JP2003122227A - 画像形成装置及びその制御方法 - Google Patents

画像形成装置及びその制御方法

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JP2003122227A
JP2003122227A JP2002176623A JP2002176623A JP2003122227A JP 2003122227 A JP2003122227 A JP 2003122227A JP 2002176623 A JP2002176623 A JP 2002176623A JP 2002176623 A JP2002176623 A JP 2002176623A JP 2003122227 A JP2003122227 A JP 2003122227A
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image forming
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cut sheet
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Application number
JP2002176623A
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English (en)
Inventor
Shungo Miyata
俊吾 宮田
Kazumasa Yasui
計政 安井
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
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    • G03G2215/00362Apparatus for electrophotographic processes relating to the copy medium handling
    • G03G2215/00535Stable handling of copy medium
    • G03G2215/00603Control of other part of the apparatus according to the state of copy medium feeding
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、横ずれが生じているカット紙に対し
てもずれのない適正画像を形成するように補正可能とし
た画像形成装置及びその制御方法を提供する。 【解決手段】本発明の一態様によると、画像形成媒体と
してのカット紙を搬送する搬送路を備えた紙搬送部と、
前記紙搬送部の前記搬送路における画像形成媒体として
のカット紙の搬送方向と直交する方向に沿って前記画像
形成媒体としてのカット紙のエッジを検知可能な部分ご
とに分割配置したセンサ要素を有する紙エッジセンサ
と、前記紙搬送部によって搬送される前記画像形成媒体
としてのカット紙に所定の画像を形成する画像形成部
と、前記画像形成部によって前記画像形成媒体としての
カット紙に所定の画像を形成する際に、前記紙エッジセ
ンサからの検知結果に基づいて前記画像形成媒体として
のカット紙の横ずれに対応した像形成の補正を与える像
形成補正部とを具備する画像形成装置が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置及びそ
の制御方法に係り、特に、画像形成媒体としてのカット
紙に原稿の画像を形成する電子複写機、デジタル複写機
(PPC)、プリンタ、ファクシミリなどの画像形成装
置において、画像形成部に供給搬送される画像形成媒体
としてのカット紙の横ずれを補正して適正な位置に原稿
画像を形成し得るようにした画像形成装置及びその制御
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、電子複写機、デジタル複
写機(PPC)、プリンタ、ファクシミリなどの画像形
成装置においては、レーザプリンタ部を備えている画像
形成部に供給搬送される画像形成媒体としてのカット紙
に対して原稿画像を形成し得るようにしている。
【0003】この場合、レーザプリンタ部を備えている
画像形成部に供給搬送される画像形成媒体としてカット
紙の横ずれがあると、この横ずれが生じている画像形成
媒体としてカット紙には適正な位置に原稿画像を形成す
ることができない。
【0004】この横ずれは、画像形成媒体としてカット
紙をその短手方向に直行する方に搬送している場合に、
その横ずれ量が大きくなってしまう。
【0005】このため、特開平5−210285号公報
に開示されている電子写真印刷装置では、紙の搬送路に
おける紙の搬送方向と直交する方向すなわち紙の横方向
の全幅に沿って配置された発光素子列と受光素子列とか
らなる紙エッジセンサを配置しておくことによって、紙
の幅方向のずれを検知し、その検知結果をもとにして画
像形成部におけるレーザプリンタ部を制御し、感光体ド
ラム上の静電潜像の形成位置を補正するようにしてい
る。
【0006】これによって、感光体ドラム上の静電潜像
が画像形成媒体としてのカット紙にトナーで転写される
際に、横ずれが生じている画像形成媒体としてのカット
紙に対してもずれのない適正な原稿画像を形成すること
ができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の技術では、センサ要素として、紙の搬送
路における紙の搬送方向と直交する方向すなわち紙の横
方向の全幅に沿って配置された発光素子列と受光素子列
とからなる紙エッジセンサを用いるようにしているの
で、画像形成媒体としてのカット紙のサイズがあらかじ
めユーザによって指定されたサイズであることを考えた
場合、その指定されたサイズのカット紙では実際に搬送
されない部分にもセンサ要素が取り付けられているとい
う冗長なセンサ構成となっている。
【0008】このように、指定されたサイズのカット紙
では実際に搬送されない部分にもセンサ要素が取り付け
られているという冗長なセンサ構成による紙エッジセン
サを用いることは無駄が多いとともに、それだけコスト
アップになるという問題がある。
【0009】また、従来の紙エッジセンサでは、紙エッ
ジセンサが配置されている部分の搬送路上に紙カスなど
の汚れがあった場合には、そこに紙があると認識して誤
検知してしまう恐れがある。
【0010】また、従来の紙エッジセンサでは、反射タ
イプの検知センサを用いた場合、白色の地に部分的に汚
れ等で色のついた紙において、汚れ等で色のついた部分
が白黒の判断基準として用いられた場合、その紙全体が
黒であると誤判断してしまう恐れがあった。
【0011】また、従来の紙エッジセンサでは、何らか
の要因で紙エッジを検出することができなかった場合
や、検出結果が実際のずれと大きく外れてしまったとき
など、レーザプリンタ部を備えている画像形成部によっ
て、実際に必要となるずれの補正量より以上に補正され
てしまう場合があった。
【0012】本発明の目的とするところは、画像形成媒
体としてのカット紙のサイズに応じて実際に使用する部
分に分割配置したセンサ要素を用いて画像形成媒体とし
てのカット紙のエッジを検知することにより、安価でコ
ンパクトな紙エッジセンサ機構でもって、横ずれが生じ
ている画像形成媒体としてのカット紙に対してもずれの
ない適正な原稿画像を形成することができるように補正
することを可能とした画像形成装置及びその制御方法を
提供することである。
【0013】本発明の別の目的とするところは、画像形
成媒体としてのカット紙のサイズに応じて実際に使用す
る部分に移動可能としたセンサ要素を用いて画像形成媒
体としてのカット紙のエッジを検知することにより、安
価でコンパクトな紙エッジセンサ機構でもって、横ずれ
が生じている画像形成媒体としてのカット紙に対しても
ずれのない適正な原稿画像を形成することができるよう
