JP4938500B2 - 金属材料の押出成形用ダイス - Google Patents
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Description
前記ダイスケースの内部に保持され、かつ前記ダイスケースの軸心に対応して配置されるマンドレルを有するオス型ダイスと、
前記ダイスケース内の前部に保持され、かつ前記マンドレルとの間で押出孔を形成するダイス孔が設けられたメス型ダイスと、を備えたダイスにおいて、
前記受圧部における金属材料受圧面が後方に向けて突出する凸面形状に形成される一方、
前記受圧部の外周に、金属材料導入用のポート孔が設けられるとともに、そのポート孔の軸心が下流側に向かうに従って前記ダイスケースの軸心に近づくように、前記ダイスケースの軸心に対し傾斜するように配置されており、
前記オス型ダイスを前記ダイスケースの内部に前側から取り付けられるよう構成されるとともに、
前記金属材料受圧面に押圧された金属材料が、前記ポート孔を通ってダイスケース内に導かれて、前記押出孔を通過するよう構成されたことを特徴とする金属材料の押出成形用ダイス。
オス型ダイスの後端部が保持凹部の底部に当接した状態で、オス型ダイスが保持凹部内に挿入保持されたことを特徴とする前項1記載の金属材料の押出成形用ダイス。
マンドレルにおけるダイス孔に対応する部分が、幅方向に併設された複数の通路成形用凸部を有する櫛歯状に形成されて、
金属材料が押出孔を通過することによって、複数の通路が幅方向に併設された多孔中空材が押出成形されるよう構成されたことを特徴とする前項1〜9のいずれか1項に記載の金属材料の押出成形用ダイス。
オス型ダイスのマンドレルと、メス型ダイスのダイス孔との間によって、高さが幅に対し小さい偏平な環状の押出孔が形成され、
ポート孔が押出孔の高さ方向(厚さ方向)両側に対応する位置に配置されたことを特徴とする前項1〜10のいずれか1項に記載の金属材料の押出成形用ダイス。
外表面を金属材料受圧面とする受圧部を有し、その受圧部の金属材料受圧面を金属材料の押出方向に対向させるように後方に向けて配置されるダイスケースと、
ダイスケースの内部に保持され、かつダイスケースの軸心に対応して配置されるマンドレルを有するオス型ダイスと、
ダイスケース内の前部に保持され、かつマンドレルとの間で押出孔を形成するダイス孔が設けられたメス型ダイスと、を備え、
受圧部における金属材料受圧面が後方に向けて突出する凸面形状に形成される一方、
受圧部の外周に、金属材料導入用のポート孔が設けられるとともに、そのポート孔の軸心が下流側に向かうに従ってダイスケースの軸心に近づくように、ダイスケースの軸心に対し傾斜するように配置されており、
オス型ダイスをダイスケースの内部に前側から取り付けられるよう構成されるとともに、
マンドレルにおけるダイス孔に対応する部分が、複数の通路成形用凸部を有する櫛歯状に形成されて、
金属材料受圧面に押圧された金属材料が、ポート孔を通ってダイスケース内に導かれて、押出孔を通過することによって、複数の通路が幅方向に併設された熱交換チューブが形成されるよう構成されたことを特徴とする熱交換チューブの押出成形用ダイス。
押出成形用ダイスは、
外表面を金属材料受圧面とする受圧部を有し、その受圧部の金属材料受圧面を金属材料の押出方向に対向させるように後方に向けて配置されるダイスケースと、
ダイスケースの内部に保持され、かつダイスケースの軸心に対応して配置されるマンドレルを有するオス型ダイスと、
ダイスケース内の前部に保持され、かつマンドレルとの間で押出孔を形成するダイス孔が設けられたメス型ダイスと、を備え、さらに、
受圧部における金属材料受圧面が後方に向けて突出する凸面形状に形成される一方、
受圧部の外周に、金属材料導入用のポート孔が設けられるとともに、そのポート孔の軸心が下流側に向かうに従ってダイスケースの軸心に近づくように、ダイスケースの軸心に対し傾斜するように配置され、
オス型ダイスをダイスケースの内部に前側から取り付けられるよう構成されており、
