JP3763547B2 - シールラベル貼付方法およびシールラベル貼付装置 - Google Patents

シールラベル貼付方法およびシールラベル貼付装置 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明はシールラベル貼付方法およびシールラベル貼付装置に関し、特にたとえば茶筒などの円筒状容器の胴周の長さに応じて準備されたシールラベルを、円筒状容器に巻き付けるようにして貼付するためのシールラベル貼付方法およびシールラベル貼付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図13(a)は、この発明の背景となりかつこの発明が適用される円筒状容器の一例を示す分解斜視図である。図13(b)は、その円筒状容器に従来のシールラベルが貼付された状態を示す斜視図である。たとえば茶筒などの円筒状容器Aは、円筒状の胴体A1を含む。胴体A1の中心軸方向の一端側の開口部には、蓋A2が図13(b)に示すように嵌合される。この胴体A1と蓋A2との継ぎ目には、シールラベルBがぐるりと巻き付けられるようにして、かつ、蓋A2と胴体A1とに跨がるようにして貼付される。このシールラベルBは、表面に模様などが印刷され、裏面に感圧接着剤がコーティングされたものである。また、このシールラベルBは、胴体A1の胴周よりも少し長めに形成される。シールラベルBを上述のように貼付することにより、蓋A2が胴体A1に簡単にはずれることなく止め付けられる。
【0003】
図14は、この発明の背景となる従来のシュリンクキャップDを示す斜視図である。図14に示すようなシュリンクキャップDは、包装すべき円筒状容器の口径よりも少し大きな内径を有するようにあらかじめプレフォームされて準備される。図15は、図14に示すシュリンクキャップDのプレフォーム工程を示す図解図である。プレフォーム装置200は、コンベア装置202上に円筒状容器の形状に対応した金型204が複数形成される。そして、コンベア装置202上を跨ぐようにして、加熱装置206が配置される。シュリンクキャップDを形成するためには、筒状のシュリンクフィルムD′が準備される。シュリンクフィルムD′は、手作業で一つづつ金型204に被せられる。そして、加熱装置206によって加熱して予備的に熱収縮させてシュリンクキャップDが形成される。このようにして形成されたシュリンクキャップDは、図16(a)に示すように、円筒状容器Aの胴体A1および蓋A2を覆うようにして被せられる。その後、再度、シュリンクキャップDを加熱することにより、図16(b)に示すように、シュリンク包装されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来は、作業者が図13(b)に示すようなシールラベルBの貼付を手作業で行っていた。手作業でのシールラベル貼付作業は、作業者の負担が大きく、貼付作業を能率を上げることについては限界がある。また、手作業でのシールラベルの貼付では、作業者の技能に負うところが大きいため、複数の作業者間で仕上がりに差が生じることが多い。
【0005】
また、図13(b)に示すようなシュリンクキャップDでは、プレフォーム工程が必要であり、その製造に手間とコストがかかる。また、包装すべき円筒状容器に対応した金型204が必要であるため、小ロットの被包装体に対応しにくい。また、大がかりなプレフォーム装置200が必要であるため、特定の工場でしかシュリンクキャップDを製造することができない。また、このようなシュリンクキャップDでは、所定の胴周の円筒状容器にしか適用することができない。
【0006】
それゆえに、この発明の主たる目的は、シールラベルを確実にかつ能率良く、円筒状容器の所定の位置に貼付することができるシールラベル貼付方法およびシールラベル貼付装置を提供することである。
【0007】
また、この発明の他の目的は、円筒状容器を、熱収縮性のシールラベルを用いて容易かつ安価にシュリンク包装することができる、シールラベル貼付方法およびシールラベル貼付装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1のシールラベル貼付方法は、円筒状の胴体およびその胴体の一端の開口部を閉じるための蓋からなる円筒状容器における胴体と蓋との継ぎ目に沿う長さより長くなるように形成され、その基材の裏面に長手方向に沿って貼付剤層が設けられたシールラベルを、細長い剥離シートに連続的かつ間欠的に仮着して形成されたシールラベル連続体を移送するための移送工程と、移送工程によって移送されるシールラベル連続体の剥離シートのみを折り返し、シールラベルのみを略直進させることにより、シールラベルを剥離シートから剥離するための剥離工程と、横倒しに配置した状態で円筒状容器の胴体部分をその回転軸位置が固定された駆動ローラと駆動ローラに間隔を隔てて対向するように設けられた支持ローラとで支持すると共に、駆動ローラの回転軸位置及び支持ローラの回転軸位置よりも、鉛直方向で下方に、その回転軸位置が固定された押圧ローラに対して、円筒状容器をその中心軸方向において適宜な位置となるようその中心軸方向へ変位させ、かつ、押圧ローラに継ぎ目部分が当接するように支持ローラの回転軸位置を位置決め調整して円筒状容器の胴体部分を駆動ローラと支持ローラとで支持しつつ円筒状容器を駆動ローラで回転させながら、駆動ローラの回転軸位置と押圧ローラの回転軸位置との間の適宜位置において剥離工程を行い、該剥離工程で剥離されるシールラベルを押圧ローラと円筒状容器の継ぎ目部分との間に向けて繰り出すとともに、繰り出されてくるシールラベルを継ぎ目部分に当接する押圧ローラで押圧して継ぎ目に沿ってぐるりと巻き付けるようにして貼付するための貼付工程とを含む、シールラベル貼付方法である。
