JPH10228212A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10228212A
JPH10228212A JP9116467A JP11646797A JPH10228212A JP H10228212 A JPH10228212 A JP H10228212A JP 9116467 A JP9116467 A JP 9116467A JP 11646797 A JP11646797 A JP 11646797A JP H10228212 A JPH10228212 A JP H10228212A
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JP
Japan
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human body
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JP9116467A
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English (en)
Inventor
Eiji Nemoto
栄治 根本
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数枚のコピーを行なう時に操作ミスを行な
っても原稿読み取り動作を繰り返す必要がない画像形成
装置を得る。 【解決手段】 人体検知センサ505が人体の存在を検
知している間は、画像メモリに記憶されている画像デー
タを消去することを禁止し、画像データのコピー部数ま
たはコピーモード変更が行われた時に、画像メモリに既
に記憶されている画像データに基づいてコピー処理を行
う。このことにより、人体が近くに存在しているとき
は、一度読み取った画像データが画像メモリに保持され
る。よって、複数枚のコピーを行なう時に操作ミスを行
なって操作をやり直す場合でも、一度読み取った画像デ
ータを画像メモリから読み出してコピー処理ができる。
原稿読み取り動作を省くことができ、コピー時間を短縮
することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル複写機な
どに適用される画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置は一般に、原稿読み
取り装置で読み取った画像データをメモリに格納し、コ
ピーが終了した時にメモリをクリアしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
デジタル複写機は、複数枚のコピーを行なう時に、必要
コピー部数を誤って少なく入力すると、オペレータは原
稿を再度セットしてコピーをやり直す必要がある。その
ため、原稿画像を再度読み取ることからコピー動作が行
われ、コピーを行う原稿枚数が多い時には、さらに大変
である。
【0004】また、複数枚のコピーを行なう時に、不必
要な原稿を誤ってコピーし、オペレータが途中でそのこ
とに気が付いた場合、オペレータはコピー処理を中断し
て不必要な原稿を取り除き、原稿を再度セットしてから
コピーをやり直す必要がある。そのため、原稿画像を再
度読み取ることからコピー動作が行われ、コピーを行う
原稿枚数が多い時には、コピーに費やす時間が長くなる
という問題を伴う。
【0005】さらに、コピーを複数枚取る作業を行う際
に、原稿が複数枚ある場合に原稿の順番を入れ間違えて
セットしてしまうことがあるが、その場合は、操作者は
再度原稿をセットしてコピーを取り直す作業を行わなけ
ればならない。そのコピー動作は、再度原稿画像を読み
取る動作から繰り返すことになる。
【0006】また、原稿枚数が複数枚ある時、原稿をセ
ットする向きを逆方向にセットしてしまうこともある。
操作者が途中でそれに気が付いたときは、コピー処理を
中断し、不用な原稿を取り除き、原稿を再セットしてコ
ピーを取り直す作業を行わなければならない。そのコピ
ー動作は、再度原稿画像を読み取る動作から繰り返すこ
とになり、そのため原稿枚数が多い場合などは、コピー
時間がかなりかかってしまう。
【0007】本発明は、操作ミスを行なっても原稿読み
取り動作を繰り返す必要のない画像形成装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明によれば、読み取った画像データを記憶
する画像記憶手段と、前記画像データに基づいて画像を
形成する画像形成手段と、人体の存在を検知する人体検
