JP3763778B2 - 多孔チューブ材の押出用ダイス - Google Patents

多孔チューブ材の押出用ダイス Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する利用分野】
この発明は、例えば熱交換器の熱交換管として使用されるようなアルミニウム又はその合金製の偏平多孔チューブ材を製造するための押出用ダイスに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、図9に示されるような熱交換器用偏平多孔チューブ材(56)の製造方法として、チューブ材(56)の横断面形状に対応する成形隙間を有する押出用ダイスを用い、このダイスにアルミニウム等の押出材料を通して成形していく押出法がある。この押出法に用いられるダイス(50)は、例えば図8に示されるように、チューブ材(56)の外周部を成形する押出孔(53)を有する雌型(52)と、チューブ材(56)の孔部(56a)(56a)…を成形する複数個の孔成形部(54)(54)…を有する雄型(51)とを備え、各孔成形部(54)(54)…の押出方向先端部を押出孔(53)内に突出させた状態に雌型(52)と雄型(51)とが組み合わせられたものである。このように組み合わせることにより、多孔チューブ材(56)の断面形状に対応する形状の成形隙間(55)が形成され、押出材料がこの成形隙間(55)を通過することにより、多孔偏平チューブ材(56)が成形されていく。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、例えば熱交換器等においては熱交換効率の優れた多孔チューブ材が要求されており、このようなチューブ材は熱媒体を流通させる各孔部の断面積を小さく形成すると共に、単位面積あたりの孔数を増やすこと有効であることが一般的に知られている。
【0004】
従って、この要求に応えるためには、上記の押出用ダイス(50)において、各孔成形部(54)の横断面積を小さく設定すると共に、孔成形部(54)の個数を増やしつつこれらの間隔を狭くすることが求められる。
【0005】
しかしながら、上記のような従来の押出用ダイス(50)では、直ちに上記要求に応えることができなかった。即ち、孔成形部(54)の間隔を極めて狭く設定した場合には、孔成形部(54)間の隙間における侵入抵抗が向上し、しかも従来の押出用ダイス(50)では孔成形部(54)(54)…間の隙間が押出材料の進行方向と垂直の方向に開口していたので、孔成形部(54)(54)…間の隙間に押出材料が充分に入り込まないおそれがあった。このため、成形される多孔チューブ材において各孔部間の隔壁が形成されないおそれがあり、安定した製品の製造が困難であるという問題があった。
【0006】
もとより、孔成形部(54)(54)…の長さを充分に確保することにより、その隙間に押し出し材料を充分に入り込ませ、これによりチューブ材において各孔部間の隔壁を確実に形成させることも考えられるが、このような場合には別の問題が発生する。即ち、孔成形部が細長いため、押し出し材料の押出圧力によって、孔成形部が撓んで破損し易く耐久性の面で問題があるのみならず、破損しないまでも押出圧により孔成形部の先端部が撓み変位し易く、孔部の横断面積が一定した高精度の製品を安定して製造することができないという問題も生ずる。
【0007】
この発明は、上記のような従来の問題点に鑑みてなされたものであり、耐久性に優れ、高精度の多孔チューブ材を安定して製造することができ、各孔部が極小の多孔チューブ材の製造に好適に用いられる多孔チューブ材の押出用ダイスを提供することを目的とする。
【0008】
【課題解決のための手段】
上記目的を達成するため、この発明にかかる多孔チューブ材の押出用ダイスは、多孔チューブ材の各孔部を成形する孔成形部を有する雄型と、多孔チューブ材の外周部を成形する押出孔を有する雌型とを備え、前記雄型は、リング部の径方向に沿うブリッジ部を有する環状基体と、該ブリッジ部の押出方向先端縁に沿って所定間隔おきに配設され先端部に前記孔成形部が突設された複数枚のマンドレルプレートと、前記押出孔に対応する連通孔を有し前記雌型に重ね合わせて配置されたプレート支持板とを備え、該プレート支持板の連通孔周りには、所定間隔おきにプレート嵌合溝が形成される一方、前記マンドレルプレートは、前記連通孔を跨いだ状態に配置されると共に、その先端側の幅方向両端部が前記プレート嵌合溝に嵌合されて拘束されていることを特徴とする。
