JP2520765Y2 - 瓶容器への首掛け用ラベル - Google Patents

瓶容器への首掛け用ラベル

Info

Publication number
JP2520765Y2
JP2520765Y2 JP1989151746U JP15174689U JP2520765Y2 JP 2520765 Y2 JP2520765 Y2 JP 2520765Y2 JP 1989151746 U JP1989151746 U JP 1989151746U JP 15174689 U JP15174689 U JP 15174689U JP 2520765 Y2 JP2520765 Y2 JP 2520765Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
label
heat
bottle container
sheet material
auxiliary sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1989151746U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0389471U (ja
Inventor
弘幸 藤田
和夫 西嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Seal Inc
Original Assignee
Fuji Seal Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Seal Inc filed Critical Fuji Seal Inc
Priority to JP1989151746U priority Critical patent/JP2520765Y2/ja
Publication of JPH0389471U publication Critical patent/JPH0389471U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2520765Y2 publication Critical patent/JP2520765Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は酒や飲料水等の商品をキャンペーン販売する
様な場合に多用される瓶容器への首掛け用ラベルに関す
る。
(従来の技術) 従来、この種首掛け用ラベルとしては、例えば第10図
の様に所定のカード状に形成されたラベル基材20に首掛
け用の孔部2eを穿設したものが存在する。而して、この
従来のものは、そのラベル基材が適当なシート材から製
造されるが、何れにしても一つのシート素材を所望の外
径に打ち抜く等して平面的なカード状に形成されただけ
のものに過ぎない。
(考案が解決しようとする課題) しかるに、従来の単なるカード状に形成されただけの
首掛け用ラベルでは、その装着に際しては瓶容器6の首
部9に首掛け用の孔部2eを嵌合させるに過ぎないため
に、瓶容器6の振動や風の影響等に原因して瓶容器6か
ら容易に外れ落ちるという難点を有していた。
また、前記従来のラベルを外面が丸みを帯びた瓶容器
6に装着した場合にはラベルと瓶容器の外面との相互間
に大きな隙間Sが発生し、ラベルが瓶容器6の外面側に
大きく突出した状態となる。従って、該ラベルの突出し
た部分が他の物品等と接触したり或いは風に煽られる等
の現象も、ラベルが瓶容器から脱落し易い他の要因とな
っていた。
よって、従来では、首掛け用ラベルを瓶容器に対して
確実に装着維持できず、例えば商品の製造,出荷ライン
で首掛け用ラベルを装着させた後に当該商品を大量に輸
送させるシステムを採用する場合には、首掛け用ラベル
の大量の落下,紛失を生じ、商品購入者側の負担増大を
招来する如き問題点を生じていた。
尚、首掛け用ラベルの落下を抑制するには孔部2eの内
径Daを出来る限り小さくすればよいが、これでは根本的
な解決には至らず、又瓶容器へのラベルの首掛け作業の
自動化を図る場合には、機械装置によるラベル装着作業
の確実性が低下する様な難点があり、実用上は採用し難
い。
それ故、本考案は首掛け用ラベルの美観や機能を損な
わせる様な不都合を生じさせることなく、ラベルが瓶容
器から容易に脱落することを簡易且つ適切に防止するこ
とを、その目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案はラベル表示の機能や装着作業に支障が生じな
い様に配慮しつつ、ラベルの首掛け用の孔部を瓶容器へ
の装着後に縮小させ得るものとし、又ラベルが瓶容器の
外面に沿う立体的な形状に変形させ得る様に構成するこ
とにより、上記従来の課題を解決せんとするものであ
る。