金属材料受圧面に押圧させた金属材料を、ポート孔に通してダイスケース内に導いて、押出孔に通過させるようにしたことを特徴とする金属材料の押出成形方法。
押出成形用ダイスは、
外表面を金属材料受圧面とする受圧部を有し、その受圧部の金属材料受圧面を金属材料の押出方向に対向させるように後方に向けて配置されるダイスケースと、
ダイスケースの内部に保持され、かつダイスケースの軸心に対応して配置されるマンドレルを有するオス型ダイスと、
ダイスケース内の前部に保持され、かつマンドレルとの間で押出孔を形成するダイス孔が設けられたメス型ダイスと、を備え、さらに、
受圧部における金属材料受圧面が後方に向けて突出する凸面形状に形成される一方、
受圧部の外周に、金属材料導入用のポート孔が設けられるとともに、そのポート孔の軸心が下流側に向かうに従ってダイスケースの軸心に近づくように、ダイスケースの軸心に対し傾斜するように配置され、
オス型ダイスをダイスケースの内部に前側から取り付けられるよう構成されており、
マンドレルにおけるダイス孔に対応する部分が、複数の通路成形用凸部を有する櫛歯状に形成されており、
金属材料受圧面に押圧させた金属材料を、ポート孔に通してダイスケース内に導いて、押出孔に通過させることによって、複数の通路が幅方向に併設された熱交換チューブを形成するようにしたことを特徴とする熱交換チューブの押出成形方法。
押出成形用ダイスは、
外表面を金属材料受圧面とする受圧部を有し、その受圧部の金属材料受圧面を金属材料の押出方向に対向させるように後方に向けて配置されるダイスケースと、
ダイスケースの内部に保持され、かつダイスケースの軸心に対応して配置されるマンドレルを有するオス型ダイスと、
ダイスケース内の前部に保持され、かつマンドレルとの間で押出孔を形成するダイス孔が設けられたメス型ダイスと、を備え、さらに、
受圧部における金属材料受圧面が後方に向けて突出する凸面形状に形成される一方、
受圧部の外周に、金属材料導入用のポート孔が設けられるとともに、そのポート孔の軸心が下流側に向かうに従ってダイスケースの軸心に近づくように、ダイスケースの軸心に対し傾斜するように配置されており、
オス型ダイスをダイスケースの内部に前側から取り付けられるよう構成されるとともに、
金属材料受圧面に押圧された金属材料が、ポート孔を通ってダイスケース内に導かれて、押出孔を通過するよう構成されたことを特徴とする金属材料の押出成形機。
押出成形用ダイスは、
外表面を金属材料受圧面とする受圧部を有し、その受圧部の金属材料受圧面を金属材料の押出方向に対向させるように後方に向けて配置されるダイスケースと、
ダイスケースの内部に保持され、かつダイスケースの軸心に対応して配置されるマンドレルを有するオス型ダイスと、
ダイスケース内の前部に保持され、かつマンドレルとの間で押出孔を形成するダイス孔が設けられたメス型ダイスと、を備え、さらに、
受圧部における金属材料受圧面が後方に向けて突出する凸面形状に形成される一方、
受圧部の外周に、金属材料導入用のポート孔が設けられるとともに、そのポート孔の軸心が下流側に向かうに従ってダイスケースの軸心に近づくように、ダイスケースの軸心に対し傾斜するように配置されており、
オス型ダイスをダイスケースの内部に前側から取り付けられるよう構成されるとともに、
マンドレルにおけるダイス孔に対応する部分が、複数の通路成形用凸部を有する櫛歯状に形成されて、
金属材料受圧面に押圧された金属材料が、ポート孔を通ってダイスケース内に導かれて、押出孔を通過することによって、複数の通路が幅方向に併設された熱交換チューブが形成されるよう構成されたことを特徴とする熱交換チューブの押出成形機。
図1〜図7に示した上記実施形態の押出成形用ダイス(10)を準備した。ただし、この押出成形用ダイス(10)において、オス型ダイス(30)は、テーパ状ではない形状のもの、即ち「テーパなしオス型ダイス」である。そして、このオス型ダイス(30)がダイスケース(20)のオス型ダイス保持凹部(23)内に焼ばめにより固定状態に保持されている。また、オス型ダイス(30)と保持凹部(23)との間の焼ばめ代は0.3%である。
