JP2005105591A - 建設機械の操縦装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 安価な機構で、その前後方向の寸法が短く、しかも耐久性に優れる建設機械の操縦装置を提供すること。
【解決手段】 この操縦装置は、乗降遮断レバー4を上方に持ち上げることによりコントロールボックス1を、その後部に設けられたサポート板3で支持するための突出端704を中心にして作業時係止位置より降車時跳ね上げ後方位置へ跳ね上げ回動するものであって、サポート板3の前部側位置にローラ705を設け、その乗降遮断レバー4が下方に位置するときには、突出端704とローラ705との間に掛け渡されて係止された状態となって、弾性付勢力に抗してコントロールボックス1の跳ね上げを防止する一方、乗降遮断レバー4が上方に持ち上げられたときには、ローラ705まわりに回動することにより、上記突出端704から外れて係止状態が解除され、コントロールボックス1を跳ね上げる方向に移動するカム板6を備えている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、油圧ショベルやクレーンなどの建設機械の操縦装置に関するものであり、詳しくはその乗降遮断機構に関するものである。
一般的な油圧ショベルでは、運転席側方にコントロールボックスを配置しており、運転者がエンジンを作動させた状態でそのコントロールボックス上に立設された作業用操作レバーを操作することにより、特定作業を行うようになっている。
ここで、運転者が、エンジンを作動させた状態のまま降車をしたいときがあるが、そのような状態でコントロールボックスに装備された作業用操作レバーに誤って触れたとしても、油圧ショベルが動かないようにすることが安全上好ましい。このため運転者の不用意な降車を阻止する乗降遮断レバーを設けるとともに、この乗降遮断レバーの起伏操作(乗降遮断レバーは運転者の降車を阻止するために運転席から前方に大きく突出させており、運転者の降車を可能とするためには略直角の起伏角度が要求される。)に連動させて上記作業用操作レバーをコントロールボックスごと後方へ所定角度(コントロールボックスは乗降遮断レバーに比べて運転席の前方への突出量が小さいので、作業用操作レバーの操作を不能としかつ運転者の降車を可能とするためには上記起伏角度よりも少ない角度で済む。)だけ傾倒させることがある。したがって、単純にコントロールボックスと乗降遮断レバーとを連結しただけの機構では、上記コントロールボックスの傾倒角度と乗降遮断レバーの起伏角度との関係を満たすことができないため、例えば特許文献1のような機構が採用される。
図5は従来の油圧ショベルの操縦装置の一例を示す側面図であって、図中の実線はコントロールボックスの作業時係止位置状態、二点鎖線はその降車時跳ね上げ後方位置状態を示している。
上記特許文献1では、図5に示すように、作業用操作レバー1511を備えたコントロールボックス1510の内側の位置で、図示しない運転席のシートスタンドに立設したサポート板1515に軸心が左右方向のガイドピン1514を固設し、またガイドプレート1516に側面視への字形のガイド溝穴1517を形成し、上記ガイドピン1514にガイドプレート1516のガイド溝穴1517を係合せしめ、上記コントロールボックス1510の前部側の内部に設けた跳ね上げレバー1512用の基端ボス1519に作業時係止用フック1520とブラケット1521を固設し、そのブラケット1521と、ガイドプレート1516の一端とをリンク1522を介して連結している。作業時係止用フック1520のロックピン1523に対する係合を解除して跳ね上げレバー1512を跳ね上げ操作をすると、コントロールボックス1510は水平軸に巻装したぜんまいばね1513のばね力によって上方に回動を始める。その場合に、跳ね上げレバー1512の基端ボス1519の回動に対して上記リンク1522及びガイドプレート1516が前後方向に回動を行うが、そのときには上記ガイドピン1514に沿ってガイドプレート1516のガイド溝穴1517が摺動してガイドプレート1516及びリンク1522が回動するようになっている。そして、跳ね上げレバー1512がコントロールボックス1510の作業時係止位置状態において、運転者の降車を阻止せしめる乗降遮断レバーに設定されている。
特開平9−209405号公報
