JP3794520B2 - 化粧シート - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、木質系板材・棒材、金属板等の表面に貼り合わせて使用される樹脂製の化粧シートに係り、詳しくは紫外線に対する耐候性を考慮した化粧シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に化粧シートは、着色樹脂からなる基材シートの上に印刷インキで絵柄を形成し、その上に透明樹脂からなるトップシートを積層してあり、必要に応じてエンボス加工、ワイピング処理を施し、さらに耐擦傷性を向上させたり艶調整をするためにオーバーコートを施している。また、紫外線に対する耐候性を向上させるため、トップシートさらにはトップシートの接着剤に紫外線吸収剤を添加することも行われている。このような化粧シートの材料として、塩化ビニルや塩化ビニル酢酸ビニル共重合体などの塩ビ系樹脂が一般に用いられている。この塩ビ系樹脂のシートは加工適性、印刷適性、エンボス適性に優れるとともに、可塑剤の添加量により硬度を容易に調節可能であり、さらには安価である等の利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記した塩ビ系樹脂を使用した化粧シートは、耐熱性が不足するとか、可塑剤のブリードにより表面の耐汚染性が悪いという欠点がある。このため、最近では塩ビ系樹脂に替わる樹脂として、オレフィン系樹脂を用いた化粧シートが検討されている。しかしながら、オレフィン系樹脂は耐候性に劣るため、紫外線吸収剤を添加することになるが、紫外線吸収剤との相溶性が悪く、ブリードアウトによる添加部数の減少が著しい。したがって、オレフィン系樹脂を用いた化粧シートは、添加した紫外線吸収剤が時間の経過とともにブリードアウトして層間接着力が弱くなり、また化粧シートの表面が白っぽくなってしまう。一方、従来の技術で述べたように化粧シートを着色基材シートと透明トップシートの積層物で構成するのが一般的であるが、このタイプでは両シートのラミネートにコストがかかり、安価に供給できないと言った問題もある。
【0004】
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、オレフィン系樹脂を使用した化粧シートでありながら、耐候性が良好で、しかも安価に供給できるタイプの化粧シートを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明に係る化粧シートの第1のタイプは、紫外線吸収剤を含有したポリオレフィン樹脂からなる基材シートと、基材シートの表側となる面に設けられた表面層と、基材シートの裏側となる面に設けられたプライマー層と、プライマー層の裏面側に設けられた柄模様の装飾層と、柄模様の装飾層を覆って設けられた隠蔽層とを備えた化粧シートにおいて、紫外線吸収剤として分子中にOH基を有する有機系の化合物を使用するとともに、イソシアネート基を有する樹脂を使用して表面層を形成し、さらにイソシアネート基を有する樹脂を使用してプライマー層と隠蔽層の少なくとも一方の層を形成することにより、表面層と、プライマー層と隠蔽層の少なくとも一方の層に紫外線吸収剤を遮断する性質を持たせたことを特徴とする。
【0006】
本発明に係る化粧シートの第2のタイプは、紫外線吸収剤を含有したポリオレフィン樹脂からなる基材シートと、基材シートの表側となる面に設けられた表面層と、基材シートの裏側となる面に設けられた着色透明層と、着色透明層の裏面側に設けられた柄模様の装飾層とを備えた化粧シートにおいて、紫外線吸収剤として分子中にOH基を有する有機系の化合物を使用するとともに、イソシアネート基を有する樹脂を使用して表面層と着色透明層を形成することにより、表面層と着色透明層に紫外線吸収剤を遮断する性質を持たせたことを特徴とする。
【0007】
本発明に係る化粧シートの第3のタイプは、紫外線吸収剤を含有したポリオレフィン樹脂からなる基材シートと、基材シートの表側となる面に設けられた表面層と、基材シートの裏側となる面に設けられたプライマー層と、プライマー層の裏面側に設けられた柄模様の装飾層と、柄模様の装飾層を覆って設けられた着色透明層とを備えた化粧シートにおいて、紫外線吸収剤として分子中にOH基を有する有機系の化合物を使用するとともに、イソシアネート基を有する樹脂を使用して表面層を形成し、さらにイソシアネート基を有する樹脂を使用してプライマー層と着色透明層の少なくとも一方の層を形成することにより、表面層と、プライマーと着色透明層の少なくとも一方に紫外線吸収剤を遮断する性質を持たせたことを特徴とする。
