JP3760605B2 - 樹脂製中空製品の製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は1次成形で成形された2つの分割体を2次成形で一体に接合することにより、樹脂製中空製品を製造する製造方法に関するもので、具体的には、内燃機関の吸気マニホルドパイプのような中空管状体を含む中空製品の製造方法として好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、吸気マニホルドパイプのような中空管状体を含む中空製品を樹脂成形により製造する製造方法として、中空管状体の軸方向に沿った面で分割した2つの分割体を1次成形した後に、この2つの分割体の接合部を突き合わせ、この突き合わせ部の空室部に樹脂材料を注入して2次成形することにより、2つの分割体を一体に接合する方法が特開平5−286054号公報、特開平7−205299号公報等に記載されている。
【0003】
また、これらの公報においては、2つの分割体の接合部に中空管状体の径方向の外方へ拡がるフランジ部を形成して、このフランジ部同志を突き合わせて2次成形を行うことにより、2つの分割体を接合することが記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、2次成形時に、2つの分割体は、中空管状体を構成するように突き合わせられるので、中空管状体の外周側は成形型により支持されるが、中空管状体の内周側は空間部となり、成形型で支持することができない。従って、2次成形時の樹脂成形圧が2つの分割体に加わった際、2つの分割体の接合部において空室部を形成する内周側の突出部が樹脂成形圧の影響で空間部側へ変形しやすい(倒れやすい)という問題が生じる。この内周側突出部の変形は2次成形樹脂の外部への洩れ等の不具合を引き起こし、接合性を悪化する。
【0005】
特開平5−286054号公報では、2つの分割体の接合部に噛み合わせ部を形成して、上記突出部の空間部側への変形(倒れ込み)を防止することが提案されているが、本発明者らがこの種の製造方法を実際に試作検討してみたところ、上記のごとき接合部における噛み合わせ部の形成のみだけでは、上記突出部の空間部側への変形(倒れ込み)を十分防止することができないことが分かった。
【0006】
本発明は上記点に鑑みて、2つの分割体を1次成形した後に2次成形で一体に接合する樹脂製中空製品の製造方法において、2次成形樹脂注入用の空室部を形成する内周側突出部が樹脂成形圧の影響で空間部側へ変形することをより確実に防止できるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明者らは2次成形の工程条件について、試行錯誤的に種々変更して試作検討したところ、2つの分割体の2次成形時温度を異ならせることにより、空室部形成用の突出部の空間部側への変形を確実に防止できることを見出した。
【0008】
すなわち、請求項1〜2記載の発明では、1次成形時に、2つの分割体(240、241)のうち、一方の分割体(240)に、空室部(243)の内周側に位置する内周側突出部(249)を成形するとともに、他方の分割体(241)には、内周側突出部(249)よりさらに内周側に位置して、内周側突出部(249)を支持する支持突出部(245)を成形し、
2次成形時に、内周側突出部(249)を有する一方の分割体(240)よりも、支持突出部(245)を有する他方の分割体(241)の温度を低くすることを特徴としている。
【0009】
これによると、他方の分割体(241)においては、温度上昇による支持突出部(245)の剛性低下を押さえて、内周側突出部(249)の変形抑制効果を確保できる。これと同時に、一方の分割体(240)においては、他方の分割体(241)よりも高めの温度設定により接合部が2次成形樹脂(244)によって溶けやすくなるとともに、他方の分割体(241)は一方の分割体(240)から吸熱して接合部表面の熱を補うことができるので、2次成形樹脂(244)と接合しやすくなる。
【0010】
よって、上記した温度設定により、内周側突出部(249)の変形抑制効果と両分割体(240、241)の接合性の確保とを良好に両立できる。