オス型ダイス(30)と保持凹部(23)との間の焼ばめ代が0.4%であること以外は、実施例1と同じ条件で押出成形を行って、中空材(60)を製造した。そして、押出前におけるオス型ダイス(30)の中心位置と、押出後におけるオス型ダイス(30)の中心位置を調べた。
オス型ダイス(30)と保持凹部(23)との間の焼ばめ代が0.5%であること以外は、実施例1と同じ条件で押出成形を行って、中空材(60)を製造した。そして、押出前におけるオス型ダイス(30)の中心位置と、押出後におけるオス型ダイス(30)の中心位置を調べた。
オス型ダイス(30)と保持凹部(23)との間の焼ばめ代が0.6%であること以外は、実施例1と同じ条件で押出成形を行って、中空材(60)を製造した。そして、押出前におけるオス型ダイス(30)の中心位置と、押出後におけるオス型ダイス(30)の中心位置を調べた。
オス型ダイス(30)が「テーパ付きオス型ダイス」であってオス型ダイス(30)と保持凹部(23)との間の焼ばめ代が0.4%であること以外は、実施例1と同じ条件で押出成形を行って、中空材(60)を製造した。そして、押出前におけるオス型ダイス(30)の中心位置と、押出後におけるオス型ダイス(30)の中心位置を調べた。
押出成形用ダイスとして、図17に示したブリッジタイプのダイス(110)を準備した。このブリッジダイス(110)は、直径60mm、高さ(押出方向の長さ)50mmで、上記実施例1の押出成形用ダイス(10)と同一の占有体積を有するとともに、ダイスケース(120)のビレット受圧面(122)が押出方向に対し直交する平坦面に仕上げられている。また、このブリッジダイス(110)のオス型ダイス(130)は「テーパなしオス型ダイス」である。そして、このオス型ダイス(130)がオス型ダイス保持凹部(123)内に焼ばめにより固定状態に保持されている。また、オス型ダイス(130)と保持凹部(23)との間の焼ばめ代は0.5%である。なお、図17において、(125)はベース部、(140)はメス型ダイス、(150)は流動制御板、(126)はメス型ダイス保持孔である。
表1に示すように、実施例1〜5の押出成形用ダイス(10)において、押出の前と後とで生じたオス型ダイス(30)の位置ずれ量は、測定の誤差程度であり、すなわち押出の前と後とでオス型ダイス(30)の位置ずれは極めて小さいことを確認し得た。特に実施例5の押出成形用ダイス(10)は、オス型ダイス(30)の位置ずれが殆どなく、最も優れていることを確認し得た。
表2に示すように上記実施形態に準拠して、ダイスケース(20)として、ビレット受圧面(22)が、1/8球体の凸球面によって構成され、その球面半径が45.4mmに設定されたものを準備した。この受圧部(21)の直径は60mmに調整されている。
表2に示すように、ビレット受圧面(22)を、1/6球体の凸球面によって構成し、かつその球面半径を40.3mmに設定し、それ以外は、上記実施例6と同様の押出成形用ダイス(10)を準備し、同様の押出成形機にセットして、同様に押出成形を行って、中空材を製造した。
表2に示すように、ビレット受圧面(22)を、1/3球体の凸球面によって構成し、かつその球面半径を32.0mmに設定し、それ以外は、上記実施例6と同様の押出成形用ダイス(10)を準備し、同様の押出成形機にセットして、同様に押出成形を行って、中空材を製造した。
表2に示すように、ビレット受圧面(22)を、1/2球体の凸球面によって構成し、かつその球面半径を30.0mmに設定し、それ以外は、上記実施例6と同様の押出成形用ダイス(10)を準備し、同様の押出成形機にセットして、同様に押出成形を行って、中空材を製造した。
表2に示すように、ビレット受圧面(22)を、4/6球体の凸球面によって構成し、かつその球面半径を32.0mmに設定し、それ以外は、上記実施例6と同様の押出成形用ダイス(10)を準備し、同様の押出成形機にセットして、同様に押出成形を行って、中空材を製造した。
