JP2003170218A - 多孔チューブ材の押出用ダイス - Google Patents

多孔チューブ材の押出用ダイス

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JP2003170218A JP2001374378A JP2001374378A JP2003170218A JP 2003170218 A JP2003170218 A JP 2003170218A JP 2001374378 A JP2001374378 A JP 2001374378A JP 2001374378 A JP2001374378 A JP 2001374378A JP 2003170218 A JP2003170218 A JP 2003170218A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐久性に優れ、高精度の多孔チューブ材を安
定して製造することができ、各孔部が極小の多孔チュー
ブ材の製造に好適に用いられる多孔チューブ材の押出用
ダイスを提供する。 【解決手段】 多孔チューブ材Tの各孔部を成形する孔
成形部11を有する雄型2と、多孔チューブ材Tの外周部
を成形する押出孔17aを有する雌型3とを備える。雄型
2は、ブリッジ部4bを有する環状基体4と、ブリッジ部
4bの押出方向先端縁に沿って所定間隔おきに配設され先
端部に孔成形部11が突設された複数枚のマンドレルプレ
ート5と、押出孔11に対応する連通孔13を有し雌型3に
重ね合わせて配置されたプレート支持板6とを備える。
プレート支持板6の連通孔13周りには、所定間隔おきに
プレート嵌合溝14が形成される。マンドレルプレート5
は、連通孔13を跨いだ状態に配置される。また、マンド
レルプレート5の先端側の幅方向両端部がプレート嵌合
溝14に嵌合されて拘束される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する利用分野】この発明は、例えば熱交換器
の熱交換管として使用されるようなアルミニウム又はそ
の合金製の偏平多孔チューブ材を製造するための押出用
ダイスに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、図9に示されるような熱交換器
用偏平多孔チューブ材(56)の製造方法として、チュー
ブ材(56)の横断面形状に対応する成形隙間を有する押
出用ダイスを用い、このダイスにアルミニウム等の押出
材料を通して成形していく押出法がある。この押出法に
用いられるダイス(50)は、例えば図8に示されるよう
に、チューブ材(56)の外周部を成形する押出孔(53)
を有する雌型(52)と、チューブ材(56)の孔部(56
a)(56a)…を成形する複数個の孔成形部(54)(54)
…を有する雄型(51)とを備え、各孔成形部(54)(5
4)…の押出方向先端部を押出孔(53)内に突出させた
状態に雌型(52)と雄型(51)とが組み合わせられたも
のである。このように組み合わせることにより、多孔チ
ューブ材(56)の断面形状に対応する形状の成形隙間
(55)が形成され、押出材料がこの成形隙間(55)を通
過することにより、多孔偏平チューブ材(56)が成形さ
れていく。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば熱交
換器等においては熱交換効率の優れた多孔チューブ材が
要求されており、このようなチューブ材は熱媒体を流通
させる各孔部の断面積を小さく形成すると共に、単位面
積あたりの孔数を増やすこと有効であることが一般的に
知られている。
【0004】従って、この要求に応えるためには、上記
の押出用ダイス(50)において、各孔成形部(54)の横
断面積を小さく設定すると共に、孔成形部(54)の個数
を増やしつつこれらの間隔を狭くすることが求められ
る。
【0005】しかしながら、上記のような従来の押出用
ダイス(50)では、直ちに上記要求に応えることができ
なかった。即ち、孔成形部(54)の間隔を極めて狭く設
定した場合には、孔成形部(54)間の隙間における侵入
抵抗が向上し、しかも従来の押出用ダイス(50)では孔
成形部(54)(54)…間の隙間が押出材料の進行方向と
垂直の方向に開口していたので、孔成形部(54)(54)
…間の隙間に押出材料が充分に入り込まないおそれがあ
った。このため、成形される多孔チューブ材において各
孔部間の隔壁が形成されないおそれがあり、安定した製
品の製造が困難であるという問題があった。
【0006】もとより、孔成形部(54)(54)…の長さ
