JP3797101B2 - 連続用紙印刷装置および用紙積載装置 - Google Patents

連続用紙印刷装置および用紙積載装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は印刷を施された連続用紙を積載する機能を持つ連続用紙印刷装置および用紙積載装置に関し、特に、高速搬送を行う場合に用いて好適な装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常の連続用紙には、ページ単位にミシン目が形成されてお り、山目、谷目の折跡が付いている。印刷部より搬送されてきた用紙は、用紙 折り畳み機構によりミシン目に沿って順次折り畳まれて用紙テーブルに積載さ れる。
【0003】
この時、折り畳み機構に対して用紙のミシン目での折り畳み精度を保ち正確に用紙をテーブルに積載していくために、積載される用紙の最上部の位置と折り畳み機構との位置関係を常に一定に保つ必要がある。
【0004】
そこで従来は、図21に示すように積載された用紙の最上部の位置を検出する検出手段を設けて、常に積載された用紙の最上部が規定の範囲内にあるように制御している。図21において、印刷が開始されたら用紙テーブル下降周期インターバル時間をタイマT4にセットし、最上部検出手段に用紙が有るか無しかをチェックする。ここで、用紙有りと検出すると、用紙テーブルを停止し、用紙が無い場合は、用紙テーブルを上昇する。そして、タイマT4がカウントアップしたかをチェックして、カウントアップした場合は、用紙テーブルをタイマT5の時間分だけ下降する。タイマT4のカウントアップが完了していない場合は、再び最上部検出手段にて用紙をチェックする手順に戻る。
【0005】
しかし、用紙折り畳み機構を揺動して、用紙をミシン目に沿って折り畳むために左右に振り分ける時に、その振り角度によって、積載される直前の用紙が用紙の最上部検出手段を遮ってしまい、最上部検出手段が用紙有りと誤検出してしまう場合がある。用紙の最上部を検出するための最上部検出手段は対向する発光側と受光側から構成されており、光の遮断状況で用紙の有無を検出している。そのため、用紙折り畳み機構の角度によって、折り畳まれる直前の用紙が最上部検出手段の光を遮断してしまい、用紙有りと判断してしまう。その結果、用紙テーブルは停止する。このように、実際の積載用紙の最上部の検出ではなく、折り畳まれる直前の用紙が光りを遮ったことによる検出手段の不安定な状態と、検出が正常にできる状態とは、揺動する用紙の折り畳み機構の位置によるものであり、用紙折り畳み機構が揺動中は、交互に存在する。
【0006】
用紙の最上部検出手段の出力が不安定な状態では用紙テーブルが実際低くても 、最上部検出手段はあたかも用紙の最上部が所定の高さにあるような出力値となってしまう。そのため、用紙テーブルの上昇中に用紙の最上部検出手段の出力が不安定な状態となると、この間は実際には用紙テーブルが低い場合でも、上昇を停止する。また、さらに用紙折り畳み機構が移動して出力が不安定な状態を越えれば、検出手段は正常に用紙無しを検出するようになるので、再度テーブル上昇が再開される。この用紙テーブルの上昇と停止を何度か繰り返してようやく所定のテーブル高さとなる。
【0007】
用紙テーブルが上昇と停止を繰り返す動作は、テーブルの昇降モータに負担をかける。さらに、用紙テーブルを停止した時の挙動は、用紙の最上部を一定の範囲内に保つように精度よく用紙テーブルの昇降制御を行うことに悪影響を及ぼす。
【0008】
従来はこのような用紙テーブルの昇降制御を行ったとしても、用紙の搬送速度に対する用紙の積載速度に対応して、テーブルの昇降モータの性能が追従していたので、実用に耐える用紙テーブルの高さ制御を行うことができた。
【0009】
また、別の従来例としては、用紙の最上面の検出手段を複数備えて、すべての検出手段が最上部を検出したことによりテーブルの上昇を停止するように制御する方法もある。これにより、積載用紙の上面にばらつきがある場合を考慮した制御が可能となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
従来の用紙テーブル昇降動作のように用紙テーブルを規定位置まで上昇させる時に、必要以上に停止と上昇を繰り返すことは用紙テーブルの昇降モータに負担がかかることはもちろん、モータ駆動時に余計な電力が必要であったり、モータの寿命が短くなったり、といったことからも好ましくない。
【0011】
また、近年の印刷処理速度の高速化需要に対応して、用紙の搬送速度は急激に高速化する傾向にある。現状は1秒間に11インチの用紙が、A4サイズに換算して5,6枚程度排出されて積載されている。今後は、排出される用紙の量もさらに増えて、それに伴い用紙折り畳み機構の揺動速度も速くなる。そのため、用紙の最上部検出手段の出力が正常な状態と不安定な状態が交互にあるために、用紙テーブルの停止と上昇を高速に繰り返していると用紙テーブルの昇降モータにかかる負担も増大する。さらに、モータに負担がかかると上昇や停止といった指示通りの動作ができなくなってしまう。上昇と停止を繰り返したために、用紙が規定の積載量に達しない場合もある。
【0012】