に補正することを可能とした画像形成装置及びその制御
方法を提供することである。
【0014】もちろん、この場合、紙の短手側にだけに
限らず、精度が必要な個所のみにセンサ要素を配置する
ようにする。
【0015】また、本発明では、判定基準を前もって現
状のセンサの状態により補正することにより、誤検知を
少なくすることができるようにする。
【0016】また、本発明では、原稿が載置されるガラ
ス面の汚れを取り除く機構もなくすことができるため、
トータルとして安価にすることができるようにする。
【0017】また、本発明では、使用する紙の色情報を
あらかじめ取得し、その色に対応した判断基準を用いる
ことにより、紙の色の違いによる誤検知をなくすことが
できるようにする。
【0018】また、本発明では、想定された値よりも大
きくずれてしまった場合に、制限を設けることにより、
必要以上に補正してしまうというような誤動作を最小限
に抑えることができるようにする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題を解決するために、(1)所定サイズを有する画像形
成媒体としてのカット紙を搬送する搬送路を備えた紙搬
送部と、前記紙搬送部の前記搬送路における画像形成媒
体としてのカット紙の搬送方向と直交する方向に沿って
前記所定サイズを有する画像形成媒体としてのカット紙
のエッジを検知可能な部分ごとに分割配置したセンサ要
素を有する紙エッジセンサと、前記紙搬送部によって搬
送される前記画像形成媒体としてのカット紙に所定の画
像を形成する画像形成部と、前記画像形成部によって前
記画像形成媒体としてのカット紙に所定の画像を形成す
る際に、前記紙エッジセンサからの検知結果に基づいて
前記画像形成媒体としてのカット紙の横ずれに対応した
像形成の補正を与える像形成補正部と、を具備する画像
形成装置が提供される。
【0020】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(2)前記像形成補正部は、前記紙エッジセ
ンサからの検知結果に基づいて紙の有無を検知する際
に、前記紙エッジセンサによって実際に紙の有無を検知
させる前に、紙の有無を検知の閾値を補正しておくこと
を特徴とする(1)に記載の画像形成装置が提供され
る。
【0021】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(3)前記像形成補正部は、前記紙エッジセ
ンサからの検知結果に基づいて紙の有無を検知する際
に、前記紙の色を予め指定しておき、紙の有無を検知の
閾値をその指定された色に見合って再設定することを特
徴とする(2)に記載の画像形成装置が提供される。
【0022】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(4)前記像形成補正部は、前記紙エッジセ
ンサからの検知結果に基づいて紙の横ずれ量を補正する
際に、前記紙エッジセンサの検知結果について、検知さ
れたずれ量が所定値より大きいか否かを判定し、前記検
知されたずれ量が所定値より大きい場合に、前記紙の横
ずれ量の補正に制限を与えることを特徴とする(1)に
記載の画像形成装置が提供される。
【0023】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(5)所定サイズを有する画像形成媒体とし
てのカット紙を搬送する搬送路を備えた紙搬送部と、前
記紙搬送部の前記搬送路における画像形成媒体としての
カット紙の搬送方向と直交する方向に沿って前記所定サ
イズを有する画像形成媒体としてのカット紙のエッジを
検知可能な部分ごとに移動可能としたセンサ要素を有す
る紙エッジセンサと、前記紙搬送部によって搬送される
前記画像形成媒体としてのカット紙に所定の画像を形成
する画像形成部と、前記画像形成部によって前記画像形
成媒体としてのカット紙に所定の画像を形成する際に、
前記紙エッジセンサからの検知結果に基づいて前記画像
形成媒体としてのカット紙の横ずれに対応した像形成の
補正を与える像形成補正部と、を具備する画像形成装置
が提供される。
【0024】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(6)前記像形成補正部は、前記紙エッジセ
ンサからの検知結果に基づいて紙の有無を検知する際
に、前記紙エッジセンサによって実際に紙の有無を検知
させる前に、紙の有無を検知の閾値を補正しておくこと
を特徴とする(5)に記載の画像形成装置が提供され
る。
【0025】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(7)前記像形成補正部は、前記紙エッジセ
ンサからの検知結果に基づいて紙の有無を検知する際
に、前記紙の色を予め指定しておき、紙の有無を検知の
閾値をその指定された色に見合って再設定することを特
徴とする(6)に記載の画像形成装置が提供される。
【0026】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(8)前記像形成補正部は、前記紙エッジセ
ンサからの検知結果に基づいて紙の横ずれ量を補正する
際に、前記紙エッジセンサの検知結果について、検知さ
れたずれ量が所定値より大きいか否かを判定し、前記検
知されたずれ量が所定値より大きい場合に、前記紙の横
ずれ量の補正に制限を与えることを特徴とする(5)に
記載の画像形成装置が提供される。
【0027】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(9)所定サイズを有する画像形成媒体とし
てのカット紙を紙搬送部の搬送路に沿って搬送するステ
ップと、前記紙搬送部の前記搬送路における画像形成媒
体としてのカット紙の搬送方向と直交する方向に沿って
前記所定サイズを有する画像形成媒体としてのカット紙
のエッジを検知可能な部分ごとに分割配置した紙エッジ
センサとしてのセンサ要素により前記カット紙のエッジ
を検知するステップと、前記紙搬送部によって画像形成
部に搬送される前記画像形成媒体としてのカット紙に所
定の画像を形成するステップと、前記画像形成部によっ
て前記画像形成媒体としてのカット紙に所定の画像を形
成する際に、前記紙エッジセンサからの検知結果に基づ
いて前記画像形成媒体としてのカット紙の横ずれに対応
した像形成の補正を与えるステップと、を具備する画像
形成装置の制御方法が提供される。
【0028】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(10)前記像形成の補正を与えるステップ
は、前記紙エッジセンサからの検知結果に基づいて紙の
有無を検知する際に、前記紙エッジセンサによって実際
に紙の有無を検知させる前に、紙の有無を検知の閾値を
補正しておくことを特徴とする(9)に記載の画像形成
装置の制御方法が提供される。
【0029】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(11)前記像形成の補正を与えるステップ
は、前記紙エッジセンサからの検知結果に基づいて紙の
有無を検知する際に、前記紙の色を予め指定しておき、
紙の有無を検知の閾値をその指定された色に見合って再
設定することを特徴とする(10)に記載の画像形成装
置の制御方法が提供される。
【0030】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(12)前記像形成の補正を与えるステップ
は、前記紙エッジセンサからの検知結果に基づいて紙の
横ずれ量を補正する際に、前記紙エッジセンサの検知結
果について、検知されたずれ量が所定値より大きいか否
かを判定し、前記検知されたずれ量が所定値より大きい
場合に、前記紙の横ずれ量の補正に制限を与えることを
特徴とする(9)に記載の画像形成装置の制御方法が提
供される。
【0031】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(13)所定サイズを有する画像形成媒体と