【0009】
この発明によれば、複数枚のマンドレルプレートがプレート支持板の連通孔を跨いだ状態に配置されているので、マンドレルプレート間の隙間が押出材料の進行方向を横断した状態で開口することとなり、押出材料は確実にマンドレルプレート間の隙間に入り込む。このマンドレルプレートにより分断された押出材料は、各孔成形部間の隙間に押し出されていくので、孔成形部の長さに関わりなく、孔成形部間の隙間にも確実に押出材料が入り込む。このため、多孔チューブ材における各孔部間の隔壁を確実に形成することができ、製品を安定して製造することができると共に、孔成形部を長くする必要がなく、耐久性に優れたものとなる。また、マンドレルプレートの先端側の幅方向両端部が前記プレート嵌合溝に嵌合されて拘束されているので、マンドレルプレートの先端部が押出圧により撓み変位することもなく、高精度の製品を安定して供給することができる。
【0010】
即ち、この発明の押出用ダイスは、各孔部が極小の多孔チューブ材の製造に好適に用いることができる。
【0011】
また、この発明においては 前記マンドレルプレートは、前記孔成形部の両側に連通用切欠きが設けられてなるのがこのましい。このように構成すれば、マンドレルプレートにより分断された押出材料がこの切欠きより流れ出て溶着され、確実にチューブ材の外周部が形成される。
【0012】
更に、この発明においては、前記マンドレルプレートは、前記環状基体のブリッジ部に着脱自在に取り付けられてなるのが好ましい。このように構成すれば、複数枚のマンドレルプレートのうち一部のマンドレルプレートが破損等した場合でも、その部分のプレートのみを取り替えることができる。従って、このような場合でも環状基体ごと取り替える必要がなく、経済的に優れたものとなる。また、マンドレルプレートのみに超硬材を使用し、環状基体は、ダイス鋼のような安価な鋼材で構成することもできるので、押出用ダイス全体の部品コストを下げることができる。
【0013】
更にまた、この発明においては、前記マンドレルプレートは、その幅方向両端縁の少なくとも一部が押出方向先端部に向かうにつれ外側に傾斜された傾斜肩部を有するものとなされているのが好ましい。このように構成すれば、マンドレルプレートにより分断された押出材料の押出速度を幅方向で調整することができる。即ち、幅方向中央部においては、幅方向両縁部に比べて押出材料の移動距離が長いので押出材料の通過抵抗が大きくなる。このため、幅方向中央部を通過する押出材料の押出速度を抑えることができ、傾斜させる部分や程度を調節することにより幅方向における押出速度の均一化も図ることができる。また、肩部が傾斜して形成されるので、角部に応力が集中して破損するという事態も防止することができる。
【0014】
また、この発明においては、前記マンドレルプレートが超硬材からなるのが好ましい。このように構成すれば、マンドレルプレートの強度が高められ、より一層耐久性に優れたものとなる。
【0015】
更に、この発明においては、前記複数枚のマンドレルプレートが、その配置位置がブリッジ部の長手方向中央部に向かうにつれて広幅に形成されてなるのが好ましい。即ち、マンドレルプレートの幅が広くなるにつれその隙間を通過する押出材料の押出速度は遅くなる。従って、マンドレルプレートの幅を上記のようにブリッジ部の長手方向中央部に向かうにつれ広く設定することにより、各隙間を通過する押出材料の押出速度を調整することができ、ひいてはブリッジ部の長手方向における押出速度の均一化を図ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、この発明にかかる多孔チューブ材の押出用ダイスを図面に示した一実施形態に基づいて説明する。
【0017】
本実施形態の多孔チューブ材の押出用ダイス(1)は、図7に示すような熱交換器に用いられるアルミニウム製偏平多孔チューブ材(T)の成形に用いられるものである。なお、本発明の多孔チューブ材の押出用ダイスは、熱交換器用チューブ材の他、各種多孔チューブ材の押出に広く適用されるものであることはいうまでもない。また、多孔チューブ材の材質もアルミニウムやその合金に限らず、その他押出成形に適した各種の金属であっても良い。