【0009】
請求項2のシールラベル貼付方法は、円筒状容器の継ぎ目に沿ってぐるりと巻き付くように貼付された熱収縮性のシールラベルを加熱し収縮させるための加熱工程をさらに含み、貼付剤層が熱収縮の妨げとならない程度の弱い貼付力のものであることを特徴とする、請求項1に記載のシールラベル貼付方法である。
【0010】
請求項3のシールラベル貼付装置は、円筒状の胴体およびその胴体の一端の開口部を閉じるための蓋からなる円筒状容器における胴体と蓋との継ぎ目に沿う長さより長くなるように形成され、その基材の裏面に長手方向に沿って貼付剤層が設けられたシールラベルを、細長い剥離シートに連続的かつ間欠的に仮着して形成されたシールラベル連続体を移送するための移送手段と、移送手段によって移送されるシールラベル連続体の剥離シートのみを折り返し、シールラベルのみを略直進させることにより、シールラベルを剥離シートから剥離するための剥離手段と、横倒しに配置した状態で円筒状容器の胴体部分をその回転軸位置が固定された駆動ローラと駆動ローラに間隔を隔てて対向するように設けられた支持ローラとで支持すると共に、駆動ローラの回転軸位置及び支持ローラの回転軸位置よりも、鉛直方向で下方に、その回転軸位置が固定された押圧ローラに対して、円筒状容器をその中心軸方向において適宜な位置となるようその中心軸方向へ変位させ、かつ、押圧ローラに継ぎ目部分が当接するように支持ローラの回転軸位置を位置決め調整して円筒状容器の胴体部分を駆動ローラと支持ローラとで支持しつつ円筒状容器を駆動ローラで回転させながら、駆動ローラの回転軸位置と押圧ローラの回転軸位置との間の適宜位置に設けられた剥離手段で剥離を行い、該剥離手段で剥離されるシールラベルを押圧ローラと円筒状容器の継ぎ目部分との間に向けて繰り出すとともに、繰り出されてくるシールラベルを継ぎ目部分に当接する押圧ローラで押圧して継ぎ目に沿ってぐるりと巻き付けるようにして貼付するための貼付手段を含む、シールラベル貼付装置である。
【0011】
請求項4のシールラベル貼付装置は、円筒状容器の継ぎ目に沿ってぐるりと巻き付くように貼付された熱収縮性のシールラベルを加熱し収縮させるための加熱手段をさらに含み、貼付剤層が熱収縮の妨げとならない程度の弱い貼付力のものであることを特徴とする、請求項3に記載のシールラベル貼付装置である。
【0018】
【作用】
請求項1のシールラベル貼付方法では、シールラベル連続体が、移送工程によって移送される。シールラベル連続体は、円筒状容器の胴体と蓋との継ぎ目の長さより長くなるように形成され、その基材の裏面に長手方向に沿って貼付剤層が設けられたシールラベルが、細長い剥離シートに連続的かつ間欠的に仮着され形成されたものである。そして、剥離工程によって、シールラベル連続体の剥離シートのみを折り返し、シールラベルのみを略直進させ、シールラベル剥離シートから剥離させる。そして、貼付工程によって、横倒しに配置した状態で円筒状容器は、その胴体部分が、駆動ローラと支持ローラとで支持されるとともに、押圧ローラに対して、該円筒状容器がその中心軸方向において適宜な位置となるようその中心軸方向に変位さ、かつ、該押圧ローラに該円筒状容器の継ぎ目部分が当接するように支持ローラの回転軸位置が位置決め調整される。この場合、駆動ローラで円筒状容器の胴体部分を回転させながら、該駆動ローラの回転軸位置と押圧ローラの回転軸位置との間の適宜位置において剥離工程が行われる。該剥離工程で剥離されたシールラベルは、押圧ローラと円筒状容器の継ぎ目部分との間に向けて繰り出されるとともに、押圧ローラで押圧されて当該継ぎ目に沿ってぐるりと巻き付けられるように貼付される。シールラベルをこのように貼付することにより、蓋と胴体とを止め付けることができる。
【0019】
請求項2のシールラベル貼付方法では、加熱工程によって、シールラベルが加熱される。すると、円筒状容器の継ぎ目に沿ってぐるりと巻き付けられるようにして貼付されたシールラベルは、熱収縮する。貼付剤層は、熱収縮の妨げとならない程度の弱い貼付力のものである。シールラベルが熱収縮することにより、円筒状容器の蓋が胴体に止め付けられるとともに、シールラベルが継ぎ目に密着する。こうして、円筒状容器をいわゆるシュリンク包装することができ、円筒状容器を略密封することができる。
【0020】
請求項3のシールラベル貼付装置では、シールラベル連続体が、移送手段によって移送される。シールラベル連続体は、円筒状容器の胴体と蓋との継ぎ目の長さより長くなるように形成され、その基材の裏面に長手方向に沿って貼付剤層が設けられたシールラベルが、細長い剥離シートに連続的かつ間欠的に仮着され形成されたものである。そして、剥離手段によって、シールラベル連続体の剥離シートのみを折り返し、シールラベルのみを略直進させ、シールラベルを剥離シートから剥離させる。そして、貼付手段によって、横倒しに配置した状態で円筒状容器は、その胴体部分が、駆動ローラと支持ローラとで支持されるとともに、押圧ローラに対して、該円筒状容器がその中心軸方向において適宜な位置となるようその中心軸方向に変位さ、かつ、該押圧ローラに該円筒状容器の継ぎ目部分が当接するように支持ローラの回転軸位置が位置決め調整される。この場合、駆動ローラで円筒状容器の胴体部分を回転させながら、該駆動ローラの回転軸位置と押圧ローラの回転軸位置との間の適宜位置に設けられた剥離手段で剥離を行い、該剥離手段で剥離されたシールラベルは、押圧ローラと円筒状容器の継ぎ目部分との間に向けて繰り出されるとともに、押圧ローラで押圧されて当該継ぎ目に沿ってぐるりと巻き付けられるように貼付される。シールラベルをこのように貼付することにより、蓋と胴体とを止め付けることができる。
