JP3176969B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3176969B2
JP3176969B2 JP01687592A JP1687592A JP3176969B2 JP 3176969 B2 JP3176969 B2 JP 3176969B2 JP 01687592 A JP01687592 A JP 01687592A JP 1687592 A JP1687592 A JP 1687592A JP 3176969 B2 JP3176969 B2 JP 3176969B2
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電子写真プロセスを用
いた画像形成装置に関り、特に画像形成装置の用紙搬送
装置に関る。
【0002】
【従来の技術】電子写真プロセスを用いて普通紙上に画
像を形成する画像形成装置には、例えば電子複写機,デ
ジタル複写機,カラー複写機等の複写機や、LB(レー
ザビーム)プリンタ,LED(発光ダイオード)プリン
タ,LCDA(液晶アレー)プリンタ等の光プリンタ、
あるいはそれらの光プリンタを内蔵した高速ファクシミ
リ等がある。
【0003】これらの画像形成装置に使用される用紙
は、A判又はB判系列の定形サイズ特にそのうちA3,
B4,A4,B5判の用紙が多く使用される。そのた
め、産業用の複写機等特殊な場合を除いて、事務用機器
としては最大サイズがA3判又はB4判の画像形成装置
が殆んどであり、家庭用として最大サイズA4判のもの
もある。
【0004】一般に、このような画像形成装置は最大サ
イズ以下の用紙ならば選択的に使用出来るようになって
いるから、殆んどの場合問題になることはない。複写機
の場合、原稿が定形サイズであれば等倍の他に拡大・縮
小も無駄なく行なうことが出来るし、もし原稿が不定形
サイズであってもそれより大きい定形サイズの用紙に余
白をつけて複写し、必要あればその余白部分を切落すこ
とも出来た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、用紙の
搬送方向に直交する幅が最大サイズ以下であっても、搬
送方向に一致する長さが最大サイズを超える用紙を使用
した場合、情報検知手段が検知した情報のうち長さの情
報がオーバーするためエラー検知手段がエラー信号を出
力し、搬送制御手段が用紙搬送手段を停止して了う。
【0006】以下、必要な時には用紙のサイズの(幅×
長さ)をmm単位で示すものとして、例えば最大サイズ
A3判(297×420)の複写機で、定形外であるが
米国では標準サイズであるダブルレター判(279×4
32)の原稿を同サイズの用紙に複写する場合、用紙の
幅は複写機の最大幅より小さいから通すことは出来る
し、一般に原稿には余白があるから十分に複写可能な筈
である。しかしながら、長さが最大長より12mmオー
バーするためA3判の用紙が2枚ずれて給紙されたエラ
ーと判断されて、途中で用紙搬送がストップし複写する
ことが出来ない。
【0007】また、例えばホストマシンであるコンピュ
ータに接続されたプリンタの場合、特に技術計算では出
力されるデータ量を予測出来ないことが多く、経験的に
予測出来ても最大長がもう少し長ければ1枚にプリント
出来るのに途中で2枚に分れて了うこともしばしば発生
する。
【0008】このように、用紙の最大長よりも若干長い
用紙あるいはロールペーパやミシン目の入ったフォーマ
ット用紙(以下まとめて「長尺シート」という)を使用
したいという要望が、対米取引関係あるいは学校・研究
所等に多かった。
【0009】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、最大サイズ以下の定形サイズの用紙のみでな
く、長尺シートも使用することが出来る画像形成装置を
ローコストで提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するため、用紙搬送手段と、該用紙搬送手段によ
り搬送される用紙の通過を先に検知する第一のセンサ及
び後に検知する第二のセンサを有し、用紙搬送手段によ
る用紙の搬送中に発生する各種の情報を検知する情報検
知手段と、情報検知手段が検知した情報と使用する用紙