また、上記した温度設定は、具体的には、請求項3に記載のように、2次成形時に、一方の分割体(240)に接する成形型(246)の温度よりも他方の分割体(241)に接する成形型(247)の温度を低くすることにより達成できる。
【0011】
また、請求項4記載の発明では、複数の中空管状体(24)を連結した構成を有し、中空管状体(24)を前記2つの分割体(240、241)の接合より構成する樹脂製中空製品の製造方法において、
一方の分割体(240)に複数の中空管状体(24)を連結する連結部(251)を成形し、
前記他方の分割体(241)のみに、その外周面より外周側に突出するフランジ部(242)を成形し、このフランジ部(242)により前記空室部(243)の外周側を形成することを特徴としている。
【0012】
これによると、連結部(251)のない他方の分割体(241)のみにフランジ部(242)を形成して、両分割体(240、241)の接合を行うから、図4に例示するように、連結部(251)のある分割体(240)側にアンダーカット形状部が発生しない。そのため、アンダーカット形状部の成形のための型の複雑化、あるいはアンダーカット形状部を埋めるための樹脂材料の厚肉化といった不具合が発生せず、成形型の簡素化、中空管状体の軽量化を達成できる。
【0013】
また、請求項5記載の発明では、一方の分割体(240)に、空室部(243)の外周側に位置する外周側突出部(250)を成形することを特徴としている。
これによると、一方の分割体(240)において、2次成形樹脂(244)の成形圧力が外周側突出部(250)と内周側突出部(249)とで逆方向に作用して、相殺できるので、2次成形樹脂(244)の成形圧力による、一方の分割体(241)の接合部の変形をより一層良好に抑制できる。
【0014】
また、請求項6記載の発明では、1次成形の工程を成形型(246、247)内にて行った後に、この成形型(246、247)のスライドにより、2次成形の工程を同一の成形型(246、247)内にて行うことを特徴としている。
これによれば、同一の成形型内における1次成形と2次成形により両分割体(240、241)の成形および接合を行うことができ、樹脂製中空製品を効率よく高い生産性で成形できる。
【0015】
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1〜図4は本発明方法を適用して製造される車両走行用内燃機関の吸気装置を示しており、最初に、この吸気装置の概要を説明すると、内燃機関10(図3)は本例では3気筒タイプであり、その気筒列方向は図3の紙面垂直方向(図1、2の左右方向)である。10aはこの内燃機関10のシリンダヘッドで、10bは吸気ポートである。
【0017】
この内燃機関10の直ぐ側方に隣接して、本発明による吸気装置11が配設されている。この吸気装置11は、後述する種々な吸気系部品をコンパクトに集積化した1ユニットの組立体から構成されている。
この吸気装置11のうち、内燃機関10寄りの部位の上方側にエアクリーナケース12が配置され、このエアクリーナケース12の上面には開口部(図示せず)が設けられ、この開口部を閉塞するキャップ部材13がエアクリーナケース12に対して脱着可能に装着されている。キャップ部材13にはエアクリーナケース12内に突出する略矩形状のエアクリーナ14(図1)が保持されている。なお、エアクリーナケース12およびキャップ部13はいずれも樹脂製であり、ナイロンのようなある程度の弾性を有し、強度的にも優れた樹脂材料の成形品である。以下説明する他の樹脂製の構成部品も、エアクリーナケース12およびキャップ部材13と同様の樹脂にて成形される。
【0018】
エアクリーナケース12の一側面(内燃機関10側の側面)には水平方向に突出する空気入口15が一体成形されており、この空気入口15は車両エンジンルーム内の空気(外気)をケース12内に導入するためのものである。そして、空気入口15からの導入空気がケース12内のエアクリーナ14を通過することにより、空気中の塵埃等が除去されて、空気が清浄化される。
【0019】