【0021】
請求項4のシールラベル貼付装置では、加熱手段によって、シールラベルが加熱される。すると、円筒状容器の継ぎ目に沿ってぐるりと巻き付けられるようにして貼付されたシールラベルは、熱収縮する。貼付剤層は、熱収縮の妨げとならない程度の弱い貼付力のものである。シールラベルが熱収縮することにより、円筒状容器の蓋が胴体に止め付けられるとともに、シールラベルが継ぎ目に密着する。こうして、円筒状容器をいわゆるシュリンク包装することができ、円筒状容器を略密封することができる。
【0028】
【発明の効果】
請求項1のシールラベル貼付方法および請求項3のシールラベル貼付装置によれば、横倒しに配置した状態で円筒状容器の蓋と胴体との継ぎ目に沿ってぐるりと巻き付けられるように貼付されるので、確実にかつ能率良く貼付できるのみならず、円筒状容器の蓋と胴体とを止め付けることができる。さらに、シールラベルを円筒状容器の胴体と蓋との継ぎ目に沿ってぐるりと巻き付けるようにして、確実にかつ能率良く貼付することができる。しかも、この発明によれば、シールラベルを巻き付けるようにして円筒状容器を包装するので汎用性が高く、従来のプレフォーム型のシュリンクキャップに比べて、小ロットに対応することが容易になる。
【0030】
請求項2のシールラベル貼付方法および請求項4のシールラベル貼付装置によれば、熱収縮性のシールラベルを円筒状容器にぐるりと巻き付けるようにして貼付してから、加熱手段により加熱してシールラベルを熱収縮させることにより、シールラベルの長さよりも短い胴周を有する円筒状容器をその大小を問わずシュリンク包装することができる。この場合、ぐるりと巻き付けるように貼付されたシールラベルが加熱収縮されるので、シールラベルが円筒状容器の蓋と胴体との継ぎ目に密着し、円筒状容器が略密封されたシュリンク包装を行うことができる。
【0038】
また、この発明のシールラベル貼付方法およびシールラベル貼付装置によれば、容易かつ安価にシュリンク包装をすることができる。また、熱収縮性のシールラベルを円筒状容器に巻き付けるようにして貼付した後、熱収縮させるので、様々な直径の円筒状容器に適用することができ、従来のような円筒状容器毎のプレフォーム工程が不要である。そのため、この発明は、金型等が不要であり、安価にシュリンク包装をすることができる。また、この発明のシールラベル貼付装置は、小ロットのシュリンク包装に適しており、多品種小量生産への対応が容易になる。
【0039】
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0040】
【実施例】
図1はこの発明の一実施例を示す斜視図である。この実施例は、図1(a)に示すシールラベル貼付装置と、図1(b)に示す加熱装置とからなる。図4は、図1(a)に示すシールラベル貼付装置の正面図であり、図5は平面図である。また、図6はその背面図である。図1(a)に示すシールラベル貼付装置10は、板状の基板12を含む。基板12は、略水平に載置される。図1(a)に示すように、基板12の幅方向の一端側には、矩形板状の側板14が略垂直に固着され、他端側には、側板14と略平行に対向するようにして矩形板状の側板16が略垂直に固着される。以下、この実施例では、側板14の外面をシールラベル貼付機10の正面とし、側板16の外面をシールラベル貼付機10の背面として説明する。
【0041】
図4に示すように、側板14の右端近傍には、側板14から略垂直上方に延びるようにして略矩形の柱部材18が固着される。柱部材18の上端近傍には、略円柱状の供給リール軸20が、柱部材18から図4図示手前へ突き出るようにして固着される。供給リール軸20は、シールラベル連続体Rを供給するための供給リール22を回動自在に保持するためのものである。供給リール22は、シールラベル連続体Rをロール状に巻取り保持するためのものである。供給リール22は、供給リール軸20にはめ込まれるようにして取り付けられ、回動自在に保持される。そして、供給リール軸20には、供給リール22が供給リール軸20からはずれないようにするためのリング状のストッパ24がはめ込まれる。ストッパ24は、固定ネジ24aによって供給リール軸20に固定される。
【0042】
次に、この実施例の移送手段として側板14に取り付けられている各部材を、シールラベル連続体Rの移送経路に沿って説明する。まず、シールラベル連続体Rは、供給リール22から下方、すなわち側板14の方向へ引っ張り出される。側板14の右端近傍の略中央部には、シールラベル連続体Rを案内するためのガイドピン26が突き出し形成される。ガイドピン26の下方、すなわち側板14の下端近傍には、シールラベル連続体Rの移送される方向を略直角に変えるためのローラ28が形成される。ローラ28の一端近傍および他端近傍には、シールラベル連続体Rの幅方向両側の位置決めをするためのリング状の位置決めリング28aおよび28bが、図5に示すようにローラ28から突き出すようにして形成される。