上述したように、乗降遮断レバーは運転者の降車を阻止するために運転席から前方に大きく突出させており、運転者の降車を可能とするためには略直角の起伏角度が要求されるのに対し、コントロールボックスは乗降遮断レバーに比べて運転席の前方への突出量が小さいので、作業用操作レバーの操作を不能としかつ運転者の降車を可能とするためには上記起伏角度よりも少ない傾倒角度で済む。かかるコントロールボックスの傾倒角度と乗降遮断レバーの起伏角度との関係を満たすために、上記特許文献1記載の技術では、ガイドプレート1525やガイドピン1514等を備えたカム機構に、ブラケット1521やリンク1522等を備えたリンク機構が組み合わさった複雑な構成となっており、その部品点数が多いので、製作コストが高くつく。また、カム機構に加えてリンク機構があるので、前後方向に長くなり、コンパクト化が困難である。さらに、カム機構では、ガイドピン1514が直接カム溝であるガイド溝穴1517内で摺動するようになっており、跳ね上げレバーの操作時にそのガイドピン1514に大きな力が加わるので、ガイドピン1514の耐久性が低いといった問題もある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、安価な機構で、その前後方向の寸法が短く、しかも耐久性に優れる建設機械の操縦装置を提供することである。
本発明に係る建設機械の操縦装置は、請求項1に記載したように、作業用操作レバーを備えたコントロールボックスを運転席のシートスタンド側方に配置するとともに、このコントロールボックスの前部に位置する第一の回動支点を中心として起伏自在な乗降遮断レバーを配置し、乗降遮断レバーの操作に連動させて、コントロールボックスをその後部側方に位置するシートスタンド上の第二の回動支点を中心にして作業時係止位置より降車時跳ね上げ後方位置へ跳ね上げ回動するように構成している建設機械の操縦装置において、乗降遮断レバーに固定され、上記第一の回動支点を中心として該乗降遮断レバーと一体に回動する移動部材を備え、この移動部材は、上記第二の回動支点から前方に離れた位置に備えられるシートスタンド上の支持軸をスライド自在に嵌合する溝部を有しており、この溝部は、上記コントロールボックスが作業時係止位置の状態において、屈曲点を介してその前後が下がった形状をなしており、この溝部の前下がり部は、上記コントロールボックスの第二の回動支点を中心にして作業時係止位置より降車時跳ね上げ後方位置への跳ね上げ回動を阻止する角度に設定され、上記コントロールボックスの上記シートスタンドへの係止が、上記支持軸が上記溝部の前下がり部に嵌合し、且つ上記移動部材の後部が上記シートスタンドの上記第二の回動支点近傍で係止されることで行われ、乗降遮断レバーが倒伏姿勢から起立姿勢とされるときには、移動部材は、第一の回動支点を中心として回動することにより、上記支持軸を上記溝部の前下がり部から後下がり部に移動させることで上記係止状態を解除して、乗降遮断レバーとともにコントロールボックスの跳ね上がる方向に移動するように構成されていることを特徴とするものである。
請求項2記載の発明のように、上記コントロールボックスの上記シートスタンドへの係止における移動部材後部のシートスタンドへの係止位置を、上記第二の回動支点の軸であるシートスタンド上のコントロールボックス回動支軸に設定し、上記移動部材後部上面を上記コントロールボックス回動支軸に下方から当接させる構成にするのが好ましい。
請求項3記載の発明のように、上記コントロールボックスと上記シートスタンドとの間に、跳ね上げ方向にコントロールボックスを押上げることによって、該コントロールボックスの跳ね上がり力を付加する押圧部材を備えるのが好ましい。
請求項4記載の発明のように、上記溝部の後下がり部の形状は、上記コントロールボックスの跳ね上げに伴って当該コントロールボックスに対してさらに起立する方向に乗降遮断レバーが相対回動するように設定されていることが好ましい。
請求項5記載の発明のように、第一の回動支点から移動部材の中心方向に偏心させた位置とコントロールボックスの前部側方との間に所定の引張力を付加する引張部材を備えるのが好ましい。
請求項6記載の発明のように、支持軸は、当該支持軸まわりに回動自在なローラを有しており、このローラが移動部材の溝部に嵌合されることが好ましい。
請求項1記載の発明によれば、乗降遮断レバーが倒伏姿勢であるときには、移動部材は、シートスタンドに係止された状態となって、コントロールボックスの跳ね上げが阻止される一方、乗降遮断レバーが倒伏姿勢から起立姿勢とされるときには、移動部材は、第一の回動支点を中心として回動することにより上記係止状態が解除されて、乗降遮断レバーとともにコントロールボックスの跳ね上がる方向に移動されるので、簡単な構成となっており、その部品点数が少なくて済む結果、製作コストが低減される。また、カム機構とリンク機構を別個に設けていないので、前後方向に短くなり、コンパクト化が図られる。
