JP3769183B2 - コイル部品 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、民生あるいは産業電子機器に使用されるコイル部品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来電子機器に使用されるコイル部品は、磁芯としてフェライト、珪素鋼板、アモルファス、合金系圧粉磁芯等が使用されている。
【0003】
例えば、従来の電子機器に用いられるコイル部品のチョークコイルとしては、図11、12、13のような構造のものが用いられている。
【0004】
図11、12、13は、それぞれ従来のチョークコイルの斜視図を示している。
【0005】
同図において、100は中磁脚にギャップを持つEE型コア、105は磁気ギャップ、101はコイル、102はトロイダル型コア、103はコイル、104はギャップ無のEE型コアを示している。
【0006】
図11に示したものは、コア材としてフェライトもしくは珪素鋼板を用い、磁気ギャップ105を中磁脚に形成したEE型のコアを突き合わせて、この中磁脚にコイル101を巻線して、コイル部品であるチョークコイルを構成している。
【0007】
フェライト材をコアとして用いたものにおいては、フェライト材の磁束飽和密度が室温でも約0.5Tと、比較的小さいため、チョークコイルは大形化してしまう欠点がある。
【0008】
珪素鋼板をコアとして用いたものは、磁束飽和密度は1.5〜2.0Tと高い利点を有するが、高周波領域での損失が非常に大きいため、チョークコイルは大形化してしまう欠点がある。
【0009】
特に、このようなギャップ105を設けたものについては、動作時にこのギャップ105部分で振動が発生しチョークコイルとしての唸りの問題が発生するという致命的な欠点も持ち合わせる。
【0010】
これらの欠点を解決した図12に示したような、トロイダル型のコア102として、Fe基アモルファスの一部を結晶化させることによりFe基アモルファスに適度な歪みを与えて実効透磁率を低下させた箔体アモルファスや、FeAlSi,FeNiやアモルファス粉末を高圧成形してなる圧粉磁芯をコア材として用い、コイル103を巻線して、チョークコイルを構成したものがある。
【0011】
これらのコア材は、0.8〜1.5Tの比較的高い磁束飽和密度を有し、比較的低い磁気損失を有するため、一般的にフェライト材に比べ1/2〜1/3程度に小形化できる利点を有し、ギャップ無しで磁路を構成することができるため唸りも大きく低減できる等の利点も有している。
【0012】
しかしながら、コア102がトロイダル形状のため、コイルの巻線の効率は非常に悪いという欠点と、コイルの巻数スペースを確保しようとすれば、トロイダルコアの内径を大きくする必要があり、このことにより磁路長が増加して、形状上の余分な大形化につながる欠点を持っている。さらに、チョークコイルとして基板実装性や補助巻線の追加に対しても困難である欠点がある。
【0013】
特に、箔体アモルファスを磁性材として用いたコアにおいては、その製法上や取り扱いの制約から、ほとんどのものがトロイダル形状であるため、この課題はついて回る。磁気特性においても、高周波であるMHzの周波数特性対応においては、厚みが数μmオーダの箔体アモルファスを構成していくことが必要になるが、製法上やコスト的に課題が大きい。
【0014】
上記の欠点を解消するために、フェライト同様に任意の形状に粉体成形できる圧粉磁芯があり、図13に示すようなEE型コア104の形状にして構成したものもある。
【0015】
このEE型構造の圧粉磁芯104は、横押し成形により粉末成形されており、トロイダル型コア102に比べて任意形状の利点を生かしてコイル部品としてパフォーマンスを発揮でき、圧粉磁芯の持つ上記特性も付与できる。
【0016】
