JP3772448B2 - 操作ペタル及び操作レバー - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明はトラッククレーンなどの運転に取り付けられる操作ペタル、操作レバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来このような操作ペタルや操作レバーのロック装置としてペダル板の後端の下に足のつま先を入れペタル板を跳ね上げることにより、ペタル板の下に一体に取り付けられたアームの突起が拘束部材に固定されてロックするものがあった(実公昭62−34945)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしこのようなロック装置では、ロックしようとするときにその都度、ペタル板の下に足先を入れて跳ね上げる必要があるので、普段あまり使わない足の付け根前部の筋肉を使うため筋が痛くなる等の問題があった。
また狭い運転室内で床とペタル板との間に足先が入るだけの隙間を設ける必要があり、他の計器、操作部材等の配置に制約を受けるという不都合があった。
そこで本発明の目的はロックする際に足に負担がかからず簡単にロックすることができるコンパクトな操作ペタルあるいは操作レバーを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明はこのような課題を解決するため次のような操作ペタル及び操作レバーを採用した。すなわち請求項1記載のものは操作ペタルであって、固定軸を中心に回転自在に取り付けられたリンクとそのリンクに摺動自在に取り付けられたペタルと、先端に開口部をもつ床あるいは床上の台座に固定された拘束具とによって構成され、前記ペタルの後端には前記拘束具の開口部に嵌合する突起物が設けられており、ペタルを斜め上方に摺動させると前記ペタルの突起物が前記拘束具の開口部に嵌合して固定され、ペタルを踏んでもリンクが回転しないようになっていることを特徴とするものである。
【0005】
そして請求項2記載のものは操作レバーであって、固定軸を中心に回転自在に取り付けられており、先端に操作レバーを有するリンクとそのリンクに摺動自在に取り付けられたペタルと、先端に開口部をもつ床あるいは床上の台座に固定された拘束具とによって構成され、前記ペタルの後端には前記拘束具の開口部に嵌合する突起物が設けられており、ペタルを斜め上方に摺動させると前記ペタルの突起物が前記拘束具の開口部に嵌合して固定され、操作レバーを操作してもリンクが回転しないようになっていることを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
【実施例1】
図1、2に本発明にかかる操作ペタルのロック装置の第一の実施例の側面図、背面図をそれぞれ示す。図1、2は、操作ペタルがロックされていない状態を示している。
実施例1の操作ペタルは、軸30を中心に回転して油圧などの切換弁の切換リンク14を前後させるリンク10と、ペタル20及びブラケット25によって構成される。
【0007】
図1、2に示すよう、リンク10は、固定軸30に回転自在に取り付けられた軸受部12に固定されており、リンク10が軸30を中心に回転すると、軸受部12の下に固定されたアーム13が回転し、方向切換弁の切換用リンク14を前後させるようになっている。
一方ペタル20はペタル板21とその下に一体にとりつけられたアーム22とによって構成され、アーム22にはピン23a、23b及び突起物24が設けられている。
そしてペタル20の動きを拘束するためのブラケット25は、上部に開口部を有しており、図1、2に示すように、リンクの後方位置に床上の台座に固定されて取り付けられている。
【0008】
リンク10には図1に示すように2個の貫通した溝10a、10bが設けられており、これらの溝にピン23a、23bを差し込んでペタル20をリンク10に取り付ける。すなわちまずピン23a、bを抜いた状態で、リンク10の溝10aとピン23aの位置及び溝10bとピン23bの位置を合わせてピン23a、23bを差し込むと、これらのピンがリンク10の溝10a、10bを通して差し込まれるので、ペタル20がリンク10に摺動自在に取り付けられる。その後アーム22とリンク10のそれぞれに設けられた突起に2本のバネ15、15’を取り付けると、アーム22のピン23a、23bは図1に示すようにペタル20の自重とバネの収縮力により、リンク10の溝10a、10bの最下部(図1に示すA、B点)に位置して取り付けが完了する。
なお、ペタルの自重だけでペタルは下に下がるので、バネ15、15’を取り付けないようにしてもよい。
【0009】
図1、2に示す状態ではペタル10はアーム22に取り付けられたピン23a、23bによってリンク10と一体になっており、ペタル20の回転は何等拘束されていないので、ペタル20を足で踏んで操作することによりリンク10を軸30の回りに回転させ、方向切換をすることができる。
すなわちリンク10を前方へ倒す場合(図1でリンク10を時計回りに回転させる場合)はペタル20の前半部に力をかけて踏み込めばよく、リンクを後方へ戻す場合にはペタル20の手前の後半部を踏み込めばよい。
【0010】
次にロックする場合は次のようにする。
まずペタル板21全体に軽く足をかけ上向きに力を入れると、アーム22に取り付けられたピン23a、23bは、ペタルの自重及びバネの収縮力による抵抗を受けながらリンクの溝の中を斜め上方に移動するので、ペタル20は斜め上方向にスライドする。
ピン23bがはまっているリンク10の溝10bは図1に示すように上部がカギ状に曲がっており、ペタル20の動きはこの溝の曲がり位置で停められる。
そのとき軽くペタルを押してやるとアーム22に取り付けられた突起物24がブラケット25の開口部に達っして固定される。この後ピン23bはペタル20の自重及びバネの収縮力で図3に示すB’点の位置にくる。またピン23aは図3に示すA’点の位置にくる。
