接して車両接地接続地点(11)を配置し、インピーダンス接続地点(8)と車両接地接続地点(11)とを電子制御可能なインピーダンスネットワーク(6)に接続させたことを特徴とする請求項1に記載のダイバーシチアンテナ。
  23. 窓ガラスの端縁に沿って車両接地接続地点(11)および車両接地接続地点(2)を備えるために窓ガラス上に配設した帯形状導体(38)を設け、帯形状導体(38)と車体の窓の端縁とが結合して車両の接地に容量接続を備えるように十分に大きいキャパシタンスを形成することを特徴とする請求項1に記載のダイバーシチアンテナ。
  24. 帯形状導体には制御信号(23)を電子制御可能なインピーダンスネットワーク(6)に伝送する制御ライン(34)を含有させ、制御ライン(34)を窓ガラス上に印刷した複数の導体として形成したことを特徴とする請求項23に記載のダイバーシチアンテナ。
  25. 電子制御可能なインピーダンスネットワーク(6)に備えた電子スイッチング素子(24)を二元切り換え状態を有する切り換えダイオードから構成し、接続ネットワーク(4)中に含有させたスイッチング装置(29)が切り換えダイオードを直接開閉するために制御信号(23)を発生させることを特徴とする請求項24に記載のダイバーシチアンテナ。
  26. 搬送波を支持するデジタルアドレス信号の形態における制御信号(23)を発生するためのコード発生器(41)を接続ネットワーク(4)に設け、アドレス信号には全ての電子制御可能なインピーダンスネツトワーク(6)を調整するための情報を含有させ、該情報を結合させて導電面(1)を介して制御信号に供給し、電子スイッチング素子(24)を調整するために必要な信号を発生させるためのデコーダ回路(40)を制御可能なインピーダンスネットワーク(6)に設けたことを特徴とする請求項24に記載のダイバーシチアンテナ。
  27. 窓ガラス(39)上に印刷させた電流供給ライン(44)を備え、電子制御可能なインピーダンスネットワーク(6)に設けた電子スイッチング素子(24)の遮断および導通状態に必要な電流供給を電流供給ライン(44)を介して電子制御可能なインピーダンスネットワーク(6)に通すことを特徴とする請求項25に記載のダイバーシチアンテナ。
  28. 泳動作用を回避するために電流供給ライン(44)に沿って交流供給電圧(47)を発生させるために接続ネットワーク(4)に配設させたインバータ(45)を備え、該交流供給電圧(47)には泳動作用の発生に関して無視できる平均時間値を備え、電子スイッチング素子(24)の導通状態を遮断する直流供給電圧(48)を発生させるために制御可能なインピーダンスネットワーク(6)内に整流器(46)を設けたことを特徴とする請求項27に記載のダイバーシチアンテナ。
  29. 窓ガラス(39)の端縁に沿って配設した高周波ライン(51)を備え、有効なインピーダンス(50)を有するインピーダンス接続地点(8)と車両接地接続地点(11)との間にインピーダンスZを配線するために高周波ライン(51)を電子制御可能なインピーダンスネットワーク(6)に接続させたことを特徴とする請求項1に記載のダイバーシチアンテナ。
  30. 高周波ライン(51)を窓ガラスに印刷させた導体(52)から構成し、該導体(52)を車両接地接続地点(3)と平行に配置し、母線(14)と低い抵抗の結合導体(12a)との間の直流遮断(42)をインピーダンスZを形成する構成部材により制御可能なインピーダンスネットワーク(6)内に配置させたことを特徴とする請求項29に記載のダイバーシチアンテナ。
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