JP3518261B2 - 用紙サイズ検知装置 - Google Patents

用紙サイズ検知装置

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JP3518261B2
JP3518261B2 JP19393097A JP19393097A JP3518261B2 JP 3518261 B2 JP3518261 B2 JP 3518261B2 JP 19393097 A JP19393097 A JP 19393097A JP 19393097 A JP19393097 A JP 19393097A JP 3518261 B2 JP3518261 B2 JP 3518261B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種プリンタ,複
写機,またはファクシミリなどで給紙カセットを用いる
場合の用紙サイズ検知技術に係り、特に、定形以外のサ
イズや小さいサイズの用紙を用いる場合に有効な用紙サ
イズ検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の給紙カセットにおける用紙サイズ
検知装置は、例えば、複数の押圧検知手段(凸部材)を
有するプッシュスイッチと、セットされる用紙サイズ対
応に予め決められた押圧検知手段を押下するように構成
されたサイズ検知板(凹凸部材)からなる機械的サイズ
検知手段、あるいはフォトセンサと前記サイズ検知板を
組み合わせた光反射型サイズ検知手段、等を有し、この
ようなサイズ検知手段によって複数のシート用紙サイズ
を検知するように構成されていた。また、プリンタ等の
装置本体側では、こうして検知された用紙サイズをプロ
グラムにより認識し、その用紙サイズに応じた印字を行
うように制御していた。なお、この種の装置として関連
するものには、例えば特開平8−36330号公報があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、例
えばプッシュスイッチの押圧検知手段の数やフォトセン
サの数によって、それらに対応するビットの組合せで示
される検知可能サイズの数は限定されている。このた
め、検知可能サイズ以外の用紙をセットした場合にはこ
れを検知することはできなかった。検知可能サイズの数
を多くするにはプッシュスイッチの押圧検知手段の数や
フォトセンサの数を増やさなくてはならないが、それで
は装置が大型化するだけではなく、故障の増加の原因に
なり好ましくない。本発明の目的は、このような問題点
を改善し、セットされた用紙のサイズがサイズ検知手段
の検知可能サイズでない場合や検知可能サイズより小さ
なサイズでもそのサイズを正しく検知することが可能
な、簡単な構成の用紙サイズ検知装置を提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の用紙サイズ検知装置は、複数種類の幅の用
紙を給紙カセットにより給紙して印字するようにした印
字装置における用紙サイズ検知装置であって、前記給紙
カセット(図2の18)に搭載され、1以上の検知可能
サイズを有するとともに、検知可能サイズ以外の用紙に
対して検知可能サイズでないことを検知するサイズ検知
手段(図1の20、図2の11,17)と、該サイズ検
知手段の検知可能サイズより小さい用紙幅を検知する幅
検知手段と、該幅検知手段によって前記サイズ検知手段
の検知可能なサイズより小さい用紙幅であることが検知
された場合、および該幅検知手段によって前記サイズ検
知手段の検知可能なサイズより小さい用紙幅であること
が検知されず、かつ前記サイズ検知手段により検知可能
サイズでないことが検知された場合に、外部から用紙サ
イズを入力する外部入力モードを設定する手段と、該外
部入力モードが設定された場合、当該用紙サイズを入力
するための入力手段と、を備えたことを特徴としている
(請求項1)。
【0005】また、前記外部入力モードが設定された場
合、当該用紙サイズを入力するための入力する手段は、
