JPH09110016A - シール材貼付装置 - Google Patents

シール材貼付装置

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Publication number
JPH09110016A
JPH09110016A JP29192095A JP29192095A JPH09110016A JP H09110016 A JPH09110016 A JP H09110016A JP 29192095 A JP29192095 A JP 29192095A JP 29192095 A JP29192095 A JP 29192095A JP H09110016 A JPH09110016 A JP H09110016A
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JP
Japan
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sealing material
roller
adherend
sticking device
container
Prior art date
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Application number
JP29192095A
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English (en)
Inventor
Tadashi Matsuguchi
口 正 松
Keisuke Okuma
熊 啓 祐 大
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IRI DESIGN KK
Osaka Sealing Printing Co Ltd
Original Assignee
IRI DESIGN KK
Osaka Sealing Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被貼付物たる容器を密閉するためのシール材
を確実にかつ能率良く容器に貼付することができるシー
ル材貼付装置を提供する。 【解決手段】 シール材貼付装置10は、保持手段52
を含む。保持手段52は、被貼付物たる容器Aの側壁面
の円周方向に間隔を隔てて配置される駆動ローラ54,
第1および第2の可動ローラ56aおよび56bを含
む。駆動ローラ54,第1および第2の可動ローラ56
aおよび56bが協働することによって容器Aが保持さ
れ、かつ駆動ローラ54によって容器Aが円周方向へ回
転される。容器Aが保持手段52によって保持しうる平
面略円形の側壁面を有すれば、それ以外の部分の胴体A
1の形状がどのような形状であっても、シール材Lを貼
付することができる。その後、加熱装置102によって
加熱することにより、容器Aがシュリンク包装される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はシール材貼付装置
に関し、特にたとえば茶筒、瓶などの開口部を塞ぐ蓋と
胴体との境目を密閉しつつ、蓋と胴体とを留め付けるた
めのシール材貼付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図12は、この発明の背景となる従来の
シール材としてのシュリンクキャップDを示す斜視図で
ある。図12に示すようなシュリンクキャップDは、加
熱収縮性の材料からなり、あらかじめ包装すべき被貼付
物としての容器の口径よりも少し大きな内径を有する筒
状にプレフォームされて準備される。シュリンクキャッ
プDは、図12(a)に示すように、容器Aの胴体A1
および蓋A2を同時に覆うようにして被せられる。その
後、シュリンクキャップDを加熱することにより、図1
2(b)に示すように、容器Aの胴体A1と蓋A2とが
シュリンク包装される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなシュリンクキャップは、プレフォーム工程が必要で
あり、所定の形状の被貼付物にしか適用できないため、
小ロットに対応しにくい。また、プレフォーム工程のた
めの設備が大掛かりで自動化も困難なため、シュリンク
キャップの製造には、手間とコストがかかる。
【0004】また、被貼付物たる容器の胴体と蓋とを留
め付けて容器を密閉するために、テープ状のシール材を
手作業で巻き付けるようにして貼付する場合もあった。
しかしながら、この場合には、作業者の負担が大きいの
で貼付能率を上げるには限界があった。また、作業者の
技能に負うところが大きいため、複数の作業者間で仕上
がりに差が生じやすく確実性に欠ける。
【0005】それゆえに、この発明の主たる目的は、被
貼付物たる容器を密閉するためのシール材を確実にかつ
能率良く容器に貼付することができるシール材貼付装置
を提供することである。
【0006】また、この発明の他の目的は、汎用性のあ
る加熱収縮性のシール材を用いて確実かつ能率良く被貼
付物たる容器の胴体と蓋とを留め付けてシュリンク包装
することができる、シール材貼付装置を提供することで
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1のシール材貼付
装置は、平面略円形の側壁面を有する被貼付物に所定の
幅長の加熱収縮性のシール材をぐるりと巻き付けるよう
にして貼付し、引き続きシール材を加熱することにより
被貼付物をシュリンク包装するシール材貼付装置であっ
て、側壁面の円周方向に間隔を隔てて複数配置されるロ
ーラによって被貼付物を保持し、かつローラを回転させ
ることにより被貼付物を円周方向へ回転させる保持手段
を含む、シール材貼付装置である。
【0008】請求項2のシール材貼付装置は、平面略円
形の側壁面を有する被貼付物の側壁面の円周方向に間隔
を隔てて複数配置されるローラによって被貼付物を保持
し、かつローラを回転させることによって被貼付物を回
転させる保持手段と、シール材が細長い剥離シートに連
続的かつ間欠的に仮着され形成されたシール材連続体
を、被貼付物の回転する速度と同じ速度で移送するため
の移送手段と、被貼付物の近傍に配置され、移送手段に
よって移送されるシール材連続体の剥離シートのみを折
り返し、シール材のみを略々直進させることにより、シ
ール材を剥離シートから剥離して被貼付物と保持手段の
ローラとの間へと繰り出すための剥離手段とを含むシー
ル材貼付装置であって、剥離手段によって繰り出された
シール材を、被貼付物に対して保持手段のローラによっ
て押圧することを特徴とする、シール材貼付装置であ
る。
【0009】請求項3のシール材貼付装置は、保持手段
は、ローラを回転させるための駆動モータを含み、駆動
モータの駆動力は、保持手段のローラの回転と連動して
シール材連続体を移送するためにクラッチを介して移送
手段に伝達され、一枚のシール材が剥離され繰り出され
た後、クラッチの接続が切り離されて、シール材連続体
の移送が停止される、請求項2に記載のシール材貼付装
置である。
【0010】請求項4のシール材貼付装置は、保持手段
は、駆動モータによって駆動され、被貼付物を回転させ
る主ローラと、固定的に配置される主ローラに対向して