してのカット紙を紙搬送部の搬送路に沿って搬送するス
テップと、前記紙搬送部の前記搬送路における画像形成
媒体としてのカット紙の搬送方向と直交する方向に沿っ
て前記所定サイズを有する画像形成媒体としてのカット
紙のエッジを検知可能な部分ごとに移動可能とした紙エ
ッジセンサとしてのセンサ要素により前記カット紙のエ
ッジを検知するステップと、前記紙搬送部によって画像
形成部に搬送される前記画像形成媒体としてのカット紙
に所定の画像を形成するステップと、前記画像形成部に
よって前記画像形成媒体としてのカット紙に所定の画像
を形成する際に、前記紙エッジセンサからの検知結果に
基づいて前記画像形成媒体としてのカット紙の横ずれに
対応した像形成の補正を与えるステップと、を具備する
画像形成装置の制御方法が提供される。
【0032】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(14)前記像形成の補正を与えるステップ
は、前記紙エッジセンサからの検知結果に基づいて紙の
有無を検知する際に、前記紙エッジセンサによって実際
に紙の有無を検知させる前に、紙の有無を検知の閾値を
補正しておくことを特徴とする(13)に記載の画像形
成装置の制御方法が提供される。
【0033】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(15)前記像形成の補正を与えるステップ
は、前記紙エッジセンサからの検知結果に基づいて紙の
有無を検知する際に、前記紙の色を予め指定しておき、
紙の有無を検知の閾値をその指定された色に見合って再
設定することを特徴とする(14)に記載の画像形成装
置の制御方法が提供される。
【0034】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(16)前記像形成の補正を与えるステップ
は、前記紙エッジセンサからの検知結果に基づいて紙の
横ずれ量を補正する際に、前記紙エッジセンサの検知結
果について、検知されたずれ量が所定値より大きいか否
かを判定し、前記検知されたずれ量が所定値より大きい
場合に、前記紙の横ずれ量の補正に制限を与えることを
特徴とする(13)に記載の画像形成装置の制御方法が
提供される。
【0035】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態について説明する。
【0036】本発明による画像形成装置のとしてデジタ
ル複合機に適用した場合について図面を参照して説明す
る。
【0037】図1は、この発明に係る画像形成装置とし
て適用される複合型画像形成装置の一種であるデジタル
複写機(以下、場合に応じて複合型画像形成装置、画像
形成装置、デジタル複合機とも呼ぶものとする)1の全
体構成を概略的に示すものである。
【0038】このデジタル複写機1は、スキャナ2およ
びプリンタ(レーザエンジン)3を備え、上部に自動原
稿送り装置(ADF)4を装着している。
【0039】この自動原稿送り装置4は、筐体としての
カバー本体21の後端縁部が、装置本体の上面後端縁部
に図示しないヒンジ装置を介して開閉自在に取付けられ
ており、必要に応じて自動原稿送り装置4全体を回動変
位させて原稿台5上を開放し得る構成となっている。
【0040】前記カバー本体21の上面やや右方向部位
には、複数枚の原稿を一括保持し得る原稿給紙台22が
設けられている。
【0041】装置の一端側には、原稿を順次一枚ずつ取
出し原稿台5の一端側(図中左端側)に供給する給送手
段23が設けられている。
【0042】この給送手段23は、原稿を取出すための
ピックアップローラ27、原稿をピックアップローラ2
7に押付けるウエイト板28、原稿給紙台22への原稿
のセット状態を検知する原稿検知センサとしてのエンプ
ティセンサ29等が配設されている。
【0043】さらに、ピックアップローラ27の原稿取
出し方向には、給紙ローラ32が配置され、確実に原稿
が一枚ずつ給送されるようになっている。
【0044】原稿台5の上面には、これを覆う原稿搬送
ベルト37が張設されている。
【0045】原稿搬送ベルト37は、一対のベルトロー
ラ40、40に掛渡された外表面が白色の幅広無端ベル
トからなり、ベルト駆動機構(図示せず)によって正逆
両方向に走行し得る構成となっている。
【0046】また、原稿搬送ベルト37の内周部の裏面
側には、ベルト面を原稿台5上に押さえ付けるための複
数のベルト押えローラ41…および自動原稿送り装置の
開閉状態を検知するセットスイッチ(図示せず)が設け
られている。
【0047】そして、前記給送手段23によって給送さ
れた原稿を、原稿台5の一端側(左端側)から他端側
(右端側)に搬送する。
【0048】装置の右側部位に設けられた排紙手段38
には、搬送ローラ44と、この搬送ローラ44に原稿を
押付けるピンチローラ45と、排紙方向に送られる原稿
の後端を検出する原稿検出手段としての排紙センサ46
等が設けられている。
【0049】原稿排出路の下流側には、排紙ローラ48
が配設されている。
【0050】また、原稿排出路には、原稿を表裏逆にし
て原稿台5に導くためにゲート49が設けられ、原稿を
両面複写可能としている。
【0051】読取手段としてのスキャナ2は、光源とし
ての露光ランプ6、ミラ−15を設置した第1キャリッ
ジ7、光路を折曲げるミラ−8a,8bを設置した第2
キャリッジ9、レンズ10、反射光を受光するCCDセ
ンサ11、これらを各部の位置を変更する駆動系(図示
せず)、およびCCDセンサ11の出力つまり画像デー
タ(情報)をアナログデータからデジタルデータに変換
するA/D変換部(図示せず)により構成されている。
【0052】上記第1、第2キャリッジ7、9は、互い
にタイミングベルト(図示せず)で結ばれており、第2
キャリッジ9は第1キャリッジ7の1/2の速さで同じ
方向に移動するようになっている。
【0053】これにより、レンズ10までの光路長が一
定になるように走査できるようになっている。
【0054】上記レンズ10は、焦点距離固定で、変倍
時に光軸方向へ移動されるようになっている。
【0055】CCDセンサ11は、原稿の1画素がCC
Dセンサの1つの素子に対応している。
【0056】このCCDセンサ11の出力は、A/D変
換部(図示せず)へ出力されるようになっている。
【0057】第1、第2キャリッジ7、9、ミラ−12
a、12bの移動は、それぞれステッピングモータ(図
示せず)により行われるようになっている。
【0058】上記第1、第2キャリッジ7、9は、共
に、上記ステッピングモータの回転軸に連結されたドラ
イブプーリ(図示せず)とアイドルプーリ(図示せず)
間に掛渡されたタイミングベルト(図示せず)の動作に
応じて移動されるようになっている。
【0059】上記レンズ10は、対応するステッピング
モータ(図示せず)によりスパイラルシャフト(図示せ
ず)が回転し、このスパイラルの動きによって光軸方向
へ移動されるようになっている。
【0060】レーザ光学系2aを構成するレーザダイオ
ード60に対応してコリメートレンズ62、ポリゴンミ
ラー(多面反射鏡)64、レンズ66、反射鏡68、7
0、レンズ72が配置されていることにより、露光装置
52からのレーザ光が感光体ドラム50に照射されるよ
うになっている。
【0061】画像形成部2Aすなわち画像形成手段とし
てのプリンタ3は、例えば、レーザ光学系と転写紙に画
像形成が可能な電子写真方式を組み合せている。
【0062】すなわち、プリンタ3は、装置内のほぼ中
央部に回転自在に軸支された像担持体としての感光体ド
ラム50を有し、この感光体ドラム50の周囲には、露
光装置52、現像装置54、転写チャージャ55、剥離
チャージャ56、クリ−ニング前除電チャージャ57、
クリーナ58、除電ランプ59および帯電チャージャ6
1が順に配置されている。
【0063】感光体ドラム50は、帯電チャージャ61
によって一様に帯電されるようになっている。
