JP3478922B2 - シール材 - Google Patents

シール材

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JP3478922B2
JP3478922B2 JP07143496A JP7143496A JP3478922B2 JP 3478922 B2 JP3478922 B2 JP 3478922B2 JP 07143496 A JP07143496 A JP 07143496A JP 7143496 A JP7143496 A JP 7143496A JP 3478922 B2 JP3478922 B2 JP 3478922B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明はシール材に関し、
特にたとえば、茶筒,瓶などの開口部が筒状の容器の胴
体と蓋とを接着して密閉するためのシール材に関する。 【0002】 【従来の技術】図9は、開口部が筒状の容器の胴体と蓋
とを接着して密閉するための従来のシール材として用い
られていたラベル1を含むラベル連続体2を示す正面図
であり、図10は、図9の線X−Xにおける断面図であ
る。ラベル連続体2は、剥離シート3を含む。剥離シー
ト3は、たとえば紙などの材料からなる細長いテープ状
の基材の表面に、たとえばシリコーンなどの剥離剤を塗
布して形成される。 【0003】剥離シート3の表面には、複数のラベル1
が、互いに所定の間隔を隔てて、連続的かつ間欠的に仮
着される。ラベル1は、加熱収縮性の材料からなる細長
い短冊状の基材4を含む。基材4の長手方向の一端近傍
には、摘み片5が、基材4の幅方向に突き出るように、
基材4と一体的に形成される。さらに、基材4の裏面に
は、感圧型接着剤層が形成される。 【0004】次に、この従来のシール材として用いられ
ていたラベル1を用いて、被貼付物としての容器の胴体
と蓋とを接着して密閉する方法について説明する。ラベ
ル1を含むラベル連続体2は、供給リールにロール状に
保持される。供給リールから引き出されたラベル連続体
2は、剥離プレートでラベル1が剥離シート3から剥離
される。そして、剥離シート3から剥離されたラベル1
は、容器の胴体と蓋との境目に向けて突き出される。被
貼付物である容器は、有底円筒状の保持治具に保持され
る。ラベル1が容器へと突き出される速度と同期して、
保持治具の回転に伴って、容器が回転する。 【0005】容器へと突き出されたラベル1は、押圧ロ
ーラによって、容器の胴体と蓋との境目を覆うようにし
て、順次押圧され、貼付される。すなわち、容器の回転
に伴って、ラベル1の進行方向における先端部の感圧型
接着剤層面が接着し、先端部に続く部位が、容器の胴体
と蓋との境目の上に、巻き付くようにして接着され、貼
付される。ラベル1の基材4は、加熱収縮性の材料から
なるので、ラベル1を加熱装置によって加熱することに
よって、ラベル1はその長手方向に収縮して、容器の胴
体と蓋との境目で密着することとなる。このようにし
て、加熱収縮性のラベル1を用いて、被貼付物としての
容器の胴体と蓋とが、簡単に外れることがないように、
接着されて密閉される。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図9に
示す従来のシール材として用いられていたラベル1を用
いた場合、ラベル1が容器の胴体と蓋との境目へと突き
出されるときに、図11に示すように、ラベル1の進行
方向の先端部分が巻いてしまう傾向がある。そのため、
容器の胴体と蓋との境目の周辺、すなわち、容器におけ
るラベル1が貼付される部分に凹凸がある場合、容器に
最初に接するラベル1の先端部分の容器への初期接着が
悪かった。ラベル1の容器への初期接着が悪いと、ラベ
ル1の先端部分に続く部位が滑らかに容器に接着されな
い。そのため、ラベル1を用いて、被貼付物としての容
器の胴体と蓋とを確実かつ能率的に接着することができ
なかった。 【0007】それゆえに、この発明の主たる目的は、被
貼付物としての容器への初期接着に優れ、容器の胴体と
蓋とを確実かつ能率的に接着することができるラベルを
提供することである。 【0008】 【課題を解決するための手段】この発明は、加熱収縮性
の短冊状の基材の裏面に感圧型接着剤層が形成され、且
つ、被貼付物たる筒状の容器の胴体と蓋との境目に向け
基材の長手方向側が突き出されて、突き出される方向
における先端の一部の感圧型接着剤層面が接着し、先端
の一部に続く部位が前記筒状の容器の胴体と蓋との境目
に沿って巻きくようにして接着し、加熱収縮されて密
着す加熱収縮性のシール材において、前記筒状の容器
の胴体と蓋との境目へその突き出される進行方向におけ
る先端の一部が接着し、先端の一部に続く部位が前記境
目に沿って巻き付くようにして接着するように、その突
き出される進行方向における先端部に前記進行方向に
沿って、前記基材に切り目が形成された、加熱収縮性の
シール材である。 【0009】その突き出される進行方向における先端部
が、その一端から他端に至るまで直線状で、且つ、進行
方向に直交するように形成されるのが好ましい。また、
基材に形成された切り目は線状であるのが好ましい。さ
らに、被貼付物に向けて突き出されたときにまず接着す
る先端の一部に、切り目が形成されるのが好ましい。ま
た、その突き出される進行方向に平行に切り目が形成さ
れるのが好ましい。さらに、切り目が複数本形成される
のが好ましい。また、切り目は互いに平行となるように
形成されるのが好ましい。さらに、基材は加熱収縮性の
材料によって形成され、被貼付物に巻きくようにして
接着されたのち、加熱されることによって収縮して、被
貼付物を密閉するのが好ましい。また、基材が柔軟性を
有するのが好ましい。 【0010】 【作用】この発明によれば、その突き出される進行方向
における先端部であって、進行方向と交差する先端部
に、進行方向に沿って、基材に切り目が形成されている
ので、シール材の先端の感圧型接着剤層面が接着し、先
端の一部に続く部位が、被貼付物に、巻き付くようにし
て接着される。また、切り目間のシール材が凹凸を有す
る容器に初期接着される場合、凹部から凸部の形状に沿
うように接着される。さらに、シール材が貼付される部
分に凹凸があっても、従来のシール材では、全体的に初
期接着される必要があるが、この発明によれば、切り目
間のシール材のうち、接着できるものから順に続いて容
器に接着されることとなる。そのため、被貼付物におけ
るシール材が貼付される部分の形状にシール材が対応し
やすくなり、シール材の被貼付物への初期接着が良くな
る。 【0011】その突き出される進行方向における先端部
が、その一端から他端に至るまで直線状で、且つ、進行
方向に直交するように形成されると、先端部が全体的に
被貼付物へ接着されるので、被貼付物への初期接着が良
くなる。基材に形成された切り目は線状であると、切り
目間のシール材の面積が大きくなり、初期接着が良くな
る。被貼付物に向けて突き出されたときにまず接着する
先端の一部に、切り目が形成されると、被貼付物へシー
ル材がまず接着する部分に切り目が形成されることとな
り、初期接着が良くなる。その突き出される進行方向に
平行に切り目が形成され、切り目が互いに平行となるよ
うに形成されると、切り目間のシール材が順に容器へ接
着しやすい。さらに、切り目が複数本形成されると、被
貼付物におけるシール材が貼付される部分の形状にシー
ル材が対応しやすくなる。 【0012】基材を加熱収縮性の材料によって形成する
と、加熱されることによって収縮して、接着された被貼
付物を密閉することができる。シール材を加熱収縮性の
材料で形成した場合、様々な形状、大きさの被貼付物に
対応する必要があるので、切り目の形成による初期接着
の向上が重要となる。また、切り目の形成によって、被
貼付物の凸部にシール材の切れ目間の一端が仮着され、
仮着された部分が固定端を構成し、シール材の切れ目間
の他端が開放端を構成する。そして、加熱収縮の際に、
この開放端が凹部に入り込みやすくなる。基材が柔軟性
を有する材料で形成されると、被貼付物におけるシール
材が貼付される部分の形状にシール材がより対応しやす
くなる。 【0013】 【発明の効果】この発明によれば、シール材の被貼付物
への初期接着が良くなるので、被貼付物におけるシール
材が貼付される部分に凹凸がある場合でも、被貼付物に
シール材を確実かつ能率的に接着することができる。ま
た、シール材の被貼付物への初期接着が良くなるよう
に、進行方向における先端部の形状および切り目の設計
をすることによって、被貼付物にシール材をより確実か
つ能率的に接着することができる。さらに、基材を加熱
収縮性の材料によって形成することによって、加熱によ
る収縮を利用して、被貼付物を密閉することができる
が、この発明によれば、様々な形状、大きさの被貼付物
に対しても、初期接着が良くなるので対応できる。ま
た、加熱収縮の際に、シール材の切り目間の開放端が凹
部に入り込みやすくなるので、被貼付物をより確実に密
閉することができる。基材が柔軟性を有する材料で形成
されると、被貼付物の形状にシール材がより対応しやす
くなるので、被貼付物にシール材をより確実かつ能率的
に接着することができる。 【0014】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明の実施
の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。 【0015】 【発明の実施の形態】図1は、この発明の実施の形態の
一例であるシール材としてのラベル10を含むラベル連
続体12を示す正面図であり、図2は、図1の線II−
IIにおける断面図である。このラベル10は、開口部
が筒状の容器の胴体と蓋とを接着して密閉するためのシ
ール材として使用される。ラベル連続体12は、剥離シ
ート14を含む。剥離シート14は、たとえば紙などの
材料からなる細長いテープ状の基材の表面に、たとえば
シリコーンなどの剥離剤を塗布して形成される。 【0016】剥離シート14の表面には、複数のラベル
10が、互いに所定の間隔を隔てて、連続的かつ間欠的
に仮着される。ラベル10は、加熱収縮性の材料からな
る細長い短冊状の基材16を含む。この基材16は、た
とえば幅3.0cm、長さ17.0cmであり、その四
角が丸みをおびており、柔軟性を有する。基材16の材
料としては、いわゆるシュリンク包装用の材料が用いら
れ、たとえば一軸延伸PVC(塩化ビニール),二軸延
伸PVC,延伸ポリスチレンフィルム,延伸ポリエチレ
ンフィルム,ポリ塩化ビニリデン,ポリエステル,ポリ
プロピレンなどが用いられる。この発明の実施の形態の
例では、長手方向に一軸延伸したPVCフィルムを用い
た。これは、ラベル10を、その長手方向、すなわち被
貼付物である容器の胴周方向に収縮するように形成する
ためである。 【0017】基材16の長手方向の一端近傍には、略矩
形の摘み片18が、基材16の幅方向に突き出るよう
に、基材16と一体的に形成される。この摘み片18
は、ラベル10を被貼付物である容器に貼付したのち、
開封するときに摘み持つことができるようにして、ラベ
ル10を容器から剥離しやすくするためのものである。
また、この発明の実施の形態の例では、基材16の表面
に、たとえば模様,文字,記号などを表示するための印
刷層20が形成される。なお、この印刷層20は形成さ
れなくてもよい。さらに、基材16の裏面には、感圧型
接着剤層がたとえばアクリル系粘着剤によって形成され
る。この感圧型接着剤層は、少なくとも容器に仮着する
ことができ、かつ、加熱収縮の妨げとならない程度の弱
い貼付力のものを用いるのが好ましい。 【0018】図1に示すように、ラベル10の基材16
の一端には、基材16の長手方向と平行に、たとえば1
1本の線状の切り目22が形成される。また、11本の
切り目22は、互いに平行となるように形成される。こ
の発明の実施の形態の例では、すべての切り目22の長
さは5mmと等しく、隣合う切り目22の間隔は約2m
mであり、すべて等しく、両端の切り目22とラベル1
0の基材16の両長辺との距離は、それぞれ、約5mm
であり、等しい距離である。なお、この切り目22の長
さは、後述するように、ラベル10が容器に向けて突き
出されたときにまず接着する先端の一部の長さである。 【0019】次に、このラベル10を用いて、被貼付物
としての容器の胴体と蓋とを接着して密閉する方法につ
いて、図3を参照しながら説明する。ラベル10を含む
ラベル連続体12は、供給リール24にロール状に保持
される。この供給リール24は、リール軸26を中心に
回動自在に設けられる。供給リール24から引き出され
たラベル連続体12は、ローラ28に導かれ、ローラ2
8において、その移送方向が変化させられる。さらに、
ラベル連続体12は、ローラ28から剥離プレート30
に導かれ、剥離プレート30において、ラベル10が剥
離シート14から剥離される。そして、剥離シート14
から剥離されたラベル10は、容器32の胴体34と蓋
36との境目へと突き出される。被貼付物である容器3
2は、有底円筒状の保持治具(図示せず。)に保持され
る。ラベル10が容器32へと突き出される速度と同期
して、保持治具(図示せず。)の回転に伴って、容器3
2が回転する。そして、1枚のラベル10が、ラベル連
続体12から完全に剥離され、容器32へと突き出され
ると、ラベル連続体12の移送およびラベル10の突き
出しが、所定時間停止される。 【0020】容器32へと突き出されたラベル10は、
押圧ローラ38によって、容器32の胴体34と蓋36
との境目を覆うようにして、順次押圧され、貼付され
る。すなわち、容器32の回転に伴って、ラベル10の
進行方向における先端部の感圧型接着剤層面が接着し、
先端部に続く部位が、容器32の胴体34と蓋36との
境目の上に、巻き付くようにして接着され、貼付され
る。ラベル10の基材16は、加熱収縮性の材料からな
るので、ラベル10を加熱装置40によって加熱するこ
とによって、ラベル10はその長手方向に収縮して、容
器32の胴体34と蓋36との境目で密着することとな
る。この加熱は、容器32を回転させながら、均一に万
遍なく行われる。そして、所定の回数(最低1回)容器
32が回転し、ラベル10が加熱収縮し、シュリンク包
装が完成した時点で、加熱および回転は停止する。この
ようにして、加熱収縮性のラベル10を用いて、被貼付
物としての容器32の胴体34と蓋36とが、簡単に外
れることがないように、接着されて密閉される。そのの
ち、被貼付物である容器32は、取り外される。 【0021】従来のシール材として用いられていたラベ
ルでは、特に容器におけるラベルが貼付される部分に凹
凸がある場合、ラベルの容器への初期接着が悪かったの
に対し、この発明に係るシール材としてのラベル10
は、ラベル10の基材16に切り目22が形成されてい
るので、ラベル10の容器32への初期接着に優れてい
る。切り目22間のラベル10が凹部42と凸部44と
を有する容器32に初期接着される場合、図4および図
5の点線部に示すように、切り目22間のラベル10の
先端部が凹部42から凸部44の形状に沿うように接着
される。また、ラベル10が貼付される部分に凹凸があ
っても、従来のラベルでは、全体的に初期接着される必
要があるが、この発明によれば、切り目22間のラベル
10のうち、接着できるものから順に続いて容器32に
接着されることとなる。すなわち、切り目22の働きに
よって、容器32におけるラベル10が貼付される部分
の形状にラベル10が対応しやすくなり、ラベル10の
容器32への初期接着が良くなり、ラベル10の先端の
一部の感圧型接着剤層面が接着し、先端の一部に続く部
位が、容器32の胴体34と蓋36との境目の上に、巻
き付くようにして接着される。したがって、このラベル
10を用いれば、被貼付物としての容器32の胴体34
と蓋36との境目の周辺、すなわち、容器32における
ラベル10が貼付される部分に凹凸がある場合でも、容
器32の胴体34と蓋36とを確実かつ能率的に接着す
ることができる。また、切り目22の形成によって、容
器32の凸部44にラベル10の切れ目22間の一端が
仮着され、仮着された部分が固定端を構成し、ラベルの
切れ目間の他端が開放端を構成する。そして、加熱収縮
の際に、この開放端が凹部42に入り込みやすくなるの
で、容器32をより確実に密閉することができる。 【0022】図6は、容器32におけるラベル10が貼
付される部分に凹凸がある場合の一例を示す一部断面図
である。図6に示す例では、胴体34と蓋36との間に
段差があるため、従来のシール材として用いられていた
ラベルでは、ラベルの先端部の容器への初期接着が悪
く、ラベルの先端部分に続く部位が滑らかに容器に接着
されない。それに対し、この発明によれば、ラベル10
の先端部の容器32への初期接着が良いため、ラベル1
0の先端の感圧型接着剤層面が接着し、先端部に続く部
位が、容器32の胴体34と蓋36との境目の上に、巻
き付くようにして接着される。なお、図6に示す例で
は、隣合う切り目22の間隔が、胴体34と蓋36との
間の段差より小さいのが好ましい。図7は、容器32に
おけるラベル10が貼付される部分に凹凸がある場合の
他の例を示す斜視図解図であり、図8は、容器32にお
けるラベル10が貼付される部分に凹凸がある場合のさ
らに他の例を示す斜視図解図である。図7に示す例で
は、蓋36自身が上下方向に段差を有し、図8に示す例
では、蓋36自身が横方向に段差を有する。図7に示す
例および図8に示す例においても、この発明によれば、
ラベル10の先端部の容器32への初期接着が良いた
め、容器32に確実かつ能率的にラベル10を接着する
ことができる。なお、図7に示す例および図8に示す例
では、隣合う切り目22の間隔が、蓋36自身の段差よ
り小さいのが好ましい。 【0023】上記の発明の実施の形態の例では、細長い
短冊状の基材16の一端に、基材16の長手方向と平行
に、切り目22が形成されたが、ラベル10の基材16
の形状などに応じて、その突き出される進行方向におけ
る先端部であって、進行方向と交差する先端部に、進行
方向に沿って、切り目22が形成されればよい。また、
基材16は短冊状なので、ラベル10の突き出される進
行方向における先端部は、その一端から他端に至るまで
直線状で、且つ、進行方向に直交することとなり、先端
部が全体的に容器32に接着され、容器32への初期接
