JPH0440256B2 - - Google Patents

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JPH0440256B2
JPH0440256B2 JP58203502A JP20350283A JPH0440256B2 JP H0440256 B2 JPH0440256 B2 JP H0440256B2 JP 58203502 A JP58203502 A JP 58203502A JP 20350283 A JP20350283 A JP 20350283A JP H0440256 B2 JPH0440256 B2 JP H0440256B2
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JP
Japan
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container
tube
heat
adhesive layer
film
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP58203502A
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English (en)
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JPS6099826A (ja
Inventor
Masaaki Fujio
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Seal Inc
Original Assignee
Fuji Seal Inc
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Publication date
Application filed by Fuji Seal Inc filed Critical Fuji Seal Inc
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Publication of JPS6099826A publication Critical patent/JPS6099826A/ja
Publication of JPH0440256B2 publication Critical patent/JPH0440256B2/ja
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、瓶等のテーパ部を有する容器の表面
に熱収縮性合成樹脂フイルムからなるチユーブ状
ラベルを装着する方法に関する。
〔従来の技術〕
瓶等の容器の表面に商品情報を表示するラベル
として、熱収縮性合成樹脂フイルムのチユーブを
容器に被嵌し、これを熱風吹付け等により熱収縮
させ、熱収縮力を締付け力として容器表面に密着
させるようにしたラベル(以下、「熱収縮性チユ
ーブ状ラベル)が広く使用されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
熱収縮性チユーブ状ラベルは、一様な断面径を
有する円筒周面に対しては、その全面を均一に密
着させ凹凸や膨れなどのない美麗な装着態様に仕
上げるのに特段の困難はない。しかし、第6図の
ように、瓶1の首部付近等のテーパ部に熱収縮性
チユーブ状ラベルbを装着する場合は、ラベルを
熱収縮させると、同図に示すように、収縮に伴な
つてラベルbが浮き上つて所定の位置からずれて
しまい、かつラベルの上側部分に弛み口が生じ、
所期の装着態様を得ることができない。
この密着不良や位置ずれを防止する方法とし
て、熱収縮性チユーブラベルbを、熱成形加工に
より容器の所定部分の表面形状に一致する形状に
予め成形しておく(プレフオーム)方法が知られ
ている。プレフオームにより所定形状に成形すれ
ば、容器表面の所定位置に装着することは容易で
あるが、プレフオーム工程が付加されることによ
り製造コストが高くつき、しかもその成形体は、
熱成形過程で熱収縮性を殆んど失つてしまうた
め、熱収縮力を容器表面に対する締付け力として
作用させることができず、従つて容器から抜け落
ち易いのが欠点である。
別法として、熱収縮性フイルムに、加熱により
接着作用が生じる熱溶融性接着剤層を設け、接着
剤層が内側となる向きにチユーブに成形して容器
に被嵌したのち、加熱により接着剤層を溶融させ
その接着作用で容器表面に接着係止させると共