【0008】
本発明に係る化粧シートの第4のタイプは、紫外線吸収剤を含有したポリオレフィン樹脂からなる基材シートと、基材シートの表側となる面に設けられた表面層と、基材シートの裏側となる面に設けられたプライマー層と、プライマー層の裏面側に設けられた着色透明層と、着色透明層の裏面側に設けられた柄模様の装飾層とを備えた化粧シートにおいて、紫外線吸収剤として分子中にOH基を有する有機系の化合物を使用するとともに、イソシアネート基を有する樹脂を使用して表面層を形成し、さらにイソシアネート基を有する樹脂を使用してプライマー層と着色透明層の少なくとも一方の層を形成することにより、表面層と、プライマーと着色透明層の少なくとも一方に紫外線吸収剤を遮断する性質を持たせたことを特徴とする。
【0009】
そして、上記の何れのタイプの化粧シートにあっても、表面層の上に導管模様の印刷インキ層を設けた形態を採ってもよいし、或いは、基材シートの表面側に凹部からなる凹陥模様を形成し、必要に応じてその凹陥模様の凹部に着色インキを充填した形態を採ってもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は第1のタイプの化粧シートの一例を示す断面図であり、図中10は紫外線吸収剤を含有したポリオレフィン樹脂からなる基材シート、11は基材シート10の表側となる面に設けられた表面層、12は基材シート10の裏側となる面に設けられたプライマー層、13はプライマー層12の裏面側に設けられた柄模様の装飾層、14は装飾層13を覆って設けられた隠蔽層である。そして、表面層11と、プライマー層12と隠蔽層14の少なくとも一方の層に紫外線吸収剤を遮断する性質を持たせてある。また、図1の例では表面層11の上に導管模様の印刷インキ層15を設けてある。図2は第1のタイプの化粧シートの別の例を示す断面図であり、この例では基材シート10の表面側に凹部からなる凹陥模様を形成し、その凹部に着色インキ16を充填してある。この第1のタイプの化粧シートは、裏面側に隠蔽層14があるので、貼り合わせた対象物の色が隠蔽され、隠蔽層14の色の上に装飾層13の柄模様が見えることになる。
【0011】
図3は第2のタイプの化粧シートの一例を示す断面図であり、図中20は紫外線吸収剤を含有したポリオレフィン樹脂からなる基材シート、21は基材シート20の表側となる面に設けられた表面層、22は基材シート20の裏側となる面に設けられた着色透明層、23は着色透明層22の裏面側に設けられた柄模様の装飾層である。そして、表面層21と着色透明層22に紫外線吸収剤を遮断する性質を持たせてある。また、図3の例では表面層21の上に導管模様の印刷インキ層24を設けてある。図4は第2のタイプの化粧シートの別の例を示す断面図であり、この例では基材シート20の表面側に凹部からなる凹陥模様を形成し、その凹部に着色インキ25を充填してある。この第2のタイプの化粧シートは、裏面に装飾層23があるので、貼り合わせた対象物の色の上に装飾層23の柄模様が見えるようになる。
【0012】
図5は第3のタイプの化粧シートの一例を示す断面図であり、図中30は紫外線吸収剤を含有したポリオレフィン樹脂からなる基材シート、31は基材シート30の表側となる面に設けられた表面層、32は基材シート30の裏側となる面に設けられたプライマー層、33はプライマー層32の裏面側に設けられた柄模様の装飾層、34は柄模様の装飾層33を覆って設けられた着色透明層である。そして、表面層31と、プライマー層32と着色透明層34の少なくとも一方の層に紫外線吸収剤を遮断する性質を持たせてある。また、図5の例では表面層31の上に導管模様の印刷インキ層35を設けてある。図6は第3のタイプの化粧シートの別の例を示す断面図であり、この例では基材シート30の表面側に凹部からなる凹陥模様を形成し、その凹部に着色インキ36を充填してある。
【0013】