着が良くなる。 【0024】ラベル10の容器32への初期接着が良く
なるように、切り目22の設計をすることによって、容
器32にラベル10をより確実かつ能率的に接着できる
ようになる。基材16に形成された切り目は線状である
方が、切り目22間のラベル10の面積が大きくなり、
初期接着が良くなる。容器32に向けて突き出されたと
きにまず接着する先端の一部に、切り目22が形成され
ると、被貼付物へラベルがまず接着する部分に切り目2
2が形成されることとなり、初期接着が良くなる。上記
の発明の実施の形態の例では、ラベル10の基材16の
一端に形成される切り目22の数は11本であるが、容
器32の形状、大きさやラベル10の形状、大きさ、材
質などに応じて、ラベル10の容器32への初期接着が
良くなるように、切り目22の数は、適宜変更すればよ
い。ただし、切り目22の数は複数本である方が一般的
に初期接着は良くなる。さらに、上記の例のように、切
り目22が、互いに平行となるように形成され、かつ、
基材16の長手方向と平行となるように形成される方
が、一般的には、切り目22間のラベル10が順に続い
て容器32へ接着しやすいが、必ずしもこのような構成
でなくてもよい。上記の例のように、一般的には、隣合
う切り目22の間隔は等しい方が、切り目22間のラベ
ル10の面積が等しくなり、また、両端の切り目22と
ラベル10の基材16の両長辺との距離が等しい方が、
ラベル10がラベル10の長手方向の端部の真ん中より
に位置することとなり、初期接着が良くなるが、容器3
2の形状、大きさやラベル10の形状、大きさ、材質な
どに応じて、切り目22の長さ、隣合う切り目22の間
隔、両端の切り目22とラベル10の基材16の両長辺
との距離についても、ラベル10の容器32への初期接
着が良くなるように、個別に適宜変更すればよい。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の実施の形態の一例であるシール材と
してのラベルを含むラベル連続体を示す正面図である。 【図2】図1の線II−IIにおける断面図である。 【図3】この発明に係るシール材としてのラベルを用い
て、被貼付物としての容器の胴体と蓋とを接着して密閉
する方法について説明するための図解図である。 【図4】切り目間のラベルが容器に初期接着される状態
の一例を示す一部断面図解図である。 【図5】切り目間のラベルが容器に初期接着される状態
の他の例を示す一部断面図解図である。 【図6】容器におけるラベルが貼付される部分に凹凸が
ある場合の一例を示す一部断面図である。 【図7】容器におけるラベルが貼付される部分に凹凸が
ある場合の他の例を示す斜視図解図である。 【図8】容器におけるラベルが貼付される部分に凹凸が
ある場合のさらに他の例を示す斜視図解図である。 【図9】開口部が筒状の容器の胴体と蓋とを留め付けて
密閉するための従来のシール材として用いられていたラ
ベルを含むラベル連続体を示す正面図である。 【図10】図9の線X−Xにおける断面図である。 【図11】従来のシール材として用いられていたラベル
が容器の胴体と蓋との境目へと突き出されるときの例を
示す一部図解図である。 【符号の説明】 10 ラベル 12 ラベル連続体 14 剥離シート 16 基材 18 摘み片 20 印刷層 22 切り目 32 容器 34 胴体 36 蓋

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 加熱収縮性の短冊状の基材の裏面に感圧
    型接着剤層が形成され、且つ、被貼付物たる筒状の容器
    の胴体と蓋との境目に向けて基材の長手方向側が突き出
    されて、突き出される方向における先端の一部の感圧型
    接着剤層面が接着し、先端の一部に続く部位が前記筒状
    の容器の胴体と蓋との境目に沿って巻きくようにして
    接着し、加熱収縮されて密着す加熱収縮性のシール材
    において、前記筒状の容器の胴体と蓋との境目へその突き出される
    進行方向における先端の一部が接着し、先端の一部に続
    く部位が前記境目に沿って巻き付くようにして接着する
    ように、 その突き出される進行方向における先端部に
    前記進行方向に沿って、前記基材に切り目が形成された
    ことを特徴とする、加熱収縮性のシール材。
JP07143496A 1996-02-29 1996-02-29 シール材 Expired - Fee Related JP3478922B2 (ja)

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