解決策としてテーブル駆動用のモータを高速動作にも耐えられるように性能を上げて、昇降速度を増加させるという方法が考えられる。しかし、これはテーブル駆動手段の大幅なコストアップとなってしまう。また、安易にテーブル速度を上昇させると用紙テーブルを停止した時のモータのオーバーランが大きくなって、用紙テーブルの高さの精度が落ちてしまう。
【0013】
さらに、用紙にカードのような厚みをもった媒体が貼り付けてあるようなものに印刷したり、用紙の半分に密度の高い画像が集中する場合など、印刷の形態も多種多様である。そのため、用紙の種類や印字の偏りによりテーブルに積載される用紙の最上面が左右で斜めに偏ってしまう場合がある。
【0014】
このような状態で高速に用紙の積載を続けていると、最上部検出手段が1つの場合、図19に示すように最上部検出手段4aが用紙有りを検出して、用紙テーブル5を停止した時には、斜めに傾いた用紙の最上面の高い部分は、すでに規定の位置より高くなってしまい、積載不良や用紙を損傷させてしまうといった不具合が発生してしまう。
【0015】
従来の、最上部検出手段を複数備えて、すべての検出手段が最上面を検出したことによりテーブルの上昇を停止するような制御方法では、積載される用紙の表面のバラツキは考慮できるものの、偏って積載された用紙の検出には全く効果がない。
【0016】
本発明の目的は、モータに負担をかけずに、精度の良い用紙の積載を可能とし、従来の昇降モータ機構部を使用することで、大幅なコストアップを招くことなく、簡単な構成で、高速な装置に対応した連続用紙印刷装置及び用紙積載装置を提供することである。
【0017】
本発明の別の目的は検出手段の不安定な出力値を使用しないので、用紙の折り畳み機構の位置がどこにあるかに関係なく、スムーズな用紙テーブルの昇降制御を行うことができる高速な連続用紙印刷装置及び用紙積載装置を提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、連続用紙に対して印刷を施す印刷部と、該印刷部を経て搬送されてきた連続用紙が折り畳まれて積載される用紙テーブルと、該用紙テーブルに積載された用紙の最上部の位置を検出する最上部検出手段と、連続用紙を該用紙テーブルへ導くための誘導手段と、該用紙テーブルと該誘導手段との距離を変更するための移動手段と、該用紙テーブルと該誘導手段との距離を変更するために該最上部検出手段の出力に基づいて該移動手段を制御する制御手段と、を有し、該制御手段は、積載前の用紙により該最上部検出手段の出力が不安定な状態においては、該最上部検出手段の検出結果が用紙を検出しても該移動手段の動作を継続するように制御することを特徴とする。
【0019】
このため、積載前の用紙が検出手段を遮ってしまうことによる検出手段の出力が不安定な状態においても、その不安定な状態の検出値を使用しないので、無駄な動作をしない。そのため、移動手段に負担をかけることなく、誘導手段と用紙テーブルの距離を変化させることができ、高速処理に対応した用紙テーブルへの用紙積載を可能とする。
【0020】
また、連続用紙に対して印刷を施す印刷部と、印刷部を経て搬送されてきた連続用紙を順次折り畳むための用紙折り畳み機構と、折り畳まれた用紙を積載する用紙テーブルと、用紙テーブルを上下に移動するテーブル移動手段と、用紙テーブルに積載された用紙の最上部の位置を検出する最上部検出手段と、最上部検出手段の出力に基づいて用紙テーブルの昇降を制御する制御手段と、を有し、積載前の用紙により最上部検出手段の出力が不安定な状態においては、最上部検出手段の検出結果が用紙を検出しても、用紙テーブルは動作を継続することを特徴とする。
【0021】
このため、積載前の用紙が検出手段を遮ってしまうことによる検出手段の出力が不安定な状態においても、用紙テーブルはそのままの動作を継続する。これにより、用紙テーブル移動手段の駆動モータに負担をかけずに、積載される用紙の最上部の位置と用紙折り畳み機構との距離を一定に保つための制御が可能となり、高速処理に対応した用紙積載制御が可能となる。
【0022】
さらに、本発明は、連続用紙に対して印刷を施す印刷部と、該印刷部を経て搬送されてきた連続用紙を順次折り畳むための用紙折り畳み機構と、折り畳まれた用紙を積載する用紙テーブルと、該用紙テーブルを上下に移動するテーブル移動手段と、該用紙テーブルに積載された用紙の最上部の位置を検出する最上部検出手段と、該検出手段による出力を保持するラッチ信号保持手段と、を有し、該用紙折り畳み機構の位置により該最上部検出手段の出力が不安定な状態においては、該ラッチ信号保持手段の出力が変化しないようにラッチ信号を生成し、該ラッチ信号によって該用紙テーブルの昇降動作を制御することを特徴とする。
【0023】
このため、用紙の折り畳み機構の位置により用紙が検出手段を遮ってしまうことによる最上部検出手段の出力が不安定な状態であっても、その直前の検出値がラッチ信号として保持されているので、ラッチ信号を、最上部検出手段の出力値として見なして用紙の最上部の検出をするようにしたので、連続した用紙テーブルの昇降制御が可能となる。これにより、高速処理に対応した装置を提供できる。
【0024】
