JP2809108B2 - 用紙折り畳み装置 - Google Patents
用紙折り畳み装置Info
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- Japan
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- paper
- sheet
- guide
- movable
- folding device
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H45/00—Folding thin material
- B65H45/02—Folding limp material without application of pressure to define or form crease lines
- B65H45/06—Folding webs
- B65H45/10—Folding webs transversely
- B65H45/101—Folding webs transversely in combination with laying, i.e. forming a zig-zag pile
- B65H45/1015—Folding webs provided with predefined fold lines; Refolding prefolded webs, e.g. fanfolded continuous forms
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
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- B65H45/02—Folding limp material without application of pressure to define or form crease lines
- B65H45/06—Folding webs
- B65H45/10—Folding webs transversely
- B65H45/101—Folding webs transversely in combination with laying, i.e. forming a zig-zag pile
- B65H45/107—Folding webs transversely in combination with laying, i.e. forming a zig-zag pile by means of swinging or reciprocating guide bars
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B65H2601/00—Problem to be solved or advantage achieved
- B65H2601/50—Diminishing, minimizing or reducing
- B65H2601/52—Diminishing, minimizing or reducing entities relating to handling machine
- B65H2601/522—Wear of friction surface
Landscapes
- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
- Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、一定間隔毎に折り目を
もつ連続用紙を表裏交互に折り畳む用紙折り畳み装置に
関するものである。
もつ連続用紙を表裏交互に折り畳む用紙折り畳み装置に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】プリンタもしくは複写機などの画像形成
装置において使用される連続用紙は、画像形成部にて画
像形成処理された後、搬送経路終端部に設けられる用紙
折り畳み装置によって順次折り目にしたがって表裏交互
に折り畳まれて積み重ねられるようにされている。
装置において使用される連続用紙は、画像形成部にて画
像形成処理された後、搬送経路終端部に設けられる用紙
折り畳み装置によって順次折り目にしたがって表裏交互
に折り畳まれて積み重ねられるようにされている。
【０００３】図８に示されているように、従来の用紙折
り畳み装置においては、固定状態に設けられる用紙ガイ
ド５１と、この用紙ガイド５１に沿って連続用紙５２を