変位自在に設けられ、シール材貼付時には主ローラの方
へと変位し、主ローラと協働して被貼付物を回転させつ
つ保持するための副ローラとを含む、請求項2または請
求項3のシール材貼付装置である。
【0011】請求項5のシール材貼付装置は、保持手段
によって保持され回転された被貼付物の近傍に配置さ
れ、シュリンク包装のための加熱収縮性のシール材を加
熱収縮させるための加熱手段を含み、加熱手段は、保持
手段によって保持され回転された被貼付物の近傍に配置
され、シール材に向けて熱風を送り出すための送風口を
有する筐体と、筐体内部に収納され、送風口へ向けて送
風する送風装置と、送風口と送風装置との間に配置さ
れ、送風装置によって送風された空気を加熱するための
ヒータとを含む、請求項2ないし請求項4のいずれかに
記載のシール材貼付装置である。
【0012】請求項6のシール材貼付装置は、加熱手段
は、シュリンク包装のための加熱収縮性のシール材が、
被貼付物の円周方向に延びるシール材を貼付すべき部分
にぐるりと巻き付くように貼付された後、シール材に対
する加熱を開始し、容器が少なくとも1回転した後に加
熱を停止する、請求項5に記載のシール材貼付装置であ
る。
【0013】請求項7のシール材貼付装置は、保持手段
によって保持された被貼付物の底部を支持するための支
持手段を含み、支持手段は、被貼付物の高さに対応する
ために、被貼付物の高さ方向に変位自在に設けられる、
請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のシール材貼
付装置である。
【0014】
【作用】請求項1のシール材貼付装置では、被貼付物の
平面略円形の側壁面の円周方向に間隔を隔てて複数配置
される保持手段のローラによって被貼付物が保持され
る。そして、その複数のローラをそれぞれ回転させるこ
とにより、被貼付物が中心軸の回りに円周方向へ回転さ
れる。こうして被貼付物を回転させながらシール材を貼
付することによりシール材は被貼付物の円周方向にぐる
りと巻き付くようにして貼付される。さらにその後、シ
ール材を加熱することにより被貼付物がシュリンク包装
される。
【0015】また、請求項2のシール材貼付装置では、
被貼付物の平面略円形の側壁面の円周方向に間隔を隔て
て複数配置される保持手段のローラによって、被貼付物
が保持される。そして、その複数のローラを回転させる
ことにより、被貼付物が回転される。次に、移送手段に
よって、シール材連続体が、被貼付物の回転する速度と
同じ速度で移送される。そして、剥離手段によって、シ
ール材がシール材連続体の剥離シートから剥離され、保
持手段のローラと被貼付物との間へと繰り出される。す
ると、保持手段のローラによって、回転している被貼付
物に対して、シール材がその長手方向の一端から他端に
わたって押圧され、被貼付物の平面略円形の側壁面の円
周方向へぐるりと巻き付くようにして貼付される。
【0016】さらに、請求項3のシール材貼付装置で
は、駆動モータの駆動力がクラッチを介して移送手段に
伝達される。伝達された駆動力によって、保持手段のロ
ーラの回転すなわち被貼付物の回転と連動してシール材
連続体が移送される。そして、一枚のシール材が剥離さ
れ繰り出された後、クラッチの接続が切り離されて、シ
ール材連続体の移送が停止される。
【0017】さらに、請求項4のシール材貼付装置で
は、主ローラと副ローラとが協働することによりそれら
の間に被貼付物が回動可能に保持される。この状態で主
ローラが駆動モータによって回転されることにより、主
ローラの回転力が被貼付物に伝わり、保持された被貼付
物が回転される。副ローラは、主ローラに対向して変位
自在に設けられる。副ローラを変位させることにより、
主ローラとの間に被貼付物をセットしたり取り出したり
できる。
【0018】さらに、請求項5のシール材貼付装置で
は、送風装置によって送風された空気が、ヒータによっ
て加熱される。加熱された空気は、加熱収縮性のシール
材を加熱するために、送風口から被貼付物に貼付された
シール材に向けて送風される。こうして加熱手段によっ
て加熱収縮性のシール材を加熱することにより、シール
材が加熱収縮して被貼付物がシュリンク包装される。
【0019】さらに、シール材が被貼付物に貼付されて
いく途中で加熱収縮すると、シール材の貼付が不完全に
なりやすい。そのため、請求項6のシール材貼付装置で
は、シール材が被貼付物にぐるりと巻き付くようにして
完全に貼付されてから、シール材に対する加熱が開始さ
れ、被貼付物が少なくとも1回転以上した後に加熱が停
止される。こうすることにより、シール材の全長にわた
って加熱を万遍なく行うことができ、シール材の加熱収
縮を均一かつ確実に行うことができる。
【0020】さらに、請求項7のシール材貼付装置で
は、支持手段によって、被貼付物の底部が支持される。
支持手段は、被貼付物の高さ方向に変位自在に設けられ
るので、回転中の被貼付物の底部は、その高さに対応し
て適切な位置において支持される。
【0021】
【発明の効果】請求項1のシール材貼付装置によれば、
シール材を被貼付物の円周方向にぐるりと巻き付けるよ
うにして確実にかつ能率良く貼付することができる。ま
た、このシール材貼付装置によれば、平面略円形の側壁
面を有する被貼付物の側壁面の円周方向に間隔を隔てて
複数配置される保持手段のローラによって被貼付物を保
持し、かつそのローラにより被貼付物を回転させる。そ
のため、被貼付物が保持手段によって保持し得る平面略
円形の側壁面を有すれば、それ以外の部分の胴体の形状
がどのような形状であっても、シール材を平面略円形の
側壁面にぐるりと巻き付けるようにして貼付し、その後
加熱してシュリンク包装することができる。したがっ
て、このシール材貼付装置は、円筒状の瓶に限らず、角
瓶などに対してもその平面略円形の蓋の円周方向にぐる
りと巻き付けるようにしてシール材を貼付することがで
きる。
【0022】請求項2のシール材貼付装置によれば、保
持手段のローラによって、被貼付物の平面略円形の被貼
付物を保持しながら、そのローラによって被貼付物を回
転させ、さらに、そのローラによってシール材を被貼付
物に対して押圧する。したがって、シール材貼付装置
は、別部材として押圧ローラ等が必要でなく、構造を簡
略化でき、装置を小型化することができる。
【0023】さらに、請求項3のシール材貼付装置によ
れば、一つの被貼付物に対してシール材を一枚のみ繰り
出して貼付することができる。したがって、シール材を
二度貼りする不都合が無くなる。
【0024】さらに、請求項4にシール材貼付装置で
は、副ローラが変位自在に設けられるので、被貼付物を
保持手段にセットしたり取り出したりしやすい。そのた
め、使用者は、このシール材貼付装置を用いて能率的に
シール材貼付作業を行うことができる。
【0025】さらに、請求項5のシール材貼付装置によ
れば、加熱収縮性のシール材を被貼付物の平面略円形の
側壁面に巻き付けるようにして貼付した後、加熱手段に
よって加熱することにより、被貼付物をシュリンク包装
することができる。この場合、シール材を被貼付物の蓋
と胴体との境目の上に沿って貼付した後、加熱収縮させ
れば、蓋と胴体との境目を密封しながらシュリンク包装
することができる。また、この発明のシール材貼付装置
によれば、汎用性の高い加熱収縮性のシール材を被貼付
物に巻き付けるようにして貼付した後、加熱して被貼付