また、本発明の別の形態では連続用紙に対して印刷を施す印刷部と、該印刷部を経て搬送されてきた連続用紙を順次折り畳むための用紙折り畳み機構と、折り畳まれた用紙を積載する用紙テーブルと、該用紙テーブルを上下に移動する移動手段と、該用紙テーブルに積載された用紙の最上部の位置を検出するために、該用紙折り畳み機構に対向して異なる位置に設けられた複数の最上部検出手段と、複数の該最上部検出手段の出力を各々保持する複数のラッチ信号保持手段と、を有し、該用紙折り畳み機構の位置による該最上部検出手段の出力が不安定な状態においては、各々の該ラッチ信号保持手段の出力が変化しないようにラッチ信号を生成し、複数の該ラッチ信号のうちの1つ以上が用紙の最上部を検出したことにより、該用紙テーブルの移動を制御することを特徴とする。
【0025】
このため、それぞれの最上部検出手段の不安定な状態が重ならないようにすることで、より確実な状態で用紙の最上部を検出することができ、精度の良い用紙テーブルの昇降制御を提供することができる。
【0026】
さらには、用紙の積載状態に偏りがある場合でも、用紙の折り畳み機構と用紙の最上部の位置が常に規定の範囲になるように制御できる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
【0028】
尚、実施例として用紙最上部検出手段を2つ有する場合について説明する。
【0029】
図1は本発明の実施形態として、連続用紙印刷装置の全体構成を示す斜視図である。図1に示すように、連続用紙印刷装置は、用紙に印刷を施す印刷部1と、印刷部1より排出された連続用紙を順次折り畳み積載する、用紙積載装置2より構成されている。
【0030】
図2は本発明が適用される用紙積載装置が装備された連続用紙印刷装置の内部側面図を例示している。実施例の説明として、用紙折り畳み機構をスイングガイドとした例で説明する。
【0031】
図2において、120はミシン目で折り畳んだ用紙12aを集積して収容した給紙部、13a、13bはトラクタ、130はオートロードテーブル、14は搬送路、6は印字プロセス部、3は用紙折り畳み機構であるスイングガイド、5は印刷された用紙12aをミシン目で折り畳んで集積する用紙テーブル、18aは用紙テーブル5を昇降させる昇降機構、4は用紙の最上部検出手段を示す。
【0032】
印字プロセス部6は、光学ユニット150、像形成体である感光ドラム151、クリーナ152、帯電器153、現像器154、転写器155、除電器156、及び定着器157で構成されている。
【0033】
昇降機構18aは、用紙テーブル5の昇降をガイドするガイド軸180、用紙テーブル5と錘81が取り付けられたタイミングベルト(以下ベルトという)82、ベルト82が掛けられたプーリP1、P2 、及びプーリP1に連結されたモータM1で構成され、モータM1の駆動で用紙テーブル5が昇降する。
【0034】
用紙テーブル5の下限位置をホームポジションとしており、印刷の終了、或いは集積ミスを検出した場合は、ホームポジションまで降下する。
【0035】
オペレータが用紙12aのミシン目をオートロードテーブル130上の指定位置aに合わせてセットし、図示省略したオートロード釦を押下する。このオートロード釦の押下により、図示省略した駆動機構によりオートロードテーブル130がトラクタ3aの方向に移動する。また、用紙両端の送り孔がトラクタ3aのベルトBに設けられたスプロケット131に係合し、トラクタ13a、13b が動作することにより矢印A方向に、一定量の用紙12aが送られる。
【0036】
用紙12aをスイングガイド3を通過させながら誘導して、用紙12aの先端を用紙テーブル5上のミシン目で折り畳み積載できる位置に到達させて停止させて、印刷待機状態となる。
【0037】
スイングガイド3のホームポジションは垂直位置であるので、印刷を開始する時には、スイングガイド3のスタート位置を、セットされた用紙12aのサイズとミシン目の山谷に合わせて決定し、決定された位置にスイングガイド3を揺動して待機する。装置電源投入に既に用紙12aがスイングガイド3を通過している時は、スイングガイド3をミシン目の近い方向へ揺動して、その位置をスタート位置として待機する。
【0038】
やがて定着器157が所定温度に加熱されると印刷可能状態となる。感光ドラム151は既に除電器156によって除電され、クリーナ152により残留トナーがクリーニングされ、改めて帯電器153で帯電されている。
【0039】
印刷指示により、レーザ光源等で構成された光学ユニット150から照射された光が感光ドラム151を走査し、印刷データに応じた静電潜像を形成する。感光ドラム151に形成した静電潜像は現像器154でトナー画像に現像され、移送される用紙12aに転写器155で転写される。用紙12aに転写されたトナー画像は定着器157で定着する。
【0040】
印刷部より搬送されてきた用紙12aは、スイングガイド3が左右に揺動することによりミシン目で折り畳まれて、用紙テーブル5に積載される。
スイングガイド3は、あらかじめ入力された用紙長と山谷の折り目の設定に従って、印刷スタート時の初期位置が設定される。印刷スタート後は用紙の折り目までの長さ、つまりミシン目の山側から谷側までの長さが搬送される時間の2倍の時間で一往復するように制御される。従って、スイングガイド3の印刷中の位置は、印刷スタートからの経過時間によって一義的に制御により決定される。
【0041】
図3は本発明の一実施形態である用紙積載装置の正面図、図4は本発明の一実施形態である用紙積載装置の側面図である。