請求項2記載の発明によれば、上記コントロールボックスの上記シートスタンドへの係止における移動部材後部のシートスタンドへの係止位置が、上記第二の回動支点の軸であるシートスタンド上のコントロールボックス回動支軸に設定され、上記移動部材後部上面が上記コントロールボックス回動支軸に下方から当接されるので、極めて簡単な構成で、移動部材のシートスタンドへの係止又はその解除が可能となる。
請求項3記載の発明によれば、上記コントロールボックスと上記シートスタンドとの間に、跳ね上げ方向にコントロールボックスを押上げることによって、該コントロールボックスの跳ね上がり力を付加する押圧部材が備えられたので、移動部材が第二の回動支点と支持軸との間に掛け渡されてシートスタンドに係止された状態となっているときには、コントロールボックスの跳ね上がりが確実に阻止される一方、移動部材が、第一の回動支点を中心にして回動することにより第二の回動支点から外れたときには、押圧部材により付加される跳ね上がり力によってコントロールボックスが確実に跳ね上げられる。
請求項4記載の発明によれば、上記溝部の後下がり部の形状は、上記コントロールボックスの跳ね上げに伴って当該コントロールボックスに対してさらに起立する方向に乗降遮断レバーが相対回動するように設定されているので、極めて簡単な構成で、コントロールボックスの傾倒角度よりも乗降遮断レバーの起伏角度を大きくすることができる。
請求項5記載の発明によれば、第一の回動支点から移動部材の中心方向に偏心させた位置とコントロールボックスの前部側方との間に所定の引張力を付加する引張部材が備えられたので、移動部材が第二の回動支点と支持軸との間に掛け渡されて係止された状態となっているときには、乗降遮断レバーの跳ね上がりが確実に阻止される一方、移動部材が、第一の回動支点を中心にして回動することにより第二の回動支点から外れたときには、押圧部材により付加される跳ね上がり力に加え、引張部材によりさらに付加される引っ張り力によって乗降遮断レバーが確実に跳ね上げられる。この場合、引張部材により付加される引っ張り力は第一の回動支点にかかり、その分だけ支持軸にかかる跳ね上がり力が軽減されるので、支持軸まわりの磨耗等が少なくなってその部分の耐久性が向上する。
請求項6記載の発明によれば、支持軸は、当該支持軸まわりに回動自在なローラを有しており、このローラが移動部材の溝部に嵌合されるので、移動部材の移動がスムーズとなり、その溝部や支持軸の磨耗が少なくなって耐久性が向上する。
図1は本発明の一実施形態に係る油圧ショベルの操縦装置の外観構成を示す斜視図、図2は主たる構成部品の詳細を示す図であって、(a)は枠体の左側面図、(b)は乗降遮断レバー付きのカム板の左側面図、(c)はサポート板の左側面図である。
建設機械としての油圧ショベルの操縦装置は、図1に示すように、作業用操作レバー2を備えたコントロールボックス1を図示しない運転席の側方に配置して、その運転席のシートスタンド10から延設した補助部材としてのサポート板3で支持するとともに、このコントロールボックス1の前部に位置する第一の回動支点(図2(a)中の533及び(b)中の601)を中心として起伏自在な乗降遮断レバー4を配置し、乗降遮断レバー4の操作に連動させて、コントロールボックス1をその後部側方に位置する、サポート板3上の第二の回動支点(図2(a)中の521,531及び(c)中の301)を中心にして作業時係止位置より降車時跳ね上げ後方位置へ跳ね上げ回動するように構成している。なお、作業用操作レバー2は、図示しないリモコン弁を操作するためのものであり、乗降遮断レバー4は運転者の不用意な降車を阻止するためのものである。
コントロールボックス1は、側面視で逆三角形状をなす左右カバー11,12に覆われた枠体5とカム板(移動部材)6とを内蔵している。
枠体5は、図2(a)に示すように、前側に作業用操作レバー2の据付座51が形成されているとともに、後側には左右1対をなすブラケット52,53が延設されている。据付座51は、その天井面511が中央を大きく切り欠いた正方形をなしてその四隅に作業用操作レバー2の据付用のボルト孔512が設けられるとともに、その左右両側と後側とがそれぞれ下方に直角に折り曲げられて各面513,514,515が形成され、このうちの面514がさらに図中の手前側に折り曲げられて面516が形成されている。面514の後下部には突起517が図中の手前側に突出している。突起517は引張部材としてのコイルスプリング801(図3参照)の上端を係止するためのものである。