のサイズとに応じて異常時にエラー信号を出力するエラ
ー検知手段と、エラー検知手段が出力するエラー信号と
情報検知手段が検知した情報とに応じて用紙搬送手段を
制御する搬送制御手段とを備え、電子写真プロセスによ
り用紙上に画像を形成する画像形成装置において、次の
ようにしたものである。
【0011】用紙として定形サイズの用紙を使用する定
形サイズモードと長尺シートを使用する長尺シートモー
ドのいずれかを選択的に指定するモード指定手段と、該
モード指定手段により指定されたモードに応じてエラー
検知手段の機能を切換えるモード切換手段と、使用する
長尺シートの長さを入力するシート長入力手段と、該手
段による長尺シートの長さの入力の有無を判定する入力
判定手段とを設け、 モード切換手段が、モード指定手段
により長尺シートモードが指定され、かつ入力判定手段
により入力有りと判定されたときは、第一及び第二のセ
ンサのそれぞれが、用紙先端の通過を検知してから入力
された長尺シートの長さに応じた所定時間経過前に該用
紙後端の通過を検知したか否かを判定し、 モード指定手
段により長尺シートモードが指定され、かつ入力判定手
段により入力無しと判定されたときは、第一のセンサが
用紙の搬送開始から所定時間経過前に用紙の通過を検知
したか否かを判定し、第二のセンサが第一のセンサによ
る用紙の通過の検知から所定時間経過前に用紙の通過を
検知したか否かを判定する手段を有することを特徴とす
るものである。
【0012】
【作用】上記のように構成した画像形成装置は、モード
指定手段により定形サイズモードが指定された時にはモ
ード切換手段はエラー検知手段が従来通りの機能で作用
するように制御するから、定形サイズの用紙上に画像を
形成する。
【0013】長尺シートモードが指定された時にはモー
ド切換手段はエラー検知手段が長尺シートの処理を妨害
するようなエラー信号を出力しないように制御するか
ら、画像形成装置は長尺シート上に画像を形成する。
【0014】また、シート長入力手段と入力判定手段と
を設け、モード指定手段により長尺シートモードが指定
され且つシート長入力手段により長尺シートの長さが入
力された時は、第一のセンサ及び第二のセンサのそれぞ
れが、入力されたシートの長さに応じた所定時間を考慮
して用紙の通過を検知し、長尺シートの長さが入力され
ない時は、搬送開始後所定時間内に第一のセンサが用紙
の通過を検知し、第二のセンサが第一のセンサによる検
知から所定時間内に用紙の通過を検知したか否かが判定
されるため、給紙と用紙搬送のジャムが検出される
【0015】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図2は、この発明の一実施例であるL
B(レーザビーム)プリンタの内部機構を示す概略構成
図である。
【0016】このLBプリンタは、上下2段の給紙装置
のうち、定形サイズの用紙を使用する通常の場合は、下
段のサイズに応じて交換可能な給紙カセット10上の用
紙スタック11aから下段の給紙ローラ12aによって
用紙11が給送され、その用紙11はレジストローラ対
13によってタイミングをとられた後、感光体ドラム1
5の転写位置へ搬送される。
【0017】メインモータ14により矢示方向に回転駆
動される感光体ドラム15は、帯電チャージャ16によ
ってその表面が帯電され、光書込ユニット25からの変
調されたスポットで走査されて表面に静電潜像が形成さ
れる。この潜像は、現像ユニット17によってトナーを
付着され可視像化される。
【0018】このトナー像は、レジストローラ対13に
より搬送されてきた用紙11上に転写チャージャ18に
よって転写され、トナー像が転写された用紙11は感光
体ドラム15から分離され、搬送ベルト19により定着
ユニット20に送られ、その加圧ローラ20aによって
定着ローラ20bに圧接され、その圧力と予め加熱され
ている定着ローラ20bの温度とによって定着される。
【0019】定着ユニット20を出た用紙11は、排紙
ローラ21によってプリンタの側面に設けられた排紙ト
レー22へ排出される。
【0020】感光体ドラム15に残留しているトナー
は、クリーニングユニット23によって除去され回収さ
れる。また、プリンタ内の上方には、それぞれコントロ