【0018】
この押出用ダイス(1)は、図1ないし図4に示すように、多孔チューブ材(T)の孔部を成形する雄型(2)と、該雄型(2)と組み合わされ、多孔チューブ材(T)の外周部を成形する雌型(3)とを主要構成部材としてなる。
【0019】
雄型(2)は、図1に示すように、環状基体(4)と、複数枚のマンドレルプレート(5)(5)…と、プレート支持板(6)とを備える。
【0020】
環状基体(4)は、図1に示すように、ダイス鋼等の鋼材からなる円筒状の金型部材であり、リング部(4a)の内側後端縁から先端縁にかけて径方向に沿うブリッジ部(4b)が一体成形され、該ブリッジ部(4b)を挟む両側の空所が材料導通孔(4c)として構成されている。このブリッジ部(4b)の先端面には、細長い畝状の膨出部(7)が形成され、該膨出部(7)にその長手方向に沿って等間隔おきに複数のプレート保持溝(7a)(7a)…が膨出部(7)を横断する態様で形成されている。このプレート保持溝(7a)は、図6に明示されているように、側面視略コ字状に形成され、マンドレルプレート(5)の基端部を保持し得るものとなされている。図4(イ)に明示するように、これらのプレート保持溝(7a)(7a)…のうち、膨出部(7)の長手方向両端部に位置するものは、他の保持溝(7a)…に比べて広幅に形成され、厚肉に形成されたマンドレルプレート(5)(5)を保持し得るものとなされている。また、各プレート保持溝(7a)(7a)…間の間隔は、製作するチューブ材(T)の孔部間隔等を勘案して適宜決定されるものである。
【0021】
なお、環状基体(4)はその押出方向先端面の周縁部が全周に亘って切り欠かれ、これにより先端部が嵌合凸段部(8)として形成されていると共に、この嵌合凸段部(8)の先端面周縁部には、その対称位置にノックピン通し孔(9)(9)が形成され、雌型(3)の後述する環状周壁部材(16)に嵌合状態に取り付けることができるものとなされている。
【0022】
上記畝状膨出部(7)のプレート保持溝(7a)(7a)…には、図6に明示するように、それぞれマンドレルプレート(5)(5)…が着脱自在に取り付けられている。これらのマンドレルプレート(5)(5)…は、超硬合金、セラミックス等の超硬材からなり、図1ないし図6に示すように、押出方向に対して左右対称の略二等辺三角形状の板状体である。即ち、これらのマンドレルプレート(5)(5)…の形状は、長方形の板状体の基端側の角部を切り落とした形状をなし、幅方向両端縁における基端縁から先端部やや中央よりにかけて幅方向両端縁が先端に向けて外側に傾斜して傾斜肩部()()を構成している。図4及び図5に示すように、これらのマンドレルプレート(5)(5)…のうち、膨出部(7)の長手方向両端部に配置されるマンドレルプレート(5)(5)は、他のマンドレルプレート(5)(5)…に比べて厚肉に形成されている。また、図5及び図6に示すように、マンドレルプレート(5)は、膨出部(7)に対する配置位置により先端側の幅が異なる。即ち、各マンドレルプレート(5)(5)…は、先端縁側の幅は該プレート(5)の配置位置が膨出部(7)の長手方向中央部に向かうにつれ若干広くなるように形成されている。マンドレルプレート(5)の幅が広くなるにつれその隙間を通過する押出材料の押出速度は遅くなる。従って、マンドレルプレート(5)の幅を上記のように膨出部(7)の長手方向中央部に向かうにつれ広く設定することにより、各隙間を通過する押出材料の押出速度を調整することができ、ひいては膨出部(7)長手方向における押出速度の均一化を図ることができる。また、押出材料がマンドレルプレート(5)(5)…の基端部と幅方向両端部から押し込まれることにより、後述する孔成形部(11)(11)の押し込み圧力を平均にしてその破損をなくする。
【0023】
なお、マンドレルプレート(5)の枚数は、特に限定されるものではなく、製造するチューブ材(T)の孔数によって適宜決定される。本実施形態では、19枚のマンドレルプレート(5)…が用いられ、そのうち膨出部(7)の長手方向両端部に配置される2枚のプレート(5)(5)が厚肉に形成されている。