【0064】これによって、スキャナ2からレーザ光が
出力されると、前記感光体ドラム50上に原稿の画像が
結像されて静電潜像が形成されるようになっている。
【0065】そして、前記感光体ドラム50上に形成さ
れた静電潜像は、現像装置54により現像され、後述す
る給紙手段としての給紙カセット30から給紙ローラ2
0、アライニングローラ25を介して送紙されるコピー
用紙(被画像形成媒体)P上に現像画像を転写チャージ
ャ55により転写される。
【0066】この転写チャージャ55による転写後のコ
ピー用紙Pは、剥離チャージャ56のACコロナ放電に
より剥離されて、搬送ベルトを介して定着器71に搬送
される。
【0067】この定着器71によって現像画像が溶融定
着されたコピー用紙Pは、排紙ローラ対73によって排
紙トレイ74aを有するユニット74に排出される。
【0068】ユニット74は排紙ローラ対73から排出
されるコピー用紙Pをフェイスダウンするローラ対74
bを有している。
【0069】さらに、ユニット74の上部には、ステー
プルソートモードの際に1部毎にステープルするステー
プラ74cが備えられている。
【0070】一方、前記コピー用紙Pへの現像画像の転
写・剥離後の感光体ドラム50上に残留した現像剤は、
クリ−ニング前除電チャージャ57で予め除電された
後、クリーナ58により清掃され、除電ランプ59によ
り感光体ドラム50上の電位が一定のレベル以下にさ
れ、次のコピー動作を可能にしている。
【0071】なお、コピー用紙Pの両面に印刷する両面
コピーの場合には、前述した定着器71によって現像画
像が溶融定着されたコピー用紙Pが搬送路75aを介し
て搬送された後、トレイ75bに蓄積される。
【0072】このトレイ75bに蓄積された片面印刷済
みの用紙Pは、搬送路75cを介して前述した転写チャ
ージャ55に搬送され、印刷されていない他方の面に現
像画像が転写される。
【0073】また、トレイ75bの下部には、光反射型
の紙センサ75dが設けられ、トレイ75b上にスタッ
クされる用紙の有無が検知される。
【0074】搬送路75a、トレイ75b、搬送路75
cおよび紙センサ75dとにより、自動両面反転機構と
しての自動両面装置(ADD)75が構成されている。
【0075】また、図中30は前記装置本体1のフロン
ト側より着脱自在に上下複数段に装着された給紙手段と
しての給紙カセットである。
【0076】この給紙カセット30は、コピー用紙Pが
収納された筐体であるカセットケース31からなる。
【0077】このカセットケース31の取出し端部は、
用紙取出し方向に向け傾斜させてなる構成を有する。
【0078】そして、前記給紙カセット30のカセット
ケース31内に収納されたコピー用紙Pは、ピックアッ
プローラ81にて最上層からピックアップされて取り出
されるようになっている。
【0079】このピックアップローラ81にて取り出さ
れて前記カセットケース31の取出し端部側に送り込ま
れたコピー用紙Pは、前記カセットケース31の取出し
端部の内側上方に設置された給紙ローラ84と分離ロー
ラ(または分離パッド)85とからなる用紙分離部にて
一枚ずつ分離されて、プリンタ3に向け搬送されるよう
になっているものである。
【0080】また、装置本体の右サイド側には、着脱自
在に装着された給紙カセット43と大容量給紙装置(L
CF)47とが設けられている。
【0081】給紙カセット43に収納されたコピー用紙
Pは、ピックアップローラ43aにて最上層からピック
アップされて取り出されるようになっている。
【0082】このピックアップローラ43aにて取り出
されて給紙カセット43の取出し端部側に送り込まれた
コピー用紙Pは、給紙カセット43の取出し端部の内側
上方に設置された給紙ローラ43bと分離ローラ43c
とからなる用紙分離部にて一枚ずつ分離されて、プリン
タ3に向け搬送されるようになっている。
【0083】LCF47に収納されたコピー用紙Pは、
ピックアップローラ47aにて最上層からピックアップ
されて取り出されるようになっている。
【0084】このピックアップローラ47aにて取り出
されてLCF47の取出し端部側に送り込まれたコピー
用紙Pは、LCF47の取出し端部の内側上方に設置さ
れた給紙ローラ47bと分離ローラ47cとからなる用
紙分離部にて一枚ずつ分離されて、プリンタ3に向け搬
送されるようになっている。
【0085】すなわち、図1に示したような、本発明に
よる複合型画像形成装置としてのデジタル複写機1は、
原稿を読み取るためのスキャナ2と画像形成部2Aによ
って構成されている。
【0086】スキャナ2は、ADF(オートドキュメン
トフィーダ)4等で取り込まれた原稿を、光源としての
露光ランプ6を用いて光学的に走査し、その反射光をC
CDセンサ11に照射し、A/D変換を経てデジタル画
像信号として読み込む。
【0087】画像形成部2Aは、感光体ドラム50、レ
ーザ光学系2a、給紙トレイとしてのLCF47、現像
装置54を含むプリンタ3、定着器5、排紙トレイ74
a等により構成される。
【0088】レーザ光学系2aの中にある半導体レーザ
は、スキャナ2で読み込まれた画像信号によりON/O
FFし、そのレーザ光はポリゴンミラーにより反射、走
査され、感光体50上に静電潜像を形成する。
【0089】この静電潜像は、現像器3により現像され
た後、給紙カセット30、給紙カセット43、大容量給
紙装置(LCF)47、自動両面装置(ADD)75用
のトレイ75bのいずれかからユーザの指定に応じて給
紙された用紙上へ転写され、定着器71にて定着され
る。
【0090】このようにして、画像形成された用紙は、
この後、排紙トレイ47a上に排出される。
【0091】そして、本発明の一例として自動両面装置
(ADD)75を構成するトレイ75bの上部には、本
発明の要部となる後述するような紙エッジセンサ75e
が固定タイプまたは移動タイプとして設けられており、
トレイ75bから搬送路上に搬送されるる用紙の横ずれ
が検知される。
【0092】すなわち、このような本発明の要部となる
紙エッジセンサ75eは、自動両面装置(ADD)75
用のトレイ75bの上部に限らず、上述した給紙カセッ
ト30、給紙カセット43、大容量給紙装置(LCF)
47、自動両面装置(ADD)75用のトレイ75bか
ら給紙された用紙が画像形成部2Aに搬送される搬送路
上のすべてあるいはその一部に設けられていても良いも
のである。
【0093】図2は、以上のような複合型画像形成装置
の制御系の構成を示すブロック図である。
【0094】本複合型画像形成装置の制御系は、主とし
て、コントロールパネル部401、スキャナ部402、
メインコントローラ部403、プリンタエンジン部40
4、メモリ編集部405、システム部406、電源ユニ
ット407とで構成されている。
【0095】コントロールパネル部401は、コントロ
ールパネル部401全体を制御するコントロールパネル
CPU408、RAM409、ROM410、コントロ
ールパネル411、プライオリティカード入力口452
とで構成されている。
【0096】スキャナ部402は、スキャナ部402全
体を制御するスキャナCPU412、スキャナからのア
ナログ画像データを読み込むCCD413、A/D変換
を行うA/D変換回路414、シェーディング補正を行
うSHD回路415、タイミングを合わせるラインメモ
リ416、ROM417、RAM418、メカニックコ
ントローラ419、ADF420、座標人力装置のエデ
ィタ421とで構成されている。
【0097】メインコントローラ部403は、メインコ
ントローラ部403全体を制御するメインCPU42
2、ROM423、RAM424、プリンタFONT・
ROM425、ディスプレイROM426、スキャナ部
402で読み取ったデータをどこへ送るか、あるいはプ
リンタエンジンへはデータをどのように送るかの切り替
え及びバッファリングを行うデータ切り替え/データバ
ッファメモリ回路427、圧縮及び伸張等の画像編集を
行う画像処理部428とで構成されている。
【0098】メインCPU422は上記の制御の他、各