表2に示すように、ビレット受圧面(22)を、5/6球体の凸球面によって構成し、かつその球面半径を40.3mmに設定し、それ以外は、上記実施例6と同様の押出成形用ダイス(10)を準備し、同様の押出成形機にセットして、同様に押出成形を行って、中空材を製造した。
表2に示すように、ビレット受圧面(22)における球面半径が大きくて突出量が比較的小さいもの(実施例6)では、ダイス寿命が少し短くなっていた。
10…押出成形用ダイス
11…押出孔
20…ダイスケース
21…受圧部
22…ビレット受圧面(金属材料受圧面)
23…オス型ダイス保持凹部
23a…開口
23b…底部
24…ポート孔
25…ベース部
26…メス型ダイス保持孔
30…オス型ダイス
31…マンドレル
33…通路形成用凸部
40…メス型ダイス
41…ダイス孔
60…中空材
63…通路
A1…ダイスケース(受圧部)の軸心
A2…ポート孔の軸心
θ…ポート孔の軸心の傾斜角度
Claims (18)
- 外表面を金属材料受圧面とする受圧部を有し、その受圧部の金属材料受圧面を金属材料の押出方向に対向させるように後方に向けて配置されるダイスケースと、
前記ダイスケースの内部に保持され、かつ前記ダイスケースの軸心に対応して配置されるマンドレルを有するオス型ダイスと、
前記ダイスケース内の前部に保持され、かつ前記マンドレルとの間で押出孔を形成するダイス孔が設けられたメス型ダイスと、を備えたダイスにおいて、
前記受圧部における金属材料受圧面が後方に向けて突出する凸面形状に形成される一方、
前記受圧部の外周に、金属材料導入用のポート孔が設けられるとともに、そのポート孔の軸心が下流側に向かうに従って前記ダイスケースの軸心に近づくように、前記ダイスケースの軸心に対し傾斜するように配置されており、
前記オス型ダイスを前記ダイスケースの内部に前側から取り付けられるよう構成されるとともに、
前記金属材料受圧面に押圧された金属材料が、前記ポート孔を通ってダイスケース内に導かれて、前記押出孔を通過するよう構成されたことを特徴とする金属材料の押出成形用ダイス。 - ダイスケースの内部には、底部を有するオス型ダイス保持凹部がその開口を前方に向けて設けられており、
オス型ダイスの後端部が保持凹部の底部に当接した状態で、オス型ダイスが保持凹部内に挿入保持されたことを特徴とする請求項1記載の金属材料の押出成形用ダイス。 - オス型ダイスが保持凹部内に焼ばめ固定されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の金属材料の押出成形用ダイス。
- オス型ダイスの後端側の部分の幅および/または高さ(厚さ)が、その後端側から前端側に向かう方向において徐々に小さくなるように設定されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の金属材料の押出成形用ダイス。
- 金属材料受圧面が、球面の一部からなる凸球面によって構成されたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の金属材料の押出成形用ダイス。
- 金属材料受圧面が、1/6〜4/6球体の凸球面によって構成されたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の金属材料の押出成形用ダイス。
- ポート孔は、ダイスケースの軸心回りに周方向に等間隔おきに複数形成されたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の金属材料の押出成形用ダイス。
- ポート孔は、押出孔に向けて配置されたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の金属材料の押出成形用ダイス。
- オス型ダイスのマンドレルと、メス型ダイスのダイス孔との間によって、高さ(厚さ)が幅に対し小さい偏平な環状の押出孔が形成されるとともに、
