JPH0425382Y2 - - Google Patents

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JPH0425382Y2
JPH0425382Y2 JP1986042645U JP4264586U JPH0425382Y2 JP H0425382 Y2 JPH0425382 Y2 JP H0425382Y2 JP 1986042645 U JP1986042645 U JP 1986042645U JP 4264586 U JP4264586 U JP 4264586U JP H0425382 Y2 JPH0425382 Y2 JP H0425382Y2
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JP
Japan
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shift lever
driver
seat
case
lever case
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JP1986042645U
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JPS62153129U (ja
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  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は電気式変速装置の搭載車両に適用可
能な可動式シフトレバー装置に関する。
(従来の技術) バスなどの大型車両において、運転者の疲労を
軽減するため、変速操作装置を従来の機械式遠隔
操作機構から、例えば電気−空気圧制御機構に置
き換えたものが知られている(例えば三菱重工技
報VOL20、No.1参照)。
これは、運転者がクラツチを踏み込んでシフト
レバーを操作し変速指示を行うと、コントロール
ユニツトがシフトレバーユニツトからの電気信号
に基づいてギヤシフトユニツトのマグネツトバル
ブに通電し、これによりギヤシフトユニツトのシ
リンダがエアタンクからのエア圧によつてギヤシ
フト操作を行うようになつている。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、このような電気式変速装置を搭載し
た車両にあつては第6図で示すように、運転席1
の左側に支柱2を立て、この支柱2の上部(所定
高さ位置)に、例えばシフトレバー3と制御回路
部4(シフトレバーユニツト及びコントロールユ
ニツトを納める)を組み付けたシフトレバーケー
ス5を配設する。なお、制御回路部4はハーネス
6を介してギヤシフトユニツト(図示せず)のマ
グネツトバルブに接続される。
しかしながら、このようなシフトレバー装置に
あつては、特に運転席1の右側に乗降扉のないバ
スなどの場合、支柱2が運転者の乗り降りの邪魔
になるという問題点があつた。
(問題点を解決するための手段) この考案はこのような問題点を解消するため、
シフトレバーの操作に応じた電気信号を出力する
シフトレバーユニツトと、この電気信号に基づい
てギヤシフトアクチユエータの駆動を制御するコ
ントロールユニツトを備えた電気式変速装置の搭
載車両において、運転席後方に立設した支柱から
側方に向けて水平軸を延設し、先端部にシフトレ
バーケースを取り付けたシフトレバーケースの基
端部を、前記水平軸を介して運転席後方に起立さ
せた格納位置から運転席側方に伏倒させた使用位
置までの角度範囲で回動可能に支持した。
(作用) 運転者の乗降時はシフトレバーケースを使用位
置から格納位置へと回動させればよく、この場合
支柱及びシフトレバーケースは運転席後方に位置
するため乗り降りの邪魔にならない。
支柱は運転席後方に位置しかつ占有面積が小さ
いのでフロア上の空間利用効率も良い。
シフトレバーケースは、支柱から側方に延設さ
れた水平軸により位置決めされているため、変速
操作時にシフトレバーに加えられる操作力に対抗
してシフトレバーケースを固定するための手段は
不要である。
(実施例) 第1,2図において、10は運転席11の側部
後方にてフロア上に略垂直に立てられた支柱で、
その上部にはシフトレバーケース12が基端部で
水平軸13を介して回動自在に連結される。
シフトレバーケース12の支柱10との摺接面
には第3図で示すように、スプリング14で付勢
されて突出するロツクピン15が設けられ、ロツ
クピン15はプツシュボタン16を押すと、リン
ク17の作用により引き込まれて後述の位置決め
穴18から外れるようになつている。19はリン
ク17の支点を示す。
一方、支柱10側の摺接面には第4図で示すよ
うに、ロツクピン15を受け入れる円弧状溝20
が水平軸13を中心にする45°の角度範囲に形成
され、溝20の両端部にはロツクピン15の嵌合
する位置決め穴18が設けられる。
従つて、シフトレバーケース12の支柱10に
対する可動範囲はロツクピン15の動きを規制す
る円弧状溝20の範囲、つまり運転席後方に起立