【0024】
また、マンドレルプレート(5)は、その基端縁幅方向中央にコ字状の取付用切欠き(10)が形成され、図6に明示するように、該取付用切欠き(10)が上記のプレート保持溝(7a)に対向した状態で組み付け状態に嵌合されるものとなされている。このように、取付用切欠き(10)がプレート保持溝(7a)に嵌合されることによりマンドレルプレート(5)(5)…がブリッジ部(4b)に取り付けられた状態においては、該プレート(5)の押出方向と反対の方向の移動はいうまでもなく、該プレート(5)基端部におけるその幅方向及び厚さ方向の移動が拘束される。
【0025】
また、マンドレルプレート(5)には、その先端縁における幅方向中央に孔成形部(11)が先端縁から僅かに突出して設けられていると共に、その孔成形部(11)の両側には台形状の連通用切欠き(12)が設けられている。この孔成形部(11)の基端部は、図4、特に図(ロ)に明示するように、先端に向かうにつれ厚み方向内側に傾斜するテーパー状に形成され、孔成形部(11)(11)間に押出材料が順次押し出され易いものとなされている。また、図3、特に図(ロ)に明示するように、孔成形部(11)の先端部には全周に亘って外方に僅かに膨出した雄ベアリング部(11a)が備えられ、この雄ベアリング部(11a)により多孔チューブ材(T)の各孔部が形成される。この雄ベアリング部(11a)の断面形状は、特に限定されるものではなく、製造されるチューブ材(T)の孔部形状によって適宜決定される。本実施形態では、膨出部(7)の長手方向両端部に配置される2枚のプレート(5)(5)においては略山形形状に形成されている一方、その他のプレート()…においては略長方形状に形成されている。一方、連通用切欠き(12)は、隣接するマンドレルプレート(5)(5)間の隙間を連通させるためのものであり、プレート支持板(6)との協働によりマンドレルプレート(5)(5)によって分断された押出材料同士を溶着させるものである。従って、この連通用切欠き(12)の大きさは、マンドレルプレート(5)を通過して分断された押出材料が充分な接合強度をもって互いに溶着されるように形成されている。
【0026】
プレート支持板(6)は、図1、図2及び図5に示すように、超硬合金、セラミックス等の超硬材からなる円盤状体であり、その軸芯部に径方向に細長く開口した連通孔(13)が設けられている。この連通孔(13)は、その形状は押出材料の流動を制御する観点から適宜決定されるが、本実施形態では、その長手方向両端部を残して中央部に向かうにつれ開口幅が大きくなる略提灯型の形状をなす。この連通孔(13)周りには、所定間隔おきに切り込まれたプレート嵌合溝(14)(14)…が形成されている。即ち、連通孔(13)は、その幅方向両端縁の対称位置に長手方向に沿ってプレート嵌合溝(14)(14)…が設けられ、図5、特に図(ロ)に明示するように、上記の対応するマンドレルプレート(5)(5)…を緊密状態に嵌合し得るものとなされ、各プレート(5)(5)…先端部における厚み方向の移動だけでなく幅方向の移動も拘束するものとなされている。従って、これらのプレート嵌合溝(14)の大きさや幅、個数等は、上記の各マンドレルプレート(5)(5)…に対応して形成されている。
【0027】
これらのプレート嵌合溝(14)(14)…のうち最も外側に位置するものは、他のプレート保持溝(14)(14)…よりも開口幅が広く形成され、上記の厚肉のマンドレルプレート(5)(5)を緊密状態に嵌合し得るものとなされている。また、このプレート保持溝(14)(14)は、その外側の角部に略円形の切欠き(15)が設けられている。
【0028】
なお、このプレート支持板(6)の外周の径方向対称位置には、係合キー(6a)(6a)が設けられており、両係合キー(6a)(6a)を後述する環状周壁部材(16)の収容孔(16a)に設けられたキー溝(16b)(16b)に係合させることにより、連通孔(13)を後述する雌型本体(17)の押出孔(17a)に長手方向同士を揃えた状態で、プレート支持板(6)と環状周壁部材(16)とが相対回転不能に同心状に嵌合されるものとなされている。
【0029】