【0042】
図3、図4において、用紙の最上部検出手段は装置の正面側に発光部4a、4bと、装置の後方に受光部4a1、及び図示省略した4b1が配置されている。
【0043】
この発光部4aと、受光部4a1の間に用紙があると、光が遮断されて、それにより、用紙が有ることを検出できるようになっている。
【0044】
図5は、本発明の構成を示すブロック図である。これにより、メカコントローラMC1は、制御回路と制御プログラムによって、機構部を制御している。
【0045】
メカコントローラMC1は、用紙の最上部検出手段の出力が不安定な時期を示すセンサマスク信号SM1、SM2と、用紙搬送中を示すスタート信号STR1を発生する機能を有する。スタート信号STR1は、用紙搬送中はオン、用紙停止中はオフになる信号である。図5は、最上部検出手段を2つ有する場合についての図であるので、同様の構成であるセンサマスク信号SM1とSM2それぞれのセンサマスク信号発生手段51、52を有する。スタート信号STR1と、センサマスク信号SM1、SM2は、対応するラッチ信号RS1、RS2をそれぞれのラッチ信号発生手段53、54に入力される。そして、このラッチ信号発生手段53、54より発生したラッチ信号RS1及びラッチ信号RS2は再びメカコントローラMC1のテーブル昇降モータM1の制御手段に入力される。ラッチ信号発生手段53、54の詳細については図6で、テーブル昇降モータ制御手段55の詳細について図11で、後述する。尚、ラッチ信号発生手段は、図5において説明したラッチ信号RS1、RS2をそれぞれを発生する。それぞれのラッチ信号発生手段53、54の構成は同様である。
【0046】
図6において、ラッチ信号発生手段53、54の詳細を説明する。また、図7によりその動作を説明する。スタート信号STR1がオン状態で、センサマスク信号SM1がオフの状態の時(図7A、C)は、最上部検出手段の出力値が、ラッチ信号RS1として出力される。スタート信号STR1がオン状態で、センサマスク信号SM1がオンすると、その直前の検出手段の出力値がFFにより安定化されて、ラッチ信号RS1として保持される。尚、FFは、フリップフロップのことである。センサマスク信号SM1がオンしている間は、検出手段の出力値に関係なく、ラッチ信号RS1は変化しない。(図7B)スタート信号STR1がオフ状態でセンサマスク信号SM1がオフの時(図7D)は、印刷中と同様に検出値がそのままラッチ信号RS1として出力される。スタート信号STR1がオフでセンサマスク信号SM1がオンの状態の時(図7F)は、直前の検出値に関係なくラッチ信号RS1は用紙無し状態を示すオフとして出力される。これは、印刷停止中に手動で用紙テーブルの昇降操作が行われる場合があるためで、ラッチ信号RS1がセットされたままだと、実際の用紙テーブルが低くても正常に上昇しなくなってしまうという事態を防ぐためである。
【0047】
図8は本発明のセンサマスク信号発生手段51、52の回路ブロック図、図9は図8におけるタイミングチャートを示す。
【0048】
スタートトリガ信号ST1は実際の印刷スタートを示すスタート信号STR1に対して、タイマT3にセットされる時間、つまり用紙長と山谷の折り目の情報によるスイングガイドの初期位置の差分だけ遅れて発生するパルス信号である。タイマT3にセットされる情報は、あらかじめメカコントローラ部にあ るROMの中にテーブルとして書かれている。このROM中のテーブルデータは図 17にその例を示す。このテーブルには用紙の長さとスイングガイドの位置、 つまり山側か谷側かによって決まる時間が記憶されている。
【0049】
センサマスク信号SM1は、スイングガイドと用紙最上部検出手段の位置関係によってオン、オフが切り替わるように制御部で生成される。しかし、スイングガイドの位置は一義的に決まっているので、スイングガイドの位置を検出して生成する必要はなく、印刷スタートからの時間管理により信号を生成すればよい。
【0050】
つまり、センサマスク信号SM1は、スタートトリガ信号ST1からタイマT1、タイマT2により生成される矩形波により作られる。ここで、タイマT1はスイングガイドの一往復時間(図9H)、タイマT2はスイングガイドの位置による用紙の最上部検出手段を遮る時間(図9G)がセットされている。
【0051】
タイマT1とタイマT2にセットされる時間は、用紙のサイズによってスイ ングガイドの揺動周期が異なることから、用紙サイズが確定した後に機構制御 部より設定される。または、タイマT3と同様にあらかじめROMの中にテーブ ルデータとして記憶されたデータから読み出して設定してもよい。
【0052】
図10にスタートトリガ信号発生部の動きを示す。スタートトリガ信号ST1のパルス幅(図10J)は、図8で示すスタートトリガ信号発生部にあるディレイ部DL1で設定された期間、発生するように決められている。
【0053】
図11にテーブル昇降モータ制御手段55のブロック図、図12に用紙テーブル昇降モータの正転時、図13に用紙テーブル昇降モータの逆転時のタイミングチャートをそれぞれ示す。
【0054】
モータドライバMD1には、正転制御信号と逆転制御信号が入力されて、制御信号がオンになるとテーブル昇降モータM1に正逆の一定電圧が引加される。