知手段と、前記人体検知手段による検知結果に基づい
て、前記画像記憶手段に記憶されている画像データの消
去の制御を行う消去制御手段とを備えている。
【0009】このことにより、人体が近くに存在してい
るときは、一度読み取った画像データを画像記憶手段に
保持したままにしておくことができ、複数枚のコピーを
行なう時に操作ミスを行なって操作をやり直す場合で
も、一度読み取った画像データを画像記憶手段から読み
出してコピー処理を行うことができるので、原稿読み取
り動作を省くことができ、コピー時間を短縮することが
可能となる。
【0010】また、本発明の一態様によれば、前記消去
制御手段は、前記人体検知手段が人体の存在を検知して
いる間は、前記画像記憶手段に記憶されている画像デー
タを消去することを禁止し、前記画像形成手段は、前記
画像データのコピー部数またはコピーモード変更が行わ
れた時に、前記画像記憶手段に既に記憶されている画像
データに基づいて画像を形成する。
【0011】このことにより、複数枚のコピーを行なう
時に、必要コピー部数を誤って少なく入力しても、人体
検知手段が人体の存在を検知している間は、一度読み取
った画像データが画像記憶手段に保持されたままになっ
ているので、必要コピー部数を正しく入力し直してコピ
ーをやり直した場合でも、一度読み取った画像データを
画像記憶手段から読み出してコピー処理を行うことがで
きるので、コピー時間を短縮することが可能となる。
【0012】また、本発明の一態様によれば、前記消去
制御手段は、前記人体検知手段が人体の存在を検知して
いる間は、前記画像記憶手段に記憶されている画像デー
タを消去することを禁止し、前記画像形成手段は、前記
画像データから所望の頁を除去した時に、前記画像記憶
手段に既に記憶されている画像データに基づいて画像を
形成する。
【0013】このことにより、複数枚のコピーを行なう
時に、不必要な原稿を誤ってコピーし、オペレータが途
中でそのことに気が付いてコピー処理を中断して不必要
な原稿を取り除いても、人体検知手段が人体の存在を検
知している間は、一度読み取った画像データが画像記憶
手段に保持されたままになっているので、原稿を再度セ
ットしてからコピーをやり直した場合でも、一度読み取
った画像データを画像記憶手段から読み出してコピー処
理を行うことができるので、コピー時間を短縮すること
が可能となる。
【0014】さらに、上記の画像形成装置は、所定の原
稿上の画像を画像データとして画素毎にデジタル的に読
み取る画像読取手段と、この読み取った原稿の画像デー
タを原稿の頁毎に画像記憶手段に格納し、且つ任意の頁
の画像データの読み出しを行う画像形成制御手段を有
し、画像形成制御手段の制御により原稿の画像データの
位置を任意に入れ替えてのコピーを可能とするとよい。
【0015】また、上記の画像データの位置は、原稿の
画像データの頁の順番であり、あるいは、原稿の画像デ
ータの出力方向であることとするとよい。
【0016】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明に
よる画像形成装置の実施の形態を詳細に説明する。図1
〜図8を参照すると本発明の画像形成装置の一実施形態
が示されている。
【0017】図1は本発明の一実施例に係わるデジタル
複写機の構成を示す側面図である。図1において、10
0はレーザプリンタ、200はADF(自動原稿送り装
置)、300はソータ、400はイメージスキャナ、5
00は操作パネルである。レーザプリンタ100は、レ
ーザ書き込み系、画像再生系、給紙系及び両面トレイ系
を備え、レーザ書き込み系において、101はレーザ出
力ユニット、102は結像レンズ、128はミラーであ
る。画像再生系において、103は感光体ドラム、10
4は帯電チャージャ、106は現像ユニット、112は
転写チャージャ、113は分離チャージャ、114は分
離爪、115は搬送ベルト、116は定着ローラ、12
0はクリーニングセットである。給紙系において、10
7は給紙カセット、109は給紙コロである。両面トレ
イ系において、111はレジストローラ、118は分離
爪、119、127、128、129はガイド板、12
1、122はローラ、123は切り替え爪、124は両
面トレイ、125は給紙コロである。なお、感光体ドラ
ム103の一端近傍のレーザビームの照射される位置に
主走査同期信号を発生するビームセンサが配置されてい
る。
【0018】自動原稿送り装置200において、201
は原稿を載置する原稿台、202は原稿台201上の原
稿を送り出す給紙コロ、203は重なっている原稿を1
枚づつ分離する分離ローラ、204は分離された原稿を