用紙サイズの縦と横の寸法を入力させる手段であること
を特徴としている(請求項2)。また、前記外部入力モ
ードが設定された場合、当該用紙サイズを入力するため
の入力手段は、予め決められた1以上の用紙サイズ項目
を一覧表示し、一覧表示された用紙サイズ項目を選択す
る手段であること(請求項3)、さらに、前記一覧表示
された用紙サイズ項目には「その他」の項目が含まれ、
該「その他」の項目が選択された場合に、用紙サイズの
縦と横の寸法を入力させるようにしたことを特徴として
いる(請求項)。
【0006】また、複数種類の幅の用紙を給紙カセット
により給紙して印字するようにした印字装置における用
紙サイズ検知装置であって、前記給紙カセットに搭載さ
れ、1以上の検知可能サイズを有するとともに、検知可
能サイズ以外の用紙に対して検知可能サイズでないこと
を検知するサイズ検知手段と、該サイズ検知手段により
検知可能サイズでないことが検知された場合、外部から
用紙サイズを入力する外部入力モードを設定する手段
と、該外部入力モードが設定された場合に当該用紙サイ
ズを入力するための入力手段と、を備え、前記外部入力
モードが設定された場合、当該用紙サイズを入力するた
めの入力手段は、予め決められた1以上の用紙サイズ項
目を一覧表示し、一覧表示された用紙サイズ項目を選択
する手段であり、前記一覧表示された用紙サイズ項目に
は「その他」の項目が含まれ、該「その他」の項目が選
択された場合に、用紙サイズの縦と横の寸法を入力させ
るようにしたことを特徴としている(請求項)。
【0007】また、複数種類の幅の用紙を給紙カセット
により給紙して印字するようにした印字装置における用
紙サイズ検知装置であって、前記給紙カセットに搭載さ
れた用紙のサイズを検知するサイズ検知手段と、該サイ
ズ検知手段の検知可能なサイズより小さい用紙幅を検知
する幅検知手段と、該幅検知手段によって前記サイズ検
知手段の検知可能なサイズより小さい用紙幅であること
が検知された場合、外部から用紙サイズを入力する外部
入力モードを設定する手段と、該外部入力モードが設定
された場合、当該用紙サイズを入力するための入力手段
と、を備え、前記外部入力モードが設定された場合、当
該用紙サイズを入力するための入力手段は、予め決めら
れた1以上の用紙サイズ項目を一覧表示し、一覧表示さ
れた用紙サイズ項目を選択する手段であり、前記一覧表
示された用紙サイズ項目には「その他」の項目が含ま
れ、該「その他」の項目が選択された場合に、用紙サイ
ズの縦と横の寸法を入力させるようにしたことを特徴と
している(請求項6)。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
より説明する。本発明は、各種プリンタ,複写機,また
はファクシミリなどで給紙カセットを用いる印字機構全
てに適用可能である。 (基本構成)図1は、本発明の一実施例における、例え
ば、静電転写方式などのプリンタのブロック構成図であ
る。同図において、10は本プリンタ全体の制御を行う
システム制御部であり、CPU,ROM,RAMなどか
ら構成されている。例えば、RAMには、パーソナルコ
ンピュータ(PC)などから入力された画像データが蓄
積される。12は後述する外部入力モード時に用いるサ
イズ入力キーやテンキー等を備え本プリンタに対する各
種操作を行うための操作部(入力手段)、13は表示
部、14は用紙幅を検出する幅センサ(幅検知手段)、
19は記録部、20はサイズセンサ(サイズ検知手段)
である。
【0009】図2は、本発明の一実施例におけるプリン
タの外観を示す斜視図である。同図(a)において、1
8はシート用紙を搭載する給紙カセットである。11は
回転によって用紙サイズを設定しその用紙サイズを表示
窓19に表示すると共に、裏側に設定サイズに対応した
組み合わせの凸部を有するサイズ検知板である(同図
(b)参照)。本例は、4種類のサイズを設定する例で
あり、1回転中に4ヶ所でロックされるようになってお
り、それぞれの回転位置においてA4サイズ,A5サイ