左ブラケット52は側面視で弓形をなし、右ブラケット53は側面視で台形をなしており、ともに上記据付座51の後面515に溶着等されている。両ブラケット52,53の後下部には枠体5の回動中心となる軸孔521,531が側面視で互いに重なり合うように形成されている。また、両ブラケット52,53はその前上部と後上部とにそれぞれスリーブ541,542が介装されることによって互いに平行となっている。
さらに、左ブラケット52の中央下部にはリミットスイッチ523が取り付けられている。右ブラケット53の中央上部には、突起532が図中の手前側に突出しており、その前下部には軸孔533が形成されている。突起532は押圧部材としてのガススプリング802(図3参照)の上端を係止するためのものである。
カム板6は、図2(b)に示すように、側面視で前後に延びる長四角形をなし、前部に乗降遮断レバー4の後端が固定されるとともに、その長尺方向に延びるへの字状のカム溝(溝部)61が形成されている。さらに、前上部には図中の手前に延びる突起601が形成されている。この突起601が上記軸孔533を貫通して所定位置に装着されると、図2(a)に示すように、上記突起522には側面視でCの字状をなす長尺部材602が取り付けられる。この長尺部材602の上面には、上記リミットスイッチ523の接触子が当接可能となっている一方、その下面からはさらに突起603が図中の手前側に突出している。この突起603は、上記コイルスプリング801の下端を係止するためのものである。
乗降遮断レバー4は、丸棒又はパイプを曲げ加工したものであって、図2(b)では、カム板6の前部から一旦下方に延びてから前方に屈曲し延び、さらに手前側に屈曲して延びてから前上がりとなる立体形状を有し、その先端に運転者が把持するための把持部41が固着されている。
サポート板3は、図2(c)に示すように、三角板の底部を図中の奥側にオフセットさせた形状を有し、その頂点には軸孔301が形成され、前傾斜部には軸孔302が形成されている。また、オフセット直上の中央部には、突起303が図中の手前側に突出している。この突起303は上記ガススプリング802の下端を係止するためのものである。さらに、オフセット下部(3箇所)には、軸孔304,305,306がそれぞれ形成されている。これらの軸孔304,305,306は、サポート板3をシートスタンド10にボルトで固定するためのものである。また、サポート板3の最前部には、枠体5の受部となる突起307が設けられており、この突起307を枠体5の前側下部の折り返し面516に当接させて、枠体5の回動動作を規制するようになっている。オフセット部分は変形しないように、ブラケット308,309等で適宜補強されている。
ついで、これらの部品を組立てる方法について説明する。図3は全体の組立て状態を示す図であって、(a)は左側面図、(b)は平面図、(c)は正面図である。なお、図(a)中の実線は乗降遮断レバー4を倒伏させたときの作業時係止姿勢を示し、二点鎖線は主に乗降遮断レバー4を起立させたときの降車時跳ね上げ姿勢を示している。
図3(a)〜(c)に示すように、コントロールボックス1の枠体5は、サポート板3に、枠体5のブラケット52,53部分を重ねてそれらの軸孔301,521,532間にスリーブ701を介装させた状態で水平軸(コントロールボックス回動支軸)702を挿通する。その際、水平軸702の右端を右ブラケット53から図(a)中の奥側に適当長さだけ突出させて適当な抜け止めを施すと、この突出端704はカム板6の上面62に離接自在となる。
ついで、サポート板3の突起(支持軸)302には、ローラ705を回動自在に取り付ける。このローラ705を、カム板6のカム溝61に嵌合して適当な抜止めを施すと、このローラ705はカム溝61にそって転動する結果、上記突起302がカム溝61に対してスライド自在となる。
そして、枠体5の右ブラケット52の軸孔533にカム板6の突起601を挿通する。突起601に沿って長尺部材602を取り付け、その長尺部材602の突起603にコイルスプリング801の下端を係合させるとともに、その上端を枠体5の突起517に係合させて、突起517,603間に常時引っ張り力が加わるように設定する。一方、サポート板3の突起303にガススプリング802の下端を係合させ、その上端を枠体5の突起532に係合させて、突起532に常時押上力が加わるように設定する。この押上力は枠体5を上方に跳ね上げるように作用する跳ね上げ力となる。