搬入する搬入ローラ、205はコンタクトガラス板40
1上で原稿を搬送する搬送ベルト、206は排紙トレ
イ、207はガイド板である。
【0019】ソータ300において、301はスポンジ
ローラ、302は搬送ローラ、303は入り口センサ、
304は切り替えガイド、305−1、305−2、3
05−3、305−4は排紙ビン(受棚)、306は割
り込みトレイ、307は排出ローラ、308は偏向爪、
311はスポンジローラ301、搬送ローラ302及び
排出ローラ307を駆動する駆動ユニットである。駆動
ユニット311において、312は電気モータ、31
3、316はタイミングベルト、314は中間軸、31
5はクラッチである。
【0020】イメージスキャナ400は、原稿を載置す
る載置板と光学走査系とを備え、401は原稿を載置す
るコンタクトガラス板、402は露光ランプ、403は
第1ミラー、404は第2ミラー、405は第3ミラ
ー、406はレンズ、407はCCDイメージセンサで
ある。
【0021】図2は本発明の一実施例に係わるデジタル
複写機の構成を示す上面図である。図2において、20
0は自動原稿送り装置、300はソータ、500は操作
パネル、305−1は排紙ビン、401はコンタクトガ
ラス板、205は搬送ベルト、207はガイド板、50
5は人体検知センサである。
【0022】人体検知センサ505は、複写機付近に存
在する物体を検知するもので、例えば、発光素子を組み
合わせた反射型フォトセンサにより構成することができ
る。そして、人体検知センサ505からのセンサ出力を
人体検知信号としてレーザプリンタ100の制御回路内
に設けられているI/Oポートに接続し、この人体検知
信号をCPUで監視することにより、複写機付近に存在
する人体の有無を検知することができる。
【0023】図3は、図2の操作パネル500の概略構
成を示す図である。図3において、501はコピーを開
始させるコピースタートキー、502はコピー枚数など
を入力するテンキー、503はコピー枚数などの数字情
報を表示する表示器、504はオペレータに対するメッ
セージを表示する液晶表示部、505は人体検知セン
サ、506はコピーモード変更キーである。ここで、液
晶表示部504は、LCDコントローラを介してCPU
によって制御される。なお、図3に示した操作パネル5
00は、その他のコピーモード設定のためのキーは省略
されている。
【0024】図4は、レーザプリンタ10の制御回路の
構成を示すブロック図である。図4において、150は
CPU、151はプログラム用ROM、152はデータ
の一時格納用RAM、153はタイマ、154はI/O
ポート、155は人体検知センサ505などのセンサ、
156は負荷ドライバ、157は負荷、450は画像メ
モリを制御するメモリユニット、500は複写機を操作
する操作パネルである。
【0025】図5は、本発明の一実施例に係わるデジタ
ル複写機のデータ処理部の構成を示すブロック図であ
る。図5において、150はCPU、154はI/Oポ
ート、450は画像データを記憶するメモリユニット、
407はCCD、410はA/Dコンバータ、411は
シェーディング補正回路、412はMTF・γ補正回
路、413はセレクタ、101はレーザ出力ユニット、
505は人体検知センサ、506はコピーモード変更キ
ー入力部、507は原稿セット検知センサである。
【0026】図6は、本発明の一実施例に係わるデジタ
ル複写機の画像メモリエリアの構成を示す図である。図
6において、図1のイメージスキャナ400により読み
取られた画像データは、コピー原稿頁順に格納される。
そして、各先頭アドレスを指定することにより、画像メ
モリに格納されているコピー原稿の任意の頁を読み出す
ことができる。
【0027】次に、図1〜6を参照しながら、本発明の
一実施例に係わるデジタル複写機の各構成部に基づく動
作について説明する。
【0028】まず、オペレータがコピーを行う時にデジ
タル複写機に接近すると、人体検知センサ505が人体
の存在を検知してオン状態となる。そして、オペレータ
は、自動原稿送り装置200の原稿台201に原稿をセ
ットし、図3の操作パネル500を操作することによ
り、変倍率、両面/片面、コピー部数などのコピーモー
ドを設定し、コピースタートキー501を押す。
【0029】コピースタートキー501が押されると、
自動原稿送り装置200の給紙コロ202は原稿台20
1上の原稿を送り出し、重なっている原稿が分離ローラ
203で1枚づつ分離され、搬入ローラ204及び搬送
ベルト205が分離された原稿をコンタクトガラス板4
01上に搬入する。