マンドレルにおけるダイス孔に対応する部分が、幅方向に併設された複数の通路成形用凸部を有する櫛歯状に形成されて、
金属材料が押出孔を通過することによって、複数の通路が幅方向に併設された多孔中空材が押出成形されるよう構成されたことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の金属材料の押出成形用ダイス。 - 多孔中空材が、熱交換器の熱交換チューブとして用いられる請求項9に記載の金属材料の押出成形用ダイス。
- オス型ダイスのマンドレルと、メス型ダイスのダイス孔との間によって、高さが幅に対し小さい偏平な環状の押出孔が形成され、
ポート孔が押出孔の高さ方向(厚さ方向)両側に対応する位置に配置されたことを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の金属材料の押出成形用ダイス。 - ダイスケースは、その前部に受圧部と一体に環状ベース部が設けられたことを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の金属材料の押出成形用ダイス。
- 金属材料が、アルミニウムまたはその合金によって構成されたことを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の金属材料の押出成形用ダイス。
- 複数の通路が幅方向に併設された熱交換チューブを押出成形するための熱交換チューブの押出成形用ダイスであって、
外表面を金属材料受圧面とする受圧部を有し、その受圧部の金属材料受圧面を金属材料の押出方向に対向させるように後方に向けて配置されるダイスケースと、
ダイスケースの内部に保持され、かつダイスケースの軸心に対応して配置されるマンドレルを有するオス型ダイスと、
ダイスケース内の前部に保持され、かつマンドレルとの間で押出孔を形成するダイス孔が設けられたメス型ダイスと、を備え、
受圧部における金属材料受圧面が後方に向けて突出する凸面形状に形成される一方、
受圧部の外周に、金属材料導入用のポート孔が設けられるとともに、そのポート孔の軸心が下流側に向かうに従ってダイスケースの軸心に近づくように、ダイスケースの軸心に対し傾斜するように配置されており、
オス型ダイスをダイスケースの内部に前側から取り付けられるよう構成されるとともに、
マンドレルにおけるダイス孔に対応する部分が、複数の通路成形用凸部を有する櫛歯状に形成されて、
金属材料受圧面に押圧された金属材料が、ポート孔を通ってダイスケース内に導かれて、押出孔を通過することによって、複数の通路が幅方向に併設された熱交換チューブが形成されるよう構成されたことを特徴とする熱交換チューブの押出成形用ダイス。 - 押出成形用ダイスを用いた金属材料の押出成形方法であって、
押出成形用ダイスは、
外表面を金属材料受圧面とする受圧部を有し、その受圧部の金属材料受圧面を金属材料の押出方向に対向させるように後方に向けて配置されるダイスケースと、
ダイスケースの内部に保持され、かつダイスケースの軸心に対応して配置されるマンドレルを有するオス型ダイスと、
ダイスケース内の前部に保持され、かつマンドレルとの間で押出孔を形成するダイス孔が設けられたメス型ダイスと、を備え、さらに、
受圧部における金属材料受圧面が後方に向けて突出する凸面形状に形成される一方、
受圧部の外周に、金属材料導入用のポート孔が設けられるとともに、そのポート孔の軸心が下流側に向かうに従ってダイスケースの軸心に近づくように、ダイスケースの軸心に対し傾斜するように配置され、
オス型ダイスをダイスケースの内部に前側から取り付けられるよう構成されており、
金属材料受圧面に押圧させた金属材料を、ポート孔に通してダイスケース内に導いて、押出孔に通過させるようにしたことを特徴とする金属材料の押出成形方法。 - 複数の通路が幅方向に併設された熱交換チューブを押出成形するための、押出成形用ダイスを用いた熱交換チューブの押出成形方法であって、
