JP3765924B2 - 予約登録システム及び記憶媒体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、発信者からの情報を電話回線を介して受信して自動登録を実行する予約登録システム、及びその処理プログラムを格納する記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、荷物の宅配サービスでは、荷物の届け先が不在である場合、「不在連絡票」を残すことにより、不在者に荷送り元と荷物の内容を明記するとともに、再配達の希望日等を宅配センターに電話連絡する必要があること等を明記して通知している。宅配センターでは、不在者からの電話連絡を受け付けるために、音声応答システムを利用して配達予約情報を自動で受け付ける自動受付システムを設置している。
【0003】
この自動受付システムでは、不在者からの電話連絡を受け付ける際に、所定の応答音声を順次発声させて、不在者から必要な配達予約情報(電話番号、伝票番号、配達希望日等)を、例えば、プッシュホンのボタン操作により入力させて、宅配センター内に設置された配達管理システムに配達予約情報を登録して、再配達に利用するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の宅配サービスにおいて使用される音声応答システムを利用した自動受付システムにあっては、不在者から必要な配達予約情報(電話番号、伝票番号、配達希望日等)を、例えば、プッシュホンのボタン操作により入力させて、宅配センター内に設置された配達管理システムに配達予約情報を登録するようにしていたため、不在者が配達予約情報を入力時に煩雑なプッシュボタン操作が強要されるため、宅配センターへの電話連絡時の操作を不便なものとし、自動受付システムの利用性を低下させるという問題があった。
【0005】
また、近時、CTI(Computer Telephony Integration:コンピュータ・テレフォニ・インテグレーション)技術を利用した電話サービスの一つとして、発信者側の電話番号を受信側の電話機に通知する発信者番号通知サービスが開始されているが、この発信者番号通知サービスを上記のような自動受付システムに適用することにより、ユーザーが電話から宅配センターへ配達予約を申し込む際の手間を削減することが期待できる。
【0006】
本発明の課題は、発信者が電話から宅配等の予約センターへ配達予約情報等を申し込む時の手間を削減し、予約センターでは、自動受付システムを使用してユーザーから電話回線を介して受信した配達予約情報や発信者情報等の登録処理を確実にするとともに、サービスの迅速化を可能とすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の予約登録システムは、発信者からの予約情報を電話回線を介して受信して登録する予約登録システムにおいて、前記電話回線を介して通知される発信者の電話番号を認識する認識手段と、この認識手段により認識された発信者の電話番号が一般加入電話の電話番号か否かを判別する判別手段と、この判別手段により一般加入電話の電話番号であると判別された場合は、当該電話番号を前記予約情報と対応つけて記憶手段に登録する第1の制御手段と、前記判別手段により一般加入電話の電話番号でないと判別された場合は、当該発信者の所在を特定する情報の入力を前記電話回線を介して当該発信者に要求する情報入力要求手段と、この情報入力要求手段の入力要求に応じて前記発信者から電話回線を介して入力される所在を特定する情報を発信者特定情報として、前記記憶手段に前記予約情報と対応つけて登録する第2の制御手段とを備える。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1〜図3は、本発明の予約登録システムを適用した第1の実施の形態における荷物の配達予約を受け付ける自動受付システムを示す図である。
まず、構成を説明する。
図1は、本第1の実施の形態における自動受付システム1の要部構成を示すブロック図である。この図1において、自動受付システム1は、CPU2、入力部3、表示部4、音声認識部5、通信制御部6、RAM7、記憶装置8、記憶媒体9、音声合成部10、テーブルメモリ11、及び印刷部12により構成されており、記憶媒体9を除く各部はバス13に接続されている。この図1の自動受付システム1は、荷物の宅配サービス用に宅配サービスセンターに設置されるものであり、公衆電話回線を介して不在者からの配達予約情報や発信者電話番号等を自動的に受け付けて登録するために使用される。
【0014】