図4は本装置の動作を示す図であって、(a)は乗降遮断レバーが下がっている状態を示す斜視図とその機能説明図、(b)は(a)に加えて乗降遮断レバーが上げられた状態を二点鎖線で示す斜視図とその機能説明図である。なお、各機能説明図中の黒丸はサポート板3上の回動中心(固定中心)、白丸は枠体5とカム板6間の回動中心(永久中心)、黒三角はサポート板3上のカム板3の支持点(単純支持)を示している。ここでは、説明の便宜上、突出端704を回動中心としての機能と支持点としての機能とに分離している。
本装置は、単純化すれば、リンク機構の一種であるスライダクランク機構のスライダ部分をカム溝としており、リンク機構とカム機構とを別個に設けた従来例と異なって、リンク機構とカム機構とを一体化した簡素かつコンパクトな構成となっている。
いま、乗降遮断レバー4の先端41を下方に位置させているとする。このときには、枠体5は、図4(a)に示すように、前下がり状態にあって、カム板6の後端付近の上面62が突出端704に当接している。また、ローラ705は、カム溝61の最前部に位置している。したがって、カム板6は突出端704とローラ705との間に掛け渡された姿勢となる。この姿勢では、コイルスプリング801による引張り方向とガススプリング802による押圧方向は、ともに突出端704とローラ705との間の領域内においてカム溝61と略直交する方向に作用している。したがって、カム板6は突出端704とローラ705とで回動動作が拘束された状態となり、自然に回動してしまうおそれがない。
このとき、ガススプリング802による押圧力は、突出端704から押圧位置までの間と、ローラ705から押圧位置までの間の各距離に逆比例して按分されて突出端704とローラ705とにそれぞれかかることになる。また、コイルスプリング801による引っ張り力は、当該引っ張り力のかかる位置からすれば、本来ローラ705側に集中してかかるのであるが、ここでは長尺部材602を介してその引っ張り力と上記押圧力の分担分とが突起601に加わるので、ローラ705には殆ど力が加わらないこととなる。これにより、ローラ705と、このローラ705を摺動させるカム板6のカム溝61との耐久性が向上する。このときにはリミットスイッチ523はその接触子が長尺部材602の上面に当接しているので、その状態を検出し、この検出信号を受けた図示しない電気油圧回路を介して作業用操作レバー2を操作可能としている。
ついで、ガススプリング802による押圧力とコイルスプリング801による引っ張り力との突出端704側の分担分に抗して乗降遮断レバー4の先端41が上方に操作されたとする。この操作力は、乗降遮断レバー4の先端41から突起601までの間と、突出端704から突起601までの間の各距離に逆比例して上記分担分を按分した力以上であればよい。このときには、図4(b)に示すように、乗降遮断レバー4とともにカム板6が突起601を中心として、かつ、ローラ705まわりに時計方向に回転する結果、上面62が突出端704から離間する。
そして、カム溝61が上向きになってくると、コイルスプリング801はカム板6を上方へ引っ張っているので、その引っ張り力でもってカム板6を時計方向に回転させるようになる。このとき、ローラ705はカム溝61内を摺動するので、カム板6の上方への動作を阻害しない。すると、ガススプリング802は常時上向きに枠体5を押圧しているので、その押圧力によって枠体5をカム板6ともに押し上げる。したがって、枠体5、カム板6を有するコントロールボックス1が全体として、サポート板3の回動中心まわりに回動して上方に跳ね上がった状態となる。
この状態を図4(b)に示しているが、このときにはカム板6は機能図中のA方向に回動するとともに、B方向に移動する。そして、そのカム板6の回動角度は枠体5の回動角度に比べて大きくなり、最終的には乗降遮断レバー4の先端41が上向きとなるので、運転者の降車を阻害しないようになる。また、このときには長尺部材602がカム板6とともに回動し、リミットスイッチ523はその接触子が長尺部材602の上面から離間しているので、その状態を検出し、この検出信号を受けた図示しない電気油圧回路の働きにより作業用操作レバー2は操作不能となる。