ズ、レターサイズ(LT)、リーガルサイズ(LG)の
サイズを設定する。17は、その押圧検知部(図中の凸
部)が、給紙カセット18を本体に押し込む際に前述の
サイズ検知板11のサイズ対応の組み合わせを有する凸
部(イ)〜(ニ)によって押圧される位置に配置された
プッシュスイッチである。サイズ検知板11とプッシュ
スイッチ17により図1のサイズセンサ20を構成して
いる。このようなサイズセンサ20の構成は、例えば同
一出願人による特願平6−263364号に詳細に記載
されている通りである。なお、プッシュスイッチ17に
は2個の押圧検知部があり、図3に示すように、2ビッ
ト(、)のON/OFFによって用紙サイズを設定
するものとする。ここで図2(a)に示されたプッシュ
スイッチ17の2個の押圧検知部のうち、上側がに、
下側がに相当している
【0010】また、図2(a)の12は操作部、13は
液晶表示器等から構成され、各種ガイダンスや装置状態
を表示するための表示部である。なお、図示していない
記録部(図1の19に相当)、読取部による印字/読取
動作制御や用紙サイズ認識処理等は、システム制御部1
0の制御によって行われる。
【0011】さらに給紙カセット18には、図4(a)
に示すように、用紙最大幅の内側に幅センサ14が配置
されている。幅センサ14は、図4(b)(c)に示す
ように、用紙の有無によって回転位置が変化するレバー
(幅検知手段14)によってON/OFFが制御される
マイクロスイッチによって用紙15の幅が所定の幅(基
準サイズ)より大形サイズであるか小形サイズであるか
を検出するように構成されている。(b)は用紙の幅が
小さい場合でマイクロスイッチをONにしている状態を
示し、(c)は用紙の幅が基準サイズより大きい場合で
マイクロスイッチをOFFにしている状態を示してい
る。なお、レバーの回転位置をマイクロスイッチの代わ
りにフォトセンサで検出するようにしてもよい。本実施
例では、幅センサ14の設置位置によって決まるサイズ
より幅広の用紙サイズ(例えば、縦A4、横A5サイズ
等)を大形サイズ(ON)、その他の任意サイズ(例え
ば縦B5、ハーフレターサイズなど)を小形サイズ(O
FF)として検出するように構成されている。すなわ
ち、大形サイズか小形サイズかの判定基準となるサイズ
(以下、基準サイズという)は幅センサ14の設置位置
によって決まる。
【0012】(第1の実施例) 次に、前記の構成を用いた用紙サイズ検知方法について
述べる。図5は、本発明の第1の実施例におけるサイズ
センサ20による検知対象サイズとビット状態との対応
を示す図であり、この場合のサイズ検知板11の裏側に
設けられた凹凸形状の一例が図2(b)に示されてい
る。
【0013】本実施例では、サイズセンサの2ビット
(図3の、)により4種類のサイズ(縦A4、横A
5、LT、LG)を検知することができる。この内容
は、システム制御部(図1の10)のメモリ(ROM/
RAM)に予め設定・保持される。また、幅センサ14
の検知結果がOFFの場合は、操作部12からサイズを
任意に設定する任意サイズと判断し、自動的に検知した
用紙サイズに合わせて印字する「通常設定モード」か
ら、操作部12からのキー入力により縦横寸法を設定す
る「外部入力モード」へ切り替えるように構成する。す
なわち、大形サイズはサイズセンサ(図1の20、図2
の11,17)の検知する用紙のみをセットでき、小形
サイズは全て外部入力モードとする。この一連の用紙サ
イズ認識処理およびモード設定処理は前記システム制御
部10によって行われる。
【0014】図6は、本実施例の動作を説明するための
フローチャートである。同図に示すように、幅センサ1
4によって縦A4、横A5等の大形サイズか否かを検知
し(ステップ601)、大形サイズであれば、サイズセ
ンサの検知結果に基づき(ステップ602)、そのサイ
ズに応じた印字動作をスタートさせる。例えば、必ずし
も限定するものではないが、印字すべき画像を、サイズ
センサで検知された用紙サイズに合致するように自動的
もしくは手動操作により拡大または縮小して印字する。