【0055】
モータM1はDCモータを用いて定電圧制御で駆動している例で説明する。モータの正逆回転は駆動電流の極性を反転することで得られ、正回転でテーブルが上昇し、逆回転でテーブルが下降するようになっている。図11のタイマT4はテーブルを下降する周期のインターバル時間、タイマT5は用紙テーブルを下降する時間がセットされている。
【0056】
印刷動作中でラッチ信号RS1、RS2のどちらも用紙無しの状態、つまりオフの場合(図12M)は、正転制御信号はセットされて、テーブルは上昇する。ラッチ信号RS1ないしRS2のどちらかまたは両方ともがオン、つまり用紙ありの状態の場合は、スタート信号STR1やタイマT4、T5の状況にかかわらず、モータドライバMD1に入力される正転制御信号はオフとなる。
【0057】
スタート信号STR1が印刷中でオンしている状態で、タイマT4のテーブル下降周期のインターバル時間がカウントアップしたら、タイマT5にリセットがかかり、カウントが開始される(図13P)。タイマT5は用紙テーブルの下降時間がセットされていて、カウント中は逆転制御信号がセットされて、テーブルは下降する。タイマT5のカウントが開始すると、タイマT4は再び次の下降までのインターバル時間のカウントが開始する。そして、タイマT5のカウントがアップすると逆転制御信号はオフされて、用紙テーブルは停止する。(図13Q)
逆転制御信号は、正転制御信号の生成部にも入力されており、逆転制御信号がオンの時はラッチ信号RS1、RS2に関わりなく正転制御信号はオフするようになっている。仮に正逆の制御信号が同時にオンされるような場合が存在しても、逆転制御信号、つまり用紙テーブルの下降が優先される。(図12L)
次に本発明の主に用紙テーブル昇降制御をプログラムによりメカコントローラMC1が実行した場合の動作を図16のフローチャートによって説明する。
【0058】
印刷スタート時における初期設定をステップ群F01に示す。印刷スタート時には、用紙長の情報が決定するので、タイマT1にスイングガイドの一往復時間を、タイマT2にスイングガイドの位置による用紙の最上部検出手段を遮る時間を、タイマT3に印刷スタートからスタートトリガ信号発生までの時間を、タイマT4に用紙テーブル下降のチェック周期であるインターバル時間を、それぞれ設定する。さらに、用紙折り畳み機構であるスイングガイド3を初期位置にセットする。
【0059】
その後は、ステップ群F02に示すように、常に用紙の最上部が規定の位置にあるようにテーブルの高さを制御する。
【0060】
まず、ラッチ信号RS1がセットされているかチェックして、セットされている状態であれば、用紙テーブル5は規定の位置であると判断して昇降動作を停止する。ラッチ信号RS1がセットされていない場合はラッチ信号RS2をチェックして、ラッチ信号RS2がセットされている状態であれば、用紙テーブル5は規定の位置であると判断して昇降動作を停止する。ラッチ信号RS1ないしRS2のどちらもセットされていない場合は、用紙の最上部が検出できない状態であるので、用紙テーブル5は規定の位置より低いと判断して、用紙テーブル5を上昇する。ラッチ信号RS1がセットされておらず、ラッチ信号RS2がセットされている状態であれば、用紙テーブル5は規定の位置にあると判断して用紙テーブル5を停止する。ここで、ラッチ信号のセットとは、最上部検出手段が用紙有りを検出した状態であり、ラッチ信号がセットされていない場合とは、最上部検出手段が用紙を検出していない状態を示す。
【0061】
常にラッチ信号RS1ないしRS2がセットされている状態、つまり、最上部検出手段のいずれかまたは両方が用紙有りを検出していて、積載される用紙の最上部が規定の範囲であるように、用紙テーブル5を制御しているが、用紙はさらに積載を続けていくので、タイマT4で設定したインターバル時間ごとに、用紙テーブル5を一旦下降させる動作が必要である。
【0062】
ステップ群F03に示すように、ラッチ信号RS1ないしRS2の一方でもセットされた状態で、用紙テーブル5が停止中の場合は、インターバル時間のタイマT4のカウントアップをチェックする。
【0063】
タイマT4がカウントアップしたら、用紙テーブル5を規定時間下降する。
【0064】
用紙テーブル5を下降する時間をタイマT5にセットして、タイマT5にセットした時間だけ用紙テーブル5を下降させる。用紙テーブル5をタイマT5にセットされた規定時間だけ下降した後に停止して、次の下降までの周期であるインターバル時間をカウントするためにタイマT4を再びセットする。そして、用紙の最上部が規定の範囲になるように、再び用紙テーブルT5を上昇させる。
【0065】
以上の動作は、印刷スタート時のスイングガイド3の待機位置によって、センサマスク信号の発生期間が決定されるため、スイングガイドを待機位置に設定するのとほぼ同時に必要なタイマ値も設定することで、停止時の状態に関係なく、次の印刷スタート時から制御を開始することができる。従って、印刷スタートと、印刷停止を繰り返したとしても、スイングガイド3の位置により、正確なセンサマスク信号を発生することができる。このセンサマスク信号を利用して、用紙テーブルの昇降制御を行うので、常に積載される用紙の最上部とスイングガイド3の位置関係が一定であるように保つことができる。
【0066】