ついで、乗降遮断レバー4の先端41が再度下方に押し下げられたとする。このときにも、ガススプリング802の押圧力が上向きにかかっているので、それに打ち勝つだけの操作力が必要である。この操作力も、乗降遮断レバー4の先端41から突起601までの間と、突出端704から突起601までの間の各距離に逆比例して上記突出端704による押圧力の分担分を按分した力以上であればよい。その操作力が乗降遮断レバー4の先端41に加わったときに、カム板6は、初めて突起601を回動中心として、かつ、ローラ705まわりに反時計方向に回転していき、ついにカム体6の上面62が突出端704に当接するようになる。この際、乗降遮断レバー4は、ガススプリング802による押圧力に抗して押し下げることになるものの、コイルスプリング801の引っ張り方向はカム板6の押し下がり力と一致するので、その分だけ乗降遮断レバー4の操作力が軽減される。
そして、再び図4(a)に示すように、カム板6の後端の上面62が突出端704に当接すると、ローラ705は、カム溝61の下方に位置するようになる。この姿勢では、コイルスプリング801による引っ張り方向とガススプリング802による押圧方向は、ともに突出端704とローラ705との間の領域内においてカム溝61と略直交する方向に作用している。したがって、カム板6は突出端704とローラ705とで回動動作が拘束された状態となり、自然に回動してしまうおそれがない。また、前述したように、コイルスプリング801による引っ張り力は、長尺部材602を介して突起601に加わるので、カム板6のカム溝61には殆ど力が加わらない。このときには乗降遮断レバー4の先端41が下向きとなっており、運転者の不用意な降車を阻害する。また、このときには長尺部材602がカム板6とともにもとの位置にまで回動し、リミットスイッチ523はその接触子が長尺部材602の上面に当接するので、その状態を検出し、この検出信号を受けた図示しない電気油圧回路の働きにより作業用操作レバー2は操作可能となる。
以上説明したように、本実施形態によれば、乗降遮断レバー4が倒伏姿勢であるときには、カム板6が、ローラ705と突出端704との間に掛け渡された状態となって、その中間がガススプリング802で押し上げられることにより、コントロールボックス1の跳ね上げが阻止される一方、乗降遮断レバー4が倒伏姿勢から起立姿勢とされたときには、カム板6が、突起601を中心として、かつ、ローラ705まわり回動することにより突出端704から外れ、その状態でコイルスプリング801で引っ張られることによりコントロールボックス1の跳ね上がる方向に移動するので、簡単な構成となっており、その部品点数が少なくて済む結果、製作コストが低減される。また、リンク機構がカム機構と別個に設けられていないので、前後方向に短くなり、コンパクト化が図られる。
なお、上記実施形態では、カム板6の上面62が突出端704に離接自在に接触しているが、この係止位置は必ずしも第二の回動中心と一致する必要はなく、例えば移動部材に係止部を設けてそれを第二の回動中心付近に係止するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、コントロールボックス1の跳ね上がり力は、このコントロールボックス1の枠体5の前後方向における中央部を押上げるガススプリング801によって付加されているが、コイルスプリング等の他の押圧部材を使用してもよい。
また、上記実施形態では、第二の回動支点と支持軸は当該回動支点と軸を中心として回動自在な突出端704とローラ705とをそれぞれ備えており、カム板6は、第二の回動支点に設けられた突出端704に離間可能に接触する上面62と、支持軸に設けられたローラ705に摺動自在に接触するカム溝61とを有するスライダクランク機構を構成しているが、その他のリンク機構等を採用してもよい。また、突出端704にローラを備えてもよいし、逆にローラ705を突出端としてもよい。このようにローラを備えることで、当該接触部分の磨耗を少なくし、その耐久性を向上させることができる。
また、上記実施形態では、乗降遮断レバー4が倒伏姿勢であるときには、カム板6の上面62は略水平姿勢をなすとともに、カム溝61は側面視でへの字状をなし、乗降遮断レバー4が起立姿勢であるときには、カム板6の上面62は略垂直姿勢をなすとともに、カム溝61は側面視で左右逆転したくの字状をなすこととしているが、カム板6を略水平姿勢としたときにその屈曲点の前後が下がっている形状であれば、その他のカム形状を採用してもよい。
また、上記実施形態では、カム板6の前部に乗降遮断レバー4の後端が固定されているが、両者を一体形成してもよい。
また、上記実施形態では、建設機械の一例としての油圧ショベルの操縦装置について説明したが、本発明の適用範囲はこれに限られず、本発明をホイールクレーン等、他の建設機械の操縦装置にも同様に適用できる。
