JP2002114439A - 連続紙積載装置 - Google Patents

連続紙積載装置

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JP2002114439A
JP2002114439A JP2000310966A JP2000310966A JP2002114439A JP 2002114439 A JP2002114439 A JP 2002114439A JP 2000310966 A JP2000310966 A JP 2000310966A JP 2000310966 A JP2000310966 A JP 2000310966A JP 2002114439 A JP2002114439 A JP 2002114439A
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JP2000310966A
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Tsutomu Tsukamoto
勤 塚本
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Minolta Co Ltd
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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スタッカと押さえ込み手段との衝突による騒
音を装置のコストアップを抑えつつ、軽減する連続紙積
載装置を提供する。 【解決手段】 スタッカ上に積載する連続紙の幅および
厚さの情報を受付ける(ステップS102)。連続紙の
先頭ページがスタッカ上に積載されると、初期回転数登
録テーブルより前記連続紙の情報に対応する初期回転数
を読込んで(ステップS109)、当該初期回転数でパ
ドルの回転を開始する(ステップS110)。その後、
スタッカ上に積載された連続紙のページ数が閾値Kを超
えたか否か判断して(ステップS112)、超えると、
パドルの回転数を所定値Mまで上げる(ステップS11
4)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置など
より搬送されてくる連続紙を折りたたみつつ積載してい
く連続紙積載装置に関するものであり、特にスタッカと
押さえ込み手段との衝突による騒音の対策に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置などより搬送されて
くる連続紙を、折りたたみながらスタッカ上に積載して
いく連続紙積載装置においては、当該連続紙の折目を押
さえ込む押さえ込み手段として回転式パドル(以下、
「パドル」という。)が用いられるのが一般的である。
【0003】図7(a)は、上記のような連続紙積載装
置におけるスタッカ510とパドル520付近の構成の
一例を示す斜視図である。同図が示すように、スタッカ
510上に連続紙が積載されていない状態では、スタッ
カ510がパドル520と直に接するように配置されて
いる。そして、例えば、当該連続紙積載装置と接続され
る画像形成装置においてプリントジョブが開始される
と、これと同時にパドル520が矢印B方向に回転を開
始し、一定の回転数で回転を続ける。
【0004】また、スタッカ510は、当該スタッカ5
10上に積載する連続紙の積載量に応じて、適宜昇降す
るようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
連続紙積載装置においては、プリントジョブが開始され
ると同時に当該連続紙積載装置の運転が開始されるの
で、図7(a)に示すように、スタッカ510上に連続
紙がまだ1ページも積載されていない状態でプリントジ
ョブが開始されると、スタッカ510とパドル520と
が直接衝突して大きな騒音が発生する。
【0006】一方、スタッカ510上に連続紙が積載さ
れると、当該連続紙がスタッカ510とパドル520と
の衝突の際に緩衝材の役目を果たして前記騒音が緩和さ
れるが、連続紙の積載されている量が少ない場合には、
連続紙が緩衝材として十分機能せず騒音が発生する。さ
らに、図7(b)に示すように、スタッカ510上にお