すなわち、第1に本考案は、瓶容器の首部が挿入され
るべくフィルム面に孔部2が穿設されたフィルムと、ラ
ベル表示用の補助シート材3から形成された瓶容器への
首掛け用ラベルにおいて、前記フィルムが熱収縮によっ
て前記フィルム面に穿設された孔部2の径を縮小可能と
すべく熱収縮性フィルム1からなり、前記補助シート材
3が少なくとも該熱収縮性フィルム1よりも熱収縮率の
小さい材質からなり、且つ該補助シート材3が熱収縮フ
ィルム1の孔部2よりも下方位置に設けられていること
を特徴とする、瓶容器への首掛け用ラベルである。
第2に本考案は、上記第1の構成に於いて、補助シー
ト材3が可撓性を有し、且つ該補助シート材3は、熱収
縮性フィルム1が加熱されて収縮した際に熱収縮性フィ
ルム1と共にその両側縁部11,11側が内側方向へ湾曲可
能となるべく熱収縮性フィルム1に重ね合わされて接着
されたものである。
第3に本考案は、瓶容器の首部が挿入されるべくフィ
ルム面に孔部2が穿設されたフィルムと、ラベル表示用
の補助シート材3aから形成された瓶容器への首掛け用ラ
ベルにおいて、前記フィルムが熱収縮によって前記フィ
ルム面に穿設された孔部2の径を縮小可能とすべく熱収
縮性フィルム1からなり、前記補助シート材3aが少なく
とも該熱収縮性フィルム1よりも熱収縮率の小さい材質
からなり、且つ該補助シート材3aは、熱収縮性フィルム
1が加熱されて収縮した際に該熱収縮性フィルム1と共
にその両端縁部11a,11a側が内側方向へ湾曲可能となる
べく熱収縮性フィルム1に重ね合わされて接着されてな
る瓶容器への首掛け用ラベルである。
(作用) 上記第1の構成に於いては、瓶容器6に装着した後に
ラベルを加熱させれば、孔部2がフィルム面に穿設され
た熱収縮性フィルム1が収縮して該孔部2が縮小し、こ
れによって該熱収縮性フィルム1が瓶容器6の首部に密
着する。これによってラベルの脱落防止が図られる。
而して、首掛け用の孔部2はラベルを瓶容器に装着さ
せた後に縮小させればよいから、ラベルを瓶容器に装着
させる際にはその装着作業が容易となる様に孔部2を大
径に設定しておくことができ、その装着作業に支障を与
えないものにできる。尚、補助シート材3は熱収縮性フ
ィルム1よりも熱収縮率が小さいものであるから、補助
シート材3を不当に縮小変形させることが回避でき、そ
のラベル表示機能を損なうことはない。
上記第2の構成に於いては、熱収縮性フィルム1のフ
ィルム面に穿設された孔部2が加熱により縮小すると同
時に、補助シート材3と熱収縮性フィルム1との熱収縮
率の差に原因して該両者の両側縁部11,11が内側に湾曲
する。従って、熱収縮性フィルム1及び補助シート材3
は瓶容器の外面に大きく突出しない状態となり、他の物
品との接触等によるラベルの脱落が一層防止された状態
となる。
上記第3の構成に於いても、ラベルを加熱すれば、熱
収縮性フィルム1と補助シート材3aとの熱収縮差に原因
してこれら両者の両側縁部11a,11aを内側に湾曲させる
ことができ、これによってやはりラベルが他の物品等と
接触する機会を減少させてその落下防止が図れる。而し
て、ラベルの湾曲変形はラベルを瓶容器に装着した後に
行えばよいから、ラベルの首掛け作業を行う際並びにそ
れ以前にはラベルの熱収縮性フィルム1と補助シート材
3aとの両者を取扱いの良好な平面状に設定しておけばよ
いものとなる。
(実施例) 以下、本考案の実施例について説明する。
〔第1実施例〕 第1図中、1はラベル基材としての熱収縮性フィルム
で、その外径は所望の適当な形状に形成され、又その上
部側には首掛け用の孔部2が穿設されている。3は該熱
収縮性フィルム1よりも熱収縮率の小さい(熱収縮率が
零も含む)紙,合成紙,或いは他の材質の合成樹脂製フ
ィルム等からなる可撓性を有する補助シート材で、熱収
縮性フィルム1の横幅と略同寸法幅の矩形状等の適当な
形状に形成され、熱収縮性フィルム1の孔部2よりも下
方の表面位置に重ね合わされた状態で接着剤等を介して
接着されている。補助シート材3の表面には、商品名等
の適当な印刷表示が施されている。
本実施例に係る首掛け用ラベル4は以上の構成からな
るが、該ラベル4はその使用前の状態では第2図の様に
ロール状に巻回される長尺状セパレータ5の表面に多数
一連に配列されて接着されている。接着手段の一例とし
ては、各ラベル4を熱可塑性樹脂の熱融着によってセパ
レータ5に剥離可能に接着する手段が適用される。
上記構成のものは、第3図の様に瓶容器6に飲料水を
充填する製造ラインの後段位置に従来公知のタックラベ
ラー7を設置すれば、タックラベルの貼着作業と同様な
手法によってラベル4の首掛け作業を自動化することが
できる。即ち、ラベラー7にセットされたセパレータ5
を瓶容器6の移送ライン側に順次移送させながら、第4
図の様に瓶容器6の上方位置Bでデスペンサー8を用い