これでロックが完了する。図3はこのロックさせた状態の操作ペタルを示している。図3に示す状態でペタル板21を操作しようとしても、ペタル20のアームの突起物24がブラケット25の開口部で拘束されているでペタル20は軸30を中心に回転することは出来ず、ロック状態となるのである。
実施例1においてペタルがロックされた状態ではペタル20は斜め上方に押し上げられているので、ペタル20が運転者の足元から離れており、ロック状態での足の置き場も充分確保できる。
【0011】
ロックをはずす場合には、つま先でペタル板21の後端を跳ね上げればよい。そうすると、バネの収縮力とペタルの自重によりペタル20が下方に引き戻されてロックが解除される。
【0012】
【実施例1の変形例】
以上説明した実施例1ではリンク10に溝が設けられ、これにアーム22のピンが取り付けられるようになっているが、逆にアーム22に溝を設け、リンク10にピンを設けて取り付けるようにしても良い。またリンク10に設けた溝は10a、10bの2個であるがこれらを連結して一個の溝としたものでも良い。
さらに実施例1ではペタル板の下に取り付られたアームは1枚であるが、これを2枚にしてリンク10を挟むようにペタル20を取り付けても良い。
【0013】
【実施例2】
図4に本発明にかかる操作ペタルのロック装置の他の実施例(実施例2)の側面図を示す。図4は、操作ペタルがロックされていない状態を示している。
実施例2においては図4に示すようにペタル20はペタル板21とそれに取り付けられたアーム22、26、27、28によって構成されている。リンク10には1個の溝10cが設けられており、アーム22に取り付けられたピン23cを溝10cに通してペタル20がリンクに取り付けられている。アーム26、27は図4に示すようにその溝の間にリンク10がはまっており、バネ15、と図示されていないが反対側にあるバネ15’がペタル20とリンク10の間に取り付けられている。
またペタル板21の後端に取り付けられたアーム28にはペタルを拘束してロックするための突起物24が設けられている。
【0014】
図4に示す状態ではペタル20はペタルの自重及びバネ15、15’の収縮力によってリンク10側に引きつけられており、ピン23cはリンクの溝10cの図4に示すC点に位置している。この状態では実施例2のペタルはロックされておらず、ペタル板21の先端付近を踏むとペタル20とリンク10が一体となってリンク10を軸30の回りに図4で右回りに回転させ、ペタル板21の後端付近を踏むと逆に図4で左回りに回転させる。
ペタル20とリンク10とはアーム26、27の溝とリンク10並びにピン23cとリンクの溝10cによって摺動自在に取り付けられているので、ペタル20をロックするにはペタル板21を斜め上方に押し上げ、ペタル板が止まったところで、斜め下に押し込めばよい。このようにするとアーム22のピン23cがリンクの溝10cの図4に示すC’点に位置し、かつアーム28の突起物24がブラケットの開口部に嵌合するため、ペタル板21を踏んでもリンク10は軸30の回りに回転せず、ロックされた状態となるのである。
ロックを解除する方法は実施例1と同様につま先でペタル板21の後端を跳ね上げればよい。
【0015】
(操作レバーの場合)
操作レバーの場合にはリンク10の先端に手動用の操作レバーがつくだけで他の構造は操作ペタルの場合と異ならない。ロックしない場合、操作ペタルがペタルを踏んで操作をするのに対し、操作レバーでは手で操作レバーを動かして操作をする点が異なる。ロックをする場合、ロックを解除する場合の操作のしかたは操作ペタルのそれと全く同じである。
【0016】
【発明の効果】
本発明にかかる操作ペタル、操作レバーは、ペタル板に足をのせたままロックすることが出来るので、ペタルを操作する足に負担がかからず簡単にロックすることができ、しかも、狭い運転室内でも場所をとらずに設置することができ、他の計器、操作部材等の配置に制約を受けず、ゆとりのある操作が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】操作ペタルを操作する状態での本発明の実施例1の側面図である。
【図2】図1の背面図である。
【図3】操作ペタルをロックした状態での本発明の実施例1の側面図である。
【図4】操作ペタルを操作する状態での本発明の実施例2の側面図である。
【符号の説明】
10 リンク
10a、b リンクの溝
10c リンクの溝
11 リンク補強板
12 軸受部
13 アーム
14 方向切換弁の切換用リンク
15、15’ バネ
20 ペタル
21 ペタル板
22 ペタル板に一体に取り付けられたアーム
23a,b 支持ピン
23c 支持ピン
24 ブラケットの開口部に嵌合する突起物
26、27 ペタル板に一体に取り付けられたアーム
28 ペタル板に一体に取り付けられたアーム
25 ブラケット
30 操作ペタルの軸

Claims (2)

  1. 固定軸を中心に回転自在に取り付けられたリンクとそのリンクに摺動自在に取り付けられたペタルと、先端に開口部をもつ床あるいは床上の台座に固定された拘束具とによって構成され、前記ペタルの後端には前記拘束具の開口部に嵌合する突起物が設けられており、ペタルを斜め上方に摺動させると前記ペタルの突起物が前記拘束具の開口部に嵌合して固定され、ペタルを踏んでもリンクが回転しないようになっていることを特徴とする操作ペタル。
  2. 固定軸を中心に回転自在に取り付けられており、先端に操作レバーを有するリンクとそのリンクに摺動自在に取り付けられたペタルと、先端に開口部をもつ床あるいは床上の台座に固定された拘束具とによって構成され、前記ペタルの後端には前記拘束具の開口部に嵌合する突起物が設けられており、ペタルを斜め上方に摺動させると前記ペタルの突起物が前記拘束具の開口部に嵌合して固定され、操作レバーを操作してもリンクが回転しないようになっていることを特徴とする操作レバー。
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