CPU(Central Processing Unit )2は、記憶装置8内に格納されている荷物の宅配に係る自動受付システムプログラム及び当該システムに対応する後述する電話受信処理プログラムの中から指定された宅配自動受付プログラムをRAM7内の図示しないプログラム格納領域に展開し、通信制御部6から入力される発信者(ユーザー)から受信した宅配に係る各種指示データをRAM7内に一時的に格納し、この各種指示データに応じて記憶装置8内に格納された処理プログラムに従って宅配に係る各種処理を実行し、その処理結果をRAM7内に格納するとともに、表示部4に表示する。そして、RAM7に格納した処理結果を入力部3から入力指示される記憶装置8内の保存先に保存する。
【0015】
また、CPU2は、公衆電話回線を介して「不在連絡票」を受け取ったユーザーから送信される配達予約情報や発信者情報を、配達管理システム1内に登録するため後述する電話受信処理を実行し、上記発信者番号通知サービスにより公衆電話回線を介して送信される発信者番号を受信すると、音声合成部10から伝票番号の入力を促す音声メッセージを発声させ、伝票番号が音声入力されると、テーブルメモリ11内に予め格納された電話番号関連テーブル(図2(a)参照)に登録された電話番号を特定し、当該発信者番号の構成から、発信者の電話が一般加入電話か、携帯電話か、公衆電話か、を特定する。
【0016】
そして、CPU2は、その特定した電話が一般加入電話である場合は、その一般加入電話番号を音声メッセージにより発信者に確認した後、電話番号関連テーブルに当該電話番号と関連つけて登録された住所、氏名を特定し、音声合成部10から配達希望日時の入力を促す音声メッセージを発声させ、音声入力された配達希望日時と、伝票番号、電話番号、住所、及び氏名を予約レコード(図2(b)参照)として記憶装置8内に格納された配達予約管理テーブルに登録する。また、CPU2は、特定した電話が携帯電話である場合は、電話番号関連テーブルに当該形態電話番号と関連つけて登録された一般加入電話番号を検索し、その検索結果を音声メッセージにより発信者に確認した後、同様に予約レコードの登録処理を実行する。さらに、CPU2は、特定した電話が公衆電話である場合は、音声合成部10から自宅の電話番号の入力を促す音声メッセージを発声させ、音声入力された電話番号を受信すると、同様に予約レコードの登録処理を実行する。
【0017】
入力部3は、カーソルキー、数字入力キー及び各種機能キー等を備えたキーボード及びマウスを含み、押下されたキーの押下信号やマウスの位置信号をCPU2に出力する。この入力部3は、配達管理システム1内の各システムプログラムや各テーブルデータ等のメンテナンスを行う際に主に使用される。
【0018】
表示部4は、CRT(Cathode Ray Tube)や液晶表示パネル等により構成され、CPU2から入力される表示データを表示する。音声認識部5は、上記CPU2により実行される電話受信処理に際して、通信制御部6により受信される発信者から応答された音声内容を認識し、その認識結果をCPU2に出力する。
【0019】
通信制御部6は、外部の通信回線として公衆電話回線(アナログ電話回線網やISDN(サービス総合デジタル網)等)と接続されており、この公衆電話回線を介して外部の一般加入電話、携帯電話あるいは携帯電話等との間で、回線を接続/切断するための通信制御機能を有するとともに、回線接続時に通話信号の授受を制御する機能を有する。
【0020】
RAM(Random Access Memory)7は、CPU2により処理されるプログラムやデータを一時的に格納するメモリエリアを形成する。記憶装置8は、プログラムやデータ等が予め記憶されている記憶媒体9を有しており、この記憶媒体9は磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリで構成されている。この記憶媒体9は記憶装置8に固定的に設けたもの、若しくは着脱自在に装着するものであり、この記憶媒体8には上記各種宅配自動受付システムプログラム、電話受信処理プログラム、及び各処理プログラムで処理されたデータ等を記憶する。
【0021】
音声合成部10は、上記CPU2により実行される電話受信処理に際して、各種音声メッセージを合成して発信者に対して発声する。印刷部12は、CPU2から入力される印刷データを所定の用紙に印刷する。
【0022】
テーブルメモリ11は、CPU2により実行される電話受信処理において参照される電話番号関連テーブルと、予約レコードが登録される予約配達管理テーブルを記憶する。この電話番号関連テーブルは、図2(a)に示すように、携帯電話番号と一般加入電話番号と住所・氏名とを関連つけて登録するように構成されている。また、図示しないが予約配達管理テーブルには、図2(b)に示すように、伝票番号と電話番号と予約日時と住所・氏名とが関連つけて格納される予約レコードが登録される。