押出成形用ダイスは、
外表面を金属材料受圧面とする受圧部を有し、その受圧部の金属材料受圧面を金属材料の押出方向に対向させるように後方に向けて配置されるダイスケースと、
ダイスケースの内部に保持され、かつダイスケースの軸心に対応して配置されるマンドレルを有するオス型ダイスと、
ダイスケース内の前部に保持され、かつマンドレルとの間で押出孔を形成するダイス孔が設けられたメス型ダイスと、を備え、さらに、
受圧部における金属材料受圧面が後方に向けて突出する凸面形状に形成される一方、
受圧部の外周に、金属材料導入用のポート孔が設けられるとともに、そのポート孔の軸心が下流側に向かうに従ってダイスケースの軸心に近づくように、ダイスケースの軸心に対し傾斜するように配置され、
オス型ダイスをダイスケースの内部に前側から取り付けられるよう構成されており、
マンドレルにおけるダイス孔に対応する部分が、複数の通路成形用凸部を有する櫛歯状に形成されており、
金属材料受圧面に押圧させた金属材料を、ポート孔に通してダイスケース内に導いて、押出孔に通過させることによって、複数の通路が幅方向に併設された熱交換チューブを形成するようにしたことを特徴とする熱交換チューブの押出成形方法。 - コンテナと、そのコンテナにセットされる押出成形用ダイスと、を備え、コンテナ内の金属材料を押出成形用ダイスに供給するようにした金属材料の押出成形機であって、
押出成形用ダイスは、
外表面を金属材料受圧面とする受圧部を有し、その受圧部の金属材料受圧面を金属材料の押出方向に対向させるように後方に向けて配置されるダイスケースと、
ダイスケースの内部に保持され、かつダイスケースの軸心に対応して配置されるマンドレルを有するオス型ダイスと、
ダイスケース内の前部に保持され、かつマンドレルとの間で押出孔を形成するダイス孔が設けられたメス型ダイスと、を備え、さらに、
受圧部における金属材料受圧面が後方に向けて突出する凸面形状に形成される一方、
受圧部の外周に、金属材料導入用のポート孔が設けられるとともに、そのポート孔の軸心が下流側に向かうに従ってダイスケースの軸心に近づくように、ダイスケースの軸心に対し傾斜するように配置されており、
オス型ダイスをダイスケースの内部に前側から取り付けられるよう構成されるとともに、
金属材料受圧面に押圧された金属材料が、ポート孔を通ってダイスケース内に導かれて、押出孔を通過するよう構成されたことを特徴とする金属材料の押出成形機。 - コンテナと、そのコンテナにセットされる押出成形用ダイスと、を備え、コンテナ内の金属材料を押出成形用ダイスに供給するようにした熱交換チューブの押出成形機であって、
押出成形用ダイスは、
外表面を金属材料受圧面とする受圧部を有し、その受圧部の金属材料受圧面を金属材料の押出方向に対向させるように後方に向けて配置されるダイスケースと、
ダイスケースの内部に保持され、かつダイスケースの軸心に対応して配置されるマンドレルを有するオス型ダイスと、
ダイスケース内の前部に保持され、かつマンドレルとの間で押出孔を形成するダイス孔が設けられたメス型ダイスと、を備え、さらに、
受圧部における金属材料受圧面が後方に向けて突出する凸面形状に形成される一方、
受圧部の外周に、金属材料導入用のポート孔が設けられるとともに、そのポート孔の軸心が下流側に向かうに従ってダイスケースの軸心に近づくように、ダイスケースの軸心に対し傾斜するように配置されており、
オス型ダイスをダイスケースの内部に前側から取り付けられるよう構成されるとともに、
マンドレルにおけるダイス孔に対応する部分が、複数の通路成形用凸部を有する櫛歯状に形成されて、
金属材料受圧面に押圧された金属材料が、ポート孔を通ってダイスケース内に導かれて、押出孔を通過することによって、複数の通路が幅方向に併設された熱交換チューブが形成されるよう構成されたことを特徴とする熱交換チューブの押出成形機。
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