図7は第4のタイプの化粧シートの一例を示す断面図であり、図中40は紫外線吸収剤を含有したポリオレフィン樹脂からなる基材シート、41は基材シート40の表側となる面に設けられた表面層、42は基材シート40の裏側となる面に設けられたプライマー層、43はプライマー層42の裏面側に設けられた着色透明層、44は着色透明層43の裏面側に設けられた柄模様の装飾層である。そして、表面層41と、プライマー層42と着色透明層43の少なくとも一方の層に紫外線吸収剤を遮断する性質を持たせてある。また、図7の例では表面層41の上に導管模様の印刷インキ層45を設けてある。図8は第4のタイプの化粧シートの別の例を示す断面図であり、この例では基材シート40の表面側に凹部からなる凹陥模様を形成し、その凹部に着色インキ46を充填してある。
【0014】
この第3及び第4のタイプの化粧シートは基材シートの裏側に装飾層と着色透明層とがあるので、貼り合わせた対象物の色の上に装飾層の柄模様が見えるようになる。また、これらの化粧シートは、イソシアネートを含むインキでプライマー層をコーティングして巻取状態で保管しておき、後で着色透明層と装飾層を印刷して製造することができる。
【0015】
基材シートとなるポリオレフィン樹脂としては、ポリエチレン、エチレン・プロピレン共重合体、エチレン・ブテン−1共重合体、ポリプロピレン、プロピレン・ブテン−1共重合体、ポリブテン−1、ブテン−1・プロピレン・エチレン・3元共重合体、ブテン−1・ヘキセン−1・オクテン−1・3元共重合体、ポリメチルペンテン、特公平6−23278号公報記載のオレフィン系エラストマー、或いは特開平6−16832号公報等に記載のオレフィン系エラストマー等が使用できる。これらの樹脂は単独でも2種以上混合してもよい。厚さは50〜500μm程度で、延伸シート、未延伸シートのいずれも使用可能であるが、Vカット加工等の成形適性上は未延伸シートの方が良好である。
【0016】
紫外線吸収剤として本発明では分子中にOH基を有する有機系の化合物を使用する。例えば、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−tert−ブチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’−tert−ブチル−5’−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’−tert−アミル−5’−イソブチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’−イソブチル−5’−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’−イソブチル−5’−プロピルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール等の2’−ヒドロキシフェニル−5−クロロベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤類、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−tert−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール等の2’−ヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤類、2,2’−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベンゾフェノン、2,2’,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン等の2,2’−ジヒドロキシベンゾフェノン系紫外線吸収剤類、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン等の2−ヒドロキシベンゾフェノン系紫外線吸収剤類、サリチル酸フェニル、4−t−ブチル−フェニル−サリシレート等のサリチル酸エステル系紫外線吸収剤類が用いられる
【0017】