ケース12内において、エアクリーナ14の空気下流側に形成されるクリーンサイドの空間は、図2、3に示す機関気筒列方向の一端側の下方寄りに位置する連通室18に連通している。この連通室18には、樹脂製の出口ダクト19の一端部(下端部)が気密に嵌合接続されている。
この出口ダクト19はU状に湾曲した形状からなり、出口ダクト19の他端部(上端部)は樹脂製のスロットルボディ20の上流端に嵌合接合されている。このスロットルボディ20の内部にはスロットルバルブ(図示せず)がシャフト22を中心として回動可能に配置されている。このスロットルバルブは、周知のごとく車両のアクセル機構により操作されて内燃機関10に吸入される吸気量を調整するものである。スロットルボディ20の下流側には吸気脈動を緩和するように、スロットルボディ20の下流側空間の容積を拡大する樹脂製サージタンク23が配置されている。
【0020】
このサージタンク23は、図3に示すように内燃機関10と反対側の部位において上方側に位置しており、かつ、サージタンク23は図1に示すように内燃機関10の気筒列方向(図1の左右方向)に延び、図1の幅Wの全長にわたって形成されている。そして、サージタンク23内の空間に対して、樹脂製吸気マニホルドパイプ24の入口部(上端部)が開口している。ここで、本例の内燃機関10は3気筒タイプとなっているので、吸気マニホルドパイプ24が3本となっている。
【0021】
この吸気マニホルドパイプ24は、サージタンク23の配置部位からエアクリーナケース12の下側に沿って内燃機関10の吸気ポート10b側へ湾曲状に延びるものである。この吸気マニホルドパイプ24の出口部(下端部)には取付フランジ部(取付部)25が樹脂にて一体成形されている。この取付フランジ部25は、内燃機関10の取付面10c(図3)に沿った平板形状になっており、複数、本例では6個の取付穴26を有している。この取付穴26に挿通されるねじ手段(図示せず)にて取付フランジ部25は内燃機関10の取付面10cに締結される。これにより、吸気装置11全体を内燃機関10に固定するようになっている。
【0022】
一方、各吸気マニホルドパイプ24の出口側(換言すると、内燃機関10の吸気ポート10bの上流側)の部位に、それぞれ燃料(ガソリン)を噴射する燃料噴射弁27(図2)がフランジ部25に配置されている。すなわち、フランジ部25には、3本の吸気マニホルドパイプ24毎に対応して燃料噴射弁27の装着穴28が開けられており、この装着穴28に燃料噴射弁27が挿入され、脱着可能に固定されている。
【0023】
この燃料噴射弁27は、エアクリーナケース12内のエアクリーナ14上流側のダスト側空間内に配置されている。なお、燃料噴射弁27は周知のごとく燃料噴射制御装置により開弁時間が自動制御される電磁式の燃料噴射手段である。
次に、上記構成において吸気装置の作用の概要を説明する。内燃機関10が運転されると、エアクリーナケース12の空気入口15から外気が吸入され、この吸気はケース12内に流入した後、エアクリーナ14を通過して、空気中の塵埃等が除去されて、吸気が清浄化される。次に、この清浄化された吸気は、連通室18、出口ダクト19を経て、スロットルボディ20に至り、ここで、流量調整される。次いで、吸気はサージタンク23を通過して脈動が吸収され、しかる後、吸気は3本の吸気マニホルドパイプ24に分配される。
【0024】
一方、燃料は、図示しない燃料供給ポンプにて圧送され、各燃料噴射弁27に分配される。そして、各燃料噴射弁27を電子制御により適時開弁することにより、燃料が各吸気マニホルドパイプ24の出口側の部位に噴射される。従って、燃料と空気が混合気となって、内燃機関10の吸気ポート10bから各気筒内に吸入される。
【0025】
ところで、内燃機関10の側方に隣接して配置される吸気装置11において、エアクリーナケース12、連通室18、出口ダクト19、スロットルボディ20、サージタンク23、吸気マニホルドパイプ24、フランジ部25等はすべて樹脂成形されたもので、これらの各部は一体成形、あるいは溶着等の接合手段により一体に連結されており、そして、これらの吸気系部品は1ユニットの組立体として組立られている。
【0026】