さらにステップ601において、幅センサ14が小形サ
イズを検知した場合には、サイズを操作部12から任意
に設定する任意サイズの用紙がセットされていると判断
し、外部入力モードに切り替えて操作部12から入力さ
れたサイズに従い(ステップ603)、印字動作をスタ
ートさせる。例えば、必ずしも限定するものではない
が、印字すべき画像を、入力された用紙サイズに合致す
るように自動的もしくは手動操作により拡大または縮小
して印字する。
【0015】(第2の実施例;請求項) 次に、前記の構成を用いた他の用紙サイズ検知方法につ
いて述べる。図7は、本発明の第2の実施例におけるサ
イズセンサによる検知対象サイズとビット状態との対応
を示す図である。上述した第1の実施例では、幅センサ
14で大型サイズと判定された場合は、必ずサイズセン
サ20(サイズ検知板11,プッシュスイッチ17)で
そのサイズを自動的に設定するようにしているが、大型
サイズであっても定形サイズでない場合には操作部から
サイズを設定した方がよい。第2の実施例はそのような
場合の用紙サイズ検知装置の例である。
【0016】本実施例では、サイズセンサの2ビット
(図3の、)により3種類の定形サイズ(A4、A
5、LT)と、1種類の任意サイズ(検知可能サイズ無
し「*」)を検知することができる。なお、上記3種類
の定形サイズは一例を示したものでこれ以外のサイズで
あってもよいことはいうまでもない。本実施例では、サ
イズセンサの2ビットが共にONの場合は、操作部12
から設定する任意サイズの用紙がセットされていると判
断し、前記「通常設定モード」から「外部入力モード」
へ切り替えるように構成する。この内容は、システム制
御部10のメモリ(ROM/RAM)に予め設定・保持
される。また、幅センサ14の検知結果がOFFの場合
についても、操作部12から設定する任意サイズの用紙
と判断し、自動的に「通常設定モード」から「外部入力
モード」へ切り替えるように構成する。この用紙サイズ
認識処理およびモード設定処理は前記と同様にシステム
制御部10によって行われる。
【0017】図8は、本実施例の動作を説明するための
フローチャートである。同図に示すように、幅センサ1
4によってA4、A5等の大形サイズか否かを検知し
(ステップ801)、大形サイズであれば、サイズセン
サの検知結果を判定し(ステップ802)、図7に示し
た3種類の検知可能サイズの何れかであれば、そのサイ
ズに応じた印字動作をスタートさせる。例えば、必ずし
も限定するものではないが、印字すべき画像を、サイズ
センサで検知された用紙サイズに合致するように自動的
もしくは手動操作により拡大または縮小して印字する。
またステップ802において、図6に示した任意サイズ
(検知可能サイズ無し「*」)の場合には、外部入力モ
ードに切り替え、ユーザが操作部12から手動で入力し
たサイズに従い(ステップ803)、印字動作をスター
トさせる。例えば、必ずしも限定するものではないが、
印字すべき画像を、入力された用紙サイズに合致するよ
うに自動的もしくは手動操作により拡大または縮小して
印字する。
【0018】さらにステップ801において、幅センサ
14が小形サイズを検知した場合には、第1の実施例と
同様に、操作部から任意にサイズを設定する任意サイズ
の用紙がセットされていると判断し、外部入力モードに
切り替えて操作部12から手動入力されたサイズに従い
(ステップ804)、印字動作をスタートさせる。例え
ば、必ずしも限定するものではないが、印字すべき画像
を、入力された用紙サイズに合致するように自動的もし
くは手動操作により拡大または縮小して印字する。本実
施例によれば、小形サイズの場合に加えて、大形でも任
意サイズの場合にはサイズセンサが(検知可能サイズ無
し「*」)を検知するようにしておき操作部からサイズ
を入力する外部入力モードとしている。これにより、如
何なる用紙サイズの場合にも適確に印字動作をスタート
させることが可能になる。
【0019】(第2の実施例の変形例) 上記第2の実施例では、幅センサ14を用いてセットさ