紫外線による各層の劣化をさらに防止し、耐候性を向上させるためには、他の光安定剤としてラジカル捕捉剤も添加することが好ましい。このラジカル捕捉剤としては、ビス−(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジニル)セバケート、ビス−(N−メチル−2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジニル)セバケート、その他、例えば特公平4−82625号公報に開示されている化合物などのヒンダードアミン系ラジカル捕捉剤、ピペリジル系ラジカル捕捉剤等が使用される。なお、ポリオレフィン中にヒンダードアミン系ラジカル捕捉剤からなる光安定剤を添加する場合には、ポリオレフィン樹脂はもとより、ポリオレフィン樹脂シートに隣接するインキ層、接着剤層等の層にはポリウレタン樹脂、ポリオレフィン樹脂、ポリアミド樹脂等の分子中に塩素原子を含まない樹脂を用いると耐候性向上の点で良好である。もし、塩化ビニル酢酸ビニル共重合体、塩素化ポリオレフィン等の分子中に塩素原子を含む樹脂を用いると、紫外線又は熱の作用によりこれら樹脂から脱塩素反応で塩化水素が発生し、これがヒンダードアミン系ラジカル捕捉剤と反応してその作用を失活・阻害するため、耐候性が十分に向上しない。
【0018】
表面層はイソシアネート基を有する樹脂を使用して形成する。この樹脂としては、2液硬化型ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、1液型湿気硬化ウレタン樹脂等が挙げられる。表面層の厚さは0.5〜100μm、通常は1〜10μm程度にする。
【0019】
2液硬化型ウレタン樹脂は、ポリオールを主剤とし、イソシアネートを架橋剤(硬化剤)とするウレタン樹脂である。ポリオールとしては、分子中に2個以上の水酸基を有するもので、例えばポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、アクリルポリオール、ポリエステルポリオール、ポリエーテルポリオール、ウレタンエラストマータイプのポリオール等が用いられる。また、イソシアネートとしては、分子中に2個以上のイソシアネート基を有する多価イソシアネートが用いられる。例えば、2−4トリレンジイソシアネート、キシレンジイソシアネート、4−4ジフェニルメタンジイソシアネート等の芳香族イソシアネート、或いはヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、水素添加トリレンジイソシアネート、水素添加ジフェニルメタンジイソシアネート等の脂肪族(乃至は脂環族)イソシアネートが用いられる。水酸基を有する樹脂の水酸基とイソシアネート基を有する樹脂のイソシアネート基との当量比〔(−OH)/(−NCO)〕が1より小さくなるようにして混合する。
【0020】
1液型湿気硬化ウレタン樹脂は、分子末端にイソシアネート基を有するプレポリマーを必須成分とする組成物である。前記プレポリマーは、通常は分子両末端に各々イソシアネート基を1個以上有するポリイソシアネートプレポリマーであり、室温で固体の熱可塑性樹脂の状態にあるものである。イソシアネート基同士が空気中の水分により反応して鎖延長反応を起こして、その結果、分子鎖中に尿素結合を有する反応物を生じて、この尿素結合にさらに分子末端のイソシアネート基が反応して、ビウレット結合を起こして分岐し、架橋反応を起こす。
【0021】
分子末端にイソシアネート基を有するプレポリマーの分子鎖の骨格構造は任意であるが、具体的には、ウレタン結合を有するポリウレタン骨格、エステル結合を有するポリエステル骨格、ポリブタジン骨格等である。適宜これら1種又は2種以上の骨格構造を採用する。なお、分子鎖中にウレタン結合がある場合は、このウレタン結合とも末端イソシアネート基が反応して、アロファネート結合を生じて、このアロファネート結合によっても架橋反応を起こす。
【0022】
基材シート中の紫外線吸収剤として分子中にOH基を有する有機系を使用し、表面層がイソシアネート基を有しているので、表面層に紫外線吸収剤を遮断する性質を持たせることができる。すなわち、このような組合せにしておくことにより、基材シート中の紫外線吸収剤がブリードアウトして表面層に入ると、その紫外線吸収剤のOH基と表面層中のイソシアネート基とがウレタン結合し、表面層中に捕捉されるので、紫外線吸収剤の経時的なブリードアウトが防止される。
【0023】
プライマー層としては、アクリル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリエステル、ポリウレタン、塩素化ポリプロピレン、塩素化ポリエチレン等が使用される。
【0024】