従来では、用紙テーブル5を下降した後に、最上部検出手段が用紙の最上部を検出して積載されている用紙の最上部が規定の範囲になるように、用紙テーブル5を上昇させる。この時、揺動するスイングガイド3の位置によって図14、図15に示す如く、検出手段4a1が遮られて出力が不安定となる状態が存在する。本発明は、図6のラッチ信号発生手段により発生したラッチ信号をもとに、用紙テーブルを停止する時期を決定することで、不安定な状態の最上部検出手段の出力をチェックする必要がないのである。
【0067】
次に、図18に用紙の最上部が斜めに偏った場合での用紙テーブル停止状態の理想図、図19に用紙テーブルが高すぎ、スイングガイドにより用紙が破損するおそれがある状態を示す。
【0068】
この場合も、スイングガイド3の位置によって、積載前の用紙で検出手段が遮られる時間が交互にあるので、用紙最上部検出手段4aと4bのラッチ信号をチェックしており、どちらか一方のラッチ信号が、用紙の最上部を検出したとセットされた時点で用紙テーブルの上昇を停止する。
【0069】
図20は本発明の一実施形態の、検出手段を複数有する場合の動作を示すタイムチャートである。
【0070】
揺動するスイングガイド3に対向して設けられた検出手段1及び2は、積載前の用紙がスイングガイド3と一緒に揺動することで交互に光りが遮られるので、用紙最上部の有無を交互に検出して出力する。
【0071】
これに相反する形で検出手段各々のセンサマスク信号が出力されるようになっている。したがって、図6に示す如く各々のラッチ信号RS1はセンサマスク期間外の出力値でセットされる。さらに、本発明では、各々のラッチ信号の1つ以上、つまりラッチ信号RS1とラッチ信号RS2の論理和ORによる信号で最終的な用紙テーブルの停止時期を判断する。これによって積載されている用紙の上面が斜めに偏った場合でも、その最上部の位置が規定の高さになった時点でテーブル上昇を止めることができる。
【0072】
また、用紙積載をより確実にするためには、本発明にあるように、同様の構成のセンサを複数個用いれば、センサを1つ用いた場合よりも確実に制御できる。
【0073】
つまり、複数個の検出手段の出力が不安定な状態はオーバーラップしないような位置に検出手段を配置することにより、スイングガイドがどの位置にあっても確実な用紙テーブル高さ制御を行うことができ、常に用紙の最上部を規定の範囲に保つことができる。
【0074】
なお、実施例では、誘導する誘導手段を、用紙折り畳み機構も兼ねたスイングガイドとしている。しかし、誘導手段としてガイドを設けてもよい。この場合は、用紙テーブルを左右に揺動することにより、用紙を折り畳むようにしてもよい。
【0075】
また、用紙テーブルが昇降する手段を有する構成において説明した。しかし、用紙テーブルを固定として、誘導手段が上下に移動する構成でも、同様の効果が得られる。
【0076】
以上、本発明を特にその好ましい実施の形態を参照して詳細に説明した。本発明の容易な理解のために、本発明の具体的な形態を以下に付記する。
【0077】
(付記1)連続用紙に対して印刷を施す印刷部と、
該印刷部を経て搬送されてきた連続用紙が折り畳まれて積載される用紙テーブルと、
該用紙テーブルに積載された用紙の最上部の位置を検出する最上部検出手段と、
連続用紙を該用紙テーブルへ導くための誘導手段と、
該用紙テーブルと該誘導手段との距離を変更するための移動手段と、
該用紙テーブルと該誘導手段との距離を変更するために該最上部検出手段の出力に基づいて該移動手段を制御する制御手段と、
を有し、
該制御手段は、積載前の用紙により該最上部検出手段の出力が不安定な状態においては、該最上部検出手段の検出結果が用紙を検出しても該移動手段の動作を継続するように制御することを特徴とする連続用紙印刷装置。(請求項1)
(付記2)連続用紙が折り畳まれて積載される用紙テーブルと、
該用紙テーブルに積載された用紙の最上部の位置を検出する最上部検出手段と、
連続用紙を該用紙テーブルへ導くための誘導手段と、
該用紙テーブルと該誘導手段との距離を変更するための移動手段と、
該用紙テーブルと該誘導手段との距離を変更するために該最上部検出手段の出力に基づいて該移動手段を制御する制御手段と、
を有し、
該制御手段は、積載前の用紙により該最上部検出手段の出力が不安定な状態においては、該最上部検出手段の検出結果が用紙を検出しても該移動手段の動作を継続するように制御することを特徴とする用紙積載装置。(請求項2)
(付記3)連続用紙に対して印刷を施す印刷部と、
該印刷部を経て搬送されてきた連続用紙を順次折り畳むための用紙折り畳み機構と、
折り畳まれた用紙を積載する用紙テーブルと、
該用紙テーブルを上下に移動するテーブル移動手段と、
該用紙テーブルに積載された用紙の最上部の位置を検出する最上部検出手段と、
該最上部検出手段の出力に基づいて該用紙テーブルの昇降を制御する制御手段と、
を有し、
積載前の用紙により該最上部検出手段の出力が不安定な状態においては、該最上部検出手段の検出結果が用紙を検出しても、該用紙テーブルは動作を継続することを特徴とする連続用紙印刷装置。(請求項3)
(付記4)連続用紙を順次折り畳むための用紙折り畳み機構と、
折り畳まれた用紙を積載する用紙テーブルと、
該用紙テーブルを上下に移動するテーブル移動手段と、