【0043】
ガイドピン26とローラ28との間には、シールラベル連続体Rが弛まないようにテンションをかけるためのストッパプレート30が掛け渡されるようにして配置される。この場合、ストッパプレート30の一端は、ガイドピン26のシールラベル連続体Rが通過する面と反対側の面にネジ26aおよび26bで固着される。ストッパプレート30の他端は、シールラベル連続体Rをローラ28に所定の圧力で押しつけるようにするために付勢される。ストッパプレート30を付勢するために、この実施例では、ガイドピン26が側板14および16に軸受けを介して回動自在に設けられる。そして、ガイドピン26の一端は、図5に示すように側板16から突き出るようにして形成される。さらに、図6に示すように、側板16から突き出たガイドピン26の一端部には、ネジ26aが固着され、そのネジ26aの先端部をスプリング100で側板16の中央方向へ引っ張るようにして付勢している。
【0044】
シールラベル連続体Rは、ローラ28とストッパプレート30との間に導入され、ローラ28の下面に巻き付くようにして移送方向を変えられて、側板14の左端の上端近傍方向へと移送される。
【0045】
ローラ28の下流には、ガイドローラ32が形成される。シールラベル連続体Rは、ガイドローラ32の上面を通過する。さらに、ガイドローラ32の下流には、剥離手段としての剥離プレート34が形成される。剥離プレート34は、側板14に斜めに延びるように固着される。剥離プレート34には、貫通孔34aが形成される。剥離プレート34の上面には、シールラベル検知センサ36が固着される。シールラベル検知センサ36は、貫通孔34aを通じて、剥離プレート34の下面を通過するシールラベル連続体R上のシールラベルLを検知するためのものである。
【0046】
剥離プレート34は、シールラベル連続体Rの剥離シートSのみを折り返し、シールラベルLのみを略々直進させることにより、シールラベルLを剥離シートSから剥離して円筒状容器の胴体と蓋との継ぎ目近傍へと繰り出すためのものである。
【0047】
剥離プレート34によって折り返された剥離シートSの下流には、剥離シートSを牽引するようにして移送させるために駆動されている移送ローラ38が軸支される。移送ローラ38の表面は、剥離シートSとの間の摩擦力を高めてグリップ力を大きくするため、たとえばゴム材料で覆われている。この移送ローラ38のシャフト40は、図5に示すように、側板14および16に軸受けを介して回動自在に支持される。
【0048】
さらに側板14には、移送ローラ38とほぼ接するようにして、ピンチローラ44が回動自在に枢支される。ピンチローラ44は、ピンチローラ44は、略短冊状の金属板からなる支持部材46の一端部に回動自在に枢支される。この支持部材46の一端部は、スプリング48によってピンチローラ44の方向へ付勢され、他端部は側板14に回動自在に枢支される。支持部材46の略中央部には、つまみ部材46aが突き出し形成される。作業者は、このつまみ部材46aをつまんで引き起こすようにして、移送ローラ38とピンチローラ44とを引き離して、たとえばメンテナンスなどをすることができる。
【0049】
移送ローラ38およびピンチローラ44の下流には剥離シートSを巻き取るための巻取ローラ50が軸支される。巻取ローラ50のシャフト52は、図5に示すように、側板14および16に軸受けを介して回動自在に支持される。
【0050】
また、この実施例のシールラベル貼付装置10は、貼付手段としての押圧ローラ60を含む。押圧ローラ60は、剥離プレート34から繰り出されてきたシールラベルLを被貼付体である円筒状容器Aに押圧して貼付するためのものである。なお、この実施例において、貼付とは弱い貼付力によって、シールラベルLを円筒状容器Aに仮止めすることをいう。貼付力を強すぎると、後述する熱収縮させる工程で不都合が生じるからである。この実施例の押圧ローラ60の表面は、シールラベルLを不規則な形状の被貼付体表面にも充分に押しつけることができるように、やわらかいスポンジ材料から形成される。この押圧ローラ60は、側板14の左端近傍の、剥離プレート34の先端にほぼ接する下方において軸支される。押圧ローラ60は、円筒状容器Aの回転する速度とほぼ同じ速度で円筒状容器Aと逆回転することができるように形成される。押圧ローラ60のシャフト62は、図5に示すよに、側板14および16に軸受けを介して回動自在に支持される。
【0051】
押圧ローラ60のシャフト62の上方の側板14は、円筒状容器Aの胴体A1と蓋A2との継ぎ目を押圧ローラ60上に突き出すようにして配置するために、略V字形状に切り欠いて形成される。
【0052】
さらに、この実施例のシールラベル貼付装置10は、回転手段としての駆動ローラ70を含む。駆動ローラ70は、押圧ローラ60によってシールラベルLが貼付される円筒状容器Aの胴体A1を支持しかつ回転させることができるように軸支される。押圧ローラ60のシャフト72は、側板14および16に軸受けを介して軸支される。駆動ローラ70の表面は、被貼付体たる円筒状容器Aとの間の摩擦力を高めてグリップ力を大きくするため、たとえばゴム材料で覆われている。