このプライマー層に紫外線吸収剤を遮断する性質を持たせるには、基材シート中の紫外線吸収剤として分子中にOH基を有する有機系を使用しているので、プライマー層はイソシアネート基を有する樹脂を使用して形成するとよい。このような組合せにしておくことにより、紫外線吸収剤がブリードアウトしてプライマー層に入ると、その紫外線吸収剤のOH基とプライマー層中のイソシアネート基とがウレタン結合し、プライマー層中に捕捉されるので、紫外線吸収剤の経時的なブリードアウトが防止される。
【0025】
隠蔽層は、バインダーとして塩素化ポリオレフィン、ポリエステル、ポリウレタン、アクリル、酢酸ビニル、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体、セルロース系樹脂等の1種又は2種以上混合したものを用いる。着色剤として、チタン白、亜鉛華、弁柄、朱、群青、コバルトブルー、チタン黄、カーボンブラック等の無機顔料、イソインドリノン、ハンザイエローA、キナクリドン、パーマネントレッド4R、フタロシアニンブルー等の有機顔料或いは染料、アルミニウム、真鍮等の金属顔料、二酸化チタン被覆雲母、塩基性炭酸亜鉛等の箔粉からなる真珠光沢顔料等が用いられ、特にチタン白、カーボンブラック等が隠蔽性に優れる。
【0026】
この隠蔽層に紫外線吸収剤を遮断する性質を持たせるには、基材シート中の紫外線吸収剤として分子中にOH基を有する有機系を使用しているので、隠蔽層はイソシアネート基を有する樹脂を使用して形成するとよい。このような組合せにしておくことにより、紫外線吸収剤がブリードアウトして隠蔽層に入ると、その紫外線吸収剤のOH基と隠蔽層中のイソシアネート基とがウレタン結合し、隠蔽層中に捕捉されるので、紫外線吸収剤の経時的なブリードアウトが防止される。
【0027】
透明着色層は、隠蔽層と同様のバインダーと着色剤を用いて透明にする。
【0028】
透明着色層に紫外線吸収剤を遮断する性質を持たせるには、基材シート中の紫外線吸収剤として分子中にOH基を有する有機系を使用しているので、透明着色層はイソシアネート基を有する樹脂を使用して形成するとよい。このような組合せにしておくことにより、紫外線吸収剤がブリードアウトして透明着色層に入ると、その紫外線吸収剤のOH基と透明着色層中のイソシアネート基とがウレタン結合し、透明着色層中に捕捉されるので、紫外線吸収剤の経時的なブリードアウトが防止される。
【0029】
柄模様の装飾層は、グラビア印刷、オフセット印刷、シルクスクリーン印刷、転写シートからの転写印刷等公知の印刷法によりインキ(或いは塗料)にて形成することができる。模様には、木目模様、石目模様、布目模様、皮紋模様、幾何学図形、文字、記号等がある。インキ(或いは塗料)としては、バインダーとして、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン等の塩素化ポリオレフィン、ポリエステル、イソシアネートとポリオールからなるポリウレタン、アクリル、酢酸ビニル、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体、セルロース系樹脂、ポリアミド樹脂等を一種又は二種以上混合して用い、これに前記に列挙した公知の顔料を添加したものを使用する。また、装飾処理として、蒸着、スパッタリング等でアルミニウム、クロム等の金属薄膜を形成してもよい。
【0030】
導管模様の印刷インキ層は、グラビア印刷、オフセット印刷、シルクスクリーン印刷、転写シートからの転写印刷等公知の印刷法によりインキ(或いは染料)にて形成することができる。インキとしては例えば、黒ないし焦茶色の濃色インキが用いられ、半艶、全艶消し等任意に調整することができる。インキのバインダーとして、フェノール樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂等の熱硬化性樹脂の1種又は2種以上の混合樹脂を用いることができる。適量の艶消剤を分散させて所望の光沢度を与えるが、艶消剤としては、マイカ、シリカ、アルミナ、炭酸カルシウム、ケイソウ土、ケイ砂、シラスバルーン等が用いられる。
【0031】
基材シートの表面側に凹部からなる凹陥模様を形成するには、ヘアライン加工、サンドブラスト加工、エンボス加工等の手段によればよい。エンボス加工は、熱プレス方式の枚葉又は輪転式エンボス機を用いて加熱軟化された樹脂シートの表面にエンボス版を押圧し、該エンボス版表面の形状を賦形することにより凹凸模様を形成する。エンボス加工により形成する凹陥模様としては、木目導管溝、木目木肌、石板表面凹凸(花崗岩劈開面等)、布帛の表面テクスチュア、梨地、砂目、ヘアライン、万線条溝等を表現したもの、又はそれらを組み合わせたものが挙げられる。