れている用紙が小形サイズか否かを検出し、小形サイズ
の場合に外部入力モードにしているが、本変形例では、
幅センサを用いずサイズセンサだけを用いて検知可能サ
イズ無しの場合に外部入力モードにする。この場合、図
9のフローチャートにおいてステップ901,904の
処理が不要になる。本変形例では、用紙のサイズの大小
に関係なくサイズセンサで検知不可能なサイズの場合に
外部入力モードにするものである。
【0020】(第3の実施例:請求項〜6) 上述した第1の実施例および第2の実施例では、幅セン
サ14の検知結果がOFFの場合(図6のステップ60
3,図8のステップ804)、または幅センサ14の検
知結果がONであっても操作部から任意にサイズを設定
する任意サイズ(検知可能サイズ無し「*」)と判定さ
れた場合(図8のステップ803)には、「通常設定モ
ード」から「外部入力モード」に切り替え、操作部12
から任意のサイズを設定するようにしている。第3の実
施例は、「外部入力モード」に切り替えられた場合にお
ける任意サイズの設定に関するものであり、サイズの一
覧表示を用いることによってサイズ設定を容易にしたも
のである。
【0021】図9は、第3の実施例、すなわち「外部入
力モード」の場合のサイズ設定動作を説明するためのフ
ローチャートである。同図に示すように、外部入力モー
ドの場合は、まず、表示部13に使用する可能性のある
用紙のサイズの一覧表示を行う(ステップ901)。一
覧表示するサイズ項目は、図6のステップ603および
図8のステップ804の場合と図8のステップ803の
場合とで異なる。前者は基準サイズより小さい幅と判断
された場合(小形サイズ)であるためその基準のサイズ
より小さい幅のサイズ項目が表示され、後者は基準サイ
ズより大きい幅と判断された場合(大形サイズ)である
ためその所定のサイズより大きい幅のサイズ項目が表示
される。
【0022】図10は、前者の場合の一覧表示の具体例
を示す。この例では、所定のサイズより小さいサイズ項
目として「1:ハーフレター」(half lette
r;140mm×216mm)、「2:イグゼクティブ
サイズ」(executive size;184mm
×267mm)、「3:コマーシャルサイズ10」(c
ommercial 10;105mm×241mm)
が表示されている。これらのサイズ項目は単に一例を示
したものにすぎず、サイズセンサで自動設定可能な用紙
サイズ以外で、使用する可能性の大きい用紙サイズを設
定しておくことにより使い勝手を向上させることができ
る。一覧表示されるサイズ項目数はその使用状況によっ
て任意に決めることができる。なお、これらのサイズ項
目に加えて、ユーザの要求によって任意のサイズ項目を
さらに追加表示できるようにしてもよい。また、一覧表
示の項目として用紙サイズを手動入力するための項目と
して「4:その他(others)」が表示されてい
る。
【0023】一覧表示から、「1:ハーフレター」
「2:イグゼクティブサイズ」「3:コマーシャルサイ
ズ10」「4:その他」の内の一つを、操作部12から
例えばその番号1〜4の何れかを入力することにより選
択する(ステップ902)。「1:ハーフレター」
「2:イグゼクティブサイズ」「3:コマーシャルサイ
ズ10」が選択された場合は(ステップ903:N)、
それぞれに対応する用紙サイズが自動的に入力される
(ステップ904)。一方、「4:その他(other
s)」が選択された場合は(ステップ903:Y)、操
作部12から幅(横),長さ(縦)の用紙サイズ(寸
法)を、例えば、inchまたはmm単位で操作部から
手動で数値入力する(ステップ905)。その後、ステ
ップ904または905で入力(設定)された用紙サイ
ズに従った印字動作をスタートさせる。例えば、必ずし
も限定するものではないが、印字すべき画像を、入力さ
れた用紙サイズに合致するように自動的もしくは手動操
作により拡大または縮小して印字する。
【0024】なお、後者の場合(図8のステップ803
の場合)は、一覧表示されるサイズ項目が基準サイズよ