ける連続紙の最大積載幅に対して、これと同一の幅の連
続紙を積載する場合と、図7(c)に示すように、前記
最大積載幅に対して幅の狭い連続紙を積載する場合とで
は、図7(c)における矢印Cで示される範囲にあるパ
ドル520が、スタッカ510と直接衝突するので、ス
タッカ510とパドル520が直接衝突しない位置に下
降するまで、図7(c)の場合のほうが騒音が大きい。
【0007】上述のような騒音の問題を解消するため、
例えば、防音材のような騒音を軽減する部材を装置に追
加することにより、騒音を軽減することも考えられる
が、新たな部材を追加することによって装置のコストが
増大する。本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、装置のコストアップを抑えつつ、スタッカと
押さえ込み手段との衝突による騒音を軽減する連続紙積
載装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る連続紙積載装置は、搬送されてくる連
続紙を積載するスタッカと、当該スタッカ上に積載した
前記連続紙の折目を押さえ込む動作を繰り返して実行す
る押さえ込み手段を備えた連続紙積載装置であって、前
記スタッカ上における連続紙の積載状態に応じて前記押
さえ込み手段を制御する制御手段を備えることを特徴と
している。
【0009】また、本発明は、前記スタッカ上に連続紙
を新たに所定のページ分積載したか否かを検出する連続
紙検出手段を備え、前記制御手段が、前記スタッカ上に
連続紙を新たに所定のページ分積載したことが検出され
ると、前記押さえ込み手段に押さえ込み動作を開始させ
ることを特徴としている。さらに、本発明は、前記所定
のページ分が、連続紙の先頭の1ページ分であることを
特徴としている。
【0010】また、さらに、本発明は、前記スタッカ上
に積載した連続紙の量に関する情報を取得する積載量取
得手段を備え、前記制御手段が、前記積載量取得手段に
より取得した連続紙の量に関する情報に基づいて、前記
押さえ込み手段の押さえ込み動作の頻度を制御すること
を特徴としている。さらに、また、本発明は、前記積載
量取得手段が、前記スタッカ上に積載する連続紙の厚さ
を取得する連続紙厚さ取得手段と、前記スタッカ上に積
載した連続紙のページ数を計数する連続紙計数手段とを
備え、前記連続紙厚さ取得手段による取得結果と、前記
連続紙計数手段による計数結果によって、前記スタッカ
上に積載した連続紙の量を取得することを特徴としてい
る。
【0011】また、さらに、本発明は、搬送されてくる
連続紙を積載するスタッカと、当該スタッカ上に積載し
た前記連続紙の折目を押さえ込む動作を繰り返して実行
する押さえ込み手段を備えた連続紙積載装置であって、
前記連続紙の幅に関する情報を取得する連続紙幅取得手
段と、前記連続紙幅取得手段により取得した連続紙の幅
に関する情報に基づいて、前記押さえ込み手段の押さえ
込み動作の頻度を制御する制御手段とを備えることを特
徴としている。
【0012】さらに、また、本発明は、前記押さえ込み
手段が、回転式パドルと当該回転式パドルを回転させる
駆動手段を備え、前記駆動手段が前記回転式パドルを前
記連続紙の折目を押さえ込むように回転させることを特
徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る連続紙積載装
置の実施の形態を、連続紙を使用するレーザプリンタ
(以下、「プリンタ」という。)の排紙部に適用した場
合を例にして説明する。 (プリンタ1の全体構成)図1(a)は、本発明の実施
の形態に係るプリンタ1の外観を示す斜視図である。
【0014】同図に示すように、プリンタ1は、画像形
成部100、連続紙載置ボックス200、および連続紙
積載装置300からなる。本プリンタ1は、外部機器か
ら送信されてくるデータに基づいて、画像を連続紙S上
に再現するものであり、当該データを受信すると、画像
形成部100が連続紙載置ボックス200より連続紙S
を給紙すると共に、当該連続紙Sに画像形成処理を行っ
て、連続紙積載装置300へ排出するように構成され
る。
【0015】なお、画像形成部100の上面前部の操作
しやすい位置には、プリンタ1にオフラインで各種設定
を行うための操作ボタンなどの各種ボタンや、プリンタ
1の状態を表示するための表示部などを備えた操作パネ