部CPUの制御を行っている。
【0099】プリンタエンジン部404には、LCF
(ラージカセットフィーダ)432、レーザ変調回路4
33、レーザドライブ回路434、レーザ435、RO
M436、RAM437、多段給紙トレイ438、上述
した本発明の要部としての紙エッジセンサ75eからの
検知出力に基づいてレーザ変調回路433、レーザドラ
イブ回路434等に所定の横ずれ補正信号を与える横ず
れ補正回路439、紙エッジセンサ駆動回路440等が
設けられている。
【0100】メモリ編集部405は、画像処理部428
で編集した画像データ及びシステム部406より送られ
てくる画像データを編集する画像編集部439、データ
圧縮及び伸張を行う圧縮/伸張部440、拡大、縮小、
及び回転を行う拡大/縮小/回転部441、及びこれら
により処理された画像データをページ毎に蓄えるぺージ
メモリ444、メモリアドレスを管理するアドレス制御
部442、メモリのデータを管理するメモリ管理制御部
443、システム部406のシステムCPU446とメ
インCPU422との仲介を行うCPU制御部445と
割り込み制御部451で構成されている。
【0101】上記構成によりページ単位の合成等が行え
る。
【0102】システム部406は、システム部全体及び
メモリ編集部405を制御するシステムCPU446、
パーソナルコンピュータ等からのデータを画像データに
変換するプリンタコントローラ部447、ファクシミリ
部(FAX)448、ローカルエリアネットワーク部
(LAN)449、ハードディスクドライブ部(HD
D)450等で構成されている。
【0103】本発明による複合型画像形成装置は、電力
モードに応じて電力の供給を制御されるメモリ編集部4
05、プリンタコントローラ部447、FAX448、
LAN449及びHDD450と、これらのオプション
を制御するシステムCPU(周辺部)446と、電力モ
ードに応じた命令をシステムCPU(周辺部)446か
ら受け取り電源ユニット407を制御するメインコント
ローラ部403と、電力モードに応じた電力を供給する
ため、常時電力を供給する電力系統とシステムCPU
(周辺部)446から制御可能な電力系統とを持つ電源
ユニット407とで構成されている。
【0104】図3は、前記操作パネル217および表示
部214の詳細を示す図である。
【0105】すなわち、図3は、操作手段としての操作
パネル(コントロールパネル)217の構成を示してい
る。
【0106】すなわち、この操作パネル217は、フィ
ニッシャーキー82、状態表示器83、前記給紙カセッ
ト30の選択手段としてのカセット選択キー86、HE
LPキー87、自動用紙選択キー88、自動倍率選択キ
ー89、ズーム/100%キー90、原稿サイズキー9
1、用紙サイズキー92、メッセージ表示器93、自動
濃度キー94、マニュアル濃度キー95、予熱キ−9
6、割り込みキー97、オールクリアキー98、クリア
/ストップキー99、スタートキー101、タイマキー
103、テンキー105、及び機能切り替えキー120
とから構成されている。
【0107】フィニッシャーキー82は、ソートモー
ド、グループモード、ステイプルモードを選ぶときに使
用する。
【0108】状態表示器83は、各種の絵文字が点滅・
表示され、複写機の状態を表わすためのものである。
【0109】カセット選択キー86は、選択されている
カセットが希望のサイズでないとき、このキーを押して
別のカセットを選ぶことができる。
【0110】HELPキー87は、操作ガイドキーとし
て押下されると、操作手順を示すメッセージが表示さ
れ、機能設定後に押すと設定内容を確認することができ
る。
【0111】自動用紙選択キ−88は、通常自動用紙選
択モードになっており、図示しない原稿台(ガラス)上
にセットされた原稿のサイズを自動的に検出し、それと
同じサイズの用紙を自動的に選択する(等倍コピーの
み)。
【0112】自動倍率選択キー89は、このキーを押し
て自動倍率選択モードを選び希望する用紙サイズを指定
すると、原稿台(ガラス)5上にセットされた原稿のサ
イズを検出し、自動的にコピー倍率を計算する。
【0113】ズーム/100%キー90は、それの「5
0%<」キーを押すと、コピー倍率は1%きざみで50
%まで小さくなる。
【0114】また、それの「>200%」キーを押す
と、コピー倍率は1%きざみで200%まで大きくな
る。
【0115】また、「100%」キーを押すと、コピー
倍率は等倍(100%)に戻る。
【0116】原稿サイズキー91は、原稿サイズをセッ
トするときに使用する。
【0117】すなわち、用紙サイズを選択して原稿サイ
ズキー91により原稿サイズを指定すると、コピー倍率
が自動的にセットされる。
【0118】用紙サイズキー92は、用紙サイズを選択
するときに使用される。
【0119】メッセージ表示器93は、前記表示部21
4としてデジタル複写機1の状態、操作手順およびユー
ザーに対する各種の指示を文字と絵で表示する。
【0120】前記表示部214としてのメッセージ表示
器93は、タッチパネルを内蔵し、機能の設定も行うこ
とができる。
【0121】自動濃度キー94は、自動濃度を選択する
と、デジタル複写機1が自動的に原稿の濃淡を検出して
最適コピー濃度を選択する。
【0122】マニュアル濃度キー95は、マニュアル濃
度では希望するコピー濃度を選ぶことができる。
【0123】「うすく」キーを押してコピー濃度を5段
階でうすくすることができ、「こく」キーを押してコピ
ー濃度を5段階でこくすることができる。
【0124】予熱キー96は、このキーを押すと、予熱
(節電)状態に入りすべての表示ランプが消える。
【0125】再びコピーをとるときは、もう一度このボ
タンを押す。
【0126】割り込みキー97は、連続コピーの途中
で、割り込みコピーをとりたいときに使用される。
【0127】オールクリアキー98は、このキーを押す
と、選択したモードがすべてクリアされ、標準状態に戻
る。
【0128】クリア/ストップキー99は、コピー枚数
を訂正するとき、またはコピー動作を停止させるときに
使用する。
【0129】スタートキー101は、コピーを開始する
ときに押す。
【0130】タイマキー103は、このキーを押すと、
何時にデジタル複写機1の電源がオン、オフするか表示
される(ウイークリータイマが設定されている場合)。
【0131】テンキー105は、コピーしたい枚数をセ
ットするときに使用するもので、コピー枚数を1〜99
9枚までセットすることができる。
【0132】機能切り替えキー120は、複合型のデジ
タル複写機が備えたファクシミリ機能、プリンタ機能等
の機能を切り替えるキーである。
【0133】(第1の実施の形態)図4は、本発明の要
部となる紙エッジセンサ75eが固定タイプまたは移動
タイプとして設けられる場合の紙エッジセンサ75eと
用紙との位置関係を説明するために示す概略図である。
【0134】すなわち、搬送路に沿って、それぞれA
3,B4,A4−R,B5−R,A5−Rサイズの各用
紙が図示のようにそれらの長手方向にその中心線に左右
対称な位置関係を保って搬送されるとともに、A4,B
5サイズの各用紙が図示のようにそれらの短手方向にそ
の中心線に左右対称な位置関係を保って搬送される場合
を想定する。
【0135】したがって、このような形態で搬送される
各サイズの用紙の横ずれを検知するには、図示のよう
に、搬送路と直交する方向における端部から中心線に至
るまでの略1/2の距離に相当する部分的な位置に紙エ
ッジセンサ75eが固定タイプまたは移動タイプとして
設けられていれば、上述したようなすべてのサイズの用
紙の横ずれを検知することができることになる。
【0136】なお、図4において、参照符号500は、
上述したような各サイズの用紙を搬送するための、例え
ば、ADUレジストローラである(以下同様)。
【0137】図5は、本発明の第1の実施の形態とし
て、本発明の要部となる紙エッジセンサ75eが固定タ
イプとして設けられる場合の紙エッジセンサ75eと用