物をシュリンク包装するので、様々な外径の被貼付物に
対応することができる。したがって、従来のプレフォー
ム型のシュリンクキャップに比べて、小ロットのシュリ
ンク包装に適しており、多品種少量生産への対応が容易
になる。また、このシール材貼付装置によれば、熱風に
よってシール材を加熱することができるので、加熱収縮
性のシール材を所定の温度で均一に加熱することができ
る。
【0026】さらに、請求項6のシール材貼付装置によ
れば、シール材が被貼付物にぐるりと巻き付くようにし
て完全に貼付された後に加熱手段による加熱が開始され
る。そのため、シール材が均一に加熱され、きれいに収
縮するので、シュリンク包装を確実にすることができ
る。
【0027】さらに、請求項7のシール材貼付装置によ
れば、支持手段によって、被貼付物の底部が支持され
る。そのため、保持手段による回転中に被貼付物が安定
的に保持される。したがって、シール材の貼付位置の位
置ずれなどがおこりにくい。
【0028】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明の実施
の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0029】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の実施の形態の一
例を示す斜視図である。図2は図1に示すシール材貼付
装置の内部の要部を示す斜視図である。図3は図1に示
すシール材貼付装置の内部の要部を別の角度からみた状
況を示す斜視図である。図4は図1に示すシール材貼付
装置のシール材移送系統および加熱手段を平面から見た
図解図である。図5は図1に示すシール材貼付装置の保
持手段および駆動系統を平面から見た図解図である。図
6は図1に示すシール材貼付装置の保持手段を正面から
見た図解図である。図7は、図1に示すシール材貼付装
置の駆動系統を側面から見た図解図である。図8は図1
に示すシール材貼付装置の支持手段を側面から見た図解
図である。図9は図8に示す支持手段を平面から見た図
解図である。図10は、図1に示すシール材貼付装置に
用いられるシール材の一例を示す平面図である。図11
(A)は、図1に示すシール材貼付装置によってシール
材が巻き付けられるようにして貼付される状態を示す図
解図である。図11(B)は、図1に示すシール材貼付
装置によってシール材が加熱される状態を示す図解図で
ある。図11(C)は、図1に示すシール材貼付装置に
よって、シール材が加熱収縮する状態を示す図解図であ
る。図11(D)は、シール材が加熱収縮して貼付が完
了した状態を示す図解図である。
【0030】まず、説明を分かりやすくするために、図
1に示すシール材貼付装置10に適用されるシール材連
続体Rについて、図10を参照しながら説明する。シー
ル材連続体Rは、剥離シートSを含む。剥離シートS
は、たとえば紙などの材料からなる細長いテープ状の基
材の表面に、たとえばシリコーンなどの剥離剤を塗布し
て形成される。
【0031】剥離シートSの表面には、複数のシール材
Lが互いに所定の間隔をおきながら連続的かつ間欠的に
仮着される。このシール材Lは、加熱収縮性の材料から
なる細長い短冊状の基材L1を含む。この基材L1の材
料としては、いわゆるシュリンク包装用の材料が用いら
れ、たとえば一軸延伸PVC(塩化ビニール)、二軸延
伸PVC、延伸ポリスチレンフィルム、延伸ポリエチレ
ンフィルム、ポリ塩化ビニリデン、ポリエステル、ポリ
プロピレンなどが用いられる。この発明の実施例では、
特に、長手方向に一軸延伸したPVCフィルムを用い
た。これは、シール材Lを、その長手方向、すなわち被
包装物たる容器Aの円周方向に収縮するように形成する
ためである。
【0032】基材L1の長手方向一端近傍には、略矩形
の撮み片L2が幅方向に突き出すようにして一体に形成
される。この撮み片L2は、シール材Lを被包装物たる
容器Aに貼付した後、開封する時につまみ持つことがで
きるようにして、シール材Lを容器Aから剥離しやすく
するためのものである。また、基材L1の表面には、た
とえば模様、文字、記号などを表示するための印刷層L
3が形成される。なお、印刷層L3は形成しなくてもよ
い。
【0033】さらに、基材L1の裏面には、感圧貼付剤
層がたとえばアクリル系粘着剤により形成される。この
感圧貼付剤層は、少なくとも容器Aに仮着することがで
き、かつ加熱収縮の妨げとならない程度の弱い貼付力の
ものを用いることが好ましい。
【0034】次に、図1に示すシール材貼付装置10に
ついて説明する。図1に示すシール材貼付装置10は、
被貼付物たる容器Aを直立させた状態で、蓋A2の側壁
面を保持しながら回転させて、胴体A1と蓋A2との境
目を覆いつつ、シール材Lをぐるりと巻き付けるように
して貼付することができる。この容器Aは、図1に示す
ように、蓋A2が平面略円形の側壁面を有し、胴体A1
は角瓶形状を有する。
【0035】シール材貼付装置10は、図1に示すよう
な筐体12を含む。筐体12の正面には、側面から見て
略L字形状の正面板14が形成される。正面板14の垂
直に伸びる正面壁面には、この実施の形態の支持手段と
して、側面から見て略L字形状の可動テーブル16が容
器Aの高さ方向へ変位自在に形成される。可動テーブル
16は、容器Aを載置して、その底部を支持するための
ものである。可動テーブル16の略垂直に伸びる壁面
は、被貼付物たる容器Aの回転を妨げないようにするた
めに、図9に示すように平面から見て円弧状に窪むよう
に形成される。また、可動テーブル16の側面には、変
位される可動テーブル16の高さを示すための支持針1
6aが突き出し設けられる。そして、支持針16aに対
応する正面板14の壁面には、目盛り14aが容器Aの
高さ方向に伸びるようにして形成される。使用者は、支
持針16aによって示される目盛り14aを読むことに
よって、可動テーブル16の高さを知ることができる。
【0036】筐体12の正面板14の背面には、可動テ
ーブル16を容器Aの高さ方向に変位させるための装置
などを収納するための側面矩形の後部箱18が形成され
る。さらに、正面板14および後部箱18の上には、シ
ール材連続体Rなどを収納するための平面略矩形の上部
箱20が形成される。上部箱20の一端側には、平面略
U字形状の半透明のカバー20aが形成される。使用者
は、半透明のカバー20aを通して、被貼付物たる容器
Aへのシール材Lの貼付状況を見ることができる。ま
た、上部箱20の他端側には、略長円形状の半透明の窓
部20bが形成される。使用者は、窓部20bを通し
て、上部箱20内部に収納されたシール材連続体Rの残
り量などを見ることができる。
【0037】次に、主として図2および図3を参照しな
がら、筐体12内部の装置について説明する。シール材
貼付装置10は、平面略矩形の底板となる第1の基板2
2を含む。第1の基板22の上には、所定の間隔をおい
て平面略矩形の第2の基板24が配置される。第1の基
板22と第2の基板24とは、たとえば4本の長い柱部
材26によって連結される。第2の基板24には、被貼
付物を配置するための略U字形状の切欠部24aが形成
される。第2の基板24の上には、たとえば平面5角形
の第3の基板28が、その一つの頂点が切欠部24aへ
突き出すようにして配置される。第2の基板24と第3
の基板28とは、たとえば4本の短い柱部材30によっ
て連結される。なお、図2および図3では、要部のみを
示しており、それ以外の内部構造は図面をわかりやすく
するため省略している。
【0038】第2の基板24の上の一方の角隅部近傍に
は、図4に示すように、シール材連続体Rをロール状に
巻き取り保持した供給リール32が配置される。供給リ
ール32は、リール軸32aを介して回転自在に第2の
基板24に取り付けられる。以下、シール材連続体Rの
移送経路に従って説明する。
【0039】また、第2の基板24の供給リール32近
傍には、供給リール32から引き出されたシール材連続
体Rの移送方向を変化させるためのガイドローラ34が
回転自在に取り付けられる。ガイドローラ34の近傍に
は、第2の基板24から切欠部24aへと突き出すよう
にして、図7に示すように平面から見て略矩形板状の剥
離プレート36が固着される。剥離手段としての剥離プ
レート36は、シール材連続体Rの剥離シートSのみを
折り返し、シール材Lのみを略々直進させることによ
り、シール材Lを剥離シートSから剥離して容器Aの胴
体A1と蓋A2との境目へと繰り出すためのものであ
る。
【0040】剥離プレート36の主面と対向する位置に
は、シール材連続体R上のシール材Lの有無を検知する
ためのシール材検知センサ38が取り付けられる。シー
ル材検知センサ38は、棒状の接触子がシール材連続体
Rへ向けて突き出し設けられる。シール材検知センサ3
8の接触子の先端は、シール材連続体Rの表面に接触し
て配置され、シール材Lの端部と剥離シートSとの間に
生じる微小な段差により、シール材Lを検知する。な
お、この実施の形態では、シール材検知センサ38とし
て接触式センサが用いられるが、これに限らず、フォト
センサなどを用いてもよい。シール材検知センサ38
は、たとえばねじ止めなどにより第2の基板24に固定
される。
【0041】また、第2の基板24上のシール材連続体
Rの移送方向の剥離プレート36の下流には、移送方向
を変えるための円柱状のローラ41が固定的に設けら
れ、さらにその下流には、この実施の形態の移送手段と
しての移送ローラ40が設けられる。移送ローラ40の
中心には、移送ローラ軸42が固着される。移送ローラ
軸42は、第2の基板24に軸受けを介して回動自在に
保持されて、さらに第2の基板24を貫通して第1の基
板22の方へと伸入され、後述するプーリ、クラッチ、
伝達ベルトなどを介して駆動モータと接続される。
【0042】また、図4および図7に示すように、移送
ローラ40と接するようにして、一対のピンチローラ4
4が回動自在に軸支される。図7に示すように、ピンチ
ローラ44は、平面からみて略I字形状の一対の支持部
材46の一端部にそれぞれ回動自在に軸支される。支持
部材46の他端部は、第2の基板24から突き出た軸状
部材45に回動自在に軸支される。支持部材46の一端
部のピンチローラ44の軸と他端部の軸状部材45との
間には、平面略くの字形状のバネ48が取り付けられ
る。そして、バネ48によって、ピンチローラ44が移
送ローラ40の方へと常時付勢される。したがって、バ
ネ48の付勢力によってピンチローラ44と移送ローラ
40との間に剥離シートSが挟持される。なお、作業者
は、バネ48の引っ張り力に抗して、手作業で移送ロー
ラ40とピンチローラ44とを引き離すことができ、メ
ンテナンスなどをすることができる。
【0043】さらに、第2の基板24の一方側の供給リ
ール32と反対側には、剥離シートSを巻き取るための
巻取りローラ50が回動自在に設けられる。巻取りロー
ラ50の巻取りローラ軸50aは、第2の基板24に軸
受けを介して回動自在に保持される。巻取りローラ軸5
0aには、巻取りローラ50の回動を移送ローラ40に
よる剥離シートSの移送と連動させるために、後述する
ように駆動モータ102の駆動力が伝達される。
【0044】次に、この実施の形態の保持手段について
説明する。保持手段52は、被貼付物として容器Aを保
持しながら回転させるとともに、シール材Lを容器Aに
対して押圧するためのものである。この実施の形態の保
持手段52は、図2および図3に示すように、被貼付物
たる容器Aを回動させるための主ローラとしての駆動ロ
ーラ54を含む。駆動ローラ54は、第3の基板28の
切欠部24aへ突出した頂点部に回動自在に軸支され
る。この駆動ローラ54は、第3の基板28に対して略
垂直に伸びるようにして設けられ、略垂直に伸びる軸を
中心軸として回動する。駆動ローラ54の表面は、被貼
付物たる容器Aが滑らないようにしっかりと保持するた
めに、たとえばゴムなどでコーティングされている。
【0045】さらに、保持手段52は、副ローラとして
の左右一対の第1の可動ローラ56aおよび第2の可動
ローラ56bを含む。第1および第2の可動ローラ56
a,56bは、駆動ローラ54と略対向するように配置
され、被貼付物たる容器Aを抱え込むようにして保持す
るためのものである。第1および第2の可動ローラ56
a,56bは、第2の基板24の切欠部24aの略U字
形状の先端部にそれぞれ、第2の基板24に対して略垂
直に伸びるようにして配置され、略垂直に伸びる軸を中
心軸として回動する。そして、それぞれの表面は、駆動
ローラ54と同様にゴムなどでコーティングされてい
る。
【0046】第1の可動ローラ56aは、図5および図
3に示すように平面略I字形状で側面クランク形状の第
1の揺動腕58aの一端部から下方に伸びるように回動
自在に軸支される。第1の揺動腕58aの他端部は、第
2の基板24に軸支される。そして、図3および図6に
示すように、第1の揺動腕58aの他端部に一体に固着
された円筒状の軸58a1は、かさ歯車60a,60b
を介して第1の小型DCモータ62に接続される。かさ
歯車60aは軸58a1に固着され、かさ歯車60bは
第1の小型DCモータ62の駆動軸62aに固着され
る。かさ歯車62aとかさ歯車62bとを噛み合わせて
回動させることにより、第1の小型DCモータ62によ
る回転方向を90°変えることができる。軸58a1
は、第2の基板から突き出るようにして設けられたピン
に回動自在に嵌合されて軸支される。したがって、第1
の小型DCモータ62を駆動することにより、第1の揺
動腕58aが軸支された他端部を中心軸として、第2の
基板24の面に対して平行な方向へ回動する。また、第
1の揺動腕58aが被貼付物たる容器Aと反対側へ回動
しすぎないようにするために、第2の基板24から突き
出すようにしてストッパ棒63が形成される。図5に示
すように、第1の揺動腕58aはストッパ棒63に当接
するので、それ以上の回動が制限される。
【0047】第2の可動ローラ56bは、図5および図
3に示すように平面略くの字形状で側面クランク形状の
第2の揺動腕58bの一端部から下方に伸びるように回
動自在に軸支される。第2の揺動腕58bの略中心部に
は、円筒状の軸58b1が一体に形成され、さら、その
軸58b1が第2の基板24から突き出たピンに回動自
在に嵌合されて軸支される。第2の揺動腕58bの他端
部には、細長い板状の連結板64の一端部が第2の基板
24の面に対して平行な方向へ回動自在に軸支される。
連結板64の他端部は、第1の揺動腕58aの略中央部
に回動自在に軸支される。このとき連結板64の両端部