【0053】
また、駆動ローラ70と対向するようにして、駆動ローラ70とともに円筒状容器Aを支持するための、たとえば2個の支持ローラ74が回動自在に配置される。この支持ローラ74のシャフト76の両端は、2枚の支持部材78に回動自在に軸支される。そして、これらの支持部材78は、支持ローラ74から基板12方向に延びて形成され、支持シャフト80に回動自在に枢支される。支持シャフト80の両端は、側板14および16に固着される。また、2枚の支持部材78の間には、後述する調整ネジ86の先端が当接するように、板状部材82が掛け渡され設けられている。さらに、基板12の側板14および16の図4図示左端間には、矩形板状の側板84が、基板12に略垂直に固着される。そして、この側板84を貫通するようにして、調整ネジ86が回動自在に軸支される。この調整ネジ86の先端は、板状部材82の略中央部にねじ込まれて設けられる。したがって、調整ネジ86を回動させることにより、2枚の支持部材78の下端を支点として、支持ローラ74を駆動ローラ70方向前後に変位させることができる。
【0054】
さらに、このシールラベル貼付装置10の回転手段は、図3に示すように、円筒状容器Aの底の位置を決めるための位置決め部材88を含む。位置決め部材88は、先端が略T字形状に形成され、他端が側板16を貫通して外側へ延びだすように形成される。位置決め部材88は、固定手段90によって側板16に固定される。固定手段90は、位置決め部材88をその軸方向に変位させるように固定するための固定ネジ90aを含む。固定ネジ90aを締めこむことにより、位置決め部材88は側板16に対して固定される。
【0055】
次に、図5および図6を参照しながら、このシールラベル貼付装置10の駆動系について説明する。シールラベル貼付装置10は、駆動モータ92を含む。駆動モータ92は、駆動軸92aが側板16を内から外へ貫通するようにして基板12上に固定されて設けられる。駆動軸92aの一端部には、第1のギア94が固着される。この第1のギア94と所定のギア比で噛み合うようにして、第2のギア96が配置される。この第2のギア96は、駆動ローラを駆動させるために、駆動ローラ70のシャフト72の側板16から突き出た部分近傍に固着される。さらに、第2のギア96と所定のギア比で噛み合うようにして、第3のギア98が配置される。第3のギア98は、移送ローラ38を駆動させるために、そのシャフト40と接続されたクラッチ42に接続される。また、クラッチに接続されたシャフト40の一端部は、クラッチ42から外側に延び出て形成され、さらにその一端部には、プーリ58が固着される。このプーリ58と対向するようにして、巻取ローラ50のシャフト52の一端部には、プーリ54が固着される。プーリ58および54には、駆動力を伝達させるための伝達ベルト56が掛け渡される。
【0056】
また、駆動ローラ70のシャフト72の一端部には、プーリ68が固着される。このプーリ68と対向するようにして、押圧ローラ60のシャフトの一端部には、プーリ64が固着される。そして、プーリ68および64間には、駆動力伝達のための伝達ベルト66が掛け渡される。
【0057】
さらに、側板16の側方には、図5に一点鎖線で示すように、電源回路102が配置され、基板12に固着される。また、基板12、側板14および16で囲まれた内部には、この実施例の第1〜第6の制御手段としての制御回路104が収納される。制御回路104は、駆動モータ92,クラッチ42およびシールラベル検知センサ36に電気的に接続される。また、電源回路102および制御回路104は、電気的に接続される。
【0058】
次に、この実施例のシールラベル貼付装置10に適用されるシールラベル連続体Rについて、図7〜図9を参照しながら説明する。シールラベル連続体Rは、剥離シートSを含む。剥離シートSは、図8に示すように、たとえば紙などの材料からなる細長いテープ状の基材S1の表面に、たとえばシリコーンなどの剥離剤を塗布して形成される。
【0059】
剥離シートSの表面には、図7に示すように、複数のシールラベルLが互いに所定の間隔をおきながら連続的かつ間欠的に仮着される。このシールラベルLは、熱収縮性の材料からなる細長い短冊状の基材L1を含む。この基材L1の材料としては、いわゆるシュリンク包装用の材料が用いられ、たとえば一軸延伸PVC(塩化ビニール)、二軸延伸PVC、延伸ポリスチレンフィルム、延伸ポリエチレンフィルム、ポリ塩化ビニリデン、ポリエステル、ポリプロピレンなどが用いられる。この実施例では、特に、長手方向に一軸延伸したPVCフィルムを用いた。これは、この実施例のシールラベルRを、その長手方向、すなわち円筒状容器Aの胴周方向に収縮するように形成するためである。
【0060】
基材L1の長手方向一端近傍には、略矩形の撮み片L2が幅方向に突き出すようにして一体に形成される。この撮み片L2は、シールラベルLを円筒状容器Aに貼付した後、剥離する際につまみ持つことができるようにして、シールラベルLを円筒状容器Aから剥離しやすくするためのものである。また、この実施例の基材L1の表面には、たとえば模様、文字、記号などを表示するための印刷層L3が形成される。なお、印刷層L3は形成しなくてもよい。また、この実施例の基材L1の撮み片L2の表面には、黒色に印刷された黒色印刷層L4が形成される。これは、シールラベル検知センサ36でシールラベル10を検地する際に、この黒色印刷層L4を検知することにより、シールラベルLが検知しやすくなる。