雌型(3)は、図1及び図2に示すように、環状周壁部材(16)と、雌型本体(17)と、バックアップ用金型(18)とを備える。
【0030】
環状周壁部材(16)は、プレート支持板(6)、雌型本体(17)及びバックアップ用金型(18)を収容するものである。この環状周壁部材(16)は、ダイス鋼によって製作されたもので、図2に明示するように、その軸芯部には収容孔(16a)が環状周壁部材(16)を押出方向に貫通して形成されている。この収容孔(16a)の内周の径方向対称位置には、キー溝(16b)が形成され、プレート支持板(6)、雌型本体(17)及びバックアップ用金型(18)を相対回転不能に同心状に収容し得るものとなされている。また、環状周壁部材(16)の後端面には、環状基体(4)の嵌合凸部(8)に対応する嵌合凹部(19)が形成されていると共に、該嵌合凹部(19)内における環状基体(4)のノックピン通し孔(9)(9)に対向する位置に同様にノックピン通し孔(20)(20)が形成され、雄型(2)と雌型(3)とを嵌合させて組み付けることができるものとなされている。
【0031】
雌型本体(17)は、図2に明示するように、超硬合金等の超硬材からなる略円形の短柱体であり、その軸芯部にチューブ材(T)の外周部を成形する細長偏平な押出孔(17a)及びこの押出孔(18a)の押出方向先端縁に連設された型材導出孔(17b)を備える。この型材導出孔(18b)は、押出方向後端縁から押出方向先端縁にかけて開口面積が大きくなるようにテーパー状に形成されている。なお、雌型本体(17)の外周部にも、係合キー(17c)(17c)が設けられている。
【0032】
バックアップ用金型(18)は、雌型本体(17)の押出方向先端側にこれに隣接して配置され、押出中に雌型本体(17)に作用する圧力を背後から支えるものである。このバックアップ用金型(18)は、図2に明示するように、外周形状が雌型本体(17)と同一である短柱体であり、その軸芯部には雌型本体(17)の型材導出孔(17b)に連設される型材導出孔(18a)が形成されている。なお、バックアップ用金型(18)の外周部にも、係合キー(18b)(18b)が設けられている。
【0033】
上記の構成の押出用ダイス(1)は、例えば次のようにして組み立てる。
【0034】
先ず、マンドレルプレート(5)(5)…を環状基体(4)に取り付ける。即ち、環状基体(4)における膨出部(7)のプレート保持溝(7a)(7a)…にマンドレルプレート(5)(5)…の取付用切欠き(10)(10)…を対向させ、この状態でマンドレルプレート(5)(5)…の各取付用切欠き(10)を対応するプレート保持溝(7a)に差し込む。この場合、厚肉のマンドレルプレート(5)(5)は、膨出部(7)における長手方向両端部のプレート保持溝(7a)(7a)に差し込む。マンドレルプレート(5)(5)…を環状基体(4)に取り付けた状態においては、マンドレルプレート(5)の押出方向基端縁が環状基体(4)の押出方向先端面から僅かに離間された状態となる。
【0035】
全てのマンドレルプレート(5)(5)…を環状基体(4)に取り付けた後、プレート支持板(6)のプレート嵌合溝(14)(14)…に各マンドレルプレート(5)(5)…の押出方向先端部を嵌合する。即ち、マンドレルプレート(5)(5)…の押出方向先端部における幅方向両端部を、プレート支持板(6)の対応するプレート嵌合溝(14)(14)…に嵌合する。この際、プレート支持板(6)に対する環状基体(4)の相対位置関係を定めるジグを用いても良い。
【0036】
以上により、雄型(2)に組み立てられ、このマンドレルプレート(5)(5)…とプレート支持板(6)とを組み付けた状態においては、マンドレルプレート(5)(5)…がプレート支持板(6)の連通孔(13)を跨った状態となる。
【0037】
次に、雌型(3)を組み立てる。即ち、環状周壁部材(16)の収容孔(16a)に、バックアップ用金型(18)及び雌型本体(17)を順次的に収容し、そして焼嵌めを行うことにより、環状周壁部材(18)をバックアップ用金型(18)と雌型本体(17)に圧接一体化する。
【0038】