紙との位置関係を説明するために示す概略図である。
【0138】この場合、固定タイプの紙エッジセンサ7
5eは、搬送路と直交する方向における端部から中心線
に至るまでの略1/2の距離に相当する部分的な所定の
位置に順次に配設されたA4/A3サイズの紙エッジ検
知用の第1の紙エッジセンサ要素75e1と、B4サイ
ズの紙エッジ検知用の第2の紙エッジセンサ要素75e
2と、A4−Rサイズの紙エッジ検知用の第3の紙エッ
ジセンサ要素75e3と、B5−Rサイズの紙エッジ検
知用の第4の紙エッジセンサ要素75e4と、A5−R
サイズの紙エッジ検知用の第5の紙エッジセンサ要素7
5e5とからなる。
【0139】これらの第1乃至第5の紙エッジセンサ要
素75e1〜75e5は、それぞれ10mm程度の光反
射型のセンサであって、光源としての発光ダイオード
と、受光素子としてのフォトダイオードとからなるもの
とする。
【0140】そして、搬送路に沿って、所定サイズの各
用紙が前述したように搬送されている状態において、第
1乃至第5の紙エッジセンサ要素75e1〜75e5の
いずれかでその用紙のエッジが検知されることにより、
図2に示されているプリンタエンジン部404に設けら
れている横ずれ補正回路439において正規の場合のエ
ッジ位置と、実際に検知されたエッジ位置とからその用
紙の横ずれ量が求まることになる。
【0141】すなわち、プリンタエンジン部404の横
ずれ補正回路439は、紙エッジセンサ75eからの検
知出力に基づいて求められた当該用紙の横ずれ量を補正
して、当該用紙の適正な位置に原稿画像が形成されるよ
うにレーザ変調回路433、レーザドライブ回路434
等に所定の横ずれ補正信号を与える。
【0142】これにより、搬送路に沿って搬送される所
定サイズの各用紙に横ずれが生じていたとしても、その
横ずれ量が補正されて、当該用紙の適正な位置に原稿画
像が形成されることになる。
【0143】(第2の実施の形態)図6は、本発明の第
2の実施の形態として、本発明の要部となる紙エッジセ
ンサ75eが移動タイプとして設けられる場合の紙エッ
ジセンサ75eと用紙との位置関係を説明するために示
す概略図である。
【0144】この場合、移動タイプの紙エッジセンサ7
5eは、搬送路と直交する方向における端部から中心線
に至るまでの略1/2の距離に相当する部分的な位置に
移動自在に配設された単一の紙エッジセンサ要素75e
6からなる。
【0145】この単一の紙エッジセンサ要素75e6
は、前述した第1乃至第5の紙エッジセンサ要素75e
1〜75e5と同様に、10mm程度の光反射型のセン
サであって、光源としての発光ダイオードと、受光素子
としてのフォトダイオードとからなるものとする。
【0146】そして、この単一の紙エッジセンサ要素7
5e6には、紙エッジセンサ動作開始用センサが設けら
れているものとする。
【0147】図7は、本発明の要部となる紙エッジセン
サ75eが移動タイプとして設けられる場合の移動機構
を例示する斜視図である。
【0148】すなわち、この移動機構は、上記単一の紙
エッジセンサ要素75e6を支持して搬送路と直交する
方向に架設されたスパイラル状の溝が形成されているロ
ッド501及び案内シャフト502と、スパイラル状の
溝が形成されているロッド501にステッピングモータ
503からの駆動力を伝達するベルト機構504とから
構成されている。
【0149】図8は、本発明の要部となる紙エッジセン
サ75eが移動タイプとして設けられる場合の動作を説
明するために示すフローチャートである。
【0150】この移動タイプの紙エッジセンサ75e
は、図2に示しているプリンタエンジン部404に設け
られている紙エッジセンサ駆動回路440で駆動され
る。
【0151】ユーザが、図3に示している操作パネル2
17上の用紙のサイズキー91を操作することにより、
用紙のサイズを指定した場合、もしくは用紙のサイズが
自動設定された場合に用紙のサイズの確定したか否か
が、図2に示しているメインCPU422によって判定
される(ステップS1)。
【0152】これにより、用紙のサイズの確定したとす
ると、図2に示しているプリンタエンジン部404に設
けられている紙エッジセンサ駆動回路440及び図7に
示している移動機構により移動タイプの紙エッジセンサ
75eとしての単一の紙エッジセンサ要素75e6が指
定された紙サイズ位置(例えば、図6では、搬送路と直
交する方向における端部から中心線に至るまでの略1/
2の距離に相当する部分的な所定の位置としてのA4/
A3サイズの紙エッジ検知用の第1の位置と、B4サイ
ズの紙エッジ検知用の第2の位置と、A4−Rサイズの
紙エッジ検知用の第3の位置と、B5−Rサイズの紙エ
ッジ検知用の第4の位置と、A5−Rサイズの紙エッジ
検知用の第5の位置のいずれかの位置)に移動される
(ステップS2)。
【0153】そして、ユーザが、図3に示している操作
パネル217上のコピー(スタート)キー101を押下
すると(ステップS3)、コピー動作が開始される(ス
テップS4)。
【0154】次に、単一の紙エッジセンサ要素75e6
に設けられている紙エッジセンサ動作開始用センサがO
Nか否かが判定される(ステップS5)。
【0155】ここで、紙エッジセンサ動作開始用センサ
がONであれば、前述したように所定の位置に移動され
ている単一の紙エッジセンサ要素75e6による紙エッ
ジの検知が開始される(ステップS6)。
【0156】これにより、この単一の紙エッジセンサ要
素75e6によってその用紙のエッジが検知されること
により、プリンタエンジン部404に設けられている横
ずれ補正回路439において正規の場合のエッジ位置
と、実際に検知されたエッジ位置との差からその用紙の
横ずれ量が求まることになる。
【0157】すなわち、プリンタエンジン部404の横
ずれ補正回路439は、紙エッジセンサ75eからの検
知出力に基づいて求められた当該用紙の横ずれ量を補正
して、当該用紙の適正な位置に原稿画像が形成されるよ
うにレーザ変調回路433、レーザドライブ回路434
等の画像制御部に所定の横ずれ補正信号を与えるデータ
を送信する(ステップS7)。
【0158】これにより、搬送路に沿って搬送される所
定サイズの各用紙に横ずれが生じていたとしても、その
横ずれ量が補正されて、当該用紙の適正な位置に原稿画
像が形成されることになる(ステップS8)。
【0159】その後、コピー動作が終了したか否かが判
定され(ステップS9)。
【0160】ここで、コピー動作が終了している場合に
は、前述したように所定の位置に移動されている単一の
紙エッジセンサ要素75e6が初期位置に戻される(ス
テップS10)。
【0161】(第3の実施の形態)図9は、本発明の第
3の実施の形態として、本発明の要部となる紙エッジセ
ンサの汚れに対応して、紙エッジ検知の前提としての紙
の有り無しの判定に用いる閾値を新たに設定する場合を
示す図である。
【0162】図9に示すように、センサ表面が汚れてい
る場合などでは読み取れる光量は減少してしまうので、
これを補正しないまま使用した場合には、紙が実際にあ
ったとしても紙エッジ検知の前提としての紙の有り無し
の判定の閾値の電圧に達することができず、紙無しと判
断してしまう。
【0163】そこで、本発明の第3の実施の形態では、
図9に示すように、実際に紙を検知させる前に、紙エッ
ジ検知の前提としての紙の有り無しの判定の閾値を初期
値よりも低下させるように補正しておくことにより、紙
の有り無しの間違いを少なくさせることができる。
【0164】また、その結果、センサ表面の汚れを取り
除く制御や機構が必要なくなる。
【0165】そして、複数枚コピーする場合には、一枚
一枚について前述したような閾値の補正を行うことによ
って、さらに精度を上げることができる。
【0166】(第4の実施の形態)図10は、本発明の
第4の実施の形態として、本発明の要部となる紙エッジ
センサによる紙エッジ検知の前提としての紙の有り無し
の判定する閾値を紙の色に対応して新たに設定する場合
を示す図である。
【0167】図10に示すように、反射式のセンサの場