繰り出すフィードローラ５３と、用紙ガイド５１の下方
に設けられ所要の振り角度で揺動するスイングガイド５
４とが備えられ、用紙ガイド５１に案内されて下方へ繰
り出される連続用紙５２は、スイングガイド５４によっ
てその連続用紙５２の折り目周期に応じて前後（図８に
おいて左右）に振られて用紙受けテーブル５５上に表裏
交互に規則的に折り畳まれるようになっている。
り畳み装置においては、固定状態に設けられる用紙ガイ
ド５１と、この用紙ガイド５１に沿って連続用紙５２を
繰り出すフィードローラ５３と、用紙ガイド５１の下方
に設けられ所要の振り角度で揺動するスイングガイド５
４とが備えられ、用紙ガイド５１に案内されて下方へ繰
り出される連続用紙５２は、スイングガイド５４によっ
てその連続用紙５２の折り目周期に応じて前後（図８に
おいて左右）に振られて用紙受けテーブル５５上に表裏
交互に規則的に折り畳まれるようになっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ような従来の用紙折り畳み装置では、スイングガイド５
４の振り角度が大きくなったときにそのスイングガイド
５４から受ける負荷（主に摩擦抵抗）が大きくなって連
続用紙５２の走行状態が不安定になるという現象を呈す
ることがある。そして、このように連続用紙５２の走行
状態が不安定になると、フィードローラ５３の位置で連
続用紙５２が滑ったり、あるいはスイングガイド５４内
で用紙詰まりが発生し易くなるという問題がある。
ような従来の用紙折り畳み装置では、スイングガイド５
４の振り角度が大きくなったときにそのスイングガイド
５４から受ける負荷（主に摩擦抵抗）が大きくなって連
続用紙５２の走行状態が不安定になるという現象を呈す
ることがある。そして、このように連続用紙５２の走行
状態が不安定になると、フィードローラ５３の位置で連
続用紙５２が滑ったり、あるいはスイングガイド５４内
で用紙詰まりが発生し易くなるという問題がある。
【０００５】このような問題に対処するために、用紙ガ
イド５１とスイングガイド５４との用紙受渡し部の両側
に柔軟変形可能な合成樹脂製の可動用紙ガイドを設ける
技術が既に提案されている（特願平５−３８７３２
号）。この提案されている技術によれば、可動用紙ガイ
ドが常にスイングガイド５４の動きに追従されるので、
用紙受渡し部から排出端に至る用紙搬送経路にて連続用
紙５２に作用する負荷を低減させることができ、これに
よって連続用紙５２の走行不安定状態を一定程度抑える
ことが可能となる。
イド５１とスイングガイド５４との用紙受渡し部の両側
に柔軟変形可能な合成樹脂製の可動用紙ガイドを設ける
技術が既に提案されている（特願平５−３８７３２
号）。この提案されている技術によれば、可動用紙ガイ
ドが常にスイングガイド５４の動きに追従されるので、
用紙受渡し部から排出端に至る用紙搬送経路にて連続用
紙５２に作用する負荷を低減させることができ、これに
よって連続用紙５２の走行不安定状態を一定程度抑える
ことが可能となる。
【０００６】しかし、このような可動用紙ガイドを備え
る用紙折り畳み装置においては、長期間放置されて含水
率が上がり腰（剛性）が弱くなった用紙もしくは画像形
成装置内の現像転写プロセスにて帯電し静電的吸着力が
増大した用紙等が使用された場合にそれら用紙が可動用
紙ガイドの内壁面に密着し、用紙詰まりもしくは用紙折
れが発生することがある。また、この用紙詰まりの発生
頻度は印刷パターンによっても変化することが明らかと
なっている。
る用紙折り畳み装置においては、長期間放置されて含水
率が上がり腰（剛性）が弱くなった用紙もしくは画像形
成装置内の現像転写プロセスにて帯電し静電的吸着力が
増大した用紙等が使用された場合にそれら用紙が可動用
紙ガイドの内壁面に密着し、用紙詰まりもしくは用紙折
れが発生することがある。また、この用紙詰まりの発生
頻度は印刷パターンによっても変化することが明らかと
なっている。
【０００７】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、用紙剛性もしくは用紙電位にかかわらず可
動用紙ガイド部での用紙詰まりの発生を確実に防止する
ことのできる用紙折り畳み装置を提供することを目的と
するものである。
れたもので、用紙剛性もしくは用紙電位にかかわらず可
動用紙ガイド部での用紙詰まりの発生を確実に防止する
ことのできる用紙折り畳み装置を提供することを目的と
するものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明による用紙折り畳み装置は、図１の発明原