そして、以上のようにして組み立てられた雄雌両型(2)(3)を互いに組み合わせる。即ち、雄型(2)の嵌合凸部(8)を雌型(3)の嵌合凹部(19)に嵌合しつつ、雄雌両型(2)(3)の各ノックピン通し孔(9)(20)…にノックピン(21)(21)を差し込むことにより雄雌両型(2)(3)を組み付ける。
【0039】
この組合せ状態においては、プレート支持板(6)が雌型本体(17)に重ね合わされた状態で環状周壁部材(16)の収容孔(16a)に収容されている。従って、マンドレルプレート(5)(5)…の押出方向先端面が雌型本体(17)の後端面に当接されると共に、プレート(5)(5)…の先端部がその両端部においてプレート嵌合溝(14)(14)…に嵌合されているので、マンドレルプレート(5)(5)…の押出方向の移動は言うまでもなく、マンドレルプレート(5)(5)…先端部の幅方向、厚み方向の移動が阻止される。
【0040】
また、この組合せ状態においては、マンドレルプレート(5)(5)…の雄ベアリング部(11a)(11a)…と雌型本体(17)の押出孔(17a)との間にチューブ材(T)の横断面形状に対応する成形隙間(30)が形成される。そして、この押出用ダイス(1)内にアルミニウム等の押出材料の溶湯を流し込んで押出機に組み込み、これに押出材料を所要の導入量で連続的に圧入していくことにより、押出用ダイス(1)の前方に多孔偏平チューブ材(T)を押出成形する。これにより、成形隙間(30)から押し出される材料により、金属製の多孔偏平チューブ材(T)の外周部が形成されると共に、隣接する孔部成形部(11)(11)…の隙間を通って押し出される材料により、同チューブ材(T)の隔壁が形成され、各孔部成形部(11)(11)…に対応した孔部が構成されることとなる。
【0041】
このとき、上記構成の押出用ダイス(1)内では、上述のように複数枚のマンドレルプレート(5)(5)…がプレート支持板(6)の連通孔(13)を跨いだ状態に配置され、これらのプレート(5)(5)…間の隙間は押出方向と反対側を向いて開口されている。従って、押出材料は確実にマンドレルプレート(5)(5)…間の隙間に入り込み、この隙間に入り込んだ押出材料は順次プレート(5)(5)…の孔成形部(11)(11)…間隙間にスムーズに押し出されていく。このため、この押出用ダイス(1)においては、多孔チューブ材(T)における各孔部間の隔壁を確実に形成することができ、製品を安定して供給することができると共に、孔成形部(11)(11)間の隙間が極めて狭い場合でも孔成形部(11)(11)…を長くする必要がなく、耐久性に優れたものとなる。
【0042】
また、先端面が雌型本体(17)の後端面に当接されたマンドレルプレート(5)(5)…が連通孔(13)を跨いだ状態に配置されていても、連通用切欠き(12)(12)…が設けられているので、マンドレルプレート(5)(5)…により分断された押出材料がこれらの切欠き(12)(12)…より流れ出て溶着され、確実にチューブ材(T)の外周部が形成される。
【0043】
更に、マンドレルプレート(5)(5)…の先端部における幅方向両端部が、プレート支持板(6)のプレート嵌合溝(14)(14)…に嵌合されて拘束されているので、マンドレルプレート(5)(5)…の先端部が押出圧により揺動されることもなく、高精度の製品を安定して供給することができる。
【0044】
また、マンドレルプレート(5)(5)…は、環状基体(4)のブリッジ部(4b)に着脱自在に取り付けられているので、複数枚のマンドレルプレート(5)(5)…のうち一部のマンドレルプレート(5)が破損等した場合でも、その部分のみを取り替えることができる。従って、このような場合でも環状基体(4)ごと取り替える必要がなく、経済的に優れたものとなる。しかも、マンドレルプレート(5)(5)…に超硬材を使用し、環状基体(4)は、ダイス鋼のような安価な鋼材で構成されているので、押出用ダイス(1)全体の部品コストを下げることができる。
【0045】
更に、マンドレルプレート(5)(5)…は、その幅方向両端縁の一部が押出方向先端部に向かうにつれ外側に拡開されて形成されているので、マンドレルプレート(5)(5)…により分断された押出材料の押出速度を幅方向において調整することができる。即ち、幅方向中央部においては、幅方向両縁部に比べて押出材料の移動距離が長いので押出材料の通過抵抗が大きくなる。このため、幅方向中央部を通過する押出材料の押出速度を抑えることができ、拡開させる部分や程度を調節することにより幅方向における押出速度の均一化も図ることができる。