合、紙の色の明るさに応じて読み取れる光量はは変化し
てしまうので、暗い色の紙を使用した場合には、検出し
た電圧が低くなってしまう。
【0168】そのため、紙が実際にあったとしても、セ
ンサの出力は閾値の電圧に達することができず、紙無し
と判断してしまう。
【0169】そこで、本発明の第4の実施の形態では、
紙の色を予め指定しておき、その色に見合った紙の有り
無しの判定の閾値を再設定することによって、紙の色に
よる誤検知をなくすことができるようにしている。
【0170】そして、複数枚コピーする場合には、一枚
一枚について前述したような閾値の補正を行うことによ
って、さらに精度を上げることができる。
【0171】(第5の実施の形態)図11は、本発明の
第5の実施の形態として、本発明の要部となる紙エッジ
センサの検知結果に基づく像形成時の補正を限定する場
合の動作を説明するために示すフローチャートである。
【0172】紙エッジ検知のセンサを有していない場合
において、紙の横ずれとして想定される最大量を考えた
場合に、紙エッジの検知センサがそのずれの最大量を超
える量のずれを検知したとすると、それは紙エッジの検
知センサの検知ミスが考えられる。
【0173】このとき、そのまま検知した通りに補正し
てしまっては形成される画像が大きくずれてしまう。
【0174】そこで、本発明の第5の実施の形態では、
例えば、その最大量を2mmとした場合に、それを超え
た場合には検知ミスであるとして、2mmまでしか補正
させないように限定するか、もしくは検知結果の50%
〜70%しか補正させないように限定することによっ
て、検知ミスによる誤作動の影響を少なくするようにし
ている。
【0175】すなわち、図11に示すように、コピー動
作が開始された後(ステップS20)、紙エッジセンサ
の作動が開始されると(ステップS21)、紙エッジセ
ンサの検知結果について、検知されたずれが2mmより
大きいか否かが判定される(ステップS22)。
【0176】ここで、検知されたずれが2mmより大き
い場合には、2mmまでしか補正させないように限定す
るか、もしくは検知結果の50%〜70%しか補正させ
ないように限定する(ステップS23)。
【0177】また、検知されたずれが2mmより小さい
場合には、検知された通りに補正する(ステップS2
4)。
【0178】そして、コピー動作の終了が判定されたら
終了する(ステップS25)。
【0179】なお、本発明では、紙エッジセンサとして
アナログ出力であるフォトダイオードを使うことによ
り、前述したような紙エッジ検知の前提としての紙の有
り無しの判定の閾値の補正を有効に行うことができる点
にも特徴がある。
【0180】
【発明の効果】従って、以上説明したように、本発明に
よれば、画像形成媒体としてのカット紙のサイズに応じ
て実際に使用する部分に分割配置したセンサ要素を用い
て画像形成媒体としてのカット紙のエッジを検知するこ
とにより、安価でコンパクトな紙エッジセンサ機構でも
って、横ずれが生じている画像形成媒体としてのカット
紙に対してもずれのない適正な原稿画像を形成すること
ができるように補正することを可能とした画像形成装置
及びその制御方法を提供することができる。
【0181】また、本発明によれば、画像形成媒体とし
てのカット紙のサイズに応じて実際に使用する部分に移
動可能としたセンサ要素を用いて画像形成媒体としての
カット紙のエッジを検知することにより、安価でコンパ
クトな紙エッジセンサ機構でもって、横ずれが生じてい
る画像形成媒体としてのカット紙に対してもずれのない
適正な原稿画像を形成することができるように補正する
ことを可能とした画像形成装置及びその制御方法を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明に係る画像形成装置として適
用される複合型画像形成装置の一種であるデジタル複合
機の全体構成を概略的に示す図である。
【図2】図2は、本発明の第1の実施形態による画像形
成装置として適用されるデジタル複合機における制御系
の概略構成を説明するために示すブロック図である。
【図3】図3は、図2の操作パネルおよび表示部の詳細
を示す図である。
【図4】図4は、本発明の要部となる紙エッジセンサ7
5eが固定タイプまたは移動タイプとして設けられる場
合の紙エッジセンサ75eと用紙との位置関係を説明す
るために示す概略図である。
【図5】図5は、本発明の第1の実施の形態として、本
発明の要部となる紙エッジセンサ75eが固定タイプと
して設けられる場合の紙エッジセンサ75eと用紙との
位置関係を説明するために示す概略図である。
【図6】図6は、本発明の第2の実施の形態として、本
発明の要部となる紙エッジセンサ75eが移動タイプと
して設けられる場合の紙エッジセンサ75eと用紙との
位置関係を説明するために示す概略図である。
【図7】図7は、本発明の要部となる紙エッジセンサ7
5eが移動タイプとして設けられる場合の移動機構を例
示する斜視図である。
【図8】図8は、本発明の要部となる紙エッジセンサ7
5eが移動タイプとして設けられる場合の動作を説明す
るために示すフローチャートである。
【図9】図9は、本発明の第3の実施の形態として、本
発明の要部となる紙エッジセンサの汚れに対応して、紙
エッジ検知の前提としての紙の有り無しの判定に用いる
閾値を新たに設定する場合を示す図である。
【図10】図10は、本発明の第4の実施の形態とし
て、本発明の要部となる紙エッジセンサによる紙エッジ
検知の前提としての紙の有り無しの判定する閾値を紙の
色に対応して新たに設定する場合を示す図である。
【図11】図11は、本発明の第5の実施の形態とし
て、本発明の要部となる紙エッジセンサの検知結果に基
づく像形成時の補正を限定する場合の動作を説明するた
めに示すフローチャートである。
【符号の説明】
75e…紙エッジセンサ、 500…ADUレジストローラ、 75e1…A4/A3サイズの紙エッジ検知用の第1の
紙エッジセンサ要素、 75e2…B4サイズの紙エッジ検知用の第2の紙エッ
ジセンサ要素、 75e3…A4−Rサイズの紙エッジ検知用の第3の紙
エッジセンサ要素、 75e4…B5−Rサイズの紙エッジ検知用の第4の紙
エッジセンサ要素、 75e5…A5−Rサイズの紙エッジ検知用の第5の紙
エッジセンサ要素、 404…プリンタエンジン部、 439…横ずれ補正回路、 433…レーザ変調回路、 434…レーザドライブ回路、 75e6…移動自在に配設された単一の紙エッジセンサ
要素、 440…紙エッジセンサ駆動回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C362 CB48 CB53 CB57 2H027 DC01 DC04 DC10 DC14 DE02 DE07 DE10 EC06 EC10 ED04 EF09 FD01 FD02 FD03 FD08 ZA07 3F048 AA01 AB01 BA22 BB05 CA10 CC05 EA15

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定サイズを有する画像形成媒体として
    のカット紙を搬送する搬送路を備えた紙搬送部と、 前記紙搬送部の前記搬送路における画像形成媒体として
    のカット紙の搬送方向と直交する方向に沿って前記所定
    サイズを有する画像形成媒体としてのカット紙のエッジ
    を検知可能な部分ごとに分割配置したセンサ要素を有す
    る紙エッジセンサと、 前記紙搬送部によって搬送される前記画像形成媒体とし
    てのカット紙に所定の画像を形成する画像形成部と、 前記画像形成部によって前記画像形成媒体としてのカッ
    ト紙に所定の画像を形成する際に、前記紙エッジセンサ
    からの検知結果に基づいて前記画像形成媒体としてのカ
    ット紙の横ずれに対応した像形成の補正を与える像形成
    補正部と、 を具備する画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記像形成補正部は、前記紙エッジセン