ル160が設けられている。図1(b)は、図1(a)
における連続紙Sの部分拡大図を示す。連続紙Sは、そ
の長手方向に所定の等間隔(1ページ分置き)でミシン
目pが連続紙Sの幅方向に設けられており、当該ミシン
目pごとに折りたたまれた状態で連続紙載置ボックス2
00に載置されている。また、連続紙Sの幅方向の両端
部には、長手方向に等間隔で係合孔hが穿孔されてい
る。
【0016】(画像形成部100の構成)図2は、プリ
ンタ1における画像形成部100の概略構成を示す図で
ある。同図に示すように、画像形成部100は、メイン
制御部110、プリント部120、および定着部140
などからなる。メイン制御部110は、外部機器からく
る送信データを受信すると、これに含まれる画像データ
をプリント部120に備えられたプリントヘッド121
内部のレーザダイオード(不図示)の駆動信号に変換す
る。
【0017】プリント部120は、上記プリントヘッド
121の他に、感光体ドラム122、帯電チャージャ1
23、現像器124、および転写チャージャ125など
を備える。プリントヘッド121は、内部のレーザダイ
オードを上記駆動信号によって駆動され、そのレーザビ
ームLBにより感光体ドラム122を露光走査する。感
光体ドラム122は、露光前に帯電チャージャ123に
よって一様に帯電されており、上記露光走査により静電
潜像が形成され、この静電潜像が、現像器124からト
ナーの供給を受けて顕像化される。
【0018】一方、トラックフィーダ131は、連続紙
Sの幅に合わせて、その幅を調整することができ、連続
紙Sの係合孔hと当該トラックフィーダ131の幅方向
の両端部に設けられた突起131aとを係合して、連続
紙Sを搬送する。当該トラックフィーダ131によって
連続紙載置ボックス200より搬送されてきた連続紙S
は、プリンタ部120において、感光体ドラム122上
のトナー像を転写チャージャ125の作用により転写さ
れて、定着部140に搬送される。
【0019】定着部140は、搬送されてくるトナー像
が転写された連続紙Sを定着ローラ141、142によ
り加熱圧着して、トナー像を定着させる。トナー像定着
後の連続紙Sは、ローラーフィーダ151、152を介
して連続紙積載装置300へと搬送される。 (連続紙積載装置300の構成)図3は、連続紙積載装
置300の概略構成を示す図である。
【0020】同図に示すように、連続紙積載装置300
は、スイング装置301、スタッカ302、パドル30
3、パドルモータ304、スタッカ昇降装置305、連
続紙検出センサ306、および積載装置制御部310な
どからなる。スイング装置301は、画像形成部100
より搬送されてくる連続紙Sを、不図示の揺動機構によ
り矢印A−A'方向に揺動されるスイングフィン301
aによって、スタッカ302上への搬送方向を連続紙S
のページ(ミシン目p)ごとに振り分ける。このような
スイング装置の構成は、公知である。
【0021】パドル303は、パドルモータ304によ
り回転駆動され、スタッカ302上に搬送されてきた連
続紙Sのミシン目pを押さえ込んで、当該連続紙Sを確
実に折りたたんでいく。スタッカ昇降装置305は、ス
タッカ302上に積載した連続紙Sの積載量に応じて、
スタッカ302を適宜昇降させる。スタッカ302の上
方には、当該スタッカ302上に積載した連続紙Sの上
面の位置を検出する上面検出センサSE1が備えられて
いる。
【0022】当該上面検出センサSE1には、例えば、
発光素子と受光素子を備える反射型の光電センサが用い
られ、スタッカ302上に積載した連続紙Sの上面が所
定の高さを超えた場合、これを検出する。スタッカ昇降
装置305は、当該検出結果に基づいて制御され、連続
紙Sの上面とパドル303の位置関係をほぼ一定に保つ
ようにスタッカ302を随時降下させる。
【0023】また、スタッカ302の連続紙積載面に
は、積載検出センサSE2が備えられている。当該積載
検出センサSE2は、反射型の光電センサであって、ス
タッカ302上に積載した連続紙Sの有無を検出するも
のである。連続紙検出センサ306は、一対の発光素子
306aと受光素子306bからなる透過型の光電セン
サであって、スイング装置301を介して搬送されてく
る連続紙Sの先頭ページを検出するものである。
【0024】なお、上述した各センサの種類やその配置