【0023】
次に、本第1の実施の形態における動作を説明する。
上記CPU2により実行される電話受信処理について図3に示すフローチャートに基づいて説明する。
図3において、CPU2は、まず、通信制御部6により公衆電話回線を介して受信される「不在連絡票」が通知された発信者(不在者)からの着信(着呼)を監視し(ステップS1)、着信が有ると、その公衆電話回線を介して発信者番号通知サービスにより通知される発信者番号を特定する(ステップS2)。次いで、CPU2は、発信者に伝票番号の入力を促すため音声合成部10により「伝票番号を入力してください」といった音声メッセージを発声させ、その音声メッセージを通信制御部6により公衆電話回線を介して発信者の電話に送信させる(ステップS3)。
【0024】
この音声メッセージに応じて、発信者から「不在連絡票」に記入された伝票番号が音声入力されると、その伝票番号の受話信号が通信制御部6から音声認識部5に入力され、音声認識部5により受話信号から伝票番号が認識され、その認識結果として伝票番号データがCPU2に出力される。
【0025】
CPU2は、音声認識部5から音声認識結果として伝票番号データが入力されると、その伝票番号をRAM7に予約レコードとして記憶し(ステップS4)、ステップS2で特定した発信者番号の構成から、発信者の電話が一般加入電話であるか否かを確認する(ステップS5)。一般加入電話であることを確認した場合は、その発信者番号を音声合成部10により音声合成して発声させ、通信制御部6により公衆電話回線を介して発信者の電話に送信させて、発信者番号の確認を促して(ステップS6)、発信者から確認を示す「OK」応答の受信の有無をチェックする(ステップS11)。発信者から確認を示す「OK」応答を受信すると、その発信者の電話番号をRAM7に予約レコードとして記憶する(ステップS12)。
【0026】
次いで、CPU2は、図2(a)に示した電話番号関連テーブルに当該加入者電話番号と関連つけて登録された住所・氏名を特定し(ステップS13)、配達希望日の入力を促すため音声合成部10により「配達希望日時を入力してください」といった音声メッセージを発声させ、その音声メッセージを通信制御部6により公衆電話回線を介して発信者の電話に送信させる(ステップS16)。
【0027】
この音声メッセージに応じて、発信者から配達希望日時が音声入力されると、その配達希望日時の受話信号が通信制御部6から音声認識部5に入力され、音声認識部5により受話信号から配達希望日時が認識され、その認識結果として配達希望日時データがCPU2に出力される。
【0028】
CPU2は、音声認識部5から音声認識結果として配達希望日時データが入力されると、その配達希望日時を、ステップS4、及びステップS12でRAM7に予約レコードとして記憶した伝票番号、及び電話番号と、ステップS13で特定した発信者の住所・氏名とともに1つの予約レコードとして、テーブルメモリ11内の予約配達管理テーブルに登録して(ステップS17)、本電話受信処理を終了する。
【0029】
また、ステップS5において発信者の電話が一般加入電話でない場合は、公衆電話か否かを確認する(ステップS7)。公衆電話でない場合は、携帯電話であると判断して、電話番号関連テーブルに当該携帯電話番号と関連つけて一般加入電話番号が登録されているか否かを検索する(ステップS8、S9)。当該携帯電話番号と関連つけて一般加入電話番号が登録されている場合は、その一般加入番号を音声合成部10により音声合成して発声させ、通信制御部6により公衆電話回線を介して発信者の電話に送信させて、発信者に一般加入番号の確認を促して(ステップS10)、発信者から確認を示す「OK」応答の受信の有無をチェックする(ステップS11)。発信者から確認を示す「OK」応答を受信すると、その発信者の電話番号をRAM7に予約レコードとして記憶する(ステップS12)。
【0030】
次いで、CPU2は、電話番号関連テーブルに当該加入者電話番号と関連つけて登録された住所・氏名を特定し(ステップS13)、配達希望日の入力を促すため音声合成部10により「配達希望日時を入力してください」といった音声メッセージを発声させ、その音声メッセージを通信制御部6により公衆電話回線を介して発信者の電話に送信させる(ステップS16)。そして、上記と同様にステップS17において予約レコードをテーブルメモリ11内の予約配達管理テーブルに登録して(ステップS17)、本電話受信処理を終了する。
【0031】