しかしながら、この程度の簡単な磁芯形状では、コイル部品としてのトータルのパフォーマンスをさらに引き出すことができない。これは、圧粉磁芯は成形時の圧力がフェライトコアなどに比べると5〜10倍以上の高圧が要求されるのが一般的であり、成形時の金型耐圧力性の問題から、この程度の任意形状しかできず、これまではより複雑なものはできないためである。従って、この圧粉磁芯は横押し成形にて単純に成形している。
【0017】
また、仮に任意形状の複雑な圧粉磁芯が無理にできたとしても、所望の成形圧力を下回ったポイントでのものが余儀なくされ、成形密度が低く圧粉磁芯の磁気特性的には十分なものではなかった。
【0018】
その上に、圧粉磁芯としては、成形時のより均一で高い密度がコア完成時の磁気特性を左右するにも係わらず、これを達成するコア形状が最適化されていないため、さらに成形密度を低くすることを余儀なくされ、圧粉磁芯の磁気特性的にはこの点からも十分なものではなかった。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
以上説明したように、金属系の圧粉磁芯が比較的高い磁束飽和密度を有し、比較的低い磁気損失を有し、MHz対応可能や熱的安定性を持つため、一般的にフェライト材に比べ1/2〜1/3程度に小形化や大電流化でき高信頼性化できる利点を有し、さらには、ギャップ無しで磁路を構成することができるため唸りも大きく低減できる等の利点も有しているにも係わらず、高圧成形された、任意の複雑形状の圧粉磁芯ができないため、依然として粉体成形により任意形状を持つフェライトコアは大きなシェアを占めているのが現実である。
【0020】
つまり、上記従来の構成では、磁芯の形状を複雑にできず、また、磁芯の密度も低く不均一なため磁気特性が低いという問題点を有していた。
【0021】
本発明は上記問題点を解決するもので、磁気特性の優れた複雑な形状の磁芯を有するコイル部品を提供することを目的としている。
【0022】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、以下の構成を有する。
【0023】
本発明は、特に背脚部の垂直方向からみた背脚部の外周面と、背脚部の垂直方向からみた外脚部の外周面と、背脚部の垂直方向からみた中脚部の外周面と、背脚部の垂直方向からみた背脚部と外脚部からなる外周面とは非シャープエッジ構造とし、中脚部はその外周面が背脚部の外周面の完全な内側にあるよう配置し、外脚部の最大幅寸法はその最小幅寸法の2倍未満になるように設定し、中脚部の断面積が外脚部の断面積の0.7倍以上かつ1.4倍以下とした構成に特徴を有しており、この構成により、この両者の部分でのプレス成形時の粉末充填を安定化でき、成形後均一で高い密度のコアを達成することが可能になる。一般的に粉末成形においては、金型内に造粒した粉末を自重落下により充填し、これを上パンチと下パンチ(代わりにダイスが可動する場合もある)の可動により成形するが、本発明で示すように充填の断面積比を合わせることにより、粉末充填が安定しこれが成形後均一で高い密度のコアを達成することが可能になる。従って、この圧粉磁芯を用いることにより、コイル部品はパフォーマンスを十分に引き出せる。
【0024】
(実施の形態1)
以下、本発明の第1の実施の形態におけるコイル部品について図面を参照しながら説明する。
【0025】
図1(a),(b)〜図4(a),(b)は本発明の第1の実施の形態におけるコイル部品を構成する縦押し成形圧粉磁芯の平面図および正面図、図5〜図10は、同コイル部品の他の形態の圧粉磁芯の平面図である。
【0026】
同図において、4は背脚部、5は外脚部、6は中脚部、7は背脚部4と外脚部5の交差点、dは中脚部6の外周面が背脚部4の外周面の内側に位置している時の背脚部4の外周面から中脚部6の外周面までの距離、l1は外脚部5の外周面の幅寸法において最大幅寸法、l2は外脚部5の外周面の幅寸法において最小幅寸法を示している。
【0027】