【0061】
さらに、基材L1の裏面の幅方向一端側には、非貼付層L5が形成される。非貼付層L5は、たとえば白色インキを印刷することにより形成される。幅方向他端側には、感圧貼付剤層L6がたとえばアクリル系粘着剤により形成される。この実施例のシールラベルLの感圧貼付剤層L6は、少なくとも円筒状容器Aに仮着することができ、かつ熱収縮の妨げとならない程度の弱い貼付力のものを用いることが好ましい。また、この実施例に適用されるシールラベルLは、シールラベルLを切断しやすくするための切れ目L7が、印刷層L3および基材1を貫通するようにして、長手方向にたとえば2本平行に延びるように形成される。
【0062】
次に、図1(b),図2および図3を参照しながら、このシールラベル貼付装置10と共に用いられる加熱装置110について説明する。加熱装置110は、略L字形状の筐体112を含む。筐体112は、箱状の本体114を含む。本体114の下部には、送風装置としての送風ファン116が収納される。本体114の送風ファン116近傍の外面には、空気を取り入れるための吸気孔114aが形成される。また、本体114の中央部には、送風ファン116によって送風された空気を加熱して熱風にするための加熱ヒータ118が収納される。そして、本体114の上部は、略L字形状に折れ曲げられて形成された導風部材120が配置される。導風部材120の一端部は、本体114の上部にはめ込まれるようにして取り付けられる。導風部材120と本体114とは、固定ネジ122によって固定される。導風部材120の他端部は、円筒状容器Aに貼付されたシールラベルLに向けて熱風を送風するための送風口124が形成される。また、この実施例では、固定ネジ122を緩めて導風部材120を上下に変位させて固定ネジ122を締め直すことにより、導風部材120を適宜の位置に固定しなおすことができる。この加熱装置110は、シールラベル貼付装置10の制御回路104を介して、電源回路102に接続される。
【0063】
次に、この実施例のシールラベル貼付装置10および加熱装置110の作動状況とシールラベル貼付方法を説明する。まず、図2および図3に示すように、円筒状容器Aは、横倒しにされて、その底が位置決め部材88に当接され、シールラベルLを貼付すべき胴体A1と蓋A2との継ぎ目が押圧ローラ60の上にくるようにして、駆動ローラ70および支持ローラ74の上に載置される。この時、円筒状容器Aの中心軸(図13に図示する一点鎖線C)方向の位置が、位置決め部材88によって決められる。円筒状容器Aの中心軸方向の位置は、胴体A1と蓋A2との継ぎ目が、押圧ローラ60上において、剥離プレート34から繰り出されるシールラベルLの幅方向中央部に位置するように調整される。また、円筒状容器Aの直径に合わせて、調整ネジ86で支持ローラ76の位置が調整される。支持ローラ76の位置を調整することにより、円筒状容器Aの基板12からの高さが調整できる。円筒状容器Aの基板12からの高さを調整することにより、シールラベルLの貼付に適する押圧力が得られるように、円筒状容器Aと押圧ローラ60との接触の程度を調整することができる。
【0064】
次に、円筒状容器Aの回転を開始させるために制御回路104に接続されたスイッチ(図示せず)が入れられる。すると、駆動モータ92が回転し、ギア94,96およびシャフト72を介して、駆動ローラ70が回転される。すると、円筒状容器Aは、図4図示時計方向に回転される。シャフト72が回転されると、プーリ64,68および伝達ベルト66によって、シャフト62を介して押圧ローラ60が回転される。同時に、ギア96,98、クラッチ42およびシャフト40を介して、移送ローラ38が回転される。また、シャフト40、プーリ54,58、伝達ベルト56およびシャフト52を介して、巻取ローラ50が回転される。なお、ギア94,96および98のギア比は、円筒状容器Aの回転する速度とほぼ同じ速度でシールラベル連続体Rを移送して、シールラベルLを繰り出すことができるように形成される。また、プーリ64および68の比率は、押圧ローラ60を円筒状容器Aの回転する速度とほぼ同じ速度で円筒状容器Aと逆回転することができるように形成される。さらに、プーリ54および58の比率はシールラベル連続体Rの移送速度とほぼ同じ速度で剥離シートSを巻き取ることができるよう形成される。
【0065】
駆動ローラ70が回転すると、円筒状容器Aは、その中心軸をを所定の位置に保持しながら回転される。同時に、移送ローラ38が回転されると、シールラベル連続体Rが順次移送される。そして、剥離プレート34によってシールラベルLが剥離され、円筒状容器Aの胴体A1と蓋A2との継ぎ目に向かって繰り出される。繰り出されたシールラベルLは、押圧ローラ60によって、円筒状容器Aの胴体A1と蓋A2との継ぎ目を覆うようにして、順次押圧されていく。
【0066】
一枚のシールラベルLがシールラベル連続体Rから完全に剥離され、繰り出された後、次のシールラベルLの黒色印刷層L4がシールラベル検知センサ36によって検知される。すると、制御回路104は、クラッチ42に信号を送り、クラッチ42は、ギア94および98の回転から、シャフト40を切り離し、シャフト40の回転が停止される。したがって、駆動ローラ38および巻取ローラ50の回転が停止され、シールラベル連続体Rの移送が停止される。
【0067】
円筒状容器Aは、引き続き駆動ローラ70によって回転される。その回転に伴い、円筒状容器Aの胴体A1と蓋A2との継ぎ目に、シールラベルLが押圧ローラ60によってぐるりと巻き付くようにして貼付されていく。
【0068】
また、図2および図3に示すように、加熱装置110は、あらかじめ所定の位置にセットされる。この実施例では、円筒状容器Aが、すくなくとも一回転してシールラベルLがその全長にわたって貼付された後、加熱装置110による加熱が開始される。すなわち、シールラベル検知センサ36によって次のシールラベルLが検知されてから、所定の時間が経過した後に加熱装置110に送電することにより、シールラベルLの加熱が開始される。このタイミングは、制御回路104によって計られる。
【0069】
加熱装置110によって加熱されることにより、シールラベルSは、その長手方向に熱収縮し、円筒状容器Aの胴体A1と蓋A2との継ぎ目に密着することとなる。この加熱は、円筒状容器Aを回転させながら均一に万遍なく行う。そして、所定の回数円筒状容器Aが回転し、充分にシールラベルLが熱収縮し、シュリンク包装が完成した時点で、加熱および回転は停止される。このタイミングも、制御回路104によって計られる。
【0070】
さらに、図9〜図12を参照しながら、シールラベルLの貼付状況を説明する。この実施例に用いられる円筒状容器Aの蓋A2は、図13(a)に示すように、いわゆるキャップ型である。そして、シールラベルLは、胴体A1と蓋A2との継ぎ目に沿うようにして、ぐるりと巻き付くようにして貼付される。この場合、図9に示すように、シールラベルLの幅方向略中央部が、ほぼ円筒状容器Aの胴体A1の一端縁に沿うように貼付される。したがって、シールラベルLの幅方向略一端側は、胴体A1および蓋A2の端部に貼付され、幅方向他端側は、外側へ突き出るようにして配置される。
【0071】
シールラベルLがぐるりと貼付された後、図10に示すように、加熱装置110によって、熱風が吹きつけられてシールラベルLの加熱が開始される。すると、図11に示すように、シールラベルLは、熱せられた部分から熱収縮を始める。この場合、シールラベルLは、その幅方向略中央部で蓋A2方向へ折れ込むようにして熱収縮する。この実施例では、シールラベルLがその長手方向に一軸延伸されたPVCフィルムを用いて形成されるので、加熱によりその長手方向に熱収縮し、円筒状容器Aの継ぎ目に密着することとなる。充分に熱収縮した後、加熱および回転を停止させることによりシールラベルLは、円筒状容器Aの胴体A1および蓋A2の継ぎ目近傍の形状にフィットした形のまま冷却固化する。こうして、図12に示すように、シールラベルLによるシュリンク包装が完成することとなる。
【0072】
このように、このシールラベル貼付装置10によれば、誰にでも容易にシュリンク包装をすることができる。そして、熱収縮性のシールラベルLによって、円筒状容器Aの蓋A2と胴体A1とを、簡単にはずれることのないよう止め付け、しかも円筒状容器Aを略密封することができる。また、このシールラベル貼付装置10は、小型で載置スペースをとらず、持ち運びも容易である。さらに、熱収縮性のシールラベルを貼付した後、熱収縮させるので、従来のシュリンクキャップのようなプレフォーム工程が不要である。そのため、この発明は、小ロットのシュリンク包装に適しており、多品種小量生産への対応が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、この発明の一実施例としてのシールラベル貼付装置を示す斜視図である。(b)は、この発明の一実施例としてのシールラベル貼付装置に用いられる加熱装置の一例を示す斜視図である。
【図2】図1に示すシールラベル貼付装置および加熱装置の使用状態を示す斜視図である。
【図3】図1に示すシールラベル貼付装置および加熱装置の使用状態を示す左側面図である。
【図4】図1(a)に示すシールラベル貼付装置の正面図である。
【図5】図1(a)に示すシールラベル貼付装置の平面図である。
【図6】図1(a)に示すシールラベル貼付装置の背面図である。
【図7】図1(a)に示すシールラベル貼付装置に適用されるシールラベルの一例を示す平面図である。
【図8】図7に示す線VIII−VIIIにおける断面図である。
【図9】図1(a)に示すシールラベル貼付装置によってシールラベルが巻き付けられるようにして貼付される状態を示す図解図である。
【図10】図1(b)に示す加熱装置によってシールラベルが加熱される状態を示す図解図である。
【図11】シールラベルが熱収縮する状態を示す図解図である。
【図12】シールラベルが熱収縮して貼付が完了した状態を示す図解図である。
【図13】(a)は、この発明の背景となりかつこの発明が適用される円筒状容器の一例を示す分解斜視図である。(b)は、その円筒状容器に従来のシールラベルが貼付された状態を示す斜視図である。
【図14】この発明の背景となる従来のシュリンクキャップを示す斜視図である。
【図15】図14に示すシュリンクキャップのプレフォーム工程を示す図解図である。
【図16】従来のシュリンクキャップによるシュリンク包装の状況を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 シールラベル貼付装置
12 基板
14 側板