を充分に確保することにより、その隙間に押し出し材料
を充分に入り込ませ、これによりチューブ材において各
孔部間の隔壁を確実に形成させることも考えられるが、
このような場合には別の問題が発生する。即ち、孔成形
部が細長いため、押し出し材料の押出圧力によって、孔
成形部が撓んで破損し易く耐久性の面で問題があるのみ
ならず、破損しないまでも押出圧により孔成形部の先端
部が撓み変位し易く、孔部の横断面積が一定した高精度
の製品を安定して製造することができないという問題も
生ずる。
【0007】この発明は、上記のような従来の問題点に
鑑みてなされたものであり、耐久性に優れ、高精度の多
孔チューブ材を安定して製造することができ、各孔部が
極小の多孔チューブ材の製造に好適に用いられる多孔チ
ューブ材の押出用ダイスを提供することを目的とする。
【0008】
【課題解決のための手段】上記目的を達成するため、こ
の発明にかかる多孔チューブ材の押出用ダイスは、多孔
チューブ材の各孔部を成形する孔成形部を有する雄型
と、多孔チューブ材の外周部を成形する押出孔を有する
雌型とを備え、前記雄型は、リング部の径方向に沿うブ
リッジ部を有する環状基体と、該ブリッジ部の押出方向
先端縁に沿って所定間隔おきに配設され先端部に前記孔
成形部が突設された複数枚のマンドレルプレートと、前
記押出孔に対応する連通孔を有し前記雌型に重ね合わせ
て配置されたプレート支持板とを備え、該プレート支持
板の連通孔周りには、所定間隔おきにプレート嵌合溝が
形成される一方、前記マンドレルプレートは、前記連通
孔を跨いだ状態に配置されると共に、その先端側の幅方
向両端部が前記プレート嵌合溝に嵌合されて拘束されて
いることを特徴とする。
【0009】この発明によれば、複数枚のマンドレルプ
レートがプレート支持板の連通孔を跨いだ状態に配置さ
れているので、マンドレルプレート間の隙間が押出材料
の進行方向を横断した状態で開口することとなり、押出
材料は確実にマンドレルプレート間の隙間に入り込む。
このマンドレルプレートにより分断された押出材料は、
各孔成形部間の隙間に押し出されていくので、孔成形部
の長さに関わりなく、孔成形部間の隙間にも確実に押出
材料が入り込む。このため、多孔チューブ材における各
孔部間の隔壁を確実に形成することができ、製品を安定
して製造することができると共に、孔成形部を長くする
必要がなく、耐久性に優れたものとなる。また、マンド
レルプレートの先端側の幅方向両端部が前記プレート嵌
合溝に嵌合されて拘束されているので、マンドレルプレ
ートの先端部が押出圧により撓み変位することもなく、
高精度の製品を安定して供給することができる。
【0010】即ち、この発明の押出用ダイスは、各孔部
が極小の多孔チューブ材の製造に好適に用いることがで
きる。
【0011】また、この発明においては 前記マンドレ
ルプレートは、前記孔成形部の両側に連通用切欠きが設
けられてなるのがこのましい。このように構成すれば、
マンドレルプレートにより分断された押出材料がこの切
欠きより流れ出て溶着され、確実にチューブ材の外周部
が形成される。
【0012】更に、この発明においては、前記マンドレ
ルプレートは、前記環状基体のブリッジ部に着脱自在に
取り付けられてなるのが好ましい。このように構成すれ
ば、複数枚のマンドレルプレートのうち一部のマンドレ
ルプレートが破損等した場合でも、その部分のプレート
のみを取り替えることができる。従って、このような場
合でも環状基体ごと取り替える必要がなく、経済的に優
れたものとなる。また、マンドレルプレートのみに超硬
材を使用し、環状基体は、ダイス鋼のような安価な鋼材
で構成することもできるので、押出用ダイス全体の部品
コストを下げることができる。
【0013】更にまた、この発明においては、前記マン
ドレルプレートは、その幅方向両端縁の少なくとも一部
が押出方向先端部に向かうにつれ外側に傾斜された傾斜
肩部を有するものとなされているのが好ましい。このよ
うに構成すれば、マンドレルプレートにより分断された
押出材料の押出速度を幅方向で調整することができる。
即ち、幅方向中央部においては、幅方向両縁部に比べて
押出材料の移動距離が長いので押出材料の通過抵抗が大
きくなる。このため、幅方向中央部を通過する押出材料
の押出速度を抑えることができ、傾斜させる部分や程度
を調節することにより幅方向における押出速度の均一化
も図ることができる。また、肩部が傾斜して形成される
ので、角部に応力が集中して破損するという事態も防止
することができる。
【0014】また、この発明においては、前記マンドレ
ルプレートが超硬材からなるのが好ましい。このように