該用紙テーブルに積載された用紙の最上部の位置を検出する最上部検出手段と、
該最上部検出手段の出力に基づいて該用紙テーブルの昇降を制御する制御手段と、
を有し、
積載前の用紙により該最上部検出手段の出力が不安定な状態においては、該最上部検出手段の検出結果が用紙を検出しても、該用紙テーブルは動作を継続することを特徴とする用紙積載装置。
【0078】
(付記5)連続用紙に対して印刷を施す印刷部と、
該印刷部を経て搬送されてきた連続用紙を順次折り畳むための用紙折り畳み機構と、
折り畳まれた用紙を積載する用紙テーブルと、
該用紙テーブルを上下に移動するテーブル移動手段と、
該用紙テーブルに積載された用紙の最上部の位置を検出する最上部検出手段と、
該検出手段による出力を保持するラッチ信号保持手段と、
を有し、
該用紙折り畳み機構の位置により該最上部検出手段の出力が不安定な状態においては、該ラッチ信号保持手段の出力が変化しないようにラッチ信号を生成し、
該ラッチ信号によって該用紙テーブルの昇降動作を制御することを特徴とする連続用紙印刷装置。(請求項4)
(付記6)連続用紙に対して印刷を施す印刷部と、
該印刷部を経て搬送されてきた連続用紙を順次折り畳むための用紙折り畳み機構と、
折り畳まれた用紙を積載する用紙テーブルと、
該用紙テーブルを上下に移動する移動手段と、
該用紙テーブルに積載された用紙の最上部の位置を検出するために、該用紙折り畳み機構に対向して異なる位置に設けられた複数の最上部検出手段と、
複数の該最上部検出手段の出力を各々保持する複数のラッチ信号保持手段と 、
を有し、
該用紙折り畳み機構の位置による該最上部検出手段の出力が不安定な状態においては、各々の該ラッチ信号保持手段の出力が変化しないようにラッチ信号を生成し、
複数の該ラッチ信号のうちの1つ以上が用紙の最上部を検出したことにより、該用紙テーブルの移動を制御することを特徴とする連続用紙印刷装置。(請求項5)
(付記7)連続用紙を順次折り畳むための用紙折り畳み機構と、
折り畳まれた用紙を積載する用紙テーブルと、
該用紙テーブルを上下に移動するテーブル移動手段と、
該用紙テーブルに積載された用紙の最上部の位置を検出する最上部検出手段と、
該検出手段による出力を保持するラッチ信号保持手段と、
を有し、
該用紙折り畳み機構の位置により該最上部検出手段の出力が不安定な状態においては、該ラッチ信号保持手段の出力が変化しないようにラッチ信号を生成し、
該ラッチ信号によって該用紙テーブルの昇降動作を制御することを特徴とする用紙積載装置。
【0079】
(付記8)連続用紙を順次折り畳むための用紙折り畳み機構と、
折り畳まれた用紙を積載する用紙テーブルと、
該用紙テーブルを上下に移動する移動手段と、
該用紙テーブルに積載された用紙の最上部の位置を検出するために、該用紙折り畳み機構に対向して異なる位置に設けられた複数の最上部検出手段と、
複数の該最上部検出手段の出力を各々保持する複数のラッチ信号保持手段と 、
を有し、
該用紙折り畳み機構の位置による該最上部検出手段の出力が不安定な状態においては、各々の該ラッチ信号保持手段の出力が変化しないようにラッチ信号を生成し、
複数の該ラッチ信号のうちの1つ以上が用紙の最上部を検出したことにより、該用紙テーブルの移動を制御することを特徴とする用紙積載装置。
【0080】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の連続用紙印刷装置および用紙積載装置によれば、検出手段の出力が不安定な状態には検出手段が用紙有りを検出しても用紙テーブルを停止しないので、用紙テーブル昇降モータに余計な負荷をかけることなく、正確に積載された用紙最上部が規定の範囲にある状態で正確に用紙テーブルを停止することができる。
【0081】
また、本発明の連続用紙印刷装置および用紙積載装置によれば、検出手段の出力が不安定な状態も、その直前の出力値が保持されており、それを用紙の検出値と見なして用紙テーブルの高さ制御を行うことが可能なので、高速処理の装置であっても精度の良い制御が可能となる。
【0082】
さらに、本発明の連続用紙印刷装置および用紙積載装置によれば、用紙の最上部検出手段を用紙折り畳み機構に対向した異なる位置に複数個設けて、各々のラッチ信号の少なくとも1つが用紙の最上部を検出したことにより用紙テーブルの上昇を停止するように制御することで、用紙の種類や印字の偏りにより積載された用紙の最上面が斜めに偏った場合でも、その最も高い部分が規定の位置になったことにより用紙テーブルを停止することができる。
【0083】
つまり、高速処理に対応した精度の良い連続用紙印刷装置及び用紙積載装置を提供できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】連続用紙印刷装置の全体構成を示す斜視図
【図2】連続用紙印刷装置の内部側面図
【図3】本発明の一実施形態の用紙積載装置正面図
【図4】本発明の一実施形態の用紙積載装置側面図
【図5】本発明の構成を示すブロック図
【図6】ラッチ信号発生手段ブロック図
【図7】印刷ストップ時のラッチ信号の動き
【図8】マスク信号発生手段及び周辺ブロック図
【図9】センサマスク信号発生部の動き
【図10】スタートトリガ信号発生部の動き