ーラおよびエンジンドライバを構成するプリント回路基
板(PCB)24が搭載されている。
【0021】オペレータが図示しないモード指定手段に
より長尺シートモードを指定した時には、上段の給紙装
置すなわち手差しトレー26上に長尺シート27を1枚
ずつセットする。LBプリンタは上段の給紙ローラ12
bによって長尺シート27を給送する。それ以降の長尺
シート27は、用紙11と同様に画像がプリントされ、
排紙トレー22へ排出される。
【0022】また、レジストローラ対13及び排紙ロー
ラ21の直後にそれぞれレジストセンサ28及び排紙セ
ンサ29が設けられている。各種の情報を検知する情報
検知手段を構成するレジストセンサ28,排紙センサ2
9は、それぞれ通過する用紙11又は長尺シート27を
検出して、その先端及び後端の通過のタイミングを検知
する。それらの情報によって、用紙11又は長尺シート
27の長さやトナー像転写のために送り出すタイミン
グ、あるいは搬送状況や無事に排出完了したか等を知る
ことが出来る。
【0023】図1は、図2に示したLBプリンタの制御
系の一例を示すブロック図である。LBプリンタ1は、
プリンタ全体の制御と画像データの処理を行うコントロ
ーラ2と、画像を形成する機構部であるエンジン3と、
コントローラ2と通信しながらエンジン3の制御を行な
うエンジンドライバ4と、コントローラ2と結ばれてオ
ペレータの指示入力とオペレータへの情報表示を行なう
操作パネル5とから構成され、コントローラ2はまた外
部装置であるホストマシン6とも接続されている。
【0024】コントローラ2は、記憶部であるROM,
RAMを内蔵したマイクロコンピュータ(以下「CP
U」という)7からなり、操作パネル5から入力するオ
ペレータの指示とホストマシン6からの指令に応じて、
LBプリンタ1全体の制御と、ホストマシン6から入力
する画像データをビットマップに展開して内蔵するRA
Mに記憶し、ビデオ信号としてエンジンドライバ4に出
力する。また、オペレータの指示内容やエンジンドライ
バ4から入力するエラー情報等を操作パネル5に出力し
て表示させる。
【0025】エンジン3は大別して、プロセス制御部3
1とシーケンス機構部32と各種センサからなるセンサ
群33とから構成されている。プロセス制御部31は、
それぞれ図示しない、帯電,転写,除電等のチャージャ
や現像バイアス等の電圧制御、光書込ユニット25の光
出力制御、定着ローラ20bの温度制御、メインモータ
14の回転数制御等のプロセス制御を行なう機器群から
なっている。
【0026】シーケンス機構部32は、主として用紙搬
送手段を構成するメインモータ14等のモータやクラッ
チ,ソレノイド等、指示されるタイミングに応じてオン
・オフ動作を行なう機器群からなり、広義には光書込ユ
ニット25も含まれる。情報検知手段であるセンサ群3
3は、図2に示したレジストセンサ28,排紙センサ2
9の他に、電圧センサ,光センサ,温度センサ,回転セ
ンサ等により構成され、エンジン3の各部の情報を検知
してエンジンドライバ4に出力する。
【0027】エンジンドライバ4は、コントローラ2と
同様に、ROM,RAMを内蔵したCPU8からなり、
エラー検知手段及び搬送制御手段であるCPU8は、コ
ントローラ2からの指令とセンサ群33からの情報に応
じて、プロセス制御部31にはプロセス制御のための目
標値を設定し、シーケンス機構部32にはオン・オフ信
号や作動開始及び停止のタイミング信号を出力して、エ
ンジン3の制御を行なうと共に、センサ群33からの情
報が予め設定した限界値を超えた時にはエラーと判定
し、エラー信号を出力して表示させたり、エラー内容に
よっては緊急停止等の処理を行なう。
【0028】さらに、CPU8はコントローラ2のCP
U7にタイミング信号やクロックを出力し、それらに同
期して入力するビデオ信号を光書込ユニット25に出力
して画像を書込ませる。CPU8が内蔵するRAMに
は、後述するカウンタA,カウンタBのための領域が設
定されている。
【0029】操作パネル5には、モード指定手段である
モード指定SW(スイッチ)35やシート長入力手段で
あるテンキーSW36等からなるオペレータの指示を入
力するスイッチ群や、オペレータ,ホストマシン6から
の指示内容や作動中の処理内容あるいは発生したエラー
の内容等を表示する表示部37とにより構成されてい
る。
【0030】モード指定SW35により長尺シートモー
ドが指定されると、モード切換手段でもあるCPU8
は、エラー検知結果をすべて無効にする手段としてセン
サ群33からの情報を無視するか、用紙の長さに関する
検知結果のみを無効にする手段としてレジストセンサ2
8又は排紙センサ29により得られる長さ情報を無視し
て、長さがオーバーしてもエラーと判定しない。また
エラー検知機能を制御する手段として、テンキーSW3
6により指定された長尺シートの長さに応じて、長さの
情報を判定する。
【0031】図3乃至図6は、CPU8のルーチンの一
例をサブルーチン形式で示すフロー図であり、図3はモ
ード選択ルーチン、図4以下はそれぞれモード選択ルー
チンからジャンプするモード処理ルーチンを示し、図4
及び図5は第1の長尺(シート)処理ルーチンAの第1
及び第2実施例、図6は定形(サイズ)処理ルーチン及
び第2の長尺処理ルーチンBを兼ねるルーチンをそれぞ
れ示したフロー図である。なお、ステップ番号は「S」
を付して略記する。
【0032】図3に示したモード選択ルーチンがスター
トすると、S(ステップ)1でホストマシン6から入力
する印刷開始命令を待機し、印刷開始命令が入力すると
S2でモータをオンにした後、S3でモード指定SW3
5の指示が長尺シートモードであるか否かを判定し、長
尺シートモードであればS6へジャンプする。否すなわ
ち定形サイズモードであればS4に進み、CPU8のR
OMに予め収納されているテーブルから用紙11のサイ
ズ(長さ)に応じたデータを読出してRAM内のカウン
タA,Bにセットする。データセットが済めばS5で定
形処理のサブルーチンにジャンプする。
【0033】長尺シートモードでS6へジャンプする
と、テンキーSW36から長尺シートの長さが入力して
いるか否かを判定し、入力していればS8へジャンプ
し、否すなわち長さ無指定であればS7に進み、長尺処
理Aのサブルーチンにジャンプする。S8へジャンプす
ると、テンキーSW36から入力している長尺シートの
長さのデータをカウンタA,Bにセットし、S9で長尺
処理Bのサブルーチンにジャンプする。
【0034】S5,S7,S9のいずれかからジャンプ
したモード処理のサブルーチンからリターンしてくる
と、S10でモータをオフにしてモード選択ルーチンを
終了し、メインルーチンにリターンする。
【0035】図4に示した長さの指定がない長尺処理ル
ーチンAの第1実施例は、センサ群33からの情報を判
定するCPU8(エラー検知手段)の用紙搬送中に発生
する情報に関する検知結果をすべて無効にする例であ
る。そのため、このサブルーチンにおいてエンジンドラ
イバ4のCPU8は、S12でエンジン3のプロセス制
御部31の制御のみによって長尺シート27上に画像を
形成するから、長尺シート27が排紙トレー22に排出
されてもエンジン3は作動したままになっている。
【0036】したがって、オペレータは長尺シート27
の排出を確認して、例えば操作パネル5からモータ・オ
フの指示をしなければならない。すなわちS13でモー
タ・オフの指示入力を待機し、その指示が入力すればモ
ード選択ルーチンにリターンする。
【0037】図5に示した長さの指定がない長尺処理ル
ーチンAの第2実施例は、CPU8によるエラー検知結
果のうち長尺シートの長さに関する検知結果のみを無効
にする例である。したがって、CPU8はプロセス制御
部31の制御と、シーケンス機構部32の長さを除くす
べてのシーケンス制御を行なう。なお、このLBプリン
タ1においては、用紙11又は長尺シート27(以下ま
とめて「用紙」という)の搬送速度は10mm/秒であ
り、レジストセンサ28から排紙センサ29までの搬送
距離は300mm未満である。
【0038】図5に示したサブルーチンにジャンプする
と、先ずS15でレジストセンサ28が用紙を検出して
オンになったか否かを判定し、否すなわちオンになって
いなければS16でモータ・オン(用紙搬送開始)から
1秒経過したか否かを判定して、否ならばS15に戻
り、1秒経過してもレジストセンサ28がオフ即ち用紙
を検出しなければ給紙エラーと判断して、S17に進ん
で用紙ジャムを表示しモード選択ルーチンにリターンす
る。
【0039】1秒以内にレジストセンサ28がオンにな
れば、S18に進んでプロセス制御を行ない、S19で
排紙センサ29が用紙を検出してオンになったか否かを
判定する。否すなわちオンになっていなければ、S20
でレジストセンサ28がオンになってから10秒経過し
たか否かを判定して、否ならばS19に戻り、10秒経
過しても排紙センサ29がオフであれば用紙搬送エラー
と判断して、S21に進んで用紙ジャムを表示しリター
ンする。
【0040】10秒以内に排紙センサ29がオンになれ
ば、次にS22で排紙センサ29がオフになるまで待機
する。排紙センサ29がオフすなわち用紙の排出が終了
すればモード選択ルーチンにリターンする。
【0041】以上説明した長さの指定がない長尺処理ル
ーチンAは、オペレータが長さ指定を煩らわしいと感じ
た場合、あるいはロールペーパやフォーマット用紙のよ
うな連続用紙で長さが指定出来ない場合等に有効であ
る。図4に示した第1実施例でも、用紙の給搬送エラー
が発生しなければ問題ないが、オペレータがマニュアル
でストップしなければならないという問題がある。それ
に対して図5に示した第2実施例では、マニュアルスト
ップの必要がなく、給搬送エラーが発生すれば用紙ジャ
ムを表示してストップする。
【0042】ただし、第2実施例でもロールペーパやフ
ォーマット用紙の場合は排紙センサ29がオフにならな
いから、マニュアルでストップしなければならないが、
ホストマシン6から予め印刷終了したらストップするよ
うに指令しておけばその問題は解決し、LBプリンタ1
がストップした後でロールペーパやフォーマット用紙を
切断して、マニュアルで排紙すればよい。
【0043】図6に示した定形処理ルーチン兼長さを指
定した長尺処理ルーチンBは、このサブルーチンがスタ
ートすると、先ずS25でレジストセンサ28がオンに
なったか否かを判定するが、S25乃至S27の処理は
図5におけるS15乃至S17の処理と全く同様である
から説明を省略する。
【0044】モータ・オン後1秒以内にレジストセンサ
28がオンになればS28に進んで、予めモード選択ル
ーチン(図3)のS4又はS8で用紙の長さに関するデ
ータがセットされているCPU8のRAM内のカウンタ
A,Bのうち、カウンタAをスタートさせてS29に進
み、プロセス制御を行なう。次のS30乃至S32の処
理も図5におけるS19乃至S21の処理と同様である
から説明を省略する。
【0045】S30でレジストセンサ28がオンになっ
てから10秒以内に排紙センサ29がオンになれば、S
33に進んでカウンタBをスタートさせた後、S34に
進みレジストセンサ28がオフになったか否か、即ち用
紙の後端がレジストセンサ28を通過したか否かを判定
する。
【0046】否すなわち用紙がレジストセンサ28を通
過していなければ、S35においてカウンタAの内容を
判定し、レジストセンサ28がオンになってから用紙が
通過し終る通過予定時間が経過したか否かを判断する。
通過予定時間が経過していなければS34に戻り、通過
予定時間が経過したにも拘らずレジストセンサ28がオ
ンのままであれば、用紙の給搬送エラーが発生したと判
断してS36に進み、用紙ジャムを表示してリターンす
る。
【0047】通過予定時間以内にレジストセンサ28が
オフになれば、S37に進んで排紙センサ29がオフに
なったか否かを判定し、否であればS38でカウンタB
の内容を判定して、排紙センサ29がオンになってから
通過予定時間が経過したか否かを判断する。このS37
とS38の処理は、レジストセンサ28におけるS34
とS35の処理と同様であるから、詳しい説明は省略す
る。
【0048】通過予定時間以内に排紙センサ29がオフ
になれば、無事に排紙が終了したと判断してモード選択
ルーチンにリターンし、通過予定時間が経過しても排紙
センサ29がオンのままであればS39に進み、用紙ジ
ャムを表示してモード選択ルーチンにリターンする。
【0049】この長尺処理ルーチンBによれば、オペレ
ータが操作パネル5のテンキーSW36から長尺シート
27の長さを入力することにより、定形サイズの用紙1
1と全く同様に処理するから、プロセス制御もシーケン
ス制御もすべて行なわれ、如何なるエラーが発生しても