て折り返せば、その表面のラベル4を順次剥離させて瓶
容器6側に落下させることができる。従って、このラベ
ル4の落下位置を調整すれば、孔部2に瓶容器6の首部
9を自動作業で挿入させることができる。
但し、該ラベル4の装着作業の確実性を高めるために
は、孔部2を大径に形成しておくことが好ましい。又、
ラベル4はセパレータ5に対して熱可塑性樹脂の熱融着
によって仮接着されていたから、該セパレータ5から剥
離されたラベル4の裏面は強い接着性を有さず、瓶容器
表面に不当に接着する様な不都合も生じない。
次に、ラベル4が首掛けされた瓶容器6…は、ラベラ
ー7の後段に設けられた加熱装置10側に順次移送させ
て、ラベル4を熱風或いは電熱ヒーター等を用いて加熱
させる。
当該加熱作業によって、ラベル4の熱収縮性フィルム
1は収縮するために、第5図の様にラベル4の孔部2の
内径Dは縮小して瓶容器6の首部9に密着する。
従って、ラベル4の孔部2が予め大径に形成されてい
た場合であっても、加熱収縮後のラベル4は瓶容器6が
多少振動する等しても容易に抜け落ちることはない。
特に、第5図に示すように、瓶容器6の首部9の上端
部に首部9の径より大径なキャップ6aが冠着されている
場合には、ラベル4の孔部2の内径Dは予め該キャップ
6aの径より大きく設定しておき、装着後にキャップ6aの
径よりも小さくなるように孔−の内径Dを収縮すること
ができ、この場合にはラベル4がキャップ6aから不用意
に離脱することをより確実に防止できる。
また、ラベル4の熱収縮性フィルム1が収縮する一方
で、その表面に接着された補助シート材3はその材質上
熱収縮を行わず又は熱収縮率が小さいために、ラベル4
の両側縁部11,11は両者1,3の熱収縮量の差に原因して矢
印A方向の内側方向に湾曲変形する。その結果、ラベル
4の下部は円弧状表面の瓶容器6の外面に沿った状態と
なり、ラベル4が瓶容器6の外面から大きく不体裁に突
出することが解消される。又、これによって、瓶容器6
を箱詰め等する場合の省スペース化が図れ、又ラベル4
が他の物品との接触によって上方に持ち上げられる機会
も減り、ラベル4の脱落防止が一層徹底して図られる。
尚、ラベル4の商品名等を表示する補助シート材3は
非収縮状態を維持し又は僅かに収縮されるだけであるか
ら、その表示印刷が不当に歪みを生じることもない。
〔第2実施例〕 第6図は加熱によりラベル4aを湾曲状態に変形させな
い場合を示し、孔部2を穿設してなる熱収縮性フィルム
1の下部に、それよりも熱収縮率の小さいラベル表示用
の補助シート材3の上部を接着する等して連設したもの
である。該補助シート材3は可撓性を具備する必要はな
く、又熱収縮性フィルム1の表面に広面積に亙って重ね
合わせる必要もない。
上記構成に於いては、第7図の様に瓶容器6の首部9
に装着した状態でラベル4aを加熱させれば、孔部2を具
備する熱収縮性フィルム1が収縮するために、当該熱収
縮性フィルム1が瓶容器6の首部9に密着する。補助シ
ート材3は原形を維持したままであり、瓶容器6の外面
に沿った湾曲変形を行わないが、前記孔部2の収縮によ
ってラベル4aの不用意な脱落は適切に防止される。
〔第3実施例〕 第8図に示すラベル4bは、孔部2を有するラベル基材
としての熱収縮性フィルム1の表面の全面又は略全面
に、該熱収縮性フィルム1と略同一寸法形状に形成され
た補助シート材3aを重ね合わせて接着させたものであ
る。補助シート材3aは熱収縮性フィルム1よりも熱収縮
率が小さく且つ可撓性を備えたものである。
係るラベル4bに於いては、熱収縮性フィルム1の孔部
2の周縁にも補助シート材3aが接着されているから、ラ
ベル4bを加熱しても孔部2の収縮は困難である。しかる
に、第9図の様に熱収縮性フィルム1と補助シート材3a
との熱収縮量の差に原因して両者1,3の両側縁部11a,11a
は内側方向に湾曲し、瓶容器6の外面に沿うべく変形す
る。従って、ラベル4bが瓶容器6の外面に大きく突出す
ることが解消できることにより、該ラベル4bが他の物品
等との接触によって不用意に落下する機会が減少するも
のとなる。
〔第4実施例〕 第10図に示すラベル4cは、熱収縮性フィルム1の表面
に硬質の塗膜層3bを塗着したもので、上記第1〜第3実
施例の様な補助シート材3(3a)として塗膜層3bを使用
する。
尚、塗膜層3bは収縮性フィルム1よりも熱収縮率が小
さいものである。
係るラベル4cの製造の一例としては、第11図(イ)の
様に先ずセパレータ5に重ねられた熱収縮性フィルム1
の表面の所定位置に紫外線硬化性の樹脂塗膜層3bを印刷
により塗着する。次に、同図(ロ)の様にカッター又は
打抜刃によって所望形状に打ち抜き、その後同図(ハ)
の様に不要な部分を剥離させればよい。
係るラベル4cでは、硬質の塗膜層3bが補助シート材と