16 側板
18 柱部材
20 供給リール軸
22 供給リール
24 ストッパ
24a 固定ネジ
26 ガイドピン
28 ローラ
30 ストッパプレート
32 ガイドローラ
34 剥離プレート
38 移送ローラ
40 シャフト
42 クラッチ
44 ピンチローラ
46 支持部材
46a つまみ部材
50 巻取ローラ
52 シャフト
54 プーリ
56 伝達ベルト
58 プーリ
60 押圧ローラ
62 シャフト
70 駆動ローラ
72 シャフト
74 支持ローラ
76 シャフト
78 支持部材
80 支持シャフト
82 板状部材
84 側板
86 調整ネジ
88 位置決め部材
90 固定手段
90a 固定ネジ
92 駆動モータ
92a 駆動軸
94 第1のギア
96 第2のギア
98 第3のギア
100 スプリング
102 電源回路
104 制御回路
110 加熱装置
112 筐体
114 本体
116 送風ファン
118 加熱ヒータ
120 導風部材
122 固定ネジ
R シールラベル連続体
S 剥離シート
L シールラベル
A 円筒状容器

Claims (4)

  1. 円筒状の胴体およびその胴体の一端の開口部を閉じるための蓋からなる円筒状容器における前記胴体と前記蓋との継ぎ目に沿う長さより長くなるように形成され、その基材の裏面に長手方向に沿って貼付剤層が設けられたシールラベルを、細長い剥離シートに連続的かつ間欠的に仮着して形成されたシールラベル連続体を移送するための移送工程、
    前記移送工程によって移送される前記シールラベル連続体の前記剥離シートのみを折り返し、前記シールラベルのみを略直進させることにより、前記シールラベルを前記剥離シートから剥離するための剥離工程、および
    横倒しに配置した状態で前記円筒状容器の胴体部分をその回転軸位置が固定された駆動ローラと前記駆動ローラに間隔を隔てて対向するように設けられた支持ローラとで支持すると共に、前記駆動ローラの回転軸位置及び前記支持ローラの回転軸位置よりも、鉛直方向で下方に、その回転軸位置が固定された押圧ローラに対して、前記円筒状容器をその中心軸方向において適宜な位置となるようその中心軸方向へ変位させ、かつ、前記押圧ローラに前記継ぎ目部分が当接するように前記支持ローラの回転軸位置を位置決め調整して前記円筒状容器の胴体部分を前記駆動ローラと前記支持ローラとで支持しつつ前記円筒状容器を前記駆動ローラで回転させながら、前記駆動ローラの回転軸位置と前記押圧ローラの回転軸位置との間の適宜位置において前記剥離工程を行い、該剥離工程で剥離される前記シールラベルを前記押圧ローラと前記円筒状容器の継ぎ目部分との間に向けて繰り出すとともに、繰り出されてくるシールラベルを前記継ぎ目部分に当接する前記押圧ローラで押圧して前記継ぎ目に沿ってぐるりと巻き付けるようにして貼付するための貼付工程を含む、シールラベル貼付方法。
  2. 前記円筒状容器の前記継ぎ目に沿ってぐるりと巻き付くように貼付された熱収縮性の前記シールラベルを加熱し収縮させるための加熱工程をさらに含み、
    前記貼付剤層が熱収縮の妨げとならない程度の弱い貼付力のものであることを特徴とする、請求項1に記載のシールラベル貼付方法。
  3. 円筒状の胴体およびその胴体の一端の開口部を閉じるための蓋からなる円筒状容器における前記胴体と前記蓋との継ぎ目に沿う長さより長くなるように形成され、その基材の裏面に長手方向に沿って貼付剤層が設けられたシールラベルを、細長い剥離シートに連続的かつ間欠的に仮着して形成されたシールラベル連続体を移送するための移送手段、
    前記移送手段によって移送される前記シールラベル連続体の前記剥離シートのみを折り返し、前記シールラベルのみを略直進させることにより、前記シールラベルを前記剥離シートから剥離するための剥離手段、および
    横倒しに配置した状態で前記円筒状容器の胴体部分をその回転軸位置が固定された駆動ローラと前記駆動ローラに間隔を隔てて対向するように設けられた支持ローラとで支持すると共に、前記駆動ローラの回転軸位置及び前記支持ローラの回転軸位置よりも、鉛直方向で下方に、その回転軸位置が固定された押圧ローラに対して、前記円筒状容器をその中心軸方向において適宜な位置となるようその中心軸方向へ変位させ、かつ、前記押圧ローラに前記継ぎ目部分が当接するように前記支持ローラの回転軸位置を位置決め調整して前記円筒状容器の胴体部分を前記駆動ローラと前記支持ローラとで支持しつつ前記円筒状容器を前記駆動ローラで回転させながら、前記駆動ローラの回転軸位置と前記押圧ローラの回転軸位置との間の適宜位置に設けられた前記剥離手段で剥離を行い、該剥離手段で剥離される前記シールラベルを前記押圧ローラと前記円筒状容器の継ぎ目部分との間に向けて繰り出すとともに、繰り出されてくるシールラベルを前記継ぎ目部分に当接する前記押圧ローラで押圧して前記継ぎ目に沿ってぐるりと巻き付けるようにして貼付するための貼付手段を含む、シールラベル貼付装置。
  4. 前記円筒状容器の前記継ぎ目に沿ってぐるりと巻き付くように貼付された熱収縮性の前記シールラベルを加熱し収縮させるための加熱手段をさらに含み、
    前記貼付剤層が熱収縮の妨げとならない程度の弱い貼付力のものであることを特徴とする、請求項3に記載のシールラベル貼付装置。
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