に、チユーブの熱収縮を行なわせるようにした装
着方法も提案されている。しかし、容器に被嵌さ
れたチユーブは、加熱により接着剤が溶融するま
では単に容器の表面に載されているだけの不安定
な状態にあり、加熱処理工程への移送途中や加熱
処理の途中で位置ずれ・傾きを生じ易く、従つて
連続処理工程で多数の容器へのラベル装着を確実
かつ効率良く行うことは容易でない。
なお、このほかに、容器のテーパ部における大
径側の表面に凹凸を設けておき、チユーブ状ラベ
ルを熱収縮力によりその凹凸に密着係止させるこ
とも行なれているが、容器の表面形状の変更には
種々の制約があり、一般的対策とはなり難い。
本発明は熱収縮性チユーブ状ラベルの装着に関
する上記問題を解決することを目的としてなされ
たものである。
〔課題を解決するための手段および作用〕
本発明に係る熱収縮性チユーブ状ラベルの装着
方法は、 テーパ部を有する容器の該テーパ部を含む表面
領域に、熱収縮性合成樹脂フイルム(熱収縮性フ
イルム)からなるチユーブ状ラベルを装着する方
法において、 熱収縮性フイルムの裏側面には、容器のテーパ
部の大径部分に対応する端縁部分に粘着剤層3、
および容器に巻き回され接合代として重ね合わせ
られる端縁部に粘着剤層4が、それぞれ塗設され
ており、 その熱収縮性フイルムを粘着剤層3により容器
のテーパ部の大径部分にそつて貼着しながら巻き
回すと共に、両端縁部分を粘着剤層4で接合する
ことにより、容器のテーパ部を含む表面領域を包
囲するチユーブを形成したのち、熱風吹付け等に
よりチユーブを熱収縮させることを特徴としてい
る。
以下、本発明について実施例を示す図面を参照
して説明する。
本発明のチユーブ状ラベルの装着方法は、長尺
帯状フイルムを容器に対し連続的に供給しながら
行うことできる。
第1図において、Rは原反フイルムロール、F
は、そのフイルムロールRから水平方向に連続的
に巻き出される長尺の帯状フイルムである。
原反フイルムロールRから巻出された帯状フイ
ルムFは、容器1に巻き回され、所要の周長さに
裁断されて、容器1の胴部から首部に亘るテーパ
部を包囲するチユーブBを形成する。
このため、その長尺帯状フイルムFの裏側面
(容器表面と向い合う側の面)には、包囲しよう
とする容器1のテーパ部を含む領域の大径部分に
対応する下側の端縁部に粘着剤層3が塗設されて
おり、かつ容器のまわりを一周する周長に対応す
る間隔を以て帯状フイルムFを幅方向に横断する
粘着剤層4,4,…が塗設されている。
すなわち、帯状フイルムFは、下側の端縁部の
粘着剤層3を介して容器1のテーパ部を含む領域
の大径部分に粘着されつつそのまわりを一周し、
両端縁部が重ね合わされて粘着剤層4により接合
される。これにより、容器表面の所定位置にチユ
ーブBが粘着剤層3を介して大径部に貼着固定さ
れた状態が形成される。
このようにチユーブBを形成した容器を、熱収
縮処理の常法に従つて、第4図に示すように、熱
風吹付け装置20から吹送される熱風Hでチユー
ブBを熱収縮させる。チユーブBは粘着剤層3に
より容器表面に貼着固定されているので、収縮に
伴う浮き上り(位置ずれ)を生じることはなく、
また容器表面に貼着されているのは、チユーブ全
体ではなく、容器の大径部分に沿つて粘着剤層3
が形成されている下側端縁部だけであり、その上
側部分は非拘束状態であるので、チユーブの熱収
縮はテーパ部表面に沿つて無理なく生起し、ゆが
みや凹凸等を生じることもなく、第5図のように
所定の位置に均一に密着した装着状態に仕上げら
れる。
第2図は、容器1の所定部分を包囲するチユー
ブBの周長に対応した幅サイズを有する原反フイ
ルムロールRから、その下方の容器1に向つて帯
状フイルムFを供給しながら、所定のチユーブ幅
寸法に裁断すると共に、容器表面の装着しようと
する部分の大径部分に沿つて粘着剤層3を介して
貼着しながら容器のまわりに巻き回すと共に両端
の重ね合せ部を粘着剤層4で接合することにより
チユーブBを形成するようにした例である。
このほか、第3図に示すように、截頭円錐形状
のチユーブの展開図形パターンに沿つて帯状フイ
ルムFに粘着剤層3および粘着剤層4を塗設して
おき、その帯状フイルムから展開図形パターンに
沿つてラベルを切取ると共に、これを粘着剤層3
で容器1の周面に貼着しながら巻き回し両端縁部
を粘着剤層4で接合してチユーブBを形成するよ
うにすることも可能である。いずれの場合も、容
器の周面にチユーブBを粘着形成した後、第4図
のようにチユーブBを熱収縮させることにより、
第5図の装着態様に仕上げられる。
本発明に使用されるフイルムは、ラベルとして
通常使用される熱収縮性合成樹脂フイルム、例え