理図に示されているように、（ａ）用紙１を案内する固
定用紙ガイド２、（ｂ）この固定用紙ガイド２の下方に
設けられ所要の振り角度で揺動するスイングガイド３お
よび（ｃ）このスイングガイド３の揺動運動に合わせて
揺動し、内側面に抵抗低減部材４が設けられてなる一対
の可動用紙ガイド５を備えることを特徴とするものであ
る。
めに、本発明による用紙折り畳み装置は、図１の発明原
理図に示されているように、（ａ）用紙１を案内する固
定用紙ガイド２、（ｂ）この固定用紙ガイド２の下方に
設けられ所要の振り角度で揺動するスイングガイド３お
よび（ｃ）このスイングガイド３の揺動運動に合わせて
揺動し、内側面に抵抗低減部材４が設けられてなる一対
の可動用紙ガイド５を備えることを特徴とするものであ
る。
【０００９】前記可動用紙ガイド５は、基端部が前記固
定用紙ガイド２の下端部に固定され、可動端部がスイン
グガイド３内に可動状態で保持されるのが好ましい。ま
た、この可動用紙ガイド５は合成樹脂製シートで形成さ
れるのが良い。
定用紙ガイド２の下端部に固定され、可動端部がスイン
グガイド３内に可動状態で保持されるのが好ましい。ま
た、この可動用紙ガイド５は合成樹脂製シートで形成さ
れるのが良い。
【００１０】前記抵抗低減部材４は粉末状の除電物質で
構成するのが良く、この除電物質を含有してなるシート
テープを可動用紙ガイド５に貼り付けるか、もしくはそ
の除電物質を可動用紙ガイド５の表面に蒸着するのが好
ましい。ここで、前記シートテープは、用紙走行方向に
平行に互いに所定間隔を隔てて短冊状に貼り付けること
で摩擦抵抗の低減に対して十分な効果があるが、可動用
紙ガイド５の全面に貼り付けるようにしても良いのは勿
論である。また、前記除電物質は珪素系粉末もしくは酸
化インジュームで構成するのが良い。
構成するのが良く、この除電物質を含有してなるシート
テープを可動用紙ガイド５に貼り付けるか、もしくはそ
の除電物質を可動用紙ガイド５の表面に蒸着するのが好
ましい。ここで、前記シートテープは、用紙走行方向に
平行に互いに所定間隔を隔てて短冊状に貼り付けること
で摩擦抵抗の低減に対して十分な効果があるが、可動用
紙ガイド５の全面に貼り付けるようにしても良いのは勿
論である。また、前記除電物質は珪素系粉末もしくは酸
化インジュームで構成するのが良い。
【００１１】
【作用】固定用紙ガイド２に沿って案内される用紙１
は、スイングガイド３の動きに追従する一対の可動用紙
ガイド５によって積極的にそのスイングガイド３内に導
かれ、このスイングガイド３の排出端まで送り出され
る。この場合、一対の可動用紙ガイド５の内側面には抵
抗低減部材４が設けられているので、これら可動用紙ガ
イド５と用紙１との間の摩擦抵抗が低減され、長期間放
置されて含水率が上がり腰（剛性）が弱くなった用紙で
あっても、画像形成装置内の現像転写プロセスにて帯電
し静電的吸着力が増大した用紙であっても、用紙詰まり
の発生が確実に防がれる。
は、スイングガイド３の動きに追従する一対の可動用紙
ガイド５によって積極的にそのスイングガイド３内に導
かれ、このスイングガイド３の排出端まで送り出され
る。この場合、一対の可動用紙ガイド５の内側面には抵
抗低減部材４が設けられているので、これら可動用紙ガ
イド５と用紙１との間の摩擦抵抗が低減され、長期間放
置されて含水率が上がり腰（剛性）が弱くなった用紙で
あっても、画像形成装置内の現像転写プロセスにて帯電
し静電的吸着力が増大した用紙であっても、用紙詰まり
の発生が確実に防がれる。
【００１２】
【実施例】次に、本発明による用紙折り畳み装置の具体
的実施例について、図面を参照しつつ説明する。
的実施例について、図面を参照しつつ説明する。
【００１３】図２に示されているように、本実施例の画
像形成装置においては、連続用紙（以下単に用紙とい
う。）１１の搬送手段として、感光ドラム１２の搬送方
向上流側にトラクタ部１３が、下流側にスカッフローラ
部１４がそれぞれ設けられ、このスカッフローラ部１４
の下流側に表裏交互に折り畳まれた用紙１１を積み重ね
るスタッカ部１５が設けられている。また、感光ドラム
１２の周辺部には、この感光ドラム１２の表面を均一に
帯電させる前帯電器１６と、この前帯電器１６により帯
電された感光ドラム１２表面の画像部以外の部分に光を
照射して静電潜像を形成する光学部１７と、この光学部
１７により形成される静電潜像に対しその静電潜像と逆
極性に帯電したトナーを付着させて可視画像を形成する
現像部１８と、この現像部１８により形成されるトナー
像に用紙１１を重ねその用紙１１の裏側からトナーの帯