構成すれば、マンドレルプレートの強度が高められ、よ
り一層耐久性に優れたものとなる。
【0015】更に、この発明においては、前記複数枚の
マンドレルプレートが、その配置位置がブリッジ部の長
手方向中央部に向かうにつれて広幅に形成されてなるの
が好ましい。即ち、マンドレルプレートの幅が広くなる
につれその隙間を通過する押出材料の押出速度は遅くな
る。従って、マンドレルプレートの幅を上記のようにブ
リッジ部の長手方向中央部に向かうにつれ広く設定する
ことにより、各隙間を通過する押出材料の押出速度を調
整することができ、ひいてはブリッジ部の長手方向にお
ける押出速度の均一化を図ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明にかかる多孔チュ
ーブ材の押出用ダイスを図面に示した一実施形態に基づ
いて説明する。
【0017】本実施形態の多孔チューブ材の押出用ダイ
ス(1)は、図7に示すような熱交換器に用いられるア
ルミニウム製偏平多孔チューブ材(T)の成形に用いら
れるものである。なお、本発明の多孔チューブ材の押出
用ダイスは、熱交換器用チューブ材の他、各種多孔チュ
ーブ材の押出に広く適用されるものであることはいうま
でもない。また、多孔チューブ材の材質もアルミニウム
やその合金に限らず、その他押出成形に適した各種の金
属であっても良い。
【0018】この押出用ダイス(1)は、図1ないし図
4に示すように、多孔チューブ材(T)の孔部を成形す
る雄型(2)と、該雄型(2)と組み合わされ、多孔チ
ューブ材(T)の外周部を成形する雌型(3)とを主要
構成部材としてなる。
【0019】雄型(2)は、図1に示すように、環状基
体(4)と、複数枚のマンドレルプレート(5)(5)
…と、プレート支持板(6)とを備える。
【0020】環状基体(4)は、図1に示すように、ダ
イス鋼等の鋼材からなる円筒状の金型部材であり、リン
グ部(4a)の内側後端縁から先端縁にかけて径方向に沿
うブリッジ部(4b)が一体成形され、該ブリッジ部(4
b)を挟む両側の空所が材料導通孔(4c)として構成さ
れている。このブリッジ部(4b)の先端面には、細長い
畝状の膨出部(7)が形成され、該膨出部(7)にその
長手方向に沿って等間隔おきに複数のプレート保持溝
(7a)(7a)…が膨出部(7)を横断する態様で形成さ
れている。このプレート保持溝(7a)は、図6に明示さ
れているように、側面視略コ字状に形成され、マンドレ
ルプレート(5)の基端部を保持し得るものとなされて
いる。図4(イ)に明示するように、これらのプレート
保持溝(7a)(7a)…のうち、膨出部(7)の長手方向
両端部に位置するものは、他の保持溝(7a)…に比べて
広幅に形成され、厚肉に形成されたマンドレルプレート
(5)(5)を保持し得るものとなされている。また、
各プレート保持溝(7a)(7a)…間の間隔は、製作する
チューブ材(T)の孔部間隔等を勘案して適宜決定され
るものである。
【0021】なお、環状基体(4)はその押出方向先端
面の周縁部が全周に亘って切り欠かれ、これにより先端
部が嵌合凸段部(8)として形成されていると共に、こ
の嵌合凸段部(8)の先端面周縁部には、その対称位置
にノックピン通し孔(9)(9)が形成され、雌型
(3)の後述する環状周壁部材(16)に嵌合状態に取り
付けることができるものとなされている。
【0022】上記畝状膨出部(7)のプレート保持溝
(7a)(7a)…には、図6に明示するように、それぞれ
マンドレルプレート(5)(5)…が着脱自在に取り付
けられている。これらのマンドレルプレート(5)
(5)…は、超硬合金、セラミックス等の超硬材からな
り、図1ないし図6に示すように、押出方向に対して左
右対称の略二等辺三角形状の板状体である。即ち、これ
らのマンドレルプレート(5)(5)…の形状は、長方
形の板状体の基端側の角部を切り落とした形状をなし、
幅方向両端縁における基端縁から先端部やや中央よりに
かけて幅方向両端縁が先端に向けて外側に傾斜して傾斜
肩部()()を構成している。図4及び図5に示すよう
に、これらのマンドレルプレート(5)(5)…のう
ち、膨出部(7)の長手方向両端部に配置されるマンド
レルプレート(5)(5)は、他のマンドレルプレート
(5)(5)…に比べて厚肉に形成されている。また、
図5及び図6に示すように、マンドレルプレート(5)
は、膨出部(7)に対する配置位置により先端側の幅が
異なる。即ち、各マンドレルプレート(5)(5)…
は、先端縁側の幅は該プレート(5)の配置位置が膨出
部(7)の長手方向中央部に向かうにつれ若干広くなる
ように形成されている。マンドレルプレート(5)の幅