【0032】
また、この凹陥模様の凹部には必要に応じて公知のワイピング法により着色インキを充填する。この着色インキとしては、ウレタン樹脂、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂その他常用のビヒクルに顔料又は染料を加えたものを選択使用するが、ビヒクルは2液硬化型の密着性、耐溶剤性の良好なものが好ましい。ワイピングは、ドクターブレード法、ロールコート法等従来から使用されているワイピング法のいずれによってもよい。すなわち、凹陥模様の全面に着色インキを塗工し、しかる後にインキを掻き採って凹部に着色インキを残留せしめる。
【0033】
【実施例】
(実施例1)
この実施例では図1に示す構成の化粧シートを製造した。
【0034】
透明ポリプロピレン(出光石油化学工業製「E−2600」)にベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤(旭電化工業製「LA−36」)を0.3重量%、ヒンダードアミン系ラジカル捕捉剤(旭電化工業製「LA−62」)を0.3重量%添加したものを80μmの厚さで押し出してシート化し、これを基材シートに用いた。
【0035】
そして、基材シートの裏面側にコロナ処理を施してプライマー層を設けてから、絵柄印刷を行って柾目柄模様の装飾層を形成した。プライマー層のインキには、主剤の樹脂成分がウレタンエラストマー(Tgが−45℃、分子量が40,000)とアクリル樹脂(Tgが100℃、分子量が50,000)の混合物であり、これにイソシアネート系硬化剤を添加してなるインキを使用した。また、絵柄印刷には塩化ビニル系樹脂インキを用いた。その装飾層を覆うように、チタン白を含有する白ベタインキを用いて隠蔽層を形成した。
【0036】
次いで、基材シートの表面側に表面層を設け、その上に導管模様の印刷インキ層を設けた。表面層はアクリルポリオール(Tgが90℃、分子量が80,000)100重量部にイソシアネート12重量部を加えたもので形成した。また、印刷インキには2液硬化型インキを使用した。
【0037】
(実施例2)
この実施例では図2に示す構成の化粧シートを製造した。
【0038】
実施例1で基材シートに用いた樹脂に、エラストマーとしてスチレンゴムを添加したものを実施例1と同様にシート化して基材シートを形成した。そして、その基材シートの裏面側に、実施例1と同様にして、プライマー層、装飾層及び隠蔽層を形成した。
【0039】
次いで、基材シートの表面側に木目導管模様の凹陥溝を有するエンボス版でエンボス加工を行った。さらに、ウレタン系のインキを用いてエンボス面にワイピング処理を施した。そして、実施例1と同様のものを用いてその上に表面層を設けた。
【0040】
(実施例3)
この実施例では図3に示す構成の化粧シートを製造した。
【0041】
実施例1で使用したのと同様の基材シートを使用した。そして、その裏面側に着色透明層を設けてから、絵柄印刷を行って柾目柄模様の装飾層を形成した。着色透明層には主剤の樹脂成分がウレタンエラストマー(Tgが−45℃、分子量が40,000)で、これにイソシアネート系硬化剤を添加してなるインキを使用し、絵柄印刷には塩化ビニル系実施例インキを使用した。次いで、実施例1と同様に、基材シートの表面側に表面層を設け、その上に導管模様の印刷インキ層を設けた。
【0042】
(実施例4)
この実施例では図4に示す構成の化粧シートを製造した。
【0043】
実施例2で使用したのと同様の基材シートを使用した。そして、その基材シートの裏面側に、実施例3と同様にして着色透明層及び装飾層を設けた。次いで、基材シートの表面側に木目導管模様の凹陥溝を有するエンボス版でエンボス加工を行った。さらに、ウレタン系のインキを用いてエンボス面にワイピング処理を施した。そして、実施例1と同様のものを用いてその上に表面層を設けた。
【0044】
(実施例5)
この実施例では図5に示す構成の化粧シートを製造した。
【0045】