電極性とは逆極性の電荷をその用紙１１に与えて静電力
によりトナー像をその用紙１１に転写する転写ガイド部
１９と、この用紙１１上に転写されたトナー像を熱もし
くは圧力によりその用紙１１に融着させて永久的に固着
させる定着・脱煙ボックス部２０と、転写されずに感光
ドラム１２上に残った残留トナーを除去するクリーナ部
２１とが設けられている。なお、図２において符号２２
で示されるのは制御部、符号２３で示されるのはインタ
ーフェイス部である。
像形成装置においては、連続用紙（以下単に用紙とい
う。）１１の搬送手段として、感光ドラム１２の搬送方
向上流側にトラクタ部１３が、下流側にスカッフローラ
部１４がそれぞれ設けられ、このスカッフローラ部１４
の下流側に表裏交互に折り畳まれた用紙１１を積み重ね
るスタッカ部１５が設けられている。また、感光ドラム
１２の周辺部には、この感光ドラム１２の表面を均一に
帯電させる前帯電器１６と、この前帯電器１６により帯
電された感光ドラム１２表面の画像部以外の部分に光を
照射して静電潜像を形成する光学部１７と、この光学部
１７により形成される静電潜像に対しその静電潜像と逆
極性に帯電したトナーを付着させて可視画像を形成する
現像部１８と、この現像部１８により形成されるトナー
像に用紙１１を重ねその用紙１１の裏側からトナーの帯
電極性とは逆極性の電荷をその用紙１１に与えて静電力
によりトナー像をその用紙１１に転写する転写ガイド部
１９と、この用紙１１上に転写されたトナー像を熱もし
くは圧力によりその用紙１１に融着させて永久的に固着
させる定着・脱煙ボックス部２０と、転写されずに感光
ドラム１２上に残った残留トナーを除去するクリーナ部
２１とが設けられている。なお、図２において符号２２
で示されるのは制御部、符号２３で示されるのはインタ
ーフェイス部である。
【００１４】本実施例の用紙折り畳み装置２４は、スカ
ッフローラ部１４とスタッカ部１５との間に配設される
ものであって、図３に示されているように画像形成済み
の用紙１１を繰り出すフィードローラ２５が付設されて
なる固定用紙ガイド２６と、この固定用紙ガイド２６の
下方に配設されて所要の振り角度で揺動するスイングガ
イド２７と、前記固定用紙ガイド２６とスイングガイド
２７との間の用紙受渡し部に設けられ、下端部がスイン
グガイド２７に追従して揺動する一対の可動用紙ガイド
２８とを備えている。なお、フィードローラ２５の対向
位置には、図示されない押圧手段によりそのフィードロ
ーラ２５側に押し付けられて用紙１１を送り出す複数個
の押えローラ２９が同軸上に配されている。
ッフローラ部１４とスタッカ部１５との間に配設される
ものであって、図３に示されているように画像形成済み
の用紙１１を繰り出すフィードローラ２５が付設されて
なる固定用紙ガイド２６と、この固定用紙ガイド２６の
下方に配設されて所要の振り角度で揺動するスイングガ
イド２７と、前記固定用紙ガイド２６とスイングガイド
２７との間の用紙受渡し部に設けられ、下端部がスイン
グガイド２７に追従して揺動する一対の可動用紙ガイド
２８とを備えている。なお、フィードローラ２５の対向
位置には、図示されない押圧手段によりそのフィードロ
ーラ２５側に押し付けられて用紙１１を送り出す複数個
の押えローラ２９が同軸上に配されている。
【００１５】スイングガイド２７は、図３および図４に
よって示されるように、画像形成済みの用紙１１が搬送
手段によって送り出される排出部の終端において、図示
されない機体フレームに支持される回転軸３０に上端部
が取り付けられて所要の角度で前後方向（用紙１１の表
裏方向）に揺動するように設けられている。このスイン
グガイド２７は、上半部が上広がりの傾斜面を備える２
枚の板（金属板）が相対向して所要の間隔で設けられる
とともに、幅方向の両端部が側板により連結されて上方
および下方が開放された細長い箱型に形成され、垂下状
態での振り方向の中心線が固定用紙ガイド２６の用紙１
１送り出し垂線とほぼ合致するように配されている。こ
のスイングガイド２７は、プーリ３１ａ，３１ｂ，３１
ｃの巻掛け伝導によってモータ３２の駆動力が回転軸３
０に伝達されることによりその回転軸３０が所要角度で
反転駆動され、これによって所要角度で揺動されるよう
になっている。
よって示されるように、画像形成済みの用紙１１が搬送
手段によって送り出される排出部の終端において、図示
されない機体フレームに支持される回転軸３０に上端部
が取り付けられて所要の角度で前後方向（用紙１１の表
裏方向）に揺動するように設けられている。このスイン
グガイド２７は、上半部が上広がりの傾斜面を備える２