以下機構を説明すると、図1〜図8に示すコイル部品を構成する圧粉磁芯は、背脚部4とこの背脚部4の両端に外脚部5を有し、2つの外脚部5の間に位置するように、背脚部4に中脚部6を連接配置した、一般的にE型の形状をしたコアである。図9、図10に示すコイル部品を構成する圧粉磁芯は、2つの外脚部5の一方の端部を連続して、U字形状の1つの外脚部5とした、一般にポット型の形状をしたコアである。これらは、中脚部6に巻線が施されコイル部品を構成する。
【0028】
ここで、コア上面からみた構造にて、背脚部4、外脚部5、中脚部6の外周面は、互いに隣接する隣接面で形成される隣接面角度を90度以上にされている。つまり、コアは、直線もしくは曲線にて構成されているが、90度未満の鋭角な角度の外周面は存在しないということである。また、背脚部4と外脚部5のお互いが外周面で交差する交差点7は、直線同士であればお互いに直交し、直線と曲線の場合には直線と曲線の接線が直交するようにしている。
【0029】
これらの圧粉磁芯のコア形状は、背脚部4と外脚部5からなる外周面にシャープエッジ構造を全く持っていない。
【0030】
一般的にこのようなコア形状の縦押しの粉末成形においては、プレス成形金型はダイス、上パンチ、そして背脚部4、外脚部5を成形するそれぞれ独立した2つの下パンチから構成されるが、本発明で示すように外周面のシャープエッジ構造をなくすコア形状にすることにより、ダイス内面や背脚部4、外脚部5の下パンチがシャープエッジのない構造とすることができ、圧粉磁芯に要求される高圧成形が可能となり、さらに金型の成形寿命も確保できる。また、圧粉磁芯は成形時にパッキングの増加に伴って、高磁気特性化できる。
【0031】
従って、このコアを用いたコイル部品は低コスト、高信頼、高磁気特性化が可能となる。
【0032】
さらに、中脚部6の外周面が背脚部4の外周面の完全な内側にあることにより、圧粉磁芯の特長を引き出せる。
【0033】
これは、プレス金型構成の中で、背脚部4と中脚部6の関係だけでいうと、背脚部4を成形するパンチの内側でコアの中脚部6を成形することになるが、この時に、背脚部4を成形するパンチの外側に一定の金型肉片があると背脚部4を成形するパンチの耐圧が確保でき、高圧成形が可能となり金型の成形寿命も確保できる。
【0034】
また、上述のような効果に加えて、中脚部の断面積と1つの外脚部5の断面積の関係で、1つの外脚部5の断面積は中脚部6の断面積の0.7倍以上かつ1.4倍以下になるように設定することにより、さらに圧粉磁芯の特長を引き出せる。
【0035】
これは、一般的に圧粉磁芯は粉末成形のため、プレス成形時には粉末を金型内に自重充填し、その後成形する。この時、外脚部5と中脚部6は金型内でいうと、ダイス面から最も奥底まで粉末の充填が必要になる部分である。従って、両者の面積比をより少なくすることで、最も充填しにくい外脚部5と中脚部6の粉末充填バランスが安定し、充填性がアップする。この充填状態は、成形時に金型全体に均一に圧力が分散し、成形コアの密度バランスが良く高磁気特性、高圧成形可能、金型寿命の確保できた圧粉磁芯ができる。
【0036】
図1〜図10においては、外脚部5の幅寸法は、最大幅寸法l1が最小幅寸法l2の2倍未満になるように設定することにより、圧粉磁芯の特長を引き出せる。
【0037】
これは、圧粉磁芯は粉末成形のため、プレス成形時には粉末を金型内に自重充填しその後、成形する。従って、一般的に細長い形状に設計する外脚部5においては、この幅方向の差を少なくすることで粉末充填の偏りが抑制でき、任意形状でも充填性が向上し、全体に均一な充填状態が得られる。この均一な充填状態は、成形時に金型全体に均一に圧力が分散し、成形コアの密度バランスが良く高磁気特性、高圧成形可能で、金型寿命の確保できた圧粉磁芯ができる。
【0038】
図1〜図10において、コアの形状を一方方向に対して、線対称となる形状とすることにより、圧粉磁芯の特長を引き出せる。