本発明は、このように1ユニットの組立体として組立られる吸気装置11において、吸気マニホルドパイプ24部分を含む樹脂製中空製品の製造方法に特徴を有しており、以下、このことについて具体的に説明する。図4に示すように、中空管状体を構成する吸気マニホルドパイプ24部分は、その軸方向に沿った面で分割した2つの分割体240と241から構成されている。
【0027】
ここで、上側の分割体240と下側の分割体241との接合部の形状は図5(a)に示す通りであり、下側の分割体241のみに、中空管状体の外周側に突出するフランジ部242を形成している。このフランジ部242は、下側の分割体241の端部から上側の分割体240側へ延びて、上側の分割体240の端部を覆うように形成されている。
【0028】
一方、上側の分割体240の端部(接合部)のうち、内周側には下側の分割体241に向かって突出する内周側突出部249を形成し、この内周側突出部249の外側とフランジ部242の内側との間の空間により、空室部243を形成している。そして、この空室部243内に樹脂244を注入して成形することにより、両分割体240、241の接合を行うようになっている。ここで、下側の分割体241の内周部には、上側分割体240の内周側突出部249の内周側を支持する支持突出部245を形成してある。
【0029】
なお、上側の分割体240、下側の分割体241、および空室部243内に注入される樹脂244の具体的材質は、前述のナイロン系の樹脂で、より具体的には、6ナイロン35%ガラス繊維入りである。
次に、上記2つの分割体240、241からなる中空管状体を構成する吸気マニホルドパイプ24部分の製造方法を説明すると、上記の両分割体240、241を一体に接合する方法としては、この両分割体240、241をそれぞれ別の成形型にて独立に射出成形した後に、別工程としての溶着工程(超音波溶着、振動溶着、熱板溶着等)を設定して、両分割体240、241を接合することが考えられるが、本実施形態では、このような別工程としての溶着工程を採用せずに、次に述べる中空品射出成形法(DIE SLIDE INJECTION 法)を採用している。
【0030】
この中空品射出成形法による吸気マニホルドパイプ24部分の製造方法を図6〜図9により説明すると、図6は、成形型246、247の間に形成される型空間に成形装置の図示しない射出ゲート部から溶融樹脂材料を射出して、上記の両分割体240、241をそれぞれ射出成形する1次成形の工程を示している。なお、両分割体240、241の接合部形状は、図5(a)の形状である。
【0031】
次に、図7は、上記1次成形後に型開きした状態を示している。次に、図8は2つの成形型246、247のうち、一方の分割体240を保持している成形型246を矢印X方向にスライドさせて、一方の分割体240を他方の分割体241に対向する位置まで移動させた状態を示している。
次に、図9は、上記図8の状態から、2つの成形型246、247の型締めを行った状態を示している。この型締めにより2つの分割体240、241の接合部には空室部243が形成されるので、成形装置の図示しない射出ゲート部から空室部243内部へ溶融樹脂を射出(注入)して、2次成形を行う。この2次成形により2つの分割体240、241の接合部の表面部が溶融樹脂の高熱により溶融して、2つの分割体240、241が確実に一体に接合される。
【0032】
従って、2次成形後に、型開きして、成形品を取り出せば、2つの分割体240、241の一体接合構造からなる中空管状体が得られる。これによれば、2つの分割体240、241をそれぞれ成形する1次成形の工程と、両分割体240、241を接合する2次成形の工程とをすべて同一の成形型246、247内において行うことができ、中空管状体の成形工程の生産性を大幅に向上できる。
【0033】
ところで、本実施形態では、上記した2次成形時における2つの分割体240、241の温度を次のごとく設定している。すなわち、内周側突出部249を有する上側の分割体240よりも、支持突出部245を有する下側の分割体241の温度を低くしている。このような温度設定は、上側の分割体240に接する成形型246の温度よりも下側の分割体241に接する成形型247の温度を低くすることにより実現できる。
【0034】