また、ステップS7において発信者の電話が公衆電話であると判断した場合、ステップS9において携帯電話番号と関連つけて一般加入電話番号が登録されていない場合、ステップS11において発信者から確認を示す「OK」応答を受信しない場合は、ステップS14において、自宅の電話番号の入力を促すため音声合成部10により「自宅の電話番号を入力してください」といった音声メッセージを発声させ、その音声メッセージを通信制御部6により公衆電話回線を介して発信者の電話に送信させる。
【0032】
この音声メッセージに応じて、発信者から自宅の電話番号が音声入力されると、その自宅の電話番号の受話信号が通信制御部6から音声認識部5に入力され、音声認識部5により受話信号から自宅の電話番号が認識され、その認識結果として自宅の電話番号データがCPU2に出力される。
【0033】
CPU2は、音声認識部5から音声認識結果として自宅の電話番号データが入力されると、その自宅の電話番号をRAM7に予約レコードとして記憶する(ステップS15)。次いで、ステップS16において同様に音声合成部10により「配達希望日時を入力してください」といった音声メッセージを発声させ、その音声メッセージを通信制御部6により公衆電話回線を介して発信者の電話に送信させる(ステップS16)。そして、上記と同様にステップS17において予約レコードをテーブルメモリ11内の予約配達管理テーブルに登録して(ステップS17)、本電話受信処理を終了する。
【0034】
以上のように、本第1の実施の形態における自動受付システム1によれば、「不在連絡票」を受領したユーザーから公衆電話回線を介して着信した場合、その着信時に通知された発信者電話番号の構成から、その電話が一般加入電話か否かが自動的に判断され、一般加入電話であると判断した場合は、この電話番号から予め電話番号関連テーブルに登録された発信者の住所・氏名が直ちに特定されて、自動的に登録されるため、ユーザーにとっては自己を特定する情報の入力が不要となり、予約配達を電話により宅配センターに申し込む際の手間を削減することができる。
【0035】
また、上記自動受付システム1では、着信時に通知された発信者電話番号の構成から、その電話が所在を特定できない公衆電話番号であると判断した場合は、自動的に発信者に一般加入電話番号の入力を促すようにし、入力された電話番号から予め電話番号関連テーブルに登録された発信者の住所・氏名が直ちに特定されて自動的に記憶されるため、発信者の所在情報の登録漏れを未然に防止することができる。
【0036】
さらに、上記自動受付システム1では、着信時に通知された発信者電話番号の構成から、その電話が所在を特定できない携帯電話であると判断した場合でも、その携帯電話番号をキーとして予め電話番号関連テーブルに登録された一般加入電話番号が自動的に検索されて、発信者の所在(住所・氏名)も特定されるため、この場合もユーザーにとっては自己を特定する情報の入力が不要となり、予約配達を電話により宅配センターに申し込む際の手間を削減することができる。
(第2の実施の形態)
図4、図5は、本発明の予約登録システムを適用した第2の実施の形態における自動受付システムを示す図である。
本第2の実施の形態における自動受付システム1の要部構成は、上記第1の実施の形態において図1に示したものと同一であるため、その図示及び構成説明は省略する。但し、CPU2における電話受信処理の処理内容とテーブルメモリ11に格納される内容が異なるため、これらの部分の構成説明のみを以下に述べる。
【0037】
CPU2は、公衆電話回線を介して「不在連絡票」を受け取ったユーザーから送信される配達予約情報や発信者情報を、配達管理システム1内に登録するため後述する電話受信処理を実行し、上記発信者番号通知サービスにより公衆電話回線を介して送信される発信者番号を受信すると、テーブルメモリ11内に格納された住所データベースから発信者の住所・氏名を特定し、この住所・氏名からテーブルメモリ11内に格納された伝票データベースから配達伝票番号を特定し、この特定した住所・氏名の内容を確認するため音声合成部10から音声メッセージを発声させる。
【0038】
そして、CPU2は、発信者から住所・氏名を確認する音声応答が入力されると、配達希望日時の入力を促すため音声合成部10から音声メッセージを発声させ、発信者から配達希望日時が入力されると、上記特定した住所・氏名、及び配達伝票番号とともに配達予約レコードとしてテーブルメモリ11に登録する。また、CPU2は、発信者から住所・氏名を確認する音声応答が入力されない場合は、住所・氏名の入力を促すため音声合成部10から音声メッセージを発声させ、発信者から住所・氏名が入力されると、当該発信者の住所データベース内に登録された住所・氏名を更新する。
【0039】