【0046】
更にまた、マンドレルプレート(5)(5)…が超硬合金、セラミックス等の超硬材からなるので、マンドレルプレート(5)(5)…の強度が高められ、より一層耐久性に優れたものとなる。
【0047】
また、複数枚のマンドレルプレート(5)(5)…のうち、環状基体(4)のブリッジ部(4b)の長手方向両端部に設けられ最も圧力変動による破損がし易いプレート(5)(5)が、他のマンドレルプレート(5)(5)…よりも厚肉に形成されてなるので、ブリッジ部(4b)の長手方向両端部に設けられたマンドレルプレート(5)(5)…の耐摩耗性を向上させて耐久性の向上を図ることができ、ひいてはプレート(5)(5)…の寿命の均一化による押出用ダイス全体の耐久性を向上させることができる。
【0048】
以上にこの発明の一実施形態にかかる多孔チューブ材(T)の押出用ダイス(1)について説明したが、この発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能である。例えば、以下のような変更が可能である
上記実施形態では、マンドレルプレート(5)(5)…は略二等辺三角形状のものを用いたが、これに限定されるものではなく、半円状、凸型状等であっても良い。
【0049】
上記実施形態では、プレート支持板(6)の連通孔(13)に設けられたプレート嵌合溝(14)(14)…は、押出方向にプレート支持板(6)を貫通して設けられたものを用いたが、プレート支持板(6)を貫通して設けられる必要はなく、凹部として形成されているものを用いても良い。この場合、この凹部に形成されたプレート嵌合溝に嵌合されたマンドレルプレートの先端面と雌型本体後端面との間に隙間が形成されることから、場合によってはマンドレルプレートに連通用切欠きを設けなくても良い。
【0050】
また、マンドレルプレートのブリッジ部に対する取付構造は、上記実施形態のものに限定されず、その他の取付構造を採用しても良い。
【0051】
その他、部材構成、各部材の形状、大きさ等、細部構成についての種々の設計変更も可能であることは言うまでもない。
【0052】
【発明の効果】
以上のように、この発明の多孔チューブ材の押出用ダイスによれば、マンドレルプレート間の隙間が、押出材料の進行方向上に位置し、押出材料の通路を横断した状態で開口しており、押出材料は確実にマンドレルプレート間の隙間に入り込む。このマンドレルプレートにより分断された押出材料は、各孔成形部間の隙間に押し出されていくので、孔成形部の長さに関わりなく、孔成形部間の隙間にも確実に押出材料が入り込む。このため、孔成形部間の隙間が極めて狭く設定された場合でも、多孔チューブ材における各孔部間の隔壁を確実に形成することができ、製品を安定して製造することができると共に、孔成形部を長くする必要がなく、耐久性に優れたものとなる。また、マンドレルプレートの先端側の幅方向両端部が前記プレート嵌合溝に嵌合されて拘束されているので、マンドレルプレートが極めて薄く形成されている場合でも、マンドレルプレートの先端部が押出圧により揺動されることもなく、高精度の製品を安定して製造することができる。
【0053】
即ち、この発明の押出用ダイスは、各孔部が極小の多孔チューブ材の製造に好適に用いられる。
【0054】
また、この発明において、前記マンドレルプレートが、前記孔成形部の両側に連通用切欠きが設けられてなる場合には、マンドレルプレートにより分断された押出材料がこの切欠きより流れ出て溶着され、確実にチューブ材の外周部が形成されるという利点がある。
【0055】
更に、この発明において、前記マンドレルプレートが、前記環状基体のブリッジ部に着脱自在に取り付けられてなる場合には、複数枚のマンドレルプレートのうち一部のマンドレルプレートが破損等した場合でも、その部分のプレートのみを取り替えることができるという利点がある。従って、このような場合でも環状基体ごと取り替える必要がなく、経済的に優れたものとなる。また、マンドレルプレートのみに超硬材を使用し、環状基体は、ダイス鋼のような安価な鋼材で構成することもできるので、押出用ダイス全体の部品コストを下げることができる。