枚の板（金属板）が相対向して所要の間隔で設けられる
とともに、幅方向の両端部が側板により連結されて上方
および下方が開放された細長い箱型に形成され、垂下状
態での振り方向の中心線が固定用紙ガイド２６の用紙１
１送り出し垂線とほぼ合致するように配されている。こ
のスイングガイド２７は、プーリ３１ａ，３１ｂ，３１
ｃの巻掛け伝導によってモータ３２の駆動力が回転軸３
０に伝達されることによりその回転軸３０が所要角度で
反転駆動され、これによって所要角度で揺動されるよう
になっている。
【００１６】前記可動用紙ガイド２８は２枚の矩形状の
可撓性シートからなり、用紙１１の搬送経路を挟むよう
に、基端部２８’が固定用紙ガイド２６の下端部外側面
に固着されるとともに、可動端部２８”がスイングガイ
ド２７の全幅にわたってそのスイングガイド２７の内側
に挿入されるように配されている。この可動用紙ガイド
２８を構成する可撓性のシートとしては、ポリエステル
もしくはポリプロピレンのような合成樹脂製のシートあ
るいは金属製の極薄いシートが採用される。また、この
可動用紙ガイド２８は基端部２８’が適宜補強材で裏打
ちして補強されていることが好ましい。
可撓性シートからなり、用紙１１の搬送経路を挟むよう
に、基端部２８’が固定用紙ガイド２６の下端部外側面
に固着されるとともに、可動端部２８”がスイングガイ
ド２７の全幅にわたってそのスイングガイド２７の内側
に挿入されるように配されている。この可動用紙ガイド
２８を構成する可撓性のシートとしては、ポリエステル
もしくはポリプロピレンのような合成樹脂製のシートあ
るいは金属製の極薄いシートが採用される。また、この
可動用紙ガイド２８は基端部２８’が適宜補強材で裏打
ちして補強されていることが好ましい。
【００１７】また、この可動用紙ガイド２８の内側面に
は、図５に示されているように、金属製固定用紙ガイド
２６の下端縁より下方部分に用紙搬送方向と平行かつ短
冊状に、除電物質を含有する複数枚（図５の例では７
枚）のシートテープ３３が貼り付けられている。ここ
で、シートテープ３３は、図６に示されているように、
ポリエステルからなるベースフィルム３４の表面にアク
リル系（アルミニウム粉末を含んでもよい）の結合剤３
５を介して除電物質としての珪素系粉末（ガラスビー
ズ）３６が付着されてなり、ベースフィルム３４の裏面
側にアクリル系の感圧型接着剤３７が塗布されるととも
に、この感圧型接着剤３７の表面が保護紙（離型紙）３
８で覆われてなる構成とされている。このシートテープ
３３の使用時には保護紙３８を剥がした後、表面をロー
ラで押え付けながら可動用紙ガイド２８の内側面に貼り
付けられる。なお、前記除電物質としては、珪素系粉末
のほかに酸化インジューム等を用いることもできる。ま
た、貼付されるシートテープ３３の形状，大きさとして
は、例えば厚さ０．３ｍｍ，長さ４０ｍｍ，幅１０ｍｍ
のものを選定することができる。
は、図５に示されているように、金属製固定用紙ガイド
２６の下端縁より下方部分に用紙搬送方向と平行かつ短
冊状に、除電物質を含有する複数枚（図５の例では７
枚）のシートテープ３３が貼り付けられている。ここ
で、シートテープ３３は、図６に示されているように、
ポリエステルからなるベースフィルム３４の表面にアク
リル系（アルミニウム粉末を含んでもよい）の結合剤３
５を介して除電物質としての珪素系粉末（ガラスビー
ズ）３６が付着されてなり、ベースフィルム３４の裏面
側にアクリル系の感圧型接着剤３７が塗布されるととも
に、この感圧型接着剤３７の表面が保護紙（離型紙）３
８で覆われてなる構成とされている。このシートテープ
３３の使用時には保護紙３８を剥がした後、表面をロー
ラで押え付けながら可動用紙ガイド２８の内側面に貼り
付けられる。なお、前記除電物質としては、珪素系粉末
のほかに酸化インジューム等を用いることもできる。ま
た、貼付されるシートテープ３３の形状，大きさとして
は、例えば厚さ０．３ｍｍ，長さ４０ｍｍ，幅１０ｍｍ
のものを選定することができる。
【００１８】このように構成されている用紙折り畳み装
置２４において、画像形成済みの用紙１１は、図７に示
されているように、搬送系からの駆動力を受けて所定速
度で回転駆動されるフィードローラ２５によって固定用
紙ガイド２６に案内されて送り出され、そのまま可動用
紙ガイド２８によって挟まれてスイングガイド２７内に
案内される。したがって、スイングガイド２７がモータ
３２による駆動で所要角度で大きく揺動しても、このス
イングガイド２７の振れに可動用紙ガイド２８が追従し
てその可動用紙ガイド２８の可動部分を円弧形状に変形
させることができるので、用紙１１が停滞したりするこ
となくその用紙１１を安定して送り出すことができる。
また、可動用紙ガイド２８の内側面には除電物質を含有
するシートテープ３３が貼り付けられており、これら可
動用紙ガイド２８と用紙１１との間における接触面積を
低減させて摩擦抵抗を低減させることができるので、長
期間放置されて含水率が上がり腰（剛性）が弱くなった
用紙であっても、あるいは画像形成装置内の現像転写プ
ロセスにて帯電し静電的吸着力が増大した用紙であって
も可動用紙ガイド２８の内側面に密着することがなく、
この可動用紙ガイド２８部における用紙詰まりまたは用
紙折れの発生を確実に回避することができる。
置２４において、画像形成済みの用紙１１は、図７に示
されているように、搬送系からの駆動力を受けて所定速
度で回転駆動されるフィードローラ２５によって固定用
紙ガイド２６に案内されて送り出され、そのまま可動用
紙ガイド２８によって挟まれてスイングガイド２７内に
案内される。したがって、スイングガイド２７がモータ
３２による駆動で所要角度で大きく揺動しても、このス
イングガイド２７の振れに可動用紙ガイド２８が追従し
てその可動用紙ガイド２８の可動部分を円弧形状に変形
させることができるので、用紙１１が停滞したりするこ
となくその用紙１１を安定して送り出すことができる。
また、可動用紙ガイド２８の内側面には除電物質を含有
するシートテープ３３が貼り付けられており、これら可
動用紙ガイド２８と用紙１１との間における接触面積を
低減させて摩擦抵抗を低減させることができるので、長
期間放置されて含水率が上がり腰（剛性）が弱くなった
用紙であっても、あるいは画像形成装置内の現像転写プ
ロセスにて帯電し静電的吸着力が増大した用紙であって
も可動用紙ガイド２８の内側面に密着することがなく、
この可動用紙ガイド２８部における用紙詰まりまたは用
紙折れの発生を確実に回避することができる。
【００１９】こうして、用紙１１はスイングガイド２７
によって所要の幅に振り落とされて折り目に従い表裏交
互に折り畳まれ、スタッカ部１５のテーブル３４上に順
次積み重ねられる。なお、用紙１１の積み重ね時におい
て、テーブル３４は図示されない駆動装置により上下動
を繰り返すとともに、用紙高さに応じて次第に下降する
ように制御される。
によって所要の幅に振り落とされて折り目に従い表裏交
互に折り畳まれ、スタッカ部１５のテーブル３４上に順
次積み重ねられる。なお、用紙１１の積み重ね時におい
て、テーブル３４は図示されない駆動装置により上下動
を繰り返すとともに、用紙高さに応じて次第に下降する
ように制御される。
【００２０】本実施例では、可動用紙ガイド２８にシー
トテープ３３を用紙搬送方向と平行に、かつ短冊状に貼
り付けるものについて説明したが、このシートテープは
可動用紙ガイド２８の内側面の全面に貼り付けるように
しても良いのは勿論である。また、用紙１１と接触し易
い可動用紙ガイド２８の先端部側のみに貼り付けるよう
にしても良い。
トテープ３３を用紙搬送方向と平行に、かつ短冊状に貼
り付けるものについて説明したが、このシートテープは
可動用紙ガイド２８の内側面の全面に貼り付けるように
しても良いのは勿論である。また、用紙１１と接触し易
い可動用紙ガイド２８の先端部側のみに貼り付けるよう
にしても良い。
【００２１】本実施例においては、可動用紙ガイド２８
の内側面に除電物質を含有するシートテープ３３を貼り
付けるものについて説明したが、可動用紙ガイド２８の
内側面に前述のような除電物質を蒸着により設けるよう
にしても良い。
の内側面に除電物質を含有するシートテープ３３を貼り
付けるものについて説明したが、可動用紙ガイド２８の
内側面に前述のような除電物質を蒸着により設けるよう
にしても良い。
【００２２】なお、本実施例における用紙１１は本発明
における用紙１に、固定用紙ガイド２６は固定用紙ガイ
ド２に、スイングガイド２７はスイングガイド３に、珪
素系粉末３６のような除電物質は抵抗低減部材４に、可
動用紙ガイド２８は可動用紙ガイド５にそれぞれ対応す
る。
における用紙１に、固定用紙ガイド２６は固定用紙ガイ
ド２に、スイングガイド２７はスイングガイド３に、珪
素系粉末３６のような除電物質は抵抗低減部材４に、可
動用紙ガイド２８は可動用紙ガイド５にそれぞれ対応す
る。
【００２３】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、可動用紙ガイドの内側面に抵抗低減部材が設けられ
ているので、この可動用紙ガイドと用紙との間の摩擦抵
抗を低減させることができ、用紙剛性もしくは用紙電位
にかかわらず可動用紙ガイド部での用紙詰まりまたは用
紙折れの発生を確実に防止することができる。したがっ
て、画像形成済みの用紙の積み重ねをスムーズに行うこ
とができる。
ば、可動用紙ガイドの内側面に抵抗低減部材が設けられ
ているので、この可動用紙ガイドと用紙との間の摩擦抵
抗を低減させることができ、用紙剛性もしくは用紙電位
にかかわらず可動用紙ガイド部での用紙詰まりまたは用
紙折れの発生を確実に防止することができる。したがっ
て、画像形成済みの用紙の積み重ねをスムーズに行うこ
とができる。
【図１】図１は、本発明による用紙折り畳み装置の発明
原理図である。
原理図である。
【図２】図２は、本発明の一実施例による画像形成装置
の全体構成図である。
の全体構成図である。
【図３】図３は、本発明の一実施例による用紙折り畳み
装置の斜視図である。
装置の斜視図である。
【図４】図４は、本発明の一実施例による用紙折り畳み
装置の要部縦断面図である。
装置の要部縦断面図である。
【図５】図５は、本発明の一実施例における可動用紙ガ
イドの側面図である。
イドの側面図である。
【図６】図６は、本発明の一実施例におけるシートテー
プの断面図である。
プの断面図である。
【図７】図７は、本発明の一実施例による用紙折り畳み
装置の作動態様説明図である。
装置の作動態様説明図である。
【図８】図８は、従来の用紙折り畳み装置の作動態様説
明図である。
明図である。
１，１１ 用紙 ２，２６ 固定用紙ガイド ３，２７ スイングガイド ４ 抵抗低減部材 ５，２８ 可動用紙ガイド ２４ 用紙折り畳み装置 ２８’ 基端部 ２８” 可動端部 ３３ シートテープ ３６ 珪素系粉末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B65H 45/00 - 45/30 B41J 15/04 G03G 15/00
Claims (8)
- 【請求項１】 （ａ）用紙を案内する固定用紙ガイド、
（ｂ）この固定用紙ガイドの下方に設けられ所要の振り
角度で揺動するスイングガイドおよび（ｃ）このスイン
グガイドの揺動運動に合わせて揺動し、内側面に抵抗低
減部材が設けられてなる一対の可動用紙ガイドを備える
ことを特徴とする用紙折り畳み装置。 - 【請求項２】 前記可動用紙ガイドは、基端部が前記固
定用紙ガイドの下端部に固定され、可動端部が前記スイ
ングガイド内に可動状態で保持されていることを特徴と
する請求項１に記載の用紙折り畳み装置。 - 【請求項３】 前記可動用紙ガイドは、合成樹脂製シー
トで形成されていることを特徴とする請求項１に記載の
用紙折り畳み装置。 - 【請求項４】 前記抵抗低減部材は粉末状の除電物質で
あり、この除電物質を含有してなるシートテープが前記
可動用紙ガイドに貼り付けられていることを特徴とする
請求項１に記載の用紙折り畳み装置。 - 【請求項５】 前記シートテープは、用紙走行方向に平
行に互いに所定間隔を隔てて短冊状に貼り付けられてい
ることを特徴とする請求項４に記載の用紙折り畳み装
置。 - 【請求項６】 前記シートテープは、前記可動用紙ガイ
ドの全面に貼り付けられていることを特徴とする請求項
４に記載の用紙折り畳み装置。 - 【請求項７】 前記抵抗低減部材は粉末状の除電物質で
あり、この除電物質が前記可動用紙ガイドの表面に蒸着
されていることを特徴とする請求項１に記載の用紙折り
畳み装置。 - 【請求項８】 前記除電物質は、珪素系粉末もしくは酸
化インジュームであることを特徴とする請求項４乃至７
のうちのいずれかに記載の用紙折り畳み装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6158434A JP2809108B2 (ja) | 1994-07-11 | 1994-07-11 | 用紙折り畳み装置 |
| US08/886,014 US6066082A (en) | 1994-07-11 | 1997-06-30 | Paper sheet folding apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6158434A JP2809108B2 (ja) | 1994-07-11 | 1994-07-11 | 用紙折り畳み装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0826592A JPH0826592A (ja) | 1996-01-30 |
| JP2809108B2 true JP2809108B2 (ja) | 1998-10-08 |
Family
ID=15671684
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6158434A Expired - Lifetime JP2809108B2 (ja) | 1994-07-11 | 1994-07-11 | 用紙折り畳み装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6066082A (ja) |
| JP (1) | JP2809108B2 (ja) |
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| US20060240393A1 (en) * | 2001-11-08 | 2006-10-26 | Reeves Dennis L | System, method, and computer program product for an automated neuropsychological test |
| US20100112337A1 (en) * | 2008-06-10 | 2010-05-06 | Coben Ronald D | Material and a method for creating a play environment |
| JP6456625B2 (ja) * | 2014-08-20 | 2019-01-23 | 富士通コンポーネント株式会社 | プリンタ装置 |
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| US4193313A (en) * | 1976-08-23 | 1980-03-18 | T & F Industries, Inc. | Apparatus for carrying flexible goods |
| US4403904A (en) * | 1977-04-15 | 1983-09-13 | Towmotor Corporation | Lift truck guide assembly |
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| JPS63252876A (ja) * | 1987-04-03 | 1988-10-19 | Hitachi Koki Co Ltd | 用紙折りたたみ装置 |
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| US5014971A (en) * | 1990-03-05 | 1991-05-14 | Moore Business Forms, Inc. | Web knicker |
| US5080644A (en) * | 1990-06-18 | 1992-01-14 | Bunch Jr Earnest B | Apparatus for refolding continuous from stationery |
| JPH0537832A (ja) * | 1990-09-05 | 1993-02-12 | Hitachi Ltd | 撮像記録再生装置 |
| JP2718587B2 (ja) * | 1992-01-20 | 1998-02-25 | 東レ株式会社 | 連続紙の折畳み装置 |
| JPH06175471A (ja) * | 1992-12-03 | 1994-06-24 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
| DE4404636B4 (de) * | 1993-02-18 | 2007-02-22 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Abbildungsvorrichtung |
-
1994
- 1994-07-11 JP JP6158434A patent/JP2809108B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1997
- 1997-06-30 US US08/886,014 patent/US6066082A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0826592A (ja) | 1996-01-30 |
| US6066082A (en) | 2000-05-23 |
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