テーブルメモリ11は、CPU2により実行される電話受信処理において参照される住所データベースと、伝票データベースと、予約レコードが登録される予約配達管理テーブルと、を格納する。この住所データベースは、図4(a)に示すように、電話番号と住所・氏名とを関連つけて登録するように構成されている。伝票データベースは、図4(b)に示すように、荷物毎につけられる配達伝票番号と配達先の住所・氏名とを関連つけて登録するように構成されている。また、図示しないが予約配達管理テーブルには、図4(c)に示すように、伝票番号と電話番号と予約日時と住所・氏名とが関連つけて格納される予約レコードが登録される。
【0040】
次に、本第2の実施の形態における動作を説明する。
上記CPU2により実行される電話受信処理について図5に示すフローチャートに基づいて説明する。
図5において、CPU2は、まず、通信制御部6により公衆電話回線を介して受信される「不在連絡票」が通知された発信者(不在者)からの着信(着呼)を監視し(ステップS21)、着信が有ると、その公衆電話回線を介して発信者番号通知サービスにより通知される発信者番号を特定する(ステップS22)。次いで、CPU2は、通知された電話番号により図4(a)に示した住所データベースを検索し(ステップS23)、当該発信者の住所と氏名を特定する(ステップS24)。この特定した発信者の住所と氏名により図4(b)に示した伝票データベースを検索し(ステップS25)、当該発信者に対する荷物の配達伝票番号を特定する(ステップS26)。
【0041】
次いで、CPU2は、ステップS24で特定した当該発信者の住所と氏名を確認するため音声合成部10により音声メッセージを発声させ、通信制御部6により公衆電話回線を介して発信者の電話に送信させて、住所と氏名の確認を促して(ステップS27)、発信者から確認を示す「OK」応答の受信の有無をチェックする(ステップS28)。発信者から確認を示す「OK」応答を受信すると、その発信者の電話番号、住所・氏名、及び配達伝票番号をRAM7に予約レコードとして記憶する(ステップS29)。
【0042】
そして、CPU2は、配達希望日の入力を促すため音声合成部10により「配達希望日時を入力してください」といった音声メッセージを発声させ、その音声メッセージを通信制御部6により公衆電話回線を介して発信者の電話に送信させる(ステップS30)。
【0043】
この音声メッセージに応じて、発信者から配達希望日時が音声入力されると、その配達希望日時の受話信号が通信制御部6から音声認識部5に入力され、音声認識部5により受話信号から配達希望日時が認識され、その認識結果として配達希望日時データがCPU2に出力される。
【0044】
CPU2は、音声認識部5から音声認識結果として配達希望日時データが入力されると、その配達希望日時を、ステップS29でRAM7に予約レコードとして記憶した電話番号、住所・氏名、及び配達伝票番号とともに1つの予約レコードとして、テーブルメモリ11内の予約配達管理テーブルに登録して(ステップS31)、予約伝票を印刷部12からプリントアウトさせて(ステップS32)、本電話受信処理を終了する。
【0045】
また、ステップS28において発信者から確認を示す「OK」応答を受信しない場合は、ステップS33において、住所と氏名の入力を促すため音声合成部10により「住所・氏名を入力してください」といった音声メッセージを発声させ、その音声メッセージを通信制御部6により公衆電話回線を介して発信者の電話に送信させる。
【0046】
この音声メッセージに応じて、発信者から住所と氏名が音声入力されると、その住所と氏名の受話信号が通信制御部6から音声認識部5に入力され、音声認識部5により受話信号から住所と氏名が認識され、その認識結果として住所データと氏名データがCPU2に出力される。
【0047】
CPU2は、発信者からの住所と氏名の入力を待ち(ステップS34)、入力がない場合は、直ちにステップS23の住所データベースの検索処理に戻り、また、音声認識部5から音声認識結果として住所データと氏名データが入力されると、その住所データと氏名データにより図4(a)の住所データベースに登録された当該発信者の住所・氏名を更新して(ステップS35)、ステップS23の住所データベースの検索処理に戻る。
【0048】
以上のように、本第2の実施の形態における自動受付システム1によれば、「不在連絡票」を受領したユーザーから公衆電話回線を介して着信した場合、その着信時に通知された発信者電話番号から予め住所データベースに登録された発信者の住所・氏名が自動的に特定されるとともに、その発信者に対する配達伝票番号も予め伝票データベースに住所・氏名と関連つけられた登録内容から自動的に特定されるため、ユーザーにとっては自己を特定する情報の入力が不要となり、予約配達を電話により宅配センターに申し込む際の手間を削減することができるとともに、その発信者に対する速やかな荷物配達が可能となる。
【0049】