本発明の一実施形態に係る油圧ショベルの操縦装置の外観構成を示す斜視図である。 主たる構成部品の詳細を示す図であって、(a)は枠体の左側面図、(b)は乗降遮断レバー付きのカム板の左側面図、(c)はサポート板の左側面図である。 全体の組立て状態を示す図であって、(a)は左側面図、(b)は平面図、(c)は正面図である。 本装置の動作を示す図であって、(a)は乗降遮断レバーが下がっている状態、(b)は乗降遮断レバーが上げられた状態を示している。 従来の一例における操縦装置を示す説明図である。
符号の説明
1 コントロールボックス
2 作業用操作レバー
3 サポート板(シートスタンドから延設された補助部材)
4 乗降遮断レバー
5 枠体
6 カム板(移動部材)
10 シートスタンド
61 カム溝(溝部)
62 上面
302 突起(支持軸)
601 突起(第一の回動支点)
702 水平軸(コントロールボックス回動支軸)
704 突出端(第二の回動支点)
705 ローラ
801 コイルスプリング(引張部材)
802 ガススプリング(押圧部材)

Claims (6)

  1. 作業用操作レバーを備えたコントロールボックスを運転席のシートスタンド側方に配置するとともに、このコントロールボックスの前部に位置する第一の回動支点を中心として起伏自在な乗降遮断レバーを配置し、乗降遮断レバーの操作に連動させて、コントロールボックスをその後部側方に位置するシートスタンド上の第二の回動支点を中心にして作業時係止位置より降車時跳ね上げ後方位置へ跳ね上げ回動するように構成している建設機械の操縦装置において、
    乗降遮断レバーに固定され、上記第一の回動支点を中心として該乗降遮断レバーと一体に回動する移動部材を備え、
    この移動部材は、上記第二の回動支点から前方に離れた位置に備えられるシートスタンド上の支持軸をスライド自在に嵌合する溝部を有しており、
    この溝部は、上記コントロールボックスが作業時係止位置の状態において、屈曲点を介してその前後が下がった形状をなしており、この溝部の前下がり部は、上記コントロールボックスの第二の回動支点を中心にして作業時係止位置より降車時跳ね上げ後方位置への跳ね上げ回動を阻止する角度に設定され、
    上記コントロールボックスの上記シートスタンドへの係止が、上記支持軸が上記溝部の前下がり部に嵌合し、且つ上記移動部材の後部が上記シートスタンドの上記第二の回動支点近傍で係止されることで行われ、
    乗降遮断レバーが倒伏姿勢から起立姿勢とされるときには、移動部材は、第一の回動支点を中心として回動することにより、上記支持軸を上記溝部の前下がり部から後下がり部に移動させることで上記係止状態を解除して、乗降遮断レバーとともにコントロールボックスの跳ね上がる方向に移動するように構成されていることを特徴とする建設機械の操縦装置。
  2. 上記コントロールボックスの上記シートスタンドへの係止における移動部材後部のシートスタンドへの係止位置を、上記第二の回動支点の軸であるシートスタンド上のコントロールボックス回動支軸に設定し、上記移動部材後部上面を上記コントロールボックス回動支軸に下方から当接させる構成にしたことを特徴とする請求項1記載の建設機械の操縦装置。
  3. 上記コントロールボックスと上記シートスタンドとの間に、跳ね上げ方向にコントロールボックスを押上げることによって、該コントロールボックスの跳ね上がり力を付加する押圧部材を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の建設機械の操縦装置。
  4. 上記溝部の後下がり部の形状は、上記コントロールボックスの跳ね上げに伴って当該コントロールボックスに対してさらに起立する方向に乗降遮断レバーが相対回動するように設定されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の建設機械の操縦装置。
  5. 第一の回動支点から移動部材の中心方向に偏心させた位置とコントロールボックスの前部側方との間に所定の引張力を付加する引張部材を備えたことを特徴とする請求項4記載の建設機械の操縦装置。
  6. 支持軸は、当該支持軸まわりに回動自在なローラを有しており、このローラが移動部材の溝部に嵌合されることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の建設機械の操縦装置。
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