そして、この成形型246、247の温度調整の具体的手段としては、例えば、図9に示すように、成形型246、247内にオイル等の熱源流体の循環通路246a、247aを形成するとともに、成形型246、247の外部に熱源流体の温度調整装置246b、247bを配置し、この温度調整装置246b、247bで所定温度に調整された熱源流体を循環通路246a、247aを通して2つの分割体240、241の近傍に循環することにより、成形型246、247の温度調整を行うことができる。
【0035】
上記した中空品射出成形法において、2次成形時には、図9に示すように、2つの分割体240、241の外周側は成形型246、247により支持されるが、内周側は空間部248となるので、成形型246、247により支持することができない。そのため、2次成形時の樹脂成形圧(射出圧)が空室部243に加わると、上側の分割体240において内周側の突出部249が2次成形時の樹脂成形圧の影響で空間部248側(図5(a)の矢印Y側)へ変形(倒れ)しようとする。
【0036】
しかし、下側の分割体241の内周部には、上側の分割体240の内周側突出部249の内周側を支持する支持突出部245を形成しているため、2次成形時に内周側突出部249が空間部248側(内周側)へ変形しようとするのを支持突出部245により抑制できる。
すなわち、下側の分割体241では、フランジ部242に成形型(金型)側への樹脂成形圧が加わるため、このフランジ部242への樹脂成形圧と、支持突出部245への樹脂成形圧の方向が逆方向となり、フランジ部242への樹脂成形圧と、突出部245への樹脂成形圧を相殺できる。その結果、下側の分割体241の支持突出部245によって内周側突出部249を支持して内周側突出部249の空間部248側への変形を抑制できる。
【0037】
しかし、下側の分割体241を構成する樹脂材料の剛性は、温度が高くなるに従って低下するので、2次成形時に支持突出部245部分の剛性低下により内周側突出部249の支持作用が不十分となる場合がある。そこで、内周側突出部249を有する上側の分割体240よりも、支持突出部245を有する下側の分割体241の温度を低く設定することにより、2次成形時の成形圧による支持突出部245の変形を効果的に抑えて、上記の内周側突出部249の変形をより確実に抑制できるようにしている。
【0038】
ここで、上側の分割体240と下側の分割体241の2次成形時における温度設定の考え方を述べると、2次成形時の成形圧(射出圧)による1次成形品(両分割体240、241)の変形量は1次成形品温度が低くなる程少ないが、その反面、2次成形樹脂244による1次成形品の接合は、1次成形品温度の高い程1次成形品の接合部が2次成形樹脂244によって溶けやすく、接合性が良好となる。従って、2次成形時における1次成形品温度は、変形の抑制効果と、接合性の両面で相反する関係にある。
【0039】
そこで、本実施形態においては、上記点を考慮して、内周側突出部249を有する上側の分割体240よりも、支持突出部245を有する下側の分割体241の温度を低く設定しているのである。
これによれば、下側の分割体241においては、温度上昇による支持突出部245の剛性低下を押さえて、内周側突出部249の変形抑制効果を確保できる。これと同時に、上側の分割体240においては、高めの温度設定により接合部が2次成形樹脂244によって溶けやすくなるとともに、下側の分割体241は上側の分割体240から吸熱して接合部表面の熱を補うことができるので、2次成形樹脂244と接合しやすくなる。
【0040】
よって、本実施形態の温度設定により、内周側突出部249の変形抑制効果と分割体240、241の接合性の確保とを良好に両立できる。
次に、上記した2つの分割体240、241と吸気装置11全体との関連を説明すると、図1、3、4に示すように、上側の分割体240には、吸気マニホルドパイプ24部分の上半分だけでなく、取付フランジ部25、エアクリーナケース12の底部側部分、連通室18のエンジン側部分(図3の左側部分)、サージタンク23のエンジン側部分(図3の左側部分)、およびスロットルボディ20が一体に成形される。
【0041】
また、下側の分割体241には、吸気マニホルドパイプ24部分の下半分の他に、連通室18の反エンジン側部分(図3の右側部分)およびサージタンク23の反エンジン側部分(図3の右側部分)が一体に成形される。