ば熱収縮率約50%以上のポリ塩化ビニル、ポリス
チレンあるいはポリエステルフイルムなどであ
る。熱収縮フイルムには一軸延伸フイルムと二軸
延伸フイルムとがあるが、本発明では、チユーブ
の周方向の熱収縮を行なわせれば目的を達するの
で、二軸延伸フイルムである必要はなく、収縮方
向が容器周方向に一致する一軸延伸フイルムを使
用すれば、チユーブ幅の短寸化が防止される点で
も好ましい。
帯状フイルムFの粘着剤層3および4は、予め
印刷により形成しておいてもよく、あるいは原反
フイルムロールRから巻き出して容器1に向つて
送給する過程で印刷により塗設するようにしても
よい。粘着剤は、この種のフイルムの貼着に使用
される適宜の感圧性粘着剤であればよい。なお、
図では、粘着剤層3および4を、ラベルの端縁に
沿つて連続的に塗布(ベタ塗り)しているが、必
ずしもそうである必要はなく、端縁にそつて断続
的に塗布したものであつてもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、瓶の胴部から首部に亘る部分
のようにテーパを有する周面に、熱収縮性チユー
ブ状ラベルを、位置ずれや膨れ・ゆがみ等を伴な
わずに完全密着した装着状態に仕上げることがで
きる。その装着工程は、容器を包囲するチユーブ
の形成と、それにつづく熱風吹付け等の簡単な工
程からなり、プレフオーム等を行う場合に比べ、
工程が簡素で、かつ安価である。
また、熱収縮処理されたチユーブ状ラベルは、
熱収縮力による締付け作用と粘着剤層の粘着作用
とで容器表面に密着しているので、プレフオーム
の成形体を使用した場合と異なつて容易に抜け落
ちることがなく、また抜け落ち防止のための凹凸
を容器表面を形成する必要もない。
更に、本発明は、ラベルを粘着剤層で容器表面
の所定位置に貼着しながらチユーブに形成するこ
ととしているので、予めチユーブに成形したもの
を使用する場合のような困難、例えばチユーブの
内側の粘着剤層の表面同士の癒着、あるいは容器
に対するチユーブの被嵌の仕損じ(例えば瓶の胴
部と首部の境界付近まで差し込む途中で首部の表
面に接触して粘着する等)のトラブルを生じず、
容器表面の所望の部位を包囲するチユーブを効率
よく形成することができ、また原反フイルムロー
ルから長尺の帯状フイルムを巻き出しながら容器
表面にチユーブを形成するようにすれば、チユー
ブ成形から熱収縮処理まで連続した一連の工程と
して行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は、本発明における容器を包囲
するチユーブ形成工程の例を示す斜視説明図、第
4図は容器のまわりに形成したチユーブ状ラベル
の熱収縮工程の正面説明図、第5図および第6図
は容器表面のチユーブ状ラベルの装着状態を示す
正面図である。 1:容器、3,4:粘着剤層、B:ラベル、
F:熱収縮性合成樹脂フイルム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 テーパ部を有する容器の該テーパ部を含む表
    面領域に、熱収縮性合成樹脂フイルム(以下、
    「熱収縮性フイルム」)からなるチユーブ状ラベル
    を装着する方法において、 熱収縮性フイルムの裏側面には、容器のテーパ
    部の大径部分に対応する端縁部分に粘着剤層3、
    および容器に巻き回され接合代として重ね合わせ
    られる端縁部に粘着剤層4が、それぞれ塗設され
    ており、 その熱収縮性フイルムを粘着剤層3により容器
    のテーパ部の大径部分にそつて貼着しながら巻き
    回すと共に、両端縁部を粘着剤層4で接合するこ
    とにより、容器のテーパ部を含む表面領域を包囲
    するチユーブを形成したのち、熱風吹付け等によ
    りチユーブを熱収縮させることを特徴とする熱収
    縮性チユーブ状ラベルの装着方法。
JP20350283A 1983-10-29 1983-10-29 熱収縮性チユーブ状ラベルの装着方法 Granted JPS6099826A (ja)

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JPS5328760A (en) * 1976-06-29 1978-03-17 Robin Jacques Andre Cord composed at least partially of synthetic material and its manufacture

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