【0030】原稿がコンタクトガラス板401上に搬入
されると、スキャナ400による原稿の読み取り動作が
行われる。ここで、露光ランプ402及び第1ミラー4
03は第1キャリジ上に固定され、第2ミラー404及
び第3ミラー405は第2キャリジ上に固定されてい
る。そして、光路長が変わらないように、第1キャリジ
と第2キャリジとを2対1の相対速度で機械的に移動さ
せ、露光ランプ402の光か原稿から反射してきた光を
CCDイメージセンサ407で検出することにより、副
走査方向における原稿の読み取りが行われる。また、主
走査方向における原稿の読み取りは、CCDイメージセ
ンサ407の固体走査により行う。
【0031】CCDイメージセンサ407により読み取
られた光信号は電気信号に変換されて、図5のA/Dコ
ンバータ410に送られ、シェーディング補正回路41
1及びMTF・γ補正回路412による画像処理を行っ
てから、セレクタ413によりメモリユニット450に
送られて画像メモリに格納される。
【0032】なお、レンズ406及びCCDイメージセ
ンサ407を図2の左右方向に移動させることにより、
画像倍率を変えることができる。すなわち、レンズ40
6及びCCDイメージセンサ407の左右方向の位置が
指定された倍率に対応して設定される。
【0033】スキャナ400による原稿の読み取り動作
が行われ、読み取られた画像データが画像メモリに格納
されると、セレクタ413はメモリユニット450から
の出力をレーザ出力ユニット101の入力に切り替え、
画像メモリに格納されている画像データをレーザ出力ユ
ニット101に供給する。
【0034】レーザ出力ユニット101は、レーザ光源
としてのレーザダイオード及び電気モータによって高速
回転する多角形ミラー(ポリゴンミラー)を備え、レー
ザダイオードから出力されたレーザ光はポリゴンミラー
で偏向されながら、結像レンズ102及びミラー128
を介して感光体ドラム103に照射する。
【0035】帯電チャージャ104は感光体ドラム10
3の表面を一様に帯電させる。一様に帯電している感光
体ドラム103にレーザ光が照射すると、照射された部
分は電位が低下する。レーザ光は記録画素の白/黒に応
じてオン/オフ制御されているので、感光体ドラム10
3の表面へのレーザ光の照射により感光体ドラム103
上に記録画像に対応する電位分布、すなわち静電潜像が
形成される。
【0036】現像ユニット106は、静電潜像が形成さ
れた感光体ドラム103の表面の電位の高低に応じてト
ナーを付着させ、感光体ドラム103の表面にトナー像
を形成する。
【0037】一方、給紙カセット107から記録シート
が給紙コロ109により給紙され、ガイド板127に案
内されて、レジストローラ111に当接した状態で一旦
停止し、記録プロセスの進行に同期したタイミングで感
光体ドラム103に送られる。
【0038】このため、トナー像が形成された感光体ド
ラム103と記録紙とが重なり、転写チャージャ112
によりトナー像が記録紙に転写され、トナー像が転写さ
れた記録紙は分離チャージャ113によって感光体ドラ
ム103から分離される。
【0039】感光体ドラム103から分離された記録紙
は、搬送ベルト115により定着ローラ116に搬送さ
れ、ヒータが内蔵されている定着ローラ116によって
加熱定着された後、分離爪118によって、ソータ30
0または両面トレイ124へ搬送方向が切り替えられ
る。
【0040】また、記録紙が分離された感光体ドラム1
03は、クリーニングセット120によって表面のクリ
ーニングが行われる。
【0041】両面コピーを行う場合、定着ローラ116
によって加熱定着された記録紙は、分離爪118によっ
て、ガイド板129の方向に送られ、ローラ121、1
22により搬送される。この時、切り替え爪123は、
加熱定着された記録紙を両面トレイ124に搬送可能と
なるように解放されている。
【0042】このため、加熱定着された記録紙は、画像
が形成された面を上にして両面トレイ124内に蓄積さ
れる。
【0043】そして、記録紙の裏面に画像を形成する時
は、両面トレイ124から記録紙が給紙コロ125によ
り給紙され、ガイド板128に案内されて、レジストロ
ーラ111に当接した状態で一旦停止し、記録プロセス
の進行に同期したタイミングで感光体ドラム103に送
られる。この時、切り替え爪123は、ガイド板129
側を閉じている。
【0044】このことにより、記録紙が次に画像再生系
を通過する時は、記録紙の反対の面に画像が形成され、
記録紙の両側に画像を形成することができる。
【0045】片面コピーを行う場合、定着ローラ116
によって加熱定着された記録紙は、分離爪118によっ
て、ガイド板119の方向に送られ、ソータ300に供
給される。
【0046】ソータ300には、多数の排紙ビン305
−1、305−2、305−3、305−4が備わって
おり、これらのいずれか1つの排紙ビン305−1、3
05−2、305−3、305−4が選択されて定着ロ
ーラ116によって加熱定着された記録紙が排出され
る。すなわち、ガイド板119によってレーザプリンタ
100から送られてきた記録紙は、スポンジローラ30
1、搬送ローラ302、及び切り替えガイド304を通
り、上方向に向かって搬送され、選択された排紙ビン3
05−1、305−2、305−3、305−4の手前
で進行方向を変え、選択された排紙ビン305−1、3
05−2、305−3、305−4に排紙される。
【0047】所定の排紙ビン305−1、305−2、
305−3、305−4に記録紙を排紙するために、排
出ローラ307及び偏向爪308が備えられている。こ
の偏向爪308の偏向により、記録紙を排紙する排紙ビ
ン305−1、305−2、305−3、305−4を
決定する。
【0048】なお、読み取りが終了した原稿は、搬送ベ
ルト205により排紙トレイ206に排出され、次の原
稿が搬入ローラ204及び搬送ベルト205によりコン
タクトガラス板401上に搬入される。
【0049】<動作例1>図7は、本発明の一実施例に
係わるデジタル複写機の動作例1を示すフローチャート
である。図7において、オペレータは、図3の操作パネ
ル500を操作することにより、変倍率、両面/片面、
コピー部数などのコピーモードを設定し(ステップS
1)、コピースタートキー501を押す(ステップS
2)。
【0050】コピースタートキー501が押されると、
スキャナ部400は原稿の画像を読取り、メモリユニッ
ト450に格納する(ステップS3)。そして、格納さ
れた画像データをメモリユニット450から読み出して
レーザプリンタ100に送り、記録紙に画像を形成する
(ステップS4)。
【0051】次に、コピー枚数分の画像形成が終了した
かどうかを判断し(ステップS5)、コピー枚数分の画
像形成が終了していない場合、ステップS4に戻って、
格納された画像データをメモリユニット450から読み
出してレーザプリンタ100に送る動作を繰り返す。
【0052】次に、コピー枚数分の画像形成が終了し、
人体検知センサ505がオフ状態となっている時は(ス
テップS6)、画像メモリをクリアして格納された画像
データを消去する(ステップS12)。
【0053】一方、コピー枚数分の画像形成が終了した
時に、人体検知センサ505がオン状態となっている時
は(ステップS6)、コピーモードの変更があるかどう
かを判断し(ステップS7)、コピーモードの変更がな
く、他のコピー動作モードの設定が行われたり、原稿の
セット検知信号がオンした場合などは、画像メモリをク
リアして格納された画像データを消去する(ステップS
12)。
【0054】また、コピー枚数分の画像形成が終了した
時に、人体検知センサ505がオン状態となっており、
且つ、コピーモードの変更がある場合は、削除原稿頁が
あるかどうかを判断し(ステップS8)、削除原稿頁が
ある場合、操作パネル500を操作することにより、削
除原稿頁をキー入力して選択する(ステップS9)。
【0055】次に、オペレータは、操作パネル500を
操作することにより、変倍率、両面/片面、コピー部数
などのコピーモードを追加して設定し(ステップS1
0)、コピースタートキー501を押す(ステップS1
1)。
【0056】コピースタートキー501が押されると、
ステップS4に戻り、スキャナ部400は原稿の画像を
読取り、メモリユニット450に格納する。そして、格
納された画像データをメモリユニット450から読み出
してレーザプリンタ100に送り、記録紙に画像を形成
する。
【0057】<動作例2>図8は、本発明の一実施例に
係わるデジタル複写機の動作例2を示すフローチャート
である。図8のフローチャートを用いて図7の動作例1
と異なるコピー動作について説明する。
【0058】動作例2は、フローチャート図8と図7と
を対比して明らかなように、ステップS1の「コピーモ
ード設定」〜ステップS7の「コピーモード変更?」ま
でと、ステップS12の「画像メモリクリア」が同一で
ある。
【0059】図8において、「コピーモード設定」(S
1)〜「コピー枚数回終了?」(S5/Yes)のコピ
ー終了後に、人体検知センサがオンしている時(S6/
Yes)には、そのままの状態で待機する。操作者によ
り操作パネル500のコピーモード変更キー506が入
力されると(S7)、原稿頁順の入れ替え(S18)、
又は画像出力方向の180度回転(S20)の選択画面
となる。
【0060】原稿頁順の入れ替えを選択した場合は(S
18/Yes)、操作部からキー入力で頁順変更対象原
稿の変更前後の頁順を入力する(S19)。また、原稿
画像出力方向の180度回転を選択した場合は(S20
/Yes)、対象原稿画像頁順を入力する(S21)。
そして必要コピー部数や変倍、両面/片面などのコピー
モード追加の設定入力を行う(S10)。
【0061】原稿頁順の入れ替えの指示入力がなく(S
18/NO)、又は画像出力方向を180度回転させる
指示入力がない場合は(S20/NO)、そのままコピ
ー部数や変倍、両面/片面などのコピーモードの追加入
力する(S10)。
【0062】コピースタートキー入力により(S1
1)、画像メモリユニットに格納してある画像データを
読み出し、レーザプリンタ部100に送り画像形成動作
を繰り返す。
【0063】コピー終了した場合には、人体検知センサ
の信号を検出し、人体検知センサの出力がオフであれば
画像メモリをクリアし終了する(S12)。また、人体
検知センサ信号がオンであっても、コピーモード変更キ
ーが入力されず、他のコピー動作モードの設定が行われ
たり、原稿のセット検知信号がオンした場合には(S7
/NO)、画像メモリに蓄えられている原稿画像データ
をクリアする(S12)。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
人体が近くに存在しているときは、一度読み取った画像
データを画像記憶手段に保持したままにしておくことに
より、複数枚のコピーを行なう時に操作ミスを行なって
操作をやり直す場合でも、一度読み取った画像データを
画像記憶手段から読み出してコピー処理を行うことがで
きるので、原稿読み取り動作を省くことができ、コピー
時間を短縮することが可能となる。
【0065】また、本発明の一態様によれば、複数枚の
コピーを行なう時に、必要コピー部数を誤って少なく入
力しても、人体検知手段が人体の存在を検知している間
は、一度読み取った画像データを画像記憶手段に保持さ
れたままにしておくことにより、必要コピー部数を正し
く入力し直してコピーをやり直した場合でも、一度読み
取った画像データを画像記憶手段から読み出してコピー
処理を行うことができ、コピー時間を短縮することが可
能となる。
【0066】また、本発明の一態様によれば、複数枚の
コピーを行なう時に、不必要な原稿を誤ってコピーし、
オペレータが途中でそのことに気が付いてコピー処理を
中断して不必要な原稿を取り除いても、人体検知手段が
人体の存在を検知している間は、一度読み取った画像デ
ータを画像記憶手段に保持されたままにしておくことに
より、原稿を再度セットしてからコピーをやり直した場
合でも、一度読み取った画像データを画像記憶手段から
読み出してコピー処理を行うことができ、コピー時間を
短縮することが可能となる。
【0067】請求項4〜6の発明によれば、コピーを複
数枚取る作業を行う際に、原稿が複数枚ある場合に、原
稿の順番を入れ間違えてセットしてしまうことがある。
その場合、操作者がコピーモードを入力後、コピー処理
を始めてしまっても、コピー動作終了後すぐには画像メ
モリに蓄えた原稿画像データを消去しない。人体検知セ
ンサが検知信号を検出している間は、操作者のキー入力
によりメモリに蓄えられている画像データの位置の変更
可能とし、再度原稿画像の読み取り処理から繰り返さな
くても続けてコピー動作を行うことを可能とし、コピー
処理動作にかかる時間を短縮することが出来る。位置の
変更とは、例えば、画像データの頁の順番であり、出力
方向である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わるデジタル複写機の構
成を示す側面図である。
【図2】本発明の一実施例に係わるデジタル複写機の構
成を示す上面図である。
【図3】本発明の一実施例に係わるデジタル複写機の操
作パネルの構成を示す図である。
【図4】本発明の一実施例に係わるデジタル複写機の制
御部の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の一実施例に係わるデジタル複写機のデ
ータ処理部の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の一実施例に係わるデジタル複写機の画
像メモリエリアの構成を示す図である。
【図7】本発明の一実施例に係わるデジタル複写機の動
作例1を示すフローチャートである。