【0039】
これは、圧粉磁芯の粉末成形は一般的に、金型内に1軸方向の動きにより粉末を自重充填し、その後プレス成形する。従って、コア形状として少なくとも1つの中心線に対して線対称であれば、この1軸の充填方向とこの線対称方向を平行方向にセットすれば、全体に渡って充填性が向上し、全体に均一な充填状態が得られる。この均一な充填状態は、成形時に金型全体に均一に圧力が分散し、成形コアの密度バランスが良く高磁気特性、高圧成形可能で、金型寿命の確保できた圧粉磁芯ができる。
【0040】
以上のように本発明の実施の形態では、従来達成できなかった任意複雑形状の圧粉磁芯の高圧成形が可能で、金型寿命を確保した圧粉磁芯ができるため、コア自体の磁気特性である高透磁率化と低損失化や低コスト化が達成し、これを用いたコイル部品の高インダクタンス化や発熱の抑制ができ、従来以上の任意形状に起因したコイル部品の低DCR化等の特性向上や生産性アップの利点を付与することが可能となる。
【0041】
当然従来、圧粉磁芯が有する高い磁束飽和密度を生かした小形化や大電流化、低唸り、MHz対応、温度特性の安定性の利点もそのまま付与できることは言うまでもない。
【0042】
さらに、図1〜図4のような、外脚部5の中間部は互いに向き合う内辺に、円弧形状の凹部を設けたコア形状で、この部分に巻線を有効に納めることができ、コイル部品としては小形、薄形化の特長を出せるコア形状にも適用できる。図9、図10のような、コアの有効スペースをフル活用し、コイル部品としてインダクタンスを最大限に引き出せるポットコアにも適用できる。
【0043】
実施の形態2
以下本発明の第2の実施の形態におけるコイル部品を説明する。
【0044】
これまで、実施の形態1で述べてきた、圧粉磁芯として、合金系の圧粉を用いることにより、より低ロス、高磁気飽和特性の有効性を付与でき、上述の効果をさらに向上できる。具体的な材料として、粉末として磁気特性に優れたFe系、FeAl系、FeSi系、FeAlSi系、FeNi系、アモルファス系、ナノ微結晶アモルファス系等を用いることにより、その効果は絶対的なものになる。
【0045】
また、粉体のプレス成形での成形圧力を5.88×108N/m2(6ton/cm2)以上の高圧で成形すれば、コアの磁気特性を十分に引き出すことができ、このことによっても効果のアップは可能である。つまり、このコアを用いたコイル部品は磁気特性の高性能化が可能となる。
【0046】
具体的にこれらの圧粉磁芯で構成したコイル部品を用いた電源装置においては、薄形化等の小形化、高品質、低コストの電源装置が得られる効果がある。
【0047】
セットの電源装置別に有効な効果を述べてみると、テレビジョン受信機やCRTディスプレイ装置では実装面積を低減できる効果がある。
【0048】
照明分野や事務機器の電源装置においては、高さ方向の制約がある場合が多く、コイル部品の薄形化に伴い低背化が達成できる効果がある。
【0049】
パソコン分野の電源装置においても、薄形化でかつ大電流化が求められており、コイル部品の大電流対応可能や薄形化は有効である。
【0050】
自動車の分野の電源装置においても、小形で軽量化、大電流化等の要望があるが、コイル部品の大電流対応可能や小形化は非常に有効である。
【0051】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、特に背脚部の垂直方向からみた背脚部の外周面と、背脚部の垂直方向からみた外脚部の外周面と、背脚部の垂直方向からみた中脚部の外周面と、背脚部の垂直方向からみた背脚部と外脚部からなる外周面とは非シャープエッジ構造とし、中脚部はその外周面が背脚部の外周面の完全な内側にあるよう配置し、外脚部の最大幅寸法はその最小幅寸法の2倍未満になるように設定し、中脚部の断面積が外脚部の断面積の0.7倍以上かつ1.4倍以下とした構成に特徴を有しており、この構成により、この両者の部分でのプレス成形時の粉末充填を安定化でき、成形後均一で高い密度のコアを達成することが可能になる。従って、この圧粉磁芯を用いることにより、磁気特性の優れた複雑な形状の磁芯を有するコイル部品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)本発明の第1の実施の形態におけるコイル部品の圧粉磁芯の平面図