が広くなるにつれその隙間を通過する押出材料の押出速
度は遅くなる。従って、マンドレルプレート(5)の幅
を上記のように膨出部(7)の長手方向中央部に向かう
につれ広く設定することにより、各隙間を通過する押出
材料の押出速度を調整することができ、ひいては膨出部
(7)長手方向における押出速度の均一化を図ることが
できる。また、押出材料がマンドレルプレート(5)
(5)…の基端部と幅方向両端部から押し込まれること
により、後述する孔成形部(11)(11)の押し込み圧力
を平均にしてその破損をなくする。
【0023】なお、マンドレルプレート(5)の枚数
は、特に限定されるものではなく、製造するチューブ材
(T)の孔数によって適宜決定される。本実施形態で
は、19枚のマンドレルプレート(5)…が用いられ、
そのうち膨出部(7)の長手方向両端部に配置される2
枚のプレート(5)(5)が厚肉に形成されている。
【0024】また、マンドレルプレート(5)は、その
基端縁幅方向中央にコ字状の取付用切欠き(10)が形成
され、図6に明示するように、該取付用切欠き(10)が
上記のプレート保持溝(7a)に対向した状態で組み付け
状態に嵌合されるものとなされている。このように、取
付用切欠き(10)がプレート保持溝(7a)に嵌合される
ことによりマンドレルプレート(5)(5)…がブリッ
ジ部(4b)に取り付けられた状態においては、該プレー
ト(5)の押出方向と反対の方向の移動はいうまでもな
く、該プレート(5)基端部におけるその幅方向及び厚
さ方向の移動が拘束される。
【0025】また、マンドレルプレート(5)には、そ
の先端縁における幅方向中央に孔成形部(11)が先端縁
から僅かに突出して設けられていると共に、その孔成形
部(11)の両側には台形状の連通用切欠き(12)が設け
られている。この孔成形部(11)の基端部は、図4、特
に図(ロ)に明示するように、先端に向かうにつれ厚み
方向内側に傾斜するテーパー状に形成され、孔成形部
(11)(11)間に押出材料が順次押し出され易いものと
なされている。また、図3、特に図(ロ)に明示するよ
うに、孔成形部(11)の先端部には全周に亘って外方に
僅かに膨出した雄ベアリング部(11a)が備えられ、こ
の雄ベアリング部(11a)により多孔チューブ材(T)
の各孔部が形成される。この雄ベアリング部(11a)の
断面形状は、特に限定されるものではなく、製造される
チューブ材(T)の孔部形状によって適宜決定される。
本実施形態では、膨出部(7)の長手方向両端部に配置
される2枚のプレート(5)(5)においては略山形形
状に形成されている一方、その他のプレート()…にお
いては略長方形状に形成されている。一方、連通用切欠
き(12)は、隣接するマンドレルプレート(5)(5)
間の隙間を連通させるためのものであり、プレート支持
板(6)との協働によりマンドレルプレート(5)
(5)によって分断された押出材料同士を溶着させるも
のである。従って、この連通用切欠き(12)の大きさ
は、マンドレルプレート(5)を通過して分断された押
出材料が充分な接合強度をもって互いに溶着されるよう
に形成されている。
【0026】プレート支持板(6)は、図1、図2及び
図5に示すように、超硬合金、セラミックス等の超硬材
からなる円盤状体であり、その軸芯部に径方向に細長く
開口した連通孔(13)が設けられている。この連通孔
(13)は、その形状は押出材料の流動を制御する観点か
ら適宜決定されるが、本実施形態では、その長手方向両
端部を残して中央部に向かうにつれ開口幅が大きくなる
略提灯型の形状をなす。この連通孔(13)周りには、所
定間隔おきに切り込まれたプレート嵌合溝(14)(14)
…が形成されている。即ち、連通孔(13)は、その幅方
向両端縁の対称位置に長手方向に沿ってプレート嵌合溝
(14)(14)…が設けられ、図5、特に図(ロ)に明示
するように、上記の対応するマンドレルプレート(5)
(5)…を緊密状態に嵌合し得るものとなされ、各プレ
ート(5)(5)…先端部における厚み方向の移動だけ
でなく幅方向の移動も拘束するものとなされている。従
って、これらのプレート嵌合溝(14)の大きさや幅、個
数等は、上記の各マンドレルプレート(5)(5)…に
対応して形成されている。
【0027】これらのプレート嵌合溝(14)(14)…の
うち最も外側に位置するものは、他のプレート保持溝
(14)(14)…よりも開口幅が広く形成され、上記の厚
肉のマンドレルプレート(5)(5)を緊密状態に嵌合
し得るものとなされている。また、このプレート保持溝
(14)(14)は、その外側の角部に略円形の切欠き(1