全く同様な機能を発揮し、熱収縮性フィルム1の全体が
過度に収縮して不体裁となることを防止しつつ、孔部2
の部位の収縮を可能とする。又、塗膜層3bは所定の可撓
性を発揮し、ラベル4cの湾曲変形をも可能とするもので
ある。
〔他の実施例〕
尚、本考案は上記第1乃至第4の各実施例に記載され
た構成のものに限定されず、各部の具体的な構成は全て
本考案の意図する範囲内で任意に設計変更自在である。
本考案に係る熱収縮性フィルム1の具体的な材質やそ
の形状,サイズは特定されず、又単体のフィルムではな
くラミネートフィルムを用いても何ら構わない。
他方、補助シート材は要は熱収縮性フィルム1よりも
熱収縮率が小さければよく(非熱収縮性でもよい)、そ
の具体的な材質も決して限定されない。請求項1に係る
本考案では補助シート材3を必ずしも可撓性素材で形成
する必要はなく、硬質の樹脂板等で形成しても何ら構わ
ない。又、補助シート材はその表面にラベル表示が施さ
れるものであるが、その具体的な表示態様も問わない。
その他、本考案は装着対象となる瓶容器の具体的な種
類,瓶容器へのラベル装着方法等も一切限定されない。
(考案の効果) 叙上の様に、本考案は熱収縮性フィルムに形成された
首掛け用の孔部よりも下方の位置に、熱収縮性フィルム
よりも熱収縮率が小さいラベル表示用の補助シート材を
設けて、瓶容器へのラベル装着後の加熱作業によって首
掛け用の孔部を縮小させ得る様に構成したために、加熱
作業によって補助シート材のラベル表示機能を損なわせ
ることなく、首掛け用の孔部の縮小化によって熱収縮性
フィルムを瓶容器の首部に密着掛止させ得ることとなっ
た。
従って、本考案によれば、予めラベルを装着する瓶容
器の首部上部より大径に設定した孔部を、瓶容器に装着
された後に縮小することができるため、機械装置による
ラベル装着作業に便を与えるべく首掛け用の孔部を予め
大径に設定できてラベルの装着作業性の向上をも図れる
という格別な効果が得られるとともに、ラベルを装着し
た後に孔部自体の径を縮小させることができるため、ラ
ベルが瓶容器の首部から抜けて離脱することを確実に防
止できて、従来のように瓶容器の輸送,運搬中等にラベ
ルを不用意に落下させることがなく、その取扱に便利で
ある。
特に、首部の上端部にラベルが装着される首部より径
の大きいキャップ等が冠着されている場合には、ラベル
には予め該キャップより大きい径の孔部を穿設してお
き、装着後の熱収縮によって該キャップより小さい径に
熱収縮させることによって、より一層確実にラベルの離
脱防止を図ることができる。
また、本考案の補助シート材を熱収縮性フィルムの下
部に重ね合わせて接着させて、ラベル加熱によって首掛
け用の孔部が縮小すると同時に、ラベルの両側縁部が内
側に湾曲変形すべく構成した手段によれば、ラベル全体
が瓶容器の外面側に大きく突出することが回避できて、
その外観体裁を良好にでき、又突出したラベルが他の物
品等との接触に原因して瓶容器から脱落する機会も減少
させ得て、ラベルの脱落防止を一層徹底して達成できる
という優れた効果が得られる。
更に、本考案の首掛け用の孔部を形成した熱収縮性フ
ィルムに可撓性を備えたラベル表示用の補助シート材を
重ね合わせて接着させて、加熱によりラベルの両側縁部
が内側に湾曲する様に構成した手段によっても、ラベル
が瓶容器の外面から大きく突出する事態を解消できて、
他の物品との接触等に原因するラベルの脱落の機会を少
なくできる効果が得られる。又、これと同時に、首掛け
用ラベルを装着した瓶容器の収容する場合等の省スペー
ス化が図れる利点も得られる。
その他、本考案は何れにしても、瓶容器への装着時及
びそれ以前の段階では、ラベルを従来と同様に単なるカ
ード状に形成しておけばよく、その取扱いが便利であ
り、これは首掛け用ラベルの装着作業を自動化させる上
でも非常に大きな利点である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る首掛け用ラベルの第1実施例を示
し、同図(イ)は斜視図、同図(ロ)は同図(イ)のX
−X線断面図。 第2図はラベルをセパレータに接着させた状態を示す斜
視図。 第3図及び第4図はラベルの装着作業の一例を示し、第
3図は斜視図、第4図は要部断面図。 第5図は首掛け用ラベルの加熱処理後の状態を示す斜視
図。 第6図及び第7図は本考案の第2実施例を示し、第6図
はラベルの断面図、第7図は使用状態の斜視図。 第8図及び第9図は本考案の第3実施例を示し、第8図
はラベルの断面図、第9図は使用状態の斜視図。 第10図及び第11図は本考案の第4実施例を示し、第10図
は斜視図、第11図(イ),(ロ),(ハ)は製造作業の
一例を示す要部断面図。 第12図は従来例を示す説明図。 1…熱収縮性フィルム、2…首掛け用の孔部 3,3a…補助シート材、6…瓶容器 11,11…両側縁部