り大きいサイズ項目(例えば、A3、・・・など)とな
る他は前者の場合と同様である。
【0025】本実施例によれば、小型サイズの場合に加
えて、大形サイズの場合でも任意サイズ設定をしたい場
合にはサイズセンサが(検知可能サイズ無し「*」)を
検知するようにしておき操作部からサイズを入力する外
部入力モードとしている。これにより、如何なる用紙サ
イズの場合にも適確に印字動作をスタートさせることが
可能になる。
【0026】なお、上記各実施例の説明では、操作部1
2と表示部13を別個に設けているが、例えば、タッチ
パネルなどで一体構造にしてもよい。この場合には、一
覧表示「1:ハーフレター」「2:イグゼクティブサイ
ズ」「3:コマーシャルサイズ10」「4:その他」の
選択をその項目への指タッチで行うことができ、より操
作性を向上させることが可能になる。また、選択された
用紙サイズ項目を反転表示,ブリンク,色や輝度の変化
などで利用者に知らせ、所望の用紙サイズ項目が選択さ
れたか否かを確認させることも可能である。
【0027】以上説明したように、上記実施例によれ
ば、外部入力する手段を備えた用紙サイズ検知装置によ
り、不定形サイズ等、全てのサイズに対応することがで
きる。また、幅センサを備えた用紙サイズ検知装置によ
り、小形サイズ時は全て外部入力するモードとなること
ができる。さらに、幅センサと外部入力する手段を備え
た用紙サイズ検知装置により大形サイズ時にも外部入力
するモードとなることができる。また、外部入力するモ
ード時に、一覧表示された用紙サイズ項目を選択するこ
とにより、用紙サイズの外部入力による設定を容易にす
ることができる。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、セットされた用紙のサ
イズがサイズ検知手段の検知可能サイズでない場合や検
知可能サイズより小さなサイズでもそのサイズを正しく
検知することが可能な、簡単な構成の用紙サイズ検知装
置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるプリンタのブロック
構成図である。
【図2】本発明の一実施例におけるのプリンタの外観を
示す斜視図である。
【図3】本発明の一実施例におけるプッシュスイッチの
ビット構成を示す図である。
【図4】本発明の一実施例における幅センサの配置を示
す図である。
【図5】本発明の第1の実施例におけるサイズセンサに
よる検知対象サイズとビット状態との対応を示す図であ
る。
【図6】本発明の第1の実施例における用紙サイズ検知
方法を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第2の実施例におけるサイズセンサに
よる検知対象サイズとビット状態との対応を示す図であ
る。
【図8】本発明の第2の実施例における用紙サイズ検知
方法を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第3の実施例における用紙サイズ検知
方法を示すフローチャートである。
【図10】本発明の第3の実施例における一覧表示例を
示す図である。
【符号の説明】
10:システム制御部、11:サイズ検知板、12:操
作部(入力手段)、13:表示部、14:幅センサ(幅
検知手段)、15:用紙、17:プッシュスイッチ、1
8:給紙カセット、19:表示窓、20:サイズセンサ
(サイズ検知手段)。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類の幅の用紙を給紙カセットによ
    り給紙して印字するようにした印字装置における用紙サ
    イズ検知装置であって、 前記給紙カセットに搭載され、1以上の検知可能サイズ
    を有するとともに、検知可能サイズ以外の用紙に対して
    検知可能サイズでないことを検知するサイズ検知手段
    と、 該サイズ検知手段の検知可能サイズより小さい用紙幅を
    検知する幅検知手段と、 該幅検知手段によって前記サイズ検知手段の検知可能な