5)が設けられている。
【0028】なお、このプレート支持板(6)の外周の
径方向対称位置には、係合キー(6a)(6a)が設けられ
ており、両係合キー(6a)(6a)を後述する環状周壁部
材(16)の収容孔(16a)に設けられたキー溝(16b)
(16b)に係合させることにより、連通孔(13)を後述
する雌型本体(17)の押出孔(17a)に長手方向同士を
揃えた状態で、プレート支持板(6)と環状周壁部材
(16)とが相対回転不能に同心状に嵌合されるものとな
されている。
【0029】雌型(3)は、図1及び図2に示すよう
に、環状周壁部材(16)と、雌型本体(17)と、バック
アップ用金型(18)とを備える。
【0030】環状周壁部材(16)は、プレート支持板
(6)、雌型本体(17)及びバックアップ用金型(18)
を収容するものである。この環状周壁部材(16)は、ダ
イス鋼によって製作されたもので、図2に明示するよう
に、その軸芯部には収容孔(16a)が環状周壁部材(1
6)を押出方向に貫通して形成されている。この収容孔
(16a)の内周の径方向対称位置には、キー溝(16b)が
形成され、プレート支持板(6)、雌型本体(17)及び
バックアップ用金型(18)を相対回転不能に同心状に収
容し得るものとなされている。また、環状周壁部材(1
6)の後端面には、環状基体(4)の嵌合凸部(8)に
対応する嵌合凹部(19)が形成されていると共に、該嵌
合凹部(19)内における環状基体(4)のノックピン通
し孔(9)(9)に対向する位置に同様にノックピン通
し孔(20)(20)が形成され、雄型(2)と雌型(3)
とを嵌合させて組み付けることができるものとなされて
いる。
【0031】雌型本体(17)は、図2に明示するよう
に、超硬合金等の超硬材からなる略円形の短柱体であ
り、その軸芯部にチューブ材(T)の外周部を成形する
細長偏平な押出孔(17a)及びこの押出孔(18a)の押出
方向先端縁に連設された型材導出孔(17b)を備える。
この型材導出孔(18b)は、押出方向後端縁から押出方
向先端縁にかけて開口面積が大きくなるようにテーパー
状に形成されている。なお、雌型本体(17)の外周部に
も、係合キー(17c)(17c)が設けられている。
【0032】バックアップ用金型(18)は、雌型本体
(17)の押出方向先端側にこれに隣接して配置され、押
出中に雌型本体(17)に作用する圧力を背後から支える
ものである。このバックアップ用金型(18)は、図2に
明示するように、外周形状が雌型本体(17)と同一であ
る短柱体であり、その軸芯部には雌型本体(17)の型材
導出孔(17b)に連設される型材導出孔(18a)が形成さ
れている。なお、バックアップ用金型(18)の外周部に
も、係合キー(18b)(18b)が設けられている。
【0033】上記の構成の押出用ダイス(1)は、例え
ば次のようにして組み立てる。
【0034】先ず、マンドレルプレート(5)(5)…
を環状基体(4)に取り付ける。即ち、環状基体(4)
における膨出部(7)のプレート保持溝(7a)(7a)…
にマンドレルプレート(5)(5)…の取付用切欠き
(10)(10)…を対向させ、この状態でマンドレルプレ
ート(5)(5)…の各取付用切欠き(10)を対応する
プレート保持溝(7a)に差し込む。この場合、厚肉のマ
ンドレルプレート(5)(5)は、膨出部(7)におけ
る長手方向両端部のプレート保持溝(7a)(7a)に差し
込む。マンドレルプレート(5)(5)…を環状基体
(4)に取り付けた状態においては、マンドレルプレー
ト(5)の押出方向基端縁が環状基体(4)の押出方向
先端面から僅かに離間された状態となる。
【0035】全てのマンドレルプレート(5)(5)…
を環状基体(4)に取り付けた後、プレート支持板
(6)のプレート嵌合溝(14)(14)…に各マンドレル
プレート(5)(5)…の押出方向先端部を嵌合する。
即ち、マンドレルプレート(5)(5)…の押出方向先
端部における幅方向両端部を、プレート支持板(6)の
対応するプレート嵌合溝(14)(14)…に嵌合する。こ
の際、プレート支持板(6)に対する環状基体(4)の
相対位置関係を定めるジグを用いても良い。
【0036】以上により、雄型(2)に組み立てられ、
このマンドレルプレート(5)(5)…とプレート支持
板(6)とを組み付けた状態においては、マンドレルプ
レート(5)(5)…がプレート支持板(6)の連通孔
(13)を跨った状態となる。
【0037】次に、雌型(3)を組み立てる。即ち、環
状周壁部材(16)の収容孔(16a)に、バックアップ用
金型(18)及び雌型本体(17)を順次的に収容し、そし
て焼嵌めを行うことにより、環状周壁部材(18)をバッ
クアップ用金型(18)と雌型本体(17)に圧接一体化す
る。
【0038】そして、以上のようにして組み立てられた
雄雌両型(2)(3)を互いに組み合わせる。即ち、雄
型(2)の嵌合凸部(8)を雌型(3)の嵌合凹部(1
9)に嵌合しつつ、雄雌両型(2)(3)の各ノックピ
ン通し孔(9)(20)…にノックピン(21)(21)を差
し込むことにより雄雌両型(2)(3)を組み付ける。
【0039】この組合せ状態においては、プレート支持
板(6)が雌型本体(17)に重ね合わされた状態で環状
周壁部材(16)の収容孔(16a)に収容されている。従
って、マンドレルプレート(5)(5)…の押出方向先
端面が雌型本体(17)の後端面に当接されると共に、プ
レート(5)(5)…の先端部がその両端部においてプ
レート嵌合溝(14)(14)…に嵌合されているので、マ
ンドレルプレート(5)(5)…の押出方向の移動は言
うまでもなく、マンドレルプレート(5)(5)…先端
部の幅方向、厚み方向の移動が阻止される。
【0040】また、この組合せ状態においては、マンド
レルプレート(5)(5)…の雄ベアリング部(11a)
(11a)…と雌型本体(17)の押出孔(17a)との間にチ
ューブ材(T)の横断面形状に対応する成形隙間(30)
が形成される。そして、この押出用ダイス(1)内にア
ルミニウム等の押出材料の溶湯を流し込んで押出機に組
み込み、これに押出材料を所要の導入量で連続的に圧入
していくことにより、押出用ダイス(1)の前方に多孔
偏平チューブ材(T)を押出成形する。これにより、成
形隙間(30)から押し出される材料により、金属製の多
孔偏平チューブ材(T)の外周部が形成されると共に、
隣接する孔部成形部(11)(11)…の隙間を通って押し
出される材料により、同チューブ材(T)の隔壁が形成
され、各孔部成形部(11)(11)…に対応した孔部が構
成されることとなる。
【0041】このとき、上記構成の押出用ダイス(1)
内では、上述のように複数枚のマンドレルプレート
(5)(5)…がプレート支持板(6)の連通孔(13)
を跨いだ状態に配置され、これらのプレート(5)
(5)…間の隙間は押出方向と反対側を向いて開口され
ている。従って、押出材料は確実にマンドレルプレート
(5)(5)…間の隙間に入り込み、この隙間に入り込
んだ押出材料は順次プレート(5)(5)…の孔成形部
(11)(11)…間隙間にスムーズに押し出されていく。
このため、この押出用ダイス(1)においては、多孔チ
ューブ材(T)における各孔部間の隔壁を確実に形成す
ることができ、製品を安定して供給することができると
共に、孔成形部(11)(11)間の隙間が極めて狭い場合
でも孔成形部(11)(11)…を長くする必要がなく、耐
久性に優れたものとなる。
【0042】また、先端面が雌型本体(17)の後端面に
当接されたマンドレルプレート(5)(5)…が連通孔
(13)を跨いだ状態に配置されていても、連通用切欠き
(12)(12)…が設けられているので、マンドレルプレ
ート(5)(5)…により分断された押出材料がこれら
の切欠き(12)(12)…より流れ出て溶着され、確実に
チューブ材(T)の外周部が形成される。
【0043】更に、マンドレルプレート(5)(5)…
の先端部における幅方向両端部が、プレート支持板
(6)のプレート嵌合溝(14)(14)…に嵌合されて拘
束されているので、マンドレルプレート(5)(5)…
の先端部が押出圧により揺動されることもなく、高精度
の製品を安定して供給することができる。
【0044】また、マンドレルプレート(5)(5)…
は、環状基体(4)のブリッジ部(4b)に着脱自在に取
り付けられているので、複数枚のマンドレルプレート
(5)(5)…のうち一部のマンドレルプレート(5)
が破損等した場合でも、その部分のみを取り替えること
ができる。従って、このような場合でも環状基体(4)
ごと取り替える必要がなく、経済的に優れたものとな
る。しかも、マンドレルプレート(5)(5)…に超硬
材を使用し、環状基体(4)は、ダイス鋼のような安価
な鋼材で構成されているので、押出用ダイス(1)全体
の部品コストを下げることができる。
【0045】更に、マンドレルプレート(5)(5)…
は、その幅方向両端縁の一部が押出方向先端部に向かう
につれ外側に拡開されて形成されているので、マンドレ
ルプレート(5)(5)…により分断された押出材料の
押出速度を幅方向において調整することができる。即
ち、幅方向中央部においては、幅方向両縁部に比べて押
出材料の移動距離が長いので押出材料の通過抵抗が大き