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】瓶容器の首部が挿入されるべくフィルム面
    に孔部2が穿設されたフィルムと、ラベル表示用の補助
    シート材3から形成された瓶容器への首掛け用ラベルに
    おいて、前記フィルムが熱収縮によって前記フィルム面
    に穿設された孔部2の径を縮小可能とすべく熱収縮性フ
    ィルム1からなり、前記補助シート材3が少なくとも該
    熱収縮性フィルム1よりも熱収縮率の小さい材質からな
    り、且つ該補助シート材3が熱収縮フィルム1の孔部2
    よりも下方位置に設けられていることを特徴とする瓶容
    器への首掛け用ラベル。
  2. 【請求項2】前記補助シート材3が可撓性を有し、且つ
    該補助シート材3は、熱収縮性フィルム1が加熱されて
    収縮した際に熱収縮性フィルム1と共にその両側縁部1
    1,11側が内側方向へ湾曲可能となるべく熱収縮性フィル
    ム1に重ね合わされて接着されてなる請求項1に記載の
    瓶容器への首掛け用ラベル。
  3. 【請求項3】瓶容器の首部が挿入されるべくフィルム面
    に孔部2が穿設されたフィルムと、ラベル表示用の補助
    シート材3aから形成された瓶容器への首掛け用ラベルに
    おいて、前記フィルムが熱収縮によって前記フィルム面
    に穿設された孔部2の径を縮小可能とすべく熱収縮性フ
    ィルム1からなり、前記補助シート材3aが少なくとも該
    熱収縮性フィルム1よりも熱収縮率の小さい材質からな
    り、且つ該補助シート材3aは、熱収縮性フィルム1が加
    熱されて収縮した際に該熱収縮性フィルム1と共にその
    両端縁部11a,11a側が内側方向へ湾曲可能となるべく熱
    収縮性フィルム1に重ね合わされて接着されてなること
    を特徴とする瓶容器への首掛け用ラベル。
JP1989151746U 1989-12-27 1989-12-27 瓶容器への首掛け用ラベル Expired - Fee Related JP2520765Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989151746U JP2520765Y2 (ja) 1989-12-27 1989-12-27 瓶容器への首掛け用ラベル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989151746U JP2520765Y2 (ja) 1989-12-27 1989-12-27 瓶容器への首掛け用ラベル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0389471U JPH0389471U (ja) 1991-09-12
JP2520765Y2 true JP2520765Y2 (ja) 1996-12-18