    サイズより小さい用紙幅であることが検知された場合、
    および該幅検知手段によって前記サイズ検知手段の検知
    可能なサイズより小さい用紙幅であることが検知され
    ず、かつ前記サイズ検知手段により検知可能サイズでな
    いことが検知された場合に、外部から用紙サイズを入力
    する外部入力モードを設定する手段と、 該外部入力モードが設定された場合、当該用紙サイズを
    入力するための入力手段と、 を備えたことを特徴とする用紙サイズ検知装置。
  2. 【請求項2】 請求項に記載の用紙サイズ検知装置に
    おいて、 前記外部入力モードが設定された場合、当該用紙サイズ
    を入力するための入力する手段は、用紙サイズの縦と横
    の寸法を入力させる手段であることを特徴とする用紙サ
    イズ検知装置。
  3. 【請求項3】 請求項に記載の用紙サイズ検知装置に
    おいて、 前記外部入力モードが設定された場合、当該用紙サイズ
    を入力するための入力手段は、予め決められた1以上の
    用紙サイズ項目を一覧表示し、一覧表示された用紙サイ
    ズ項目を選択する手段であることを特徴とする用紙サイ
    ズ検知装置。
  4. 【請求項4】 請求項記載の用紙サイズ検知装置にお
    いて、 前記一覧表示された用紙サイズ項目には「その他」の項
    目が含まれ、該「その他」の項目が選択された場合に、
    用紙サイズの縦と横の寸法を入力させるようにしたこと
    を特徴とする用紙サイズ検知装置。
  5. 【請求項5】 複数種類の幅の用紙を給紙カセットによ
    り給紙して印字するようにした印字装置における用紙サ
    イズ検知装置であって、 前記給紙カセットに搭載され、1以上の検知可能サイズ
    を有するとともに、検知可能サイズ以外の用紙に対して
    検知可能サイズでないことを検知するサイズ検知手段
    と、 該サイズ検知手段により検知可能サイズでないことが検
    知された場合、外部から用紙サイズを入力する外部入力
    モードを設定する手段と、 該外部入力モードが設定された場合に当該用紙サイズを
    入力するための入力手段と、を備え、 前記外部入力モードが設定された場合、当該用紙サイズ
    を入力するための入力手段は、予め決められた1以上の
    用紙サイズ項目を一覧表示し、一覧表示された用紙サイ
    ズ項目を選択する手段であり、前記一覧表示された用紙
    サイズ項目には「その他」の項目が含まれ、該「その
    他」の項目が選択された場合に、用紙サイズの縦と横の
    寸法を入力させるようにした ことを特徴とする用紙サイ
    ズ検知装置。
  6. 【請求項6】 複数種類の幅の用紙を給紙カセットによ
    り給紙して印字するようにした印字装置における用紙サ
    イズ検知装置であって、 前記給紙カセットに搭載された用紙のサイズを検知する
    サイズ検知手段と、 該サイズ検知手段の検知可能なサイズより小さい用紙幅
    を検知する幅検知手段と、 該幅検知手段によって前記サイズ検知手段の検知可能な
    サイズより小さい用紙幅であることが検知された場合、
    外部から用紙サイズを入力する外部入力モードを設定す
    る手段と、 該外部入力モードが設定された場合、当該用紙サイズを
    入力するための入力手段と、を備え 前記外部入力モードが設定された場合、当該用紙サイズ
    を入力するための入力手段は、予め決められた1以上の
    用紙サイズ項目を一覧表示し、一覧表示された用紙サイ
    ズ項目を選択する手段であり、前記一覧表示された用紙
    サイズ項目には「その他」の項目が含まれ 、該「その
    他」の項目が選択された場合に、用紙サイズの縦と横の
    寸法を入力させるようにした ことを特徴とする用紙サイ
    ズ検知装置。
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