    サからの検知結果に基づいて紙の有無を検知する際に、
    前記紙エッジセンサによって実際に紙の有無を検知させ
    る前に、紙の有無を検知の閾値を補正しておくことを特
    徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記像形成補正部は、前記紙エッジセン
    サからの検知結果に基づいて紙の有無を検知する際に、
    前記紙の色を予め指定しておき、紙の有無を検知の閾値
    をその指定された色に見合って再設定することを特徴と
    する請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記像形成補正部は、前記紙エッジセン
    サからの検知結果に基づいて紙の横ずれ量を補正する際
    に、前記紙エッジセンサの検知結果について、検知され
    たずれ量が所定値より大きいか否かを判定し、前記検知
    されたずれ量が所定値より大きい場合に、前記紙の横ず
    れ量の補正に制限を与えることを特徴とする請求項1に
    記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 所定サイズを有する画像形成媒体として
    のカット紙を搬送する搬送路を備えた紙搬送部と、 前記紙搬送部の前記搬送路における画像形成媒体として
    のカット紙の搬送方向と直交する方向に沿って前記所定
    サイズを有する画像形成媒体としてのカット紙のエッジ
    を検知可能な部分ごとに移動可能としたセンサ要素を有
    する紙エッジセンサと、 前記紙搬送部によって搬送される前記画像形成媒体とし
    てのカット紙に所定の画像を形成する画像形成部と、 前記画像形成部によって前記画像形成媒体としてのカッ
    ト紙に所定の画像を形成する際に、前記紙エッジセンサ
    からの検知結果に基づいて前記画像形成媒体としてのカ
    ット紙の横ずれに対応した像形成の補正を与える像形成
    補正部と、 を具備する画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記像形成補正部は、前記紙エッジセン
    サからの検知結果に基づいて紙の有無を検知する際に、
    前記紙エッジセンサによって実際に紙の有無を検知させ
    る前に、紙の有無を検知の閾値を補正しておくことを特
    徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記像形成補正部は、前記紙エッジセン
    サからの検知結果に基づいて紙の有無を検知する際に、
    前記紙の色を予め指定しておき、紙の有無を検知の閾値
    をその指定された色に見合って再設定することを特徴と
    する請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記像形成補正部は、前記紙エッジセン
    サからの検知結果に基づいて紙の横ずれ量を補正する際
    に、前記紙エッジセンサの検知結果について、検知され
    たずれ量が所定値より大きいか否かを判定し、前記検知
    されたずれ量が所定値より大きい場合に、前記紙の横ず
    れ量の補正に制限を与えることを特徴とする請求項5に
    記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 所定サイズを有する画像形成媒体として
    のカット紙を紙搬送部の搬送路に沿って搬送するステッ
    プと、 前記紙搬送部の前記搬送路における画像形成媒体として
    のカット紙の搬送方向と直交する方向に沿って前記所定
    サイズを有する画像形成媒体としてのカット紙のエッジ
    を検知可能な部分ごとに分割配置した紙エッジセンサと
    してのセンサ要素により前記カット紙のエッジを検知す
    るステップと、 前記紙搬送部によって画像形成部に搬送される前記画像
    形成媒体としてのカット紙に所定の画像を形成するステ
    ップと、 前記画像形成部によって前記画像形成媒体としてのカッ
    ト紙に所定の画像を形成する際に、前記紙エッジセンサ
    からの検知結果に基づいて前記画像形成媒体としてのカ
    ット紙の横ずれに対応した像形成の補正を与えるステッ
    プと、 を具備する画像形成装置の制御方法。
  10. 【請求項10】 前記像形成の補正を与えるステップ
    は、前記紙エッジセンサからの検知結果に基づいて紙の
    有無を検知する際に、前記紙エッジセンサによって実際
    に紙の有無を検知させる前に、紙の有無を検知の閾値を
    補正しておくことを特徴とする請求項9に記載の画像形
    成装置の制御方法。
  11. 【請求項11】 前記像形成の補正を与えるステップ
    は、前記紙エッジセンサからの検知結果に基づいて紙の
    有無を検知する際に、前記紙の色を予め指定しておき、
    紙の有無を検知の閾値をその指定された色に見合って再
    設定することを特徴とする請求項10に記載の画像形成
    装置の制御方法。
  12. 【請求項12】 前記像形成の補正を与えるステップ
    は、前記紙エッジセンサからの検知結果に基づいて紙の
    横ずれ量を補正する際に、前記紙エッジセンサの検知結
    果について、検知されたずれ量が所定値より大きいか否
    かを判定し、前記検知されたずれ量が所定値より大きい
    場合に、前記紙の横ずれ量の補正に制限を与えることを
    特徴とする請求項9に記載の画像形成装置の制御方法。
  13. 【請求項13】 所定サイズを有する画像形成媒体とし
    てのカット紙を紙搬送部の搬送路に沿って搬送するステ
    ップと、 前記紙搬送部の前記搬送路における画像形成媒体として
    のカット紙の搬送方向と直交する方向に沿って前記所定
    サイズを有する画像形成媒体としてのカット紙のエッジ
    を検知可能な部分ごとに移動可能とした紙エッジセンサ
    としてのセンサ要素により前記カット紙のエッジを検知
    するステップと、 前記紙搬送部によって画像形成部に搬送される前記画像
    形成媒体としてのカット紙に所定の画像を形成するステ
    ップと、 前記画像形成部によって前記画像形成媒体としてのカッ
    ト紙に所定の画像を形成する際に、前記紙エッジセンサ
    からの検知結果に基づいて前記画像形成媒体としてのカ
    ット紙の横ずれに対応した像形成の補正を与えるステッ
    プと、 を具備する画像形成装置の制御方法。
  14. 【請求項14】 前記像形成の補正を与えるステップ
    は、前記紙エッジセンサからの検知結果に基づいて紙の
    有無を検知する際に、前記紙エッジセンサによって実際
    に紙の有無を検知させる前に、紙の有無を検知の閾値を
    補正しておくことを特徴とする請求項13に記載の画像
    形成装置の制御方法。
  15. 【請求項15】 前記像形成の補正を与えるステップ
    は、前記紙エッジセンサからの検知結果に基づいて紙の
    有無を検知する際に、前記紙の色を予め指定しておき、
    紙の有無を検知の閾値をその指定された色に見合って再
    設定することを特徴とする請求項14に記載の画像形成
    装置の制御方法。
  16. 【請求項16】 前記像形成の補正を与えるステップ
    は、前記紙エッジセンサからの検知結果に基づいて紙の
    横ずれ量を補正する際に、前記紙エッジセンサの検知結
    果について、検知されたずれ量が所定値より大きいか否
    かを判定し、前記検知されたずれ量が所定値より大きい
    場合に、前記紙の横ずれ量の補正に制限を与えることを
    特徴とする請求項13に記載の画像形成装置の制御方
    法。
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