重大なトラブルになることがない。
【0050】以上説明したように、この発明による画像
形成装置は、ハードウェアとしては例えば操作パネル5
にモード指定SW35及び更にテンキーSW36を設け
るだけで長尺シートを使用することが出来るから、僅か
なコストアップで済む。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、最大サイズ以下の定形サイズの用紙のみでなく、長
尺シートも使用することが出来る画像形成装置をローコ
ストで提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例であるLBプリンタの制御
系の一例を示すブロック図である。
【図2】図1に示したLBプリンタの内部機構を示す概
略構成図である。
【図3】図1に示した制御系によるモード選択ルーチン
の一例を示すフロー図である。
【図4】図3に示したモード選択ルーチンからジャンプ
する長尺処理ルーチンAの第1実施例を示すフロー図で
ある。
【図5】図3に示したモード選択ルーチンからジャンプ
する長尺処理ルーチンAの第2実施例を示すフロー図で
ある。
【図6】図3に示したモード選択ルーチンからジャンプ
する定形処理ルーチン兼長尺処理ルーチンBの一例を示
すフロー図である。
【符号の説明】
1 LBプリンタ(画像形成装置) 3 エンジ
ン 4 エンジンドライバ 5 操作パ
ネル 8 CPU(マイクロコンピュータ:エラー検知手段,搬
送制御手段,モード切換手段,検知結果を無効にする手
段,エラー検知手段の機能を制御する手段) 11 用紙 27 長尺
シート 32 シーケンス機構部(用紙搬送手段) 33 セン
サ群(情報検知手段) 35 モード指定SW(モード指定手段) 36 テンキーSW(シート長入力手段)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙搬送手段と、該用紙搬送手段により
    搬送される用紙の通過を先に検知する第一のセンサ及び
    後に検知する第二のセンサを有し、該用紙搬送手段によ
    る用紙の搬送中に発生する各種の情報を検知する情報検
    知手段と、該情報検知手段が検知した情報と使用する用
    紙のサイズとに応じて異常時にエラー信号を出力するエ
    ラー検知手段と、該エラー検知手段が出力するエラー信
    号と前記情報検知手段が検知した情報とに応じて前記用
    紙搬送手段を制御する搬送制御手段とを備え、電子写真
    プロセスにより前記用紙上に画像を形成する画像形成装
    置において、 前記用紙として定形サイズの用紙を使用する定形サイズ
    モードと長尺シートを使用する長尺シートモードのいず
    れかを選択的に指定するモード指定手段と、 該モード指定手段により指定されたモードに応じて前記
    エラー検知手段の機能を切換えるモード切換手段と、使用する長尺シートの長さを入力するシート長入力手段
    と、 該手段による長尺シートの長さの入力の有無を判定する
    入力判定手段とを設け、 前記モード切換手段が、前記モード指定手段により長尺
    シートモードが指定され、かつ前記入力判定手段により
    入力有りと判定されたときは、前記第一及び第二のセン
    サのそれぞれが、用紙先端の通過を検知してから前記入
    力された長尺シートの長さに応じた所定時間経過前に該
    用紙後端の通過を検知したか否かを判定し、 前記モード指定手段により長尺シートモードが指定さ
    れ、かつ前記入力判定手段により入力無しと判定された
    ときは、前記第一のセンサが用紙の搬送開始から所定時
    間経過前に用紙の通過を検知したか否かを判定し、前記
    第二のセンサが該第一のセンサによる用紙の通過の検知
    から所定時間経過前に該用紙の通過を検知したか否かを
    判定する手段を有する ことを特徴とする画像形成装置。
JP01687592A 1992-01-31 1992-01-31 画像形成装置 Expired - Fee Related JP3176969B2 (ja)

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