そして、上側の分割体240には、図4に示すように複数の吸気マニホルドパイプ24相互の間を連結する連結部251が一体に成形されており、この連結部251はエアクリーナケース12の底部を構成するものであって、ケース12内への流入空気中の水を排出する水抜き穴252が開けられている。
【0042】
(第2実施形態)
図5(b)は第2実施形態による接合部の形状を示し、第1実施形態に対して空室部243の形状を変更しているものであり、2次成形時の成形圧力が上側の分割体240の内周側と外周側とで相殺されるような形状に、空室部243を形成している。すなわち、上側の分割体240には、空室部243の内周側と外周側に位置する内周側突出部249と外周側突出部250を形成して、この両突出部249、250の間に凹部を形成して、空室部243を形成してる。
【0043】
なお、第2実施形態では、空室部243の必要容積を確保するために、下側の分割体241にも凹部を形成して、空室部243が上側の分割体240から下側の分割体241の両方にわたって十字状の形状をなすように形成されている。
第2実施形態の接合部形状によると、上側の分割体240において、2次成形時の樹脂成形圧が内周側の突出部249と外周側の突出部250の両方に対して逆方向に加わって、相殺し合うので、内周側の突出部249の空間部248側(内周側)への変形をより一層良好に抑制できる。また、下側の分割体241においても、2次成形時の樹脂成形圧が内周側の支持突出部245と外周側のフランジ部242で相殺し合うようになっている。
【0044】
(第3実施形態)
図10、図11は第3実施形態による接合部の形状を示し、第1、第2実施形態に対して、外周側のフランジ部242を下側の分割体241だけでなく、上側の分割体240にも、外周側のフランジ部242′を設けたものである。上側の分割体240の内周側突出部249を下側の分割体241の支持突出部245で支持する点は第1、第2実施形態と同じであるので、2次成形時における1次成形品の温度設定を前述のごとく行うことにより、第1、第2実施形態と同様の作用効果を発揮できる。
【0045】
なお、第3実施形態の接合部形状であると、図10に示すごとく、上側の分割体240の連結部251とフランジ部242′との間にアンダーカット形状部253が発生して、樹脂成形型の複雑化を招くことになるが、前述の第1、第2実施形態では、連結部251を有する上側の分割体240にはフランジ部242′を形成せず、連結部251を有しない下側の分割体241のみにフランジ部242を形成しているから、図4に示すごとく上側の分割体240にアンダーカット形状部253が発生しない。
【0046】
その結果、第3実施形態に比較して、第1、第2実施形態では、アンダーカット形状部253の成形のための型の複雑化、あるいはアンダーカット形状部253を埋めるための樹脂材料の厚肉化といった手法を必要とせず、成形型の簡素化、中空管状体の軽量化を達成できる利点がある。
(他の実施形態)
なお、上記の実施形態では、本発明を車両走行用内燃機関の吸気装置に適用した場合について説明したが、本発明は種々な用途における樹脂製中空製品一般に広く適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を適用する、内燃機関の吸気装置の平面図である。
【図2】図1の吸気装置の正面図である。
【図3】図2のZ矢視図である。
【図4】図3のA−A断面図である。
【図5】(a)は図4のB部拡大断面図で、本発明方法の第1実施形態による接合部形状を示す。(b)は本発明の第2実施形態による接合部形状を示すB部拡大断面図である。
【図6】本発明方法における1次成形の状態を示す成形型の断面図である。
【図7】本発明方法における1次成形後の型開き状態を示す断面図である。
【図8】本発明方法における型開き後の型スライド状態を示す断面図である。
【図9】本発明方法における2次成形のための型締め状態を示す断面図である。
【図10】本発明方法の第3実施形態による接合部形状を示す断面図であり、図3のA−A断面図に相当する。
【図11】図10のC部拡大断面図である。
【符号の説明】
10…内燃機関、11…吸気装置、12…エアクリーナケース、