させた格納位置から運転席側方に伏倒させた使用
位置までの角度範囲に限定され、ロツクピン15
が位置決め穴18に係合するとロツクされるよう
になつている。
シフトレバーケース12にはシフトレバー21
と制御回路部22(従前と同じくシフトレバーユ
ニツト及びコントロールユニツトを納める)が組
み付けられ、制御回路部22はハーネス23を介
してギヤシフトユニツト(図示せず)のマグネツ
トバルブに接続される。
この場合、ハーネス23はシフトレバーケース
12の摺接面より引き出して、支柱10内を通す
のであり、このため支柱10側の摺接面にはハー
ネス23がシフトレバーケース12の回動を阻害
しないように円弧状溝20と同じく水平軸13を
中心とする45°の角度範囲で円弧状のハーネス挿
痛穴24が形成される。
このように形成したので、運転者の乗降時はシ
フトレバーケース12を使用位置から第1図の一
点鎖線で示すように格納位置へと跳ね上げればよ
く、この場合シフトレバーケース12及び支柱1
0は運転席11の後方に位置するので乗り降りの
邪魔にならない。また、支柱10は運転席11後
方に位置しかつ占有面積も小さいので、例えば運
転者の足元空間の拡大や小物入れの設置など、フ
ロア空間の有効利用を図ることができる。
他方、シフトレバーケース12は運転席の側方
に延設した水平軸13を介して支持及び位置決め
がなされるので、使用状態においてシフトレバー
21に加えられる前後左右方向の操作力に対抗し
て位置保持を行うための固定手段を格別に設ける
必要はなく、その支持構造を簡略化できるのでコ
ストの点でも有利である。
なお、シフトレバーケース12は第5図に示す
ように、使用状態での上面をアームレストスペー
ス25として利用してもよく、また同じく運転席
側の片面に灰皿26のほか、小物入れなどを付け
ても良い。
(考案の効果) 以上要するにこの考案によれば、運転席の後方
に立設した支柱から側方に水平軸を延設し、シフ
トレバーケースを前記水平軸を介して運転席後方
に起立させた格納位置から運転席側方に伏倒させ
た使用位置までの角度範囲で回動可能に支持した
ので、運転者の乗降時にシフトレバーケースを格
納位置に跳ね上げれば、シフトレバーケース及び
支柱は運転席後方に位置することになるので、乗
降性を改善できるという効果が得られる。
また、この考案はシフトレバーケースを支持す
る支柱を運転席後方に配置したことからフロア空
間の有効利用が可能であり、さらにシフトレバー
ケースの支持構造が簡略であるので低コストで実
現できるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す側面図、第2
図は同じく斜視図、第3図は同じく一部断面図、
第4図は支柱の斜視図、第5図は他の実施例を示
すシフトレバーケースの斜視図、第6図は従来装
置の側面図である。 10……支柱、11……運転席、12……シフ
トレバーケース、13……水平軸、21……シフ
トレバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シフトレバーの操作に応じた電気信号を出力す
    るシフトレバーユニツトと、この電気信号に基づ
    いてギヤシフトアクチユエータの駆動を制御する
    コントロールユニツトを備えた電気式変速装置の
    搭載車両において、運転席後方に立設した支柱か
    ら側方に向けて水平軸を延設し、先端部にシフト
    レバーケースを取り付けたシフトレバーケースの
    基端部を、前記水平軸を介して運転席後方に起立
    させた格納位置から運転席側方に伏倒させた使用
    位置までの角度範囲で回動可能に支持したことを
    特徴とする車両の可動式シフトレバー装置。
JP1986042645U 1986-03-24 1986-03-24 Expired JPH0425382Y2 (ja)

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JP1986042645U JPH0425382Y2 (ja) 1986-03-24 1986-03-24

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JP1986042645U JPH0425382Y2 (ja) 1986-03-24 1986-03-24

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JPS62153129U JPS62153129U (ja) 1987-09-29
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59183957U (ja) * 1983-05-20 1984-12-07 株式会社小松製作所 建設機械の操縦装置

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JPS62153129U (ja) 1987-09-29

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