は、被貼付物たる容器Aを配置するための第2の基板2
4からの高さを稼ぐために、それぞれ第1の揺動腕58
aおよび第2の揺動腕58bから上方へ突き出るように
して形成された支持軸の上に軸支される。連結板64に
よって連結することにより、第1の可動ローラ56aお
よび第2の可動ローラ56bは連動して動く。すなわ
ち、第1の小型DCモータ62によって第1の揺動腕5
8aが駆動ローラ54の方向へ回転されれば、連結板6
4も第1の揺動腕58aから第2の揺動腕58bの方向
へ押し出される。すると、いわゆるベルクランク機構に
より、第2の揺動腕58bが軸58b1を中心として回
転し、第2の可動ローラ56bも駆動ローラ54の方向
へと回転される。
【0048】また、第1の揺動腕58aの略中央部と第
3の基板28の外側の頂点とには、それぞれ水滴形状の
金具66a,66bが固着される。そして、金具66a
にはスプリング68の一端が固着され、金具66bには
スプリング68の他端が固着される。スプリング68
は、第1の小型DCモータ62によって変位された第1
の揺動腕58aを、さらに第3の基板28の方向へと付
勢するためのものである。したがって、スプリング66
が縮もうとする力によって、第1の可動ローラ56aお
よび第2の可動ローラ56bが、駆動ローラ54の方
向、すなわち被貼付物たる容器Aの方向へと付勢され
る。
【0049】さらに、被貼付物たる容器Aを検知するた
めのセンサ70が、図6に示すように、駆動ローラ54
の下方から切欠部24aへと露出するようにして形成さ
れる。センサ70としては、たとえばフォトセンサが用
いられる。センサ70が被貼付物たる容器Aを検知する
ことにより、この装置のシール材貼付動作が開始され
る。
【0050】次に、主として図5および図7を参照しな
がら、このシール材貼付装置10の駆動系統について説
明する。移送ローラ軸42の下端は、第2の基板24に
軸受けを介して回動自在に支持され、下端が第2の基板
24の下方に伸入される。移送ローラ軸42の下端近傍
には、クラッチ72が固着される。クラッチ72は、図
7に示すよう、クラッチ用基板73の上に載置され、さ
らにクラッチ用基板73は、支持軸75によって第2の
基板24から吊り下げられるようにして固着される。移
送ローラ軸42は、クラッチ用基板73に軸受けを介し
て回動自在に支持される。クラッチ72は、後述する駆
動モータと移送ローラ軸42とを接続したり切り離した
りするためのものである。図7に示すように、クラッチ
72には、後述する駆動モータの駆動力を伝達するため
のクラッチプーリ74が固着される。クラッチプーリ7
4は、移送ローラ軸42に軸受けを介して回動自在に支
持され、移送ローラ軸42を中心軸として水平方向に回
転する。クラッチ72が接続された状態のときは、クラ
ッチプーリ74を回転させることにより、移送ローラ軸
42が回転する。クラッチ72が切り離された状態のと
きは、クラッチプーリ74が空回りする。
【0051】また、第2の基板24の一端部近傍には、
図7に示すように、駆動モータ76が配置される。駆動
モータ76は、固定軸78によって第2の基板24から
吊り下げられるようにして固着される。駆動モータ76
の駆動軸76aは、供給リール32を回転させるため、
ギア32bを介してリール軸32aと係合される。さら
に、駆動軸76aの一端部には、図7に示すように第1
のプーリ80が固着される。
【0052】さらに、図5に示すように、第2の基板2
4の他端部近傍には、アイドルプーリ82が回動自在に
設けられる。そして、図5に一点鎖線で示すように、ク
ラッチプーリ74、第1のプーリ80、およびアイドル
プーリ82にたとえば断面矩形の伝達ベルト84が巻き
掛けられる。また、アイドルプーリ82の近傍には、第
2のプーリ86が回動自在に設けられる。第2のプーリ
86は、アイドルプーリ82に掛け渡された第1の伝達
ベルト84の背面が当接されるように形成される。した
がって、第2のプーリ86は、第1の伝達ベルト84の
回転方向と逆方向に回転する。
【0053】図7に示すように、第2のプーリ86の中
心から上方へ突き出るようにして、連結軸88が形成さ
れる。連結軸88の一端部近傍は、第2の基板24に軸
受けを介して支持され、他端部は、第3の基板28に軸
受けを介して支持される。連結軸88の他端部近傍に
は、第3のプーリ90が固着される。そして、駆動ロー
ラ54の第3の基板28側の端面には、第4のプーリ9
2が固着される。第3のプーリ90と第4のプーリ92
との間には、断面V字形状の第2の伝達ベルト94が巻
き掛けられる。このため、回転させるべき被貼付物が比
較的重量のある物であったとしても、移送ローラ40の
回転と正確に連動させて、駆動ローラ54を回転させる
ことができる。したがって、シール材Lの移送と正確に
連動して被貼付物を回転させることができる。また、第
2の伝達ベルト94に当接するようにしてテンションロ
ーラ93が回動自在に設けられる。テンションローラ9
3は、第2の伝達ベルト94にテンションをかけるため
のものである。そのため、テンションローラ93の軸
は、第2の基板24に第2の伝達ベルト94と略直交す
る方向に伸びるよう設けられた長孔状のガイド溝93a
の長手方向に取り付け位置を変えることができる。な
お、シール材Lの移送される速度と被貼付物の回転され
る速度との調整は、各プーリの直径を調整するなどして
適宜行えばよい。
【0054】また、図5および図7に示すように、移送
ローラ40の第2の基板24側の端面には、第5のプー
リ96が固着される。さらに、巻取りローラ50の第2
の基板24側の端面には、第6のプーリ98が固着され
る。第5のプーリ96と第6のプーリ98との間には、
断面円形の第3の伝達ベルト100が巻き掛けられる。
したがって、巻取りローラ50は、移送ローラ軸42の
回転に連動して、回転することとなる。しかし、剥離シ
ートSの移送は、移送ローラ40によって行われるの
で、巻取りローラ50の巻き取り力が強くなりすぎるの
は好ましくない。そこで、この実施の形態では、第3の
伝達ベルト100として、スリップしやすい断面円形の
ベルトを用いることにより、巻取りローラ50の巻き取
り力を弱めている。
【0055】次に、この実施の形態の加熱手段について
説明する。図4に示すように、加熱手段としての加熱装
置102は、切欠部24aへ突き出るようにして第2の
基板24に固着される。加熱装置102は、筒状の筒体
104を含む。筒体104の一端部には、送風装置とし
ての送風ファン106が連結される。また、筒体104
の中央部の内部には、送風ファン106によって送風さ
れた空気を加熱して熱風にするための加熱ヒータ108
が収納される。筒体104の他端部は、容器Aに貼付さ
れたシール材Lに向けて熱風を送風するための送風口1
10が形成される。加熱装置102の他端部は、切欠部
24aへ突き出して駆動ローラ54近傍に配置される。
したがって、筒体104は、送風口110が容器Aの平
面から見て円形の側壁面に対向して配置される。
【0056】次に、図8および図9を参照しながら、こ
の実施の形態の支持手段について説明する。この支持手
段は、第2の小型DCモータ116を含む。第2の小型
DCモータ116は、図8に示すように後部箱18の内
部に配置され、図9に示すように、複数の固定棒118
によって正面板14の略垂直に伸びる壁面に固定され
る。第2の小型DCモータ116のモータ軸116a
は、正面板14の壁面へ向かうようにして伸び出る。そ
して、モータ軸116aの先端には、かさ歯車120が
固着される。かさ歯車120と噛み合うようにして、第
2の小型DCモータ116による回転方向を90°変え
るためのかさ歯車122が配置される。かさ歯車122
の中心に固着された中心軸124は、後部箱18の下端
近傍から上端近傍へと高さ方向に伸びるようにして配置
される。中心軸124の下端部は、側面から見て略L字
形状の取付金具126に固着される。取付金具126
は、正面板14の壁面に固着される。同様に、中心軸1
24の上端は、側面から見てI字の板状の取付金具12
8に固着される。取付金具128は、正面板14の壁面
に固着される。また、中心軸124の中央部よりやや上
端よりの位置には、可動テーブル16がそれ以上上方へ
変位しないよう制限するためのストッパ130が固着さ
れる。
【0057】さらに、支持手段は、平面略U字形状のフ
ォーク体132を含む。中心軸124は、フォーク体1
32の正面板14と平行にのびる辺の略中央部に挿通さ
れる。挿通された中心軸124の表面には、雄ネジ12
4aが形成される。また、フォーク体132の中心軸1
24の雄ネジ124aと嵌まり合う部分には、雄ネジ1
24aと噛み合うようにして雌ネジ132aが形成され
る。また、図8に示すように、フォーク体132にはそ
の主面から突き出すようにして略円筒状のガイド部13
2bが一体に形成される。ガイド部132bによってフ
ォーク体132は、中心軸124の軸方向へ案内されス
ムーズな変位運動が可能となる。さらに、図9に示すよ
うに、中心軸124の両側には、中心軸124と平行に
後部箱18の下端近傍から上端近傍へと高さ方向に伸び
る2本のガイドポスト134が形成される。ガイドポス
ト134は、それぞれフォーク体132の角部に摺動自
在に挿通される。ガイドポスト134によって、フォー
ク体132自身の回転が制限される。したがって、中心
軸124を回転させることにより、雄ネジ124aと雌
ネジ132aとが協働して、フォーク体132が中心軸
124の軸方向へ上下に変位することとなる。
【0058】フォーク体132の略U字の先端部は、正
面板14の略垂直に伸びる壁面の内側から外側へと挿通
される。なお、図示はしないが、この正面板14の壁に
は、壁面の高さ方向へ変位するフォーク体132を挿通
するための短冊状の貫通孔が2つ平行に高さ方向に伸び
るように形成されている。フォーク体132の先端部
は、図8および図9に示すように、可動テーブル16内
部に埋め込まれるようにして形成される。また、図9に
示すように、可動テーブル16内部には、短冊状の板状
金具16bが埋め込まれるようにして形成され、その板
状金具16bの一端に可動テーブル16の高さを示すた
めの指示針16aが一体に固着される。
【0059】次に、このシール材貼付装置10の電気系
統について説明する。図1に示すように筐体12の上部
箱20の正面には、電源スイッチ112、および加熱時
間を設定するためのタイマ114が設けられる。そし
て、筐体12の内部の第1の基板22の上には、電源回
路、および制御回路が載置される。電源回路は、外部電
源および制御回路に接続され、制御回路その他の装置に
電力を供給する。制御回路は、シール材検知センサ3
8、第1の小型DCモータ62、クラッチ72、駆動モ
ータ76、加熱装置102、操作スイッチ112、タイ
マ114、および第2の小型DCモータ116に電気的
に接続される。
【0060】次に、この実施例のシール材貼付装置10
の作動状況を説明する。このシール材貼付装置10は、
使用前においては、図3および図5に実線で示すよう
に、第1の可動ローラ56aと第2の可動ローラ56b
との間が大きく開いた状態で待機している。次に、電源
スイッチ112がONされる。そして、図1に示すよう
に、被貼付物たる容器Aの胴体A1と蓋A2との境目
が、剥離プレート36の先端の略中央に配置されるよう
にするため、容器Aの高さに応じて可動テーブル16が
高さ方向に変位される。その際、使用者は、指示針16
aで指し示される目盛り14aを見ながら、可動テーブ
ル16の高さを適宜に調整することができる。
【0061】次に、被貼付物たる容器Aの底部を可動テ
ーブル16の上に載置する。同時に、被貼付物たる容器
Aの胴体A1と蓋A2との境目を第1の可動ローラ56
aと第2の可動ローラ56bとの間から駆動ローラ54
の方へと進入させて、可動テーブル16の上に容器Aを
直立させる。すると、センサ70によって被貼付物たる
容器Aの存在が検知される。なお、この際に可動テーブ
ル16の高さの調整をおこなってもよい。
【0062】容器Aの存在が検知されると、第1の小型
DCモータ62が駆動される。第1の小型DCモータ6
2が駆動されると、かさ歯車60a,60bの働きによ
り、第1の揺動腕58aが軸58a1を中心として被貼
付物たる容器Aの方向へと回転する。同時に、連続板6
4が突き出され、いわゆるベルクランク機構により第2
の揺動腕58bが、軸58b1を中心として被貼付物た
る容器Aの方向へと回転する。すると、第1の揺動腕5
8aが、スプリング68によって容器Aの方向へと引っ
張られる。そのため、第1の揺動腕58aおよび第2の
揺動腕58bは、さらに容器Aを締めつける方向へ付勢
され、図2および図5に破線で示すように、容器Aがし
っかりと保持される。この後、容器Aの保持中において
は、スプリング68の縮もうとする力のみによって第1
の揺動腕58aおよび第2の揺動腕58bが容器Aを締
めつける方向へ付勢される。そして、第1の小型DCモ
ータ62は、焼きつきを防ぐためにフリーになる。すな
わち、第1の小型DCモータ62は、第1の揺動腕58
aの向きを変えるためにだけに用いられ、被貼付物Aを
保持するための力はスプリング68によって与えられ
る。
【0063】こうして被貼付物たる容器Aが保持された
後、駆動モータ76が回転する。すると、この回転力が
伝達ベルト84,100等を介して伝達され、移送ロー
ラ40および巻取りローラ50がそれぞれ時計回りに回
転し、シール材連続体Rが順次移送される。同時に、駆
動モータ76の回転力が伝達ベルト84,94等を介し
て伝達され、駆動ローラ54が反時計回りに回転する。
駆動ローラ54が回転すると、駆動ローラ54と第1お
よび第2の揺動腕58a,58bとの間に保持された容
器Aが、その中心軸を所定の位置に保持しながら時計回
りに回転する。したがって、被貼付物たる容器Aの回転
する速度と同じ速度でシール材連続体Rが移送される。
そして、剥離プレート36によってシール材Lが剥離さ
れ、シール材Lが容器Aの胴体A1と蓋A2との境目に
向かって繰り出される。繰り出されたシール材Lは、駆
動ローラ54、第1の可動ローラ56a、および第2の
可動ローラ56bの順番に、容器Aの胴体A1と蓋A2
との境目を覆うようにして順次押圧され貼付されてい
く。そして、一枚のシール材Lがシール材連続体Rから
完全に剥離され、繰り出された後、次のシール材Lがシ
ール材検知センサ38によって検知される。その信号を
受けた制御回路は、クラッチ72に信号を送り、クラッ
チ72をクラッチプーリ74の回転から切り離す。する
と、移送ローラ軸42の回転が停止され、移送ローラ4
0および巻取りローラ50の回転が停止されるので、シ