(b)同コイル部品の圧粉磁芯の正面図
【図2】 (a)同コイル部品の他の実施の形態の圧粉磁芯の平面図
(b)同コイル部品の他の実施の形態の圧粉磁芯の正面図
【図3】 (a)同コイル部品の他の実施の形態の圧粉磁芯の平面図
(b)同コイル部品の他の実施の形態の圧粉磁芯の正面図
【図4】 (a)同コイル部品の他の実施の形態の圧粉磁芯の平面図
(b)同コイル部品の他の実施の形態の圧粉磁芯の正面図
【図5】 同コイル部品の他の実施の形態の圧粉磁芯の平面図
【図6】 同コイル部品の他の実施の形態の圧粉磁芯の平面図
【図7】 同コイル部品の他の実施の形態の圧粉磁芯の平面図
【図8】 同コイル部品の他の実施の形態の圧粉磁芯の平面図
【図9】 同コイル部品の他の実施の形態の圧粉磁芯の平面図
【図10】 同コイル部品の他の実施の形態の圧粉磁芯の平面図
【図11】 従来のコイル部品であるチョークコイルの斜視図
【図12】 同コイル部品である他の形態のチョークコイルの斜視図
【図13】 同コイル部品である他の形態のチョークコイルの斜視図
【符号の説明】
4 背脚部
5 外脚部
6 中脚部
7 交差点
100 中磁脚にギャップ付のEE型コア
101 コイル
102 トロイダル型コア
103 コイル
104 ギャップ無のEE型コア
105 磁気ギャップ

Claims (2)

  1. 背脚部と、前記背脚部の両端部に垂直方向に向かって連接配置した2つの外脚部と、前記背脚部の2つの前記外脚部の間に垂直方向に向かって連接配置した中脚部とを有する磁心と、前記磁心に巻回した巻線とを備え、前記外脚部の中間部には互いに向き合う内辺に凹部を設け、前記背脚部の垂直方向からみた前記背脚部の外周面と、前記背脚部の垂直方向からみた前記外脚部の外周面と、前記背脚部の垂直方向からみた前記中脚部の外周面と、前記背脚部の垂直方向からみた前記背脚部と前記外脚部からなる外周面とは非シャープエッジ構造であり、前記中脚部はその外周面が前記背脚部の外周面の完全な内側にあるよう配置し、前記外脚部の最大幅寸法はその最小幅寸法の2倍未満になるように設定し、前記1つの外脚部の断面積は前記中脚部の断面積の0.7倍以上1.4倍以下になるように設定し、前記磁心の形状をある一方方向に対して線対称とし、前記磁心は、前記背脚部の垂直方向から5.88×10 8 N/m 2 以上の圧力で粉体プレス成形された合金系の圧粉磁心としたコイル部品。
  2. 背脚部と、前記背脚部に垂直方向に向かって連接配置したU字形状の1つの外脚部と、前記背脚部に垂直方向に向かって連接配置した中脚部とを有するポット型磁心と、前記磁心に巻回した巻線とを備え、前記背脚部の垂直方向からみた前記背脚部の外周面と、前記背脚部の垂直方向からみた前記外脚部の外周面と、前記背脚部の垂直方向からみた前記中脚部の外周面と、前記背脚部の垂直方向からみた前記背脚部と前記外脚部からなる外周面とは非シャープエッジ構造であり、前記中脚部はその外周面が前記背脚部の外周面の完全な内側にあるよう配置し、前記外脚部の最大幅寸法はその最小幅寸法の2倍未満になるように設定し、前記1つの外脚部の断面積は前記中脚部の断面積の0.7倍以上1.4倍以下になるように設定し、前記磁心の形状をある一方方向に対して線対称とし、前記磁心は、前記背脚部の垂直方向から5.88×10 8 N/m 2 以上の圧力で粉体プレス成形された合金系の圧粉磁心としたコイル部品。
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