実施例1で使用したのと同様の基材シートを使用した。そして、その裏面側にプライマー層を設けてから、その上に絵柄印刷を行って柾目柄模様の装飾層を形成し、それを覆って着色透明層を形成した。プライマー層は主剤の樹脂成分がウレタンエラストマー(Tgが−45℃、分子量が40,000)で、これにイソシアネート系硬化剤を添加してなるインキを使用し、絵柄印刷は塩化ビニル系実施例インキを使用した。また、着色透明層は2液硬化型ウレタンインキを使用した。次いで、実施例1と同様に、基材シートの表面側に表面層を設け、その上に導管模様の印刷インキ層を設けた。
【0046】
(実施例6)
この実施例では図6に示す構成の化粧シートを製造した。
【0047】
実施例2で使用したのと同様の基材シートを使用した。そして、その基材シートの裏面側に、実施例5と同様にしてプライマー層、装飾層及び着色透明層を設けた。次いで、基材シートの表面側に木目導管模様の凹陥溝を有するエンボス版でエンボス加工を行った。さらに、ウレタン系のインキを用いてエンボス面にワイピング処理を施した。そして、実施例1と同様のものを用いてその上に表面層を設けた。
【0048】
(実施例7)
この実施例では図7に示す構成の化粧シートを製造した。
【0049】
実施例1で使用したのと同様の基材シートを使用した。そして、その裏面側にプライマー層を設けてから、着色透明層を形成し、その上に絵柄印刷を行って柾目柄模様の装飾層を形成した。プライマー層は主剤の樹脂成分がウレタンエラストマー(Tgが−45℃、分子量が40,000)で、これにイソシアネート系硬化剤を添加してなるインキを使用し、着色透明層は2液硬化型ウレタンインキを使用し、絵柄印刷には塩化ビニル系実施例インキを使用した。次いで、実施例1と同様に、基材シートの表面側に表面層を設け、その上に導管模様の印刷インキ層を設けた。
【0050】
(実施例8)
この実施例では図8に示す構成の化粧シートを製造した。
【0051】
実施例2で使用したのと同様の基材シートを使用した。そして、その基材シートの裏面側に、実施例5と同様にしてプライマー層、着色透明層及び装飾層を設けた。次いで、基材シートの表面側に木目導管模様の凹陥溝を有するエンボス版でエンボス加工を行った。さらに、ウレタン系のインキを用いてエンボス面にワイピング処理を施した。そして、実施例1と同様のものを用いてその上に表面層を設けた。
【0052】
(比較例1〜8)
上記の各実施例1〜8において表面層を省略し、また基材シートの裏面側にくるプライマー層及び隠蔽層を塩素化ポリプロピレンで形成した。
【0053】
上記の各実施例1〜8及び各比較例1〜8で作製した化粧シートを80℃のオーブンで24時間加温した後、シートの裏面及び表面の紫外線吸収剤のブリードを目視でチェックした。実施例1〜8の化粧シートについては紫外線吸収剤のブリードは見られなかったが、比較例1〜8の化粧シートについては紫外線吸収剤のブリードが見られ、両面が白っぽくなっていた。
【0054】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の化粧シートは、ポリオレフィン樹脂からなる基材シートに紫外線吸収剤を含有させるとともに、その表裏両側に紫外線吸収剤を遮断する性質の層を形成したことにより、これらの層により紫外線吸収剤の経時的なブリードアウトが防止されるので、紫外線吸収剤が減少することなく、したがってオレフィン系樹脂を使用した化粧シートでありながら耐候性が良好なものとなる。
【0055】
また、本発明の化粧シートは、ポリオレフィン樹脂からなる基材シートに別のシートをラミネートするものではないので、ラミネートに要するコストがかからず、安価なものとして供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1のタイプの化粧シートの一例を示す断面図である。
【図2】本発明に係る第1のタイプの化粧シートの別の例を示す断面図である。
【図3】本発明に係る第2のタイプの化粧シートの一例を示す断面図である。
【図4】本発明に係る第2のタイプの化粧シートの別の例を示す断面図である。
【図5】本発明に係る第3のタイプの化粧シートの一例を示す断面図である。
【図6】本発明に係る第3のタイプの化粧シートの別の例を示す断面図である。
【図7】本発明に係る第4のタイプの化粧シートの一例を示す断面図である。
【図8】本発明に係る第4のタイプの化粧シートの別の例を示す断面図である。
【符号の説明】
10 基材シート
11 表面層
12 プライマー層
13 装飾層
14 隠蔽層
15 印刷インキ層
16 着色インキ
20 基材シート
21 表面層
22 透明着色層