ール材連続体Rの移送も停止される。
【0064】容器Aは、引き続き保持手段52によって
保持されつつ回転される。その回転に伴い図11(A)
に示すように、容器Aの胴体A1と蓋A2との境目の上
に、シール材Lが駆動ローラ54、第1の可動ローラ5
6aおよび第2の可動ローラ56bによってぐるりと巻
き付くようにして貼付される。そして、容器Aが、すく
なくとも一回転してシール材Lがその全長にわたって貼
付された後、図11(B)に示すように、加熱装置10
2による加熱が開始される。すなわち、シール材検知セ
ンサ38によって次のシール材Lが検知されてから、所
定の時間が経過した後に加熱装置102に送電すること
により、シール材Lへ向けて熱風が送風されて加熱が開
始される。このタイミングは、タイマ116によって使
用者が設定でき、設定値に基づいて制御回路によって計
られる。
【0065】加熱装置102によって加熱されることに
より、シール材Sは、図11(C)および図11(D)
に示すように、長手方向に加熱収縮して、容器Aの胴体
A1と蓋A2との境目に密着することとなる。この加熱
は、容器Aを回転させながら均一に万遍なく行う。そし
て、所定の回数(最低1回)容器Aが回転し、充分にシ
ール材Lが加熱収縮し、シュリンク包装が完成した時点
で、加熱および回転は停止される。このタイミングも、
制御回路によって計られる。
【0066】次に、第1の小型DCモータ62が駆動さ
れて、かさ歯車60a,60bの働きにより、第1の揺
動腕58aが軸58a1を中心として被貼付物たる容器
Aから離れる方向へと回転する。そして、第1の揺動腕
58aが、スプリング68によってストッパ棒63の方
向へと付勢される。そのため、第1の揺動腕58aは、
ストッパ棒63に当接してそれ以上回転しない。同時
に、連続板64が引き戻され、第2の揺動腕58bが、
軸58b1を中心として被貼付物たる容器Aから離れる
方向へと回転する。したがって、再び図3および図5に
実線で示すように、第1の可動ローラ56aと第2の可
動ローラ56bとの間が大きく開いた状態となる。そし
て、使用者は、第1の可動ローラ56aと第2の可動ロ
ーラ56bとの間からシュリンク包装済の容器Aを取り
出すことができる。
【0067】このように、このシール材貼付装置10に
よれば、シール材Lを被貼付物たる容器Aの円周方向に
ぐるりと巻き付けるようにして確実にかつ能率良く貼付
し、容器Aを密閉することができる。また、このシール
材貼付装置10によれば、汎用性の高い加熱収縮性のシ
ール材を被貼付物に巻き付けるようにして貼付した後、
加熱して被貼付物をシュリンク包装するので、様々な外
径の被貼付物に対応することができる。さらに、このシ
ール材貼付装置10によれば、保持手段52によって、
被貼付物たる容器Aを保持して回転させるので、たとえ
ば円筒状、角筒状などどのような形状の胴体A1の被貼
付物にも適用することができる。
【0068】さらに、このシール材貼付装置10によれ
ば、誰にでも容易にシュリンク包装をすることができ
る。そして、加熱収縮性のシール材Lによって、容器A
の蓋A2と胴体A1とを、簡単にはずれることのないよ
う留め付け、密封することができる。また、このシール
材貼付装置10は、小型で載置スペースをとらず、持ち
運びも比較的容易である。さらに、加熱収縮性のシール
材を貼付した後、加熱収縮させるので、従来のシュリン
クキャップのようなプレフォーム工程が不要である。そ
のため、この発明は、小ロットのシュリンク包装に適し
ており、多品種小量生産への対応が容易である。
【0069】また、このシール材貼付装置10によれ
ば、平面略円形の側壁面を有する被貼付物の側壁面の円
周方向に間隔を隔てて複数配置される保持手段の駆動ロ
ーラ54、第1の可動ローラ56aおよび第2の可動ロ
ーラ56bによって被貼付物を保持し、かつその駆動ロ
ーラ54により被貼付物を回転させる。そのため、たと
えば平面円形の蓋A2などのように、被貼付物が保持手
段52によって保持し得る平面略円形の側壁面を有すれ
ば、それ以外の部分の胴体A1の形状がどのような形状
であっても、シール材Lを平面略円形の側壁面にぐるり
と巻き付けるようにして貼付し、その後加熱してシュリ
ンク包装することができる。したがって、このシール材
貼付装置10は、円筒状の瓶に限らず、角瓶などに対し
てもその平面略円形の蓋A2の円周方向にぐるりと巻き
付けるようにしてシール材Lを貼付することができる。
【0070】また、このシール材貼付装置10によれ
ば、駆動ローラ54、第1の可動ローラ56aおよび第
2の可動ローラ56bによって、被貼付物の平面略円形
の被貼付物を保持しながら、そのローラによって被貼付
物を回転させるとともに、シール材Lを被貼付物に対し
て押圧する。したがって、このシール材貼付装置10
は、別部材として押圧ローラ等が必要でなく、構造を簡
略化でき、装置を小型化することができる。
【0071】さらに、このシール材貼付装置10によれ
ば、一つの被貼付物に対してシール材Lを一枚のみ繰り
出して貼付することができる。したがって、シール材L
を二度貼りする不都合が無くなる。
【0072】さらに、このシール材貼付装置10によれ
ば、副ローラとしての第1の可動ローラ56aおよび第
2の可動ローラ56bが変位自在に設けられるので、被
貼付物を保持手段にセットしたり取り出したりしやす
い。そのため、使用者は、このシール材貼付装置10を
用いて能率的にシール材貼付作業を行うことができる。
【0073】さらに、このシール材貼付装置10によれ
ば、加熱収縮性のシール材Lを被貼付物の平面略円形の
側壁面に巻き付けるようにして貼付した後、加熱装置1
02によって加熱することにより、被貼付物をシュリン
ク包装することができる。この場合、シール材Lを被貼
付物の蓋A2と胴体A1との境目の上に沿って貼付した
後、加熱収縮させれば、蓋A2と胴体A1との境目を密
封しながらシュリンク包装することができる。また、こ
のシール材貼付装置10によれば、熱風によってシール
材Lを加熱するので、加熱収縮性のシール材を所定の温
度で均一に加熱することができる。
【0074】さらに、このシール材貼付装置10によれ
ば、シール材Lが被貼付物にぐるりと巻き付くようにし
て完全に貼付された後に加熱装置102による加熱が開
始される。そのため、シール材Lが均一に加熱され、き
れいに収縮するので、シュリンク包装を確実にすること
ができる。
【0075】さらに、このシール材貼付装置10によれ
ば、支持手段としての可動テーブル16によって、被貼
付物の底部が支持される。そのため、保持手段による回
転中に被貼付物が安定的に保持される。したがって、シ
ール材Lの貼付位置の位置ずれなどがおこりにくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態の一例を示す斜視図であ
る。
【図2】図1に示すシール材貼付装置の内部の要部を示
す斜視図である。
【図3】図1に示すシール材貼付装置の内部の要部を別
の角度からみた状況を示す斜視図である。
【図4】図1に示すシール材貼付装置のシール材移送系
統および加熱手段を平面から見た図解図である。
【図5】図1に示すシール材貼付装置の保持手段および
駆動系統を平面から見た図解図である。
【図6】図1に示すシール材貼付装置の保持手段を正面
から見た図解図である。
【図7】図1に示すシール材貼付装置の駆動系統を側面
から見た図解図である。
【図8】図1に示すシール材貼付装置の支持手段を側面
から見た図解図である。
【図9】図8に示す支持手段を平面から見た図解図であ
る。
【図10】図1に示すシール材貼付装置に用いられるシ
ール材の一例を示す平面図である。
【図11】(A)は、図1に示すシール材貼付装置によ
ってシール材が巻き付けられるようにして貼付される状
態を示す図解図である。(B)は、図1に示すシール材
貼付装置によってシール材が加熱される状態を示す図解
図である。(C)は、図1に示すシール材貼付装置によ
って、シール材が加熱収縮する状態を示す図解図であ
る。(D)は、シール材が加熱収縮して貼付が完了した
状態を示す図解図である。
【図12】(a)は、この発明の背景となりかつこの発
明が適用される容器をシュリンク包装する直前の状況を
示す斜視図である。(b)は、容器をシュリンク包装し
た状況を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 シール材貼付装置 12 筐体 14 正面板 14a 目盛り 16 可動テーブル 16a 指示針 18 後部箱 20 上部箱 20a カバー 20b 窓部 22 第1の基板 24 第2の基板 26 柱部材 28 第3の基板 30 柱部材 32 供給リール 32a リール軸 34 ローラ 36 剥離プレート 38 シール材検知センサ 40 移送ローラ 41 ローラ 42 移送ローラ軸 44 ピンチローラ 46 支持部材 48 バネ 50 巻取りローラ 52 保持手段 54 駆動ローラ 56a,56b 第1の可動ローラ 58a,58b 第1の揺動腕、第2の揺動腕 60a,60b かさ歯車 62 第1の小型DCモータ 64 連結板 66 金具 68 スプリング 70 センサ 72 クラッチ 74 クラッチプーリ 76 駆動モータ 78 固定軸 80 第1のプーリ 82 アイドルプーリ 84 伝達ベルト 86 第2のプーリ 88 連結軸 90 第3のプーリ 92 第4のプーリ 94 第2の伝達ベルト 96 第5のプーリ 98 第6のプーリ 100 第3の伝達ベルト 102 加熱装置 104 筒体 106 送風ファン 108 加熱ヒータ 110 送風口 112 電源スイッチ 114 タイマ 116 第2の小型DCモータ 118 固定棒 120,122 かさ歯車 124 中心軸 126,128 取り付け金具 130 ストッパ 132 フォーク体 134 ガイドポスト R シール材連続体 S 剥離シート L シール材 A 容器

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面略円形の側壁面を有する被貼付物に
    所定の幅長の加熱収縮性のシール材をぐるりと巻き付け
    るようにして貼付し、引き続き前記シール材を加熱する
    ことにより前記被貼付物をシュリンク包装するシール材
    貼付装置であって、 前記側壁面の円周方向に間隔を隔てて複数配置されるロ
    ーラによって前記被貼付物を保持し、かつ前記ローラを
    回転させることにより前記被貼付物を円周方向へ回転さ
    せる保持手段を含む、シール材貼付装置。
  2. 【請求項2】 平面略円形の側壁面を有する被貼付物の
    前記側壁面の円周方向に間隔を隔てて複数配置されるロ
    ーラによって前記被貼付物を保持し、かつ前記ローラを
    回転させることによって前記被貼付物を円周方向へ回転
    させる保持手段、 シール材が細長い剥離シートに連続的かつ間欠的に仮着
    され形成されたシール材連続体を、前記被貼付物の回転
    する速度と同じ速度で移送するための移送手段、および
    前記被貼付物の近傍に配置され、前記移送手段によって
    移送される前記シール材連続体の前記剥離シートのみを
    折り返し、前記シール材のみを略々直進させることによ
    り、前記シール材を前記剥離シートから剥離して前記被
    貼付物と前記保持手段の前記ローラとの間へと繰り出す
    ための剥離手段を含むシール材貼付装置であって、 前記剥離手段によって繰り出された前記シール材を、前
    記被貼付物に対して前記保持手段の前記ローラによって
    押圧することを特徴とする、シール材貼付装置。
  3. 【請求項3】 前記保持手段は、前記ローラを回転させ
    るための駆動モータを含み、 前記駆動モータの駆動力は、前記保持手段の前記ローラ
    の回転と連動して前記シール材連続体を移送するために
    クラッチを介して前記移送手段に伝達され、 一枚の前記シール材が剥離され繰り出された後、前記ク
    ラッチの接続が切り離されて、前記シール材連続体の移
    送が停止される、請求項2に記載のシール材貼付装置。
  4. 【請求項4】 前記保持手段は、駆動モータによって駆
    動され、被貼付物を回転させる主ローラ、および固定的
    に配置される主ローラに対向して変位自在に設けられ、
    前記シール材貼付時には主ローラの方へ変位し、主ロー
    ラと協働して被貼付物を回転させつつ保持するための副
    ローラを含む、請求項2または請求項3のシール材貼付
    装置。
  5. 【請求項5】 前記保持手段によって保持され回転され
    た前記被貼付物の近傍に配置され、シュリンク包装のた
    めの加熱収縮性のシール材を加熱収縮させるための加熱
    手段を含み、 前記加熱手段は、前記保持手段によって保持され回転さ
    れた前記被貼付物の近傍に配置され、前記シール材に向
    けて熱風を送り出すための送風口を有する筐体と、 前記筐体内部に収納され、前記送風口へ向けて送風する
    送風装置と、 前記送風口と前記送風装置との間に配置され、前記送風
    装置によって送風された空気を加熱するためのヒータと
    を含む、請求項2ないし請求項4のいずれかに記載のシ
    ール材貼付装置。
  6. 【請求項6】 前記加熱手段は、シュリンク包装のため
    の加熱収縮性の前記シール材が、前記被貼付物の円周方
    向に延びるシール材を貼付すべき部分にぐるりと巻き付
    くように貼付された後、前記シール材に対する加熱を開
    始し、前記容器が少なくとも1回転した後に加熱を停止
    する、請求項5に記載のシール材貼付装置。
  7. 【請求項7】 前記保持手段によって保持された前記被
    貼付物の底部を支持するための支持手段を含み、 前記支持手段は、前記被貼付物の高さに対応するため
    に、前記被貼付物の高さ方向に変位自在に設けられる、
    請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のシール材貼
    付装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007074183A (ja) * 2005-09-06 2007-03-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 弾性体シートの貼付装置およびその方法

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