なお、上記実施の形態では、本発明を宅配便を予約を自動登録する自動受付システム1に適用した場合を説明したが、本発明が適用可能なその他の予約システムとしては、例えば、チケット予約システム等でもよく、その予約する情報内容やシステム構成等は特に限定されるものではない。
【0050】
【発明の効果】
本発明の予約登録システムによれば、通知された発信者電話番号から、その電話番号が一般加入電話か否かが自動的に判別され、一般加入電話でない場合は、自動的に発信者に発信者の所在を特定する情報の入力を促すことができるので、発信者の情報の登録漏れを未然に防止することができ、更に、入力された情報をその発信者に対する予約情報とともに自動的に登録し、発信者の特定を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の予約登録システムを適用した第1の実施の形態における自動受付システム1の要部構成を示すブロック図である。
【図2】図1のテーブルメモリ11に格納された電話番号関連テーブル(同図(a))と、予約レコード(同図(b))の各構成を示す図である。
【図3】図1のCPU2により実行される電話受信処理を示すフローチャートである。
【図4】本発明を適用した第2の実施の形態における自動受付システム1内のテーブルメモリ11に格納された住所デーベース(同図(a))と、伝票データーベース(同図(b))と、予約レコード(同図(c))の各構成を示す図である。
【図5】第2の実施の形態において、図1のCPU2により実行される電話受信処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 自動受付システム
2 CPU
3 入力部
4 表示部
5 音声認識部
6 通信制御部
7 RAM
8 記憶装置
9 記憶媒体
10 音声合成部
11 テーブルメモリ
12 印刷部
13 バス

Claims (3)

  1. 発信者からの予約情報を電話回線を介して受信して登録する予約登録システムにおいて、
    前記電話回線を介して通知される発信者の電話番号を認識する認識手段と、
    この認識手段により認識された発信者の電話番号が一般加入電話の電話番号か否かを判別する判別手段と
    この判別手段により一般加入電話の電話番号であると判別された場合は、当該電話番号を前記予約情報と対応つけて記憶手段に登録する第1の制御手段と、
    前記判別手段により一般加入電話の電話番号でないと判別された場合は、当該発信者の所在を特定する情報の入力を前記電話回線を介して当該発信者に要求する情報入力要求手段と
    この情報の入力要求に応じて前記発信者から電話回線を介して入力される所在を特定する情報を発信者特定情報として、前記記憶手段に前記予約情報と対応つけて登録する第 2 の制御手段と
    を備えたことを特徴とする予約登録システム。
  2. 前記発信者の所在を特定する所定の情報を記憶するデータベースを更に備え、
    前記第2の制御手段は、前記判別手段により前記認識された電話番号が一般加入電話の電話番号であると判別された場合は、前記認識手段により認識された発信者の電話番号に基づいて前記データベースから当該発信者の所在を特定する情報を取得し、この所在特定情報を発信者特定情報として、前記記憶手段に前記予約情報と対応つけて登録することを特徴とする請求項1記載の予約登録システム。
  3. 発信者からの予約情報を電話回線を介して受信して登録する処理を制御するためのコンピュータが実行可能なプログラムを格納した記憶媒体であって、
    前記電話回線を介して通知される発信者の電話番号を認識させるためのコンピュータが実行可能なプログラムコードと、
    この認識された発信者の電話番号が一般加入電話の電話番号か否かを判別させるためのコンピュータが実行可能なプログラムコードと、
    この判別により一般加入電話の電話番号であると判別された場合は、当該電話番号を前記予約情報と対応つけて登録させるためのコンピュータが実行可能なプログラムコードと、
    前記判別により一般加入電話の電話番号でないと判別された場合は、当該発信者の所在を特定する情報の入力を前記電話回線を介して当該発信者に要求させるためのコンピュータが実行可能なプログラムコードと、
    この情報の入力要求に応じて前記発信者から電話回線を介して入力される所在を特定する情報を発信者特定情報として、前記予約情報と対応つけて登録させるためのコンピュータが実行可能なプログラムコードと、
    を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒体。
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