【図8】デジタル複写機の動作例2を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
101 レーザ出力ユニット 150 CPU 151 ROM 152 RAM 153 タイマ 154 I/Oポート 155 センサ 156 負荷ドライバ 157 負荷 450 メモリユニット 500 操作パネル 407 CCD 410 A/Dコンバータ 411 シェーディング補正回路 412 MTF・γ補正回路 413 セレクタ 505 人体検知センサ 506 コピーモード変更キー入力部 507 原稿セット検知センサ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを記憶する画像記憶手段と、 前記画像データに基づいて画像を形成する画像形成手段
    と、 人体の存在を検知する人体検知手段と、 前記人体検知手段による検知結果に基づいて、前記画像
    記憶手段に記憶されている画像データの消去の制御を行
    う消去制御手段とを備えることを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記消去制御手段は、前記人体検知手段
    が人体の存在を検知している間は、前記画像記憶手段に
    記憶されている画像データを消去することを禁止し、 前記画像形成手段は、前記画像データのコピー部数また
    はコピーモード変更が行われた時に、前記画像記憶手段
    に既に記憶されている画像データに基づいて画像を形成
    することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記消去制御手段は、前記人体検知手段
    が人体の存在を検知している間は、前記画像記憶手段に
    記憶されている画像データを消去することを禁止し、 前記画像形成手段は、前記画像データから所望の頁を除
    去した時に、前記画像記憶手段に既に記憶されている画
    像データに基づいて画像を形成することを特徴とする請
    求項1に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記画像形成装置は、さらに、所定の原
    稿上の画像を画像データとして画素毎にデジタル的に読
    み取る画像読取手段と、該読み取った画像データを前記
    原稿の頁毎に前記画像記憶手段に格納し、且つ任意の頁
    の画像データの読み出しを行う画像形成制御手段を有
    し、該画像形成制御手段の制御により前記原稿の画像デ
    ータの位置を任意に入れ替えてのコピーを可能としたこ
    とを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の画
    像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記画像データの位置は、前記原稿の画
    像データの頁の順番であることを特徴とする請求項4記
    載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記画像データの位置は、前記原稿の画
    像データの出力方向であることを特徴とする請求項4記
    載の画像形成装置。
JP9116467A 1996-12-11 1997-04-18 画像形成装置 Pending JPH10228212A (ja)

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JP9116467A JPH10228212A (ja) 1996-12-11 1997-04-18 画像形成装置

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JP8-351995 1996-12-11
JP35199596 1996-12-11
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007322769A (ja) * 2006-06-01 2007-12-13 Konica Minolta Holdings Inc 映像表示システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007322769A (ja) * 2006-06-01 2007-12-13 Konica Minolta Holdings Inc 映像表示システム

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