【図11】用紙テーブル昇降モータ制御手段ブロック図
【図12】用紙テーブル昇降モータ正転信号の動き
【図13】用紙テーブル昇降モータ逆転信号の動き
【図14】従来の用紙テーブル
【図15】従来の用紙テーブルと検出信号の関係説明図
【図16】用紙テーブル昇降制御フローチャート
【図17】ROMテーブル
【図18】用紙上面の偏り説明図(理想状態)
【図19】用紙上面の偏り説明図(用紙テーブル高すぎ状態)
【図20】ラッチ信号判定タイミングチャート
【図21】従来の用紙テーブル高さ制御フローチャート
【符号の説明】
1 印刷部
2 用紙積載装置
3 用紙折り畳み手段
4 用紙検出手段
4a 検出センサ発光部
4a1 検出センサ受光部
5 用紙テーブル
6 印字プロセス部
MC1 メカコントローラ
M1 用紙テーブル昇降モータ
MD1 モータドライバー
タイマT1 用紙折り畳み機構一往復時間
タイマT2 検出手段が遮られる時間
タイマT3 用紙折り畳み機構の初期位置決定差分
タイマT4 テーブル下降インターバル時間
タイマT5 テーブル下降時間
RS1 ラッチ信号1
RS2 ラッチ信号2
SM1 センサマスク信号1
SM2 センサマスク信号2
STR1 スタート信号
ST1 スタートトリガ信号
DL1 ディレイ

Claims (5)

  1. 連続用紙に対して印刷を施す印刷部と、
    該印刷部を経て搬送されてきた連続用紙が折り畳まれて積載される用紙テーブルと、
    該用紙テーブルに積載された用紙の最上部の位置を検出する最上部検出手段と、
    連続用紙を該用紙テーブルへ導くための誘導手段と、
    該用紙テーブルと該誘導手段との距離を変更するための移動手段と、
    該用紙テーブルと該誘導手段との距離を変更するために該最上部検出手段の
    出力に基づいて該移動手段を制御する制御手段と、
    を有し、
    該制御手段は、積載前の用紙により該最上部検出手段の出力が不安定な状態においては、該最上部検出手段の検出結果が用紙を検出しても該移動手段の動作を継続するように制御することを特徴とする連続用紙印刷装置。
  2. 連続用紙が折り畳まれて積載される用紙テーブルと、
    該用紙テーブルに積載された用紙の最上部の位置を検出する最上部検出手段と、
    連続用紙を該用紙テーブルへ導くための誘導手段と、
    該用紙テーブルと該誘導手段との距離を変更するための移動手段と、
    該用紙テーブルと該誘導手段との距離を変更するために該最上部検出手段の
    出力に基づいて該移動手段を制御する制御手段と、
    を有し、
    該制御手段は、積載前の用紙により該最上部検出手段の出力が不安定な状態においては、該最上部検出手段の検出結果が用紙を検出しても該移動手段の動作を継続するように制御することを特徴とする用紙積載装置。
  3. 連続用紙に対して印刷を施す印刷部と、
    該印刷部を経て搬送されてきた連続用紙を順次折り畳むための用紙折り畳み機構と、
    折り畳まれた用紙を積載する用紙テーブルと、
    該用紙テーブルを上下に移動するテーブル移動手段と、
    該用紙テーブルに積載された用紙の最上部の位置を検出する最上部検出手段と、
    該最上部検出手段の出力に基づいて該用紙テーブルの昇降を制御する制御手段と、
    を有し、
    積載前の用紙により該最上部検出手段の出力が不安定な状態においては、該最上部検出手段の検出結果が用紙を検出しても、該用紙テーブルは動作を継続することを特徴とする連続用紙印刷装置。
  4. 連続用紙に対して印刷を施す印刷部と、
    該印刷部を経て搬送されてきた連続用紙を順次折り畳むための用紙折り畳み機構と、
    折り畳まれた用紙を積載する用紙テーブルと、
    該用紙テーブルを上下に移動するテーブル移動手段と、
    該用紙テーブルに積載された用紙の最上部の位置を検出する最上部検出手段と、
    該検出手段による出力を保持するラッチ信号保持手段と、
    を有し、
    該用紙折り畳み機構の位置により該最上部検出手段の出力が不安定な状態においては、該ラッチ信号保持手段の出力が変化しないようにラッチ信号を生成し、
    該ラッチ信号によって該用紙テーブルの昇降動作を制御することを特徴とする連続用紙印刷装置。
  5. 連続用紙に対して印刷を施す印刷部と、
    該印刷部を経て搬送されてきた連続用紙を順次折り畳むための用紙折り畳み機構と、
    折り畳まれた用紙を積載する用紙テーブルと、
    該用紙テーブルを上下に移動する移動手段と、
    該用紙テーブルに積載された用紙の最上部の位置を検出するために、該用紙折り畳み機構に対向して異なる位置に設けられた複数の最上部検出手段と、
    複数の該最上部検出手段の出力を各々保持する複数のラッチ信号保持手段と 、
    を有し、
    該用紙折り畳み機構の位置による該最上部検出手段の出力が不安定な状態においては、各々の該ラッチ信号保持手段の出力が変化しないようにラッチ信号を生成し、
    複数の該ラッチ信号のうちの1つ以上が用紙の最上部を検出したことにより、該用紙テーブルの移動を制御することを特徴とする連続用紙印刷装置。
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