位置が、本実施の形態のものに限定されないのは勿論で
あり、連続紙積載装置300の構成などに応じて適宜設
定してもよい。積載装置制御部310は、上面検出セン
サSE1、積載検出センサSE2、および連続紙検出セ
ンサ306より送られてくる検出結果や、スタッカ30
2上に積載した連続紙Sのページ数(以下、「積載ペー
ジ数」という。)などに基づいてパドル303の回転制
御を行うと共に、連続紙積載装置300のその他各部を
制御する。 (積載装置制御部310の構成)図4は、上記積載装置
制御部310の主要ブロック図を示す。
【0025】積載装置制御部310は、CPU311、
RAM312、ROM313、カウンタ314、および
情報格納部315からなる。CPU311は、画像形成
部100が備えるメイン制御部110および操作パネル
160より送られてくる情報に基づいて、RAM312
およびROM313が格納する制御データやプログラム
を読込み、連続紙積載装置300の各部に指示を送り円
滑な連続紙Sの折りたたみ積載動作を実行させる。
【0026】また、CPU311は、上面検出センサS
E1、積載検出センサSE2、および連続紙検出センサ
306の検出信号を受け取って、当該連続紙積載装置3
00各部の制御のタイミングを決定する他、画像形成部
100において連続紙Sの1ページ分が排出されるごと
にメイン制御部110より送られてくるプリントカウン
ト信号に基づいて、カウンタ314にプリントジョブご
との積載ページ数を計数させる。
【0027】情報格納部315は、不揮発性メモリで構
成され、プリントジョブごとに、カウンタ314により
計数された積載ページ数などのデータを格納すると共
に、その内容を更新する。また、情報格納部315は、
初期回転数登録テーブル3151および閾値登録テーブ
ル3152を格納する。
【0028】図5(a)は、初期回転数登録テーブル3
151の構成の一例を示す図である。当該初期回転数登
録テーブル3151には、連続紙Sの幅と厚さに対応す
るパドル303の初期回転数(単位:rpm)が登録さ
れている。当該初期回転数とは、パドル303が停止し
ている状態から回転を始める際の回転数であり、連続紙
Sをスタッカ302上に積載する際に、良好な積載状態
を確保するための必要最小限の回転数であることが望ま
しい。また、連続紙Sの幅Wは、その幅以上の連続紙S
をスタッカ302上に積載した場合、スタッカ302と
パドル303が直接衝突しないような値が設定される。
【0029】上述のように、連続紙Sの厚さに応じて初
期回転数を設定しているのは、連続紙Sの厚さが厚くな
るほど連続紙Sを押さえ込む力が必要となり、パドル3
03の回転数を上げる必要があるからである。また、連
続紙Sの幅に応じて初期回転数を設定しているのは、連
続紙Sの幅がW未満であって、かつ、積載ページ数の少
ない場合に、スタッカ302とパドル303の衝突回数
を抑えることによって、騒音を軽減するためである。
【0030】このように、スタッカ302上に積載する
連続紙Sの幅と厚さに対応して、初期回転数を設定する
ことにより、積載ページ数が少ない場合において、スタ
ッカ302とパドル303の衝突回数を必要最小限に抑
えて、当該両者の衝突による騒音を軽減することができ
る。なお、当該初期回転数登録テーブル3151の構成
や各数値は、本実施の形態のものに限定されないのは言
うまでもなく、連続紙積載装置300の構成や使用状況
などに応じて設定してもよい。
【0031】また、初期回転数登録テーブル3151に
おいて、連続紙Sの厚さの単位として用いられるmil
は、1/1000インチ(=0.0254mm)で表さ
れる。図5(b)は、閾値登録テーブル3152の一例
を示す図である。当該閾値登録テーブル3152には、
後述するパドル303の回転制御において、パドル30
3の回転数を上げるか否かを判断するための積載ページ
数の閾値Kが、連続紙Sの厚さに対応して登録されてい
る。当該閾値Kは、パドル303の回転数を上げたとし
ても、スタッカ302とパドル303との衝突による騒
音が発生しない最小限の積載ページ数であることが望ま
しい。
【0032】上述のように、連続紙Sの厚さに応じて閾
値Kを設定しているのは、パドル303の回転数を上げ
た場合に騒音が増大するのを防止するために、スタッカ
302の連続紙積載面から積載した連続紙Sの上面まで
の高さを所定高さ以上にする必要があるからである。ま
た、積載ページ数が閾値Kを超えた場合に回転数を上げ
るのは、積載ページ数が増えてきた場合でも、スタッカ
302上における連続紙Sの積載状態を良好な状態に維
持するためである。
【0033】このように、スタッカ302上に積載する
連続紙Sの厚さに対応した積載ページ数の閾値Kを設け
ることにより、騒音を増大させることなくパドル303
の回転数を上げて、良好な積載状態を維持することがで
きる。なお、当該閾値登録テーブル3152の構成や各
数値は、上記初期回転数登録テーブル3151と同様
に、本実施の形態のものに限定されないのは言うまでも
ない。 (パドルの回転制御)図6は、積載装置制御部310に
よるパドル303の回転制御の内容を示すフローチャー
トである。当該フローは、画像形成部100において、
プリントジョブが開始されることにより開始される。
【0034】画像形成部100において、プリントジョ
ブが開始されると(ステップS101でYES)、CP
U311は、これより搬送されてくる連続紙Sの幅およ
び厚さの情報を受け付ける(ステップS102)。当該
連続紙Sの情報は、操作パネル160より操作者が入力
しても良いし、例えば、画像形成部100において、ト
ラックフィーダ131の幅方向の調整量を検出するセン
サや、ローラフィーダ151、152のいずれかに感圧
センサを設けるなどして、連続紙Sの幅および厚さを自
動的に検出し、その検出結果をメイン制御部110より
送信するようにしてもよい。
【0035】次に積載検出センサSE2より送られてく
る検出結果に基づいて、スタッカ302上に連続紙Sを
積載しているか否かを判断して、積載していると判断す
ると(ステップS103でYES)、情報格納部315
に格納されているこれまでの積載ページ数を読込む(ス
テップS104)。また、積載していないと判断すると
(ステップS103でNO)、情報格納部315に格納
しているこれまでの積載ページ数をリセットする(ステ
ップS105)。
【0036】そして、CPU311は、カウンタ314
に当該プリントジョブにおける積載ページ数のカウント
を開始させた後(ステップS106)、連続紙検出セン
サ306より送られてくる検出結果に基づいて、連続紙
Sの先頭ページから積載するのか否かを判断し(ステッ
プS107)、先頭ページから積載するのであれば、先
頭ページをスタッカ302上に積載するまで待つ。
【0037】CPU311は、積載装置制御部310に
備えられたタイマー(不図示)に連続紙検出センサ30
6が連続紙Sの先頭ページを検出してからの経過時間を
カウントさせており、当該経過時間に基づいて、先頭ペ
ージをスタッカ302上に積載したか否かを判断する
(ステップS108)。そして、先頭ページをスタッカ
302上に積載したと判断すると、初期回転数登録テー
ブル3151より、ステップS102で受け付けた連続
紙Sの幅および厚さに応じた初期回転数を読込み(ステ
ップS109)、当該初期回転数にてパドル303の回
転を開始させる(ステップS110)。
【0038】また、ステップS107で先頭ページから
でない(つまり、スタッカ302上に積載している連続
紙Sとこれより搬送されてくる連続紙Sが繋がっている
状態である)と判断した場合には、即座に初期回転数登
録テーブル3151より初期回転数を読込んで、パドル
303の回転を開始する。なお、情報格納部315より
読込んだ積載ページ数が閾値Kを超えていた場合でも、
初期回転数登録テーブル3151より初期回転数を読込
んで、当該初期回転数にてパドル303の回転を開始す
るが、連続紙Sが1ページ積載された後、直ちに回転数
を所定値Mまで上げる制御を行うので、事実上の問題は
ない。
【0039】次に、カウンタ314による計数値と、ス
テップS104で情報格納部315より読込んだこれま
での積載ページ数より、この時点での全積載ページ数を
算出して(ステップS111)、当該全積載ページ数が
閾値Kを超えたか否かを判断する(ステップS11
2)。そして、当該全積載ページ数が閾値Kを超えたと
判断すると、パドル303の回転数を所定値Mまで上げ
る(ステップS114)。
【0040】なお、当該閾値Kは、ステップS102で
受け付けた連続紙Sの厚さに応じて、閾値登録テーブル
3152より読込まれる。また、連続紙Sには、画像形
成処理における加熱圧着による変形や、穴がれ(連続紙
を搬送する力により、トラックフィーダの突起により係
合孔が広がってしまう現象)などがあるため、積載ペー
ジ数が増えてくると、スタッカ302上の連続紙Sの積
載状態が悪化する。前記回転数の所定値Mは、このよう
な積載状態の悪化をある程度防止できる回転数であり、
本実施の形態の場合、およそ70rpm程度に設定され
ている。
【0041】そして、実行中のプリントジョブが終了す
ると(ステップS115でYES)、パドル303の回
転を停止して(ステップS116)、当該プリンジョブ
における積載ページ数を情報格納部314に格納すると
共に、カウンタ314の計数値をリセットするなどの処
理を行って(ステップS117)、フローを終了する。
【0042】なお、ステップS111における全積載ペ
ージ数の算出、およびステップS112における全積載
ページ数と閾値Kとの比較は、スタッカ302上に連続
紙Sを1ページ積載するごとに行われ、全積載ページ数
が閾値Kを超えるか、実行中のプリントジョブが終了す
る(ステップS113でYES)まで繰り返される。 (変形例)以上、本発明に係る連続紙積載装置を実施の
形態に基づいて説明してきたが、本発明の内容が、上述
の実施の形態に限定されないのは勿論であり、以下のよ
うな変形例を実施することも出来る。
【0043】(1)上記実施の形態において、連続紙の
先頭ページがスタッカ上に積載されるとパドルの回転を
開始するようにしているが、先頭ページだけでなく数ペ
ージ積載された後にパドルの回転を開始するようにして
もよい。 (2)上記実施の形態において、連続紙の厚さと積載ペ
ージ数に基づいて、パドルの回転数を上げるタイミング
を計っているが、例えばスタッカ昇降装置にスタッカの
変位量を測定するセンサなどを設けて、スタッカが所定
量変位した時にパドルの回転数を上げるようにしてもよ
い。
【0044】(3)上記実施の形態において、初期回転
数は、スタッカ上に積載する連続紙の幅と厚さに応じて
設定していたが、当該連続紙の幅のみに応じた初期回転
数を設定してもよい。また、スタッカ上の連続紙の積載
ページ数が閾値を超えた後のパドルの回転数は、連続紙
の幅や厚さに関係なく唯一の回転数を設定しているが、
例えば、連続紙の厚さが厚いほど回転数を高く設定する
など、連続紙の幅や厚さに応じて適宜設定してもよい。
【0045】(4)以上の実施の形態では、パドルを備
える連続紙積載装置について説明してきたが、およそ、
連続紙を積載するスタッカと、当該連続紙の折目を押さ
え込む押さえ込み手段を備える全ての連続紙積載装置に
適用可能である。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る連続紙
積載装置は、スタッカ上における連続紙の積載状態に応
じて例えばパドルなどの押さえ込み手段を適正に制御す
るので、防音材などの騒音を軽減する部材の追加による
装置のコストアップをすることなしに、スタッカと押さ
え込み手段との衝突による騒音を軽減することができ
る。
【0047】また、スタッカ上に新たな連続紙が所定ペ
ージ分積載したことを検出して、押さえ込み手段の押さ
え込み動作を開始するので、スタッカ上に連続紙を1ペ
ージも積載していない状態の押さえ込み手段の押さえ込
み動作を防止して、スタッカと押さえ込み手段との衝突
による騒音を軽減することができる。さらに、スタッカ
上に積載した連続紙の量に基づいて、押さえ込み手段の
押さえ込み動作の頻度を制御するので、スタッカ上にお
ける連続紙の積載状態をある程度良好に維持しつつ、ス
タッカと押さえ込み手段との衝突による騒音を軽減する
ことができる。
【0048】また、さらに、スタッカ上に積載した連続
紙の幅に基づいて、押さえ込み手段の押さえ込み動作の
頻度を制御するので、スタッカ上における連続紙の最大
積載幅よりも幅の狭い連続紙を積載する場合であって、
かつスタッカがあまり降下していない場合の、スタッカ
と押さえ込み手段との衝突による騒音を軽減することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の実施の形態に係るプリンタ1の
全体構成を示す図である。 (b)図1(a)における連続紙Sの部分拡大図であ
る。
【図2】上記プリンタ1における画像形成部100の概
略構成を示す図である。
【図3】上記プリンタ1における連続紙積載装置300
の概略構成を示す図である。
【図4】上記連続紙積載装置300における積載装置制
御部310の構成を示すブロック図である。
【図5】(a)初期回転数登録テーブル3151の構成
の一例を示す図である。 (b)閾値登録テーブル3152の構成の一例を示す図
である。
【図6】本発明の実施の形態におけるパドルの回転制御
の内容を示すフローチャートを示す。
【図7】(a)パドルを備える連続紙積載装置における
スタッカ510とパドル502付近の構成の一例を示す
斜視図である。 (b)スタッカ510上における当該スタッカ510の
最大積載幅と同一の幅を有する連続紙の積載状態を説明
する図である。 (c)スタッカ510上における当該スタッカ510の
最大積載幅よりも幅の狭い連続紙の積載状態を説明する
図である。
【符号の説明】 1 プリンタ 300 連続紙積載装置 302 スタッカ 303 パドル 304 パドルモータ 305 スタッカ昇降装置 306 連続紙検出センサ 310 積載装置制御部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送されてくる連続紙を積載するスタッ
    カと、当該スタッカ上に積載した前記連続紙の折目を押
    さえ込む動作を繰り返して実行する押さえ込み手段を備
    えた連続紙積載装置であって、 前記スタッカ上における連続紙の積載状態に応じて前記
    押さえ込み手段を制御する制御手段を備えることを特徴
    とする連続紙積載装置。
  2. 【請求項2】 前記スタッカ上に連続紙を新たに所定の
    ページ分積載したか否かを検出する連続紙検出手段を備
    え、 前記制御手段は、前記スタッカ上に連続紙を新たに所定
    のページ分積載したことが検出されると、前記押さえ込
    み手段に押さえ込み動作を開始させることを特徴とする
    請求項1記載の連続紙積載装置。
  3. 【請求項3】 前記所定のページ分は、連続紙の先頭の
    1ページ分であることを特徴とする請求項2記載の連続
    紙積載装置。
  4. 【請求項4】 前記スタッカ上に積載した連続紙の量に
    関する情報を取得する積載量取得手段を備え、 前記制御手段は、前記積載量取得手段により取得した連
    続紙の量に関する情報に基づいて、前記押さえ込み手段
    の押さえ込み動作の頻度を制御することを特徴とする請
    求項1記載の連続紙積載装置。
  5. 【請求項5】 前記積載量取得手段は、 前記スタッカ上に積載する連続紙の厚さを取得する連続
    紙厚さ取得手段と、 前記スタッカ上に積載した連続紙のページ数を計数する
    連続紙計数手段とを備え、 前記連続紙厚さ取得手段による取得結果と、前記連続紙
    計数手段による計数結果によって、前記スタッカ上に積
    載した連続紙の量を取得することを特徴とする請求項4
    に記載の連続紙積載装置。
  6. 【請求項6】 搬送されてくる連続紙を積載するスタッ
    カと、当該スタッカ上に積載した前記連続紙の折目を押
    さえ込む動作を繰り返して実行する押さえ込み手段を備
    えた連続紙積載装置であって、 前記連続紙の幅に関する情報を取得する連続紙幅取得手
    段と、 前記連続紙幅取得手段により取得した連続紙の幅に関す
    る情報に基づいて、前記押さえ込み手段の押さえ込み動
    作の頻度を制御する制御手段とを備えることを特徴とす
    る連続紙積載装置。
  7. 【請求項7】 前記押さえ込み手段は、 回転式パドルと当該回転式パドルを回転させる駆動手段
    を備え、 前記駆動手段が前記回転式パドルを前記連続紙の折目を
    押さえ込むように回転させることを特徴とする請求項1
    から6のいずれかに記載の連続紙積載装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005123556A1 (ja) * 2004-06-22 2005-12-29 Toray Engineering Co., Ltd. 折り畳み装置及び印刷システム
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