くなる。このため、幅方向中央部を通過する押出材料の
押出速度を抑えることができ、拡開させる部分や程度を
調節することにより幅方向における押出速度の均一化も
図ることができる。
【0046】更にまた、マンドレルプレート(5)
(5)…が超硬合金、セラミックス等の超硬材からなる
ので、マンドレルプレート(5)(5)…の強度が高め
られ、より一層耐久性に優れたものとなる。
【0047】また、複数枚のマンドレルプレート(5)
(5)…のうち、環状基体(4)のブリッジ部(4b)の
長手方向両端部に設けられ最も圧力変動による破損がし
易いプレート(5)(5)が、他のマンドレルプレート
(5)(5)…よりも厚肉に形成されてなるので、ブリ
ッジ部(4b)の長手方向両端部に設けられたマンドレル
プレート(5)(5)…の耐摩耗性を向上させて耐久性
の向上を図ることができ、ひいてはプレート(5)
(5)…の寿命の均一化による押出用ダイス全体の耐久
性を向上させることができる。
【0048】以上にこの発明の一実施形態にかかる多孔
チューブ材(T)の押出用ダイス(1)について説明し
たが、この発明は上記実施形態に限定されるものではな
く、その趣旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能で
ある。例えば、以下のような変更が可能である上記実施
形態では、マンドレルプレート(5)(5)…は略二等
辺三角形状のものを用いたが、これに限定されるもので
はなく、半円状、凸型状等であっても良い。
【0049】上記実施形態では、プレート支持板(6)
の連通孔(13)に設けられたプレート嵌合溝(14)(1
4)…は、押出方向にプレート支持板(6)を貫通して
設けられたものを用いたが、プレート支持板(6)を貫
通して設けられる必要はなく、凹部として形成されてい
るものを用いても良い。この場合、この凹部に形成され
たプレート嵌合溝に嵌合されたマンドレルプレートの先
端面と雌型本体後端面との間に隙間が形成されることか
ら、場合によってはマンドレルプレートに連通用切欠き
を設けなくても良い。
【0050】また、マンドレルプレートのブリッジ部に
対する取付構造は、上記実施形態のものに限定されず、
その他の取付構造を採用しても良い。
【0051】その他、部材構成、各部材の形状、大きさ
等、細部構成についての種々の設計変更も可能であるこ
とは言うまでもない。
【0052】
【発明の効果】以上のように、この発明の多孔チューブ
材の押出用ダイスによれば、マンドレルプレート間の隙
間が、押出材料の進行方向上に位置し、押出材料の通路
を横断した状態で開口しており、押出材料は確実にマン
ドレルプレート間の隙間に入り込む。このマンドレルプ
レートにより分断された押出材料は、各孔成形部間の隙
間に押し出されていくので、孔成形部の長さに関わりな
く、孔成形部間の隙間にも確実に押出材料が入り込む。
このため、孔成形部間の隙間が極めて狭く設定された場
合でも、多孔チューブ材における各孔部間の隔壁を確実
に形成することができ、製品を安定して製造することが
できると共に、孔成形部を長くする必要がなく、耐久性
に優れたものとなる。また、マンドレルプレートの先端
側の幅方向両端部が前記プレート嵌合溝に嵌合されて拘
束されているので、マンドレルプレートが極めて薄く形
成されている場合でも、マンドレルプレートの先端部が
押出圧により揺動されることもなく、高精度の製品を安
定して製造することができる。
【0053】即ち、この発明の押出用ダイスは、各孔部
が極小の多孔チューブ材の製造に好適に用いられる。
【0054】また、この発明において、前記マンドレル
プレートが、前記孔成形部の両側に連通用切欠きが設け
られてなる場合には、マンドレルプレートにより分断さ
れた押出材料がこの切欠きより流れ出て溶着され、確実
にチューブ材の外周部が形成されるという利点がある。
【0055】更に、この発明において、前記マンドレル
プレートが、前記環状基体のブリッジ部に着脱自在に取
り付けられてなる場合には、複数枚のマンドレルプレー
トのうち一部のマンドレルプレートが破損等した場合で
も、その部分のプレートのみを取り替えることができる
という利点がある。従って、このような場合でも環状基
体ごと取り替える必要がなく、経済的に優れたものとな
る。また、マンドレルプレートのみに超硬材を使用し、
環状基体は、ダイス鋼のような安価な鋼材で構成するこ
ともできるので、押出用ダイス全体の部品コストを下げ
ることができる。
【0056】更にまた、この発明において、前記マンド
レルプレートは、その幅方向両端縁の少なくとも一部が
押出方向先端部に向かうにつれ外側に傾斜された傾斜肩
部を有するものとなされている場合には、マンドレルプ
レートにより分断された押出材料の押出速度を幅方向で
調整することができる。即ち、幅方向中央部において
は、幅方向両縁部に比べて押出材料の移動距離が長いの
で押出材料の通過抵抗が大きくなり、これによって幅方
向中央部を通過する押出材料の押出速度を抑えることが
でき、傾斜肩部の大きさや傾斜角度を調節することによ
り幅方向における押出速度の均一化も図ることができる
という利点がある。また、角部が落とされて傾斜肩部と
して構成されているので、角部に応力が集中して破損す
るという事態も防止することができる。
【0057】また、この発明において、前記マンドレル
プレートが硬質材からなる場合には、マンドレルプレー
トの強度が高められ、より一層耐久性に優れたものとな
る。
【0058】更に、この発明において、場合には、幅方
向両端部に設けられたマンドレルプレートの耐久性を向
上させることができる。という利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態である多孔チューブ材の押
出用ダイスを雄型を分離した状態で示す斜視図である。
【図2】この発明の実施形態である多孔チューブ材の押
出用ダイスを雌型を分離した状態で示す斜視図である。
【図3】図(イ)は、同押出用ダイスの縦断面図であ
る。図(ロ)は図(イ)の要部拡大断面図である。
【図4】図(イ)は、図3におけるIV−IV線断面図
である。図(ロ)は図(イ)の要部拡大断面図である。
【図5】図(イ)は、図3におけるV−V線断面図であ
る。図(ロ)は図(イ)の要部拡大断面図である。
【図6】マンドレルプレートの取付状態を一部切り欠い
て示す拡大斜視図である。
【図7】本実施形態の押出ダイスにより製造される偏平
多孔チューブ材を示す斜視図である。
【図8】従来の押出用ダイスを示す断面図である。
【図9】従来の押出用ダイスにより製造される偏平多孔
チューブ材を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…押出用ダイス 2…雄型 3…雌型 4…環状基体 4b…ブリッジ部 5…マンドレルプレート 6…プレート支持板 11…孔成形部 12…連通用切欠き 13…連通孔 14…プレート嵌合溝 17a…押出孔

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多孔チューブ材の各孔部を成形する孔成
    形部を有する雄型と、多孔チューブ材の外周部を成形す
    る押出孔を有する雌型とを備え、 前記雄型は、リング部の径方向に沿うブリッジ部を有す
    る環状基体と、該ブリッジ部の押出方向先端縁に沿って
    所定間隔おきに配設され先端部に前記孔成形部が突設さ
    れた複数枚のマンドレルプレートと、前記押出孔に対応
    する連通孔を有し前記雌型に重ね合わせて配置されたプ
    レート支持板とを備え、 該プレート支持板の連通孔周りには、所定間隔おきにプ
    レート嵌合溝が形成される一方、 前記マンドレルプレートは、前記連通孔を跨いだ状態に
    配置されると共に、その先端側の幅方向両端部が前記プ
    レート嵌合溝に嵌合されて拘束されていることを特徴と
    する多孔チューブ材の押出用ダイス。
  2. 【請求項2】 前記マンドレルプレートは、前記孔成形
    部の両側に連通用切欠きが設けられてなる請求項1に記
    載の多孔チューブ材の押出用ダイス。
  3. 【請求項3】 前記マンドレルプレートは、前記環状基
    体のブリッジ部に着脱自在に取り付けられてなる請求項
    1又は請求項2に記載の多孔チューブ材の押出用ダイ
    ス。
  4. 【請求項4】 前記マンドレルプレートは、その幅方向
    両端縁の少なくとも一部が押出方向先端部に向かうにつ
    れ外側に傾斜された傾斜肩部を有するものとなされてい
    る請求項1ないし請求項3のいずれか1に記載の多孔チ
    ューブ材の押出用ダイス。
  5. 【請求項5】 前記マンドレルプレートが超硬材からな
    る請求項1ないし請求項4のいずれか1に記載の多孔チ
    ューブ材の押出用ダイス。
  6. 【請求項6】 前記複数枚のマンドレルプレートは、そ
    の配置位置がブリッジ部の長手方向中央部に向かうにつ
    れて広幅に形成されてなる請求項1ないし請求項5のい
    ずれか1に記載の多孔チューブ材の押出用ダイス。
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