JP3763236B2 - 画像形成装置及びその制御方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、電子写真法を適用した複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置及びその制御方法に関し、特に、原稿サイズを自動的に検出し、原稿サイズに対応した転写材を自動的に選択して画像を形成するデジタル方式の画像形成装置及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、原稿画像を読み取り、読み取った画像データに基づいて画像形成を行うデジタル方式の画像形成装置が使用されるに至っている。この種の画像形成装置では、原稿画像がCCD撮像素子等により読み取られ、読み取られた画像データが一旦メモリに蓄えられる。そして、メモリに蓄えられた画像データは、ユーザーの要求に応じて、画像の縮小、拡大、及び回転などの画像処理が施された後に出力され、感光体上に潜像が形成され、次いで現像剤により現像されてトナー像とされ、このトナー像を所定の転写材に転写し、画像形成される。
【0003】
また、画像形成動作を開始するに当たっては、原稿のサイズに適したメモリ領域が予め設定された後に、画像の読み取りや転写材の給紙等に始まる画像形成動作が開始されるようになっている。
【0004】
これに対して画像形成において生産性を向上するには、画像読み取り中に、原稿サイズ情報から原稿サイズに適するサイズの転写材を選択し、予め転写材の給紙を開始し、給紙部のレジストローラの位置にて待機せしめることが有効である。従って、デジタル方式の画像形成装置において生産性を向上するには、原稿サイズや転写材サイズが予め検出または設定されていることが前提となる。ただし、転写材サイズについては、原稿サイズ情報から自動選択することも可能であり、原稿サイズの検出が重要な要素となっている。
【0005】
一方、画像形成装置には、ユーザーが原稿を1枚毎にプラテン上にセットする煩わしさを解消するために自動原稿給送装置が設けられており、ユーザーは複数枚の原稿を載置トレイにセットするだで簡単に複写できるようになっている。更に、各種原稿に対応する原稿モードが設けられており、例えば、同一サイズ、且つ定型サイズの原稿のみにて画像形成を行う同系列原稿モード、不定型サイズの原稿や異なるサイズの原稿を混載して画像形成を行う異系列混載原稿モード等が適用されている。
【0006】
このような自動原稿給送装置を設けてなる画像形成装置においては、原稿サイズを自動的に検知し、対応する転写材を自動的に選択して画像形成がなされるようになっている。
【0007】
前記した原稿サイズを検知する方法には各種の方法が知られており、第1の方法としては、従来のアナログ方式の複写機において多用されているものであり、原稿を載置して画像の露光を行うためのプラテン上に原稿を搬送してプラテン上にて露光光源を利用して原稿サイズを検知する方法である。この第1の方法においては、自動原稿給送装置からプラテン上まで原稿を搬送した後に原稿サイズを検知することから、原稿をプラテン上まで搬送する時間を必要とし、画像形成を開始するまでの時間が遅くなり、複写の生産性が低下してしまうという問題がある。
【0008】
第2の方法は、原稿載置トレイ上の横幅規制板の位置により原稿の横幅を検知し、原稿を給送して先端と後端を検知することで搬送方向の長さ(縦)を検知することで、原稿サイズを検知する方法である。この第2の方法においては、搬送路に原稿サイズを検知するセンサを設けることから、原稿を給紙して全長の長さ(縦)だけ送り込んだ後でなければ原稿サイズが検知できず、第1の方法に比ベると僅かに改善されているものの本質的改善には到らず、第1の方法と同様に、原稿を搬送する時間を必要とし、画像形成を開始するまでの時間が遅くなり、複写の生産性が低下してしまうという問題がある。
【0009】
前記第1及び第2の問題点を解消する第3の方法として、本出願人等は先に、原稿載置トレイ上で縦横の原稿サイズを検知することで、直ちに画像形成を開始して高い生産性で複写できる方法を提案して前記第1及び第2の方法の欠点を解消し、複写の生産性の向上を図った。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、本発明者等が信頼性という観点から更に鋭意検討を重ねる中で、前記した原稿サイズ検知においては新たな問題を有することが判明した。即ち、ユーザーが複数枚の原稿を原稿載置トレイに載置する場合に、必ずしも全ての原稿を寸分の狂いもなく揃えて正しく載置するとは限らないということである。このため不揃いに原稿が載置された場合には、不揃いの原稿がそれよりサイズの大きい原稿を検知するセンサに検知され、縦、又は横の長さが本来のサイズより大きく検知されてしまって、定型サイズであることを検知できなくなってしまう。例えば、原稿サイズ検知において、各定型サイズに対応した原稿検知センサを配置することで原稿のサイズを検知するようにしているような場合、A4Rサイズの原稿を載置した時に、横幅がA4Rサイズの横と検知できても、長さ方向がA4Rサイズより長いB4サイズの縦と検知されると、横がA4Rサイズで縦がB4サイズと検知されることとなり、A4Rのサイズの所定の定型サイズであることを検知できない。
【0011】
この時に同系列原稿モードが設定されていると、定型サイズの転写材の中から対応するサイズの転写材の選択ができず、画像形成動作を中止しなければならなくなる。また、不定型サイズの原稿にて同系列原稿モードが設定されている場合も同様に画像形成動作を開始できず、中止しなければならなくなってしまう。
【0012】
他方、画像形成の生産性において、同一サイズの原稿である場合は、1枚目の原稿サイズ情報があれば2枚目以降の原稿サイズを検知せず、同様のサイズと見なして原稿サイズ検知工程及び転写材の自動選択の工程を省略し、給紙動作を早期に開始できることから画像形成の生産性を高くすることができる。しかしながら、異種の原稿サイズを対象とする異系列原稿モードを実行した場合には同一サイズの原稿であっても1枚毎に原稿サイズを検知して画像形成を行う必要があり、早期に転写材の給紙をできないため画像形成の生産性が低下するという問題が発生してしまう。
【0013】
従って、この発明の目的は、上述した問題を解決したものであって、原稿載置トレイ上に不揃いに原稿が載置されたために原稿サイズが定型サイズであることを第1原稿サイズ検知手段により検知できない場合においても、画像形成を中止することなく画像形成を可能とする画像形成装置及びその制御方法を提供することにある。また、この発明の他の目的は、同一サイズの原稿を載置しても不揃いなために定型サイズであることを検知できない場合においては、画像形成装置を停止することなく、原稿サイズを検知して画像形成を可能とする画像形成装置及びその制御方法を提供することにある。また、この発明の他の目的は、定型の同一サイズの原稿を載置した場合には、不揃いに載置した場合においても、揃えて載置した時と同様に高い生産性で複写できる画像形成装置及びその制御方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決し、かつ目的を達成するために、この発明は、以下のように構成した。
【0015】
請求項1記載の発明は、『原稿載置トレイと、この原稿載置トレイに載置した状態で原稿のサイズを検出する第1原稿サイズ検知手段と、前記原稿を給紙し給紙された前記原稿のサイズを検出する第2原稿サイズ検知手段と、原稿画像を読み取る原稿読み取り部とを有する自動原稿給紙装置と、転写材給紙手段を有する画像形成部とを備えてなる画像形成装置であって、前記第1原稿サイズ検知手段により検出された原稿サイズ情報が定型サイズである場合は、該当するサイズの転写材の選択と給紙を行い、前記第1原稿サイズ検知手段により検出された原稿サイズ情報が定型サイズでない場合は、前記第2原稿サイズ検知手段により原稿サイズを検出し、該当するサイズの転写材の選択と給紙を行うように制御する制御手段を設けてなることを特徴とする画像形成装置。』である。
【0016】
この請求項1記載の発明の画像形成装置によれば、例えば定型サイズで同一サイズの原稿を不揃いに載置したために、原稿載置トレイに設けた第1原稿サイズ検知手段により定型サイズの原稿であることを検知できない場合にも、第2原稿サイズ検知手段により原稿サイズを再度検知して定型サイズであることを検知することで、原稿サイズの誤検知による画像形成を停止せず、不揃いに原稿が載置された時にも生産性の高い画像形成を可能とすることができる。
【0017】
請求項2記載の発明は、『原稿載置トレイと、この原稿載置トレイに載置した状態で原稿のサイズを検出する第1原稿サイズ検知手段と、前記原稿を給紙し給紙された前記原稿のサイズを検出する第2原稿サイズ検知手段と、原稿画像を読み取る原稿読み取り部とを有する自動原稿給紙装置と、転写材給紙手段を有する画像形成部と、原稿サイズ情報に基づき該当する転写材の選択と給紙を行うように制御する制御手段とを備えてなる画像形成装置の制御方法であって、前記第1原稿サイズ検知手段により検出された原稿サイズ情報が定型サイズである場合は、該当するサイズの転写材の選択と給紙を行い、前記第1原稿サイズ検知手段により検出された原稿サイズ情報が定型サイズでない場合は、前記第2原稿サイズ検知手段により原稿サイズを検出し、該当するサイズの転写材の選択と給紙を行うように制御することを特徴とする画像形成装置の制御方法。』である。
【0018】
この請求項2記載の発明の画像形成装置の制御方法によれば、例えば定型サイズで同一サイズの原稿を不揃いに載置したために、原稿載置トレイに設けた第1原稿サイズ検知手段により定型サイズの原稿であることを検知できない場合にも、第2原稿サイズ検知手段により原稿サイズを再度検知して定型サイズであることを検知することで、原稿サイズの誤検知による画像形成を停止せず、不揃いに原稿が載置された時にも生産性の高い画像形成を可能とすることができる。
【0019】
請求項3記載の発明は、『原稿載置トレイと、この原稿載置トレイに載置した状態で原稿のサイズを検出する第1原稿サイズ検知手段と、前記原稿載置トレイから給紙された前記原稿のサイズを検出する第2原稿サイズ検知手段と、原稿画像を読み取る原稿読み取り部とを有する自動原稿給紙装置と、転写材給紙手段を有する画像形成部と、原稿サイズ情報に基づき該当する転写材の選択と給紙を行うように制御する制御手段とを備えてなる画像形成装置の制御方法であって、同系列原稿モードと異系列原稿モードを選択する原稿選択手段を操作部に備えてなり、前記制御手段は、前記同系列原稿モードが選択されている場合は、前記第1原稿サイズ検知手段により検出された原稿サイズ情報に基づき転写材の選択と給紙を行い、前記異系列モードが選択されている場合は、それぞれの原稿毎に第2原稿サイズ検知手段により原稿サイズを検出し、該当するサイズの転写材の選択と給紙を行い、前記第1原稿サイズ検知手段により検出された原稿サイズが定型サイズでない場合は、異系列原稿モードにモードを切り換えて、第2原稿サイズ検知手段により原稿サイズを検知して画像形成を行うように制御することを特徴とする画像形成装置の制御方法。』である。
【0020】
この請求項3記載の発明の画像形成装置の制御方法によれば、同系列原稿モードを選択しているにもかかわらず、例えば定型サイズで同一サイズの原稿を不揃いに載置したために、原稿載置トレイに設けた第1原稿サイズ検知手段により定型サイズの原稿であることを検知できない場合にも、異系列原稿モードに自動的に切り換えて、第2原稿サイズ検知手段により原稿サイズを検知することができ、原稿サイズの誤検知による画像形成の停止を招くことなく、同系列原稿モードを選択していれば、不揃いに原稿が載置された時にも画像形成を可能とすることができる。
【0021】
請求項4記載の発明は、『原稿載置トレイと、この原稿載置トレイに載置した状態で原稿のサイズを検出する第1原稿サイズ検知手段と、前記原稿を給紙し給紙された前記原稿のサイズを検出する第2原稿サイズ検知手段と、原稿画像を読み取る原稿読み取り部を有する自動原稿給紙装置と、転写材給紙手段を有する画像形成部と、原稿サイズ情報に基づき該当する転写材の選択と給紙を行うように制御する制御手段とを備えてなる画像形成装置の制御方法であって、前記制御手段は、前記第1原稿サイズ検知手段により検出された原稿サイズが定型サイズである場合は、この定型サイズに対応する転写材の選択と給紙を行い、前記第1原稿サイズ検知手段により検出された原稿サイズが定型サイズでない場合は、第2原稿サイズ検知手段により1枚目の原稿のサイズを検知し、前記1枚目の原稿サイズが定型サイズである場合は、2枚目以降の原稿サイズの検知を行わず、1枚目の原稿サイズ情報により選択された転写材を給紙するように制御することを特徴とする画像形成装置の制御方法。』である。
【0022】
この請求項4記載の発明の画像形成装置の制御方法によれば、原稿載置トレイに設けた第1原稿サイズ検知手段により定型サイズの原稿であることを検知できない場合にも、第2原稿サイズ検知手段により原稿サイズを再度検知することで原稿サイズの誤検知を解消して画像形成を可能とすると共に同系列原稿モードを選択している場合には、2枚目以降の原稿サイズ検知を省略することで、高い生産性で複写できる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の画像形成装置及びその制御方法の実施の形態を図面に基づいて説明するが、この発明はこの実施の形態に限定されない。
【0024】
図1はこの発明に係わる画像形成装置の断面構成図、図2は原稿給紙部のセンサの配置及び原稿の配置状態を示す図、図3は画像形成装置の構成を示すブロック図である。この画像形成装置1は、操作部80、自動原稿給送装置(ADF)2、原稿読み取り部3、画像処理部7、画像書込み部4、転写材給紙手段を有する画像形成部5、給紙部6とから構成される。
【0025】
操作部80は、スイッチ、テンキー及び液晶タッチパネル等が配置され、枚数、変倍、コピー濃度、両面複写、転写材サイズ選択、スタート等の所望の画像形成の条件を入力することができる。
【0026】
自動原稿給送装置2は、原稿載置トレイ200、給紙ローラ201、分離ローラ202を有する原稿給紙部203と、原稿給紙部203から給紙された原稿dの曲がりの修正及びタイミングをとるレジストセンサS5、レジストローラ210を有するレジスト部211と、原稿読み取り位置230へ搬送する搬送ローラ220、回転ドラム221を有する搬送部222と、原稿読み取り位置230と、反転ローラ240を有する原稿反転部241と、排紙ローラ250、排紙トレイ260とを有し、原稿給紙部203の原稿載置トレイ200に載置された原稿dを原稿読み取り位置230へ順次搬送して原稿dの読み取りを行い、排紙トレイ260ヘ排出する。
【0027】
また、両面の読み取りを行う場合は、第1面(表面)の読み取りの後に、原稿反転部241により反転して再度原稿読み取り位置230へ搬送し、第2面(裏面)の読み取りを行ってから排紙トレイ260ヘ排出される。
【0028】
原稿給紙部203の原稿載置トレイ200には、図2(a)に示すように原稿dの有無を検知するエンプティセンサで構成される原稿検知センサS0と、載置した状態で原稿サイズを検出するための第1原稿サイズ検知手段である第1原稿サイズ検知センサS1が設けられている。第1原稿サイズ検知センサS1は、搬送方向に垂直な方向の原稿の幅を検出するための原稿幅検知センサS11と、搬送方向における原稿の長さを検出するための原稿長さ検知センサS12とから構成されている。
【0029】
原稿幅検知センサS11は、原稿載置トレイ200の両側に原稿を規制して揃えるための規制板265を原稿搬送方向に対して垂直な方向に移動可能に設け、この規制板265にプレート261を設けるプレートの対向する側にはラック262が形成され、このラック262は回転軸263のピニオン264に噛み合っている。規制板265を原稿dの幅に応じて原稿幅方向に移動させることにより、プレート261を介して回転軸263が回転し、この回転量を原稿幅検知センサS11で検出する。原稿幅検知センサS11は例えばロータリボリュームで構成する。原稿載置トレイ200に設けられる原稿長さ検知センサS12は、給紙方向の所定位置に配置される複数の原稿長さ検知センサS12a〜S12cから構成されている。
【0030】
この実施例では、原稿長さ検知センサS12a〜S12cを3個配置している。原稿長さ検知センサS12a〜S12cは、例えばリミットスィッチや光センサ等で構成され、この実施の形態では、原稿幅検知センサS11と原稿長さ検知センサS12a〜S12cとで第1原稿サイズ検知センサS1を構成しており、原稿幅情報と原稿長さ情報から原稿のサイズを検出し画像形成装置の制御情報としている。第1原稿サイズ検知センサS1による原稿サイズの検知方法を図2(b)により具体的に説明する。
【0031】
図2(b)に示すように、原稿長さ検知センサS12aだけがオンしていると、原稿幅検知センサS11の原稿幅情報に基づき原稿のサイズをB5かA4のサイズかに判定する。また、原稿長さ検知センサS12a、S12bがオンしていると、原稿幅検知センサS11の原稿幅情報に基づき原稿のサイズをB5RかA4Rのサイズかに判定する。更に、原稿長さ検知センサS12a、S12b、S12cがオンしていると原稿幅検知センサS11の原稿幅情報に基づき原稿のサイズをB4かA3のサイズかに判定する。
【0032】
このように第1原稿サイズ検知センサS1は、原稿幅検知センサS11と原稿長さ検知センサS12a〜S12cとから構成され、原稿載置トレイ200に載置された原稿のサイズを載置した状態で簡単且つ確実に検知することができる。原稿載置トレイ200の下流側には、給紙ローラ201及び分離ローラ202が順に配置されている。給紙ローラ201は通常待機状態にあり、給紙クラッチの作動により待機位置から給紙位置へ移動し、所定タイミングで回転して原稿dを給紙する。分離ローラ202は分離パッド202aに対向して配置され、原稿dが複数枚送り出されないように1枚だけ分離して給紙する。
【0033】
原稿給紙部203の下流には、ドラム状の回転ドラム221、搬送ローラ220が配置され、ドラム状の回転ドラム221の周りに搬送ローラ220、レジストローラ210が配置されこれらの駆動により原稿dが読み取り位置230へ搬送される。レジストローラ210の近傍の下流には、原稿検知センサS6が設けられ、原稿読み取りセンサ及び原稿サイズを検知する第2原稿サイズ検知手段である第2原稿サイズ検知センサS2を兼ねる。原稿検知センサS6から構成される原稿読み取りセンサにより原稿dの先端が検知されると、原稿読み取りトリガ信号が出力される。原稿dは先端が原稿読み取りセンサにて検知され、所定時間後にレジストローラ210に到達したところで一旦停止し、待機状態となる。制御部から読み取り開始信号がくると、原稿dの搬送を再開し、読み取り位置230を通過するときに、読み取り手段により原稿の画像が読み取られる。
【0034】
また、原稿検知センサS6から構成される第2原稿サイズ検知センサS2は、原稿dの先端及び後端の検知を行うことで、原稿dの搬送方向に対応する原稿長さを検知する。また、定型サイズの原稿の幅に対応する位置に、それぞれセンサを配置することで原稿の幅を検知することができる。また、原稿検知センサS6から構成される第2原稿サイズ検知センサS2にラインセンサを用いると原稿の幅、及び長さを検知することができるため好ましい。
【0035】
第2原稿サイズ検知センサS2により原稿サイズを検知する場合は、原稿の後端が第2原稿サイズ検知センサS2を通過するまで一度送り込んだ後に、原稿検知センサS6で先端が検知されるまでスイッチバックせしめ、再度レジストローラ210の位置まで送り込んで待機状態となる。読み取り開始信号がくると、レジストローラ210から再度送り込み原稿を読み取る。読み取りが終わった原稿は、排紙トレイ260に排出される。両面原稿の場合は、原稿反転部241の反転ローラ240によりスイッチバック反転され、再度原稿読み取り位置230に搬送されて裏面の読み取りを行った後に排紙トレイ260に排出される。
【0036】
原稿読み取り部3は、原稿を移動せしめながら読みとりの露光を行うプラテンガラス300、原稿を載置して読み取りのための露光を行うプラテンガラス301、光源302、ミラー303,304,305、結像光学系306、CCDからなる撮像素子307、及び光学駆動系で構成されている。原稿読み取り部3では、キセノンランプからなる光源302からプラテンガラス300,301上の原稿dに光が照射され、この反射光はミラー303,304,305に導かれ結像光学系306を介してCCD撮像素子307に取り込まれる。
【0037】
これによりCCD撮像素子307の受光面に原稿dの画像が結像される。ここでプラテンガラス301上に原稿が載置された場合は、光学駆動系がプラテンガラス301に沿って原稿を走査することで、CCD撮像素子307により画像が読み込まれる。また、自動原稿給紙装置2により原稿を自動給紙する場合は、プラテンガラス300の下に光源302とミラー303,304,305が固定された状態で、原稿を搬送しながらCCD撮像素子307により画像が読み込まれる。原稿読み取り部3により読み取られた画像データは、画像処理部7で所定の画像処理が行われた後に、記憶部8に記憶される。
【0038】
給紙部6には、給紙トレイ41A〜41Dが設けられ、給紙トレイ41A〜41Dには各種サイズの転写材Pが収納されている。前記第1または第2原稿サイズ検知センサS1、S2からの情報により自動選択されたサイズの転写材が給紙トレイ41A〜41Dの何れかから繰り出され、画像形成部5に給送される。
【0039】
画像形成部5は、画像信号が画像書込み部4に入力されると画像記録動作を開始する。すなわち、感光体ドラム31は矢印のように時計方向に回転し、除電された後、帯電器32により電荷を与えられているので、画像書込み部4によりレーザビームによって感光体ドラム31上には原稿dの像に対応した静電潜像が形成される。その後、感光体ドラム31上の前記静電的な潜像は、現像器33の現像剤によって反転現像が行われ可視のトナー像となる。
【0040】
一方、給紙部6に装填された給紙カセット41A〜41Dからは前記第1または第2原稿サイズ検知センサS1、S2からの情報により自動選択されたサイズの転写材Pを1枚ずつ搬出ローラ42A〜42Dによって搬出し、搬出ローラ43を介して画像の転写部34に向かって給紙する。給紙された転写材Pは、感光体ドラム31上のトナー像と同期して作動するレジストローラ44によって感光体ドラム31上に送出される。この転写材Pには、転写器34の作用により、感光体ドラム31上のトナー像が転写され、感光体ドラム31上から分離されたのち、搬送ベルト45を経て定着装置37へ送られ、溶融定着された後、排紙ローラ38により装置外のトレイ54へ排出される。
【0041】
感光体ドラム31はさらに回転を続け、その表面に転写されずに残留したトナーは、クリーニング装置39において除去清掃され、再び除電された後帯電器32により一様に電荷の付与を受けて、次回の画像形成のプロセスに入る。
【0042】
給紙部6には、反転部46が備えられ、定着された転写材Pは、ガイド47を介して下方に搬送され、反転部46に入る。次に、反転部46に入っている転写材Pは、反転ローラ48により再度繰り出され、反転搬送路49を介して再度画像形成部5に送られ、次の画像形成が行なわれる。
【0043】
次に、この発明の制御について説明する。図3は制御の概略ブロック図である。操作部80のタッチパネル表示には、原稿の種類に対応した原稿モードを選択するための原稿モード選択手段80aが配置されている。原稿モードには、同系列原稿モードと異系列原稿モードが選択可能であり、電源投入直後の標準状態では、同系列原稿モードが設定されている。ユーザーはタッチパネルから選択することで原稿モードを設定できる。即ち、同一のサイズの原稿のみを対象とする同系列原稿モードとサイズの異なる複数枚の混載された原稿を対象とする異系列混載原稿モードとを有する。
【0044】
画像形成動作の開始においては、原稿モードが判定され、操作部80にて選択されている原稿モードにより画像形成が行われる。同系列原稿モードが選択されている場合には、自動原稿給紙装置2の原稿載置トレイ200に設けられた第1原稿サイズ検知センサS1により原稿サイズが検知され、この原稿サイズ情報に従って、メモリ領域の確保、及び原稿サイズに合わせた転写材及び給紙トレイの選択がなされる。この同系列モードが設定されている場合には、全ての原稿のサイズが同一であることから、2枚目以降の原稿に対しては原稿サイズ検知を行わず、1枚目の原稿サイズと同様とみなして1枚目と同様の転写材の自動選択、及びメモリ領域の確保がなされ、連続して画像形成が行われる(高生産性モード)ようになっている。このように2枚目以降の原稿サイズ検知を省略して連続的に画像形成を行うことで、画像形成時間を短縮でき、高い生産性を得ることができる点で好ましい。
【0045】
一方、異系列混載原稿モードでは、異なるサイズの原稿を対象とするため、複数枚の原稿を1枚毎に原稿サイズ検知を行い、この検知情報に従って原稿毎に転写材を自動的に選択するようにしている。このため、載置状態の原稿サイズを検知する第1原稿サイズ検知センサS1では1枚毎の原稿サイズを検知できないため、1枚毎に原稿サイズを検知するための第2原稿サイズ検知センサS2により原稿サイズを検知する。この第2原稿サイズ検知センサS2は自動原稿給紙装置2の搬送路に設けられ、1枚毎の原稿の給紙搬送中に原稿サイズを検知するようにしている。自動原稿給紙装置2の原稿載置トレイ200に載置された原稿dは、最上面の原稿から1枚ずつ順次自動給紙され読み取り部にて画像が読み取られた後に排紙トレイ260に表面を下側に向けて排紙される。制御手段を構成する制御部20には、原稿検知センサS0、第1原稿サイズ検知センサS1を構成する原稿幅検知センサS11及び3個の原稿長さ検知センサS12(S12a〜S12c)、分離センサS4、レジストセンサS5、原稿検知センサS6(第2原稿サイズ検知センサS2)、反転センサS7、及び排出センサS8からの検知情報と、操作部80の原稿モード選択手段80a、画像濃度、画像形成条件設定手段80b及び転写材枚数設定手段80c、転写材サイズ選択手段80dからの設定情報が入力される。原稿モード選択手段80aは同系列または異系列原稿モードを設定するための釦から構成され、電源投入直後の初期状態においては、同系列原稿モードが自動設定されてり、釦を押打する毎に上記二つのモードの何れかが選択できるように切り換えられる。
【0046】
制御部20は、これらのセンサ情報及び設定情報に基づき、給紙クラッチ332、レジストクラッチ340、DCモータM1及びパルスモータM2、DCソレノイドSOL2及び後述する転写材選択手段を制御する。DCモータM1は、回転ドラム221、給紙ローラ201及び分離ローラ202を駆動すると共に、反転ローラ240を駆動する。パルスモータM2は、レジストローラ210、搬送ローラ220及び排紙ローラ250を駆動する。また、DCソレノイドSOL2は、反転ローラ240の圧着を所定時間解除させる。
【0047】
続いて、このように構成された自動原稿給紙装置2を有する画像形成装置において、自動原稿サイズ検知により複写する手順を図4の第1のフローチャートを用いて説明する。ユーザーはまず、操作部80にて原稿モード、画像形成条件、複写枚数、等を必要に応じて行う。次に、原稿載置トレイ200に原稿を積載すると、エンプティーセンサで構成される原稿検知センサS0により原稿有りが検知され、第1原稿サイズ検知センサS1によりサイズが検知され、原稿サイズ情報が所定のメモリ領域に記録される。複写開始釦を押打することで一連の複写動作が開始される。
【0048】
図4において、まず最初にステップa1では、原稿載置トレイ200上に原稿が載置されると、原稿検知センサS0により原稿有りが検知され、ステップa2に移行して第1原稿サイズ検知センサS1により原稿サイズを検知し、ステップa3にて該原稿サイズが定型サイズか否かが判定される。定型サイズであると判定された場合は、ステップa4で複写釦がONされるとステップa5に移行し、原稿サイズと合致するサイズの転写材及び収納されている給紙トレイを選択してセットする。
【0049】
定型サイズの原稿を載置して複写するようになされている場合は、定型サイズの原稿であることが判明すれば、2枚目以降の原稿サイズは1枚目と同一サイズであるので、2枚目以降の原稿サイズを検知せずに、1枚目の原稿サイズ情報により選択された転写材と同一サイズの転写材で以降の複写動作を行う高生産性モードを実行するようにすることが好ましく、ステップa6にて高生産性モードをセットする。
【0050】
次に、ステップa7にて画像形成を実行し、ステップa8にて次原稿が有るかどうか判定し、次原稿が有る場合は画像形成を繰り返し、載置原稿がなくなったことが検知されると、終了する。
【0051】
ステップa3で、定型サイズでないと判定された場合はステップa9に移行して、複写釦がONされると、ステップa10で原稿給送動作を行い、ステップa11で第2原稿サイズ検知センサS2により原稿サイズを検知し、ステップa12で定型サイズか否かの判断を行ない、定型サイズの場合には、ステップa5へ移行して前記したように原稿サイズと合致するサイズの転写材及び収納されている給紙トレイを選択してセットして、ステップa6からステップa8の作動を行なう。
【0052】
ステップa13で、定型サイズでない場合には、原稿の画像が収まるより大きいようなサイズ、又は装着されている最大の転写材と給紙トレイを選択してセットする。そして、ステップa14で画像形成を実行し、ステップa15にて次原稿が有るかどうか判定し、次原稿が有る場合は画像形成を繰り返し、載置原稿がなくなったことが検知されると、終了する。
【0053】
このように例えば定型サイズで同一サイズの原稿を不揃いに載置したために、原稿載置トレイ200に設けた第1原稿サイズ検知センサS1により定型サイズの原稿であることを検知できない場合にも、第2の原稿サイズ検知センサS2により原稿サイズを再度検知して定型サイズであることを検知することで、原稿サイズの誤検知による画像形成を停止せず、不揃いに原稿が載置された時にも生産性の高い画像形成を可能とすることができる。
【0054】
図5は第2のフローチャートであり、まず最初にステップb1では、原稿載置トレイ200上に原稿が載置されると、原稿検知センサS0により原稿有りが検知され、次のステップb2に進む。ステップb2においては原稿モードが判定される。同系列原稿モードが選択されている場合はステップb3で同系列モードをセットし、次のステップb4に移行する。
【0055】
ステップb2において異系列モードが選択されている場合は、ステップb11にて異系列モードがセットされ、ステップb12以降の異系列モードが実行される。
【0056】
ステップb4では、第1原稿サイズ検知センサS1により原稿サイズを検知し、ステップb5にて、定型サイズか否かが判定される。定型サイズであると判定された場合は、ステップb6で複写釦がONされるとステップb7に移行し、原稿サイズと合致するサイズの転写材及び収納されている給紙トレイを選択してセットする。ステップb5で定型サイズでないと判定された場合はステップb11に移行する。
【0057】
ステップb5の後に、直ちに複写実行に移っても良い。通常、ユーザーが同系列原稿モードを選択した場合には定型サイズの原稿を載置して複写するようになっているため、同系列原稿モードが選択されていて定型サイズの原稿であることが判明すれば、2枚目以降の原稿サイズは1枚目と同一サイズであるので、2枚目以降の原稿サイズを検知せずに、1枚目の原稿サイズ情報により選択された転写材と同一サイズの転写材で以降の複写動作を行う高生産性モードを実行するようにステップb8にて高生産性モードをセットすることが好ましい。
【0058】
次に、ステップb9の画像形成を実行し、ステップb10にて次原稿が有るかどうか判定し、次原稿が有る場合は画像形成を繰り返し、載置原稿がなくなったことが検知されると、終了する。
【0059】
ステップb5で定型サイズの原稿でないと判定された場合には、ステップb11に移行し、異系列モードがセットされ、次にステップb12では、複写釦ONが検知されると、ステップb13の原稿給送動作を行い、ステップb14の第2原稿サイズ検知センサS2により原稿サイズを検知し、ステップb15に移行し、原稿サイズと合致するサイズの転写材と給紙トレイを選択してセットする。以降ステップb16での画像形成の実行、ステップb17での次原稿の有無が判定され、すべての原稿に対する画像形成がなされると終了する。
【0060】
このように同系列原稿モードを選択しているにもかかわらず、例えば定型サイズで同一サイズの原稿を不揃いに載置したために、原稿載置トレイに設けた第1原稿サイズ検知センサS1により定型サイズの原稿であることを検知できない場合にも、異系列原稿モードに自動的に切り換えて、第2の原稿サイズ検知センサS2により原稿サイズを検知することができ、原稿サイズの誤検知による画像形成の停止を招くことなく、同系列原稿モードを選択していれば、不揃いに原稿が載置された時にも画像形成を可能とすることができる。
【0061】
図6は第3のフローチャートであり、この実施の形態では、ステップc1からステップc10までの作動は、図5の実施の形態と同様に構成されるが、ステップc5で定型サイズの原稿でないと判定された場合には、ステップc12に移行し、ステップc12では、複写釦ONが検知されると、ステップc13の原稿給送動作を行い、ステップc14の第2原稿サイズ検知センサS2により原稿サイズを検知し、ステップc15に移行し、同系列モードがセットされていると、ステップc16に移行し、定型サイズの原稿かどうかが判定され、定型サイズの場合はステップc7に移行し、以降前記したステップが実行される。定型サイズの原稿でない場合にはステップc17に移行し、原稿の画像が収まるようなより大きいか、又は、装着されている最大の原稿サイズと合致するサイズの転写材と給紙トレイを選択してセットする。以降ステップc18での画像形成の実行、ステップc19での次原稿の有無が判定され、すべての原稿に対する画像形成がなされると終了する。
【0062】
ステップc15で同系列モードがセットされていない場合には、ステップc17に移行し、以降ステップc18、ステップc19を実行してすべての原稿に対する画像形成がなされると終了する。
【0063】
このように原稿載置トレイ200に設けた第1原稿サイズ検知センサS1により定型サイズの原稿であることを検知できない場合にも、第2原稿サイズ検知センサS2により原稿サイズを再度検知することで原稿サイズの誤検知を解消して画像形成を可能とすると共に同系列原稿モードを選択している場合には、2枚目以降の原稿サイズ検知を省略することで、高い生産性で複写できる。
【0064】
【発明の効果】
以上のように、請求項1記載の発明の画像形成装置では、例えば定型サイズで同一サイズの原稿を不揃いに載置したために、原稿載置トレイに設けた第1原稿サイズ検知手段により定型サイズの原稿であることを検知できない場合にも、第2原稿サイズ検知手段により原稿サイズを再度検知して定型サイズであることを検知することで、原稿サイズの誤検知による画像形成を停止せず、不揃いに原稿が載置された時にも生産性の高い画像形成を可能とすることができる。
【0065】
請求項2記載の発明の画像形成装置の制御方法では、例えば定型サイズで同一サイズの原稿を不揃いに載置したために、原稿載置トレイに設けた第1原稿サイズ検知手段により定型サイズの原稿であることを検知できない場合にも、第2原稿サイズ検知手段により原稿サイズを再度検知して定型サイズであることを検知することで、原稿サイズの誤検知による画像形成を停止せず、不揃いに原稿が載置された時にも生産性の高い画像形成を可能とすることができる。
【0066】
請求項3記載の発明の画像形成装置の制御方法では、同系列原稿モードを選択しているにもかかわらず、例えば定型サイズで同一サイズの原稿を不揃いに載置したために、原稿載置トレイに設けた第1原稿サイズ検知手段により定型サイズの原稿であることを検知できない場合にも、異系列原稿モードに自動的に切り換えて、第2原稿サイズ検知手段により原稿サイズを検知することができ、原稿サイズの誤検知による画像形成の停止を招くことなく、同系列原稿モードを選択していれば、不揃いに原稿が載置された時にも画像形成を可能とすることができる。
【0067】
請求項4記載の発明の画像形成装置の制御方法では、原稿載置トレイに設けた第1原稿サイズ検知手段により定型サイズの原稿であることを検知できない場合にも、第2原稿サイズ検知手段により原稿サイズを再度検知することで原稿サイズの誤検知を解消して画像形成を可能とすると共に同系列原稿モードを選択している場合には、2枚目以降の原稿サイズ検知を省略することで、高い生産性で複写できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の断面構成図である。
【図2】原稿給紙部のセンサの配置及び原稿の配置状態を示す図である。
【図3】画像形成装置の構成を示すブロック図である。
【図4】自動原稿サイズ検知により複写する手順を示す第1のフローチャートである。
【図5】自動原稿サイズ検知により複写する手順を示す第2のフローチャートである。
【図6】自動原稿サイズ検知により複写する手順を示す第3のフローチャートである。
【符号の説明】
1 画像形成装置
2 自動原稿給紙装置
3 原稿読み取り部
200 原稿載置トレイ
S1 第1原稿サイズ検知手段(センサ)
S2 第2原稿サイズ検知手段(センサ)
Claims (4)
- 原稿載置トレイと、この原稿載置トレイに載置した状態で原稿のサイズを検出する第1原稿サイズ検知手段と、前記原稿を給紙し給紙された前記原稿のサイズを検出する第2原稿サイズ検知手段と、原稿画像を読み取る原稿読み取り部とを有する自動原稿給紙装置と、転写材給紙手段を有する画像形成部とを備えてなる画像形成装置であって、前記第1原稿サイズ検知手段により検出された原稿サイズ情報が定型サイズである場合は、該当するサイズの転写材の選択と給紙を行い、前記第1原稿サイズ検知手段により検出された原稿サイズ情報が定型サイズでない場合は、前記第2原稿サイズ検知手段により原稿サイズを検出し、該当するサイズの転写材の選択と給紙を行うように制御する制御手段を設けてなることを特徴とする画像形成装置。
- 原稿載置トレイと、この原稿載置トレイに載置した状態で原稿のサイズを検出する第1原稿サイズ検知手段と、前記原稿を給紙し給紙された前記原稿のサイズを検出する第2原稿サイズ検知手段と、原稿画像を読み取る原稿読み取り部とを有する自動原稿給紙装置と、転写材給紙手段を有する画像形成部と、原稿サイズ情報に基づき該当する転写材の選択と給紙を行うように制御する制御手段とを備えてなる画像形成装置の制御方法であって、前記第1原稿サイズ検知手段により検出された原稿サイズ情報が定型サイズである場合は、該当するサイズの転写材の選択と給紙を行い、前記第1原稿サイズ検知手段により検出された原稿サイズ情報が定型サイズでない場合は、前記第2原稿サイズ検知手段により原稿サイズを検出し、該当するサイズの転写材の選択と給紙を行うように制御することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
- 原稿載置トレイと、この原稿載置トレイに載置した状態で原稿のサイズを検出する第1原稿サイズ検知手段と、前記原稿載置トレイから給紙された前記原稿のサイズを検出する第2原稿サイズ検知手段と、原稿画像を読み取る原稿読み取り部とを有する自動原稿給紙装置と、転写材給紙手段を有する画像形成部と、原稿サイズ情報に基づき該当する転写材の選択と給紙を行うように制御する制御手段とを備えてなる画像形成装置の制御方法であって、同系列原稿モードと異系列原稿モードを選択する原稿モード選択手段を操作部に備えてなり、前記制御手段は、前記同系列原稿モードが選択されている場合は、前記第1原稿サイズ検知手段により検出された原稿サイズ情報に基づき転写材の選択と給紙を行い、前記異系列モードが選択されている場合は、それぞれの原稿毎に第2原稿サイズ検知手段により原稿サイズを検出し、該当するサイズの転写材の選択と給紙を行い、前記第1原稿サイズ検知手段により検出された原稿サイズが定型サイズでない場合は、異系列原稿モードにモードを切り換えて、第2原稿サイズ検知手段により原稿サイズを検知して画像形成を行うように制御することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
- 原稿載置トレイと、この原稿載置トレイに載置した状態で原稿のサイズを検出する第1原稿サイズ検知手段と、前記原稿を給紙し給紙された前記原稿のサイズを検出する第2原稿サイズ検知手段と、原稿画像を読み取る原稿読み取り部を有する自動原稿給紙装置と、転写材給紙手段を有する画像形成部と、原稿サイズ情報に基づき該当する転写材の選択と給紙を行うように制御する制御手段とを備えてなる画像形成装置の制御方法であって、前記制御手段は、前記第1原稿サイズ検知手段により検出された原稿サイズが定型サイズである場合は、この定型サイズに対応する転写材の選択と給紙を行い、前記第1原稿サイズ検知手段により検出された原稿サイズが定型サイズでない場合は、第2原稿サイズ検知手段により1枚目の原稿のサイズを検知し、前記1枚目の原稿サイズが定型サイズである場合は、2枚目以降の原稿サイズの検知を行わず、1枚目の原稿サイズ情報により選択された転写材を給紙するように制御することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
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