24…吸気マニホルドパイプ(中空管状体)、240…一方の(第1)分割体、
241…他方の(第2)分割体、242…フランジ部、243…空室部、
245、249、250…突出部、246、247…成形型。

Claims (6)

  1. 2つの分割体(240、241)を1次成形した後に、この2つの分割体(240、241)の接合部を突き合わせるとともに、この突き合わせ部に空室部(243)を形成し、この空室部(243)に樹脂(244)を注入して2次成形することにより、前記2つの分割体(240、241)を一体に接合する樹脂製中空製品の製造方法において、
    前記1次成形時に、前記2つの分割体(240、241)のうち、一方の分割体(240)に、前記空室部(243)の内周側に位置する内周側突出部(249)を成形するとともに、他方の分割体(241)には、前記内周側突出部(249)よりさらに内周側に位置して、前記内周側突出部(249)を支持する支持突出部(245)を成形し、
    前記2次成形時に、前記一方の分割体(240)よりも前記他方の分割体(241)の温度を低くすることを特徴とする樹脂製中空製品の製造方法。
  2. 樹脂製中空製品の2つの分割体(240、241)の接合部を突き合わせて、この突き合わせ部に空室部(243)を形成し、この空室部(243)に樹脂(244)を注入して成形することにより、前記2つの分割体(240、241)を一体に接合する樹脂製中空製品の製造方法において、
    前記2つの分割体(240、241)を1次成形するに際して、前記2つの分割体(240、241)のうち、一方の分割体(240)に、前記空室部(243)の内周側に位置する内周側突出部(249)を成形するとともに、他方の分割体(241)には、前記内周側突出部(249)よりさらに内周側に位置する支持突出部(245)を成形する1次成形の工程と、
    前記2つの分割体(240、241)の接合部を突き合わせて、この突き合わせ部に前記空室部(243)を形成するとともに、前記内周側突出部(249)の内周側に前記支持突出部(245)を位置させて、前記内周側突出部(249)の内周側を前記支持突出部(245)により支持した状態にて、前記空室部(243)に樹脂(244)を注入して2次成形することにより、前記2つの分割体(240、241)を一体に接合する2次成形の工程とを備え、
    前記2次成形時に、前記一方の分割体(240)よりも前記他方の分割体(241)の温度を低くすることを特徴とする樹脂製中空製品の製造方法。
  3. 前記2次成形時に、前記一方の分割体(240)に接する成形型(246)の温度よりも前記他方の分割体(241)に接する成形型(247)の温度を低くすることを特徴とする請求項1または2に記載の樹脂製中空製品の製造方法。
  4. 複数の中空管状体(24)を連結した構成を有し、前記中空管状体(24)を前記2つの分割体(240、241)の接合により構成する樹脂製中空製品の製造方法であって、
    前記一方の分割体(240)に前記複数の中空管状体(24)を連結する連結部(251)を成形し、
    前記他方の分割体(241)のみに、その外周面より外周側に突出するフランジ部(242)を成形し、このフランジ部(242)により前記空室部(243)の外周側を形成することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の樹脂製中空製品の製造方法。
  5. 前記一方の分割体(240)に、前記空室部(243)の外周側に位置する外周側突出部(250)を成形することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の樹脂製中空製品の製造方法。
  6. 前記1次成形の工程を成形型(246、247)内にて行った後に、この成形型(246、247)のスライドにより、前記2次成形の工程を同一の成形型(246、247)内にて行うことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の樹脂製中空製品の製造方法。
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