【0056】
更にまた、この発明において、前記マンドレルプレートは、その幅方向両端縁の少なくとも一部が押出方向先端部に向かうにつれ外側に傾斜された傾斜肩部を有するものとなされている場合には、マンドレルプレートにより分断された押出材料の押出速度を幅方向で調整することができる。即ち、幅方向中央部においては、幅方向両縁部に比べて押出材料の移動距離が長いので押出材料の通過抵抗が大きくなり、これによって幅方向中央部を通過する押出材料の押出速度を抑えることができ、傾斜肩部の大きさや傾斜角度を調節することにより幅方向における押出速度の均一化も図ることができるという利点がある。また、角部が落とされて傾斜肩部として構成されているので、角部に応力が集中して破損するという事態も防止することができる。
【0057】
また、この発明において、前記マンドレルプレートが硬質材からなる場合には、マンドレルプレートの強度が高められ、より一層耐久性に優れたものとなる。
【0058】
更に、この発明において、場合には、幅方向両端部に設けられたマンドレルプレートの耐久性を向上させることができる。という利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態である多孔チューブ材の押出用ダイスを雄型を分離した状態で示す斜視図である。
【図2】この発明の実施形態である多孔チューブ材の押出用ダイスを雌型を分離した状態で示す斜視図である。
【図3】図(イ)は、同押出用ダイスの縦断面図である。図(ロ)は図(イ)の要部拡大断面図である。
【図4】図(イ)は、図3におけるIV−IV線断面図である。図(ロ)は図(イ)の要部拡大断面図である。
【図5】図(イ)は、図3におけるV−V線断面図である。図(ロ)は図(イ)の要部拡大断面図である。
【図6】マンドレルプレートの取付状態を一部切り欠いて示す拡大斜視図である。
【図7】本実施形態の押出ダイスにより製造される偏平多孔チューブ材を示す斜視図である。
【図8】従来の押出用ダイスを示す断面図である。
【図9】従来の押出用ダイスにより製造される偏平多孔チューブ材を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…押出用ダイス
2…雄型
3…雌型
4…環状基体
4b…ブリッジ部
5…マンドレルプレート
6…プレート支持板
11…孔成形部
12…連通用切欠き
13…連通孔
14…プレート嵌合溝
17a…押出孔

Claims (5)

  1. 多孔チューブ材の各孔部を成形する孔成形部を有する雄型と、多孔チューブ材の外周部を成形する押出孔を有する雌型とを備え、
    前記雄型は、リング部の径方向に沿うブリッジ部を有する環状基体と、該ブリッジ部の押出方向先端縁に沿って所定間隔おきに配設され先端部に前記孔成形部が突設された複数枚のマンドレルプレートと、前記押出孔に対応する連通孔を有し前記雌型に重ね合わせて配置されたプレート支持板とを備え、
    該プレート支持板の連通孔周りには、所定間隔おきにプレート嵌合溝が形成される一方、
    前記マンドレルプレートは、前記連通孔を跨いだ状態に配置されると共に、その先端側の幅方向両端部が前記プレート嵌合溝に嵌合されて拘束されていることを特徴とする多孔チューブ材の押出用ダイス。
  2. 前記マンドレルプレートは、前記孔成形部の両側に連通用切欠きが設けられてなる請求項1に記載の多孔チューブ材の押出用ダイス。
  3. 前記マンドレルプレートは、前記環状基体のブリッジ部に着脱自在に取り付けられてなる請求項1又は請求項2に記載の多孔チューブ材の押出用ダイス。
  4. 前記マンドレルプレートは、その幅方向両端縁の少なくとも一部が押出方向先端部に向かうにつれ外側に傾斜された傾斜肩部を有するものとなされている請求項1ないし請求項3のいずれか1に記載の多孔チューブ材の押出用ダイス。
  5. 前記複数枚のマンドレルプレートは、その配置位置がブリッジ部の長手方向中央部に向かうにつれて広幅に形成されてなる請求項1ないし請求項4のいずれか1に記載の多孔チューブ材の押出用ダイス。
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