23 装飾層
24 印刷インキ層
25 着色インキ
30 基材シート
31 表面層
32 プライマー層
33 装飾層
34 着色透明層
35 印刷インキ層
36 着色インキ
40 基材シート
41 表面層
42 プライマー層
43 着色透明層
44 装飾層
45 印刷インキ層
46 着色インキ

Claims (16)

  1. 紫外線吸収剤を含有したポリオレフィン樹脂からなる基材シートと、基材シートの表側となる面に設けられた表面層と、基材シートの裏側となる面に設けられたプライマー層と、プライマー層の裏面側に設けられた柄模様の装飾層と、柄模様の装飾層を覆って設けられた隠蔽層とを備えた化粧シートにおいて、紫外線吸収剤として分子中にOH基を有する有機系の化合物を使用するとともに、イソシアネート基を有する樹脂を使用して表面層を形成し、さらにイソシアネート基を有する樹脂を使用してプライマー層と隠蔽層の少なくとも一方の層を形成することにより、表面層と、プライマー層と隠蔽層の少なくとも一方の層に紫外線吸収剤を遮断する性質を持たせたことを特徴とする化粧シート。
  2. 表面層の上に導管模様の印刷インキ層を設けた請求項1に記載の化粧シート。
  3. 基材シートの表面側に凹部からなる凹陥模様を形成した請求項1に記載の化粧シート。
  4. 凹陥模様の凹部に着色インキを充填した請求項3に記載の化粧シート。
  5. 紫外線吸収剤を含有したポリオレフィン樹脂からなる基材シートと、基材シートの表側となる面に設けられた表面層と、基材シートの裏側となる面に設けられた着色透明層と、着色透明層の裏面側に設けられた柄模様の装飾層とを備えた化粧シートにおいて、紫外線吸収剤として分子中にOH基を有する有機系の化合物を使用するとともに、イソシアネート基を有する樹脂を使用して表面層と着色透明層を形成することにより、表面層と着色透明層に紫外線吸収剤を遮断する性質を持たせたことを特徴とする化粧シート。
  6. 表面層の上に導管模様の印刷インキ層を設けた請求項5に記載の化粧シート。
  7. 基材シートの表面側に凹部からなる凹陥模様を形成した請求項5に記載の化粧シート。
  8. 凹陥模様の凹部に着色インキを充填した請求項7に記載の化粧シート。
  9. 紫外線吸収剤を含有したポリオレフィン樹脂からなる基材シートと、基材シートの表側となる面に設けられた表面層と、基材シートの裏側となる面に設けられたプライマー層と、プライマー層の裏面側に設けられた柄模様の装飾層と、柄模様の装飾層を覆って設けられた着色透明層とを備えた化粧シートにおいて、紫外線吸収剤として分子中にOH基を有する有機系の化合物を使用するとともに、イソシアネート基を有する樹脂を使用して表面層を形成し、さらにイソシアネート基を有する樹脂を使用してプライマー層と着色透明層の少なくとも一方の層を形成することにより、表面層と、プライマーと着色透明層の少なくとも一方に紫外線吸収剤を遮断する性質を持たせたことを特徴とする化粧シート。
  10. 表面層の上に導管模様の印刷インキ層を設けた請求項9に記載の化粧シート。
  11. 基材シートの表面側に凹部からなる凹陥模様を形成した請求項9に記載の化粧シート。
  12. 凹陥模様の凹部に着色インキを充填した請求項11に記載の化粧シート。
  13. 紫外線吸収剤を含有したポリオレフィン樹脂からなる基材シートと、基材シートの表側となる面に設けられた表面層と、基材シートの裏側となる面に設けられたプライマー層と、プライマー層の裏面側に設けられた着色透明層と、着色透明層の裏面側に設けられた柄模様の装飾層とを備えた化粧シートにおいて、紫外線吸収剤として分子中にOH基を有する有機系の化合物を使用するとともに、イソシアネート基を有する樹脂を使用して表面層を形成し、さらにイソシアネート基を有する樹脂を使用してプライマ ー層と着色透明層の少なくとも一方の層を形成することにより、表面層と、プライマーと着色透明層の少なくとも一方に紫外線吸収剤を遮断する性質を持たせたことを特徴とする化粧シート。
  14. 表面層の上に導管模様の印刷インキ層を設けた請求項13に記載の化粧シート。
  15. 基材シートの表面側に凹部からなる凹陥模様を形成した請求項13に記載の化粧シート。
  16. 凹陥模様の凹部に着色インキを充填した請求項15に記載の化粧シート。
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