Family

ID=31698033

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989151746U Expired - Fee Related JP2520765Y2 (ja) 1989-12-27 1989-12-27 瓶容器への首掛け用ラベル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2520765Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20220165183A1 (en) * 2018-12-07 2022-05-26 Bedford Industries, Inc. Tag attachment by shrink film

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6219050B2 (ja) * 2013-03-29 2017-10-25 株式会社フジシールインターナショナル 表示ラベル連続体及びその製造方法
JPWO2020158553A1 (ja) * 2019-01-28 2021-12-02 株式会社フジシール 長尺筒状シュリンクラベル原反、包装体の製造方法、及び副ラベル付き筒状シュリンクラベル

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6111178B2 (ja) * 1979-04-15 1986-04-01 Matsushita Electric Works Ltd

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55167255U (ja) * 1979-05-18 1980-12-01
JPS6111178U (ja) * 1984-06-23 1986-01-23 大日本印刷株式会社 シユリンクラベル
JPS646673U (ja) * 1987-07-02 1989-01-13

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6111178B2 (ja) * 1979-04-15 1986-04-01 Matsushita Electric Works Ltd

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20220165183A1 (en) * 2018-12-07 2022-05-26 Bedford Industries, Inc. Tag attachment by shrink film
US11756453B2 (en) * 2018-12-07 2023-09-12 Bedford Industries, Inc. Tag attachment by shrink film

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0389471U (ja) 1991-09-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6329034B1 (en) Label having tab member and methods for forming, applying and using the same
US5728440A (en) Product display hanger and process
US4863772A (en) Label stock with dry separation interface
US6769541B1 (en) Self-adhesive hanger device, assembly of same and method for making same
US20050229450A1 (en) System for wrapping containers
US8156673B2 (en) Separable tag for bags or other containers
JP2006305860A (ja) 非接触式icタグ付シュリンクフィルム及び非接触式icタグ付物品
JP2010049410A (ja) 非接触icタグの固定方法および分別方法
JP2520765Y2 (ja) 瓶容器への首掛け用ラベル
US6508900B1 (en) Integrated pressure sensitive adhesive label application surface and pull card holder
JP6323073B2 (ja) シュリンクフィルム付台紙
JP2003016414A (ja) 非接触方式icチップ付きシート及びその製造方法
JP3063155U (ja) 吊り下げディスプレイラベル
USRE37764E1 (en) Product display hanger and process
JPS6099826A (ja) 熱収縮性チユーブ状ラベルの装着方法
JPH0571874U (ja) 多機能型ラベル
JP2008120452A (ja) 非粘着性立体ラベル一体型包装用フィルム、その製造方法及び非粘着性立体ラベル付き包装物品
JPH0526607Y2 (ja)
JPH0134215Y2 (ja)
JP4732619B2 (ja) ラベル形成基材
JPH0242589Y2 (ja)
JPH10111654A (ja) バーコード表示付きラベル
JP2000062742A (ja) 首掛け用ラベル
JP6320815B2 (ja) ラベル付き物品包装体の製造方法、及びラベル付き物品包装体
JP2002234084A (ja) 口部材付き容器の製造方法及びその容器並びに長尺状シート体

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees